1: 2010/03/07(日) 00:14:41.27 ID:ARrkGx2b0
マヤ「可視光線はATフィールドと酷似した光線で熱エネルギーはありませんが・・・
   ・・・・!!  心理グラフが乱れています。精神汚染です!!!」

アスカ「私の心の中までのぞかないで!!」

シンジ「父さん、このままじゃアスカが!」

ゲンドウ「初号機の凍結を現時刻をもって解除。発信準備に取り掛かれ。」
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2: 2010/03/07(日) 00:23:32.32 ID:ARrkGx2b0
ミサト「よろしいのですね?」

ゲンドウ「あぁ、しとをたおさぬかg(ry」

ミサト「エヴァー初号機、発進!!」バシュウ!

シンジ「うおぉぉぉぉ!!」ドン

リツコ「初号機が可視光線の中から弐号機を弾き飛ばした!
    でもあれじゃ初号機が標的に・・・」

シンジ「僕がアスカをまもるんだあああああ」

マヤ「初号機のATフィールドが可視光線を中和しています!!」

7: 2010/03/07(日) 00:32:57.15 ID:ARrkGx2b0
シンジ「うおおおおお!!ATフィールド、全開!!」

マヤ「初号機、可視光線の完全に中和!!初号機のATフィールドが衛星軌道上の使徒に接触します!!」

リツコ「いいえ、これは第三使使徒のときと同じ・・・侵食しているの。
    侵食された使途の光線はそのまま初号機のATフィールドとなりそのATフィールドで使徒を攻撃している!!」」

シンジ「うおおおおおおお!!きえろおおおお!」

バシュウウウ

マヤ「衛星軌道上のパターン信号消滅・・・使徒を殲滅しました・・・・」

8: 2010/03/07(日) 00:41:21.53 ID:ARrkGx2b0
数時間後・・・

ミサト「どう?二人の様子は。」

リツコ「二人とも無事よ。」

ミサト「よかった・・・特にアスカは、一時はどうなることかと・・・」

リツコ「シンジ君のおかげで精神汚染の影響はほとんどないわ。問題があるとすればシンジ君のほう・・・」

ミサト「どういうこと?」

リツコ「考えてもみなさい、相手の光線を侵食して衛星軌道上の使途を殲滅するほどのATフィールドを発生したのよ。
    おそらく精神への負担は相当なものだったはず・・・彼、表にはだしていないけど何か異変があるはずよ。」

ミサト「・・・大事にならないうちに調べた方がよさそうね。」

10: 2010/03/07(日) 00:48:03.54 ID:ARrkGx2b0
ある中古本屋で呼んだエヴァの別のストーリーみたいな漫画を参考にしてるんでかぶってるところが多々あるけど許して

リツコの研究室

コンコン
シンジ「碇シンジです。はいります。」

リツコ「シンジ君、あなたに少し聞きたいことがあるの・・・
    第十五使徒との戦闘の後、なにか変わったことはないかしら?」

シンジ「変わった・・・ことですか?」

リツコ「そう、例えば・・・幻覚を見るようなことはないかしら?」

シンジ「誰も見えませんし、特に変わったことはありません・・・」

リツコ「ならいいの。今日は帰ってゆっくり休んで・・・」

シンジ「はい、さようなら」

リツコ(やっぱり彼の身に異変が・・・)


12: 2010/03/07(日) 00:53:33.86 ID:ARrkGx2b0
数分後・・・

ミサト「シンジ君、どうだったの?」

リツコ「やはり精神に相当負担がかかったのね・・・彼、幻覚を見ているわ。」

ミサト「でも、シンジ君は何も見てないって言ってたんでしょ?」

リツコ「違うわ・・・”何か見た?”という質問に対して、”誰も見えません”と彼は答えたわ。
    シンジ君の視界の中には今誰かがいるわ。」

ミサト「そんな・・・どうにかならいの?」

リツコ「私たちにはどうする事もできないわ・・・そもそも彼が隠したがっていることだし、
    シンジ君自身大丈夫だと思っているようだから今は様子を見るしかないわね」

13: 2010/03/07(日) 01:02:59.43 ID:ARrkGx2b0
ミサトの家

シンジ(どうしたんだろう、あの戦い以来ずっとアスカが見える・・・
    まぁ言っても誰も信じてくれないんだ・・・黙っておこう。)

・・じ、・・・ンジ、バカシンジ!!

