1: 2013/01/24(木) 13:41:17.62 ID:OelzxKJ70
伊織「私水瀬伊織は今までお漏らしをした事がありません。お漏らし処Oです」

P「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

4: 2013/01/24(木) 14:18:35.20 ID:3hq7Wuec0
伊織「って・・なな、何てこと言わせるのよっ!」

P「全力で叫んでおいて何だが、俺もびっくりした」

伊織「あんたがカンペで指示するからでしょうが!」

P「いや、まさか本当に読むとは思わなかったし」

貴音「仕事中でなくとも、確りと自分の役目を果たす・・流石ですね」

伊織「た、貴音・・見てたの?」

貴音「ええ。その勇姿、しかと我が双眸に焼き付けておりました」

伊織「わ、忘れなさいっ!」

貴音「年下であっても、貴女から学ぶことは数多いものです」

P「俺もプロデューサーとして誇らしいよ、伊織」

伊織「何なの、そのあんたの満面の笑みは・!」
ぷちます!(12) (電撃コミックスEX)
5: 2013/01/24(木) 14:26:34.29 ID:3hq7Wuec0
貴音「しかし、プロデューサー・・アイドルたる者、お漏らしひとつしたことがないというのは問題ではないでしょうか?」

P「うむ。それは俺も考えた。だが、お漏らし処Oというのは伊織の貴重なアイデンティティの一つてあるわけだし・・」

小鳥「ええ。無闇にあれこれ画策するのは無粋なんじゃないかしら」

千早「しかし、既存の枠組みに囚われ過ぎるというのも良くない気がします」

美希「同感なの。ミキ的にも、新しい一面を持ったデコちゃんも見てみたいって思うな」

真「でも、お漏らし=伊織っていうイメージが根付いてるのは否めないと思うよ」

P「どういうことだ?」

律子「世間的に伊織はお漏らしするキャラクターって認知されてるんだから、今更お漏らしさせたところで新鮮味はないってことね」

亜美「でもでも、いざ目の前でいおりんがお漏らししたらさ→」

P「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!」

真美「ってなること請け合いだよね→」



伊織「帰りたい・・」

9: 2013/01/24(木) 14:32:26.49 ID:3hq7Wuec0
あずさ「なかなか難しい問題ですね~・・」

春香「それなら、公の場でさっきの宣言をさせてみたらどうですか?」

P「『私はお漏らし処Oです』って?」

雪歩「でも、それだけじゃ何の面白味もないんじゃ・・」

P「・・成程」

響「自分・・全然分からないぞ」

P「ふふ、記者会見で『お漏らし処O』宣言をさせることにより、世間一般のお漏らしアイドルイメージは儚くも瓦解するだろう」

千早「その場で泡を吹いて卒倒するファンの方も居るかもしれませんね」

P「ああ、そうだろうな・・だが、」


P「宣言したにもかかわらず、その直後、会見の壇上でお漏らししてしまったらどうなる?」


伊織「な・・!?」

12: 2013/01/24(木) 14:40:48.20 ID:3hq7Wuec0
伊織「あ、あんた・・何てこt

真「す、スゴイですよ、プロデューサー!」

春香「間違いなく、ファンの皆さんは狂喜乱舞しますよ!」

美希「それどころじゃないって思うな・・」

雪歩「お漏らしした伊織ちゃんに注がれるカメラのフラッシュの嵐・・」

千早「記者や招待されたファンの方々の、会見場にこだます野太い勝ち鬨・・」

律子「上がり続ける天井知らずの視聴率・・」

真美「翌日以降の各紙、各週刊誌はいおりん一色・・もとい、いおりんのお漏らしの色、一色・・」

亜美「さらに、間髪入れずその有り様を収めたDVD、ブルーレイの発売・・」

貴音「また、恐らく、その聖水の研究のため、各国の研究所から声がかかるでしょう」

P「そして、何よりも・・ファンの心に宿る『やっぱりいおりんはお漏らしアイドルだったんだ』という再認識・・!」

小鳥「デメリットが見当たらないわ・・」

19: 2013/01/24(木) 14:46:43.03 ID:3hq7Wuec0
P「音無さん!社長にこの奇跡の名案の報告及び各TV、ラジオ局に記者会見を行う旨を通達!」

小鳥「もうやってます!」

亜美「さすがピヨちゃん!亜美たちにできないことを平然と(ry」

P「律子!会場の準備を!」

律子「もうやってます!」

真美「さすがりっちゃん!真美たちにできないことを平然と(ry」

響「こ、こんなに活き活きとしたプロデューサーたち、見たことないぞ・・」

貴音「ええ。失礼ながら、こんなにも迅速かつ正確な作業をしているのを見るのは初めてかもしれません」

美希「ミキ、何かすっごくドキドキワクワクしてきたの・・!」

真「ボクなんか、なぜか胃もたれしてきたよ・・」


伊織「ちょ、ちょっと待ちなさぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいっ!!!!!」

22: 2013/01/24(木) 14:55:33.97 ID:3hq7Wuec0
シン....


