1: 2011/09/20(火) 19:53:04.25 ID:MsnNd++J0
あかり「………」スタスタスタ
モブA「クラスのさァー○○ってマジウザくねェェーーーッ?」
モブB「マジでェー?ギャハハハ!!」
あかり(……)
スッ
モブA「…あれェー?」
モブB「どォしたのォォーーーーッ?」
モブA「今さァー誰か通らなかったァァ?」
モブB「マジでェェェーーーーッ!!?怖ええェェェェ~~~~~!!!」
モブA「クラスのさァー○○ってマジウザくねェェーーーッ?」
モブB「マジでェー?ギャハハハ!!」
あかり(……)
スッ
モブA「…あれェー?」
モブB「どォしたのォォーーーーッ?」
モブA「今さァー誰か通らなかったァァ?」
モブB「マジでェェェーーーーッ!!?怖ええェェェェ~~~~~!!!」
8: 2011/09/20(火) 20:00:03.19 ID:MsnNd++J0
ちなつ「あかりちゃん!ごらく部行こう!」
あかり「…ん?そうか……もうそんな時間か………」
ちなつ「……あかりちゃんってさァー、もう少し目立とうとか思わないの?」
あかり「目立つ……?」
あかり「…ん?そうか……もうそんな時間か………」
ちなつ「……あかりちゃんってさァー、もう少し目立とうとか思わないの?」
あかり「目立つ……?」
10: 2011/09/20(火) 20:02:18.11 ID:MsnNd++J0
ちなつ「そうだよー、せっかく中学生になったんだからさァァーーッ!」
あかり「いや……いいよ、あかりは……このままでいいじゃあないか……」
ちなつ「ええェー?だってさぁーあかりちゃん最初の自己紹介の時も全然目立ってなかったじゃない!」
――――――――
あかり「赤座あかりです……」ガタッ
クラス(え…それだけ?)
あかり「いや……いいよ、あかりは……このままでいいじゃあないか……」
ちなつ「ええェー?だってさぁーあかりちゃん最初の自己紹介の時も全然目立ってなかったじゃない!」
――――――――
あかり「赤座あかりです……」ガタッ
クラス(え…それだけ?)
16: 2011/09/20(火) 20:04:46.83 ID:MsnNd++J0
ちなつ「もっとさァァ、『青春』って感じィ?エンジョイ?してェーーーとか思わないわけェ?」
あかり「あかりはいいよ……ほら、さっさと行こう、京子ちゃんや結衣ちゃんが待ってるよ………」
ちなつ「もォォーー!まったくあかりちゃんは空気なんだからぁー」
あかり「ははは」スッ
あかり「あかりはいいよ……ほら、さっさと行こう、京子ちゃんや結衣ちゃんが待ってるよ………」
ちなつ「もォォーー!まったくあかりちゃんは空気なんだからぁー」
あかり「ははは」スッ
18: 2011/09/20(火) 20:07:57.44 ID:MsnNd++J0
櫻子「あかりちゃーん」
あかり「……」
ちなつ「あ、櫻子ちゃん」
櫻子「あかりちゃん、ちょっといい?」
ちなつ「あかりちゃん、呼ばれてるよ」
あかり「え?……ああ、何だい?」
櫻子「ちょっと来てほしいんだ、来てくれる?」
ちなつ「えーあかりちゃんだけェ?」
櫻子「ごめんね?」
ちなつ「ブー」
あかり「……」
ちなつ「あ、櫻子ちゃん」
櫻子「あかりちゃん、ちょっといい?」
ちなつ「あかりちゃん、呼ばれてるよ」
あかり「え?……ああ、何だい?」
櫻子「ちょっと来てほしいんだ、来てくれる?」
ちなつ「えーあかりちゃんだけェ?」
櫻子「ごめんね?」
ちなつ「ブー」
24: 2011/09/20(火) 20:10:54.98 ID:MsnNd++J0
あかり「仕方ないな…付き合うよ、ちなつちゃん……先に行っててくれないかな?」
ちなつ「もォォー仕方がないなァ~、先に行ってて結衣先輩とにゃんにゃんしちゃおっかなァァァン!!」
あかり「ははは……」
櫻子「じゃああかりちゃん、とりあえず人気のないところへ……」
ちなつ「もォォー仕方がないなァ~、先に行ってて結衣先輩とにゃんにゃんしちゃおっかなァァァン!!」
あかり「ははは……」
櫻子「じゃああかりちゃん、とりあえず人気のないところへ……」
28: 2011/09/20(火) 20:14:28.72 ID:MsnNd++J0
――――――――――――――
あかり「で……いったい何の用かな……櫻子ちゃん?」
櫻子「あのね……ほら、もうすぐ向日葵の誕生日じゃない?だからさ……」
櫻子「プ、プレゼントのひとつでもしてやろうかなとか……思っちゃってさ……」
あかり「なるほど」
あかり「で……いったい何の用かな……櫻子ちゃん?」
櫻子「あのね……ほら、もうすぐ向日葵の誕生日じゃない?だからさ……」
櫻子「プ、プレゼントのひとつでもしてやろうかなとか……思っちゃってさ……」
あかり「なるほど」
29: 2011/09/20(火) 20:18:16.81 ID:MsnNd++J0
あかり「それで……あかりにどんなプレゼントがいいか意見を聞きたいと言うわけだね?」
櫻子「あかりちゃんは察しがいいね……そういうことなんだよ」
あかり「どんなプレゼントがいいか、ね……」
櫻子「どんなのがいいかなぁー」
あかり「プレゼントと言うのなら……自分を象徴するようなものを渡せばいいんじゃあないかな?」
櫻子「あかりちゃんは察しがいいね……そういうことなんだよ」
あかり「どんなプレゼントがいいか、ね……」
櫻子「どんなのがいいかなぁー」
あかり「プレゼントと言うのなら……自分を象徴するようなものを渡せばいいんじゃあないかな?」
32: 2011/09/20(火) 20:21:25.79 ID:MsnNd++J0
櫻子「自分を象徴するもの……?」
あかり「そう……例えばさ」
あかり「自分の『手首』とかさ」ニコリ
あかり「そう……例えばさ」
あかり「自分の『手首』とかさ」ニコリ
36: 2011/09/20(火) 20:24:13.63 ID:MsnNd++J0
櫻子「え……?」
あかり「『キラー……」ピトッ
櫻子「キャッ///あかりちゃん!そこはむ、胸っ……!!//////」
あかり「クイーン』」カチリ
櫻子「―――――!?」
ボワアアァァァン
あかり「………」
シュー シュー
あかり「喋らない君はとても可愛いよ……素敵なプレゼントになるだろうね」
