バナナの皮でこけそうだった美少女を助けたら惚れられてしまった件 : SSまにあっくす！

で、女の子俺のことめっちゃギュッと掴んでる
女の子は若干取り乱してるから俺のこと離さない
俺はいたって冷静だからすごい気まずいｗ　その子の髪からすごいいい匂いしてるｗ
それで
まだ
まだ抱き合ってるｗ　多分1分ぐらい
傍から見たら道で抱き合ってる痛いカップルだったろうなｗ

したら女の子我に戻るｗ
「あっ、あっ、すいません///」みたいにｗ
で、俺は「いいよ全然気にしてないから」って言ってその子の頭ポンポンってしてやった
したらさｗ　女の子完全に落ちたんだろうねｗ
「あ、あ、私、日下部（仮名）っていいます・・　えとー16歳です、、助けてくれてありがとうございます。。」
って急に自己紹介を始めちゃってｗ

俺もその時にはこの子すごいかわいいなって思ってたんだけど
流石に21の俺が16のJKに手を出しちゃうのはどうかなって思ってさ
まぁ自己紹介されたから一応俺も自己紹介はしたよ？
「えーと、俺は泉（仮名）っていいます。年は21で、大学生です早稲田通ってます」
ってね

「早稲田・・・すごー」
女の子俺ともっと喋りたいからって話続けようと必氏ｗ
まぁかわいそうだから俺も話を続けてあげる
（ちな、女の子はなぜかずっと俺の服のそで掴んでるｗ）
「悩んでることとか無い？」
「えっと、そのー」
どうやらその子は劣等感に悩まされているようだった
運動でも勉強でもなんでもそこそこできるけど飛び抜けたものはなくて
本当に全部「そこそこ」できるけど自分に自信が持てない、ということだった

俺は励ましてやろうと思って言ったよ

「でも、もう君は僕の一番だよ？」

ってねｗ
したら笑って「ばかｗ」だってよｗ
「さっき会ったばっかりなのにこんなに親しくなっちゃたねｗ」
「よかったら今度遊びにいく？ｗ」
女の子の顔が更に明るくなる
「あ、お願いします・・///」
また改まっちゃって・・ｗ

っていう夢を見たんだよ　さっき
部屋で一人
その夢のことを思い返した
夢だった　それは
確かに俺は早稲田卒だがもう33のおっさんだ
確かに俺は所謂大手企業に勤めているがもう33のおっさんだ
確かに俺は・・・

俺は自分の人生を振り返った
あぁもう俺には甘酸っぱい青春は味わえないんだなって思った

「パパー、起きてーもう10時だよー」
「うん」
10歳の娘に起こされて下のリビングに降りる
「またあの夢見ちゃったよｗ」
「またーー？ｗ」
「パパお母さんのこと本当好きだねｗ」

確かに俺はもう33のおっさんだ
でも
まだ幸せな時間を過ごせるみたいだ

fin

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