7: 2010/05/26(水) 04:25:06.30 ID:gxcIZd9M0
唯「うい~」
憂「なあに?お姉ちゃん」
唯「なんでもな~い」
憂「もう、お姉ちゃんったら」///
唯「えへへ~」
お姉ちゃんが私にべったりになってしまったのには訳がある
お父さんとお母さんが仕事で家を空けることが多いうちの家庭では、必然的に一緒にいる時間が長くなり、その為にお父さんやお母さんへ甘えられない分私に対してべったりなのだろう
憂「お姉ちゃん、勉強しなくていいの?和ちゃんと一緒の高校行くんでしょ?」
唯「ハッ、そうであった!ありがとう妹よ、お姉ちゃんは勉強してきます!」
そんなお姉ちゃんも来月は高校受験
学校が離れ離れになっちゃうけど、きっと帰宅部を選択して、一緒にいられる時間が減るなんてことにはならないといいなと思ってます
憂「なあに?お姉ちゃん」
唯「なんでもな~い」
憂「もう、お姉ちゃんったら」///
唯「えへへ~」
お姉ちゃんが私にべったりになってしまったのには訳がある
お父さんとお母さんが仕事で家を空けることが多いうちの家庭では、必然的に一緒にいる時間が長くなり、その為にお父さんやお母さんへ甘えられない分私に対してべったりなのだろう
憂「お姉ちゃん、勉強しなくていいの?和ちゃんと一緒の高校行くんでしょ?」
唯「ハッ、そうであった!ありがとう妹よ、お姉ちゃんは勉強してきます!」
そんなお姉ちゃんも来月は高校受験
学校が離れ離れになっちゃうけど、きっと帰宅部を選択して、一緒にいられる時間が減るなんてことにはならないといいなと思ってます
14: 2010/05/26(水) 12:29:01.88 ID:gxcIZd9M0
和「やったわね、唯」
唯「あ゛り゛がどぉー和ぢゃーん」
和「ちょっと唯、鼻水が出てるからくっつかないで」
ブーッ、フキフキ
唯「えへへ、ごめんね和ちゃん」
お姉ちゃんはなんとか和さんと同じ高校に合格した
それは周りからしてみればすごいことなのかもしれないけど、私はお姉ちゃんが和さんと一緒の高校に入る為努力してきたことを知っているから当然なのだ
憂「お姉ちゃんおめでとう。お父さんとお母さんも待ってるよ。行こ」
唯「うんっ」
二人は光の中へと消えていった
唯「あ゛り゛がどぉー和ぢゃーん」
和「ちょっと唯、鼻水が出てるからくっつかないで」
ブーッ、フキフキ
唯「えへへ、ごめんね和ちゃん」
お姉ちゃんはなんとか和さんと同じ高校に合格した
それは周りからしてみればすごいことなのかもしれないけど、私はお姉ちゃんが和さんと一緒の高校に入る為努力してきたことを知っているから当然なのだ
憂「お姉ちゃんおめでとう。お父さんとお母さんも待ってるよ。行こ」
唯「うんっ」
二人は光の中へと消えていった
20: 2010/05/26(水) 17:44:25.47 ID:gxcIZd9M0
そして高校生活が始まった
唯「ただいまー」
憂「おかえりなさーい」
唯「今日和ちゃんに、部活もしないでダラダラしてるとニートになっちゃうって言われてさー」
憂「ア、アハハ…」
それは流石にオーバーだと思うけど、お姉ちゃんがどこにも行かないで私と一緒に居てくれるのは少し素敵だなと思いました
唯「だからなんか部活始めてみようと思うんだけど、憂、私が部活で遅くなったりしても寂しくない?」
なんと、お姉ちゃんは一人で家にいる私のことを考えていてくれたのです
なん嬉しくて涙がにじんできました
憂「お、お姉ちゃんがそんな立派なこと言うなんて私…」