あかり「『キラー……」ピトッ
櫻子「キャッ///あかりちゃん!そこはむ、胸っ……!!//////」
あかり「クイーン』」カチリ
櫻子「―――――!?」
ボワアアァァァン
あかり「………」
シュー シュー
あかり「喋らない君はとても可愛いよ……素敵なプレゼントになるだろうね」
39: 2011/09/20(火) 20:27:49.80 ID:MsnNd++J0
あかり(この赤座あかりは『空気』になることを望む)
あかり(しかし……同時にこの赤座あかりは奇妙な『性癖』を持つ)
あかり(それは女性の手首に強烈な性的興奮を覚えることだ)
あかり「やれやれ、この性癖のおかげで、空気になることが容易ではなくなっちまうが……」
あかり「『キラークイーン』……こいつがいる限り当分その心配はなさそうかな……」
あかり(しかし……同時にこの赤座あかりは奇妙な『性癖』を持つ)
あかり(それは女性の手首に強烈な性的興奮を覚えることだ)
あかり「やれやれ、この性癖のおかげで、空気になることが容易ではなくなっちまうが……」
あかり「『キラークイーン』……こいつがいる限り当分その心配はなさそうかな……」
42: 2011/09/20(火) 20:30:27.30 ID:MsnNd++J0
あかり「そんなことより……早く行かなっくちゃあな」
あかり「櫻子ちゃんの愛しのハニーのところへ……」ニヤリ
―――――――――――
スタスタ
向日葵「櫻子ったらどこに行ったのかしら………」
あかり「向日葵ちゃん、やっと見つけた……探したよ」ニコリ
向日葵「あら?赤座さん……?」
あかり「櫻子ちゃんの愛しのハニーのところへ……」ニヤリ
―――――――――――
スタスタ
向日葵「櫻子ったらどこに行ったのかしら………」
あかり「向日葵ちゃん、やっと見つけた……探したよ」ニコリ
向日葵「あら?赤座さん……?」
45: 2011/09/20(火) 20:33:26.24 ID:MsnNd++J0
向日葵「そ、そうだ赤座さん!櫻子を知りません……?」
あかり「櫻子ちゃんなら、向日葵ちゃんにプレゼントを渡すって」
向日葵「櫻子が私に……?そういえば、私もうすぐ誕生日だったかしら……」
あかり「それでさ、急に恥ずかしくなったのか、あかりから向日葵ちゃんに渡してくれるよう頼まれちゃってさ」
あかり「それでさっきから向日葵ちゃんを探してたんだ」
あかり「櫻子ちゃんなら、向日葵ちゃんにプレゼントを渡すって」
向日葵「櫻子が私に……?そういえば、私もうすぐ誕生日だったかしら……」
あかり「それでさ、急に恥ずかしくなったのか、あかりから向日葵ちゃんに渡してくれるよう頼まれちゃってさ」
あかり「それでさっきから向日葵ちゃんを探してたんだ」
49: 2011/09/20(火) 20:35:39.03 ID:MsnNd++J0
向日葵「そうなの?全く櫻子ったら……」
あかり「今、渡すよ……」
向日葵(櫻子が私に……一体どんなプレゼントなのかしら///)
あかり「これだよ……」
向日葵「え……これ………って」
向日葵「て………手首?」
あかり「今、渡すよ……」
向日葵(櫻子が私に……一体どんなプレゼントなのかしら///)
あかり「これだよ……」
向日葵「え……これ………って」
向日葵「て………手首?」
51: 2011/09/20(火) 20:38:49.67 ID:MsnNd++J0
向日葵「さ、櫻子……一体……わ、悪ふざけにも程が……」
あかり「それさァー……櫻子ちゃんなんだよ」
向日葵「え……え?」
あかり「それ、櫻子ちゃんの手首、作りものじゃあなくて、本物の……」
向日葵「え……え?ど、どう……いう……」
あかり「それさァー……櫻子ちゃんなんだよ」
向日葵「え……え?」
あかり「それ、櫻子ちゃんの手首、作りものじゃあなくて、本物の……」
向日葵「え……え?ど、どう……いう……」
52: 2011/09/20(火) 20:42:20.14 ID:MsnNd++J0
あかり「櫻子ちゃんは自分の手首をプレゼントにするって言ってさ」
向日葵「櫻子は……櫻子は!?」
あかり「同じことを何度も言わせないでくれよ、『今の』櫻子ちゃんはその手首なんだよ」
向日葵「ハァー……!!ハァー………!!!」
あかり「ねえ向日葵ちゃん、嬉しい?嬉しいよね、大好きな人からのプレゼントだもんね……」
向日葵「櫻子は……櫻子は!?」
あかり「同じことを何度も言わせないでくれよ、『今の』櫻子ちゃんはその手首なんだよ」
向日葵「ハァー……!!ハァー………!!!」
あかり「ねえ向日葵ちゃん、嬉しい?嬉しいよね、大好きな人からのプレゼントだもんね……」
53: 2011/09/20(火) 20:44:34.13 ID:MsnNd++J0
向日葵「あなたが……」
あかり「ん………?」
向日葵「あなたが、頃したの?櫻子を……」
あかり「質問をしてるのはこっちだッ!!質問に質問で返すんじゃあないッ!!!」
あかり「疑問文に疑問文で返すとテストじゃあ0点なんだぜマヌケがァァ~~~~!!!」
グリグリ
向日葵「ヒッ、ヒィィィーーーーッ!!?」
あかり「ん………?」
向日葵「あなたが、頃したの?櫻子を……」
あかり「質問をしてるのはこっちだッ!!質問に質問で返すんじゃあないッ!!!」
あかり「疑問文に疑問文で返すとテストじゃあ0点なんだぜマヌケがァァ~~~~!!!」
グリグリ
向日葵「ヒッ、ヒィィィーーーーッ!!?」
55: 2011/09/20(火) 20:46:34.42 ID:MsnNd++J0
あかり「まぁいい、それでさァ…あかり、櫻子ちゃんの手首が気にいっちゃったんだよね」
向日葵「え……?」ハァー ハァー
あかり「向日葵ちゃんへのプレゼントなんだけど、あかりに欲しいなぁなんて……」
向日葵「な、何を……何を言ってるの……赤座さん!狂っている……ッ!!」
向日葵「え……?」ハァー ハァー
あかり「向日葵ちゃんへのプレゼントなんだけど、あかりに欲しいなぁなんて……」
向日葵「な、何を……何を言ってるの……赤座さん!狂っている……ッ!!」
57: 2011/09/20(火) 20:48:58.16 ID:MsnNd++J0
あかり「狂ってる……」
向日葵「櫻子を…櫻子を返してッ!この変態ッ!!!」
