幼「しね！」　男「はぁ」 : SSまにあっくす！

1: 2013/12/02(月) 02:39:54 ID:0s0/H4p.

幼「男なんて大っきらい！」ｸﾞｲｯ

男「おいあえううえはあおいえうえあえんあ(とりあえず上からどいてくれませんか)」

幼「ふーんだ、男の言う事なんて聞く耳持たないよ！」

男「こんにゃろ」ﾜｼｬﾜｼｬ

幼「わぅっ!!やめてぇ！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

男「はい」ﾋﾟﾀｯ

幼「…あ…」

男「…何か」

幼「馬鹿！あほ！」ｸﾞｲｸﾞｲ

男「いつつつ」

江戸前エルフ（５） (少年マガジンエッジコミックス)

3: 2013/12/02(月) 02:57:35 ID:0s0/H4p.

ふぅ…
どうすれば貧困に喘ぐ子供たちを救えるだろうか

5: 2013/12/02(月) 21:15:28 ID:0s0/H4p.

幼「男ー、クリスマスって予定ある？」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

男「例年通り幼ん家と一緒に夕食食うぐらい」

幼「へー、つまんないねー」ｸﾞﾃ-

男「寝ながら漫画読むと目悪くなるよ」

幼「いーじゃん」ﾎﾞﾘﾎﾞﾘ

男「ポテチの粉が…ところで幼の方はどうなの？」

幼「男と一緒に居られれば良いやー」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

男「…はい？」

幼「え？……あっ」ｶ-ｯ

幼「言い間違い！言い間違いなんだよ!!」ｹﾞｼｯｹﾞｼｯ

男「いつつつつ」

6: 2013/12/02(月) 21:31:11 ID:0s0/H4p.

男「あー、でも女ちゃん達から買い物に誘われてたっけ」

幼「…うへ？」ﾋﾟﾀｯ

男「断ったけど」

幼「!なーんだ、へたれ！」ﾎｯ

男「幼と一緒に居た方が楽しいしな」ﾎﾞｿｯ

幼「…え？なんて？」

男「なーんでも」

幼「むぐぅ…っ！男の癖に！」ｷﾞｭｷﾞｭ

男「いひゃいいひゃい」

7: 2013/12/02(月) 21:41:01 ID:0s0/H4p.

男「そろそろ暴力はやめてください」

幼「それは無理な注文です」ｸﾞﾆｯ

男「きちんと手加減をしてくれてるのは嬉しいですが」

幼「私は優しいのです」

男「はい、幼は優しいと思います」

幼「へへ…～っ♪」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ!

男「埃が散るのでやめていただきたい」

幼「ん、じゃあ掃除する？」ｶﾞﾊﾞｯ

男「丁度良いしそうしよう」

8: 2013/12/02(月) 21:52:11 ID:0s0/H4p.

男「さてまずは窓を開けて」

幼「じゃあ私は棚の上を拭くね」

男「その台座滑るから気を付けてな」

幼「りょーかいっ」ｷｭｯｷｭｯ

男(危なっかしい…幼は背が低いからなぁ)」

幼「あっ」ｽﾞﾙｯ

男「!!」ﾀﾀｯ　ｷﾞｭｯ

幼「いてて…」

男「幼!大丈夫！？」

幼「う、うん……あ…近」ﾌﾟｼｭ-ｯ

男「おーい」

………

9: 2013/12/02(月) 22:00:50 ID:0s0/H4p.

幼「次は床掃除だね」

男「クイックルワイパーの出番だな」ｼﾞｬ-ﾝ

幼「～♪」ｷｭｯｷｭｯ

男「おお、家庭的な風景」

幼「へへ、ついでにベッドの下も…」

男「！？ダメだああぁっ」

幼「…え？」

ｴﾛﾎ-ﾝ

10: 2013/12/02(月) 22:08:50 ID:0s0/H4p.

幼「……」ｼﾞﾄ-ｯ…

男「…」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ

幼「これは徹底的に家探ししないとね」

男「か、勘弁してください…」

幼「…前々から」

幼「この机の裏が怪しいと思ってた！！」ﾊﾞｯ

男「あ……」

幼「…封筒？」

男「…見ないでくれ…お互いのためにも」

幼「そう言われると気になるんだよ!!」ﾊﾟｻｯ

11: 2013/12/02(月) 22:14:21 ID:0s0/H4p.

