1: 2015/11/11(水) 01:48:11.98 ID:EFKvRvNm0
† 警 告 †
・『きん○○モザイク』のSSです
・淫夢要素はないです
2: 2015/11/11(水) 01:49:27.96 ID:EFKvRvNm0
キーンコーンカーンコーン(迫真)
陽子「ふー、終わった終わった」
陽子「じゃ、帰ろっか。アリス……っていねえ!」
綾「アリスなら終礼と同時くらいにウチのクラスに入ってきたわよ」
陽子「やれやれ、アリスと来たら。ホントしののこと大好きなんだな」
綾「そうねえ」
陽子「……で、何で綾はここにいるの?」
陽子「ふー、終わった終わった」
陽子「じゃ、帰ろっか。アリス……っていねえ!」
綾「アリスなら終礼と同時くらいにウチのクラスに入ってきたわよ」
陽子「やれやれ、アリスと来たら。ホントしののこと大好きなんだな」
綾「そうねえ」
陽子「……で、何で綾はここにいるの?」
3: 2015/11/11(水) 01:50:12.59 ID:EFKvRvNm0
綾「な、何でって!べ、別に放課後なんだから私がどこで何してようが勝手でしょ」
陽子「ま、それはそうだけど」
綾「ほ、ほら。皆……待ってるわ。陽子を呼ばないと早く帰れないじゃない」
綾「だから私が仕方なく呼びに来たんだから!!」
陽子「何故に喧嘩口調!?」
カレン「おやおや~、二人は今日も仲良いデスね」
陽子「お、カレン」
綾「な、仲って……私と陽子は」
カレン「アヤヤ――私は応援するデスよ」
陽子「応援?」
陽子「ま、それはそうだけど」
綾「ほ、ほら。皆……待ってるわ。陽子を呼ばないと早く帰れないじゃない」
綾「だから私が仕方なく呼びに来たんだから!!」
陽子「何故に喧嘩口調!?」
カレン「おやおや~、二人は今日も仲良いデスね」
陽子「お、カレン」
綾「な、仲って……私と陽子は」
カレン「アヤヤ――私は応援するデスよ」
陽子「応援?」
4: 2015/11/11(水) 01:50:43.35 ID:EFKvRvNm0
綾「ちょ、ちょっとカレン!それってどういう意味――」
アリス「ヨーコ、まだ教室にいたんだね。カレンとアヤも?」
忍「みんな、何の話をしているんですか?」
陽子「アリス、しの。それがさあ、カレンが」
綾「はい、この話はもうなし!皆揃ったし、早く帰りましょ!」
カレン「あ、今日はパパに頼まれていた用事が……私も急がないと」
忍「そうなんですか?」
アリス「そういえば、私達もおつかい頼まれてたよね」
忍「あっ、そういえばそうでした!」
陽子「んー、まあいいいや。じゃ、帰ろっか」
綾「……そうね」
アリス「ヨーコ、まだ教室にいたんだね。カレンとアヤも?」
忍「みんな、何の話をしているんですか?」
陽子「アリス、しの。それがさあ、カレンが」
綾「はい、この話はもうなし!皆揃ったし、早く帰りましょ!」
カレン「あ、今日はパパに頼まれていた用事が……私も急がないと」
忍「そうなんですか?」
アリス「そういえば、私達もおつかい頼まれてたよね」
忍「あっ、そういえばそうでした!」
陽子「んー、まあいいいや。じゃ、帰ろっか」
綾「……そうね」
5: 2015/11/11(水) 01:51:26.36 ID:EFKvRvNm0
~ 帰 り 道 ~
陽子「またなー、綾」
綾「ええ、また明日」
綾「……」
綾「……はー」
綾(今日も……素直に話せなかった)
綾(何でもっとこう……変に意識し過ぎず自然にできないのかしら)
綾(それにしても……さっきのカレン)
綾(応援って……何よ?)
綾(も、もしかして……私の気持ちに気づいて……)
綾(私の気持ち?……私の気持ちって!わ、私はそんな……全然ヘンな意味じゃなくて)
綾(ただ……陽子のことが)
陽子「またなー、綾」
綾「ええ、また明日」
綾「……」
綾「……はー」
綾(今日も……素直に話せなかった)
綾(何でもっとこう……変に意識し過ぎず自然にできないのかしら)
綾(それにしても……さっきのカレン)
綾(応援って……何よ?)