あかり「櫻子ちゃんを返すことは出来ないけど……」
――カチッ
あかり「櫻子ちゃんのところへ連れて行ってあげることはできるよ……」
シュー…… シュー……
向日葵「櫻子を…櫻子を返してッ!この変態ッ!!!」
あかり「櫻子ちゃんを返すことは出来ないけど……」
――カチッ
あかり「櫻子ちゃんのところへ連れて行ってあげることはできるよ……」
シュー…… シュー……
58: 2011/09/20(火) 20:51:53.52 ID:MsnNd++J0
あかり「……フフ」
あかり「フフフゥゥー……アハハハハハハハ……」
あかり「なんて美しい手なのだろうか……こんな美しい手がいっぺんに二つも手に入るなんて……」
あかり「思わず頬ずりしたくなる……フフ、あかりが男の子なら『勃起』してるだろォーなァァ~~~」
あかり「二人とも心配しなくていいよ……この手首は、同じところに一緒に保存しておいてあげるよ……」
あかり「氏んだ後もずっと一緒だなんてうらやましいよな……」
あかり「フフフゥゥー……アハハハハハハハ……」
あかり「なんて美しい手なのだろうか……こんな美しい手がいっぺんに二つも手に入るなんて……」
あかり「思わず頬ずりしたくなる……フフ、あかりが男の子なら『勃起』してるだろォーなァァ~~~」
あかり「二人とも心配しなくていいよ……この手首は、同じところに一緒に保存しておいてあげるよ……」
あかり「氏んだ後もずっと一緒だなんてうらやましいよな……」
59: 2011/09/20(火) 20:53:14.79 ID:MsnNd++J0
――キーンコーンカーンコォォォーーーーン
あかり「!いかんな……ごらく部のみんなを待たせてしまったな……」
あかり「急ぐか………」
あかり「!いかんな……ごらく部のみんなを待たせてしまったな……」
あかり「急ぐか………」
61: 2011/09/20(火) 20:55:13.49 ID:MsnNd++J0
――ごらく部
ガラッ
あかり「遅れてしまったね……ごめんね」
ちなつ「あー!あかりちゃん遅いィィィーーーーッ!!」
あかり「……?結衣ちゃんと杏子ちゃんは……?」
ちなつ「先に生徒会に行ってくるだってェー、一体何の用だろうね?」
あかり「さぁ……」
ガラッ
あかり「遅れてしまったね……ごめんね」
ちなつ「あー!あかりちゃん遅いィィィーーーーッ!!」
あかり「……?結衣ちゃんと杏子ちゃんは……?」
ちなつ「先に生徒会に行ってくるだってェー、一体何の用だろうね?」
あかり「さぁ……」
62: 2011/09/20(火) 20:57:53.26 ID:MsnNd++J0
ちなつ「一人で待っててつまんなかったんだよォォ~~~~!?」
あかり「ごめんね、お詫びにお茶入れてくるよ……」
ちなつ「濃ォォォォオォォ~~~~いのねェーーーーッ」
あかり「はいはい」スッ
ちなつ「……あれ?あかりちゃんの『カバン』、なんだか……さっきと違う……?」
ちなつ「奇妙な『違和感』………?」
あかり「ごめんね、お詫びにお茶入れてくるよ……」
ちなつ「濃ォォォォオォォ~~~~いのねェーーーーッ」
あかり「はいはい」スッ
ちなつ「……あれ?あかりちゃんの『カバン』、なんだか……さっきと違う……?」
ちなつ「奇妙な『違和感』………?」
63: 2011/09/20(火) 21:00:43.81 ID:MsnNd++J0
あかり(やれやれ……手首はバッグにしまっておいたが、バレないだろうか)
あかり(ちなつちゃんのことだし、気付くことはないと思うが………)
―――――――
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ちなつ「こ……『これ』はッ!!?」
ちなつ「てッ!!『手首』ィ!!?オゲェェッ!!」
ちなつ(いったいどういうことなんだ!?何故あかりちゃんのカバンにこんなものがッ!!!)
あかり(ちなつちゃんのことだし、気付くことはないと思うが………)
―――――――
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ちなつ「こ……『これ』はッ!!?」
ちなつ「てッ!!『手首』ィ!!?オゲェェッ!!」
ちなつ(いったいどういうことなんだ!?何故あかりちゃんのカバンにこんなものがッ!!!)
64: 2011/09/20(火) 21:02:42.97 ID:MsnNd++J0
あかり「お待たせ、ちなつ………」
あかり「むっ!」
ちなつ「あかり……ちゃん…………」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
あかり(なぜこうも悪い予感と言うのは当たりやすいのか……『気付かれてしまった』ッ)
ちなつ「おい……これはどういうことだ……説明してもらうぞ……赤座あかりィ……!!!」
あかり「むっ!」
ちなつ「あかり……ちゃん…………」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
あかり(なぜこうも悪い予感と言うのは当たりやすいのか……『気付かれてしまった』ッ)
ちなつ「おい……これはどういうことだ……説明してもらうぞ……赤座あかりィ……!!!」
68: 2011/09/20(火) 21:05:07.32 ID:MsnNd++J0
あかり「……気付かない方が幸せだったのに………」ボソリ
ちなつ「……おい、今なんつった?」
あかり「……」ニコ
あかり「おいおいちなつちゃん……そんな恐い顔しないでくれよ」
あかり「ほら……お茶入れてきたからさ……これでも飲んで」
あかり「落ち着いて話でもしようじゃあないか………」コトッ
ちなつ「『エコーズACT3』ッ!!」ドンッ
ちなつ「……おい、今なんつった?」
あかり「……」ニコ
あかり「おいおいちなつちゃん……そんな恐い顔しないでくれよ」
あかり「ほら……お茶入れてきたからさ……これでも飲んで」
あかり「落ち着いて話でもしようじゃあないか………」コトッ
ちなつ「『エコーズACT3』ッ!!」ドンッ
72: 2011/09/20(火) 21:08:17.68 ID:MsnNd++J0
あかり「ッ!!?」グンッ
ダンッ!!
