189: 2018/06/25(月) 20:08:18.89 ID:2ckwowIPo
武内P「不良になりたい、と」
190: 2018/06/25(月) 20:11:20.70 ID:2ckwowIPo
亜希「そうなのであります! 何か、いい方法はありませんか!?」
武内P「いえ、あの……何故、その様な事を?」
亜希「プロデューサー殿は、炎陣をご存知でしょうか?」
武内P「はい、勿論です」
亜希「では、率直にお聞きします!」
亜希「私は、炎陣で浮いているとは思いませんか!?」
武内P「……」
武内P「ん、んんっ……いえ、その……」
武内P「いえ、あの……何故、その様な事を?」
亜希「プロデューサー殿は、炎陣をご存知でしょうか?」
武内P「はい、勿論です」
亜希「では、率直にお聞きします!」
亜希「私は、炎陣で浮いているとは思いませんか!?」
武内P「……」
武内P「ん、んんっ……いえ、その……」
191: 2018/06/25(月) 20:14:11.70 ID:2ckwowIPo
武内P「み、皆さんは……とても、良いユニットだと思います」
亜希「それは、わかっています! ですが!」
武内P「あの……何か、きっかけはあったのでしょうか?」
亜希「きっかけ、でありますか?」
武内P「はい」
武内P「今更、不良にまでなろうと思った、きっかけがあるはずです」
亜希「きっかけ……ん? 今更?」
武内P「空耳です」
亜希「それは、わかっています! ですが!」
武内P「あの……何か、きっかけはあったのでしょうか?」
亜希「きっかけ、でありますか?」
武内P「はい」
武内P「今更、不良にまでなろうと思った、きっかけがあるはずです」
亜希「きっかけ……ん? 今更?」
武内P「空耳です」
192: 2018/06/25(月) 20:19:21.53 ID:2ckwowIPo
亜希「きっかけは……はい、あります」
武内P「! それを教えて頂けますか?」
亜希「プロデューサー殿は、自分が炎陣で唯一の成人だとご存知で?」
武内P「……はい、そうですね」
亜希「つまり、打ち上げで、私一人がお酒を飲めるのです」
武内P「あの……それが、どう、きっかけになるのでしょうか?」
亜希「不良になれば……」
亜希「良いではありませんか、少し位飲んでもバレないであります!」
亜希「……そう、言えると、考えた末に至りました!」
武内P「待ってください! 絶対に、いけませんよ!?」
武内P「! それを教えて頂けますか?」
亜希「プロデューサー殿は、自分が炎陣で唯一の成人だとご存知で?」
武内P「……はい、そうですね」
亜希「つまり、打ち上げで、私一人がお酒を飲めるのです」
武内P「あの……それが、どう、きっかけになるのでしょうか?」
亜希「不良になれば……」
亜希「良いではありませんか、少し位飲んでもバレないであります!」
亜希「……そう、言えると、考えた末に至りました!」
武内P「待ってください! 絶対に、いけませんよ!?」
193: 2018/06/25(月) 20:23:56.12 ID:2ckwowIPo
亜希「しかし、よく考えてみてください!」
武内P「何をですか!?」
亜希「炎陣の打ち上げは、焼き肉なのであります!」
武内P「それは……はい、聞いています」
亜希「焼き肉と言ったら、ビールでありましょうが! ビールで!」
武内P「……はあ」
亜希「にも関わらず!」
亜希「いや、アタシらは未成年だから、お酒は飲まない」
亜希「……などと! そんな事を皆は言うのです!」
武内P「大和さん、落ち着いてください!」
武内P「とても、普通の事を言われているだけです!」
武内P「何をですか!?」
亜希「炎陣の打ち上げは、焼き肉なのであります!」
武内P「それは……はい、聞いています」
亜希「焼き肉と言ったら、ビールでありましょうが! ビールで!」
武内P「……はあ」
亜希「にも関わらず!」
亜希「いや、アタシらは未成年だから、お酒は飲まない」
亜希「……などと! そんな事を皆は言うのです!」
武内P「大和さん、落ち着いてください!」
武内P「とても、普通の事を言われているだけです!」
194: 2018/06/25(月) 20:28:22.50 ID:2ckwowIPo
亜希「私も、そう思います……思うのですが!」
武内P「一人で飲むのが寂しい、と?」
亜希「そう、それ! それなのであります!」
武内P「確かに……一人で飲むのは、はい」