P「どうした、伊織。会見は今晩に設定するから、伊織にはもう水分を摂り始めてもらわないと間に合わないぞ」

伊織「何を世迷ご、

千早「待ってください、プロデューサー。そんな簡単な指示ではいけません」

春香「何の飲み物を飲むかによって、伊織のお漏らしの色も変わってくるもんね」

伊織「悩むところはそこじゃ、

真「となると、やっぱり糖分過多なくらいが良いのかな?」

雪歩「お茶ならいくらでも用意できますけど・・」

あずさ「でも、あんまり直球過ぎるのも良くないんじゃないかしら?」

律子「奇を衒って、無色透明を狙いに行くのも良いわね」

貴音「いえ。お漏らしとはそのように打算的なものではいけません」

亜美「お姫ちんの目がいつになく真剣・・!」

貴音「お漏らしとは自然体でなければならないのです。だからこそ、水瀬伊織が今朝から飲んだもののみをお漏らしさせることが肝要なのです」

23: 2013/01/24(木) 15:02:43.88 ID:3hq7Wuec0
律子「私の記録によると、伊織は事務所に来てから一回も花を摘みに行ってないわ」

P「となると、そうだな・・真、貴音。二人には伊織の軟禁をお願いしたい」

真「分っかりました!勿論、トイレには行かせません!」

貴音「はい。運命の瞬間を見届けるまで、私は一切、手を抜きません」

伊織「・・・」

小鳥「伊織ちゃんのファンクラブの方々にも、緊急のメールを送っておきました」

律子「伊織のファンは熱狂的な人が多いで有名ですから、集客には問題ないはずです」

小鳥「仕事終わりの方のことも考えた開始時間ですから、大丈夫ですね」

律子「手配した会場のキャパを考えると、なかなかの人数が収容できるはずです」

P「お疲れ。報道陣は多いほうが良いが、ファンの方々のことを考えるのも大切だな」


伊織「やよい・・何とかして」

やよい「うっうー!伊織ちゃんの晴れ舞台、私も楽しみです!」

24: 2013/01/24(木) 15:11:27.67 ID:3hq7Wuec0
記者会見場、開始時刻。


春香「うわあ・・すごいカメラの数だね」

千早「見慣れてるつもりではあるけれど、今回のは桁違いね」

美希「あれ、アメリカのTV局・・あっちにはイギリスのもあるの!」

真「さすがは水瀬財閥のご令嬢ってところだね」

雪歩「わ、私・・こんなすごいところでお漏らしなんて絶対無理だよぅ・・」

やよい「しっ、雪歩さん。会見後にお漏らしすることは極秘なんですから、無闇に口に出しちゃダメですよ!」

あずさ「それにしても、私たちも同じ事務所のアイドルとして会見場に居られるなんて、素敵な計らいですね~」

亜美「亜美、何だか緊張して漏らしそう・・」

真美「ダメだよ、亜美っ、今日の主役はいおりんなんだから!」

響「自分、わくわくしてきたぞ・・」

貴音「恐らく、一番に身を強張らせているのは伊織でしょうね・・フフ、楽しみです」

律子「あんたたち、静かになさい。そろそろ始まるわよ」

27: 2013/01/24(木) 15:21:27.57 ID:3hq7Wuec0
P「・・、えー、長々と失礼致しました。それでは、水瀬伊織本人から皆様にご報告させていただきたく思います」