唯「な、泣かないでよ。憂はオーバーなんだから」
結局なんだかんだあってお姉ちゃんは軽音部ってとこに入部しました
唯「ただいまー」
憂「おかえりなさーい」
唯「今日和ちゃんに、部活もしないでダラダラしてるとニートになっちゃうって言われてさー」
憂「ア、アハハ…」
それは流石にオーバーだと思うけど、お姉ちゃんがどこにも行かないで私と一緒に居てくれるのは少し素敵だなと思いました
唯「だからなんか部活始めてみようと思うんだけど、憂、私が部活で遅くなったりしても寂しくない?」
なんと、お姉ちゃんは一人で家にいる私のことを考えていてくれたのです
なん嬉しくて涙がにじんできました
憂「お、お姉ちゃんがそんな立派なこと言うなんて私…」
唯「な、泣かないでよ。憂はオーバーなんだから」
結局なんだかんだあってお姉ちゃんは軽音部ってとこに入部しました
22: 2010/05/26(水) 18:54:00.18 ID:gxcIZd9M0
唯「じゃーん!」
憂「わぁー、どうしたのそのギター高かったんじゃないの?」
唯「軽音部のみんなの協力もあってなんとか買えました」
憂「いいなー。もう何か弾けるの?」
唯「まだ買ったばかりだから弾けないよ~。これから一生懸命がんばって弾けるようになるんだ!」フンス
ギターを手に意気込むお姉ちゃんはなんだか可愛かったです
憂「わぁー、どうしたのそのギター高かったんじゃないの?」
唯「軽音部のみんなの協力もあってなんとか買えました」
憂「いいなー。もう何か弾けるの?」
唯「まだ買ったばかりだから弾けないよ~。これから一生懸命がんばって弾けるようになるんだ!」フンス
ギターを手に意気込むお姉ちゃんはなんだか可愛かったです
24: 2010/05/26(水) 19:29:24.54 ID:oSC3poxk0
ほう……
41: 2010/05/27(木) 03:53:05.33 ID:1e/awcF+0
唯「う~い~」
憂「なあにお姉ちゃん?」
唯「私、譜面も読めないし、押さえる指とかもまだ曖昧だからまた一緒に練習お願いしてもいいかな?」
お姉ちゃんは照れながら私の部屋に来た
そう、お姉ちゃんはまだ譜面を読むことができない
その為しばらく前から私と一緒にギターの練習をしているのだ
憂「うん、いいよ。じゃあお姉ちゃんの部屋行こっか」
唯「うん!」
満面の笑顔でうなずくお姉ちゃん
ギターが楽しくて仕方ないんだろうな
そんなお姉ちゃんを見ると、なんだか私まで嬉しくなります
憂「ここはこう押さえて…」
唯「…んーと、こうかな?」ジャーン
憂「そうそう、そんな感じそんな感じ」
結局この日も夜更かしです
憂「なあにお姉ちゃん?」
唯「私、譜面も読めないし、押さえる指とかもまだ曖昧だからまた一緒に練習お願いしてもいいかな?」
お姉ちゃんは照れながら私の部屋に来た
そう、お姉ちゃんはまだ譜面を読むことができない
その為しばらく前から私と一緒にギターの練習をしているのだ
憂「うん、いいよ。じゃあお姉ちゃんの部屋行こっか」
唯「うん!」
満面の笑顔でうなずくお姉ちゃん
ギターが楽しくて仕方ないんだろうな
そんなお姉ちゃんを見ると、なんだか私まで嬉しくなります
憂「ここはこう押さえて…」
唯「…んーと、こうかな?」ジャーン
憂「そうそう、そんな感じそんな感じ」
結局この日も夜更かしです
42: 2010/05/27(木) 04:02:53.91 ID:1e/awcF+0
澪「よし、今日の練習はここまでだ」
