1: 2013/11/28(木) 03:25:41.43 ID:KpvHNnxa0
2: 2013/11/28(木) 03:28:36.56 ID:KpvHNnxa0
八幡「!!」

八幡「ち、違うんだ雪ノ下これは、これは……決してお前が考えているような事ではないんだ!」

雪乃「……このゴキブリヶ谷君は一体何を言っているのかしら?」

雪乃「あたなたの持っているそれはどうみても女性の下着よね?」

雪乃「学校それも神聖な私の部室で、そのような不埒な行為に走るとはいい度胸をしているわね」

八幡「違う、確かにこれは女性ものの下着だが、これには深い深い理由があるんだ」

八幡「それと警察への通報はやめてくれ、携帯をしまってくださいお願いします」ドゲザー

雪乃「部室に頭のおかしい変質者がいるのに通報するなと、クズヶ谷はそう言うのかしら?」

八幡「…ッ! 俺は変質者じゃない! これは陰謀なんだ! 俺ははめられたんだ!」

雪乃「ハァ……、まあとりあえず話は聞いてあげるわ、供述の内容によっては通報するけれど」

八幡「ホッ、そ、そうかありがとう」

八幡「これには日本海溝よりも深い理由があってだな――」

――――――

――――

――


3: 2013/11/28(木) 03:29:51.24 ID:KpvHNnxa0
数分前 奉仕部部室

ガラガラ ピシャ

八幡「…誰もいないのか」

八幡(雪ノ下も由比ヶ浜もいないなんて珍しいな)

八幡「ん? これなんだ……?」ヒョイッ

八幡「こ、これはっ!」

八幡(この独特な造形美、かわいらしいフリルとリボン、温かみの残る柔らかな手触り……)

八幡「ペロッ、これはパンティー!」

八幡「これはいいものを手に入れ……ゲフンゲフン」

4: 2013/11/28(木) 03:30:25.46 ID:KpvHNnxa0
八幡(いやいやいや! これはどう見てもトラップだろ!)

八幡(きっとどこかから俺がパンティーを拾って、あんなことやこんなことをすることをニヤニヤしながら見ているに違いない!)

八幡(そんな罠には引っかから……)

八幡(柔らかなさわり心地、甘い香り、一見チープなように見えてその実男性の心理を貫通するリボン・フリルと言う造形美)

八幡(駄目だと思っていても目が吸い寄せられてしまう!)

八幡(少しだけ…! 少しだけなら……!)カーテンシャーッ

八幡(これで外からは見えない。よしっ少しだけ少しだけ味見するだけ……)クンカクンカモグ……


ガラガラ ピシャ


雪乃「比企谷君……あなたは何をしてるのかしら?」


――――――

――――

――


5: 2013/11/28(木) 03:31:17.22 ID:KpvHNnxa0

雪乃「……この変質者は一体何を言っているのかしら?頭が痛くなってきたわ」

雪乃「今の話のどこに深い理由があるのかしら?」

雪乃「どこを見ても変質者の自供でしかなかったわ」

雪乃「さてと、そろそろ警察を呼ばないとね……」

八幡「ちょっ! 待ってくれ、確かに俺は若干変態なことをしたかもしれない」

雪乃「若干ではないわね」

八幡「しかし、良く考えてみてくれ! 思春期高校生男子の目の前に異性の下着があったとしたら!」

八幡「それに抗うことが出来る男子高校生は、この地球上に一体何人存在すると思う?」

八幡「万有引力のごとく男子の視線と興味を引き寄せる性のブラックホール、それがパンティーなんだ!」

雪乃「この性犯罪者は何を熱く語っているのかしら……」ハァ

6: 2013/11/28(木) 03:32:08.43 ID:KpvHNnxa0

雪乃「戯言はもうたくさんよ。供述はもう済んだわね、それでは通報するわ」スマホターンッ

八幡「そ、そんな殺生な…! 雪乃様! どうか、どうかこの比企谷八幡めにどうかご慈悲を!」ドゲザー

雪乃「!」ゾクゾクッ

雪乃(『雪乃様』……ふふっ///)

雪乃「……そうね、変質者ヶ谷君のこれからの行動によっては、通報するかどうか考えてあげてもいいわ」

八幡「ほ、ほんとうですかっ! 何でも言うことを聞きますっ!」

雪乃「ふふっ、良い返事ね」



雪乃「じゃあ今この瞬間からあなたは私の奴隷よ、いいわね?」

7: 2013/11/28(木) 03:33:43.63 ID:KpvHNnxa0

八幡「ど、奴隷……? 俺はいったい何をしたら……?」

雪乃「そうね……とりあえず、奴隷契約の証に私の足に口づけしなさい」

八幡「!」

八幡(むしろご褒美だろ……って俺にはそんな趣味ねえよ!)