綾(も、もしかして……私の気持ちに気づいて……)
綾(私の気持ち?……私の気持ちって!わ、私はそんな……全然ヘンな意味じゃなくて)
綾(ただ……陽子のことが)
6: 2015/11/11(水) 01:52:08.55 ID:EFKvRvNm0
カレン「アーヤヤっ」
ツンツン
綾「ひゃっ!?」
綾「か、カレン?用事があるって先に帰ったんじゃ……」
カレン「用事はあるデス。でもその前に、アヤヤに渡したいものがあって」
綾「渡したいもの?……私に?」
カレン「これ」
綾「え、何……これは?」
ツンツン
綾「ひゃっ!?」
綾「か、カレン?用事があるって先に帰ったんじゃ……」
カレン「用事はあるデス。でもその前に、アヤヤに渡したいものがあって」
綾「渡したいもの?……私に?」
カレン「これ」
綾「え、何……これは?」
8: 2015/11/11(水) 01:52:59.87 ID:EFKvRvNm0
カレン「『真夏の夜の淫夢』のDVD版!パパが極秘ルートで取り寄せてくれマシタ」
綾「真夏の……?えっと、よく知らないんだけど」
カレン「今、ティーンズの間で大人気の作品デス。ホノカも絶賛してたデス!」
綾「へぇ……」
カレン「アヤヤ、ヨーコのことが――……スキなんですよね?」
綾「ふぇっ!?ち、ちが……私は、そ、そういうのじゃ……!」
カレン「ダイジョウブ!」
ポン!
カレン「コレを見たら、きっとアヤヤを勇気付けられるって、私思って」
カレン「だから……持ってきマシタ」
綾「カレン……」
綾「真夏の……?えっと、よく知らないんだけど」
カレン「今、ティーンズの間で大人気の作品デス。ホノカも絶賛してたデス!」
綾「へぇ……」
カレン「アヤヤ、ヨーコのことが――……スキなんですよね?」
綾「ふぇっ!?ち、ちが……私は、そ、そういうのじゃ……!」
カレン「ダイジョウブ!」
ポン!
カレン「コレを見たら、きっとアヤヤを勇気付けられるって、私思って」
カレン「だから……持ってきマシタ」
綾「カレン……」
9: 2015/11/11(水) 01:54:10.49 ID:EFKvRvNm0
綾(きっと、私のこと気遣ってくれているのね)
綾「それじゃ、……ありがたく受け取っておくわ」
カレン「ハイ!」
カレン「私のオススメは4章デース!じゃ、また明日学校で~」
綾「ええ。またね、カレン」
綾「それじゃ、……ありがたく受け取っておくわ」
カレン「ハイ!」
カレン「私のオススメは4章デース!じゃ、また明日学校で~」
綾「ええ。またね、カレン」
10: 2015/11/11(水) 01:55:51.33 ID:EFKvRvNm0
~ 小 路 邸 ~
カリカリ......カリカリ……
綾「よし、今日の勉強は終わりっと」
綾「……チラ」
綾「あんな調子で借りちゃったけど……結局何のDVDなのかしら」
綾「借りたまま放置ってのは悪いわよね。きっと感想とかも聞かれるだろうし」
綾「……寝るにはまだ早いから」
綾「ちょっと観てみよ」
カチッ
シャッ
ヴヴヴヴン
……
……
ヴォー……
カリカリ......カリカリ……
綾「よし、今日の勉強は終わりっと」
綾「……チラ」
綾「あんな調子で借りちゃったけど……結局何のDVDなのかしら」
綾「借りたまま放置ってのは悪いわよね。きっと感想とかも聞かれるだろうし」
綾「……寝るにはまだ早いから」
綾「ちょっと観てみよ」
カチッ
シャッ
ヴヴヴヴン
……
……
ヴォー……
11: 2015/11/11(水) 01:56:46.38 ID:EFKvRvNm0
ほ ん へ
12: 2015/11/11(水) 01:57:24.99 ID:EFKvRvNm0
~ 数 日 後 ~
陽子「今日本当に疲れたよー授業。最近進度早くない?」
綾「まあ試験も近いし、しょうがないわ」
陽子「試験か……もうやめたくなるよー勉強」
綾「ダメよ、ちゃんと頑張らなきゃ。私が学習計画立ててあげたんだし」
綾「本番でベストを出せるようにしっかり準備しないと!」
陽子「ふぁい……」
陽子「今日本当に疲れたよー授業。最近進度早くない?」
綾「まあ試験も近いし、しょうがないわ」
陽子「試験か……もうやめたくなるよー勉強」
綾「ダメよ、ちゃんと頑張らなきゃ。私が学習計画立ててあげたんだし」
綾「本番でベストを出せるようにしっかり準備しないと!」
陽子「ふぁい……」
13: 2015/11/11(水) 01:58:31.72 ID:EFKvRvNm0
~ 小 路 邸 前 ~