律「疲れたー」
唯「早く帰ろー」
澪「なあ唯。今度の日曜空いてるか?」
唯「はえ?」
澪「そろそろ新しい弦張りなおした方がいいんじゃないかと思ってさ。良かったら一緒に楽器店どうかなと思って」
唯「あ、ごめんねー澪ちゃん。その日は憂とお買い物なんだー」
澪「そっか、じゃあまた今度だな」
唯「うん、ありがとね、澪ちゃん」
律「疲れたー」
唯「早く帰ろー」
澪「なあ唯。今度の日曜空いてるか?」
唯「はえ?」
澪「そろそろ新しい弦張りなおした方がいいんじゃないかと思ってさ。良かったら一緒に楽器店どうかなと思って」
唯「あ、ごめんねー澪ちゃん。その日は憂とお買い物なんだー」
澪「そっか、じゃあまた今度だな」
唯「うん、ありがとね、澪ちゃん」
43: 2010/05/27(木) 04:18:01.40 ID:1e/awcF+0
今日はお姉ちゃんとお買い物です
普段細々とした物は学校帰りに買っているけれど、やっぱりそれでは不足してしまうのでこうして二人でたくさん買いにくるのです
唯「ういー、買い物カゴは私が持つよ!私お姉ちゃんだし」フンス
憂「はーい。じゃあ私がカゴに入れるね」
唯「うん!」
お姉ちゃんはいつも私を気遣って買い物カゴを持ってくれる
そんな優しいお姉ちゃんには本当に感謝しているのだけれども…
唯「らんらら~♪」グイングイン
憂「あ、お姉ちゃん!そんなカゴ揺らしたら…」グシャ
カゴの中のお豆腐が潰れてしまいました
たまにお姉ちゃんは店内に流れる曲に合わせてカゴを揺らしてしまいます
そんな楽しそうなお姉ちゃんを見ているとなかなか注意できなくて…
唯「ごめんねー憂ー…。このお豆腐どうしよう…」
憂「大丈夫だよお姉ちゃん、麻婆豆腐にすれば平気だから!」
唯「おおー、流石憂だよー。我が自慢の妹よ。」ナデナデ
憂「お姉ちゃんったら…」///
お姉ちゃんはいつも私をまだ子供みたいに思ってるみたいです
でも、私はそんな関係を今でも心地よく感じています
普段細々とした物は学校帰りに買っているけれど、やっぱりそれでは不足してしまうのでこうして二人でたくさん買いにくるのです
唯「ういー、買い物カゴは私が持つよ!私お姉ちゃんだし」フンス
憂「はーい。じゃあ私がカゴに入れるね」
唯「うん!」
お姉ちゃんはいつも私を気遣って買い物カゴを持ってくれる
そんな優しいお姉ちゃんには本当に感謝しているのだけれども…
唯「らんらら~♪」グイングイン
憂「あ、お姉ちゃん!そんなカゴ揺らしたら…」グシャ
カゴの中のお豆腐が潰れてしまいました
たまにお姉ちゃんは店内に流れる曲に合わせてカゴを揺らしてしまいます
そんな楽しそうなお姉ちゃんを見ているとなかなか注意できなくて…
唯「ごめんねー憂ー…。このお豆腐どうしよう…」
憂「大丈夫だよお姉ちゃん、麻婆豆腐にすれば平気だから!」
唯「おおー、流石憂だよー。我が自慢の妹よ。」ナデナデ
憂「お姉ちゃんったら…」///
お姉ちゃんはいつも私をまだ子供みたいに思ってるみたいです
でも、私はそんな関係を今でも心地よく感じています
44: 2010/05/27(木) 04:49:44.52 ID:1e/awcF+0
憂「お姉ちゃ~ん」
唯「どうしたの、ういー?」
憂「デパートで新しい夏物の服買ってきたから着てみてー」
唯「ありがとうういー」ギューッ
そして着替えてきたお姉ちゃん
シャツの真ん中にはグリーンと文字が印刷されている
憂「うん、とっても似合ってるよお姉ちゃん!」
唯「そ、そうかな~。ありがとね、うい」///
