1:◆sho/Nrx0p2 2013/02/14(木) 19:33:08.94 ID:P5jD1GJj0
2: 2013/02/14(木) 19:40:30.56 ID:P5jD1GJj0
レッサー「面白そうです」

佐天「へ? あの…どちら様?」

レッサー「魔術師…と言ってもわかんないですかね、イギリスのある組織に所属している者です」

佐天「はぁ、イギリスですか」

レッサー「ではさっそく行きましょうか、佐天涙子さん」

佐天「え、何処にです?」

レッサー「もちろんイギリスに」

佐天「えっ」

レッサー「こちらの準備は整ってますから早く行くとしましょうか」グイッ

上条「んーッッ!?んーッッ!!」ジタバタ

佐天「え?」キョトン
とある魔術の禁書目録 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)
5: 2013/02/14(木) 19:48:21.59 ID:P5jD1GJj0
………

レッサー「さあ着きましたよ!!イギリス!!」

上条「………」

佐天「………」

レッサー「…テンション低いですね、もっと盛り上がって行きましょうよお二人とも」

上条「おいレッサーどういうつもりだ、俺はともかく佐天さんまで連れてくるって…」

レッサー「面白そうだったので」

上条「はぁ!?ふざけんな面白そうってだけで俺ら誘拐したのかお前は!?」

レッサー「まさか、ちゃんと意図くらいありますよ」
上条「なんだよそれは、教えろ!!」

レッサー「貴方がイギリスの忠実な下僕になるならば喜んで教えてあげましょう」ニヤッ

上条「…………お前なぁ」
佐天「……一体なんなんだろ」オロオロ

7: 2013/02/14(木) 19:53:42.69 ID:P5jD1GJj0
レッサー「さて、ものは試しですしさっそく使って貰いましょう」

佐天「へ?」

レッサー「この少年がわたしをどう思ってるのか知りたいので、ではどうぞ」
上条「………」

佐天「………はぁ、えーと」

上条「危害を加えるつもりじゃなさそうだし…やってあげてくれ」

佐天「…わかりました、えいっ」

レッサー「………」ワクワク

9: 2013/02/14(木) 19:56:51.16 ID:P5jD1GJj0
上条→レッサー

信頼 0
友情 0
愛情 0
好敵 0
官能 0





レッサー「えっ」

上条「………」

佐天(そういえば上条さんには能力効かないんだったなぁ)

13: 2013/02/14(木) 20:06:56.92 ID:P5jD1GJj0
レッサー「どういう事ですかッッ?!?!」クワワッ

上条「なにが」シレッ

レッサー「オール0って!! 流石にあんまりですよこんちくしょう!!」バンッ

上条「上条さんにはなんの事やらさっぱりです」フイッ

レッサー「あれだけアプローチしたのに効果0とか男ですか貴方!?」

上条「へー」

レッサー「…あ、……ま、まさか………」ワナワナ

上条「なんだよ…」

レッサー「………男狂いですか?」ジッ

上条「はぁ!?なんでそうなる!!」

レッサー「いやだって…情報によればどんな女性にも靡いてないし、わたしの性的なアプローチを総スルーした事も考慮すると…」

佐天「そういえば一方通行さんに以前襲われてましたよね」

上条「やめて!!上条さんのトラウマ呼び起こさないで!!」ガタガタ

16: 2013/02/14(木) 20:14:34.99 ID:P5jD1GJj0
レッサー「わたしはこんなにも貴方を好いていると言うのに、酷い!!」ウルウル

上条「………佐天さん」

佐天「あ、はい…えいっ」



レッサー→上条

信頼 98
友情 60
愛情 5
好敵 86
官能 18



レッサー「………」

上条「………」

佐天「ぜんぜん好きじゃないじゃん」

レッサー「……えへっ☆」テヘペロ

19: 2013/02/14(木) 20:23:33.54 ID:P5jD1GJj0
上条「…帰るか」スタスタ

レッサー「ちょ!?それは困りますってば!!」

上条「うるせぇ!!利用されんのはまっぴらだ!!俺は帰る!!」

レッサー「待って!!ホントに待って!!なんにもしないで帰られたらお仕置きされちゃう!!」ウルウル

上条「だったら連れて来た理由くらい言えよ!! 上条さんだけならともかく佐天さんは正真正銘お前らとは無関係だろぉが!!」

レッサー「第二王女様から聞いて下さいよ!!わたしは連れて来いって言われただけなんですからぁ!!」ウルウル

上条「…第二王女…キャーリサかよ…」

レッサー「…これから引き渡しなんですからせめてそれまではぁ~!!」ガシッ
上条「………はぁぁぁぁ…ちくしょうわかったよ!! 佐天さん、すまないがもうちょい付き合ってくれ…」

