282: 2018/06/28(木) 20:55:43.36 ID:mT/8gpugo
283: 2018/06/28(木) 20:58:11.50 ID:mT/8gpugo
笑美「そうや! 是非、ウチの相方になって貰いたいんや!」
武内P「あの……何故、私を?」
笑美「そんなん決まってるやろ」
武内P「……」
笑美「よっしゃ! ってな訳で、行こか!」
武内P「待ってください!」
武内P「理由を教えてはくださらないのですか!?」
武内P「あの……何故、私を?」
笑美「そんなん決まってるやろ」
武内P「……」
笑美「よっしゃ! ってな訳で、行こか!」
武内P「待ってください!」
武内P「理由を教えてはくださらないのですか!?」
284: 2018/06/28(木) 21:02:00.10 ID:mT/8gpugo
笑美「……それ。正に、それやで、ジブン」
武内P「えっ?」
笑美「ボケに対する、反応の速さ! ツッコミの、的確さ!」
武内P「いえ、あの……」
笑美「そんなん見せられたら、心が開くのは当り前やろ!?」
武内P「は……はあ」
笑美「せやけど……堪忍やで」
笑美「ウチ、これでもアイドルだから……股まで開くわけにはいかんねん」
武内P「待ってください!」
武内P「アイドルだからこそ、下ネタはいけません!」
武内P「えっ?」
笑美「ボケに対する、反応の速さ! ツッコミの、的確さ!」
武内P「いえ、あの……」
笑美「そんなん見せられたら、心が開くのは当り前やろ!?」
武内P「は……はあ」
笑美「せやけど……堪忍やで」
笑美「ウチ、これでもアイドルだから……股まで開くわけにはいかんねん」
武内P「待ってください!」
武内P「アイドルだからこそ、下ネタはいけません!」
285: 2018/06/28(木) 21:05:36.64 ID:mT/8gpugo
笑美「……それ。正に、それやで、ジブン」
武内P「えっ?」
笑美「下ネタに逃げない、強い心! 笑いに対する、真摯な姿勢!」
武内P「いえ、あの……」
笑美「プロデューサーで、ジェントルマン!」
武内P「は……はあ」
笑美「こんなん、相方に欲しくなるに決まってる!」
笑美「ってなわけで、行こか!」
グイッ!
武内P「えっ!? いや、あの……!?」
ガチャッ、バタンッ!
ちひろ「……」
ちひろ「えっ!? 今の、コントじゃなかったんですか!?」
武内P「えっ?」
笑美「下ネタに逃げない、強い心! 笑いに対する、真摯な姿勢!」
武内P「いえ、あの……」
笑美「プロデューサーで、ジェントルマン!」
武内P「は……はあ」
笑美「こんなん、相方に欲しくなるに決まってる!」
笑美「ってなわけで、行こか!」
グイッ!
武内P「えっ!? いや、あの……!?」
ガチャッ、バタンッ!
ちひろ「……」
ちひろ「えっ!? 今の、コントじゃなかったんですか!?」
286: 2018/06/28(木) 21:08:37.82 ID:mT/8gpugo
・ ・ ・
ちひろ「……という事で、プロデューサーさんが連れ去られたの」
アイドル達「……」
ちひろ「あれから二時間……一体、どうしてるのか」
ちひろ「もうっ! 休日出勤だから良いものの!」
アイドル達「えっ」
ちひろ「……」
ちひろ「もうっ! 急に連れて行くなんて、困るわ!」
アイドル達「……」
ちひろ「……という事で、プロデューサーさんが連れ去られたの」
アイドル達「……」
ちひろ「あれから二時間……一体、どうしてるのか」
ちひろ「もうっ! 休日出勤だから良いものの!」
アイドル達「えっ」
ちひろ「……」
ちひろ「もうっ! 急に連れて行くなんて、困るわ!」
アイドル達「……」
288: 2018/06/28(木) 21:11:55.46 ID:mT/8gpugo
ちひろ「プロデューサーさん……無事だと良いんだけど」
アイドル達「……」
ガチャッ!