私はこういう微妙なセンスの服がお姉ちゃんに一番似合うと思うんです
お姉ちゃんの天真爛漫さを引き立てるというのもありますが、あんまりお洒落だと悪い虫が寄ってきそうなのでその予防もかねています
唯「どうしたの、ういー?」
憂「デパートで新しい夏物の服買ってきたから着てみてー」
唯「ありがとうういー」ギューッ
そして着替えてきたお姉ちゃん
シャツの真ん中にはグリーンと文字が印刷されている
憂「うん、とっても似合ってるよお姉ちゃん!」
唯「そ、そうかな~。ありがとね、うい」///
私はこういう微妙なセンスの服がお姉ちゃんに一番似合うと思うんです
お姉ちゃんの天真爛漫さを引き立てるというのもありますが、あんまりお洒落だと悪い虫が寄ってきそうなのでその予防もかねています
54: 2010/05/27(木) 16:47:24.03 ID:1e/awcF+0
唯「うーいー・・・」
憂「どうしたのおねえちゃん?」
唯「わたし、20才まで生きられないかもしれない!」
憂「ええーっ!どうしよう、びょ、病院!?おねえちゃん具合悪いの!?」
唯「違うのーういー。実はね・・・」
かくかくしかじか
憂「なーんだ、紫鏡の話かー」
唯「どうしよううい、ういもこの話を聞いちゃったから・・・」
憂「大丈夫だよおねえちゃん!水色の鏡って言えばその呪いは解けるんだよ!」
唯「・・・。そうなの、うい?」
憂「うん。だから安心しておねえちゃん」
小学生の頃のお姉ちゃんは人の話をなんでも信じてしまうので困りました
でも、そこがお姉ちゃんのいいところなんですけどね
憂「どうしたのおねえちゃん?」
唯「わたし、20才まで生きられないかもしれない!」
憂「ええーっ!どうしよう、びょ、病院!?おねえちゃん具合悪いの!?」
唯「違うのーういー。実はね・・・」
かくかくしかじか
憂「なーんだ、紫鏡の話かー」
唯「どうしよううい、ういもこの話を聞いちゃったから・・・」
憂「大丈夫だよおねえちゃん!水色の鏡って言えばその呪いは解けるんだよ!」
唯「・・・。そうなの、うい?」
憂「うん。だから安心しておねえちゃん」
小学生の頃のお姉ちゃんは人の話をなんでも信じてしまうので困りました
でも、そこがお姉ちゃんのいいところなんですけどね
55: 2010/05/27(木) 17:05:14.00 ID:1e/awcF+0
憂「ウフフ、それにしてもお姉ちゃんがご飯作ってくれるなんて珍しいね」
唯「憂は突き指してるんだからそこで見ててよ。いい?手伝ったりなんかしたらダメなんだからね!」
そう、私は体育のバレーボールの授業中、海外の講師さんの本気のスパイクをブロックして突き指してしまったのだ
一つ星のハンターが本職って言ってたけど猟師さんだったのかな?
なんて考え事をしていると案の定お姉ちゃんが…
唯「うーん…。ぺろり、これは青酸カリ!」
などと言ってお砂糖を舐めたりしています
もう、お姉ちゃんったら
憂「お姉ちゃん?」
唯「はわわわ、あ、遊んでなんかないよ憂!そう、味見してたんだよ味見!もうすぐできるから待っててねー」
いくつになっても可愛いなあもう
でも、明日は私がご飯を作ろうと思うのでした
唯「憂は突き指してるんだからそこで見ててよ。いい?手伝ったりなんかしたらダメなんだからね!」
そう、私は体育のバレーボールの授業中、海外の講師さんの本気のスパイクをブロックして突き指してしまったのだ
一つ星のハンターが本職って言ってたけど猟師さんだったのかな?