陽子「そういや綾の家って」
綾「えっと……こっこ↑こ↓」
陽子「うん、知ってるよ?」
ガチャン!ゴン!(迫真)
綾(次は……)
綾「入って、どうぞ」
陽子「おじゃましまーす」
ギィー、ガッタン!(迫真)
陽子「そういや綾の家って」
綾「えっと……こっこ↑こ↓」
陽子「うん、知ってるよ?」
ガチャン!ゴン!(迫真)
綾(次は……)
綾「入って、どうぞ」
陽子「おじゃましまーす」
ギィー、ガッタン!(迫真)
14: 2015/11/11(水) 01:59:47.82 ID:EFKvRvNm0
綾「く、悔い改めて!」
陽子「へ?」
綾「あ……、何でもないわ!上がって上がって」
陽子「う、うん」
陽子(何だろう。今日の綾、微妙に演技がかっているというか何というか)
陽子「私一人で綾んち来るのは久しぶりだな」
綾「え、ええ、そうね。今日は家族もいないから、ゆっくりしていって」
ソワソワ
陽子「ん、どしたの~そわそわして。トイレ?」
綾「ち、違うわ。別に緊張とかしてないから」
陽子「緊張?」
綾「ううん、何でもない」
綾「あっ、そうだ(唐突)」
陽子「へ?」
綾「あ……、何でもないわ!上がって上がって」
陽子「う、うん」
陽子(何だろう。今日の綾、微妙に演技がかっているというか何というか)
陽子「私一人で綾んち来るのは久しぶりだな」
綾「え、ええ、そうね。今日は家族もいないから、ゆっくりしていって」
ソワソワ
陽子「ん、どしたの~そわそわして。トイレ?」
綾「ち、違うわ。別に緊張とかしてないから」
陽子「緊張?」
綾「ううん、何でもない」
綾「あっ、そうだ(唐突)」
15: 2015/11/11(水) 02:00:22.34 ID:EFKvRvNm0
綾「まずうちね、オーブン、あるんだけど……焼いていかない?」
陽子「オーブンならうちにもあるけど?」
綾「いいから、焼いていって!」
陽子「あっうん、いいけど。……って何焼くんだ?」
綾「ク、……クッキー☆」
陽子「お、いいねクッキー!食べたい食べたい!」
陽子「オーブンならうちにもあるけど?」
綾「いいから、焼いていって!」
陽子「あっうん、いいけど。……って何焼くんだ?」
綾「ク、……クッキー☆」
陽子「お、いいねクッキー!食べたい食べたい!」
16: 2015/11/11(水) 02:01:35.49 ID:EFKvRvNm0
~ 1919秒後 ~
ブォォォォォ(迫真)
陽子「焼けたかな?」
陽子「おお、いい感じにこんがり焼けてる!」
綾「そうね」
陽子「もう食べていい?」
綾「少し冷ましてからの方が固くなってサクサク感が増すわ」
陽子「いやあ、自分で作っるのも楽しいな」
綾「でしょ。型を使うのもいいけど、自分好みの形にして焼いたりもできるし」
陽子「そうそう、ほら、これ綾!」
綾「え、これ……私?」
ブォォォォォ(迫真)
陽子「焼けたかな?」
陽子「おお、いい感じにこんがり焼けてる!」
綾「そうね」
陽子「もう食べていい?」
綾「少し冷ましてからの方が固くなってサクサク感が増すわ」
陽子「いやあ、自分で作っるのも楽しいな」
綾「でしょ。型を使うのもいいけど、自分好みの形にして焼いたりもできるし」
陽子「そうそう、ほら、これ綾!」
綾「え、これ……私?」
17: 2015/11/11(水) 02:02:17.15 ID:EFKvRvNm0
綾「そろそろいいんじゃないかしら?」
陽子「いただき!」
パクリ
陽子「おお、うめえ!(至福の笑み)」
綾「ほんと、上手くできて良かったわ」
綾「じゃあ、陽子はクッキーをお皿に盛って部屋に持って行ってくれる?」
綾「クッキーだけじゃあれだから、飲み物を用意するわ」
陽子「おっけー」
スタスタ
綾「……よしっ」
ゴソゴソ
ジョロロロロロロロロロロ
陽子「いただき!」
パクリ
陽子「おお、うめえ!(至福の笑み)」
綾「ほんと、上手くできて良かったわ」
綾「じゃあ、陽子はクッキーをお皿に盛って部屋に持って行ってくれる?」
綾「クッキーだけじゃあれだから、飲み物を用意するわ」
陽子「おっけー」
スタスタ
綾「……よしっ」
ゴソゴソ
ジョロロロロロロロロロロ
19: 2015/11/11(水) 02:03:11.16 ID:EFKvRvNm0
綾「……ごくり」
ドキドキ
綾(ここまでは順調だわ。あとは、飲み物の中に例のアレを入れて……陽子を眠らせて……)
綾「ハァ……ハァ……」
綾(だ、大丈夫よ。上手くいくわ)
綾(陽子だって私のこと好きっていってたし!)
