283:◆cLaieAbL7Q 2011/04/25(月) 20:14:35.27 ID:/h54dxEF0
勇者「…う……なんだ此処は…たしかオレは魔王との戦いで魔法を食らって…」

勇者「オレは、氏んだのか…?」

ザッ

勇者「なっ!?エンカウント!?氏後の世界にもモンスターがいるのか!?」

一角ウサギAが現れた
一角ウサギBが現れた
一角ウサギCが現れた
一角ウサギ娘が現れた

勇者「……あれ?なんか一匹変なのいる…」
モンスター娘のいる日常(3) (RYU COMICS)
289: 2011/04/25(月) 20:19:10.73 ID:/h54dxEF0
勇者「い…いや、そんな事を気にしてる場合じゃない!」

勇者「向かってくるなら倒すまでっ!」






勇者「ふぅ…残りは一……匹?」

一角ウサギ娘「…?」

勇者「え、えい!」ポコ

一角ウサギ娘「…うぅ」ウルウル

勇者「え…あの…そのゴメンな?」

一角ウサギ娘「……馬鹿」

勇者「ホント、ゴメン」

292: 2011/04/25(月) 20:24:28.71 ID:/h54dxEF0
一角ウサギ娘「いきなり殴るのは酷い」

勇者「そのゴメン…」

一角ウサギ娘「謝れるなら大丈夫、許してあげる」

一角ウサギ娘「お兄さんは人間?」

勇者「…まぁそうだな」

一角ウサギ娘「わたしの知ってる人間と違う」

勇者「!?わかるか!?オレはそんじゃそこらの人間とは違う!勇者だ!」

一角ウサギ娘「知らないけど」

勇者「……所で君は誰だい?」

一角ウサギ娘「一角ウサギ」

勇者「…ホントに?」

一角ウサギ娘「うん」

293: 2011/04/25(月) 20:28:20.94 ID:/h54dxEF0
勇者「オレの知ってる一角ウサギ娘と違うんだけど…」

一角ウサギ娘「どういうこと?」

勇者「いや、オレが知ってる一角ウサギは、さっき一緒にいたみたいな」

一角ウサギ娘「あれはタダのウサギ、角つけてお揃いにしてたの」

勇者「???」

一角ウサギ娘「この世界にあんな生き物いない」

勇者「…ここは何処だ?」

一角ウサギ娘「亜人界…って言うらしい」

勇者「聞いたことないぞそんなの」

一角ウサギ娘「お兄さんは何処からきたの?」

勇者「……わからない」

294: 2011/04/25(月) 20:31:08.58 ID:/h54dxEF0
一角ウサギ娘「とりあえず、村に来る?」

勇者「村があるのか!?」

一角ウサギ娘「うん」

勇者「そこに行けば何かわかるかもしれないなあ…連れてってくれ、頼むよ」

一角ウサギ娘「わかった」

295: 2011/04/25(月) 20:34:28.87 ID:/h54dxEF0
亜人の村

一角ウサギ娘「ここが村」

勇者「……人間がいないだと!?いや、人間っぽいのはいるけども!!」

ケンタロスA「ん?あれ人間じゃね?」
ケンタロスB「マジで?おぉーマジだ人間じゃん」
ケンタロスC「でもなんかダサくねwwwwwwwww」

勇者「あれを倒せば経験値どのくらいはいるんだろうな…?」ピキピキ

一角ウサギ娘「経験値?」

勇者「いや…なんでもない…」

296: 2011/04/25(月) 20:40:44.37 ID:/h54dxEF0
ケイローン「ん?一角ウサギだれだその青年は」

一角ウサギ娘「ん~?勇者?」

ケイローン「なんだそれ」

勇者「勇者で通じないだと!?」

ケイローン「青年は人間じゃないのか?」

勇者「いや、人間なのは違いない」

ケイローン「見たこと無い服を着てるが」

勇者「鎧がわからない!?」

ケイローン「いや…鎧はわかるが…普段着る物ではないだろう」

勇者「え?」

ケイローン「え?はこっちの台詞だよ」

298: 2011/04/25(月) 20:45:44.00 ID:/h54dxEF0
ケイローン「青年は人間界から来たのではないのか?」

勇者「人間界?」

ケイローン「……。少年はどんな世界から来たのだ?」

勇者「どんな世界…剣と魔法とモンスター…?」

ケイローン「なぜ疑問系なのだ…」

勇者「いや、自分でも状況が飲み込めてないんだ」

ケイローン「しかし剣と魔法と…モンスター?」

勇者「え?モンスター知らないの?」

300: 2011/04/25(月) 20:50:14.05 ID:/h54dxEF0
ケイローン「聞いた事がないな」

勇者「むしろお前モンスターじゃないの?」

ケイローン「私の何処が怪物だ」

勇者「いや、どうみても…」

ケイローン「青年は失礼だな」

勇者「図々しいのと遠慮をしないのは勇者の必須事項だからな」

ケイローン「そもそも勇者とはなんだ?」

勇者「魔王を倒すんだよ」

ケイローン「魔王?」

勇者「うん」

301: 2011/04/25(月) 20:54:03.30 ID:/h54dxEF0
勇者「それで、オレは帰れるのか?」

ケイローン「いや…私も知らないからな…残念ながら送り届けられない」

勇者「それじゃぁ……」

一角ウサギ娘「元気だして、生きてれば良い事あるよ?」

ケイローン「そうだ、あいつならばもしかしたら…」

勇者「なに!?何か方法があるのか!?」

ケイローン「いや、わからないが」

勇者「少しでも可能性があるなら諦めない!それも勇者だ!」

ケイローン「時々あつくるしいな青年」


303: 2011/04/25(月) 21:00:48.53 ID:/h54dxEF0
ケイローン「一角ウサギ、悪いがスライム達の所まで青年を案内してくれないか?」