なんて考え事をしていると案の定お姉ちゃんが…
唯「うーん…。ぺろり、これは青酸カリ!」
などと言ってお砂糖を舐めたりしています
もう、お姉ちゃんったら
憂「お姉ちゃん?」
唯「はわわわ、あ、遊んでなんかないよ憂!そう、味見してたんだよ味見!もうすぐできるから待っててねー」
いくつになっても可愛いなあもう
でも、明日は私がご飯を作ろうと思うのでした
58: 2010/05/27(木) 18:43:55.84 ID:1e/awcF+0
唯「ういー、ちょっとー」
憂「はいはい、ちょっと待ってお姉ちゃん」
唯「九時からの映画始まっちゃうよ。早く座って座って!」
憂「うん!」
お姉ちゃんは一人で怖い映画を見れないから私を隣に座らせて観るのだ
私はそんなお姉ちゃんに付き合うのは嫌ではない
唯「・・・・・・・・・ごくり」ジーッ
憂「・・・・・・・・・・・・」チラッ
唯「・・・・・・・・・ッ!?」ビクッ
映画の内容にビクビク怯えながら隣にいるお姉ちゃんが見れるからです
お姉ちゃんが怖くないように途中から手を握っていましたが、なんだか私まで手に汗握っちゃいました
憂「はいはい、ちょっと待ってお姉ちゃん」
唯「九時からの映画始まっちゃうよ。早く座って座って!」
憂「うん!」
お姉ちゃんは一人で怖い映画を見れないから私を隣に座らせて観るのだ
私はそんなお姉ちゃんに付き合うのは嫌ではない
唯「・・・・・・・・・ごくり」ジーッ
憂「・・・・・・・・・・・・」チラッ
唯「・・・・・・・・・ッ!?」ビクッ
映画の内容にビクビク怯えながら隣にいるお姉ちゃんが見れるからです
お姉ちゃんが怖くないように途中から手を握っていましたが、なんだか私まで手に汗握っちゃいました
60: 2010/05/27(木) 19:07:10.05 ID:1e/awcF+0
お姉ちゃんがギターを始めてしばらく経ちました
家で話す話題は部活の事やギターの事が多くなりました
唯「でねー、ムギちゃんったら…」
中学の頃は家でゴロゴロしていたお姉ちゃんだけど、今ではすっかり毎日活き活きとしていて…
そんなお姉ちゃんのことが、私は…
唯「うーいー!話聞いてるのー?」
憂「へ!?う、うん。勿論だよお姉ちゃん」
唯「じゃあ私が何言ってたか言ってみて」
憂「えーっと、白装束集団手術中!白装束集団手術中!白装束集団手術中!」
唯「え、しろしょ・・・?」
憂「はい、お姉ちゃん言ってみて!」
唯「しろしょうじょぐんだんしゅじゅch・・・ングッ!」
憂「お姉ちゃん大丈夫!?」
唯「ういー、舌噛んらー・・・」ウルウル
憂「ご、ごめんねお姉ちゃん」
ぼんやりしてたのをごまかすためとはいえ、少し強引すぎました
お姉ちゃんが舌を噛んだ時、私は少しいけないことを考えてしまいました
でもきっとそれは怪我の治療としては正しいことだと思います
だってほら、指を切ったらなめてあげたりとかっていうのは普通ですし
唯「いらいよういー・・・」
憂「ガマン!」
唯「あい・・・」
家で話す話題は部活の事やギターの事が多くなりました
唯「でねー、ムギちゃんったら…」
中学の頃は家でゴロゴロしていたお姉ちゃんだけど、今ではすっかり毎日活き活きとしていて…
そんなお姉ちゃんのことが、私は…
唯「うーいー!話聞いてるのー?」
憂「へ!?う、うん。勿論だよお姉ちゃん」
唯「じゃあ私が何言ってたか言ってみて」
憂「えーっと、白装束集団手術中!白装束集団手術中!白装束集団手術中!」
唯「え、しろしょ・・・?」
憂「はい、お姉ちゃん言ってみて!」
唯「しろしょうじょぐんだんしゅじゅch・・・ングッ!」