シンジ「うわぁ!アスカか。びっくりさせないでよ。」

アスカ「アンタばかぁ?何回も呼んだじゃないの。ボーっとしちゃって大丈夫なの?」

シンジ「う・・・うん。大丈夫・・だよ。」

アスカ「大体使途を倒したあんたのほうが検査が長いってどういうこと!?
    それに帰ってきてからずっとボーっとしちゃって・・・

    あんた 父 親 に な る んだからもっとしっかりしなさいよ!!」

シンジ「うん、ごめん・・・・。・・・・えっ・・!?」

16: 2010/03/07(日) 01:08:16.31 ID:ARrkGx2b0
アスカ「何度も言わせないで。あんたは私のお腹に居る子の父親なの。
    今日の検査のついでにわかったのよ。」

シンジ「・・・」

アスカ「いいわよ、あんたにその気がないならあたし一人だって育ててやるんだから・・・」

ギュ アスカ「・・・!!」

シンジ「やった・・・アスカありがとう。二人で大事に育てようね。」

アスカ「ウン//  あの時、シンジ・・・助けてくれてありがとう。」

22: 2010/03/07(日) 01:19:38.23 ID:ARrkGx2b0
アスカ「まだ結婚はできないけど結婚式を挙げましょう。
    子供のことはまだ内緒にしておいて結婚式で盛大に発表するわよ」

シンジ「みんなに招待状出さなきゃね。」

アスカ「うん」


一週間後

ミサト「へぇ、あの二人が結婚ねぇ」

リツコ「お互い、子供にまで先を越されちゃったわね・・・」

ミサト「・・・」

リツコ「おまけにデキちゃってるみたいだし。」

ミサト「マジなの・・・?」

リツコ「本人たちは隠して結婚式でのサプライズにするようだけど、毎日のようにテストや検査を繰り返すのがエヴァのパイロットよ。
    私はある意味知ってて当然なの。まあサプライズにしたいなら当日喜んであげるのが大人ってもんよ。
    だからこのことは他言無用よ。」

ミサト「そういうことか・・・どおりで最近妙に食事に気を使うわけだ・・・
    話は変わるんだど、あの子たちこの招待状指令にも渡すのかしら?」

リツコ「どういう反応をするか見てみたいものね。」


24: 2010/03/07(日) 01:27:55.22 ID:ARrkGx2b0
>>20-21 多分それをベースに話がすすみますよ。俺が読んだのがそれかは知らんが・・・

ゲンドウ「私は忙しいんだ、用があるなら早くしろ。」

シンジ「父さん・・・その・・・僕、アスカと結婚することにしたんだ。」

ゲンドウ「話はそれだけか。」

シンジ「あと・・・父さん、これを受け取って欲しいんだ。」

ゲンドウ「・・・」

シンジ(やっぱり招待状は受け取ってもらえないか・・・)