伊織「・・失礼します」

P「ほら、マイク・・頑張れよ」

伊織「・・・」


伊織「・・皆様、ご多忙の中、私、水瀬伊織の為にお集まりくださり、有難う御座います」

伊織「さて、今回、このような場を設けていただいた理由は他でもありません」

伊織「近頃、私自身のイメージについて、あらぬ噂が立っているのは皆様もご存知の事と思います」

伊織「俗に言うツンデレ、あるいは罵ったり、踏んだりする高飛車アイドルなど、様々なイメージがお有りでしょう」

伊織「しかし、その中で私がどうしても看過することのできないものがあります」


伊織「それは・・『お漏らし』です」


P「(さすがにざわついてるな・そうだ、これで良い)」

小鳥『各局、注視しています。予定通りです』

P「了解。こちらも滞りはない」

34: 2013/01/24(木) 15:31:27.90 ID:3hq7Wuec0
伊織「『お漏らしアイドル』・・確かに、これほど耳につく、そして耳馴染みのあるフレーズはないかもしれません」

伊織「どうしても用を足したい、しかし、逃れられない状況、シチュエーション」

伊織「尋常ならざる空気、朱に染まる両頬、呂律の回らぬ言葉、膨れ上がる膀胱・・」

伊織「そして、訪れる崩壊のとき・・それは森羅万象、すべての物事を超越する歓喜の瞬間」

伊織「耳を澄ませば心に響いてくる、聖水の放出音。純潔乙女の色に染まっていく大地」

伊織「何よりもその聖水を生んでしまった少女の心情を慮ると・・それはまさにカタルシス」

伊織「・・ですが、残念ながら、これらはすべて、私のアイドルとしての信念に反するものです」

伊織「高貴であれ、純真であれ、そして、トップアイドルであれ・・私はそう生きてきました」

伊織「私は『お漏らしアイドル』なる劣悪かつ無粋なイメージに抗うため、ここに、高々に宣言させていただきます」


シン...