憂「お姉ちゃん大丈夫!?」
唯「ういー、舌噛んらー・・・」ウルウル
憂「ご、ごめんねお姉ちゃん」
ぼんやりしてたのをごまかすためとはいえ、少し強引すぎました
お姉ちゃんが舌を噛んだ時、私は少しいけないことを考えてしまいました
でもきっとそれは怪我の治療としては正しいことだと思います
だってほら、指を切ったらなめてあげたりとかっていうのは普通ですし
唯「いらいよういー・・・」
憂「ガマン!」
唯「あい・・・」
61: 2010/05/27(木) 19:27:06.20 ID:1e/awcF+0
澪「あー、なんだかゆいちいたんが食べたいなー」
唯「ええっ!」///
澪「こうなったらゆいでいいや。あむあむ」ペロペロ
唯「いやん、澪ちゃんったら だ・い・た・ん」///
律「どれどれ、私も混ぜろよ」ムシャムシャ
紬「あらあらまあまあ」ペロペロ
唯「えーん。ういー、痛いよー」グスングスン
唯「ういー。ういー・・・・」
ガバッ
憂(・・・・・・・・・・・あんまり覚えてないけど、なんだか嫌な夢を見た気がする)
唯「ええっ!」///
澪「こうなったらゆいでいいや。あむあむ」ペロペロ
唯「いやん、澪ちゃんったら だ・い・た・ん」///
律「どれどれ、私も混ぜろよ」ムシャムシャ
紬「あらあらまあまあ」ペロペロ
唯「えーん。ういー、痛いよー」グスングスン
唯「ういー。ういー・・・・」
ガバッ
憂(・・・・・・・・・・・あんまり覚えてないけど、なんだか嫌な夢を見た気がする)
74: 2010/05/28(金) 01:07:29.16 ID:GTCstDoX0
唯「から~あげ~お~いし~く作る~には~♪」
憂「モミモミ~♪」
唯「うい~、まだできないの~?」
憂「肉になじませないといけないからもう少しまってね」
唯「そういえばミカンもモミモミすると美味しくなるって聞いたよ。なんでかな憂?」
憂「え、えーっと確か酸っぱい成分が減るとかじゃなかったかな?」
唯「ふーん、そうなんだー・・・」
ギュッ
憂「ちょ、お姉ちゃん・・・」///
唯「モミモミで思ったんだけど、憂の胸って私より大きいよね・・・」モミモミ
憂「お、お姉ちゃんがこんなことすからじゃないかな」///
唯「しまったー!灯台下暗しとはこのことなのかー!」
そう言うとお姉ちゃんはまた椅子に座ると、まるで何事も無かったかの用に膨らんで何かふてくされています
唯(私のがお姉ちゃんなのに、憂ったらずるいよ)ブツブツ
ココ最近で一番ドキドキしたことです
憂「モミモミ~♪」
唯「うい~、まだできないの~?」
憂「肉になじませないといけないからもう少しまってね」
唯「そういえばミカンもモミモミすると美味しくなるって聞いたよ。なんでかな憂?」
憂「え、えーっと確か酸っぱい成分が減るとかじゃなかったかな?」
唯「ふーん、そうなんだー・・・」
ギュッ
憂「ちょ、お姉ちゃん・・・」///
唯「モミモミで思ったんだけど、憂の胸って私より大きいよね・・・」モミモミ
憂「お、お姉ちゃんがこんなことすからじゃないかな」///
唯「しまったー!灯台下暗しとはこのことなのかー!」
そう言うとお姉ちゃんはまた椅子に座ると、まるで何事も無かったかの用に膨らんで何かふてくされています
唯(私のがお姉ちゃんなのに、憂ったらずるいよ)ブツブツ
ココ最近で一番ドキドキしたことです
75: 2010/05/28(金) 01:21:01.38 ID:GTCstDoX0
律「よっしゃー!とれたぞ唯!」
唯「やったー、ありがとねりっちゃん」
律「なーにいいってことよ。でも唯、そのぬいぐるみそんなに欲しかったのか?」
