1: 2012/10/20(土) 09:21:46.77 ID:Al1UWiS90
凛「第2回、渋谷凛のラジオ、Linkが始まるよ」
凛「ラジオLink」シリーズ2: 2012/10/20(土) 09:27:35.75 ID:4TtRPytP0
凛「前回はたくさんのお便りありがとう」
凛「おかげで第2回もこうして無事に放送できます」
凛「それじゃさっそく。凛の独り言」
3: 2012/10/20(土) 09:29:08.53 ID:4TtRPytP0
凛「今日は、私がアイドルになった馴れ初めでも話そうかな」
凛「アイドルになるきっかけは人それぞれだけど…」
凛「私の場合、ちょっとおかしな経緯だね」
5: 2012/10/20(土) 09:31:46.07 ID:4TtRPytP0
凛「その日、私は町を歩いてた」
凛「学校は午前で終わったから、あてもなくぶらぶらしてたんだ」
凛「朝の占いでさ、運命の出会いがあるよ、なんて」
凛「もちろん信じてなかったけど、気まぐれだよ」
6: 2012/10/20(土) 09:36:25.18 ID:4TtRPytP0
>>4
そうです
凛「人込みの中、色んな人がいて、色んな所に向かってる」
凛「その内、目の前から男の人が歩いてきて」
凛「まっすぐこっちに向かってきたんだ」
そうです
凛「人込みの中、色んな人がいて、色んな所に向かってる」
凛「その内、目の前から男の人が歩いてきて」
凛「まっすぐこっちに向かってきたんだ」
7: 2012/10/20(土) 09:38:22.99 ID:4TtRPytP0
凛「端正な人でね、おろしたてのスーツが眩しかった」
凛「100m先から君の事見てたんだ、って言い出すの」
凛「名刺見ながら笑っちゃったよ」
8: 2012/10/20(土) 09:40:10.49 ID:4TtRPytP0
凛「取りあえず、アイドルになる気があったらここに来て」
凛「そう言って男の人はまた歩いていった」
凛「まさか、本当に運命の出会いになるなんて、思ってもみなかったな」
凛「次の休日に、事務所へ行ったんだ。なってみたかったから。アイドル」
9: 2012/10/20(土) 09:42:02.52 ID:4TtRPytP0
凛「事務員さんが出てきてね、かわいい人なんだよ、うちの事務員さん」
凛「早速面接して、プロデューサーが付くんだけど」
凛「これが、私の人生を変えてくれた人なんだ」
凛「私に声をかけてくれた男の人が、プロデューサーだったんだよ」
10: 2012/10/20(土) 09:44:54.65 ID:4TtRPytP0
凛「仕事一辺倒かと思ったら、すごく気が利く人でね」
凛「公私の違いが大きくって、別人みたい」
凛「さっきまで大物監督と話してたのに、次の瞬間猫と戯れてたりするからね」
凛「とにかく、とっても変な人」
11: 2012/10/20(土) 09:49:11.87 ID:4TtRPytP0
凛「最初はそう思ってたんだけどね」
凛「だんだん、内側が見えてくるんだ」
凛「仕事中とプライベートの姿を見比べてみたりするとさ…」
凛「とっても魅力ある人だったんだ」
12: 2012/10/20(土) 09:51:44.73 ID:4TtRPytP0
凛「…ふふ。食事した時、同じ事をプロデューサーに言われたなあ」
凛「お前は魅力あるアイドルだ。声をかけてよかった」
凛「まだまだこれから、だよ。プロデューサー?」
凛「一杯迷惑かけるけど、よろしくね」
13: 2012/10/20(土) 09:54:14.43 ID:4TtRPytP0
凛「次は凛のアンコールだよ」
凛「2曲目はこれ。TOKIMEKIエスカレート」
凛「もう、曲名からして女の子って感じ」
凛「うちのアイドルの一人、城ヶ崎美嘉の曲だよ」
14: 2012/10/20(土) 09:56:58.31 ID:4TtRPytP0
凛「美嘉は、モデルとしても有名だから、知ってる人は多いよね」