伊織「私水瀬伊織は今までお漏らしをした事がありません。お漏らし処Oです」

35: 2013/01/24(木) 15:32:38.25 ID:3hq7Wuec0
P「その瞬間、地球が震えた。」

37: 2013/01/24(木) 15:35:18.34 ID:3hq7Wuec0
P「その瞬間、地球が震えた。」

P「すべての生きとし生けるものが、伊織に心を奪われ、」

P「或る者はそのイメージの崩壊に泣き、」

P「或る者は新しき伊織のアイデンティティの誕生に身を震わせ、」

P「同じアイドルたちどころか、アイドルを志す少女たちにも大きな影響を与えることとなった」


P「(だが、本番はこれからだ・・!)」

40: 2013/01/24(木) 15:40:25.33 ID:3hq7Wuec0
P「以上です。質疑応答は各局一つまでとさせてください、どうぞ」

伊織「(え、ちょっ・・質疑応答とか聞いてないわよ!?)」

「失礼します。水瀬伊織さんといえば、お漏らしというイメージは当初から囁かれていましたが、

 どうして今になってそれ払拭する宣言をなさったのが、お聞かせください」

伊織「あ、あの・・」

小鳥『伊織ちゃん、聞こえる?』

伊織「(え・・これ、確かプロデューサーが会見前に寄越したイヤホン?)」

小鳥『記者の方が不審に思うわ、平静を装って。そして、私の読み上げる台詞どおりに発言するのよ』

伊織「わ、分かったわ・・」


伊織「そ、それでは、お答えします・・」

42: 2013/01/24(木) 15:47:21.46 ID:3hq7Wuec0
伊織「(ふう・・何とか乗り切ったわ)」

P「では、次の方・・」


「はい。水瀬伊織さんがお漏らししない、ということは理解できました。

 ですが、水瀬さんの尿の色について、関心を持つ方はファンの方々に留まりません。
 
 頻度や糖度など詳細もお聞きしたいのですが、ここは身を引いて・・どうか、色だけで構いませんので、お教えください。」


伊織「はあ!?」

P「はい、お答えします。ほら、水瀬」

伊織「い、一片の曇りなき黄金色か、はたまた濁りなき無色透明か・・それは哲学や文学の類のように、答えのないものです」

「と、仰いますと?」

伊織「・・皆様のご想像にお任せする、ということでいかがでしょうか?」

43: 2013/01/24(木) 15:50:09.55 ID:7hW4QmwJP
嵐の前の静けさを感じる……

45: 2013/01/24(木) 15:54:28.31 ID:3hq7Wuec0
P「それでは、時間も迫ってきましたので、最後の質問とさせていただきます」


「はい、失礼します。先程の宣言、一記者として、とても感慨深いものがありました。

 ですが、あの宣言の裏返しは、『これからも私はお漏らしをしない』ということでよろしいのでしょうか?」


伊織「・・え、えーと」

P「さすがの音無さんも、この判断には迷ってるようだな・・」

伊織「・・・」

伊織「・・は、はい。そう捉えてもらって、構いません」


「分かりました。それでは、そのお答えに伴って、私個人からの提案が御座います。

 水瀬さんはこれからもアイドルとして邁進していくことと思いますが、

 その中で、絶対にお漏らしをしないということと同時に、お漏らしをした場合は・・何らかのペナルティを受けてもらう、というのはどうでしょうか?」


P「なん・・、

伊織「ですって・・!?」

47: 2013/01/24(木) 16:02:53.95 ID:3hq7Wuec0
伊織「(まさか、この後、お漏らしをするという計画が漏れてるんじゃ・・だから、それを知った上で、そういう提案をしているんじゃないの、この記者っ・・)」

伊織「(こうなったら、この後、お漏らしをするなんて馬鹿げた約束は反故にすれば・・)」

伊織「(いや・・このスーパーアイドル水瀬伊織ちゃんが一度決めた約束を破るなんて・・)」

伊織「(でも、ペナルティなんて何されるか分かったものじゃ・・)」

伊織「(どうしたら・・あ、く・・うぅっ!)」

P「伊織、マイクを」

伊織「え、ちょ・・あんた、何す、」

P「良いから」

伊織「(まさか、あんた、起氏回生の名案が・・!)」



P「はい。私が、水瀬伊織のプロデューサーとして、喜んでお約束致します。」



伊織「ぬうううううううおおおおおおおおおおおおああああああああっ!!!!???」

49: 2013/01/24(木) 16:08:52.32 ID:3hq7Wuec0
P「では、質疑応答は以上ということで・・水瀬、アイドルらしかぬ声を上げてたぞ。高貴であれ、純真であれ」

伊織「・・あんた、後で覚えておきなさいよ」

P「おまえのお漏らしを拝んだ後でならいくらでも」

伊織「こ、この鬼畜っ・・!」

P「じゃあ、退出する直前、ドアの辺りでよろしくな」

伊織「・・・」

P「伊織?」

伊織「分かった・・分かったわ」

P「・・伊織」

伊織「皆から求められること、それを実行するのが私、スーパーアイドル水瀬伊織ちゃんよ」

P「・・・」

伊織「何よ」

P「いや、今の伊織の顔。今までで一番冴えてて・・輝いてるぞ」

伊織「おでこが、って言いたいんじゃないでしょうね」

P「まさか」

53: 2013/01/24(木) 16:32:06.01 ID:3hq7Wuec0
P「改めて、お集まりいただきありがとうございました。以上で水瀬伊織の記者会見を終了させていただきます」