亜希「しかし、相手は未成年! バトルフィールドには、入れない!」
亜希「規律を守れない者は、兵士失格でありますからな!」
武内P「規律の前に、法律で定められていますから、ね」
亜希「しかし……不良兵士ならば、どうでありましょうなぁ?」ニヤリ
武内P「……大和さん」
武内P「それは……悪い、笑顔です」
武内P「一人で飲むのが寂しい、と?」
亜希「そう、それ! それなのであります!」
武内P「確かに……一人で飲むのは、はい」
亜希「しかし、相手は未成年! バトルフィールドには、入れない!」
亜希「規律を守れない者は、兵士失格でありますからな!」
武内P「規律の前に、法律で定められていますから、ね」
亜希「しかし……不良兵士ならば、どうでありましょうなぁ?」ニヤリ
武内P「……大和さん」
武内P「それは……悪い、笑顔です」
195: 2018/06/25(月) 20:34:24.88 ID:2ckwowIPo
亜希「不良兵士ならば、待機中の飲酒も存分に行う事でしょう」
亜希「未成年に飲酒を勧めるなど、引き金を引くより容易いかと」
武内P「それで、不良になりたい……と」
亜希「そうであります! 常識が、邪魔をするのです!」
武内P「あの……大和さんが、お酒を飲まないという選択肢は?」
亜希「……実は、一度試そうとしたのですが」
亜希「あ、大和さんは、遠慮せずにビールで良いですよ」
亜希「……と! こう、こんな感じで! 敬語を使われたんでありますもん!」
亜希「おかしいとは思いませんか!? さっきまで、亜希、って呼んでいたのに!」
武内P「……はあ」
亜希「未成年に飲酒を勧めるなど、引き金を引くより容易いかと」
武内P「それで、不良になりたい……と」
亜希「そうであります! 常識が、邪魔をするのです!」
武内P「あの……大和さんが、お酒を飲まないという選択肢は?」
亜希「……実は、一度試そうとしたのですが」
亜希「あ、大和さんは、遠慮せずにビールで良いですよ」
亜希「……と! こう、こんな感じで! 敬語を使われたんでありますもん!」
亜希「おかしいとは思いませんか!? さっきまで、亜希、って呼んでいたのに!」
武内P「……はあ」
196: 2018/06/25(月) 20:41:21.33 ID:2ckwowIPo
亜希「自分は! あんなにも、困難な状況に陥るとは想定しませんでした!」
武内P「それは……はい、大変ですね」
亜希「そうでありましょう!? そうでありましょう!?」
武内P「しかし……未成年者に、飲酒を勧めるために、不良になると言うのは……」
亜希「ならば! 他に方法はありませんか!?」
武内P「打ち上げで、壁を感じなくなる方法……ですか」
亜希「むむっ! もう、こんな時間に!」
亜希「プロデューサー殿! 現時刻をもって、このフィールドを終了!」
亜希「次の戦場へ、移動するであります!」
武内P「えっ?」
武内P「それは……はい、大変ですね」
亜希「そうでありましょう!? そうでありましょう!?」
武内P「しかし……未成年者に、飲酒を勧めるために、不良になると言うのは……」
亜希「ならば! 他に方法はありませんか!?」
武内P「打ち上げで、壁を感じなくなる方法……ですか」
亜希「むむっ! もう、こんな時間に!」
亜希「プロデューサー殿! 現時刻をもって、このフィールドを終了!」
亜希「次の戦場へ、移動するであります!」
武内P「えっ?」
197: 2018/06/25(月) 20:45:23.05 ID:2ckwowIPo
・ ・ ・
亜希「カンパーイ!」
武内P「か、乾杯」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ! やはり、一日の締めはビールでありますなぁ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「カレーとビールは、戦士の栄養源です! 必須栄養素ですぞ!」
武内P「は……はあ」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ!」
亜希「生一つ、追加で!」
武内P「ペースが早くないですか……!?」
亜希「カンパーイ!」
武内P「か、乾杯」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ! やはり、一日の締めはビールでありますなぁ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「カレーとビールは、戦士の栄養源です! 必須栄養素ですぞ!」