唯「うん!子供の頃から集めてるんだー。ゲームセンターのは取れなくて困ってたから助かったよりっちゃん」
律「なになに。では今日はこれでさらばだ唯隊員」
唯「ハッ、ありがとうでありますりっちゃん隊員」
ガチャリ そろ~り そろ~り…
憂「お・ね・え・ちゃ・ん?」
唯「見つかった!?憂、これは・・・えーと・・・そのー・・・」モジモジ
憂「ぬいぐるみはこれ以上増やさないでって約束したよね」
唯「えーと、あ、あのねっ、これは・・・。そう、憂へのプレゼントだったの!はい!」
憂「え・・・。これ、私に・・・」
唯「いつもありがとね、憂」
憂「おねえちゃん・・・」ウルウル
大事に飾ってあるぬいぐるみ…
これは私の宝物です
唯(憂のぬいぐるみいいなあ…)
唯「やったー、ありがとねりっちゃん」
律「なーにいいってことよ。でも唯、そのぬいぐるみそんなに欲しかったのか?」
唯「うん!子供の頃から集めてるんだー。ゲームセンターのは取れなくて困ってたから助かったよりっちゃん」
律「なになに。では今日はこれでさらばだ唯隊員」
唯「ハッ、ありがとうでありますりっちゃん隊員」
ガチャリ そろ~り そろ~り…
憂「お・ね・え・ちゃ・ん?」
唯「見つかった!?憂、これは・・・えーと・・・そのー・・・」モジモジ
憂「ぬいぐるみはこれ以上増やさないでって約束したよね」
唯「えーと、あ、あのねっ、これは・・・。そう、憂へのプレゼントだったの!はい!」
憂「え・・・。これ、私に・・・」
唯「いつもありがとね、憂」
憂「おねえちゃん・・・」ウルウル
大事に飾ってあるぬいぐるみ…
これは私の宝物です
唯(憂のぬいぐるみいいなあ…)
77: 2010/05/28(金) 01:59:33.29 ID:GTCstDoX0
唯「あ、和ちゃん!」
和「あら唯じゃない」
唯「今日は一緒に帰ろ」
和「そうね」
唯「最近は部活でなかなか二人っきりで帰るなんてできなかったからねー」
和「ええ。昔はよくこうして二人でならんで歩いたっけ」
唯「・・・・・・」ギュ
和「唯・・・?」
唯「和ちゃんが寂しくないように手をつないで帰ろー」
和「ちょっと、恥ずかしいわよ」///
唯「・・・。子供の頃からずっと一緒だったよね」
和「そうね」
唯「部活で忙しくなっても和ちゃんは一番の友達だから」
和「唯・・・・・」
唯「だから今日の宿題写させて~」テレテレ
和(不覚にもジーンときた私が情けない…)
唯「ダメ?」チラッ
和「クス、いいわよ」
唯「わーい、和ちゃんだいすきー」
和(部活を始めた唯が遠くに行った様に感じた事もあったけど、私自身の問題だったようね。ありがとね、唯)
和「あら唯じゃない」
唯「今日は一緒に帰ろ」
和「そうね」
唯「最近は部活でなかなか二人っきりで帰るなんてできなかったからねー」
和「ええ。昔はよくこうして二人でならんで歩いたっけ」
唯「・・・・・・」ギュ
和「唯・・・?」
唯「和ちゃんが寂しくないように手をつないで帰ろー」
和「ちょっと、恥ずかしいわよ」///
唯「・・・。子供の頃からずっと一緒だったよね」
和「そうね」
唯「部活で忙しくなっても和ちゃんは一番の友達だから」
和「唯・・・・・」
唯「だから今日の宿題写させて~」テレテレ
和(不覚にもジーンときた私が情けない…)
唯「ダメ?」チラッ
和「クス、いいわよ」
唯「わーい、和ちゃんだいすきー」
和(部活を始めた唯が遠くに行った様に感じた事もあったけど、私自身の問題だったようね。ありがとね、唯)
84: 2010/05/28(金) 10:17:24.64 ID:GTCstDoX0
