1: 2013/02/06(水) 02:45:38.17 ID:XafP4q9nO
モバP「枕営業だ」
凛「…え?」
モバP「枕営業だ……すまん」
凛「…………」
モバP「ほんとうはこんな仕事……とってきたくはなかったんだが」
モバP「ほんとうにごめん……」
凛「…え?」
モバP「枕営業だ……すまん」
凛「…………」
モバP「ほんとうはこんな仕事……とってきたくはなかったんだが」
モバP「ほんとうにごめん……」
3: 2013/02/06(水) 02:53:44.05 ID:XafP4q9nO
凛「…い…て」
モバP「凛…?」
凛「最低っ!」
パチンッ!
モバP「うん…………」
凛「最低!最低最低最低最低最低っ!」
パチンッ!パチンッ!パチンッ!
モバP「……ごめん」
モバP「ごめん……ごめん」
凛「ねぇ……プロデューサー」
モバP「…ん?」
凛「この仕事断ってもいいよね?」
凛「だって、私、そんな、の…ぐすっ…」
モバP「凛…?」
凛「最低っ!」
パチンッ!
モバP「うん…………」
凛「最低!最低最低最低最低最低っ!」
パチンッ!パチンッ!パチンッ!
モバP「……ごめん」
モバP「ごめん……ごめん」
凛「ねぇ……プロデューサー」
モバP「…ん?」
凛「この仕事断ってもいいよね?」
凛「だって、私、そんな、の…ぐすっ…」
4: 2013/02/06(水) 02:58:19.37 ID:XafP4q9nO
モバP「それは無理だよ」
モバP「営業先の会社の社長はウチのアイドルグループのスポンサーだし……」
凛「…………」
モバP「な、なぁ?案外いいんじゃないか?少し我慢すればいいだけだしさ」
モバP「これだけで人気が増えるなら安いもんじゃないか?ははは!」
凛「…………」
モバP「…は…はは……」
モバP「営業先の会社の社長はウチのアイドルグループのスポンサーだし……」
凛「…………」
モバP「な、なぁ?案外いいんじゃないか?少し我慢すればいいだけだしさ」
モバP「これだけで人気が増えるなら安いもんじゃないか?ははは!」
凛「…………」
モバP「…は…はは……」
7: 2013/02/06(水) 03:03:50.08 ID:XafP4q9nO
凛「……その仕事受けなかったら、プロデューサーは困るの?」
モバP「もちろん、大手のスポンサーの機嫌を損ねるのはやばいしな……」
凛「……少し考えさせて」
モバP「……あぁ」
凛「(わたしがこの仕事を受けなかったらスポンサーが離れて)」
凛「(この事務所はきっと潰れてプロデューサーは困って…それから私…はでも…)」
モバP「もちろん、大手のスポンサーの機嫌を損ねるのはやばいしな……」
凛「……少し考えさせて」
モバP「……あぁ」
凛「(わたしがこの仕事を受けなかったらスポンサーが離れて)」
凛「(この事務所はきっと潰れてプロデューサーは困って…それから私…はでも…)」
8: 2013/02/06(水) 03:08:48.16 ID:XafP4q9nO
モバP「考えは、決まったか?」
凛「うん……わたし」
凛「その……仕事受けるよ」
モバP「いいのか…?その俺から言っておいてなんだけど……」
凛「いいよ、もう決めたんだから」
モバP「凛……」
凛「さぁっ!プロデューサー!私はなにか準備とかしなきゃいけないのかな?」
凛「わたしこういうの初めてだから…さ…!」
凛「ぐすっ…なにか準備…とかしなきゃいけないのかわからないから……さ」
凛「うん……わたし」
凛「その……仕事受けるよ」
モバP「いいのか…?その俺から言っておいてなんだけど……」
凛「いいよ、もう決めたんだから」
モバP「凛……」
凛「さぁっ!プロデューサー!私はなにか準備とかしなきゃいけないのかな?」
凛「わたしこういうの初めてだから…さ…!」
凛「ぐすっ…なにか準備…とかしなきゃいけないのかわからないから……さ」
10: 2013/02/06(水) 03:12:57.84 ID:XafP4q9nO
モバP「……まずは写真撮影だ」
モバP「撮影スタジオに移動するぞ」
凛「そっか…わかった」
凛「(私を慰めてくれないんだね……プロデューサー)」
モバP「それじゃあ、いこうか?」
凛「(私……もう一人なのかな)」
凛「うん……」
モバP「撮影スタジオに移動するぞ」
凛「そっか…わかった」