武内P「は……はあ」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ!」
亜希「生一つ、追加で!」
武内P「ペースが早くないですか……!?」
198: 2018/06/25(月) 20:49:34.82 ID:2ckwowIPo
亜希「何を言うでありますか! まだまだ、飲みますよ!」
武内P「そ、そうですか」
亜希「むっ、料理の気配が! いただきますであります!」
武内P「ど、どうぞ」
亜希「むぐむぐ……んぐっんぐっ……プハーッ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「はっはっは! この程度、余裕でありますよ!」
亜希「ささっ! プロデューサー殿も、飲みましょう!」
亜希「いやー! 飲む人間が共に居るというのは、違いますなぁ!」
武内P「……はい、いただきます」
武内P「そ、そうですか」
亜希「むっ、料理の気配が! いただきますであります!」
武内P「ど、どうぞ」
亜希「むぐむぐ……んぐっんぐっ……プハーッ!」
武内P「……良い、飲みっぷりです」
亜希「はっはっは! この程度、余裕でありますよ!」
亜希「ささっ! プロデューサー殿も、飲みましょう!」
亜希「いやー! 飲む人間が共に居るというのは、違いますなぁ!」
武内P「……はい、いただきます」
199: 2018/06/25(月) 20:55:06.10 ID:2ckwowIPo
・ ・ ・
亜希「だからねぇ、私もねぇ、辛いんでありますもん」
亜希「ヤンキーって言ってもねぇ、皆案外真面目なんですもん」
亜希「炎陣なのにねぇ、アルコール燃料はねぇ、一人だけでありますもん」
亜希「コーラとかねぇ、烏龍茶じゃねぇ、自分は動きませんもん」
亜希「カレーとねぇ、ビールとねぇ、あとねぇ……」
武内P「大和さん! 酔い過ぎです、大和さん!」
亜希「酔い過ぎ? 誰がでありますか?」
亜希「まさか、プロデューサー殿は、もう酔っているでありますか?」
武内P「酔っているのは、貴女です!」
亜希「だからねぇ、私もねぇ、辛いんでありますもん」
亜希「ヤンキーって言ってもねぇ、皆案外真面目なんですもん」
亜希「炎陣なのにねぇ、アルコール燃料はねぇ、一人だけでありますもん」
亜希「コーラとかねぇ、烏龍茶じゃねぇ、自分は動きませんもん」
亜希「カレーとねぇ、ビールとねぇ、あとねぇ……」
武内P「大和さん! 酔い過ぎです、大和さん!」
亜希「酔い過ぎ? 誰がでありますか?」
亜希「まさか、プロデューサー殿は、もう酔っているでありますか?」
武内P「酔っているのは、貴女です!」
200: 2018/06/25(月) 21:00:54.35 ID:2ckwowIPo
亜希「私に酔うだなんて、何を言ってるでありますか~も~!」ケラケラ!
武内P「物凄くお酒に弱いではないですか!」
亜希「誰がですか? そんな人間、確認できませんが?」
武内P「大和さん、貴女です!」
亜希「はっはっは! 何をおっしゃいますか!」
武内P「二杯目のビールも、ほとんど残っていますよ!?」
武内P「まだ、飲み始めて10分しか経っていません!」
亜希「いえいえ、飲み始めたのは、フタマル……」
武内P「はい、二十時の」
亜希「マルマルモリモリ♪」
武内P「何を言っているんですか!?」
武内P「物凄くお酒に弱いではないですか!」
亜希「誰がですか? そんな人間、確認できませんが?」
武内P「大和さん、貴女です!」
亜希「はっはっは! 何をおっしゃいますか!」
武内P「二杯目のビールも、ほとんど残っていますよ!?」
武内P「まだ、飲み始めて10分しか経っていません!」
亜希「いえいえ、飲み始めたのは、フタマル……」
武内P「はい、二十時の」
亜希「マルマルモリモリ♪」
武内P「何を言っているんですか!?」
201: 2018/06/25(月) 21:07:26.88 ID:2ckwowIPo
武内P「あのっ、炎陣の打ち上げも、この様な感じなのですか!?」
亜希「何がでありますか? 焼き肉でありますか?」
武内P「貴女は、炎陣の打ち上げの時も、ここまで酔っているのでしょうか!」
亜希「ふぁいっ! サバゲーとぉ、プラモ収集がぁ、趣味であります!」
