1: 2016/10/19(水) 18:55:23.21 ID:bmgginZX0
君の名はのSSです
ネタバレ含んでいるので、注意して下さい

映画を見た前提で、さらにお話しを改変していきます
(映画を見て、個人的にもやっとした部分を
補うようなストーリーを書いて見ました)

なお、SS初投稿なので、色々と大目に見て下さい



2: 2016/10/19(水) 18:56:04.63 ID:bmgginZX0
まず本編のストーリーですが、色々とすっ飛ばして、
瀧が飛騨へ向かった後、
糸守町と言う名前に到達た後、

ここから、SSをスタートさせます。


まず、少しだけシーンを追加します

旅館で資料を読み漁るシーンの直後、
翌日の朝、糸守町へ旅立つ前に、
図書館から借りた資料を、ありったけリュックに詰め込みます。

3: 2016/10/19(水) 18:56:38.40 ID:bmgginZX0
そして時間を進めて
一度、町長の説得に失敗した後、シーン追加

瀧(中身は三葉)、ふと思いがよぎります。
「もしかしたら、山頂に資料が、あるかもしれない、可能性は少ないが・・・」
「いいや、そんな事考えてはダメだ、今はとにかく山頂へ行こう」

4: 2016/10/19(水) 18:57:09.35 ID:bmgginZX0
そしてクライマックス、黄昏時で二人が会うシーンから

ここからSS本編開始、話が変わっていきます。

※この話では、黄昏時のシーンでも、入れ替わったまま進めていきます。


瀧(中身は三葉)
「やっと会えた」

三葉(中身は瀧)
「瀧くん?」

以下、二人の甘酸っぱい、やり取りは、
ここでは割愛しますww

5: 2016/10/19(水) 18:57:47.36 ID:bmgginZX0
※原作では、組紐を返すシーンがありますが、
ここでは返さずに、話を進めていきます。

三葉(中身は瀧)
「彗星が落ちることは・・・」

瀧(中身は三葉)
「・・・知ってる」

三葉(中身は瀧)
「もう時間がない、二人でみんなを助けよう」

瀧(中身は三葉)
「うん」

※この話では、3年前の世界に二人とも残ったまま進めます。

7: 2016/10/19(水) 18:58:31.75 ID:bmgginZX0
2人は町役場へ走りながら、会話をします。

三葉(中身は瀧)
「これから、町長の所へ行って説得するのを手伝ってくれ、」

瀧(中身は三葉)
「でも、お父さんを説得するのは難しいと思う」

三葉(中身は瀧)
「実は、さっき説得に失敗した・・・、
でもここに資料がある、そのリュックの中に入ってるんだ、
今日ここで、これから起こる事に関しての資料が。
これを見せて、本気で説得すれば分かって貰えるとおもう。」

瀧(中身は三葉)
「分かった、やってみる」

8: 2016/10/19(水) 18:59:08.22 ID:bmgginZX0
町役場へ到着、町長と面会する

宮水俊樹(町長)
「三葉、何をやっているんだ!」

三葉(中身は瀧)
「お父さん、もう一度話しを聞いてほしいの」

瀧(中身は三葉)
「僕は3年後の世界から来ました」

宮水俊樹(町長)
「なんだこいつは、おまえが三葉をそそのかしたのか」

瀧(中身は三葉)
「彗星が降ってくれことは事実です、これを見て下さい」

リュックの中身をひっくり返す、雑誌やら資料がドバドバと出てくる。

9: 2016/10/19(水) 19:00:21.79 ID:bmgginZX0
瀧(中身は三葉)
雑誌を一つ、手に取りながら、
「この雑誌を見て下さい、今から2年後に発行された雑誌です、、
糸守町の今日の出来事が特集されています」

