549: 2018/04/03(火) 22:55:01.73 ID:W1R41Hajo

「Pちゃん、おっつおっつ!」


 事務所のドアを開けたらぁ、Pちゃん、とーっても疲れた顔をしてゆ。
 こんな時は、きらりのきゅんきゅんぱわーで、ハピハピして貰うにぃ☆
 だって、Pちゃんは、きらりにとって……うぇへへ、恥ずかすぃー!
 もうもう、そんな事考えてないで、それっ! きらりんダーッシュ☆


「も、諸星さん?」


 うぷぷ、Pちゃん、お目々をま~んまるくしてビックリしてるにぃ☆
 ごほん! お客さ~ん、肩はこってませんかぁ~?
 きらりんパワーで、疲れなんか、えいやっ、パーンチッ!
 って、お空の彼方へバイバイしちゃうゆ☆


「いつも頑張ってるPちゃんに、きらりんサービス☆」


 Pちゃんは、いっつもいっつも、頑張ってるからにぃ。
 きらり達のために、自分の事なんか考えないで、いっつもいっつも。
 だけどねぇ~、きらり、もっとPちゃんはおサボりしても良いと思うゆ。
 でもでも、Pちゃん、そういうの苦手でしょ~?


「きらり、頑張ってるPちゃんは、とっても素敵だと思うゆ」


 きゃっ、言っちゃった!
 だけど、今、きらりが言いたいのはそれだけじゃないのだぁ~!
 皆はね、Pちゃんをす~っごく頼って、とっても大好きだと思ってるにぃ☆
 頑張ればぁ、それをず~っと、Pちゃんが見ててくれると思ってゆ。


「……でもね、お休みするのもぉ、お仕事の内! だゆ?」


 Pちゃんはやさすぃーから、見て見てーって言われたぁ、見る見るぅってなゆでしょ~?
 そしたら、皆もっとも~っとファイトー! ってなるよにぃ。
 そしたらそしたら、Pちゃんも、もっとも~っと見る見るぅってなゆの。


 Pちゃんに見て欲しいよ~って子は、い~っぱいいるよにぃ。


 でも、それじゃあ、いつかPちゃんが壊れちゃう。


「休憩も仕事の内……そうですね、はい」


 だからね、Pちゃん。


 きらりは、Pちゃんに見てって、言わないゆ。
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(10) (電撃コミックスEX)
550: 2018/04/03(火) 23:23:25.58 ID:W1R41Hajo

「しかし、あの……アイドルの方に、肩を揉ませる訳には……」


 Pちゃんはぁ、きらりに魔法をかけてくれたんだゆ?
 きらり、こぉ~んなにキラキラしたアイドルになれゆなんて、思ってなかったにぃ!
 前はね、きらり、おっきぃーとしか言われなかったんだゆ?
 でもねぇ、ジャジャーン!
 いっぱいのファンの人に、かわゆぃって言われるようになりました! えっへん!


「良いから良いからぁ! きらりにお任せ☆ モミモミー☆」


 これも、Pちゃんのおかげなんだゆ。
 だから、これはお礼のきらりんマッサージ☆
 にょわー! お客さ~ん、疲れが溜まってますにぃ!
 ……むえー、ホントに、疲れが溜まっちゃってますにぃ。


「……すみません、では、少しだけ……ん」


 と~っても、おっきぃ背中。
 皆、Pちゃんの背中がおっきぃから、どうしても甘えたくなっちゃうんだよにぃ。
 きらりもね、Pちゃんにずっと、ずーっと甘えてたいと思ってたんだゆ!
 Pちゃんに甘えてるとねぇ~、えへっ、すっごくきゅんきゅんすゆの!


「……」


 しか~し!
 ある日、きらりは思っちゃったのです☆ ピキーンッ☆


 きらり達が、お疲れモードでPちゃんに甘えます、うっきゃー!
 うきゅ? それじゃあ、Pちゃんが甘える時間が無くなっちゃいます。


 Pちゃんに甘えたい子はたくさんいゆの。
 でもねぇ、Pちゃんを甘えさせてあげゆ子は、ちょ~っとだけ。


 それだとね、いつかね、Pちゃんが擦り切れちゃうゆ。


 ……だから、きらりはPちゃんを甘やかす事にしました! いえーい☆


「Pちゃん……いつも、おっつおっつだゆ」


 きらり、Pちゃんが居なくなったらね、ずっと泣いちゃうと思うゆ。
 わーんって、涙がドバーッって、溺れちゃう! ブクブクー!
 そうならないために、きらりんパワー☆ にょっわー☆
 きらりに甘えて、ハピハピしてくれると、うれすぃー☆

551: 2018/04/03(火) 23:47:41.70 ID:W1R41Hajo

「……」


 あれー? いつものPちゃんだったら、何か言ってくれるよにぃ?
 どうかしたのかにぃ? きらりん、心配モードなのです。
 にゅぷぷ、もしかしてぇ、きらりんマッサージが効果ばつぎゅんぎゅん? にゃは☆
 だらしな~い顔してたり? えいっ、きらりんチェック☆


「……」


 あ、寝てる。


「……」


 きらり、Pちゃんがそうやってウトウトーって寝ちゃうの初めて見たゆ。
 それだけ頑張って、みぃ~んなのために、疲れちゃったんだにぃ。
 ずっとずーっと、皆がハピハピ☆ 笑顔でいるために。



 きらりね、誰にも言わないんだけどね――



「……皆――」



 ――にょわー! やっぱり今のはナッシン! 言わないゆ!