武内P「聞いていません、大和さん!」
亜希「むむむっ! これはいけませんな!」
武内P「! あの……どうか、されましたか!?」
亜希「この餃子……ニンニクがきいていて、美味しい!」
亜希「これは、是非ともLIVE時の兵站に加えて頂きたい!」
亜希「この要望が通らない場合、切腹して果てる所存ですぞ!」
武内P「兵士を通り越して、武士になっているじゃないですか!」
亜希「何がでありますか? 焼き肉でありますか?」
武内P「貴女は、炎陣の打ち上げの時も、ここまで酔っているのでしょうか!」
亜希「ふぁいっ! サバゲーとぉ、プラモ収集がぁ、趣味であります!」
武内P「聞いていません、大和さん!」
亜希「むむむっ! これはいけませんな!」
武内P「! あの……どうか、されましたか!?」
亜希「この餃子……ニンニクがきいていて、美味しい!」
亜希「これは、是非ともLIVE時の兵站に加えて頂きたい!」
亜希「この要望が通らない場合、切腹して果てる所存ですぞ!」
武内P「兵士を通り越して、武士になっているじゃないですか!」
202: 2018/06/25(月) 21:14:38.29 ID:2ckwowIPo
亜希「いやー、しかし、楽しいでありますなぁ!」
武内P「……大和さん?」
亜希「炎陣の打ち上げも、この様に! 皆で飲みたいのでぇ、あります!」
武内P「……大和さん」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ!」
武内P「や、大和さん……あの、もうやめておいた方が……」
亜希「――にも関わらず! あのヒヨッコ共は、未成年だからと!」
ダンッ!
亜希「断じてっ! 断じて、飲もうとしないのです!」
亜希「この私にも、グラス一杯でやめるようにと言う始末!」
亜希「如何思いますか、プロデューサー殿!」
武内P「皆さんの判断は、とても正しいものだと思います!」
武内P「……大和さん?」
亜希「炎陣の打ち上げも、この様に! 皆で飲みたいのでぇ、あります!」
武内P「……大和さん」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ!」
武内P「や、大和さん……あの、もうやめておいた方が……」
亜希「――にも関わらず! あのヒヨッコ共は、未成年だからと!」
ダンッ!
亜希「断じてっ! 断じて、飲もうとしないのです!」
亜希「この私にも、グラス一杯でやめるようにと言う始末!」
亜希「如何思いますか、プロデューサー殿!」
武内P「皆さんの判断は、とても正しいものだと思います!」
203: 2018/06/25(月) 21:19:38.22 ID:2ckwowIPo
亜希「今、何と? まさかとは思いますが、私以外のメンバーの意見が、正しいと?」
武内P「……今の貴女の姿を見れば、そう、判断せざるを得ません」
亜希「なるほど……つまり、私の味方は出来ない、と」
武内P「そう、なります」
亜希「あーあー! 言いましたな! 言ってしまわれましたな!」
武内P「……」
亜希「んぐんぐっ……プハーッ!」
亜希「……ションボリでありますよ」ションボリ
亜希「まことに……ションボリする事態でありますよ」ションボリ
武内P「んんん……! 厄介……!」
武内P「……今の貴女の姿を見れば、そう、判断せざるを得ません」
亜希「なるほど……つまり、私の味方は出来ない、と」
武内P「そう、なります」
亜希「あーあー! 言いましたな! 言ってしまわれましたな!」
武内P「……」
亜希「んぐんぐっ……プハーッ!」
亜希「……ションボリでありますよ」ションボリ
亜希「まことに……ションボリする事態でありますよ」ションボリ
武内P「んんん……! 厄介……!」
204: 2018/06/25(月) 21:27:14.59 ID:2ckwowIPo
亜希「私は、楽しく飲みたいだけでありますのに……」ションボリ
武内P「その……こうやって、別の機会に飲むのでは、いけませんか?」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ!」
亜希「それは……また、お付き合い頂けるという事でありましょうか?」
…きゅっ
武内P「っ!? や、大和さん、あの……手を離してください……!」
亜希「アイドルの……私の、色仕掛けであります」
武内P「ま、待ってください! いけません、大和さん!」
亜希「隙ありっ!」
バチーンッ!