佐天「あ、はい…構わないですけど…」

24: 2013/02/14(木) 20:33:04.68 ID:P5jD1GJj0
…………

上条「………で、何の用でせうおーじょさま?」

キャーリサ「久しぶりだし少年、元気だったの?」

上条「ええまあ、で…用件は?」

キャーリサ「そっちが件の能力者なの? ふーん?」ジロジロ

佐天「え、あのその…」ソワソワ

上条「話聞けよおい」

キャーリサ「とりあえずまだ時間あるし、てきとーにくつろいでいれば良いの」

佐天「あ、はい…」

上条「だから説明しろってばぁ!!」

佐天「わぁ…本物の王女様かぁ…」ソワソワ

キャーリサ「ふふん、滅多にないチャンスだし、めんたま見開いてよーくわたしの姿を焼き付けておけばいいし」ニヤッ

28: 2013/02/14(木) 20:41:57.90 ID:P5jD1GJj0
上条「……ああくそ、寛げって言ってもこんな豪華な所じゃ逆に落ち着かねーよ…」

佐天「確かにそうですね…」

キャーリサ「ん? なんでなの」

上条「……王族の方には一生分からない感覚だと思います」

佐天「…あはは」

キャーリサ「ビンボー人のクセに贅沢だし、だったら時間までてきとーにぶらついてなさい」

上条「…てきとーって言われても」

キャーリサ「なら知り合いの所にでも行けば良いし、時間になったら迎えを呼ぶの」

32: 2013/02/14(木) 20:49:04.02 ID:P5jD1GJj0
…………

上条「でだ…今度はここに来た訳だ」

佐天「お、おじゃまします…」

ステイル「帰れ」

上条「………」

佐天「えっと…」

ステイル「ここにキミの知り合いなんて存在しないよ、だから帰れ」

上条「さて、みんな元気にしてんのかステイル? 案内してくれよ」スタスタ

ステイル「僕は帰れって言っているんだ上条当麻、だいたいあの子を置き去りにしてる時点で万氏に値する!!」スタスタ

佐天「…えーと…仲良さそうですね?」

ステイル「何をバカな」

上条「ないない、こいつはない」

35: 2013/02/14(木) 20:56:50.84 ID:P5jD1GJj0
ステイル「珍しく気が合うな上条当麻、全く同感だよ、キミと仲良しだなんて虫酸が走る」

佐天「……えいっ」


ステイル→上条

信頼 203
友情 71
愛情 6
好敵 517
官能 2


ステイル「なっ!?」

佐天「…口に出さなくとも通じる物もある…か、へぇ」

上条「……ふーん?」ニヤッ

ステイル「………」スタスタスタスタ

上条「あれ?ステイル何処に行くんだよ案内してくれよー!!おーい!!」

佐天「顔真っ赤にして逃げた…やだかわいい」ニヤニヤ

38: 2013/02/14(木) 21:04:13.48 ID:P5jD1GJj0
神裂「上条当麻? 何故イギリスに?」

上条「おー神裂か」

佐天(あ、前に上条さんの寮に来てた人だ)

神裂「先程ステイルが足早に向こうへ行きましたが…何かあったのですか?」

上条「さあ?ツンデレの気持ちなんて俺には分かりませので」

佐天「上条さんって男の人にもモテますよね」

上条「逐一トラウマに触れるのやめてホントにやめて」

神裂「つんでれ?」キョトン

※ねーちんは前々回参照

40: 2013/02/14(木) 21:08:48.49 ID:P5jD1GJj0
上条「ステイルは案内役放棄したし神裂が案内してくれよ、せっかくだしみんなに挨拶したいから」

神裂「それでしたら女子寮に向かいますか、貴方の知り合いの大半はそこに居ますので」

上条「そっか、頼む」

神裂「わかりました」


…………

44: 2013/02/14(木) 21:17:44.96 ID:P5jD1GJj0
………

神裂「着きましたよ、こちらがイギリス清教の女子寮です」

上条「へぇ…みんなここに?」

神裂「はい、貴方が来たと知れば皆喜びますよ」

佐天「上条さんって顔広いですねホント…」

上条「まあそうかもな…おじゃましまーす」

アニェーゼ「ふんっ!!!!」どぐしゃぁ!!