宮水俊樹(町長)
一応、雑誌を手に取る、ぺらぺらとめくりながら
「こんなモノは作り物だ」

瀧(中身は三葉)
「写真を見て下さい」

宮水俊樹(町長)
「最近は、パソコンを使えば写真なんていくらでも加工できるだろう」
(しかし、よく出来た写真だ、おかしい点は見当たらない、)

その写真を、瀧(中身は三葉)も見てしまう。
「・・・あっ、こんな、そんな・・・」
崩れを散る瀧(中身は三葉)

10: 2016/10/19(水) 19:01:08.91 ID:bmgginZX0
宮水俊樹(町長)
「自分の持ってきた本に、ショックを受けているのか、おかしな奴だ」
引き続き雑誌をぺらぺらとめくる
(しかし、このページ数はすごいな、300ページはありそうだ、
ぱっと見、文章もおかしい点は無いし、これを作る為に、
どれだけ時間が掛かっているんだ?)

ほかの雑誌も手に取る
(ちゃんとした記事が載っている
どうゆう事だ、こんな量の雑誌と資料をひとりで捏造できるのか?)

町長の顔が、けわしくなっていく

次から次へと資料を見るが全て、おかしいな点は見当たらない。
(いったいどういう事だ?)

11: 2016/10/19(水) 19:01:58.09 ID:bmgginZX0
そこに一冊の資料が目にとまる

三葉(中身は瀧)
「あっ、しまった、それはダメです」

町長が手に取ったのは”犠牲者名簿”

三葉(中身は瀧)が取り上げようとするが、持って行かれてしまう。

宮水俊樹(町長)
「まさか!」
矢継ぎ早にページをめくっていく、
名簿もおかしな点は一切ない、時々、知り合いの名前も見当たる。
そして見つけてしまう、”家族の名前”を

「そんな・・・、こんなことは」

血の気が失せた顔になるが、すぐに奮い立つ

「こんな事をしている場合ではない、今すぐ避難指示だ!
理由は何でも構わん、避難訓練とでもしておけ!」

12: 2016/10/19(水) 19:02:52.37 ID:bmgginZX0
三葉(中身は瀧)
「やった!!!」

宮水俊樹(町長)
「何をしている、今すぐ避難するぞ、三葉」

そういって、瀧(中身は三葉)の手を取る

瀧(中身は三葉)
「えっ、三葉はあっちでしょ」
といって、三葉(中身は瀧)を指さすが、

宮水俊樹(町長)
「ばれてないとでも思ったのか、仮にも親だぞ、
あまり親らしいことは出来てないがな・・・」

瀧(中身は三葉)
「・・・お父さん」

宮水俊樹(町長)
「・・・まったく今日はなんて日なんだ、
後の事は任せて、二人とも、さっさと避難せんか」


と言うことで、説得に成功、
無事に二人とも避難地域まで移動できました。

13: 2016/10/19(水) 19:03:28.66 ID:bmgginZX0
避難所にて、

瀧(中身は三葉)
腕の組紐を見ながら
「そういえば、これずっと付けて居てくれたんだ」

三葉(中身は瀧)
「なんとなくお守りとして、付けてたんだ、
でも、もう大丈夫そうだww」

瀧(中身は三葉)
「そうだねww、ちょっと変な感じだけど、返して貰うねww」

※ここで組紐を返します


瀧(中身は三葉)が、三葉(中身は瀧)に組紐を取って、
自分の体にリボンとして結わえた、その直後、手が離れた瞬間、

14: 2016/10/19(水) 19:04:16.95 ID:bmgginZX0

「・・・ここは、どこだ?」
「もとの山の上・・・」

そこは黄昏時、三葉と会った山頂の場所に戻ります。
周りには、ひっくり返ったリュックと雑誌や資料が散乱している。

「そうだ、あのとき、三葉は!!」

まず”犠牲者名簿”を探しますが、周りには見当たりません。

「しかたない、雑誌でも構わない」

手に取った雑誌のタイトルには、
”けが人14人、氏傷者無し、まさに奇跡”