武内P「へぶっ!?」
亜希「あっはっは! セクシーコマンド―ですよ、プロデューサー殿!」
武内P「……」イラァッ
武内P「その……こうやって、別の機会に飲むのでは、いけませんか?」
亜希「んぐっんぐっ……プハーッ!」
亜希「それは……また、お付き合い頂けるという事でありましょうか?」
…きゅっ
武内P「っ!? や、大和さん、あの……手を離してください……!」
亜希「アイドルの……私の、色仕掛けであります」
武内P「ま、待ってください! いけません、大和さん!」
亜希「隙ありっ!」
バチーンッ!
武内P「へぶっ!?」
亜希「あっはっは! セクシーコマンド―ですよ、プロデューサー殿!」
武内P「……」イラァッ
206: 2018/06/25(月) 21:33:50.97 ID:2ckwowIPo
武内P「……大和さん。そろそろ、解散しましょうか」
亜希「お断りするでありまーす、ますまーす」
武内P「では……私は先に、帰らせていただきます」
亜希「おや、よろしいのですか?」
武内P「……何がですか」
亜希「私をこのまま放置して帰れば、どうなるかわかりませんよ?」
亜希「この店の他の客のみならず、外にフィールドを移し……」
亜希「通行人すらも、ちぎっては投げ、ちぎっては投げしますよ?」
亜希「そうなった場合、私は思い処罰を受けますよ、んんー?」
武内P「待ってください! あまりにも、非人道的すぎます!」
武内P「と、言いますか……自分を人質にするような作戦は、やめてください!」
亜希「お断りするでありまーす、ますまーす」
武内P「では……私は先に、帰らせていただきます」
亜希「おや、よろしいのですか?」
武内P「……何がですか」
亜希「私をこのまま放置して帰れば、どうなるかわかりませんよ?」
亜希「この店の他の客のみならず、外にフィールドを移し……」
亜希「通行人すらも、ちぎっては投げ、ちぎっては投げしますよ?」
亜希「そうなった場合、私は思い処罰を受けますよ、んんー?」
武内P「待ってください! あまりにも、非人道的すぎます!」
武内P「と、言いますか……自分を人質にするような作戦は、やめてください!」
208: 2018/06/25(月) 21:47:35.39 ID:2ckwowIPo
武内P「あの、一つ……聞いても良いでしょうか」
亜希「一つ? スリーサイズを聞く時は、三つでありましょう?」
武内P「飲み仲間、というのは……いらっしゃらないのでしょうか?」
亜希「勿論、居ますとも! 戦場を共に駆け抜ける、友人が!」
武内P「では、その方と一緒に飲む機会を増やせば……満足なさるのでは?」
亜希「ふむ……炎陣の打ち上げとは、別の機会を主戦場とする、と」
武内P「はい。そうすれば、炎陣の打ち上げでアルコールを飲まなくても――」
亜希「――確かに! それなら、補給は十分です!」
亜希「成人している友人と、存分に飲み明かします!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
亜希「しかし、高垣殿と飲んだ時は、翌日専務にこっぴどく叱られましてなぁ!」
武内P「えっ」
亜希「一つ? スリーサイズを聞く時は、三つでありましょう?」
武内P「飲み仲間、というのは……いらっしゃらないのでしょうか?」
亜希「勿論、居ますとも! 戦場を共に駆け抜ける、友人が!」
武内P「では、その方と一緒に飲む機会を増やせば……満足なさるのでは?」
亜希「ふむ……炎陣の打ち上げとは、別の機会を主戦場とする、と」
武内P「はい。そうすれば、炎陣の打ち上げでアルコールを飲まなくても――」
亜希「――確かに! それなら、補給は十分です!」
亜希「成人している友人と、存分に飲み明かします!」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
亜希「しかし、高垣殿と飲んだ時は、翌日専務にこっぴどく叱られましてなぁ!」
武内P「えっ」
209: 2018/06/25(月) 21:56:09.14 ID:2ckwowIPo
武内P「……待ってください……今、何と?」
亜希「二人して、謝罪しか出来ない、辛い状況でありました!」
武内P「誰と……そして、何をしたのですか!?」
亜希「飲みながら、高垣殿と交互に、専務にイタ電をば!」
武内P「叱られるには決まっているじゃないですか!」
亜希「しかし、プロデューサー殿が止めてくれるならば、安心ですな!」
武内P「待ってください! 私を巻き込ま」