八幡「……させてもらいます」スッ

ガスッ

八幡「痛ッ! なにするんだよゆきのし――」

雪乃「口が悪い奴隷ね。雪 乃 様 でしょ?」

雪乃「それと口づけは素足に直接なさい」ゲシッ

八幡「…す、すみません。ゆ、ゆきのさま……」

8: 2013/11/28(木) 03:34:23.08 ID:KpvHNnxa0

八幡「素足……靴と靴下を脱がせばいいのか?」

雪乃「本当に察しが悪い奴隷ね。主人が自らそんなことをするとでも思ってるの?」ゲシゲシ

八幡「痛ッ、踏むなよ!」

雪乃「察しの悪い奴隷を踏みつけて教育してやっているのよ。ありがたく思いなさい」ゲシゲシ

雪乃「私が教育してあげたら、『ありがとうございます雪乃様』と言いなさい」ゲシゲシ

八幡「…ッ! あ、ありがとうございますゆきのさま」

八幡(クソッ馬鹿にしやがって……)

9: 2013/11/28(木) 03:35:26.35 ID:KpvHNnxa0

雪乃「さあ、早く奴隷契約をなさい」

八幡「……分かったよ」スッ

八幡(雪乃下の靴を脱がせる。そして靴下。靴下を脱がせる時に少し雪乃下の足に手が触れる。すべすべすぎんだろ……)

八幡(それに良い匂いだなぁ……なんで足がこんなに良い匂いなんだよ……本当に俺と同じヒトなんだろうか?)

八幡(マジでこいつ性格以外は妖精とかそんなんじゃねえのかな……)

八幡(白く透き通るようなほっそりとした足、綺麗に切りそろえられた爪)

八幡(ドキドキ)

チュッ

雪乃「!」ゾクゾクッ

八幡「……これでいいか?」

雪乃「ええ/// 良かったわよ奴隷ヶ谷君///」

八幡(変質者→性犯罪者→奴隷かよ……どこまで落ちるんだ俺……)

15: 2013/11/28(木) 05:09:42.23 ID:KpvHNnxa0

雪乃「そ、そろそろ由比ヶ浜さんが来るかもしれないわね」

雪乃「それはそうと奴隷ヶ谷君、由比ヶ浜さんや他の人の前では今まで通りに振る舞いなさい。分かったわね?」

八幡「……ああ分かったよ」

八幡(こんなとこ誰にも見せられねえしな……)

雪乃「それと今回のレOプ魔ヶ谷君の行為の数々は全て動画で撮ってあるから、逃げようなんて考えない方がいいわよ」

雪乃「私はあなたをいつでも破滅させられるってことを忘れないでね」

八幡(どこのヤクザだよこいつ……)

16: 2013/11/28(木) 05:10:36.88 ID:KpvHNnxa0

八幡「レOプなんてしてねぇから、つか動画とかいつ撮ったん――」

ゲシッ

雪乃「ご主人様の言うことに口答えするなんてあなたは何様なのかしら?」ゲシゲシ

八幡「痛ッ! 分かったから、踏むのをやめてくれ!」

雪乃「同じことを言わせないで、あなたは私の何?」ゲシゲシ

八幡「……どれい……です」

雪乃「では、私は奴隷ヶ谷君の何?」ゲシッ

八幡「ご主人様です」

雪乃「ふふっ、良くできました。褒めてあげるわ」

雪乃「じゃあ、奴隷ヶ谷君、由比ヶ浜さんにはばれないように気をつけるのよ」


~~~

17: 2013/11/28(木) 05:12:03.03 ID:KpvHNnxa0