笑美「どうもー! いやいや、皆さんお揃いで!」
アイドル達「っ!?」
ちひろ「笑美ちゃん!? プロデューサーさんは、どうしたの!?」
笑美「ままま、落ち着いてください」
笑美「今日はね、皆さんに大事~なお知らせがあるんです」
一同「……お知らせ?」
アイドル達「……」
ガチャッ!
笑美「どうもー! いやいや、皆さんお揃いで!」
アイドル達「っ!?」
ちひろ「笑美ちゃん!? プロデューサーさんは、どうしたの!?」
笑美「ままま、落ち着いてください」
笑美「今日はね、皆さんに大事~なお知らせがあるんです」
一同「……お知らせ?」
289: 2018/06/28(木) 21:16:43.05 ID:mT/8gpugo
笑美「皆さんご存知、シンデレラプロジェクトの、プロデューサーはん」
笑美「ウチはね、あの人が‘欲しい’思ったんですわ」
一同「っ!?」
ザワッ……!
笑美「皆さんも、薄々は気づいてたんと違いますか?」
笑美「あの人の、本当の魅力っちゅうやつを!」
笑美「どうですか!? 違いますか!?」
一同「……」
一同「……///」
笑美「せやろ!? あんなに魅力的な人、そうそう居ませんやろ!?」
一同「……///」
笑美「ウチはね、あの人が‘欲しい’思ったんですわ」
一同「っ!?」
ザワッ……!
笑美「皆さんも、薄々は気づいてたんと違いますか?」
笑美「あの人の、本当の魅力っちゅうやつを!」
笑美「どうですか!? 違いますか!?」
一同「……」
一同「……///」
笑美「せやろ!? あんなに魅力的な人、そうそう居ませんやろ!?」
一同「……///」
290: 2018/06/28(木) 21:21:20.68 ID:mT/8gpugo
笑美「だからね、実は、ここだけの話ですよ?」
笑美「ウチ、確かめさせて貰いました」ヒソヒソ
一同「……何を?」
笑美「そんなん、二時間でする事なんて、一つしかありませんよ」
笑美「もうね、ギッコンバッタンやりましたよ、ええ」
一同「っ……!?」
ザワッ……!
笑美「いやー! もう、ウチのあの人は深い仲ですわ!」
笑美「それをね、実際に見て貰おう思たんです!」
一同「深い仲!?」
笑美「ウチ、確かめさせて貰いました」ヒソヒソ
一同「……何を?」
笑美「そんなん、二時間でする事なんて、一つしかありませんよ」
笑美「もうね、ギッコンバッタンやりましたよ、ええ」
一同「っ……!?」
ザワッ……!
笑美「いやー! もう、ウチのあの人は深い仲ですわ!」
笑美「それをね、実際に見て貰おう思たんです!」
一同「深い仲!?」
292: 2018/06/28(木) 21:25:17.75 ID:mT/8gpugo
一同「……!?」
ザワザワッ……!
笑美「何をしてたかは……イヤンッ! 言わせんといて!」
笑美「ってなわけで、どうぞー!」
ガチャッ!
武内P「……」
一同「! プロデューサー!」
笑美「ウチの相方! プロデューサーの、プーはんや!」
武内P「……」
バタンッ!
笑美「――って、入ってこないんかい!」
一同「……プロデューサーが……ボケ担当……!?」
ザワザワッ……!
笑美「何をしてたかは……イヤンッ! 言わせんといて!」
笑美「ってなわけで、どうぞー!」
ガチャッ!
武内P「……」
一同「! プロデューサー!」
笑美「ウチの相方! プロデューサーの、プーはんや!」
武内P「……」
バタンッ!
笑美「――って、入ってこないんかい!」
一同「……プロデューサーが……ボケ担当……!?」
293: 2018/06/28(木) 21:33:49.82 ID:mT/8gpugo
一同「……!?」
ザワザワッ……!