パリィィーーーン
あかり「熱ぅッ!!う、うおおおお……!!お、『重い』ッ!!?あかりの『右手』がァァ!!?」
ちなつ「今!…質問してんのはこっちだぜ!もしこれが『ギャング』の尋問なら、いまのやりとりで指の二、三本は吹っ飛ばされてるぜオイ……」
ちなつ「答えろよ……正直にな、この『手首』はなんだ?あかりィィーーッ!!?」
ダンッ!!
パリィィーーーン
あかり「熱ぅッ!!う、うおおおお……!!お、『重い』ッ!!?あかりの『右手』がァァ!!?」
ちなつ「今!…質問してんのはこっちだぜ!もしこれが『ギャング』の尋問なら、いまのやりとりで指の二、三本は吹っ飛ばされてるぜオイ……」
ちなつ「答えろよ……正直にな、この『手首』はなんだ?あかりィィーーッ!!?」
74: 2011/09/20(火) 21:11:35.92 ID:MsnNd++J0
あかり「ハァハァ……!!」
ちなつ「早く答えろよ……じゃねえとその『右手』がさらに重くなるぜッ!!」
あかり「こ、こいつ……あかりと『同じような能力』を……ッ!!」
ちなつ「……何だと?同じような能力……つったのか?おい……」
あかり「この手首が何かと聞いたな……これは、櫻子ちゃんと向日葵ちゃんだよ……!!」
ちなつ「早く答えろよ……じゃねえとその『右手』がさらに重くなるぜッ!!」
あかり「こ、こいつ……あかりと『同じような能力』を……ッ!!」
ちなつ「……何だと?同じような能力……つったのか?おい……」
あかり「この手首が何かと聞いたな……これは、櫻子ちゃんと向日葵ちゃんだよ……!!」
77: 2011/09/20(火) 21:14:36.80 ID:MsnNd++J0
ちなつ「何だと……!!?」
あかり「ハァーッ!ハァーッ!さぁ……答えたぞ!この重力をなんとかしろッ!!!」
ちなつ「……テメェーッ!!その右手はッ!砕いてやる!!『エコーズACT3』!」
エコーズ『SON OF A BITCH!!更に近づかないと重力増加は無理デス、近づきマスか?危険を伴イマすが』
あかり「ハァーッ!ハァーッ!さぁ……答えたぞ!この重力をなんとかしろッ!!!」
ちなつ「……テメェーッ!!その右手はッ!砕いてやる!!『エコーズACT3』!」
エコーズ『SON OF A BITCH!!更に近づかないと重力増加は無理デス、近づきマスか?危険を伴イマすが』
78: 2011/09/20(火) 21:17:25.22 ID:MsnNd++J0
ちなつ「危険だと……?確かに、あかりちゃんの能力を知らない今近づくのは危険か……」
ちなつ「しかしそれならどうやって右手を砕こうか……」
あかり「ハァー、ハァーッ!!」
ガラッ
ちなつ「!!」
あかり「!?」
京子「やっほー!ちなつちゃーん!あとついでにアッカリーン!」
結衣「こら、ついでってなんだよ」
ちなつ「しかしそれならどうやって右手を砕こうか……」
あかり「ハァー、ハァーッ!!」
ガラッ
ちなつ「!!」
あかり「!?」
京子「やっほー!ちなつちゃーん!あとついでにアッカリーン!」
結衣「こら、ついでってなんだよ」
79: 2011/09/20(火) 21:20:00.32 ID:MsnNd++J0
ちなつ「結衣先輩ッ!!ここは危険ですッ!!離れてェェェーーーーーッ!!!!!!!!」
結衣「え…え?」
あかり(今だッ!!)グッ
結衣「お、おいお前ら、何やってるんだ!!?」
あかり「っ!」ポイッ
ちなつ「うっ」コツンッ
ちなつ「これは……『破片』?」
結衣「え…え?」
あかり(今だッ!!)グッ
結衣「お、おいお前ら、何やってるんだ!!?」
あかり「っ!」ポイッ
ちなつ「うっ」コツンッ
ちなつ「これは……『破片』?」
81: 2011/09/20(火) 21:23:01.41 ID:MsnNd++J0
あかり「重くしたのが……『右手』だったのがちなつちゃんの『敗因』だよ……」
ちなつ「な……」
京子「ねーねー、何の話ー?」
あかり「『キラークイーン』!!踏ん張れッ!!その破片を爆破させるッ!!!」ググググググ
結衣「!!」
京子「ねえ何の話だよー!」
ちなつ「『爆破』……だって?」
あかり「点火だッ!!!」
ちなつ「な……」
京子「ねーねー、何の話ー?」
あかり「『キラークイーン』!!踏ん張れッ!!その破片を爆破させるッ!!!」ググググググ
結衣「!!」
京子「ねえ何の話だよー!」
ちなつ「『爆破』……だって?」
あかり「点火だッ!!!」
83: 2011/09/20(火) 21:25:33.08 ID:MsnNd++J0
―――カチリッ
ちなつ「なッ――――――――――」
ドッゴォォァァァアアアアアアアアンッ!!!
ちなつ「がああああああああああああああああああああああッ!!?」
結衣「ち、ちなつ!!」
京子「え!?な、何?爆発!!?」
ちなつ「なッ――――――――――」
ドッゴォォァァァアアアアアアアアンッ!!!
