2: 2015/02/03(火) 00:04:13.76 ID:enVO0PBS0
雪乃「……」ガチャガチャ

八幡「っ!?おい何やってんだよ!ベルトを外すな!」

結衣「えい!ヒッキーの両腕つーかまーえた!」ガシッ

八幡「おい由比ヶ浜、お前まで何を…オレの両腕を離せ!つーかさっきから背中に、お前の胸が当たってるんだよ!離せ!」

結衣「イヤ!」

雪乃「……」ススッ

八幡「ちょ、おま!ズボンとトランクスまで脱がすな!」

雪乃「フゥー…フゥー…」

雪乃「では頂きます、比企谷君の恵方巻」

八幡「ちょ!おい待」

雪乃「ん」チュッ

八幡「うぁっ!?」ビクッ
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。結 2 (ガガガ文庫)
7: 2015/02/03(火) 00:10:02.74 ID:enVO0PBS0

八幡「」

八幡(興奮と放心状態が混ざり合った今のオレは、彼女達に抵抗できる気力は残ってなかった)

八幡(初めは抵抗していたがオレも所詮は男。いつの間にか、この状況を受け入れ、心の奥底では楽しんでるのかも知れない)

八幡(何が理性の化物だ。訳の分からんこの状況のせいで理性はもう吹っ飛んでしまった)

10: 2015/02/03(火) 00:14:22.26 ID:enVO0PBS0
――――――
――――
――

八幡「……」パチッ

八幡「……」

八幡「夢か…」

八幡「……」

八幡「はぁぁ…なんつー夢見てんだオレは…どんだけ溜まってんだよ…」ガクッ

八幡「これじゃ由比ヶ浜にキモイって言われても仕方ないし、雪ノ下に罵倒されても文句言えねぇよ…はぁぁ…」

八幡「しかも夢精してるし……シャワー浴びて、別のトランクスに穿き替えてから学校に行くか」

『お兄ちゃーん、ごはん出来たよ。早く来ないと豆ぶん投げるよ』

八幡「はいはい」

11: 2015/02/03(火) 00:15:25.10 ID:enVO0PBS0
【放課後・部室】

ガララ

八幡「……うーっす」

雪乃「あら、こんにちは。今日はいつも以上に目が腐ってるわね」

八幡「るっせぇな、ほっとけ」

結衣「あ、ヒッキー!やっはろー!」

八幡「おう。てか教室でも会っただろ」

八幡(はぁぁ…気まずい…夢の出来事とは言え…)

雪乃「……?何を隠してるの隠し谷くん」

八幡「べ、べべ、別に何でもねぇよ。つーか変なあだ名つけんな」キョドッ

雪乃「……まあ良いわ。ほら、紅茶淹れたから」

八幡「悪いな」グビッ

結衣「あ、ヒッキー。今日部活終わったらね、ゆきのんの家で手作り恵方巻食べるけど来るよね?」

八幡「手作りの恵方巻?」

雪乃「ええ、あなたも作るの手伝って欲しいのだけれど。由比ヶ浜さんだと悲惨な事になるし」

結衣「ゆきのん酷いし!?」

八幡「……まあ構わんが」

雪乃「フフフ、楽しみね」ニコッ

結衣「エヘヘヘ、凄く楽しみだね」ニコッ

12: 2015/02/03(火) 00:17:25.73 ID:enVO0PBS0
八幡「……」ドクンッ

八幡(なんだ?急に体が熱くなってきた…)ドクドク

雪乃「そういえば今日の紅茶はどうかしら?いつもと違う物なのだけれど」ニコッ

八幡「へ?あー…美味かった。でも何故か急に体が熱くなってきたな…」ドクドク

八幡(つーか、すげぇムラムラする…ヤバイ、勃起しそうだ…)

結衣「ねぇヒッキー」

八幡「あ、んだよ」

結衣「今日って何日?」

八幡「2月3日だけど…」

結衣「うん。つまり今日は…」チラッ

雪乃「……」コクッ

雪乃「比企谷くん」テクテク

八幡「な、なんだよ…いきなり人の前に立って…」

雪乃「……」ススッ

八幡(つーか近い近い近い!近いって!…良い匂い)

雪乃「……」ガチャッ

八幡「っ!?な、何だよいきなり人のベルト掴んで来て!?」ドキッ

雪乃「ねぇ比企谷君、私…」

雪乃「まず…手始めに…」ドキドキ

結衣「……///」ドキドキ

八幡「……??」

雪乃「比企谷君の恵方巻きを頂くわ」

結衣「あたしも食べたい!」

ガチャガチャ…ススッ…


終わり

13: 2015/02/03(火) 00:18:04.92 ID:enVO0PBS0
短いけど以上です

また近いうちに違う作品作るので、その時はヨロシク

14: 2015/02/03(火) 00:19:13.06 ID:XO0RU42v0
川崎といろはすの番でしょ?

29: 2015/02/04(水) 13:30:06.75 ID:F3RfPxsbO

引用元: 雪乃「比企谷君の恵方巻きを頂くわ」結衣「あたしも食べたい!」