~~~~

ガラガラ ピシャッ


結衣「やっはろー! あれ?ゆきのん何かあった?」

雪乃「? 何もないわ」

結衣「そお? ゆきのん顔赤いよ?」

雪乃「! そ、そんなことはないわ」

雪乃「もし由比ヶ浜さんがそう思うのなら、それは恐らくこの屑ヶ谷君がさっきから私をいかがわしい目つきで見て来るから危険を感じてそうなっただけだと思うわ」

結衣「ちょっとヒッキー? ゆきのんをやらしい目で見るとか最低だしっ!」

結衣「ヒッキーの変態スケベすけこましっ!」

八幡「ちょっ、急にこっちに流れ弾が」

18: 2013/11/28(木) 05:14:21.64 ID:KpvHNnxa0

八幡「ちげーから、そんな目で見るわけねえだろ、ぼっちのトラブル回避スキル舐めんなよ? 怪しまれるようなことは最初からしねえから」

結衣「そんなこと言ってヒッキーたまにあたしとか優美子の胸じっと見てることあるじゃん」

雪乃「へぇ……」ジロッ

八幡「見テネーカラ」ダラダラ

結衣「棒読みだし……女の子はそういう視線に敏感だからすぐわかるんだよ?」

結衣「まぁあたしは見られてもいいんだけど……」ボソボソ

八幡「え? なんだって?」

結衣「なんもないしっ!」ベー

雪乃「ハァ、工口ヶ谷君、その歳で刑務所で暮らす羽目になりたくないのなら少しは自重しなさい」

雪乃「この工口ヶ谷君のことは置いておくとして、それはそうと由比ヶ浜さん――」


19: 2013/11/28(木) 05:15:40.67 ID:KpvHNnxa0

八幡(その後は何事も無くいつも通りの時間が過ぎて行き、下校時刻になった)


結衣「じゃあねーヒッキーゆきのん!」フリフリ

雪乃「ええ、さようなら由比ヶ浜さん」フリフリ

雪乃「……」

雪乃「さて、屑ヶ谷君、少し話があるからこれから私の家に来なさい」

八幡「……なんだよ、今日はもう勘弁してくれ」

雪乃「駄目よ、私の命令は絶対よ。拒否は許さないわ」

八幡「ハァァ……分かったよ行くよ」

20: 2013/11/28(木) 05:16:40.02 ID:KpvHNnxa0

ゆきのんマンション

雪乃「入りなさい」

八幡「おじゃまします」

八幡(相変わらずすごいな……女子高生が一人で住む部屋じゃねえだろ)

雪乃「比企谷君座りなさい」

八幡「はいはい」ソファに座る八幡

雪乃「…」グイーッ

八幡「痛い痛い痛いっ、何で耳を引っ張るんだよっ!」

雪乃「誰がソファに座って良いって言ったのかしら? 奴隷はそこに座りなさい」

そう言って床を指さす雪ノ下

八幡「……分かりましたよ」

八幡(何でおれがこんな目に……まあ俺が原因なんですけどね)

21: 2013/11/28(木) 05:17:54.20 ID:KpvHNnxa0

雪乃「さて奴隷ヶ谷君は何故ここに呼ばれたか分かっているのかしら?」

ソファに座りながら問いかけて来る雪ノ下

八幡「!」

八幡(組んだ足とスカートの隙間から見えるあの純白の布地はっ! あれは見間違えるわけもない、ぱ、ぱんてぃーっ!)

雪乃「? どこ見ているのかしらこの奴隷は……っ!///」

ゲシッ

雪乃「この奴隷は教育が必要なようねっ!///」ゲシゲシ

雪乃「主人のっ! 下着をのぞき見るなんてっ! 万氏に値する大罪よゴミヶ谷君!」ゲシゲシゲシゲシ

八幡「痛いっ、痛いって!」

八幡(つかそうやって立ちあがって足を上げて踏みつけられると余計見えますからー!)

22: 2013/11/28(木) 05:18:38.38 ID:KpvHNnxa0

雪乃「謝りなさい……いえ、そうね……私に感謝しなさい」

雪乃「『ご主人様の下着が見れて嬉しいです、ありがとうございます』と言いなさい」

八幡(その発想はなかったわ……こいつも大概変態だな……)

八幡「ゴシュジンサマノシタギガミレテウレシイデス、アリガトウゴザイマス」

雪乃「/// ま、まあ良いわ/// 許してあげましょう///」

38: 2013/11/30(土) 04:34:50.61 ID:m8p0MOiI0

雪乃「話を戻します」コホン

雪乃「私の下着を見て喜んでいる工口ヶ谷君に訊くわ」

八幡「喜んでねえよ、それじゃ俺が変態みたいじゃねえか」

雪乃「何を言っているの? 学校で女子生徒の下着を嗅いでいた人が変態でないとでも言うのかしら?」

八幡「……弁明の余地もございません」

雪乃「今日あなたがここに呼ばれた理由は何でしょう?」

八幡(呼ばれた理由?全く分からん。また何かさせられるんだろうか?)

