1: 2013/01/05(土) 21:25:26.38 ID:S6JGNKNz0
 
凛「Linkラジオは第15回。あけましておめでとう」
凛「ラジオLink」シリーズ

5: 2013/01/05(土) 21:29:23.01 ID:S6JGNKNz0
 
凛「みんなの年越しはどうだったかな。有意義に過ごせた?」

凛「私達はちょっとドタバタしてたなあ……」

凛「大人組のパーティとは別に、子供組で遠足に行ったんだよ」

10: 2013/01/05(土) 21:33:37.91 ID:S6JGNKNz0
 
凛「保護者役が必要だったからね。クラリスさんも付いて来てくれて」

凛「うちの事務所は小学生や中学生も多いから、世話が焼けるんだ」

凛「まあ、それが結構……楽しいんだけど」

11: 2013/01/05(土) 21:38:40.49 ID:S6JGNKNz0
 
凛「一面が芝生の広い公園で遊ぶことにして、持って来たボールを渡した瞬間……」

凛「若葉さんがね……いや、あの人は一応保護者役なんだけどさ……」

凛「すごく、すごく楽しそうに遊ぶんだ……」

凛「いや子供っぽいとかじゃなくて、本当、楽しそうに遊ぶんだよ」

凛「舞ちゃんやみりあちゃんと並んでると……違和感無い、かな」

凛「……魅力。ほら、魅力だよ」

13: 2013/01/05(土) 21:43:20.34 ID:S6JGNKNz0
 
凛「それにしてもやっぱり、子供っていうのは元気が良いよね」

凛「千枝ちゃんとか、桃華ちゃんがライブの時みたいに活き活きしてたんだ」

凛「でも、光ちゃんと麗奈ちゃんは、もうちょっと落ち着きあっても良いんじゃないかな」

凛「芝生広場が狭いぐらいにはしゃいで……可愛いんだから」

15: 2013/01/05(土) 21:47:54.89 ID:S6JGNKNz0
 
凛「それと小梅ちゃんは、ケチャップをあんなところに撒いちゃ駄目だよ」

凛「さすがにあんな見晴らしが良いと、どんな事件も起きないからね」

凛「まあ、都ちゃんはえらくノリが良かったけど……」

凛「真っ赤なシートは私達が片付けたんだから。後始末って大変だよ?」

17: 2013/01/05(土) 21:54:07.78 ID:S6JGNKNz0
 
凛「以前から思ってたけど、響子ちゃんってお弁当作るのが得意なんだよ」

凛「重箱あけたら、色とりどりのおかずが並んでるの。見た目がもう、美味しそうでね」

凛「舌鼓を打って……みんな午前で遊びすぎちゃったんだろうな。午後はお昼寝の時間」

凛「クラリスさんの子守唄が心地よくてさ……私とプロデューサーもつい、うとうとと……」

凛「ああやって子供達と居ると、なんだか、お母さんみたいな気分になるんだ」

凛「これが母性っていうのかな……」

21: 2013/01/05(土) 22:00:22.16 ID:S6JGNKNz0
 
凛「……って、私もまだ子供だったね」

凛「ふふ。あの子達と居るとつい、そんな気分になっちゃうんだ」

凛「事務所には、頼れるお父さんが居るからね」

凛「皆も私も、安心して遊べるよ」

凛「……ね?」

22: 2013/01/05(土) 22:06:47.93 ID:S6JGNKNz0
 
凛「今日のアンコールは、きゅんっ! ヴァンパイアガール」

凛「狙った獲物は絶対に逃がさない、小悪魔……というよりは吸血鬼な曲かな?」

凛「誘惑と蠱惑が、気になるあの人のハートを必ず射止める……」

凛「……聞いてみて」

23: 2013/01/05(土) 22:13:05.94 ID:S6JGNKNz0
 
凛「素敵な曲だよね。大人のような魅惑と子供のような我侭を振りまいてる」

凛「妖しい魅力に思わず誰もが虜かも。特にあのパート──」

凛「パッと舞って、ガッとやって、チュッと吸って……」

仁奈「はーーんっ、でごぜーます!」