綾(大胆な告白は女の子の特権だってカレンも言ってたし……!)
綾(それに、しのとアリスだって。いつも一緒に部屋で寝てるっていうし)
綾(きっとこういうことしているに違いないわ。そうよ、これは至って普通のことなのよ!)
サッー!(迫真)
ドキドキ
綾(ここまでは順調だわ。あとは、飲み物の中に例のアレを入れて……陽子を眠らせて……)
綾「ハァ……ハァ……」
綾(だ、大丈夫よ。上手くいくわ)
綾(陽子だって私のこと好きっていってたし!)
綾(大胆な告白は女の子の特権だってカレンも言ってたし……!)
綾(それに、しのとアリスだって。いつも一緒に部屋で寝てるっていうし)
綾(きっとこういうことしているに違いないわ。そうよ、これは至って普通のことなのよ!)
サッー!(迫真)
20: 2015/11/11(水) 02:04:44.39 ID:EFKvRvNm0
綾「おまたせ。ア、アイス……ティーしか、無かったんだけどっ……!」
ガタガタガタガタ
陽子「ちょっ、凄い揺れてるよ!零れる零れる!」
綾「い、いいかしらっ!」
陽子「それどう見ても麦茶だよね!?」
綾(き、緊張する……。ダメよ私。平静を装わなきゃ)
ドキドキドキドキ
陽子「綾、もしかして具合でも悪いの?」
綾「う、ううん!そんなことないわ。さ、頂きましょ」
ずずずっずぞぞぞぞ~(飲茶)
陽子「やっぱりお茶じゃん!おいしいけど」
ガタガタガタガタ
陽子「ちょっ、凄い揺れてるよ!零れる零れる!」
綾「い、いいかしらっ!」
陽子「それどう見ても麦茶だよね!?」
綾(き、緊張する……。ダメよ私。平静を装わなきゃ)
ドキドキドキドキ
陽子「綾、もしかして具合でも悪いの?」
綾「う、ううん!そんなことないわ。さ、頂きましょ」
ずずずっずぞぞぞぞ~(飲茶)
陽子「やっぱりお茶じゃん!おいしいけど」
21: 2015/11/11(水) 02:06:29.96 ID:EFKvRvNm0
綾(やったわ!)
綾(これで、これで、陽子を……)
綾「?……あ、れ?」
クラクラ
陽子「綾、どうした?大丈夫?」
フラフラ
綾(急に……眠気が……)
綾(も……しかして……コップ……取り違え……)
ガクッ
………………
............
綾(これで、これで、陽子を……)
綾「?……あ、れ?」
クラクラ
陽子「綾、どうした?大丈夫?」
フラフラ
綾(急に……眠気が……)
綾(も……しかして……コップ……取り違え……)
ガクッ
………………
............
23: 2015/11/11(水) 02:10:11.95 ID:EFKvRvNm0
チュパ......チュパ......