 言ったら、きっとPちゃんは困っちゃうからにぃ。
 きらりは、Pちゃんを困らせたくありません! ませ~ん!
 だからぁ、い~っぱい、Pちゃんを甘やかしちゃうのです! ハピハピ☆
 おかげでー、えへへ、Pちゃんのきゃわゆい寝顔、独り占めだゆ。


「……Pちゃん」


 きらり、Pちゃんの事が大好きだゆ。
 だから、Pちゃんが頑張れるように、きらりが守ってあげるにぃ!
 お手伝いだってします! きらりんレスキュー!……うきゅ? ヘルプ?
 そのかわりにぃ、うぇへへ!



「――そばにいて」



 きらりのことは、見てくれなくても良いです。
 ただ、きらりは、Pちゃんにそばにいて欲しいだけなのです。

552: 2018/04/04(水) 00:19:12.21 ID:I39q6V6ho

「……」


 本当はわかってる、わかってるんです。
 きらりが、他の皆に比べて、きゃわゆくないなんて。
 変わってるって言われるけど、心ではどう思ってるかなんて。


 ――大きい……のに。


 ――大きい……癖に。


「……」


 ……きらりだってね、自分でもそう思う時があるんだゆ?
 でもねぇ、Pちゃんは違ったの! びっくり!
 きらりの事、いっかいもそーゆー風に思った事が無いでしょ? でしょ?
 それって、きらり的には、と~ってもオドロキ☆ ドキドキ☆


「……」


 それがね、きらりにとって、どれだけハピハピで、うれすぃーか、わかるかなぁ?
 Pちゃんは、男の人だから、わからないかもしれないにぃ。
 Pちゃんも、きらりよりおっきぃから、ちょっとだけわかるかなぁ?


「……」


 本当は、うれすぃー気持ち、ぜーんぶ知ってほしいにぃ。
 このまま後ろから、ぎゅーってしたいんだゆ!
 それでそれでぇ、どれだけだーい好きか言っちゃうの!
 それでね、このキュンキュンをね、チューって、ちゅーにゅー! チュッ☆


 ……でも、しないゆ。


 そんな事したら、きっとPちゃんはきらりから離れてっちゃうにぃ。
 プロデューサーと、アイドルだからぁ、えちぃのはメッ! って!


 ……そんなの、イヤ……イヤ、イヤ、イヤ――


「――はいっ! きらりんパワー、チャージ完了だゆ!」


 ごめんにぃ、せっかくスヤスヤーしてたのに起こしちゃう。
 でもね、そうじゃないと、


「っ! す……すみません、少し、寝ていました」


 にょわぁ……きらり、何するかわかんなかったの。

554: 2018/04/04(水) 00:49:46.01 ID:I39q6V6ho

「うぇへへ! きらりんマッサージで、ハピハピしたぁ~?」


 あぶあぶ! もうちょ~っとだけでもああしてたら、大変だったにぃ!
 きらりんキュンキュン乙女パワー! が、はじけちゃう所だったゆ!


「ありがとうございます。かなり、疲れが取れました」
「にょわー☆ Pちゃんがハピハピで、きらりもうれすぃー☆」


 うっきゃー、Pちゃん、とぉ~っても喜んでくれたにぃ! いぇーい!
 お疲れモード、しゅーりょー! りらくす、りらーっくす☆
 ……でも、そうしたら、Pちゃんはまた頑張っちゃうんだよにぃ。


「諸星さん? どうか、されましたか?」


 あっ、いっけなぁい!
 Pちゃんに、心配してゆ、ってバレちゃダメダメ!
 バレちゃったら、Pちゃんは、心配させないようにぃ~、って、隠します! ドロン!
 そんなの、も~っと疲れるようになるすぃー……かなすぃーにぃ。


「なんでもないにぃ! それよりぃ、もうお昼の時間だゆ!」
「……もう、そんな時間でしたか」


 がんばり屋さんでも、ゴハンはちゃ~んと食べなさい!
 そうじゃないとぉ、お腹ペコペコで、バタンキューしちゃうにぃ!
 そうなったら、Pちゃん、プロデュース出来ちゃくなっちゃうゆ!
 うぇへへ! だから、大人しくランチターイムっ☆


「まだ……カフェの席は空いていると思います」


 うんうん! きらりもそう思うゆ!
 だけど、急がないとペコペコさん達大集合! Pちゃんピーンチッ!
 ふふふー! こんな事もあろうかと!
 きらりんマッサージで、疲れはピューッ! 飛んでってるにぃ☆



「よろしければ、諸星さんも一緒にいかがですか?」



 きらりはどうしようかな~? 何を食べようか迷っちゃうにぃ。
 お外にお散歩に行くのも、気持ちいいだろうしぃ。
 にょわー……ハピハピなのは、何だろ? どれだろ?

 
 ――って……


「……ふぇ?」




おわり

引用元: 武内P「クローネの皆さんに挨拶を」