凛「わぁっ!?」

26: 2013/01/05(土) 22:18:45.43 ID:S6JGNKNz0
 
凛「び、びっくりした。仁奈ちゃんか……」

仁奈「仁奈ちゃんか……ではねーでごぜーます!」

凛「あはは……ごめんね」

仁奈「とっくにキグルミは着替え終わってるでごぜーますよ!」

凛「待たせちゃったかな?」

仁奈「もちろん、待たせまくりでやがりますよ」

凛「ふふ。じゃあ、始めよっか」

仁奈「そうこなきゃです!」

29: 2013/01/05(土) 22:25:51.02 ID:S6JGNKNz0
 
凛「今日の御花シンデレラ、ゲストは市原仁奈ちゃん」

仁奈「よろしくしやがれーでごぜーます!」

凛「そのキグルミ可愛いな。何の動物?」

仁奈「さすが、凛おねーさんは目の付け所が違いやがりますね! へっぽこのPとは比べ物にならないでごぜーます!」

凛「プロデューサーはへっぽこなの……?」

仁奈「これはですね、カピバラというのですよ」

凛「カピバラね。もふもふしてて可愛いなぁ……」

33: 2013/01/05(土) 22:33:25.34 ID:S6JGNKNz0
 
仁奈「まー、Pはキグルミ選びのセンスだけはありやがりますから」

凛「ねえ、膝の上に乗ってもらっていいかな?」

仁奈「膝ですか? まったく、凛おねーさんも仕方ないでいやがります」

凛「ふわ……もっふもふだ……」

仁奈「ふっふっふ……仁奈のキグルミパワーには、誰にも勝てねーですよ」

凛「これは確かに……勝てないなあ……もふもふ」

35: 2013/01/05(土) 22:39:34.38 ID:S6JGNKNz0
 
仁奈「凛おねーさんにもばっちり、キグルミを用意してあるですよ?」

凛「え……あ、あるの?」

仁奈「当たり前でやがります、仁奈とお揃いのカピバラですよ!」

凛「……よ、用意がいいね」

仁奈「Pが当然必要になると言ってやがりました」

凛「…………つまり見たいと?」

38: 2013/01/05(土) 22:45:30.43 ID:S6JGNKNz0
 
凛「……割と着やすいんだね、キグルミって」

仁奈「そーじゃなかったら、仁奈はゆでだこでになっちゃいます」

凛「それもそうだね。うん、サイズぴったりだ」

仁奈「似合ってるですよ! 仁奈とお揃いのキグルミです!」

凛「嬉しいようなそうでないような……」

仁奈「ほら、Pも喜んでるでごぜーますよ!」

凛「それなら……いいけどさ」

40: 2013/01/05(土) 22:55:31.03 ID:S6JGNKNz0
 
仁奈「凛おねーさんも、もふもふでごぜーます……」

凛「仁奈ちゃんも、もふもふだよ……」

仁奈「こうしてると……凛おねーさんはお姉さんみたいです」

凛「仁奈ちゃんは、私にとって……ううん。皆にとっても妹みたいな存在だからね」

仁奈「えへ……美優おねーさんも同じこと言ってくれたですよ」

凛「そういえば。仁奈ちゃんは、美優さんの膝枕の常連さんだったっけ」

仁奈「そのとーりでごぜーます。仁奈のお気に入りですよ」

42: 2013/01/05(土) 23:06:26.18 ID:S6JGNKNz0
 
凛「美優さんの膝枕か……よさそうだね」

仁奈「仁奈ヒツジもびっくりの寝心地でごぜーますよ」

凛「あの母性あふれる雰囲気……いいな」

仁奈「仁奈にとって美優おねーさんは、お母さんみたいな存在なのです……」

凛「ふふ……」

仁奈「それで、Pが、仁奈のお父さんみたいな存在になるですよ」

凛「…………」

49: 2013/01/05(土) 23:13:41.43 ID:S6JGNKNz0
 
凛「……ぷにっ」

仁奈「ぴゃっ!?」

凛「あ、手が滑っちゃった」

仁奈「ど、どう手が滑ったら、ほっぺたつまめるでごぜーますか!?」

凛「ごめんね、つい」