幼「……私と男の、写真…？」

男「……」

幼「ど、どういう…」

男「ええと……」

幼「…う」ｶｱｱｧ

ｺﾞﾊﾝﾖ-

男「!!い、行こうか！」

幼「だ、だね！」

ﾀｯﾀｯﾀ…

12: 2013/12/03(火) 01:44:48 ID:AHouQ9vM

母「今日はハンバーグよー」

幼「やった！おばさん大好き！」

男「あんまりがっつかないようにな」

幼「」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

母「おかわりも沢山あるわよ」

幼「」ｶﾞﾂｶﾞﾂｶﾞﾂ

男「ﾑｸﾞ…おいしい」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

幼「」ｶﾞﾂｶﾞ…

幼「んむっ！？むっ、むむぅ…!!」

母「あら、詰まらせちゃったかしら？」ｸｽ

男「いわんこっちゃ…はい水」

幼「んっ…ぷはっ！はぁ、はぁ」ｳﾙｳﾙ

男(ちょっと可愛い)

13: 2013/12/03(火) 01:50:01 ID:AHouQ9vM

男「幼は食いしん坊だよなー」ﾌﾌ

幼「う…うるさいっ、おかわり！」ﾊﾞｯ

母「はいはい」

男「ママ、俺も」

幼「男だって食べてるじゃん」

男「幼は女の子なんだからさ、せめてもうs…」

幼「…………」ﾌﾆｯ

男「あっ、違う…大丈夫！太ってないから！全然痩せてるから！」

幼「気にしてないもん…」

14: 2013/12/03(火) 01:55:18 ID:AHouQ9vM

母「はい、お待ち」ｶﾁｬｯ

幼「!わーい」ｶﾞﾂｶﾞﾂ

男「ほんと欲望に忠実な…」

幼「ごちそうさまっ！」

男「ごちそうさまでした」

母「幼ちゃん、私一晩開けるから留守番頼める？」

男「え？聞いてない…ってか俺が居るかr」

幼「!!はい、ありがとうございます！おばさん！」

母「ふふ、じゃあね」

ﾊﾟﾀﾝｯ

男「唐突過ぎて何が何だか…」

幼「…」ｳｷｳｷ

15: 2013/12/03(火) 02:04:14 ID:AHouQ9vM

幼「久しぶりのお泊まりだよ！」

男「たかが数カ月ぶりでしょうが」

幼「数カ月もだよ！」

男「妙にハイテンションだな…」

幼「こ、これはその…別に、なんでもないし…」ﾌﾟｲｯ

男「まあ良いか…お風呂洗って来るよ」

幼「うん…ってえええっ！？い、一緒なんて恥ずかし…」

男「一緒に入る訳ないでしょうが、俺はそこまで変態じゃないよ」

幼「あ、ぁぅ…そ、そだね…」

16: 2013/12/03(火) 02:12:21 ID:AHouQ9vM

ーーーー

ﾋﾟﾛﾘﾛ-

男「ん、風呂沸いたか」

幼「じゃあ先に入るね」

男「うん」

幼「…覗かないでね？」ｽｯ

男「はい、勿論」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

17: 2013/12/03(火) 02:14:37 ID:AHouQ9vM

幼「……本当に？」ｽｯ

男「本当だってば」

幼「……」ｽｯ

男「覗きません！」

幼「」ﾑｽｯ

ｶﾞﾁｬﾝ

18: 2013/12/03(火) 02:18:29 ID:AHouQ9vM

ｼｬﾜｱｱｱｱ

男「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

男(幼、最近急に色っぽくなったからなぁ…)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

男「平常心、平常心…」

…………

幼「…結局覗かなかった」ﾎｶﾎｶ

男「ほら、言った通り」

幼「むぅ」ｸﾞｲｯ

男「あんへ！？あんへあんへ！？」

24: 2013/12/04(水) 02:14:32 ID:ryK/E9s2

……

男「上がりましたー」ﾎｶﾎｶ

幼「!!ほら男、これどうぞっ」ｽｯ

男「おお、パックコーヒー牛乳！」

幼「私は普通の牛乳！」ﾊﾞ-ﾝ

男「あれ、幼は風呂からだいぶ経ってない？」

幼「ぅ…い、いいの！冷やし過ぎてたからぬるくしてただけ！」ｱｾｱｾ

25: 2013/12/04(水) 02:20:28 ID:ryK/E9s2

男「」ｸﾞｲｯ

幼「」ｸﾞｲｯ

男幼「「ぷはーっ」」

幼「な、なんか昔みたいだね」

男「昔かぁ…幼はずっと変わらないもんなぁ」

幼「え？」

幼「(昔結婚すると約束した→今現在も幼は変わっていない→今も結婚したい)」

幼「へへ…へへへへ…」

男「おーい」

26: 2013/12/04(水) 02:26:31 ID:ryK/E9s2

男「最近幼はぼけっとする事が多い」

幼「そんな事ないよ！」ﾑｯ

男「でも、なんというか…その少し無防備過ぎるというか…」ｶｧｧ

幼「な…そ、それって」

男「一応、お…女の子なんだから簡単に油断しちゃ」

幼「!しね！しねっ！！」ﾎﾟｺﾎﾟｺ

男「いつっあっそこ肩こりに効く！！」

幼「(おとこに女の子って…わぁぁああっ!!)」

27: 2013/12/04(水) 02:31:31 ID:ryK/E9s2

男「それじゃ、そろそろ布団しくよ」

幼「うん」

男「どこにしよう…」

幼「え？隣じゃないの？」ｷｮﾄﾝ

男「むっ無理無理恥ずかしい」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

幼「えっ…や、やだ！一緒が良い！」

男「へ、変な気分になっちゃうだろ！」