一角ウサギ娘「?わかった」

勇者「この世界にはスライムもいるのか!?」

ケイローン「え?あぁ」

勇者「それはあれか?丸くてツンとしていてプルプルしてて少し間抜けな顔をした…」

ケイローン「…なんの話しをしているんだ?」

勇者「…違うのか」

一角ウサギ娘「お兄さんは面白いね」

ケイローン「とりあえず頼んだぞ一角ウサギ」

一角ウサギ娘「うん、まかせて」

304: 2011/04/25(月) 21:05:05.36 ID:/h54dxEF0
村の外

勇者「所で一角ウサギ娘、そのスライムのところにはどの位でつくんだ?」

一角ウサギ娘「ん~?歩いたら一日くらい、走ればもっと早いけど」

勇者「一日走る…だと?」

一角ウサギ娘「人間は貧弱だから無理だって言ってた」

勇者「!?よーし走ってやろうじゃないか!!」

一角ウサギ娘「むりしなくて良いよ?」

勇者「無理なんかしてねえよ!」

一角ウサギ娘「それじゃ走る?」

勇者「あぁ」

一角ウサギ娘「じゃあ、よーいドン」

ダダダダダダダダ

勇者「早い…だと?」

306: 2011/04/25(月) 21:09:14.26 ID:/h54dxEF0
一時間後

勇者「はぁ…はぁ…」ゼェゼェ

一角ウサギ娘「やっと来た」

勇者「早すぎる…ぞ」

一角ウサギ「ちゃんとゆっくり走ったもん」

勇者「あれで…?」

一角ウサギ娘「うん」

勇者「ちょ…ちょっと休もうか…」

一角ウサギ娘「休み疲れたんだけど」

勇者「……修行のしなおしかな…?」

311: 2011/04/25(月) 21:19:19.55 ID:/h54dxEF0
一角ウサギ娘「勇者って魔王を倒すのがお仕事なの?」

勇者「あぁ、そうだ。世界中から尊敬される職業なんだぞ?」

一角ウサギ娘「ふーん」

勇者「興味深いなさそうだな…」

一角ウサギ娘「うん、私の世界には関係ないから」

勇者「まぁそうだけどさ、でも勿体無いよな」

一角ウサギ娘「なにが?」

勇者「世界はこんなに広いのに、それを知らないんだろ?」

一角ウサギ娘「もったいない?」

勇者「うん、世界は広い。オレもまだまだ知らないことがある、だから楽しい」

勇者「それに興味も持たないのは勿体無いとおもわないか?」

一角ウサギ娘「わかんない」

勇者「そっか、まぁ興味無いのにこんな話ししてもつまらないよな……そろそろ行くか」

一角ウサギ娘「うん」

313: 2011/04/25(月) 21:29:07.94 ID:/h54dxEF0
スライム達の住処

勇者「ひぃ…ひぃ…」ゼェゼェ

一角ウサギ娘「大丈夫?」

勇者「だ…大事だ…オレは勇者だからな…」

一角ウサギ娘「でも、お兄さんは頑張ったよ」

勇者「まぁな!」

勇者「それにしてもでっかい湖だな…それに水も凄い綺麗だ…」

