ぼく「あ、後輩だ。おーい！後輩ー！」

後輩「あ！先輩！先輩先輩！先輩だー！」ﾄｺﾄｺﾄｺ

ぼく「そんな全力で走ってこなくても逃げないよｗｗ」

後輩「何ですか何ですかー？先輩なにかプレゼントとかくれちゃうんですかー？？好きですよ先輩ー！」

ぼく「プレゼントは無いんだけど、プリント運ぶの手伝って欲しいんだ。結構多くて...」

後輩「全然いいですよ！」

ぼく「？！」

後輩「先輩プリント重いですぅー」

ぼく「ありがとな、ホント助かるよ」

後輩「先輩想いですー///」

ぼく「両想いだな///」

後輩「それとは違います」

ぼく「？！」

後輩「先輩！先輩！お腹すきました！甘い物を要求します！」

ぼく「じゃあ、プリント手伝ってくれたし何でも奢るよ！」

後輩「やたー！先輩すきすき！じゃあー、パフェ！即決！」

ぼく「じゃあ駅前の店に行こう！」

後輩「え、一緒に行くの？」

ぼく「？！」

なんとなく勢いに任せて書いてるけど誰が見てる？

後輩「先輩先輩先輩！」ｺｿｺｿ

ぼく「何？！今授業中だよ？」ｺｿｺｿ

後輩「先輩に会いたくなって来ちゃった///」ｺｿｺｿ

ぼく「なっ...///で、でもダメでしょ授業抜け出してきちゃ..」ｺｿｺｿ

後輩「だってー、どうしても声聞きたかったしー」ｺｿｺｿ

ぼく「だからって流石に授業中は...」ｺｿｺｿ

後輩「......センセー！先輩君が早弁してますー！！」ｼｭﾀﾀ-

先生「先輩君、マジメに授業受ける気がないのか！！」

ぼく「！？」

ぼく「全く、後輩のせいで酷い目にあったよ...」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

後輩「でさー、先輩がさーｗｗ」ﾜｲﾜｲ

ぼく「後輩の奴、楽しそうにしやがって...」

ぼく「そうだ！たまには脅かしてやるかｗｗｗ後ろから回り込んで背中をドン！」

後輩「ひゃあっ！先輩？！汚い！」

ぼく「！？」

ぼく「ご、ごめん！てかさっき汚いって...」

後輩「女の子の背中を急に押すなんて酷いです先輩！」

ぼく「ごめん！驚かしたかっただけなんだ。てか汚いっt…」

後輩「いくら大好きな先輩でもしていい事と悪い事がありますよ？」

ぼく「ねぇでも汚いってさっき」

後輩「先輩の事は好きです。でも急に怖い事するのはやめてください！」

ぼく「汚いって...」

後輩「話聞いてます？」

ぼく「！？」

後輩「罰として今日の放課後、駅前のパフェのお店をご馳走して下さい」

ぼく「あれはつい先日食べたじゃないか」

後輩「前回はバナナ、今回はイチゴ目当てです」

ぼく「でもまた一緒には行かないんでしょ？」ｼｮﾎﾞﾝ

後輩「今日は一緒に行きましょう！」

ぼく「？！」

ぼく「放課後楽しみだなー。早く今日終わんないかなー？」ﾎﾟﾜﾜ-ﾝ

～放課後～

後輩「先輩先輩すっきすき先輩！」

ぼく「道の真ん中で変な歌を歌わないでくれないかな」

後輩「いいじゃないですか！パフェが楽しみで仕方ないんです！」

ぼく「理由に僕は登場しないのか」

後輩「ちょっとコンビニ寄りますね！」

ぼく「駅まで意外と距離あるよなー」

後輩「あ、そこわたしんち何ですよー」

ぼく「そうなんだ！駅と学校のちょうど真ん中だったのか」

後輩「じゃ！わたしここなんで！」ﾊﾞｲﾊﾞ-ｲ

ぼく「はーい！」ﾊﾞｲﾊﾞ-ｲ


ぼく「...！？」

ぼく「パフェは？！行かないの？！」

後輩「さっきコンビニで買いました！」

ぼく「ぼく家真逆なんだけど！？」

後輩「それは知りませんよ」

ぼく「どうしてこういつも後輩のペースに...」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