八幡「……掃除でもしたらいいのか?」

雪乃「不正解よ。でも、主人に貢献したいというその精神は評価するわ」

雪乃「ふふっ、少しは奴隷としての自覚が芽生えてきたんじゃない?」

八幡(んな自覚芽生えてたまるか)

39: 2013/11/30(土) 04:38:03.51 ID:m8p0MOiI0

雪乃「察しの悪い奴隷ヶ谷君に教えてあげるわ。今日呼んだのはあなたの教育のためよ」

雪乃「あなた、由比ヶ浜さんや三浦さんの胸を視姦していたそうじゃない」

八幡「してねーから。それは由比ヶ浜の勘違いだ」

雪乃「犯罪者はみんな最初は容疑を否認するものよ」

八幡「もはや犯罪者扱いかよ」

雪乃「由比ヶ浜さんが嘘をついて得をすることなんてないし、彼女は嘘をつくような人ではないわ」

八幡「由比ヶ浜信頼しすぎだろ」

雪乃「普段の行いの問題ね。由比ヶ浜さんは信頼できる人よ」

八幡「おれの話は信憑性なしですかい」

雪乃「その通りよ。部室で異性の下着を舐めまわしていた変質者が信頼されるとでも思っているの?」

八幡「舐めまわしてねえよ。ちょっと口に含んだだけだ」

雪乃「尚更悪いわ。普通ああいった場面に遭遇した女性は間違いなく通報するのよ」

雪乃「そうしなかった寛大な心を持つ私に感謝の言葉はないのかしら?」

八幡「はいはい。雪乃様には感謝していますよ」

雪乃「♪///」

40: 2013/11/30(土) 04:40:06.61 ID:m8p0MOiI0

八幡「それで俺は何をしたらいいんだ? 由比ヶ浜の胸を金輪際見ません、とでも宣言したらいいのか?」

雪乃「駄目ね。しつけが必要だわ」

雪乃「飼い犬のしつけは飼い主の責任だもの」

八幡(飼い犬って……)

雪乃「さあ犬ヶ谷君、この首輪を付けなさい」

八幡(どこから出したんだよ、つか用意良すぎだろ)

八幡「なんでこんなもん付けなきゃ……」

雪乃「…」スッ

バチィッ

八幡「ッツ! 痛ってえよ! なんだよそれ」

雪乃「スタンガンよ。聞き分けのない野良犬ヶ谷君のしつけには有効みたいね」

八幡「どこから出したんだよ。何でそんなもん持ってるんだよ」

雪乃「私のような美少女には害虫が寄ってくるのよ。そんな害虫さん達を撃退するのはこう言う物が必要なの」

八幡(自分で美少女とか言っちゃってるよこの子……まあ確かに美少女だけども)ニヘラ

雪乃「この駄犬はまた気持の悪い妄想をしているようね……」スッ

バチィッ

八幡「痛いって! 分かったからやめてくれ!」

雪乃「分かればいいのよ。駄犬のしつけは骨が折れるわね」ヤレヤレ

41: 2013/11/30(土) 04:41:48.40 ID:m8p0MOiI0

八幡(ったく、何なんだこいつは……)

八幡(ああ、早く帰りたい……我が最愛の妹小町タソに早くい会いたい)

八幡「ハァ~……付ければいいんだな」カチャカチャ

雪乃「ふふっ、良い景色ね。眼の腐った男が自ら自分の首に首輪を付けているわ」

八幡(屈辱だ……)