綾「んっ……」
パチッ
綾「え、ここ何処……って、陽子!!?」
陽子「ハァ……ハァ……ペロペロっ……」
綾「な、何してるのよ、陽子!?や、やめてえ……あぁ……っ……」
陽子「いいだろ綾!」
クリクリクリ……
綾「んっ……」
パチッ
綾「え、ここ何処……って、陽子!!?」
陽子「ハァ……ハァ……ペロペロっ……」
綾「な、何してるのよ、陽子!?や、やめてえ……あぁ……っ……」
陽子「いいだろ綾!」
クリクリクリ……
24: 2015/11/11(水) 02:11:31.62 ID:EFKvRvNm0
陽子「ほら、綾。気持ちいい?」
綾「う、うん……」
陽子「綾」
陽子「お前のことが好きだったんだよ!(イケボ)」
綾「陽子……」
綾「……私も、陽子のことが好きだったのよ!」
綾「う、うん……」
陽子「綾」
陽子「お前のことが好きだったんだよ!(イケボ)」
綾「陽子……」
綾「……私も、陽子のことが好きだったのよ!」
26: 2015/11/11(水) 02:12:58.80 ID:EFKvRvNm0
綾「はっ!?」
ガバッ
綾「え、ここ……私のベッド!?」
陽子「お、目ぇ覚めた?」
綾「よ、よよよ陽子!!?え、何、どうして!?」
陽子「いやあ、綾が急に眠っちゃったもんだから、とりあえず寝かしつけたってわけ」
陽子「でも大丈夫?何か凄いうなされてたけど」
綾「あ、あ……あああっ……」
ガバッ
綾「え、ここ……私のベッド!?」
陽子「お、目ぇ覚めた?」
綾「よ、よよよ陽子!!?え、何、どうして!?」
陽子「いやあ、綾が急に眠っちゃったもんだから、とりあえず寝かしつけたってわけ」
陽子「でも大丈夫?何か凄いうなされてたけど」
綾「あ、あ……あああっ……」
27: 2015/11/11(水) 02:14:00.50 ID:EFKvRvNm0
陽子「ん、顔赤いよ?熱でも……」
綾「陽子のバカァァァ――――――!!」
陽子「うぉっ、何でー!?」
ポカポカポカポカ(殴打)
綾「陽子のバカァァァ――――――!!」
陽子「うぉっ、何でー!?」
ポカポカポカポカ(殴打)
28: 2015/11/11(水) 02:14:55.39 ID:EFKvRvNm0
~ 翌 日 ~
陽子「これ、昨日綾と一緒に作ったんだぁ」
忍「美味しそうなクッキーですね」
アリス「食べていいの?」
陽子「勿論」
忍「いただきまーす」
アリス「あむっ」
忍「これはこれは」
アリス「おいしいよー」
陽子「だろー?」
陽子「これ、昨日綾と一緒に作ったんだぁ」
忍「美味しそうなクッキーですね」
アリス「食べていいの?」
陽子「勿論」
忍「いただきまーす」
アリス「あむっ」
忍「これはこれは」
アリス「おいしいよー」
陽子「だろー?」
29: 2015/11/11(水) 02:16:10.00 ID:EFKvRvNm0
忍「あれ、この小さなクッキー……もしかしてアリスの顔ですか?」
アリス「え、どれどれ~……え、これ……ただのカケラだよね……」
陽子「いやいや、アリスはこれだよ。こっちがカレンでー」
アリス「あ、これがシノだね」
忍「わあ、よくできてます!」
陽子(いや、それはこけし型なんだが……ま、いっか)
アリス「あれー、ヨーコとアヤのはないの?」
陽子「ああー、それも作ったんだけどさ」
陽子「昨日、二人で食べちゃったや」
..................
............
アリス「え、どれどれ~……え、これ……ただのカケラだよね……」
陽子「いやいや、アリスはこれだよ。こっちがカレンでー」
アリス「あ、これがシノだね」
忍「わあ、よくできてます!」
陽子(いや、それはこけし型なんだが……ま、いっか)
アリス「あれー、ヨーコとアヤのはないの?」
陽子「ああー、それも作ったんだけどさ」
陽子「昨日、二人で食べちゃったや」
..................
............