後輩「何帰ろうとしてるんです？早く上がってきたらどうですか？」

ぼく「！？」

>>21
かんきも気付かんかったｗｗｗｗｗｗ

ぼく「おじゃまします(お、女の子の部屋だ～)」

後輩「適当に座ってください。パフェでも食べましょう」

ぼく「お、僕の分もあるの？」

後輩「当たり前です！」

ぼく「いただきまーす」

後輩「...やっぱり好き」

ぼく「！？」

後輩「いちごパフェです」

ぼく「まだ何も」

後輩「先輩わかりやすい顔しますからねｗｗｗ」

ぼく「∑(・ω・｀)！？」

後輩「まぁでも、先輩の事も好きですよ。なんだかんだ言っても、わたしのわがままに付き合ってくれる優しいとことか、困った顔も可愛くて大好きです。」

ぼく「後輩…」

後輩「いつもは冗談みたいに聞こえると思いますが、大好きですよ？先輩。」

ぼく「！？」



後輩「黙らないで下さいよ。まるで告白したみたいで恥ずかしいじゃないですか」

ぼく「？！」

ぼく「今の告白じゃないの？！」

後輩「何を言ってるんですか！普段お世話になってる先輩への感謝の気持ちです！」

ぼく「でも大好きって！ぼくもう付き合えるのかと」ｱﾀﾌﾀ

後輩「いやそういうのじゃないんで」

ぼく「しかも部屋にまであげて...」

後輩「ここ弟の部屋ですし」

ぼく「！？」

後輩「先輩先輩先輩先輩先輩先輩せんぱーい！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ぼく「いつにも増して今日はうるさいなｗｗ」

後輩「今日の先輩の体育カッコよかったです！惚れ直しました！」

ぼく「見ててくれたんだｗｗありがとうｗｗ」

後輩「いやぁ、先輩にあんな才能があるとは思いませんでしたよ！マジリスペクトです！」

ぼく「照れるってばｗｗ」

後輩「3時間目わたし達も体育だったらもっと近くで見れたのになぁー」

ぼく「ぼく体育1時間目だったんだけど」

後輩「あーじゃああれ違う先輩かぁー」

ぼく「！？」

後輩「先輩！先輩！」ﾕｻﾕｻ

ぼく「うーん、あと5分...」ﾈﾑﾈﾑ

後輩「先輩、もう放課後ですよ！先輩！」

ぼく「あと少し寝かせといて...」

後輩「先輩！ちゅーしないと目覚めないんですか！先輩！先輩ったらぁ！」

ぼく「うーん、そんなに必氏になってどうしたの...」

後輩「うぅ…ぐすっ」ｳﾙｳﾙ

ぼく「！？」

ぼく「どうした？！何かあったの？！」

後輩「すごく眠いからおんぶして帰って」ｳﾙｳﾙ

ぼく「？！」

ぼく「マジでおんぶして送らされるとは…」ﾄｺﾄｺ

後輩「...」ｽﾔｽﾔ

ぼく「寝てるし。完全に寝入ってるし。」

後輩「先輩…...」ﾎﾞｿｯ

ぼく「ん？なんだ寝言かｗｗ」

後輩「…好き」ﾎﾞｿｯ

ぼく「なんか…後輩になら振り回されるのも悪くないな///」

ぼく「おい、後輩、お家着いたぞ」

後輩「センキュータクシーバイビー」ｽﾀｽﾀ

ぼく「！？」

後輩「先輩…先輩...」

ぼく「後...輩...？どこに…」

後輩「先輩、私は今、先輩の頭の中に直接話しかけてます」

ぼく「一体どういう…？！」

後輩「先輩...慌てずに聞いてください…後輩は今とてもピンチです…助けて下さい…」

ぼく「わかった！ぼくが出来る事は何でもす」

後輩「今日の放課後、駅前のパフェ屋で待ってます…すぐに来てください…後輩はすご困って…」

先生「くぉぉらっ後輩！！放送室を無断で使って何やっとるんだー！！！」

後輩「ひゃあああごめんなさいいいいい」

ぼく「なんだ校内放送か」ﾎｯ

後輩「残念だがアレは録音だ」ﾋｮｯｺﾘ

ぼく「！！」

終わった……おつおつ

見てくれてる人ありがとうございます
おやすみなさい

乙

えっ

！？

また見たい