笑美「ほら、さっさと入ってき!」
…カチャ
武内P「……」
笑美「もー、何!? 今更恥ずかしがってるん!?」
武内P「いえ、そんな事は、決して」
笑美「だったら、そんな隙間から覗いてないで、バーンと――」
バタンッ!
笑美「――閉めんのかい!」
笑美「入って来い言うとんのや! さっさとし!」
一同「……ふふっ」
ザワザワッ……!
笑美「ほら、さっさと入ってき!」
…カチャ
武内P「……」
笑美「もー、何!? 今更恥ずかしがってるん!?」
武内P「いえ、そんな事は、決して」
笑美「だったら、そんな隙間から覗いてないで、バーンと――」
バタンッ!
笑美「――閉めんのかい!」
笑美「入って来い言うとんのや! さっさとし!」
一同「……ふふっ」
294: 2018/06/28(木) 21:39:03.79 ID:mT/8gpugo
笑美「あ、言うとくけど」
一同「?」
笑美「全員笑ったら、あの人は本当に貰っていくからね?」
一同「!?」
ガチャッ!
武内P「……皆さん……そういう事なので、頑張ってください」
笑美「アイドルがお笑いをやるなら、プロデューサーがお笑いをやっても良い!」
笑美「これは勝負やで! 真剣勝負や!」
武内P「……」
笑美「ほら! プーはんも、何か言って!」
武内P「……笑顔で、頑張ってください」
笑美「ノリノリやないかーい!」
一同「……!」
一同「?」
笑美「全員笑ったら、あの人は本当に貰っていくからね?」
一同「!?」
ガチャッ!
武内P「……皆さん……そういう事なので、頑張ってください」
笑美「アイドルがお笑いをやるなら、プロデューサーがお笑いをやっても良い!」
笑美「これは勝負やで! 真剣勝負や!」
武内P「……」
笑美「ほら! プーはんも、何か言って!」
武内P「……笑顔で、頑張ってください」
笑美「ノリノリやないかーい!」
一同「……!」
295: 2018/06/28(木) 21:43:20.49 ID:mT/8gpugo
笑美「でもな? まだ、大事なモンが抜けとるねん」
武内P「大事なもの、ですか?」
笑美「コンビ名や! ウチらの、コンビ名!」
武内P「コンビ名、ですか」
笑美「そうや! コンビ名が無いと、始まるもんも始まらん!」
武内P「どうも、タコヤキピカチュウです」
笑美「……ん? 待って待って?」
笑美「今の‘タコヤキピカチュウ’て、ウチらのコンビ名なん!?」
武内P「こちらが、名刺になります」
笑美「仕事早すぎひん!?」
一同「……!」
武内P「大事なもの、ですか?」
笑美「コンビ名や! ウチらの、コンビ名!」
武内P「コンビ名、ですか」
笑美「そうや! コンビ名が無いと、始まるもんも始まらん!」
武内P「どうも、タコヤキピカチュウです」
笑美「……ん? 待って待って?」
笑美「今の‘タコヤキピカチュウ’て、ウチらのコンビ名なん!?」
武内P「こちらが、名刺になります」
笑美「仕事早すぎひん!?」
一同「……!」
296: 2018/06/28(木) 21:48:28.98 ID:mT/8gpugo
笑美「タコヤキはわかる。ウチの、トレードマークやんな?」
武内P「はい、参考にしました」
笑美「でも、ピカチュウて……何でピカチュウなん?」
武内P「笑顔です」
笑美「笑顔?」
武内P「ピカチュウの笑顔が見たいと、そう、思いました」
笑美「そんなん一人で見といてよ!」
武内P「待ってください! ピカチュウは、可愛いとは思いませんか!?」
笑美「可愛いけれども! でも、全然関係あらへんがな!」
武内P「……では、渋々、タコヤキ―ズにします」
笑美「渋々とか、感じ悪ぅ!?」