八幡「……ん、これでいいか?」

雪乃「いいわ。良く似合っているわよ駄犬ヶ谷君」

八幡「こんなもん似合いたくねえよ……」

42: 2013/11/30(土) 04:42:19.97 ID:m8p0MOiI0

雪乃「さて、女性の胸が3度の食事よりも好きな犬ヶ谷君」

八幡「お前の中で俺はどんな人間なんだよ」

雪乃「変態よ」

八幡「直球過ぎて改めて傷つくからやめてくれ」

雪乃「その変態であるところの犬ヶ谷君に訊きます」

雪乃「あなたは胸に無駄な脂肪がついただらしない体型と、スレンダーで魅力的な体型のどちらが優れていると思うのかしら?」

八幡「設問文に特定の回答を誘導する表現が多用されてるんだが……」

雪乃「答えなさい」

八幡(どう考えてもスレンダーって答えた方がいいんだろうな……だがしかしっ)

43: 2013/11/30(土) 04:43:03.03 ID:m8p0MOiI0

八幡「あえてこう答えよう、巨Oこそ正義である、と!」

雪乃「…」イラッ

八幡「豊かさこそ正義、貧Oには性的興奮など微塵も感じないっ!」

雪乃「ふふっ、私の飼い犬兼奴隷のくせにいい度胸してるじゃない……」ビキビキ

ビリィッ

八幡「ッツ!」ドサッ

雪乃「その腐った考えを捨てるまで徹底的に”しつけ”をしてあげるわ」


――――――

――――

――



47: 2013/11/30(土) 04:55:38.52 ID:m8p0MOiI0

八幡「……っ……ここは?」

雪乃「目が覚めたようね犬ヶ谷君」

起き上がろうとするが身体が動かせない。

自分の体を見てみると、トランクスだけしか身につけていなかった。

その上両手両足が金属製の手錠と鎖でベッドに縛り付けられている。

部屋全体は薄暗く、雪ノ下の姿はよく見えない。

八幡「……なんのつもりだよ雪ノ下」

雪乃「しつけのなってない奴隷兼犬の工口ヶ谷君に”しつけ”を施すのよ」

シュルリ、パサッ

薄闇の中、衣擦れの音が聞こえてくる。

雪乃「いくら飼い犬の前とは言え、まだ少し恥ずかしいわね……」

雪ノ下はそう呟くように言った。

98: 2013/12/03(火) 05:53:11.05 ID:DlrM1eCS0

雪乃「……ねぇ、はちまん……キス、して……?」

雪ノ下は上気した顔で甘えるようにねだってくる

八幡「奴隷にキスをせがむんですかご主人様?」

雪乃「……いじわる言わないで……お願い、ね?」

八幡(主従逆転だな)

チュッ

雪乃「///」

雪ノ下の唇はマシュマロのように柔らかかった


115: 2013/12/03(火) 23:35:56.61 ID:DlrM1eCS0

雪乃「私ね、八幡、あなたのことがずっと好きだったの……今こうしてあなたと一つになれてとても嬉しいのよ」

雪乃は目に涙を浮かべてそう言った

雪乃「だから……今はこのままで、いてほしいの」

八幡「そっか……雪乃、俺もずっとお前に憧れてた」

八幡「初めて雪乃のことを見たときから、ずっとお前の事が好きだったのかもしれない」

雪乃の頭を撫でながらそう言った。恐らく俺の顔は真っ赤だと思う

122: 2013/12/03(火) 23:56:00.86 ID:DlrM1eCS0

沈黙を破って先に口を開いたのは雪乃だった

雪乃「……八幡、私ね、ずっとこうしたかったんだと思う」

雪乃「私、今までの人生で一番幸せかもしれないわ」

八幡「俺もだよ。俺もずっと雪乃のことが好きだった。でもその感情はただの憧れだと思うようにしてた」

八幡「だけど、やっぱり俺はお前が好きだ」

我ながら顔から発火しそうなくらい恥ずかしいセリフだ

雪乃「っ!/// 嬉しいわ……ありがとう、はちまん///」

八幡「……そういや、俺はお前の奴隷になったんだったな」

雪乃「そんなこともあったわね」

八幡「……一生ご主人様に仕えますよ」

雪乃「ふふっ、ええ、当然ね。あなたは一生私の奴隷よ」

そう言った雪乃はそっと起き上り顔を寄せてきた

チュッ

雪乃「これからもよろしくね、私の可愛い奴隷さん」



終わり


132: 2013/12/25(水) 21:31:05.94 ID:GGYmPHsv0

27: 2013/11/28(木) 18:57:46.44 ID:cTuLdOZQo
結局あのパンツは誰のなんだよ

引用元: 雪乃「じゃあ今この瞬間からあなたは私の奴隷よ、いいわね?」