ちなつ「がああああああああああああああああああああああッ!!?」
結衣「ち、ちなつ!!」
京子「え!?な、何?爆発!!?」
87: 2011/09/20(火) 21:30:37.95 ID:MsnNd++J0
あかり「割れた湯呑みを『爆弾』に変えた……そして爆破させた……」
ちなつ「う……が……く、そ……ガクッ」
結衣「ちなつ!!くそ!!」
京子「ゆ、結衣!ちなつちゃんは……」
結衣「……氏んじまったよ……もう……『治せない』………!!」
京子「そ、そんな……あかりッ!!一体何を!!」
ちなつ「う……が……く、そ……ガクッ」
結衣「ちなつ!!くそ!!」
京子「ゆ、結衣!ちなつちゃんは……」
結衣「……氏んじまったよ……もう……『治せない』………!!」
京子「そ、そんな……あかりッ!!一体何を!!」
89: 2011/09/20(火) 21:34:27.91 ID:MsnNd++J0
あかり「やれやれ……今日は厄日か?だが安眠できないのは今日だけだ……!!」
あかり「安心しろ……お前たちもすぐにあの世に送ってやる!!そしてあかりは明日から安眠するのだ、いつも通りにッ!!!」
京子「結衣……!!」
結衣「ちなつ……氏んじまったけど、せめて氏体だけは綺麗にしておいてやるよ……」スッ
京子「!?ちなつちゃんのけがが消えた……?」
あかり「まさか……結衣ちゃんも……」
結衣「京子は離れておけ、こいつは」
結衣「私の『クレイジー・ダイヤモンド』で叩きつぶす!!!」
あかり「安心しろ……お前たちもすぐにあの世に送ってやる!!そしてあかりは明日から安眠するのだ、いつも通りにッ!!!」
京子「結衣……!!」
結衣「ちなつ……氏んじまったけど、せめて氏体だけは綺麗にしておいてやるよ……」スッ
京子「!?ちなつちゃんのけがが消えた……?」
あかり「まさか……結衣ちゃんも……」
結衣「京子は離れておけ、こいつは」
結衣「私の『クレイジー・ダイヤモンド』で叩きつぶす!!!」
95: 2011/09/20(火) 21:39:38.30 ID:hhHz1oGaO
あかり「クレイジー…ダイヤモンド………?」
結衣「お前の能力………なんとなくだが理解したぜ、どうやら『右手で触れたものを爆弾に変える能力』らしいな」
あかり「くっ………」
結衣「理解するのに大きな犠牲を出しちまったがな………!!許さねえぜ、いくぞあかりッ!!!!」
あかり「『キラー・クイーン』ッ!!!!」
結衣「お前の能力………なんとなくだが理解したぜ、どうやら『右手で触れたものを爆弾に変える能力』らしいな」
あかり「くっ………」
結衣「理解するのに大きな犠牲を出しちまったがな………!!許さねえぜ、いくぞあかりッ!!!!」
あかり「『キラー・クイーン』ッ!!!!」
97: 2011/09/20(火) 21:42:44.41 ID:hhHz1oGaO
結衣「てめーの右手は危ないな………触れられたらアウトか………」
あかり(逆に、なんとかして触れたならあかりの勝ちだッ!!)
あかり「しばっ!!」ブンッ
結衣「ドラァッ!!」バキィッ
あかり「うぐぇっ!?は、速い………!?」
結衣「おいおい、ノロイじゃあねーかよォ………どーした?もう一発いっとくか?」
あかり(逆に、なんとかして触れたならあかりの勝ちだッ!!)
あかり「しばっ!!」ブンッ
結衣「ドラァッ!!」バキィッ
あかり「うぐぇっ!?は、速い………!?」
結衣「おいおい、ノロイじゃあねーかよォ………どーした?もう一発いっとくか?」
98: 2011/09/20(火) 21:46:36.85 ID:hhHz1oGaO
あかり「ウリィヤアアッ!」ゴッ
結衣「ふんっ!」メシャア
あかり「ウガァーーーッ!」ズババッ
あかり「この………!クソカスがァァーーーッ!!!!」ドドドド
結衣「ドラララララァァァァァァァーーーーーーーッ!!!!」ドギャアァァッ
あかり「あぐあああああッ!!!!」ビキビキッ
結衣「ふんっ!」メシャア
あかり「ウガァーーーッ!」ズババッ
あかり「この………!クソカスがァァーーーッ!!!!」ドドドド
結衣「ドラララララァァァァァァァーーーーーーーッ!!!!」ドギャアァァッ
あかり「あぐあああああッ!!!!」ビキビキッ
100: 2011/09/20(火) 21:49:43.05 ID:hhHz1oGaO
結衣「動きがすっトロイぜッ!『キラークイーン』!!」
あかり「つ、強い………!触ろうとすれば、そこを攻撃してくる………ッ!」
京子(す、すごいッ!!なにがなんだか全くわからないけどとにかくすごい!)
結衣「なんつーか、『ハングリーさ』に欠けてるんだよなぁー………『絶対に主人公になってやるッ!!』みてぇーなよぉ~~~~~」
あかり(や、やられる………この赤座あかりがやられるッ!?)
あかり「つ、強い………!触ろうとすれば、そこを攻撃してくる………ッ!」
京子(す、すごいッ!!なにがなんだか全くわからないけどとにかくすごい!)
結衣「なんつーか、『ハングリーさ』に欠けてるんだよなぁー………『絶対に主人公になってやるッ!!』みてぇーなよぉ~~~~~」
あかり(や、やられる………この赤座あかりがやられるッ!?)
101: 2011/09/20(火) 21:53:20.51 ID:hhHz1oGaO
結衣「早いが決着をつけさせてもらうぜ、あの世でちなつにわびるんだな………」
あかり(ど、どうする………!?このままではッ!?)
――ピチャッ
あかり「!!!!」
京子「!結衣、気をつけ――」
結衣「その湯飲みの破片を『爆弾』に変えるつもりか?あかり………」
あかり「!?」
結衣「させっかよ………クレイジー・ダイヤモンド!!湯飲みを直せ!!」
あかり(ど、どうする………!?このままではッ!?)