一同「……!」
武内P「はい、参考にしました」
笑美「でも、ピカチュウて……何でピカチュウなん?」
武内P「笑顔です」
笑美「笑顔?」
武内P「ピカチュウの笑顔が見たいと、そう、思いました」
笑美「そんなん一人で見といてよ!」
武内P「待ってください! ピカチュウは、可愛いとは思いませんか!?」
笑美「可愛いけれども! でも、全然関係あらへんがな!」
武内P「……では、渋々、タコヤキ―ズにします」
笑美「渋々とか、感じ悪ぅ!?」
一同「……!」
297: 2018/06/28(木) 21:54:48.16 ID:mT/8gpugo
笑美「それにしても……あーあー、名刺まで作って」
武内P「良い出来だと……そう、思います」
笑美「どれどれ? ちょっと見してみぃ」
武内P「はい、どうぞ」
スッ…
笑美「随分丁寧に渡すなぁ……何々?」
笑美「アイドル事業部部長、今西――」
笑美「――って、誰の名刺を作っとんねん!」
武内P「待ってください! 裏を! 裏を御覧ください!」
笑美「裏? 裏に、何か書いて……」
武内P「いえ、特に何も」
笑美「無いなら、何で見せたん!?」
一同「……!」
武内P「良い出来だと……そう、思います」
笑美「どれどれ? ちょっと見してみぃ」
武内P「はい、どうぞ」
スッ…
笑美「随分丁寧に渡すなぁ……何々?」
笑美「アイドル事業部部長、今西――」
笑美「――って、誰の名刺を作っとんねん!」
武内P「待ってください! 裏を! 裏を御覧ください!」
笑美「裏? 裏に、何か書いて……」
武内P「いえ、特に何も」
笑美「無いなら、何で見せたん!?」
一同「……!」
298: 2018/06/28(木) 21:55:38.84 ID:w4CDQgj7o
この武内P実にノリノリである
299: 2018/06/28(木) 22:01:10.03 ID:mT/8gpugo
笑美「もしかしてプーはん、ウチの相方になるのは嫌なん?」
武内P「いえ、そんな事は、決して」
笑美「ホントかぁ~?」
武内P「はい、本当です」
笑美「怒らんから、ここだけの話! 本当は、嫌なんと違う?」ヒソヒソ
武内P「嫌で嫌で、たまりません」ヒソヒソ
笑美・武内P「……」
笑美「……」
武内P「……」
笑美「……」
武内P「笑顔です」
一同「……ぷふっ」
武内P「いえ、そんな事は、決して」
笑美「ホントかぁ~?」
武内P「はい、本当です」
笑美「怒らんから、ここだけの話! 本当は、嫌なんと違う?」ヒソヒソ
武内P「嫌で嫌で、たまりません」ヒソヒソ
笑美・武内P「……」
笑美「……」
武内P「……」
笑美「……」
武内P「笑顔です」
一同「……ぷふっ」
300: 2018/06/28(木) 22:10:14.48 ID:mT/8gpugo
笑美「あんな? 嫌でたまらん言われて、笑顔になれると思う?」
武内P「っ!?」
笑美「えっ!? 驚くのん!?」
笑美「いやいや、おかしいやろ! 普通は、笑えんやろあんなん!」
武内P「ナンバサン、エガオ、デス!」
笑美「何で急にエセ外人になったん!?」
武内P「ハラショー!」
笑美「もしかして、今のアーニャちゃんの真似なん!?」
笑美「いやいや、確かに、シンデレラプロジェクトの外人枠やけれども!」
武内P「ボルシチ! ピロシキ!」
笑美「何を必氏に言うてるの!?」
武内P「美味しいものを食べれば、笑顔になりますから」
笑美「ひっくい声で必氏に言われても、腹なんか膨れんわ!」
一同「……ふ、ふふっ」
武内P「っ!?」
笑美「えっ!? 驚くのん!?」
笑美「いやいや、おかしいやろ! 普通は、笑えんやろあんなん!」