一角ウサギ娘「スライムさん達は綺麗な水がないと生きていけないから」

314: 2011/04/25(月) 21:33:42.89 ID:/h54dxEF0
勇者「それでそのスライムってのは何処にいるんだ?」

一角ウサギ娘「よんでくる」ピョコピョコ

勇者(あの耳どうなってるんだろ…触ったら怒るかな?)



勇者「どうだった?」

一角ウサギ娘「今はいないみたい、明日まで待つしか無いって」

勇者「ここで一晩か…野宿は慣れてるから構わないけどさ」

一角ウサギ娘「それじゃわたしは帰っていい?」

勇者「え?」

一角ウサギ娘「冗談」

勇者「わかりにく冗談だな…」

315: 2011/04/25(月) 21:38:16.52 ID:/h54dxEF0
一角ウサギ娘「お兄さんの世界のお話し」

勇者「ん?」

一角ウサギ娘「聞かせて?」

勇者「そうだなぁ~どんな話しが良いかな…」

一角ウサギ娘「なんでも良い」ピクピク

勇者(耳動いてる、興味があると動くのかな?)

勇者「そうだな…それじゃ俺の世界で一番大きな街に行った時の話しを聞かせてやろう」

一角ウサギ娘「うん!」

317: 2011/04/25(月) 21:42:04.45 ID:/h54dxEF0
勇者「…と言う話しだったのさ」

一角ウサギ娘「知らない事ばっかり…」

勇者「そうだろそうだろ、それをオレは全部この目でこの鼻でこの耳で、感じて来たんだ」

一角ウサギ娘「もっと」

勇者「……そろそろ終わりにしないか?さすがに三時間ぐらい話したから疲れたんだが」

一角ウサギ娘「そう…」

勇者「それにもう夜だからさ、そろそろ寝ようぜ」

一角ウサギ娘「…うん」

勇者「さすがに夜は冷えるな…」

318: 2011/04/25(月) 21:45:22.58 ID:/h54dxEF0
一角ウサギ娘「ん」ピタ

一角ウサギ娘「あったかい?」

勇者「うわっ…あったかいけど…その…ヤバイな」

一角ウサギ娘「やばい?」

勇者「気にするな」

一角ウサギ娘「?うん」

勇者「なぁ、耳触って良いか?」

一角ウサギ娘「耳?いいよ?」

勇者「……」サワサワ

一角ウサギ娘「くすぐったい」

勇者「……なかなか良い手触りだな」

一角ウサギ娘「そう?」

勇者「うん」

323: 2011/04/25(月) 21:56:26.20 ID:4X7duSw0i


一角ウサギ娘「ふぁ…眠い」

勇者「おやすみ」

一角ウサギ娘「明日もお話し」

勇者「あぁ、時間が有ったら聞かせてやるよ」

一角ウサギ娘「約束」

勇者「勇者は約束なんてしない、何故なら必ず守るからわざわざする必要が無いんだ」

一角ウサギ娘「おぉ~…おぉ?」

勇者「おやすみ」

一角ウサギ娘「ん」ギュッ

勇者(無自覚なんだろうなぁ…朝まで持つかなぁ…)