――ピチャッ
あかり「!!!!」
京子「!結衣、気をつけ――」
結衣「その湯飲みの破片を『爆弾』に変えるつもりか?あかり………」
あかり「!?」
結衣「させっかよ………クレイジー・ダイヤモンド!!湯飲みを直せ!!」
105: 2011/09/20(火) 21:57:12.63 ID:hhHz1oGaO
あかり「はっ………!」
スッ フワッ
ビタァァァァァ
結衣「湯飲みは直したぜ………お前に触れられる前に回収できて良かった、これでもうお前が爆弾に変えられるものはなくなった………」
あかり「直す………能力か………!!」
結衣「今頃知ってももう遅いがな………!!」
あかり「残念だよ結衣ちゃん」
結衣「………?」
あかり「見てはいけないものを見てしまった………だからあかり、結衣ちゃんを殺さなくちゃあ」
スッ フワッ
ビタァァァァァ
結衣「湯飲みは直したぜ………お前に触れられる前に回収できて良かった、これでもうお前が爆弾に変えられるものはなくなった………」
あかり「直す………能力か………!!」
結衣「今頃知ってももう遅いがな………!!」
あかり「残念だよ結衣ちゃん」
結衣「………?」
あかり「見てはいけないものを見てしまった………だからあかり、結衣ちゃんを殺さなくちゃあ」
110: 2011/09/20(火) 22:00:14.38 ID:hhHz1oGaO
結衣「おいテメー、何をバカなことを言ってやがる………」
あかり「最後の最後に………ミスをしたんだ、結衣ちゃんは」
結衣「な………何ィィ?」
あかり「あかりが爆弾にしたのは………」グッ
結衣「!!」
あかり「『湯飲み』ではなく………」カチッ
結衣「………野郎ォォォォォォォォォォォォォォォォォあかRYYYYYYYYYYYYYYッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あかり「零れた『お茶』の方だったんだ」
ドカァァァァァァァァァァンッ!!
あかり「最後の最後に………ミスをしたんだ、結衣ちゃんは」
結衣「な………何ィィ?」
あかり「あかりが爆弾にしたのは………」グッ
結衣「!!」
あかり「『湯飲み』ではなく………」カチッ
結衣「………野郎ォォォォォォォォォォォォォォォォォあかRYYYYYYYYYYYYYYッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あかり「零れた『お茶』の方だったんだ」
ドカァァァァァァァァァァンッ!!
112: 2011/09/20(火) 22:03:17.58 ID:hhHz1oGaO
結衣「うぐえぇッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あかり(零れたお茶はあかりの近くにまで広がっている………)
あかり(あかりも相当なダメージを覚悟しなくっちゃあいけないけど………)
京子「きゃああああああああああああああああ!!!!」
あかり「ぐあああッ!!こ、これで………あかりの勝利だッ!!!!」
あかり(零れたお茶はあかりの近くにまで広がっている………)
あかり(あかりも相当なダメージを覚悟しなくっちゃあいけないけど………)
京子「きゃああああああああああああああああ!!!!」
あかり「ぐあああッ!!こ、これで………あかりの勝利だッ!!!!」
116: 2011/09/20(火) 22:06:34.64 ID:hhHz1oGaO
結衣「うぐぐ………あ………」
京子「うう………」
あかり(京子ちゃんも巻き込めたのは幸いだった………)
あかり(結衣ちゃんは………もう虫の息だ………やったぞ………あかりの勝ち………だ………!!)
あかり「………ぐ………」ガクッ
結衣「ハァー………うぐぁぁぁぁぁ………」
京子「う………」
京子「うう………」
あかり(京子ちゃんも巻き込めたのは幸いだった………)
あかり(結衣ちゃんは………もう虫の息だ………やったぞ………あかりの勝ち………だ………!!)
あかり「………ぐ………」ガクッ
結衣「ハァー………うぐぁぁぁぁぁ………」
京子「う………」
118: 2011/09/20(火) 22:09:12.50 ID:hhHz1oGaO
結衣「や………ろう………あかり………」ズリズリ
結衣「ハァー!ハァー………まだ………まだ『負けてない』………」
結衣「ぐああ………わ、私『たち』は………まだ………!」
結衣(クレイジー・ダイヤモンドは………自分の傷は治せない………)
結衣「ならば………!」
結衣「『クレイジー・ダイヤモンド』………!!」
結衣「ハァー………ハァー………あ、後は………頼んだ………ぞ………」ガクッ
結衣「ハァー!ハァー………まだ………まだ『負けてない』………」
結衣「ぐああ………わ、私『たち』は………まだ………!」
結衣(クレイジー・ダイヤモンドは………自分の傷は治せない………)
結衣「ならば………!」
結衣「『クレイジー・ダイヤモンド』………!!」
結衣「ハァー………ハァー………あ、後は………頼んだ………ぞ………」ガクッ
124: 2011/09/20(火) 22:12:28.05 ID:hhHz1oGaO
―――――――――――
あかり「はっ!」
あかり「しまった………!30秒ほど気絶してしまった………!!結衣ちゃんは………!!」
結衣「」
あかり「は………ははは、ははははははははは、ははははははははははは………や、やった………氏んだ………!勝った!!勝ったんだ!!平穏な生活を取り戻した!!はははははは!!!!」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
あかり「はっ!」
あかり「しまった………!30秒ほど気絶してしまった………!!結衣ちゃんは………!!」
結衣「」
あかり「は………ははは、ははははははははは、ははははははははははは………や、やった………氏んだ………!勝った!!勝ったんだ!!平穏な生活を取り戻した!!はははははは!!!!」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
128: 2011/09/20(火) 22:15:34.98 ID:hhHz1oGaO
あかり「はっ………!?」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
あかり「なんだこのプレッシャーは………まさか!?」
ちなつ「」
結衣「」
あかり「や………やはりッ!!!!『居ない』ッ!!!!」
あかり「『京子ちゃん』だけがッ!!!!」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
京子「もしかしてさぁ………」
あかり「はっ!」バッ
京子「呼んだ?あたしのことを………!」
バァァァ
 ̄ ̄ ̄ ̄Z
ン
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
あかり「なんだこのプレッシャーは………まさか!?」