スッ

シンジ「!?・・父さんがなぜ招待状を?」

ゲンドウ「セカンd・・・アスカから貰った。」



25: 2010/03/07(日) 01:32:47.48 ID:ARrkGx2b0
シンジ「父さん、今セカンドじゃなくてアスカって・・・!?」

ゲンドウ「まだ籍は入っていないとはいえ義理の娘にセカンドはあるまい・・・」

シンジ「父さん・・・じゃあ・・」

ゲンドウ「あぁ・・・彼女を大切にしてやれ。」

シンジ「ありがとう、父さん。
    今度またゆっくり話そうよ。じゃあね。」

ゲンドウ「待て、シンジ・・・」

シンジ「・・・・?」

27: 2010/03/07(日) 01:41:02.59 ID:ARrkGx2b0
ゲンドウ「父親になるとは大変なことだ。お前にできるか?」

シンジ「父さん・・・知ってたんだ。

ゲンドウ「仮にもここの最高司令官だからな・・・」

シンジ「できるかどうかわからない・・・でも、アスカと生まれてくる子供を幸せにしてやりたい。」

ゲンドウ「その気持ちさえあれば充分だ。父親としての典型的な反面教師がここに今お前の目の前にいる・・・
     シンジ・・・いい父親になれよ・・・」

シンジ「父さん・・・。ありがとう。」

ゲンドウ「あぁ、それでは私は仕事があるのでな・・・」

シンジ「最後にもうひとつだけ・・・父さんは冷たかったりするかもしれない・・・
    でも僕にとって大切ないい父親だと思う・・。うまくいえないけど。」

ゲンドウ「今度食事にでも行こう。それじゃあな」

29: 2010/03/07(日) 01:46:41.19 ID:ARrkGx2b0
レイのアパート玄関

アスカ「というわけだから、これを受け取って。」

レイ「・・・」

アスカ「どうしたのよ、綾波?せっかくのめでたい報告だって言うのに。
    これからも夫婦ともどもよろしくお願いします。」

レイ「どうして私のことを綾波って呼ぶの?
   前まではファーストだったじゃない」
   
アスカ「それは・・・特に理由はないけど・・・」

レイ「じゃあ綾波って呼ばないで!」

バタン

アスカ「・・・・」

31: 2010/03/07(日) 01:51:40.02 ID:ARrkGx2b0

結婚式 一週間前


















使
徒 アルミサエル

  来  襲


32: 2010/03/07(日) 01:57:03.37 ID:ARrkGx2b0
シンジ「アスカ・・・本当に出撃するの?
    やめた方がいいよ・・」

アスカ「うるさい!!バカシンジ!
    ここで出撃しなきゃ子供のことがばれちゃうでしょ。
    それじゃサプライズにならないから今回は仕方ないの。
    大丈夫よ。シンジが守ってくれる・・・。」

シンジ「うん・・。・・・僕が守る!!」

ミサト「エヴァー全機発進!!」バシュウ

マヤ「エヴァ全機配置につきました。パターン信号青からオレンジへ周期的に変化しています。」

レイ「来るわ・・!」


36: 2010/03/07(日) 02:12:18.16 ID:ARrkGx2b0
シュルシュルシュ・・・ビューン!!

ドン ドン ドン   キィィィィン!!

レイ「ライフルが効かない!!」

カチッカチッ・・・・

レイ「次!」

アスカ「これでも喰らいなさい!!」 ギュイイイイイイン

ガリガリガリ   キィィィィン!!

