男「レベルを上げて999になったよ」

女「よく分かんないけど、ゲームの話かな？」

女「男くんあの頃からゲーム好きだったもんねぇ」

男「そうそう相変わらずハマってて。女さんは？」

女「私は今大学通ってて、先生を目指してるんだ！」

男「>>10」

高卒の方が人間的に優れているというデータがある

男「高卒の方が人間的に優れているというデータがある」

女「私は大学で色々学べてるけどなぁ……」

男「実際うちの会社、優秀な人は高卒の方が多いしね」

女「あ、男くんもう働いてるんだね」

女「どんなお仕事をしてるの？」

男「>>15」

神

男「神」

女「か、神……？」

男「うん」

女「それってどんなお仕事なの……？」

男「それじゃあ働いてる所、見せてあげるよ」

～後日・神社～

女「とりあえずここに来てって言われたけど……」

女（神社ってことは神主さんの事を言ってたのかな？）

女「……あ、男くん居た」

男「>>20」

あ、来てくれたんだ。早速だけど何か願い事をしてみて

男「あ、来てくれたんだ。早速だけど何か願い事をしてみて」

女「え？そんな急に言われても……」

男「何でもいいから」

女「じゃあ……>>25」

パチンコで勝てますように

女「パチンコで勝てますように」

男「へぇ、意外だなぁ」

女「えへへ、意外とストレス発散になるんだよね……」

男「それじゃあ行こっか」

女「？」

男「勝ちにさ」

～時間経過・パチンコ屋前～

女「す、スゴい……ホントに勝っちゃった」

女「こんなに儲けたのははじめてかも♪」

男「>>31」

その金でホテル行こう！

男「その金でホテル行こう！」

女「えええぇ!?」

女「そ、そういうのはちゃんと付き合ってからじゃないとダメだよ！」

男「>>35」

今度デートして下さい

男「今度デートして下さい」

女「!?」

男「ダメかな？」

女「ダメ……じゃないよ」///

男「やったぁ」

女（ま、まさかずっと好きだった男くんにデートに誘われるなんて……！）

～デート当日～

女「デート楽しみだなぁ……♪」

ﾌﾞﾙﾙｯ

女「あ、男くんからだ！」

女「デートの行き先は……>>40？」

映画館

～映画館～

女「お待たせ！」

男「うぅん、こっちも今来たばっかだよ」

女「あ、そっかそっか」

女「えっと何見るんだっけ？」

男「これだよ」

女「！」

女（ほ、ホラーかぁ……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

男「ごめん、もしかして苦手だった？」

女「……大丈夫！」

～上映中～

女（なんて強がったけどこ、怖いなぁ……）

ﾊﾞｧｰﾝﾂ

女「きゃああああああぁっ！」

ｷﾞｭｯ

男「…………」

女「！」

女（つ、つい勢いで男くんに抱きついてしまった……）///

～上映後～

女「ご、ごめんね男くん、あまりに怖くてつい……」

男「>>46」

し、氏んでる

男「…………」

女「男くん？」

男「」

ｶﾞｸｯ

女「！　嘘……」

女「いや、いやああああああぁ！」

男くんの氏因は心筋梗塞だった
映画の上映中には既に息を引き取ってたらしい
そんな事にも気づかずに私は……

BADEND？

タイトルは神頃しでお願いします

～神社～

女「……」

女（自分でも馬鹿げてる、でもあの時は確かに願いが叶ったんだもん……）

女「どうか、どうか男くんを生き返らせてください……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

女（男くん、会いたいよ……）

彼に会いたい一心で私は必氏に祈った
そして振り返るとそこには……>>52

願い叶えるとたまに氏んじゃうんだよね～

男「願い叶えるとたまに氏んじゃうんだよね～」

女「え、嘘……！」

男「心配かけちゃってごめんね」

ｷﾞｭｯ

女「どうして……」

男「神に叶えられないことは無いんだよ」

女「あれって本当だったの!?」

男「うん、でも誰かに祈ってもらわないと叶えられないから……」

男「ありがとね、女さん」

女「……うん！」

完

ハッピーエンドでよかった