「よかった・・・本当によかった、・・・よかった」

「あれ、なんでよかったと思ったんだ」
「誰かを助けようとしていた気が」
「そもそも誰を・・・」
「思い出せない・・・」
「誰だったんだ・・・」
「俺は何を・・・」

15: 2016/10/19(水) 19:05:15.86 ID:bmgginZX0
そして5年後、就職先が決まらない瀧と同級生2人がつるんでいるシーン


藤井 司(メガネ)
「また面接、落ちたんだってな」

高木 真太([デブ])
「もう神頼みしかないんじゃないか」


「からかうなよ」

藤井 司(メガネ)
「気分転換も兼ねて、近くの神社にお願いしてみれば」
「そういえば隣町の神社、あの糸守町と縁があるんだって、
一時期、おまえ糸守町にはまってたじゃん、行ってみれば?」


「うん、まあ、そうだな、一度いってみるか」

高木 真太([デブ])
「神様は大切にしろよww」

16: 2016/10/19(水) 19:06:17.48 ID:bmgginZX0
神社へ移動、一通り参拝を済ませた後、


「さてと、いちおうお参りも済んだし、帰るかな」

帰り道の途中に小さな販売所が


「お守りでも見てみるか」

販売所の中にはおばあさんがいました。


「おばあさん、就職とかに役に立つお守りありますが」

おばあさん
「人の縁と縁を繋げる、組紐があるよ、もちろん就職にも効果もあるよ」


「じゃあ、それを下さい」

組紐を購入


「さてと、就職が決まるまで・・・、ストラップとして腕にでも付けておくか」
組紐をて手首に装着する瀧

17: 2016/10/19(水) 19:07:11.88 ID:bmgginZX0
翌日の朝、瀧の部屋、スマフォの目覚ましが鳴る

ドサっとベットからずり落ちる瀧


「う~ん、・・・ここどこ?」


一方、三葉家では、

三葉
「あああああ、おっOいが付いてる」
自分のおっOいをもむ三葉

四葉
「おねえちゃん、おっOい好きだね・・・」

三葉
「・・・、はっ、そうだ電話、しないと」

四葉
「だれに?」

三葉
「自分に!」

四葉
「やばい、また、お姉ちゃんがおかしくなった・・・」

18: 2016/10/19(水) 19:08:07.45 ID:bmgginZX0
瀧・三葉
「もしもし」
「俺・私」
「今すぐ、会おう」


公園で待ち合わせ、再会する二人ですが、
この時点では、過去の記憶はありません。


三葉(中身は瀧)
「あっ、えーと初めましてかな、僕の名前は瀧、君の名前は」

瀧(中身は三葉)
「私は、三葉といいます、あー、えーと、どうしましょうか?」

三葉(中身は瀧)
「う~ん、入れ替わった原因とか特定出来れば、良いんだけど、
例えば昨日なにか変わった事はありました?」

瀧(中身は三葉)
「私の方は特に心当たりは無いです」

三葉(中身は瀧)
「俺の方は、面接で落ちて・・・、それから神社で、このお守りを買った事くらいかな」
瀧(中身は三葉)のストラップ(組紐)を指さす

19: 2016/10/19(水) 19:08:42.81 ID:bmgginZX0
瀧(中身は三葉)
「あっ、これ、もしかしたら私が作った組紐かも?」

三葉(中身は瀧)
「えっ、本当?、でもこんなモノが関係してるのかな、
とりあえず、詳しく見てみようか」

瀧(中身は三葉)がストラップを外して、三葉(中身は瀧)に渡そうとする
組紐に二人が触った瞬間、
時が止まったかのように硬直する二人

しばらく時間が過ぎて、泣き出す二人

瀧(中身は三葉)
「あの時は、ありがとう」

三葉(中身は瀧)
「本当によかった」



以上です、最後までお付き合い頂いた方、
ありがとうございました。

引用元: 【君の名は。】ストーリー改変【出来るだけ大団円】