伊織「失礼しました」


春香「来る・・」

千早「シッ、春香。静かにしないと水瀬さんの放尿音が聞こえないわ」

亜美「真美、録画の準備は大丈夫?」

真美「ばっちし。任せて、亜美!」

響「収まったドキドキがまた暴れ始めたぞ・・」

雪歩「しっかり、響ちゃん・・お茶でも飲む?」

真「だからそれじゃ響がお漏らししちゃうって、雪歩っ」

やよい「貴音さん、そのスポイトは何ですか?」

貴音「ふふ。見て分かりませんか?」

あずさ「うふふ、律子さんも真剣な眼差しね」

律子「(計画通りにいけば、退出直前、あのドアの前で伊織がへたれ込んで・・)」


伊織「うっ・・」ヘタッ

56: 2013/01/24(木) 16:36:25.94 ID:3hq7Wuec0
伊織「あっ・・あ」


ザワッ


伊織「(ふふ、これで良いわ。この伊織ちゃんの自然な演技に見る者すべてが目を奪われてる)」

伊織「(私は完全無欠のスーパーアイドル・・どのような要求をされても、違和感なく行うことができる)」

伊織「(後は・・ただ、力を抜いて、いつものように、」


伊織「ぁ・・あ、見ないで」


伊織「(いつものように・・)」


伊織「や・・漏れ、ちゃ・・」

57: 2013/01/24(木) 16:40:58.36 ID:3hq7Wuec0
伊織「(え・・あれ?)」

P「(・・伊織?)」


春香「あれ、何か様子が・・?」

千早「・・嫌な予感がするわ」

貴音「水瀬伊織・・」


伊織「(な、何で・・)」

P「(何してるんだ・・もう三十秒は経ってるのに)」

伊織「(どうして・・今日は一度もお手洗いに行ってないのにっ)」

P「(まずい、これ以上は間が空き過ぎて不自然になる。伊織ならそれくらい分かるはず・・まさか!?)」

伊織「(あ、・・あっ)」


P「(お漏らしが・・、)」


伊織「(できない!?)」

60: 2013/01/24(木) 16:46:53.21 ID:3hq7Wuec0
真「まさか・・そんな、ここまで来たのに!」

雪歩「どうして・・!」

貴音「この特異な状況、尋常ならぬ雰囲気、多くの視線、そして、私たちの期待・・」

響「まさか、あの伊織がいまさらそんなプレッシャーに負けるなんて・・!」

千早「口では簡単に言えるけれど・・今、あの立場になった自分を考えてみて」

春香「た、確かに・・私じゃ、お漏らしする前に気絶しちゃうかも」

律子「伊織は今、極限の状態にある・・だからこそ、いつもしている排尿という作業が妨げられているんだわ」

亜美「そんな、このままじゃ・・本当にいおりんは『お漏らしキャラ』じゃなくなっちゃう・・!」

やよい「・・・」

真美「や、やよいっち?」

やよい「私は信じてます・・伊織ちゃんを」

あずさ「やよいちゃん・・」

やよい「伊織ちゃんは・・絶対に、負けませんっ」

63: 2013/01/24(木) 16:53:24.38 ID:3hq7Wuec0
伊織「・・・」


伊織「(思えば、ここまで長い道のりだったわ)」

伊織「(お兄様たちを見返したくて、アイドル事務所に入って)」

伊織「(皆と一緒に・・切磋琢磨して・・泣いて、笑って・・)」

伊織「(そして、築き上げてきたこのトップアイドルの座を・・)」


伊織「(こんな・・こんな、お漏らしができないなんて馬鹿げたシチュエーションごとき・・)」


伊織「(私は・・私が、)」



伊織「(打ち破ってみせる・・!!)」

66: 2013/01/24(木) 16:56:39.91 ID:3hq7Wuec0
P「伊織っ・・」

春香「頑張れ!」

千早「水瀬さん、頑張って!」

美希「デコちゃん・・!」

雪歩「頑張って!」

真「伊織!」

やよい「伊織ちゃん!」


伊織「く、う、うぅぅぅぅぅぅ、・・ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


伊織「ぁ」


シャアァァ.....

68: 2013/01/24(木) 17:02:22.70 ID:3hq7Wuec0
伊織「み、見ないで・・」



『水瀬伊織、脱お漏らし宣言直後に失禁!』

『やっぱり、スーパーアイドルもお漏らしには勝てなかった』

『検証!水瀬伊織の尿に迫る!』

『週刊765プロ/水瀬伊織緊急特集、お漏らしの是非』

『水瀬伊織放尿ショット100を収めた写真集』


その愛らしくも羞恥に満ちた表情はすべての視聴者の心を射抜き、

数々の文言が翌日の各紙、各週刊誌、各TV局に踊ることとなる。


そして何よりも、この出来事が、スーパーアイドルに座して以降、目的を見失っていた彼女自身に大きな刺激を与えることとなったのだ。

69: 2013/01/24(木) 17:07:50.45 ID:3hq7Wuec0
P「(このお漏らしは自然なお漏らしじゃない・・それ故に納得のいかない者たちも居るだろう)」

P「(だが、この痴態を見た誰もが、これを伊織の自然なお漏らしとしてその脳裏に焼き付けただろう)」

P「(だからこそ、伊織のプロデューサーとして、この功績に恥じぬ賞賛を彼女に与えたいと・・そう思っている)」


伊織「・・・」シャァァ...

P「伊織、やったな・・見ろよ。春香たちの表情、駆け回る記者たち、想像に容易いテレビの前で身を震わせているファン・・」

P「この中心に・・おまえが居るんだ、伊織」

伊織「ぷ、プロデューサー・・」

P「ああ。この感動は・・きっと、伊織だけが味わってるもので・・い、伊織?」

伊織「・・お、」

P「お?」


伊織「お漏らしが・・止まんない」





おわれ

73: 2013/01/24(木) 17:18:01.64 ID:DOXIA00r0

頭おかしい、良い意味で

引用元: 伊織「お漏らしなんてした事ないわよ」 P「じゃあ宣言しろ!」