30: 2015/11/11(水) 02:17:21.79 ID:EFKvRvNm0
綾「カレン、これ……返すわ」
カレン「え、もういいんデスか?」
綾「うん。参考にはなったんだけどね」
カレン「ケド?」
綾「やっぱり、無理やりはよくないって思って」
綾「だから……しばらくは今のままでいいわ」
カレン「本当にそれでいいの?」
カレン「え、もういいんデスか?」
綾「うん。参考にはなったんだけどね」
カレン「ケド?」
綾「やっぱり、無理やりはよくないって思って」
綾「だから……しばらくは今のままでいいわ」
カレン「本当にそれでいいの?」
31: 2015/11/11(水) 02:18:39.78 ID:EFKvRvNm0
カレン「アヤヤがアクション起こさないと、きっとヨーコはアヤヤの気持ちに気づいてくれないと思いマス」
カレン「ホントのキモチを伝えないままで、後悔しちゃってもいいんデスか?」
綾「確かに私はね、陽子のことがす、す、す、す、……きだけどっ……」
綾「それと同じくらい、カレンやしのやアリスと、五人で一緒に居られる時間が大好きなの」
カレン「アヤヤ……」
綾「私が陽子に告白して……それでどうなるのかは全然分からないけれど」
綾「きっと、それをやってしまったら……私達五人の関係も変わっちゃうと思う」
綾「もしかしたら、壊れちゃうかもしれない」
綾「だから、今は今のままでいい――……って、思い直した」
綾「大丈夫よ。後悔なんてしないから」
カレン「ホントのキモチを伝えないままで、後悔しちゃってもいいんデスか?」
綾「確かに私はね、陽子のことがす、す、す、す、……きだけどっ……」
綾「それと同じくらい、カレンやしのやアリスと、五人で一緒に居られる時間が大好きなの」
カレン「アヤヤ……」
綾「私が陽子に告白して……それでどうなるのかは全然分からないけれど」
綾「きっと、それをやってしまったら……私達五人の関係も変わっちゃうと思う」
綾「もしかしたら、壊れちゃうかもしれない」
綾「だから、今は今のままでいい――……って、思い直した」
綾「大丈夫よ。後悔なんてしないから」
32: 2015/11/11(水) 02:20:05.94 ID:EFKvRvNm0
カレン「むぅ~。そうデスか、合点デス。アヤヤは本当にイジラシイ……ケド」
カレン「そんなアヤヤが私スキー」
ぎゅっ
綾「わっ。ちょっと、抱きつかないでよっ!誰かに見られたら……っ」
カレン「こんなの軽いスキンシップじゃないデスかー」
綾「んもう……」
カレン「アヤヤのキモチ、よーくわかりマシタ。私はこれからも二人のこと、ホットな目で見守ってるデス」
カレン「ガンバって」
綾「うん……ありがとナス」
綾「それじゃ、教室に戻りましょうか」
カレン「YES!」
カレン「そんなアヤヤが私スキー」
ぎゅっ
綾「わっ。ちょっと、抱きつかないでよっ!誰かに見られたら……っ」
カレン「こんなの軽いスキンシップじゃないデスかー」
綾「んもう……」
カレン「アヤヤのキモチ、よーくわかりマシタ。私はこれからも二人のこと、ホットな目で見守ってるデス」
カレン「ガンバって」
綾「うん……ありがとナス」
綾「それじゃ、教室に戻りましょうか」
カレン「YES!」
33: 2015/11/11(水) 02:20:49.86 ID:EFKvRvNm0
今は優しい淫夢(ユメ)の中
でも、いつかは伝えたい
この張り裂けそうな胸の内を
本当の気持ちを
たった一人の大好きなひとに――
(おしまい)
34: 2015/11/11(水) 02:21:32.39 ID:EFKvRvNm0
~オチ~
久世橋「九条さん、……何ですか……このDVDは?」
カレン「イヤイヤ、怪しいモノではゴジャイマセヌ!」
久世橋「学校は勉学に励むところです。これは学校に持ってくる必要があるのですか?」
カレン「それは――……HAHAHA」
久世橋「とにかく、これは預かっておきます。放課後、私のところまで取りに来るように」
カレン「ええーっ!」
~オチたな(確信)~
久世橋「九条さん、……何ですか……このDVDは?」
カレン「イヤイヤ、怪しいモノではゴジャイマセヌ!」
久世橋「学校は勉学に励むところです。これは学校に持ってくる必要があるのですか?」
カレン「それは――……HAHAHA」
久世橋「とにかく、これは預かっておきます。放課後、私のところまで取りに来るように」
カレン「ええーっ!」
~オチたな(確信)~
35: 2015/11/11(水) 02:22:37.14 ID:EFKvRvNm0
*このSSはフィクションであり、登場する実在の人物・ホ〇ビ・まんがタイムKMRとは一切関係ありません。
36: 2015/11/11(水) 02:23:25.48 ID:EFKvRvNm0
誰かまともなきんモザSS書いてください!何でもしますから!
37: 2015/11/11(水) 02:32:13.47 ID:H4dWCQCAo
たまげたなあ…
コメント
コメント一覧 (1)
esusokuhou
がしました
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