上条「ぷべしっ!?!?」バタンッ

佐天「っ!?」ビクッ

アニェーゼ「…ふぅ、案内ご苦労様です神裂火織、おかげさまで一撃で仕留められました」

神裂「………はい、どうも」フイッ

佐天「えっ?え!?」オロオロ

上条「」グッタリ

46: 2013/02/14(木) 21:23:27.85 ID:P5jD1GJj0
上条「」

佐天「上条さん!?しっかり!!」ユサユサ

アニェーゼ「ほっといても氏にやしませんよ、つーか気絶してくれねーと困ります」

佐天「えっな、なんで…」オロオロ

神裂「…………………貴方の能力を使う時、彼が起きているのは少々都合が悪いので」フイッ

佐天「え、あたしの能力知ってるんですか!?」

アニェーゼ「ええばっちり知ってますよ、土御門ってヤローに感謝ですね」

神裂「……………」

49: 2013/02/14(木) 21:31:48.15 ID:P5jD1GJj0
神裂「…では早速使って頂きましょう、五和」

五和「はい!!」ズルズル

上条「」グッタリ

アニェーゼ「さて、どうなりやがるんですかね」スタスタ
オルソラ「うふふ、皆さんも楽しみなのですね」スタスタ
ルチア「まったく…みなシスターともあろう身分ではしたない…」スタスタ

アンジェレネ「みなさんなんかこわいですね…」トコトコ

シェリー「……………物好きだなお前ら」スタスタ

佐天「なんかいっぱい来た!?」

52: 2013/02/14(木) 21:40:07.32 ID:P5jD1GJj0
上条「」

神裂「さて、誰から見ましょうか?」

アニェーゼ「私からで構わないですよ、不快な勘違いを正したいんで」

五和「不快?」

アニェーゼ「……この少年に私がぞっこんってぇ噂が私の部隊に蔓延してやがるんです」

アンジェレネ「え、違うんですかシスターアニェーゼ?」

アニェーゼ「………」ジロッ
アンジェレネ「ひぃ!?ごごごごごめんなさいシスターアニェーゼ!!」ガタガタ

ルチア「…シスターアンジェレネ、貴女ですか噂流したのは」

アンジェレネ「……はい」

アニェーゼ「シスターアンジェレネ、後でお仕置きですから覚悟しときやがりなさい」

佐天「……なんかよくわかんないけど…えいっ」

55: 2013/02/14(木) 21:47:56.14 ID:P5jD1GJj0
アニェーゼ→上条
信頼 102
友情 38
愛情 76
好敵 94
官能 87


佐天「……えーと、パパ~、だそうです」

アニェーゼ「…………は?」

五和「……ちなみにこの数値は高いんですか?」

佐天「えーと、恋人未満友達以上って所ですかね」

神裂「…………」ヒソヒソ

シェリー「………」ヒシヒソ

オルソラ「あらあらまあまあ」

アニェーゼ「」

58: 2013/02/14(木) 21:56:33.00 ID:P5jD1GJj0
アニェーゼ「こ、これは何かの間違いです!!こんなの認められる訳ねぇですから!!」