凛「妹さんよりデビューは遅れたけど、可愛いんだ」
凛「小悪魔系っていうのかな。明るくて、大人っぽくて」
凛「でも、実は誰より乙女なんだよね」
15: 2012/10/20(土) 09:58:37.82 ID:4TtRPytP0
凛「この前はね、ファッション雑誌と料理本に囲まれながら唸ってた」
凛「何をしてるのかと思ったら、プロデューサーと買い物に行くんだって」
凛「いつもの私服で良いじゃんって言ったら、いつもと同じじゃ駄目じゃん!」
凛「ってさ。そうだよね、折角のお出掛けはおめかししたいよね」
17: 2012/10/20(土) 10:03:28.32 ID:4TtRPytP0
凛「そんな彼女にピッタリの曲がTOKIMEKIエスカレート」
凛「恋する女の子の、揺れ動くトキメキを、可愛く歌い上げるよ」
凛「それじゃあ、聴いてみようか」
18: 2012/10/20(土) 10:06:58.90 ID:4TtRPytP0
凛「…もう女の子全開だよね。私じゃこんな風にはできないな…」
凛「でも、負けられないよ。同じく、アイドルでありライバルだから」
凛「そんな彼女と、今日はお話しようと思ってるんだ」
凛「今回の御花シンデレラ、ゲストは城ヶ崎美嘉。どうぞ」
19: 2012/10/20(土) 10:12:01.57 ID:4TtRPytP0
美嘉「ちょっとちょっと凛!」
凛「…どうしたの?」
美嘉「あんま可愛い可愛い言うのやめようよ…」
凛「事実だからさ」
美嘉「ちょー恥ずかしいじゃん…」
20: 2012/10/20(土) 10:15:41.54 ID:4TtRPytP0
凛「プロデューサーも可愛いっていつも言ってるよ」
美嘉「え、それ本当!?」
凛「本当。私が聞いた限りでは週2回くらいで」
美嘉「へ、へえ~。まあ、伊達にモデルやってないしさ☆」
凛(急に得意げになる美嘉も可愛い)
22: 2012/10/20(土) 10:18:48.20 ID:4TtRPytP0
美嘉「でもでも、凛だって可愛いじゃん☆」
凛「私が?」
美嘉「ほら、この前なんかさあ…」
凛「…ちょっと待った」
美嘉『に、にょわ~…凛ちゃんだにぃ?』
凛「忘れよう、それは」
24: 2012/10/20(土) 10:26:52.97 ID:4TtRPytP0
美嘉「あの後、もうきらりがテンション最高だったしさ!」
凛「…悪夢だったよ」
美嘉『にょわー! 凛ちゃんもハピハピすぅ! きらりんぱぅわー☆Ξ』
凛「あの時、杏がたまたま出勤してなかったらと思うと…」
美嘉「まあ、のちに杏は犠牲になったんだけどね☆」
凛「今度、飴でもごちそうしとくよ」
25: 2012/10/20(土) 10:29:22.56 ID:4TtRPytP0
美嘉「凛のク―ルな可愛さ…っていうのかな、そーゆーとこ好きだよ☆」
凛「別に、無愛想なだけじゃない?」
美嘉「またまたー。実は内面は乙女チックなんでしょ~?」
凛「わ、私は美嘉じゃないから」
美嘉「そんなこと言ってー。凛はツンデレさんだね☆」
凛「誰がツンデレ…」
26: 2012/10/20(土) 10:33:09.32 ID:4TtRPytP0
美嘉「プロデューサーに甲斐甲斐しいしさ☆」
凛「プロデューサーが事務所でだらしないだけ」
美嘉『ネクタイ曲がってる。ハンカチ持った? いってらっしゃい。営業、気をつけてね』
凛「……」
美嘉「これもう、お嫁さ…」
凛「無いよ」
27: 2012/10/20(土) 10:35:46.02 ID:4TtRPytP0
美嘉「ま、凛がそういうなら、そういうことにしとこうかな☆」
凛「ほんと、無いからね」
美嘉「んじゃ、あたしがもらっても良いよね?」
凛「それは駄目」
美嘉「凛は我がままだなー。妹の莉嘉みたい☆」
凛「子供じゃないから!」
美嘉「あははは!」
31: 2012/10/20(土) 10:50:01.16 ID:4TtRPytP0