楓「ふふっ! ビールを……浴びーる程、飲めますね……うふふっ!」
武内P「っ!?」
亜希「任務、お疲れ様であります! ささっ、飲みましょう!」
武内P「待ってください! あの、何故、彼女が此処に!?」
亜希「増援でありますよ? そして、伏兵は、基本でありますからな!」
武内P「来ることを伏せていただけじゃないですか!」
亜希「二人して、謝罪しか出来ない、辛い状況でありました!」
武内P「誰と……そして、何をしたのですか!?」
亜希「飲みながら、高垣殿と交互に、専務にイタ電をば!」
武内P「叱られるには決まっているじゃないですか!」
亜希「しかし、プロデューサー殿が止めてくれるならば、安心ですな!」
武内P「待ってください! 私を巻き込ま」
楓「ふふっ! ビールを……浴びーる程、飲めますね……うふふっ!」
武内P「っ!?」
亜希「任務、お疲れ様であります! ささっ、飲みましょう!」
武内P「待ってください! あの、何故、彼女が此処に!?」
亜希「増援でありますよ? そして、伏兵は、基本でありますからな!」
武内P「来ることを伏せていただけじゃないですか!」
210: 2018/06/25(月) 22:04:32.84 ID:2ckwowIPo
武内P「あ、あのっ! 私はもう、ここで!」
楓「その話、お受けできません」
亜希「そうであります! 我々が、叱られても良いと!?」
武内P「そういう問題ではなく!」
亜希「しかし……作戦は、うまくいきましたな!」
楓「ええ♪ これで、思う存分飲めるもの」
武内P「……えっ?」
亜希「プロデューサー殿を騙すのは気が引けましたが……」
亜希「騙すのではなく、トラップにはめると思えば、存分に出来ました!」
亜希「正に、見事な作戦でありました!」
武内P「……待ってください」
武内P「まさかとは思いますが……その……待ってください……!」
楓「その話、お受けできません」
亜希「そうであります! 我々が、叱られても良いと!?」
武内P「そういう問題ではなく!」
亜希「しかし……作戦は、うまくいきましたな!」
楓「ええ♪ これで、思う存分飲めるもの」
武内P「……えっ?」
亜希「プロデューサー殿を騙すのは気が引けましたが……」
亜希「騙すのではなく、トラップにはめると思えば、存分に出来ました!」
亜希「正に、見事な作戦でありました!」
武内P「……待ってください」
武内P「まさかとは思いますが……その……待ってください……!」
212: 2018/06/25(月) 22:21:35.53 ID:2ckwowIPo
武内P「あの……最初から、私を巻き込むつもりで……!?」
楓「ここは、ライトが、く、らいと、思うわ」
亜希「他の方達は、遅れていらっしゃるので?」
武内P「待ってください! まだ、増えるのですか!?」
楓「ええと……あと、三人?」
亜希「今日は、多くて五人です。いやはや、楽しみでなりません!」
武内P「お願いします! 話を聞いてください!」
楓「……私達が誘っても警戒されているので……」
武内P「……」
楓「警戒されてない亜希ちゃんに、ふふっ、軽快に連れてきて貰いました♪」
亜希「孤軍奮闘するプロデューサー殿に、敬礼ッ!」ビシッ!
武内P「……良い、敬礼です」
武内P「ですが、流石に――」
武内P「……グレたくなりますね」
おわり
楓「ここは、ライトが、く、らいと、思うわ」
亜希「他の方達は、遅れていらっしゃるので?」
武内P「待ってください! まだ、増えるのですか!?」
楓「ええと……あと、三人?」
亜希「今日は、多くて五人です。いやはや、楽しみでなりません!」
武内P「お願いします! 話を聞いてください!」
楓「……私達が誘っても警戒されているので……」
武内P「……」
楓「警戒されてない亜希ちゃんに、ふふっ、軽快に連れてきて貰いました♪」
亜希「孤軍奮闘するプロデューサー殿に、敬礼ッ!」ビシッ!
武内P「……良い、敬礼です」
武内P「ですが、流石に――」
武内P「……グレたくなりますね」
おわり
213: 2018/06/25(月) 23:50:35.72 ID:HUF6v/QFo
おつ
遠慮せずにビールのんでいいですよって敬語になるところですごい笑った
遠慮せずにビールのんでいいですよって敬語になるところですごい笑った
引用元: 武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
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