ルチア「………パパ、ですか」

アニェーゼ「」ビクッ

アンジェレネ「そういえばシスターアニェーゼは毎晩寝言でパパ~って」

アニェーゼ「黙りやがりなさいシスターアンジェレネ!?そんなん言わなくて良いでしょうが!!」

佐天「あ、追記ありますけど聞きます?」

神裂「聞きましょうか」

アニェーゼ「ちょっと?!やめっ!?」

佐天「やさしく抱っこされたい、だそうです」

アニェーゼ「ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!?!?」

ルチア「………」ヒソヒソ

アンジェレネ「…………」ゴニョゴニョ

アニェーゼ「うあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!?!?」バタバタバタ

佐天「あ、逃げた」

上条「」グッタリ

63: 2013/02/14(木) 22:11:38.22 ID:P5jD1GJj0
神裂「五和」

五和「はい、えーと…アニェーゼさん●っと」カキカキ

佐天「ちなみにそっちの二人です」

ルチア→上条
信頼 59
友情 8
愛情 50
好敵 42
官能 72

アンジェレネ→上条
信頼 95
友情 19
愛情 48
好敵 3
官能 47

佐天「ルチアさんが入信したら無くも無い、で…アンジェレネちゃんがみんなを助けてくれた人、だそうです」

ルチア「ちょ!?」

アンジェレネ「だいたい合ってますぅ」

64: 2013/02/14(木) 22:12:45.81 ID:P5jD1GJj0
ちょっと飯食ってくる

70: 2013/02/14(木) 22:45:21.19 ID:P5jD1GJj0
五和「えーと、ルチアさん●でアンジェレネさん限りなく濃いグレー…まあ良いや●で」