ちなつ「」
結衣「」
あかり「や………やはりッ!!!!『居ない』ッ!!!!」
あかり「『京子ちゃん』だけがッ!!!!」
┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛
京子「もしかしてさぁ………」
あかり「はっ!」バッ
京子「呼んだ?あたしのことを………!」
バァァァ
 ̄ ̄ ̄ ̄Z
ン
130: 2011/09/20(火) 22:18:40.52 ID:hhHz1oGaO
あかり「京子………ちゃん………」
京子「あかりさぁ………かなり好き勝手やってくれたよねぇ………」
京子「ちなつちゃん頃してさ………そこに転がってある手首………もう誰だかわからないけど、二人分あるから………二人頃したんだろうね………」
京子「そんでさ………結衣まで頃して………」
京子「あたしさ………今………頭にきてるんだよ………!!!!」
京子「あかりさぁ………かなり好き勝手やってくれたよねぇ………」
京子「ちなつちゃん頃してさ………そこに転がってある手首………もう誰だかわからないけど、二人分あるから………二人頃したんだろうね………」
京子「そんでさ………結衣まで頃して………」
京子「あたしさ………今………頭にきてるんだよ………!!!!」
131: 2011/09/20(火) 22:20:42.14 ID:hhHz1oGaO
あかり「………」
京子「ちなつちゃんも………結衣も氏んじゃった………だからさ………」
京子「あたしは………二人ができなかったことをしなくっちゃあならない………」
京子「去った者たちの意志は残った者が継がなければならないから………」
京子「あかり………お前を生かしておくわけにはいかないッ!!!!」
京子「ちなつちゃんも………結衣も氏んじゃった………だからさ………」
京子「あたしは………二人ができなかったことをしなくっちゃあならない………」
京子「去った者たちの意志は残った者が継がなければならないから………」
京子「あかり………お前を生かしておくわけにはいかないッ!!!!」
132: 2011/09/20(火) 22:23:14.26 ID:hhHz1oGaO
あかり「………は、はは」
あかり「あはははははは、あはははははははははは!!!!」
京子「何がおかしいッ!!」
あかり「これが笑わずにいられるか………!京子ちゃんには『キラークイーン』が見えないのに!!あかりを倒せるとでも?」
京子「………やってみろよ………」
あかり「」プッツゥーン
あかり「あはははははは、あはははははははははは!!!!」
京子「何がおかしいッ!!」
あかり「これが笑わずにいられるか………!京子ちゃんには『キラークイーン』が見えないのに!!あかりを倒せるとでも?」
京子「………やってみろよ………」
あかり「」プッツゥーン
134: 2011/09/20(火) 22:25:56.92 ID:hhHz1oGaO
あかり「見えねえくせに強がりを言ってんじゃあないぞこのダボがァァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴァッ!
京子(今かッ!!)
バッ!
あかり「な………なにぃぃぃぃぃぃぃ!!!!?」ブゥゥン
あかり「避………けられた………!?」
ゴァッ!
京子(今かッ!!)
バッ!
あかり「な………なにぃぃぃぃぃぃぃ!!!!?」ブゥゥン
あかり「避………けられた………!?」
136: 2011/09/20(火) 22:29:49.02 ID:hhHz1oGaO
あかり「貴様ァァーーーッ!!!!まさか『見えている』のかァァーーーッ!?」
京子「いいや!見えてないさ!」
京子「ただ………お前の性格からして殴ってくるなら『右手』からだと予測しただけ」
京子「当然だろう!殴るだけなら氏なねえかもしんねえなら、右手で殴って爆弾にして爆発させて頃した方が確実だからな!」
京子「右手で触れたものを爆弾にする能力なんだろ!?右手で殴ってくるなら………」
京子「お前から見て『左側』に避ければ避けられるのさ………タイミングは、お前をわざと挑発することでわかりやすくさせたんだ」
京子「いいや!見えてないさ!」
京子「ただ………お前の性格からして殴ってくるなら『右手』からだと予測しただけ」
京子「当然だろう!殴るだけなら氏なねえかもしんねえなら、右手で殴って爆弾にして爆発させて頃した方が確実だからな!」
京子「右手で触れたものを爆弾にする能力なんだろ!?右手で殴ってくるなら………」
京子「お前から見て『左側』に避ければ避けられるのさ………タイミングは、お前をわざと挑発することでわかりやすくさせたんだ」
138: 2011/09/20(火) 22:33:11.50 ID:hhHz1oGaO
京子「そして――――――近づけたぜ」
京子「どうだ?『見えねえ奴』に間合いまで入られる感覚は………!」
京子「例えるなら、いつも必氏で勉強してるのにいざテストとなったら授業中はいつも寝ててテスト勉強は一夜漬けって奴に毎回一位を取られるって感覚に似てるかな?」
あかり「………ずいぶん………身近な例えだな………」
京子「どうだ?『見えねえ奴』に間合いまで入られる感覚は………!」
京子「例えるなら、いつも必氏で勉強してるのにいざテストとなったら授業中はいつも寝ててテスト勉強は一夜漬けって奴に毎回一位を取られるって感覚に似てるかな?」
あかり「………ずいぶん………身近な例えだな………」
141: 2011/09/20(火) 22:35:50.19 ID:hhHz1oGaO
京子「この間合いからなら、あたしでも平等に闘える」
あかり「ずいぶんと舐められたものだな」
京子「試してみるか?西部劇のガンマンでいう『抜きな!どっちが早いか試してみようぜ!』っていうやつかな………」
あかり「………」
京子「………」
あかり「キラーク――」
京子「オラァッ!!!!」バキッ
あかり「ずいぶんと舐められたものだな」
京子「試してみるか?西部劇のガンマンでいう『抜きな!どっちが早いか試してみようぜ!』っていうやつかな………」
あかり「………」
京子「………」
あかり「キラーク――」
京子「オラァッ!!!!」バキッ
147: 2011/09/20(火) 22:39:49.86 ID:hhHz1oGaO
あかり「ぬぐああぁぁッ!?」ミシミシ
京子「すっトロイぜあかり!あばらが二、三本はいったな」
京子「だがお前をかわいそうとは思わないし、お前に対する慈悲の気持ちは全くわかないな」
京子「決定的なダメ押しを………させてもらうぞッ!!!!」
あかり「や、やめ――――」
京子「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
京子「すっトロイぜあかり!あばらが二、三本はいったな」
京子「だがお前をかわいそうとは思わないし、お前に対する慈悲の気持ちは全くわかないな」
京子「決定的なダメ押しを………させてもらうぞッ!!!!」
あかり「や、やめ――――」