凛「(私を慰めてくれないんだね……プロデューサー)」
モバP「それじゃあ、いこうか?」
凛「(私……もう一人なのかな)」
凛「うん……」
12: 2013/02/06(水) 03:17:03.31 ID:XafP4q9nO
撮影スタジオにて
凛「ねぇ、プロデューサーお願いがあるんだけど」
モバP「なんだ?」
凛「写真……プロデューサーが撮ってくれない?」
モバP「え、でも」
凛「お願い、プロデューサー……私を一人だと思わせないで」
モバP「わかった……スタッフとなんとか相談してみるよ」
凛「ありがと……」
凛「ねぇ、プロデューサーお願いがあるんだけど」
モバP「なんだ?」
凛「写真……プロデューサーが撮ってくれない?」
モバP「え、でも」
凛「お願い、プロデューサー……私を一人だと思わせないで」
モバP「わかった……スタッフとなんとか相談してみるよ」
凛「ありがと……」
13: 2013/02/06(水) 03:20:55.41 ID:XafP4q9nO
凛「どうだった?」
モバP「簡単な撮影だけだからおれが撮影しても構わないってさ」
モバP「だけど指示は向こうがするって」
凛「そっか……よかった」
スタッフ「準備お願いしまーす!」
モバP「じゃ……いこうか」
凛「うん、いこ」
モバP「簡単な撮影だけだからおれが撮影しても構わないってさ」
モバP「だけど指示は向こうがするって」
凛「そっか……よかった」
スタッフ「準備お願いしまーす!」
モバP「じゃ……いこうか」
凛「うん、いこ」
16: 2013/02/06(水) 03:25:40.45 ID:XafP4q9nO
スタッフ「はい、ではこのシーツの上に横になってください」
凛「……」
スタッフ「はい、では次にスカートと胸元を少し乱してください」
凛「………」
シュルルルッバサバサッ
スタッフ「はい、ではここから撮影お願いします」
モバP「はい…!」
凛「……」
スタッフ「はい、では次にスカートと胸元を少し乱してください」
凛「………」
シュルルルッバサバサッ
スタッフ「はい、ではここから撮影お願いします」
モバP「はい…!」
18: 2013/02/06(水) 03:29:58.91 ID:XafP4q9nO
パシャッ!パシャッ!
凛「……ねぇ、プロデューサー」
モバP「ん?」
凛「……見えてないよね?」
モバP「なにがだ?」
パシャッ!パシャッ!
凛「いや、なんでもない……」
凛「(バカらしいよね、こんな仕事している途中に)」
凛「(下着が見えていないか、なんてこと気にするなんて……)」
パシャッ!パシャッ!
凛「……ねぇ、プロデューサー」
モバP「ん?」
凛「……見えてないよね?」
モバP「なにがだ?」
パシャッ!パシャッ!
凛「いや、なんでもない……」
凛「(バカらしいよね、こんな仕事している途中に)」
凛「(下着が見えていないか、なんてこと気にするなんて……)」
パシャッ!パシャッ!
19: 2013/02/06(水) 03:34:48.19 ID:XafP4q9nO
スタッフ「お疲れ様でしたー」
モバP「よし、これであとは写真をスポンサー会社に持って行くだけだな」
凛「それ、やっぱり私が行ったほうがいい?」
モバP「まぁ……そうだな」
モバP「でも、いいさ凛は事務所で休んでな」
凛「いいよ、休憩なんか」
凛「仕事は頑張らなくちゃね」
モバP「そうか……なら一緒に行くか」
凛「…!うん」
モバP「よし、これであとは写真をスポンサー会社に持って行くだけだな」
凛「それ、やっぱり私が行ったほうがいい?」
モバP「まぁ……そうだな」
モバP「でも、いいさ凛は事務所で休んでな」
凛「いいよ、休憩なんか」
凛「仕事は頑張らなくちゃね」
モバP「そうか……なら一緒に行くか」
凛「…!うん」
20: 2013/02/06(水) 03:40:41.11 ID:XafP4q9nO
スポンサー会社にて
社長「いや、どうもどうも」
モバP「これは社長みずから、わざわざありがとうございます、写真です、どうぞ」
社長「ふむ……おぉ……なかなか、かわいく撮れてるじゃないか」
凛「ありがとうございます」
ペコリッ
社長「はははっ、よしよし、いやぁ今から楽しみだなぁ」
社長「それではわたしは仕事があるのでそろそろ……それじゃあ、また明日ね凛ちゃん」
モバP「それでは、失礼します」
凛「……」