幼「じゃあ変なことしないように私が見張る!!」

男「それ逆効果じゃ」

幼「とにかく！一緒！」ｽﾞｲｯ

男「わ、分かりました」

28: 2013/12/04(水) 02:34:44 ID:ryK/E9s2

…

幼「じゃー消灯ー」

男「はいー…おやすみ」

幼「おやすみ」

ﾊﾟﾁﾝｯ

幼「…」

幼「ねえ、男、起きてる？」

男「…うん」

29: 2013/12/04(水) 02:41:02 ID:ryK/E9s2

幼「男の事、いつも私嫌いって言ってるけど…」

男「けど？」

幼「けど…」

男「…」

幼「うう、やっぱりきらいっ」ﾓｿﾞﾓｿﾞ

男「…そっか」

幼「…また明日ね…」

男「うん、また明日…」

幼「…おとこ…ありが、と…」ｽｩ…

男「…おやすみ…」

ｽ-…　ｽ-…

30: 2013/12/04(水) 02:44:32 ID:ryK/E9s2

幼「ｽ-…」

男「ｽｩ…」

幼「ｽ-……ﾝ…」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

男「ﾍﾆｬｯ…ｽｩ…」

幼「ｽ-…」ｷﾞｭ-ｯ…

男「ｽｩ…」

31: 2013/12/04(水) 02:47:24 ID:ryK/E9s2

ーーーーー

ーーーー

ーー

32: 2013/12/04(水) 02:54:06 ID:ryK/E9s2

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

幼「…んぅ」ﾊﾟﾁｯ

男「ｽｩ…」

幼「!!?」ﾋﾞｸｯ!

幼「(い、いつのまに！？近いっ、男が近いよぉっ！！)」

男「ｽｩ…」

幼「…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

幼「(…寝てる、よね…)」

ｽﾝｽﾝ

幼「(えへへぇ…良い匂い…)」ｳｯﾄﾘ

男「ｽ-…んっ…」ﾊﾟﾁｯ

幼「…きっ」

「きゃあああああっ！！！」

33: 2013/12/04(水) 02:58:01 ID:ryK/E9s2

ーーーー

男「大丈夫だって、気にしてないってば」

幼「…」ｸﾞｽｯ

男「幼の寝相が悪いのは昔からだし…」

幼「男が気にしなくても私は気にしてるもん…」ﾌﾟｲｯ

男「うーん…」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

幼「(もっと寝てくれてたら……勿体なかった…)」ｼｭﾝ

36: 2013/12/04(水) 20:31:27 ID:ryK/E9s2

男「…むむ…」

幼「どうしたの？」

男「いや、せっかくのクリスマスなのに家でだらけるのもなーって」

幼「…私はそれが良いな」

男「何で？」

幼「だって、いつも通りって感じだし」

幼「…なんか、ほっとする」

男「…いつも通り…いつまで続くのかなぁ」ﾎﾞ-ｯ

幼「(……!!)」

37: 2013/12/04(水) 20:38:46 ID:ryK/E9s2

幼「(…この関係も、ずっと変わらない訳じゃないんだよね…)」

男「今後は進路とかあるし、大学とか、ひいては社会人になったらどうなんだろ」

幼「(このままじゃなくて、私が踏み出せば…)」ｸﾞｯ

男「まーなるようになるんだろうな」ﾃｷﾄ-

幼「…おっ、男！は…話があるの!!」

男「えっ！？は、はいっ」

38: 2013/12/04(水) 20:43:27 ID:ryK/E9s2

幼「あ、あのっ！そのっ」ｽﾞｲｯ

男「(ちょっ、近い近い！幼が近いよっ！！)」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

幼「うぅ…わ、私…!!」

男「…私？」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

幼「私…っ」ｶｱｱ

幼「…あぁっ、どうしてそんなにかしこまるのー！？」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

男「いつつ…幼がそうしたんでしょ！」

39: 2013/12/04(水) 20:49:50 ID:ryK/E9s2

幼「もうやだっ！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

男「お、重いから降りてくれ…」

幼「うるさいっ！」

幼「しね！」

男「…はあ…」

40: 2013/12/04(水) 21:00:34 ID:ryK/E9s2

そうしてまた似たようなループが続きましたとさ

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　ノl
ノ　l

41: 2013/12/04(水) 21:03:57 ID:ryK/E9s2

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42: 2013/12/04(水) 21:14:32 ID:ryK/E9s2

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43: 2013/12/04(水) 21:44:56 ID:ryK/E9s2

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　ノ
ノ'l
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