京子「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァァァァァァーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
152: 2011/09/20(火) 22:43:39.81 ID:hhHz1oGaO
京子「………!」
あかり「あばぶぅ!!!!」ズサァッ
京子「………てめえ」
あかり「ハッ、ハッ、ハァー!さ、触った………ブハッ!!!!触ったぞ………京子ちゃんに!………ブブゥッ!!!!」ビチャアッ
京子「あばらが肺に刺さってるな………無理するな、楽に逝けなくなるぞ」
あかり「い、逝くならァァァァァァァァ………ガハッ………デメェもいっじょだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
京子「!!!!」
あかり「カ――――――――」
あかり「あばぶぅ!!!!」ズサァッ
京子「………てめえ」
あかり「ハッ、ハッ、ハァー!さ、触った………ブハッ!!!!触ったぞ………京子ちゃんに!………ブブゥッ!!!!」ビチャアッ
京子「あばらが肺に刺さってるな………無理するな、楽に逝けなくなるぞ」
あかり「い、逝くならァァァァァァァァ………ガハッ………デメェもいっじょだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
京子「!!!!」
あかり「カ――――――――」
153: 2011/09/20(火) 22:45:51.13 ID:hhHz1oGaO
あかり「ガハッ」ブチンッ
あかり「」ガクゥッ
京子「………折れたあばらが心臓を破ったか………無理するからだ………」
京子「あかり………お前の敗因はたったひとつだよ………」
京子「お前はあたし『たち』を怒らせた」
あかり「」ガクゥッ
京子「………折れたあばらが心臓を破ったか………無理するからだ………」
京子「あかり………お前の敗因はたったひとつだよ………」
京子「お前はあたし『たち』を怒らせた」
155: 2011/09/20(火) 22:48:03.67 ID:hhHz1oGaO
京子「………」
パアァァァァーーーッ
京子「………!」
ちなつ『………』
京子「ち、ちなつちゃん!」
ちなつ『仇を取ってくれたんですね………ありがとうございました、京子先輩』
京子「ち、ちなつ………ちゃん」
ちなつ『結衣先輩のことは………任せてください』スゥゥゥ
京子「ちなつちゃん!!」
パアァァァァーーーッ
京子「………!」
ちなつ『………』
京子「ち、ちなつちゃん!」
ちなつ『仇を取ってくれたんですね………ありがとうございました、京子先輩』
京子「ち、ちなつ………ちゃん」
ちなつ『結衣先輩のことは………任せてください』スゥゥゥ
京子「ちなつちゃん!!」
157: 2011/09/20(火) 22:50:31.26 ID:hhHz1oGaO
櫻子・向日葵『………』ニコリ スゥゥーーーッ
京子「今の二人はッ!………そうか………あの手首は………あの世でも仲良くしてくれよ………」
パァァァァ
結衣『京子………』
京子『結衣………』
結衣『私はこっちへ行くよ………』
京子「今の二人はッ!………そうか………あの手首は………あの世でも仲良くしてくれよ………」
パァァァァ
結衣『京子………』
京子『結衣………』
結衣『私はこっちへ行くよ………』
159: 2011/09/20(火) 22:53:51.75 ID:hhHz1oGaO
京子「………そう………か………」
結衣『気にするな………なるべくしてなったことさ、ちなつも私も………』
京子「そんな………悲しいこと言うなよ………」
結衣『あと………悪かったな………辛い役を押しつけて………じゃあ、もう行くよ………元気でな』
京子「結衣――――」
結衣『気にするな………なるべくしてなったことさ、ちなつも私も………』
京子「そんな………悲しいこと言うなよ………」
結衣『あと………悪かったな………辛い役を押しつけて………じゃあ、もう行くよ………元気でな』
京子「結衣――――」
160: 2011/09/20(火) 22:56:39.16 ID:hhHz1oGaO
………………………………………
京子「………」
京子「やれやれだぜ………」グイッ
京子「さて………この事態をどうやってやり過ごすか………それが当面の問題だな………本当に」
京子「やれやれだぜ」
バァ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Z
ン
京子「………」
京子「やれやれだぜ………」グイッ
京子「さて………この事態をどうやってやり過ごすか………それが当面の問題だな………本当に」
京子「やれやれだぜ」
バァ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄Z
ン
163: 2011/09/20(火) 23:00:58.78 ID:hhHz1oGaO
――数ヶ月後
男「後10分で時効なんだ………アハハハハハハ………鳩だろーが警察だろーが俺のとこまで来れるなら来てみやがれってんだァァァァァァーーーーーーーーーーー!!!!」
?「ありがとう、『許可』が出たなら入らしてもらう」
男「――!?」
ザクゥッ!
?「お迎えだよ………寿命なんだよ、君は………依頼はこなした、依頼人?君が知る必要はない」
?(わたしの名前は『赤座あかり』、いつ………なぜあかりが氏んだかはどうしても思い出せない)
あかり(ひとつだけ………言えることは)
あかり(あかりは決して『天国』へは行けないだろうという『実感』があるだけだ)
――――完
男「後10分で時効なんだ………アハハハハハハ………鳩だろーが警察だろーが俺のとこまで来れるなら来てみやがれってんだァァァァァァーーーーーーーーーーー!!!!」
?「ありがとう、『許可』が出たなら入らしてもらう」
男「――!?」
ザクゥッ!
?「お迎えだよ………寿命なんだよ、君は………依頼はこなした、依頼人?君が知る必要はない」
?(わたしの名前は『赤座あかり』、いつ………なぜあかりが氏んだかはどうしても思い出せない)
あかり(ひとつだけ………言えることは)
あかり(あかりは決して『天国』へは行けないだろうという『実感』があるだけだ)
――――完
164: 2011/09/20(火) 23:01:36.28 ID:yuG73ZNx0
乙!
この発想はなかった
この発想はなかった
166: 2011/09/20(火) 23:04:53.50 ID:hhHz1oGaO
アッカリーンが目立とうとするから逆にアッカリーンが目立ちたくないって奴だったらそれ吉良じゃね?って思ったんだよ
167: 2011/09/20(火) 23:05:29.70 ID:dDm46dbF0
乙
面白かったよ
面白かったよ
引用元: あかり「赤座あかりは静かに暮らしたい」
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