324: 2011/04/25(月) 22:00:28.11 ID:4X7duSw0i
翌朝

スライム女「へぇ~これが勇者って奴かい?」

勇者「ん…あぁ?」

一角ウサギ娘「おはよ」

スライム女「勇者って言うのは随分手が早いのね~」

勇者「いやっこれはこいつが抱き付いて来ただけで!」

一角ウサギ娘「勇者は暖かかった」

スライム女「ふーん?」

勇者「ち…違うからな!?」

スライム女「はいはい」

327: 2011/04/25(月) 22:05:55.94 ID:4X7duSw0i
勇者「それより、お前があの馬が言っていたスライムか?」

スライム女「まぁそうなるわね」

勇者「送り届けられるのか?」

スライム女「多分ファンタジー界でしょ?水がある所なら問題ないわよ」

勇者「良かった…オレがいないと世界が滅びるからな…」

スライム女「人が一人いないくらいで世界が滅びるの?」

勇者「オレは特別だからな」

スライム女「ちょっと痛いわね…」

一角ウサギ娘「痛い?どこが?」

スライム女「頭の中がよ」

一角ウサギ娘「頭の中いたいの?大丈夫?」

勇者「優しさが一番痛い…」

329: 2011/04/25(月) 22:13:53.87 ID:4X7duSw0i
スライム女「それじゃ、早速帰る?世界がヤバイんでしょ?(笑)」

勇者「信じてないだろ…」

スライム女「信じる信じる」

一角ウサギ娘「帰っちゃうの?」

勇者「みんな俺を待ってるからな…」

一角ウサギ娘「まだお話し聞いてない…」

勇者「ごめんな…でも皆待ってるから…」

330: 2011/04/25(月) 22:18:04.55 ID:4X7duSw0i
一角ウサギ娘「……じゃあわたしもついてく」

勇者「え?」

一角ウサギ娘「うん、話してくれないなら自分で見る」

勇者「でも…ダメ…だよな?」

スライム女「別に私は良いのよ?」

一角ウサギ娘「ついてく」

勇者「遊びじゃないんだぞ?氏ぬかもしれないし…」

一角ウサギ娘「ついてく」

勇者「……」

スライム女「諦めたら?ケイローンには私から話しとくから」

勇者「でも…」

333: 2011/04/25(月) 22:28:00.80 ID:4X7duSw0i
スライム女「それとも守る自信が無いのかしら?」

勇者「それくらい余裕に決まってんだろ!」

一角ウサギ娘「じゃあ良いの?」

勇者「う…あぁ!オトコに二言はねぇ!」

一角ウサギ娘「ありがとう勇者さん」

勇者「ん…まぁ」

スライム女「単純ねぇ~」

一角ウサギ娘「これから宜しくね?」

勇者「あぁ…任せろよ」

FIN

335: 2011/04/25(月) 22:33:37.42 ID:+SH8BG410
乙でした~
一角ウサギ娘が勇者の世界行ったら一角ウサギ(♀)ってなるんだろうか

240: 2011/05/02(月) 01:04:17.82 ID:Mp6kCDOy0
進め!一角ウサギ娘ちゃん!