仁奈「つい、ってなんでやがりますか、ついって……」

51: 2013/01/05(土) 23:20:06.58 ID:S6JGNKNz0
 
凛「まあまあ。それでさ、お母さんみたいな人っていうのはこう、膝枕するだけじゃないよね」

仁奈「うーん、それもそうなのです」

凛「やっぱお母さん見たいな存在っていうのは、一緒にキグルミ着たり、時にはお姉さんのような優しい人の事
だよ」

仁奈「凛おねーさんは優しくねーでごぜーます……」

凛「……イヌのキグルミ」

仁奈「……っ!?」

55: 2013/01/05(土) 23:27:37.80 ID:S6JGNKNz0
 
凛「ネコもつけるよ」

仁奈「そ……その手には乗らねーでごぜーますよ!」

凛「ならハムスターでどうかな」

仁奈「……あ、甘いでごぜーます。カピバラはハムスターの親戚なのです」

凛「そこでヒヨコも加えちゃう」

仁奈「ま、まだまだですよ……」

59: 2013/01/05(土) 23:36:29.59 ID:S6JGNKNz0
 
凛「じゃあキリンは好き?」

仁奈「……凛おねーさんはお母さんみたいな人なのです! あと仁奈はゾウも欲しいのです!」

凛「分かったよ。良い子だね、仁奈ちゃんは」

仁奈「ここまでされたら仕方ねーのです。凛おねーさんに敵わねーでごぜーますよ……」

64: 2013/01/05(土) 23:42:18.39 ID:S6JGNKNz0
 
凛「仁奈ちゃんはあんな口調だけど、素直な子だよ」

凛「それに……実はとっても寂しがり屋さんだし」

凛「なんだかんだ、皆に甘えたいお年頃っていうのかな?」

凛「……たまには私も、誰かに甘えたいんだけどさ」

66: 2013/01/05(土) 23:50:58.54 ID:S6JGNKNz0
 
凛「それじゃ、お便りコーナーに入ろっか。ペンネーム、あらあら~さんから」

凛「凛ちゃんって、意外と攻めるタイプなのかしら? 私の運命の人もそうだといいのだけれど~」

凛「あらあら~さんは、運命の人にまだ見つけられて居ないんだね」

凛「私も同感だよ。早く見つけて欲しいよね」

70: 2013/01/05(土) 23:56:04.44 ID:S6JGNKNz0
 
凛「次はペンネーム、ぎゃおおおおんさんから」

凛「凛ちゃんのカッコいい所とか、可愛い所、見習いたいなって思ってます!」

凛「そ、そうかな……ふふ、ありがとう」

凛「まだまだ格好良く、可愛くなりたいと思ってる。限界まで、ね?」

72: 2013/01/06(日) 00:02:50.99 ID:nXDSGiB80
 
凛「最後はペンネーム、運命の赤い糸さんから」

凛「お膝ってすごく魅力的だと思うんです。でも与えるだけだとつまらないでしょう?」

凛「うん。一理あるね。膝枕をお父さんがしてもいいよね」

凛「……ふふ、そうだね。そうだよね」

78: 2013/01/06(日) 00:13:25.54 ID:nXDSGiB80
 
凛「……ん、裏面にも何か書いてある」

凛「でもお膝は一人用ですよねぇ」

凛「…………」

凛「プロデューサー、このあと事務所まで送ってもらう約束だったよね……」

凛「まゆから迎えの電話? え……ちょ、ちょっと!」

86: 2013/01/06(日) 00:20:48.17 ID:nXDSGiB80
 
凛「……あ、時間だね。今日はここまで!」

凛「次回もよろしく……あ、プロデューサーちょっと待った!」

凛「そ、それじゃ、またね!」

87: 2013/01/06(日) 00:24:25.29 ID:nXDSGiB80
 
おしまい

支援ありがとう

おやすみ

88: 2013/01/06(日) 00:24:44.38 ID:U9nJXDlj0
おっちし☆
今日は比較的平和だったね

引用元: 凛「Linkラジオ、がおーっと続くよ」