スタスタスタスタ
社長「いや、どうもどうも」
モバP「これは社長みずから、わざわざありがとうございます、写真です、どうぞ」
社長「ふむ……おぉ……なかなか、かわいく撮れてるじゃないか」
凛「ありがとうございます」
ペコリッ
社長「はははっ、よしよし、いやぁ今から楽しみだなぁ」
社長「それではわたしは仕事があるのでそろそろ……それじゃあ、また明日ね凛ちゃん」
モバP「それでは、失礼します」
凛「……」
スタスタスタスタ
21: 2013/02/06(水) 03:44:26.88 ID:XafP4q9nO
凛「明日、なんだ……今日じゃないんだね」
モバP「あぁ、いろいろ忙しいみたいだし、準備もあるだろうしな」
凛「ふぅん……」
凛「ねぇ、今日はもう私の仕事終わりなの?」
モバP「あぁ」
凛「そっか、それじゃ私このまま家に帰るね」
モバP「送ろうか?」
凛「……うん、お願い」
モバP「あぁ、いろいろ忙しいみたいだし、準備もあるだろうしな」
凛「ふぅん……」
凛「ねぇ、今日はもう私の仕事終わりなの?」
モバP「あぁ」
凛「そっか、それじゃ私このまま家に帰るね」
モバP「送ろうか?」
凛「……うん、お願い」
23: 2013/02/06(水) 03:50:27.13 ID:XafP4q9nO
スタスタスタスタスタ
モバP「そうだ!なにかご褒美にアイスでも……」
凛「まだ営業は終わってないんだから」
凛「ご褒美をもらうならそのあと、でしょ?」
モバP「あぁ、そうだよな」
凛「……ご褒美はもっとイイものがいいな」
モバP「よし、任しとけ」
凛「ふふっ……」
スタスタスタスタスタピタッ
凛「……着いたね、それじゃまたね、プロデューサー」
モバP「あぁ、また明日な」
スタスタガチャ…バタンッ
モバP「そうだ!なにかご褒美にアイスでも……」
凛「まだ営業は終わってないんだから」
凛「ご褒美をもらうならそのあと、でしょ?」
モバP「あぁ、そうだよな」
凛「……ご褒美はもっとイイものがいいな」
モバP「よし、任しとけ」
凛「ふふっ……」
スタスタスタスタスタピタッ
凛「……着いたね、それじゃまたね、プロデューサー」
モバP「あぁ、また明日な」
スタスタガチャ…バタンッ
24: 2013/02/06(水) 03:54:22.48 ID:XafP4q9nO
凛「(明日、か)」
凛「………うっ…」
凛「…ぐすっ……ふぇ…」
凛「うぇ…っ…ぐすっ…」
凛「ずずっ…ぐすっ…」
凛「(泣いちゃダメだ、泣いちゃ……)」
凛「…ふぇ…うっ……」
凛「…ぐすっ…プロデュー…サぁ…うぇ……」
凛「………うっ…」
凛「…ぐすっ……ふぇ…」
凛「うぇ…っ…ぐすっ…」
凛「ずずっ…ぐすっ…」
凛「(泣いちゃダメだ、泣いちゃ……)」
凛「…ふぇ…うっ……」
凛「…ぐすっ…プロデュー…サぁ…うぇ……」
26: 2013/02/06(水) 04:00:00.52 ID:XafP4q9nO
翌日事務所にて
ガチャ…バタンッ
凛「おはよう、プロデューサー」
モバP「あぁ、おはよう」
モバP「相手側はもう準備が出来ているみたいだ」
モバP「事務所に着いてさっそくだが、いこうか」
凛「こんな朝から、その、するんだね」
モバP「そうか?でも早いほうがいいと思うぞ」
凛「そう、かもね……」
ガチャ…バタンッ
凛「おはよう、プロデューサー」
モバP「あぁ、おはよう」
モバP「相手側はもう準備が出来ているみたいだ」
モバP「事務所に着いてさっそくだが、いこうか」
凛「こんな朝から、その、するんだね」
モバP「そうか?でも早いほうがいいと思うぞ」
凛「そう、かもね……」
28: 2013/02/06(水) 04:03:42.17 ID:XafP4q9nO
スタスタスタスタ
凛「ねぇ、プロデューサー」
モバP「なんだ?」
凛「昨日、ずっと考えていたんだけど」
モバP「あぁ」
凛「ご褒美は、少しぐらいワガママ言ってもいいよね?」
モバP「もちろん、なんせご褒美だからな」
凛「よかった……ふふっ」
凛「ねぇ、プロデューサー」
モバP「なんだ?」
凛「昨日、ずっと考えていたんだけど」
モバP「あぁ」
凛「ご褒美は、少しぐらいワガママ言ってもいいよね?」
モバP「もちろん、なんせご褒美だからな」
凛「よかった……ふふっ」
29: 2013/02/06(水) 04:09:10.29 ID:XafP4q9nO