凛「…美嘉は小悪魔だよ」
凛「でも、あれですごく女の子らしいから」
凛「…負られないよ」
34: 2012/10/20(土) 10:58:05.48 ID:4TtRPytP0
凛「今回からお便りを紹介するよ」
凛「まずはペンネーム、凛ちゃんラブさんから」
凛「ふふ、恥ずかしいな」
凛「凛ちゃんのPの嫌いな物を教えてください、か」
凛「うーん…嫌いな物、か」
36: 2012/10/20(土) 11:05:12.33 ID:4TtRPytP0
凛「たしか、こんにゃくが嫌いみたい」
凛「なんでだろうね? 別に癖もないんだけど」
凛「感触かな…そりゃ、ぷるぷるしてるけどさ」
凛「不思議な好みもあるよね」
37: 2012/10/20(土) 11:09:58.67 ID:4TtRPytP0
凛「次のお便りはペンネーム、凛ちゃんの守護神さんから」
凛「あはは、私は結構愛されてるのかな?」
凛「えっと…Pは防御力いくらですか?」
凛「いや、知らないよ…」
39: 2012/10/20(土) 11:13:37.13 ID:4TtRPytP0
凛「結構高いんじゃないかなあ…」
凛「…まあ、ガードはかなり固いけどさ」
凛「うーん、とりあえず999ぐらいにしとこう」
凛「ラスボスぐらいに違いないよ」
40: 2012/10/20(土) 11:20:09.17 ID:4TtRPytP0
凛「次はペンネーム、蜂の巣さんから」
凛「Pの弱点はどこですか?」
凛「なんでプロデューサーの質問ばかりなんだろう…」
凛「弱点、弱点か…」
42: 2012/10/20(土) 11:25:08.77 ID:4TtRPytP0
凛「多分、無いと思うよ?」
凛「事務所でいろいろされてるけど、簡単には動じないよ」
凛「皆の脇くすぐりも、バナナの皮も効かなかったし」
凛「事務員のちひろさんによると、お酒も強いらしいね」
凛「ほんと、何が弱点なんだろう…」
44: 2012/10/20(土) 11:29:10.08 ID:4TtRPytP0
凛「…あ。きらりのさ、きらりんぱわー? あれは効いたね」
凛「全力でぶつけた時はしばらく起き上がらなかったんだ」
凛「…これはなんか違うね」
凛「まあ、そのうち誰かが見つけると思うよ」
46: 2012/10/20(土) 11:31:54.97 ID:4TtRPytP0
凛「続いてのお便りはペンネーム、今日は闇夜ですねさんから」
凛「Pの弱点属性はなんですか?」
凛「いやさ、するなとは言わないけど…なんでPの質問ばっかりなの」
凛「しかも弱点属性って…モンスターじゃないんだから」
凛「それでも答えるけど」
51: 2012/10/20(土) 11:38:48.54 ID:4TtRPytP0
凛「料理は好きで、水泳も人並み、暴風警報無視するし、雷は平気」
凛「牛乳にも氷いれて、芝生で寝っ転がるの好きみたい」
凛「うん、ないんじゃない?」
凛「あ、でも川島さんや和久井さんとかに世話を焼いてるし」
凛「ふふ…年上属性なのかな、プロデューサーは」
52: 2012/10/20(土) 11:42:57.08 ID:4TtRPytP0
凛「第2回も無事、お終い」
凛「お便りは××まで。プロデューサー以外の質問受付中だよ」
凛「今日も良い1日を」
凛「それじゃ、また」
55: 2012/10/20(土) 11:47:38.00 ID:4TtRPytP0
支援ありがとうございます
次も見かけたらよろしくお願いします
次も見かけたらよろしくお願いします
56: 2012/10/20(土) 11:50:15.01 ID:fccdivW80
おつ!面白かった
凛ちゃんはあれで無事に終わったと思ってるんですかねぇ……
凛ちゃんはあれで無事に終わったと思ってるんですかねぇ……
引用元: 凛「ラジオLink、続くよ」
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