神裂「濃いグレーなら●で良いでしょう」

ルチア「…先程から何をしてるんですか…」

アンジェレネ「黒い丸?」キョトン

神裂「さあ次行きましょう次、シェリー、貴女です」フイッ

ルチア「質問に答えないのですか…」

シェリー「………なんで私まで…」

佐天「…えーと、えいっ」

72: 2013/02/14(木) 22:51:47.17 ID:P5jD1GJj0
シェリー→上条

信頼 63
友情 5
愛情 40
好敵 29
官能 36


佐天「………子供だが将来は良い男になるかもね、だそうです」

シェリー「なんの意味があるんだよこれは…」


五和「えーと、女教皇様どうします?」

神裂「水増ししましょう、三倍くらい掛ければ立派な●です」

シェリー「おい!?なんだそれ!?」

74: 2013/02/14(木) 22:57:24.44 ID:P5jD1GJj0
五和「じゃあシェリーさん●っと」カキカキ

シェリー「意味がわからん…」

オルソラ「まあ、シェリーさんもこの方を?」

シェリー「おい、今の見てどうしてそんな意見が出る」

オルソラ「なんと言いましたでしょうか?ええとたしか…しょ…」

佐天「ショタコンですか?」

オルソラ「それでございます!!ありがとうございますわざわざ」パァ

佐天「いえいえそんな…」

シェリー「人を勝手に危ない奴扱いするんじゃねぇよ!?」

78: 2013/02/14(木) 23:07:58.76 ID:P5jD1GJj0
神裂「では最後にオルソラですね、どうぞ」

佐天「はーい、えいっ」


オルソラ→上条
信頼 492
友情 183
愛情 301
好敵 0
官能 1

佐天「すごっ!? 御坂さん達に匹敵してる!!」

オルソラ「まぁ、わたくしのそのしょたこんなのでしょうか?」

シェリー「お前は歳近いだろ」

佐天「ええと、偉大なる我らが父よ、この出会いに感謝致します……うーん重い!!」

オルソラ「あれでございますか?えと…お…おね?」

佐天「…おねしょた?」

オルソラ「それでございますでしょうか?」

シェリー「だからお前は歳近いだろってば…いや合ってるのか…?」

81: 2013/02/14(木) 23:14:23.55 ID:P5jD1GJj0
神裂「五和、オルソラは真っ黒で」

五和「はい、●っと」カキカキ
佐天「あの…さっきからなにを?」

神裂「秘密です」

五和「女教皇様と私は…えーと●と」カキカキ

※五和も前々回参照

佐天「……?」

神裂「とりあえずこんなものですか、五和…キャーリサ様にそれを」

五和「はい」

上条「」グッタリ

84: 2013/02/14(木) 23:21:41.83 ID:P5jD1GJj0
…………

上条「気がつけば再び王室の客間…なんなんだ一体…」

佐天「なんか慌ただしいですね」

キャーリサ「時間になったから呼び戻しただけだし」

上条「時間って…だから今から何をすんだよ…」

キャーリサ「んー…こんなもんか…いまいち数が少ないの」

佐天「あ、さっきの五和さんが書いてた…」

キャーリサ「仕方ないの、私のも書くから能力使って」

上条「はぁ!?何を言ってんの!?」

キャーリサ「はやく、時間が無いの」

上条「だから話聞けよおぉい!?」

佐天「…なんか気になるけどまあいいか、えいっ」

87: 2013/02/14(木) 23:28:55.59 ID:P5jD1GJj0
キャーリサ→上条
信頼 52
友情 3
愛情 1
好敵 1
官能 3

佐天「ひっく!?いや当たり前か!!」

上条「………」

キャーリサ「……ん、まあこんなもんだし」

佐天「えーと、犬として飼うのはあり…なるほど」


上条「せめて人扱いしてください…」

キャーリサ「……まあとりあえず+200くらい水増しして●っと…」カキカキ

上条「え?なにしてんすか?」

佐天「さっきから〇は絶対書かないですよね、なんでです?」

89: 2013/02/14(木) 23:33:29.61 ID:P5jD1GJj0
上条「そろそろ教えてくれよ、なんなんだ一体?」

キャーリサ「最後にもう一度やるから少し待つの、その後教えるし」

佐天「最後?」

キャーリサ「そうなの、ヴィリアン、入るの」

ヴィリアン「はい、お久しぶりです上条さん」

上条「王女さま?一体なんで…」

キャーリサ「ラストなの、やれし」クイッ

佐天「へっ?ああはい…えいっ」

91: 2013/02/14(木) 23:38:34.91 ID:P5jD1GJj0
ヴィリアン→上条

信頼 86
友情 44
愛情 12
好敵 0
官能 0

佐天「えーと、普通の知り合い、だそうです」

上条「……まあそうなんだが」

ヴィリアン「…すいません私のわがままで」

キャーリサ「ヴィリアンのは…+50くらいにしとくの」カキカキ

佐天「水増しはするんですね」


上条「おい、いい加減教えろってば…王女様のわがままってのも気になる」

93: 2013/02/14(木) 23:42:36.76 ID:P5jD1GJj0
キャーリサ「えーと、騎士団長…準備は?」

団長『問題ありません、上手く誘い込みました』

上条「…?」

キャーリサ「りょーかいなの、じゃあトドメのソースを送る、上手く煽るの」
団長『畏まりました』

上条「………ソースって?」

ヴィリアン「…姉さん?」

キャーリサ「ソース? そんなのさっきの紙に決まっているし」

96: 2013/02/14(木) 23:49:47.33 ID:P5jD1GJj0
上条「……その捏造好感度一覧表がなんなんでせう」
キャーリサ「簡単に言うと餌なの」

上条「…餌?」

キャーリサ「うん、餌」

上条「………なんのですか」

キャーリサ「ウィリアムを誘きだす餌に決まってるの」

上条「…ウィリアムって……………アックア?」


キャーリサ「こういう一文を添えてな、ウィリアムの一本釣りなの」

『スケコマシの幻想頃しの少年が第三王女を虜にしようとしている、協力してくれウィリアムよ  ちなみに同封のソースは事実だ』


上条「えっ」

99: 2013/02/14(木) 23:55:03.27 ID:P5jD1GJj0
上条「えっ?」ダラダラ

ヴィリアン「姉さん!?ウィリアムはこんな事しなくても…!!」

キャーリサ「絶対来ないし、騎士団長もそう言ってたの」

上条「えっ、えっ?」オロオロ

キャーリサ「ウィリアムが来たらすかさず能力を使うの、この少年が犠牲になってる内に」

上条「」

佐天「えっ、あ、はい」

キャーリサ「大丈夫なの、殺されはしないから」



キャーリサ「…多分」

上条「不幸だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」

103: 2013/02/15(金) 00:01:47.02 ID:1gYqrvLZ0
上条「冗談じゃねぇ!?あんな化け物とまた対峙するとか絶対ゴメンだぞ!?」

キャーリサ「……大丈夫大丈夫……多分」フイッ

上条「確証ないんじゃねーか!!ちくしょうあいつらもグルか!!上条さんに氏ねと言うのか!?」

佐天「そんなにヤバいんですか?」

上条「…佐天さんに分かりやすく言うと…御坂が100人居ても勝てないかもしれないくらいヤバい」

佐天「………あはは、またまた~!! 例えがスケール大きすぎですよ」

キャーリサ「そーだそーだ」

上条「……味方が居ねぇ…」

105: 2013/02/15(金) 00:07:23.88 ID:1gYqrvLZ0
キャーリサ「さて、どうやら来たみたいなの」

上条「っ!?」ビクッ







┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”
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アックア「…………」ズンッズンッ



┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”
┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”


ヴィリアン「ウィリアム!!」パァ

上条「」ガタガタブルブル

佐天「……うわーすごい威圧感」

107: 2013/02/15(金) 00:15:08.71 ID:1gYqrvLZ0
アックア「…上条当麻」ギロッ

上条「ひいっ!?」

アックア「…貴様程の男だ、誰と何をしようと勝手である、だが……」

上条「」ビクッ

アックア「不敬な行いだけは許さ………」ぴたっ

上条「」

ヴィリアン「ウィリアム!!」

アックア「……ぬぅ!?不覚!!」シュバッッ!!

キャーリサ「逃がさないの!! 捉えろ!! ヴィリアンにウィリアムの好感度見せるまでは絶対に動きを止めろ!!」

騎士達「「「はっ!!」」」ガチャガチャ

アックア「ぬぅぅっ!!!!」シュタタタタッッ!!

110: 2013/02/15(金) 00:22:19.45 ID:1gYqrvLZ0
ヴィリアン「ウィリアム!!待って!!お願い!!」

アックア「……っ!!」ダタッ!!

ヴィリアン「ウィリアム!!」タタタッ


アックア「………すまん…!!」シュバッッ!!

ヴィリアン「………うぅ…」ジワッ

アックア「っ!!」ピタッ

ヴィリアン「…お願いだから、待って…」ポロポロ

上条「」

佐天「………上条さんいつまで固まってんですか」

112: 2013/02/15(金) 00:28:36.00 ID:1gYqrvLZ0
キャーリサ「…動きが止まった?今だし!!」ガシッ


上条「」グイッ

キャーリサ「幻想頃しミサイル発射~」ブンッ

上条「ちょ…ぷふっ?!?!」シュブァ!!

佐天「あ、上条さんがミサイルに」

アックア「むっ…ふんっ」バキッ

上条「へごぶぇっ!?」メキョ

佐天「弾かれた…」

キャーリサ「油断してるの、本命を」

佐天「ああはい、えいっ」

114: 2013/02/15(金) 00:33:25.11 ID:1gYqrvLZ0
アックア「っ!!」ガシッ

上条(瀕氏)「」グイッ

バキン!!

キャーリサ「あ」

佐天「キャンセルされた…」

ヴィリアン「……ウィリアム…」

アックア「……………………む…」シュタタタタ

佐天「あーあ、逃げちゃった…」

キャーリサ「…ミサイルは失敗だったか…ミスったの」チッ

ヴィリアン「………」ショボン
上条「」ピクッピクッ…

117: 2013/02/15(金) 00:40:24.37 ID:1gYqrvLZ0
…………

上条「…という訳でまたしても入院ですよ…不幸だ…」

禁書「さんざんだったみたいだねとうま」

上条「……もうイギリスなんかいかない…」ウルウル

一方「こンどは俺も行ってやる、だから行く時は教えろ」

上条「………」

一方「なンだよ」

上条「…お前、この前疑似佐天シュミレート一覧表作ってたよな?」

一方「…あァ、解析したらどォって事ねェ計算式だったからなァ」

上条「なら、お前に頼みがある」

一方「あン?」

119: 2013/02/15(金) 00:45:17.75 ID:1gYqrvLZ0
…………

ヴィリアン「……/////」ニコニコ

キャーリサ「…随分とご機嫌なの、どうしたし」

ヴィリアン「素敵なプレゼントを貰いましたから」

キャーリサ「…ふぅん?何をもらったんだし」

ヴィリアン「秘密です、これは私だけの秘密…////」ニコニコ

キャーリサ「気になるの…」

121: 2013/02/15(金) 00:48:58.93 ID:1gYqrvLZ0
アックア「……む…」ピクッ



アックア「……気のせいか」


アックア「…俺もまだまだなのである、あそこまで頭に血が昇るとは…」


アックア「…………ぬぅ」

おわり

122: 2013/02/15(金) 00:50:04.06 ID:1gYqrvLZ0
何故かアックアさんスレになってしまった…


じゃあな…

123: 2013/02/15(金) 00:56:32.66 ID:oIjEm9On0
おつ!

引用元: レッサー「好感度を数値化して閲覧する能力ですか」佐天「へ?」