アスカ「チッ!デュアルソーも効かないの!?」

シンジ「お前の相手はこっちだ!!直接ATフィールドを中和すれば・・・」

リツコ「何の装備もなしに・・・!無茶よ!」

ガシッ   ビキビキビキッ

冬月「まずいぞ碇、初号機が侵食されている!!」

ゲンドウ「・・・」

37: 2010/03/07(日) 02:19:38.54 ID:ARrkGx2b0

マヤ「初号機、前回の戦闘のような強いATフィールドは展開できていません!!」

リツコ「まだあのときの戦闘の影響が残っているのね!!このままでは初号機がのっとられる!」

シンジ「くそおお!!あの時はできたじゃないか!!どうしてできないんだ!!」

ビキビキビキッ

シンジ「うわあああああああ!!」

アスカ「うちの旦那になにすんのよおおお」

ガシッ

ミサト「弐号機も素手で!?このままでは二機とも!!」

マヤ「!!! 弐号機ATフィールド無展開です!!!」

ミサト「なんですって!?」

マヤ「使徒は初号機へのコンタクトを中止、弐号機を侵食します!」

リツコ「まさか初号機を助けるためにわざと!?」

39: 2010/03/07(日) 02:25:07.58 ID:ARrkGx2b0
ビキビキビキビキッ

アスカ「これで終わりよ・・・」

マヤ「弐号機再びATフィールドを展開、反転しています!!」

リツコ「使徒を封じ込めて・・・まさか!?」

ミサト「自爆する気!!?」

ボコボコッ

シンジ「アスカッ何やってるんだ逃げろ!!早く!!」

ボコボコボコッ

アスカ「レイ・・・シンジを頼んだわよ・・・」

レイ「了解・・・」

42: 2010/03/07(日) 02:33:48.34 ID:ARrkGx2b0
シンジ「アスカぁぁ!!」

ガシッ

シンジ「綾波!!離せ!!アスカを!早く助けないと!!」

シンジ「父さん!!やめてよ、プラグを強制射出してよ!!」
    
ゲンドウ「エントリープラグを強制射出。」

マヤ「だめです!!信号受け付けません!!!」

シンジ「早く!!アスカのお腹には子供も居るんだよ!!!アスカを助けてよ!!!」

アスカ「・・・nじ、sンジ、シンジ・・・・ありがt」

ドカアアアァァァァン

シンジ「アスカあああああぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!」

44: 2010/03/07(日) 02:40:45.99 ID:ARrkGx2b0
マヤ「目標・・・・がnぜっに グスッ ぢんも・・・グスッsました・・・」

ゲンドウ「・・・・」

シンジ「あすか・・・・あすか・・・・あすか・・・・」

46: 2010/03/07(日) 02:48:11.13 ID:ARrkGx2b0
リツコ「その後、彼の様子はどうなの?」

ミサト「無言、無気力、無反応・・・ただ毎日ボーっとして過ごしてるわ・・・。
    保護者として何とかしてあげたいのは山々なんだけど今回ばかりは・・・。」

リツコ「目の前で婚約者にあんな氏に方されて・・・無理もないわね。」



シンジ「アスカ・・・僕のせいで・・・」

???「フーフーフーフー♪歌はいいね僕らの心を潤してくれる。リリンの生みd(ry」

48: 2010/03/07(日) 02:53:18.95 ID:ARrkGx2b0
シンジ「君は?」

カヲル「僕はカヲル、渚カヲル君と同じ仕組まれた子d(ry」

シンジ「フィフスチルドレンか・・・でも、ごめん。今はエヴァのこととか考えたくないんだ・・・」

カヲル「どうして?」

シンジ「僕が不甲斐ないから、弱いから、大切な人を失った・・・」(僕はどうして初対面の人にこんなことを・・・・まぁどおでもいいか・・・)

51: 2010/03/07(日) 03:00:31.69 ID:ARrkGx2b0
カヲル「シンジ君て読んでもいいかい?」

シンジ「かまわないけど、僕はこれ以上人に関わりたくない・・・」

カヲル「友達にはなれないの?」

シンジ「無理だよ・・・せっかくできたつながりも結局全部壊れちゃうんだ・・・怖いんだよ。
    人とつながるのが・・・」

カヲル「僕は君が好きだよ。」

シンジ「何言ってるんだよ!!からかうなら僕は先に帰るよ。」

カヲル「からかってなんかないさ・・・」

52: 2010/03/07(日) 03:06:26.53 ID:ARrkGx2b0
シンジ「アッーー!」というのは冗談で・・・


カヲル「友達になってくれたらいいこと教えてあげるよ・・・」

シンジ「いいこと?」

カヲル「ああ、友達になってくれるかい?」

シンジ「そこまで言うなら・・その代わり約束して欲しい・・・氏なないで。」

カヲル「ありがとう。じゃあ約束どおりいいこと教えてあげるよ。

    君のお父さんのバックについている組織・・・ゼーレって言うんだけどね。」

53: 2010/03/07(日) 03:13:36.79 ID:ARrkGx2b0
シンジ「ゼーレ・・?」

カヲル「君は今の世界をどう思う?」

シンジ「どうって?」

カヲル「人々が憎しみ合い、争うこの世界のことさ。」

シンジ「そりゃ、争いごとはない方がいいと思う・・・」

カヲル「どうすれば争いごとがなくなると思う?」

シンジ「そんなの・・・わからないよ。」

カヲル「すべての生命がひとつになれば争う必要もなくなる。
    すべての生命をひとつにまとめてしまおうって計画・・・
    人類補完計画って言うんだ。」

54: 2010/03/07(日) 03:23:16.45 ID:ARrkGx2b0
シンジ「なんだか難しいな・・・。」

カヲル「争いがなくなるだけじゃない。
    すべての生命がひとつになれば出会いも別れもない
    君の思ってる怖いことだってなくなるんだ。」

シンジ「その人類補完計画とゼーレがどう関係あるの?」

カヲル「関係あるも何も・・・ゼーレが推し進め、なんとしても達成したい計画こそが人類補完計画・・・
    そして実務をこなしているのはシンジ君のお父さんだよ。」

シンジ「僕の父さんが・・!?でも、なぜ父さんがそんなこと・・・」

カヲル「それはわからない・・・君のお父さんには別の目的があるようだけどそここまではしらないよ。
    1つだけいえることは、君の大切な人も人類補完計画の巻き添えをくったということさ。」

シンジ「・・・!!」

55: 2010/03/07(日) 03:27:49.87 ID:ARrkGx2b0
シンジ「どういうことだ・・・!!アスカは!!アスカはっっ!!」

カヲル「ごめん・・もう少し言葉を選ぶべきだった・・・」

シンジ「こっちこそ、せっかく教えてもらったのに・・・ごめん。」

カヲル「気にしないでよ。また二人で話ができるといいね。
    僕はそろそろ行くね。」

シンジ「うん・・・。」(人類補完計画・・・父さんは僕の知らないところで何をやっているんだ?)

59: 2010/03/07(日) 04:31:31.00 ID:ARrkGx2b0



END

20: 2010/03/07(日) 01:15:47.36 ID:/kVnNImG0
re-takeかと思った
いや読んだことないけど

21: 2010/03/07(日) 01:17:13.45 ID:820+7EAP0
>>20
俺もそう思った

引用元: アスカ「いやあぁぁぁぁぁぁ」