澪「おい律、皿まで舐める奴があるか」
律「だってムギのケーキ美味いんだもん」ペロペロ
紬「あらあら」
律「そういう澪だって本当は舐めたいんじゃないのかー?」
唯「ムギちゃん、このケーキ…」
唯は自分のケーキをまだ一口しか手を付けていないようだった
紬「あら、さすが唯ちゃん。気付いちゃったみたいね」
唯「やっぱり…」
律「え…。やっぱりって何だよ…」
唯の顔は青ざめている
律は澪の方を向くが、澪は視線を外した
律「な、何だよ…。何だってんだよ!」
唯「りっちゃん、落ち着いて聞いてね。このケーキ…」
律「……………ゴクリ」
唯「りっちゃんの嫌いなピーマンが入ってる」
律「クソッ、ほうれん草じゃなかったのかよ!?」
紬いわく好き嫌いをなくす為にわざわざ作らせたらしい
紬「美味しかったみたいで何よりだわ♪」
律「だってムギのケーキ美味いんだもん」ペロペロ
紬「あらあら」
律「そういう澪だって本当は舐めたいんじゃないのかー?」
唯「ムギちゃん、このケーキ…」
唯は自分のケーキをまだ一口しか手を付けていないようだった
紬「あら、さすが唯ちゃん。気付いちゃったみたいね」
唯「やっぱり…」
律「え…。やっぱりって何だよ…」
唯の顔は青ざめている
律は澪の方を向くが、澪は視線を外した
律「な、何だよ…。何だってんだよ!」
唯「りっちゃん、落ち着いて聞いてね。このケーキ…」
律「……………ゴクリ」
唯「りっちゃんの嫌いなピーマンが入ってる」
律「クソッ、ほうれん草じゃなかったのかよ!?」
紬いわく好き嫌いをなくす為にわざわざ作らせたらしい
紬「美味しかったみたいで何よりだわ♪」
91: 2010/05/28(金) 17:33:48.55 ID:GTCstDoX0
唯「ういー、ここ?」
憂「違うよお姉ちゃん。はい、こっち向いて~」
唯「この角度か・・・」
憂「はい、お姉ちゃんあ~ん」
唯「あ~ん」
唯「ムグ、おんあうおうえうおいおういあようい~・・・(こんな黒くて太いの無理だようい~)」
憂「フフ、何行ってるのか聞こえないよお姉ちゃん。それにお姉ちゃんが食べたいって言ったんでしょ♪」グイグイ
唯「ムグムグ・・・・」
憂(なんてこともあるかもしれないし、今日は恵方巻き買って行こうかな、うん!)
結局私たちは普通に恵方巻きを食べました
憂「違うよお姉ちゃん。はい、こっち向いて~」
唯「この角度か・・・」
憂「はい、お姉ちゃんあ~ん」
唯「あ~ん」
唯「ムグ、おんあうおうえうおいおういあようい~・・・(こんな黒くて太いの無理だようい~)」
憂「フフ、何行ってるのか聞こえないよお姉ちゃん。それにお姉ちゃんが食べたいって言ったんでしょ♪」グイグイ
唯「ムグムグ・・・・」
憂(なんてこともあるかもしれないし、今日は恵方巻き買って行こうかな、うん!)
結局私たちは普通に恵方巻きを食べました
92: 2010/05/28(金) 18:31:05.81 ID:GTCstDoX0
ほのぼの系は苦手で全然投下できず申し訳ない
保守ありがとう
あとは落として欲しいなと
>>1、やってしまってすまない
正直舐めてました、SS
そんな訳で今までありがとうみんなごめん
保守ありがとう
あとは落として欲しいなと
>>1、やってしまってすまない
正直舐めてました、SS
そんな訳で今までありがとうみんなごめん
93: 2010/05/28(金) 18:44:22.01 ID:bPFfd0A30
そうか、乙
引用元: 唯「うい~」
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