1:◆6RLd267PvQ 23/01/04(水) 14:08:59 ID:0mBJ
年始のあいさつに変えまして。
やまもオチもないやつ。

2: 23/01/04(水) 14:09:14 ID:0mBJ
歌鈴「はわわわわわわどうしましょうどうしましょうどうしましょう」

P「歌鈴、暖房寒かったか?もう少し暖めるか」

歌鈴「いえ!!暖房は大丈夫です!ちゃんとあっかたいでしゅ!!」

P「滑舌は大丈夫か」

3: 23/01/04(水) 14:09:25 ID:0mBJ
歌鈴「そうじゃないんですよ、ちょっと大変なことが起きてしまったのです」

P「それで小刻みに震えてたのね…で、何が起きたんだ」

歌鈴「何とそれがですよ、この私が大吉を5枚も引いてしまったんです」

P「5枚」

4: 23/01/04(水) 14:09:35 ID:0mBJ
歌鈴「いえ、発端はその、お正月ですしおみくじ引いてみようかなあって思っただけなんです」

P「まあそうだろうよ、この時期におみくじ引く奴だいたいそうだよ」

歌鈴「そしたら何か大吉だったわけで」

P「うん」

歌鈴「あまりの事態にちょっとだけ気を失いまして」

P「それほど」

5: 23/01/04(水) 14:09:46 ID:0mBJ
歌鈴「だってそうでしょう、何かの手違いだと思うじゃないですか」

P「いや、まぁほら、今までの揺り戻しとかもあるだろ」

歌鈴「それはそれで後が怖いです」

P「あ、そう…」

歌鈴「どちらにしてもそれが果たして確定した現実なのかどうかで心構えも変わるわけです」

P「おみくじの話だよな」

6: 23/01/04(水) 14:09:56 ID:0mBJ
歌鈴「私は引きました……方々の神社の神様に手を合わせ、行く先々でおみくじを引いて回ったんです…何事も起きないよう祈りながら」

P「嫌なお遍路さんだな」

歌鈴「結果大吉が5枚揃ってしまったんです」

P「ブルーアイズホワイトドラゴンかよ」

7: 23/01/04(水) 14:10:06 ID:0mBJ
歌鈴「重なる5枚の大吉みくじ……それぞれ良いことは書いてありますけれど、全部言ってることは少しずつ違うんです」

P「まあ、そっくり同文じゃないだろうよ」

歌鈴「例えばこっちは金運上昇、こっちは仕事運、これなんか安産だと書かれてまして」

P「産む予定ないだろ」

8: 23/01/04(水) 14:10:20 ID:0mBJ
歌鈴「これだけの幸運が一個の人間に集中したらこの世の霊なるもののバランスが何か崩れて日本列島がどうにかなるかもしれません、それで震えていたわけで」

P「なら鷹富士をどう説明するんだよ」

P「幸運ってのも人によりけりだなあ…大吉で怯えるくらいならいっそ大凶でも引けば安心できるんじゃないか」

歌鈴「……そう、ですね……確かに、お守りに丁度いいかもしれません」

P「聞いたことねえよ大凶をお守りに持ち歩くやつ」

9: 23/01/04(水) 14:10:32 ID:0mBJ
~翌日~

歌鈴「るんるんるるる~ん♪神様どうか~」

P「ご機嫌だな」

歌鈴「はい!ちゃんとバナナの皮で転べたし鳥さんの落とし物も浴びました!ゴミバケツにも頭からつっこみましたよ!」

P「何でそれで満願成就したみたいな笑み浮かべられるの」

10: 23/01/04(水) 14:10:42 ID:0mBJ
歌鈴「何も起きないとかえって不安になるものなんですよ、だからいつもどおりドジな歌鈴でいられてありがたいなあって……」

P「思考が末期患者だぞそれ…」

おわれ。

11: 23/01/04(水) 14:11:07 ID:0mBJ
今年もちまちま駄文投げられたらいいな。

健康第一。

お目汚し、失礼をば。

引用元: モバP「どみょくじ」