社長「いやぁ、いらっしゃい」
モバP「どうも、おはようございます」
凛「…………」
ペコリ
社長「それじゃあ、二人とも、さっそくこちらの部屋にきてください」
モバP「はい」
スタスタスタスタスタ
凛「え…?プロデューサーも一緒に、その…するの?」
モバP「え、当たり前だろ?」
凛「そ、そうなんだ……ごめんね」
凛「私、こういうの初めてだから…よくわからなくて…」
モバP「あぁわかってるよ、さぁ、行こう」
凛「うん」
モバP「どうも、おはようございます」
凛「…………」
ペコリ
社長「それじゃあ、二人とも、さっそくこちらの部屋にきてください」
モバP「はい」
スタスタスタスタスタ
凛「え…?プロデューサーも一緒に、その…するの?」
モバP「え、当たり前だろ?」
凛「そ、そうなんだ……ごめんね」
凛「私、こういうの初めてだから…よくわからなくて…」
モバP「あぁわかってるよ、さぁ、行こう」
凛「うん」
31: 2013/02/06(水) 04:14:26.40 ID:XafP4q9nO
社長「どうだね、この自信作は」
モバP「流石の出来栄えですね、この渋谷凛抱きまくらは」
凛「…………」
社長「この抱きまくらにプリントされた等身大の写真」
社長「実に、魅力的だと思わんかね?わははは!」
モバP「まったくです、はははは!」
凛「……どういうこと?プロデューサー」
モバP「なにって……渋谷凛抱きまくらのことがどうかしたのか?」
凛「……はぁ?」
モバP「流石の出来栄えですね、この渋谷凛抱きまくらは」
凛「…………」
社長「この抱きまくらにプリントされた等身大の写真」
社長「実に、魅力的だと思わんかね?わははは!」
モバP「まったくです、はははは!」
凛「……どういうこと?プロデューサー」
モバP「なにって……渋谷凛抱きまくらのことがどうかしたのか?」
凛「……はぁ?」
37: 2013/02/06(水) 04:19:55.85 ID:XafP4q9nO
凛「……ちょっとこっちにきて」
グイッ!
モバP「うおっ!な、なんだよ、社長の前だぞ?」ヒソヒソヒソ
凛「どういうことなのか説明してよ、その枕営業…って言ってたじゃない!」
モバP「だから枕営業じゃないか」
モバP「凛の写真がプリントされた抱きまくらの販売営業なんだから」
凛「…………」
モバP「あれ……?もしかして俺……抱きまくらのこと言ってなかったっけ…?」
凛「この……ばかっ!」
パチンッ!
モバP「へぶっ!」
グイッ!
モバP「うおっ!な、なんだよ、社長の前だぞ?」ヒソヒソヒソ
凛「どういうことなのか説明してよ、その枕営業…って言ってたじゃない!」
モバP「だから枕営業じゃないか」
モバP「凛の写真がプリントされた抱きまくらの販売営業なんだから」
凛「…………」
モバP「あれ……?もしかして俺……抱きまくらのこと言ってなかったっけ…?」
凛「この……ばかっ!」
パチンッ!
モバP「へぶっ!」
39: 2013/02/06(水) 04:25:43.17 ID:XafP4q9nO
凛「あの昨日の深刻な感じはなんだったのよ!ばかばかっ!」
ペチンッ!ペチンッ!
モバP「いたっ!だって凛、この仕事が嫌そうだったし……いてっ」
凛「ばかっ!ばかっ!ばかばかばかっ!」
ペチンッ!ペチンッ!
社長「(……この二人仲がいいんだなぁ)」
モバP「あ、それでご褒美はなにがいいんだ?」
凛「もういいよ!ばかっ!」
ドガッ!
モバP「ぐはっ!」
おしまい
ペチンッ!ペチンッ!
モバP「いたっ!だって凛、この仕事が嫌そうだったし……いてっ」
凛「ばかっ!ばかっ!ばかばかばかっ!」
ペチンッ!ペチンッ!
社長「(……この二人仲がいいんだなぁ)」
モバP「あ、それでご褒美はなにがいいんだ?」
凛「もういいよ!ばかっ!」
ドガッ!
モバP「ぐはっ!」
おしまい
40: 2013/02/06(水) 04:27:50.00 ID:Y41PBV0J0
平和で良かった
引用元: 凛「今日の仕事はなに?」
コメント
コメント一覧 (1)
ソヌァでしぶりんに抱き枕にされてる乃々「あんまり変わらない気が…します…」
凛「ああ…落ち着く…」
esusokuhou
がしました
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります