シンジ「……ここは？」

渚「ここはこの学校の一階と二階を繋ぐ階段の傍の通路さ。ちょっとしたスペースになってるんだ」

ケンスケ「そりゃいつも教室で食べるのは飽きてきたから別な所で食べてみようっては言ったけど、、、、」

トウジ「よりにもよってこんな寂しいところで弁当食うんか？」

渚「この場所を選んだのには理由があるのさ」

シンジ「理由？」

渚「その理由を説明する前に君達も僕と同じように階段の方に身体を向けながら座って弁当を広げてくれるかい？」

トウジ「ん、これでええんか？」　

渚「うん。　ここは階段　当然人の上り下りがある、そして今みたいにスカート姿の女子生徒が階段を上がっていくと……」

シンジ　トウジ　ケイスケ「！！！！」

渚「……どうだい？　まぁ僕等はあくまでただ座って弁当を食べているだけだからね、女子達に文句言われる筋合いはないさ」

シンジ「さ、さすがだよカヲル君！！」

ケンスケ「いやぁすごいね」

トウジ「渚、お前はやっぱこっち側や、間違っても女子にキャーキャー言われるガラやない」