勇者「ここがオレの俺たちの冒険の始まった街だ、まずはここで情報を集める」

一角ウサギ娘「にんげんが一杯いる」

勇者「小さいな街だけどな、もっと大きい街も沢山あるぞ」

一角ウサギ娘「もっと大きいの?」

勇者「あぁ、うちの国は貧しい方だからな」

勇者「なんてったって国をあげての勇者にひのきのぼうとかよこしやがるからな」

一角ウサギ娘「ひのきのぼう?」

勇者「一番弱い武器だ」

一角ウサギ娘「でも棒で殴られたら痛いよ?」

勇者「まぁ…そうなんだが、それでも剣とかに比べるとゴミだからな」

一角ウサギ娘「剣?」

勇者「そっか、あの世界には剣とか無さそうだな」

243: 2011/05/02(月) 01:09:23.31 ID:Mp6kCDOy0

勇者「さてとまずは…お邪魔しまーす」ガチャ

一角ウサギ娘「おじゃまします?ここが勇者の家」

勇者「いや、違うが…ちっ…しけた言えだな」ガサゴソ

一角ウサギ娘「なにやってるの?」

勇者「一種の勇者の儀式かな」ヤクソウヲテニイレタ

勇者「ほら、次いくぞ」

一角ウサギ娘「おじゃましました」

勇者「あと二~三件回るか」

一角ウサギ娘「まわるか」

245: 2011/05/02(月) 01:14:08.12 ID:Mp6kCDOy0
勇者「やっぱり最初の街はダメだな良いものが全然無い」

勇者「次はお前の装備を揃える、たいしたものは無いけど、裸装備よりはいいだろ」

一角ウサギ娘「装備?」

勇者「裸で殴られたら痛いだろ?」

一角ウサギ娘「うん、痛い」

勇者「だから装備をするんだ、お前なら…そうだな革鎧が良いかな」

一角ウサギ娘「むー、ごわごわする」

勇者「痛いよりは良いだろ」

一角ウサギ娘「でもごわごわは嫌」

246: 2011/05/02(月) 01:21:57.07 ID:Mp6kCDOy0
勇者「次は酒場だ、ここで情報を集める」

一角ウサギ娘「う…変な匂いする」

勇者「お前も飲んでみるか?酒は良いぞ?」

一角ウサギ娘「いらない」

勇者「まぁ暫くここで待っててくれ」





勇者「ただいま~、ってうぉっ!?」

男A「ねぇ彼女~その装備可愛いね?見たこと無いけど何処の子?」
男B「もし良かったら俺と冒険しない?色々教えてあげるよ」
男C「角!耳!コスプレきたこれ!!」

勇者「なんかめっちゃ囲まれてる…」

248: 2011/05/02(月) 01:28:09.59 ID:Mp6kCDOy0
一角ウサギ娘「たくさん声かけられた」

勇者「そっかぁ、良かったな。でもホイホイついて行っちゃダメだからな?」

一角ウサギ娘「?わかった」

勇者「それと…俺の昔の仲間の情報は手に入らなかった」

勇者「やっぱり魔王の城に近い村まで行かないとダメだな」

一角ウサギ娘「うん、わかった」

勇者「でもなぁ…船も飛行艇も遠くに乗り捨てちゃったんだよな…遠いけど歩きか…」

勇者「くそっ…移動系の魔法を覚えていれば…っ」

一角ウサギ娘「いそぐの?走る?」

勇者「それはオレがついて行け無いからダメだな」

250: 2011/05/02(月) 01:31:18.02 ID:Mp6kCDOy0
勇者「まぁ気長に歩いて行こうぜ」

一角ウサギ娘「ん」


街の外

勇者「でもレベル上げとかは必要性無さそうだし最短ルートで行きたいな」

勇者「とりあえず北にある港町を目指す」

一角ウサギ娘「みなとまち?」

勇者「あぁ、海があって食い物美味いところだ」

一角ウサギ娘「美味しい食べ物」ピクピク

勇者(耳動いてる)

勇者「…楽しみだな」

一角ウサギ娘「うん!」

251: 2011/05/02(月) 01:36:04.46 ID:Mp6kCDOy0
道中

モンスターが現れた

なんか強そうな奴ABC

勇者「街で聞いたうわさは本当だったのか…最近みた事無い魔物とエンカウントする事があるって」

一角ウサギ娘「強いの?」

勇者「わからないが、そこら辺の魔物よりは強そうだ…」

一角ウサギ娘「わるいやつ?」

勇者「そうだ、行くぞ!」

一角ウサギ娘「でも、攻撃したら痛いよ?」

勇者「そうだけど…でもあいつをほっといたらそれだけ人々が苦しむんだ」

一角ウサギ娘「…それはだめ」

254: 2011/05/02(月) 01:41:16.05 ID:Mp6kCDOy0
一角ウサギ娘「わかった、頑張る」

一角ウサギ娘「ゴメンね」

一角ウサギ娘の攻撃
メキョッ
なんか強そうな奴Aを倒した

勇者「容赦ねぇ…」

一角ウサギ娘「倒した」

勇者「まだ来るぞ!」

一角ウサギ娘「えい!」
メキョッ
なんか強そうな奴Bを倒した

勇者「常時隼の剣だと…?」

なんか強そうな奴Cは逃げ出した

256: 2011/05/02(月) 01:47:04.92 ID:Mp6kCDOy0
勇者「経験値からすると魔王の城周辺と同じぐらいの強さか…」

一角ウサギ娘「強いの?」

勇者「多分な…」

一角ウサギ娘「ふーん、勇者さん早く次いこ」

勇者「お、おう」

勇者(次の街でパーティー募集するつもりだったけど要らなそうだな…)

これから先も強い敵が沢山いるだろう、それでも負けるな一角ウサギ娘!
そして一角ウサギ娘に負けるな勇者!
勇者達のぼうけんは続く!

FIN

278: 2011/05/02(月) 03:23:24.44 ID:Mp6kCDOy0
後日談です、前のみてない人はわからないと思うけど
それでも書きたかったから仕方ないよね

寝ます、もうちょっと書きたかったけど寝ますおやすみなさい

引用元: ハーピー「何こっちみてんだよ」男「……」