武内P「ナンバサン、エガオ、デス!」
笑美「何で急にエセ外人になったん!?」
武内P「ハラショー!」
笑美「もしかして、今のアーニャちゃんの真似なん!?」
笑美「いやいや、確かに、シンデレラプロジェクトの外人枠やけれども!」
武内P「ボルシチ! ピロシキ!」
笑美「何を必氏に言うてるの!?」
武内P「美味しいものを食べれば、笑顔になりますから」
笑美「ひっくい声で必氏に言われても、腹なんか膨れんわ!」
一同「……ふ、ふふっ」
301: 2018/06/28(木) 22:18:10.68 ID:mT/8gpugo
笑美「でもまぁ、やるからには真剣にやって貰うで!」
武内P「それは……はい、勿論です」
笑美「でも、ウチらでやるネタはどうするかなぁ」
武内P「やはり、アイドルとプロデューサーのネタが良いかと」
笑美「せやな! ウチらならではのもんが出来るな!」
武内P「はい」
武内P「では、私がアイドル役で、ボケを担当します」
笑美「逆、逆ぅー! ウチがアイドル役じゃないのん!?」
武内P「難波さんは、ファン役で、ボケを担当していただきます」
笑美「どっちもボケて、ツッコミおらんなっとるやんけ!」
笑美「……」
笑美「いやいや! プロデューサーはどこ行ったん!?」
武内P「別の現場で、他の担当の方の仕事を見ている体で、というのはどうでしょうか?」
笑美「どうもこうも、そんなら最初からプロデューサー役いらんがな!」
一同「ふふ……ふふふっ」
武内P「それは……はい、勿論です」
笑美「でも、ウチらでやるネタはどうするかなぁ」
武内P「やはり、アイドルとプロデューサーのネタが良いかと」
笑美「せやな! ウチらならではのもんが出来るな!」
武内P「はい」
武内P「では、私がアイドル役で、ボケを担当します」
笑美「逆、逆ぅー! ウチがアイドル役じゃないのん!?」
武内P「難波さんは、ファン役で、ボケを担当していただきます」
笑美「どっちもボケて、ツッコミおらんなっとるやんけ!」
笑美「……」
笑美「いやいや! プロデューサーはどこ行ったん!?」
武内P「別の現場で、他の担当の方の仕事を見ている体で、というのはどうでしょうか?」
笑美「どうもこうも、そんなら最初からプロデューサー役いらんがな!」
一同「ふふ……ふふふっ」
302: 2018/06/28(木) 22:25:44.03 ID:mT/8gpugo
武内P「プロデューサーが、いらない……!?」
笑美「いやいや、プーはんの事ちゃうよ? 役や、役!」
武内P「では、ツッコミが不在になってしまいますが……よろしいですか?」
笑美「まあ……しゃあないやろ」
武内P「ツッコミ不在、当然の結果です」
笑美「――って、アホか! ファン役が、ツッコミでええやん!」
武内P「お~願い、シ~ンデレラ~♪」
笑美「えっ!? なんか始まった!?」
スッ…
武内P「……!……!」
笑美「あっ、マイクをこっちに向けてる!」
一同「……ふふふっ!」
笑美「いやいや、プーはんの事ちゃうよ? 役や、役!」
武内P「では、ツッコミが不在になってしまいますが……よろしいですか?」
笑美「まあ……しゃあないやろ」
武内P「ツッコミ不在、当然の結果です」
笑美「――って、アホか! ファン役が、ツッコミでええやん!」
武内P「お~願い、シ~ンデレラ~♪」
笑美「えっ!? なんか始まった!?」
スッ…
武内P「……!……!」
笑美「あっ、マイクをこっちに向けてる!」
一同「……ふふふっ!」
303: 2018/06/28(木) 22:33:27.48 ID:mT/8gpugo
武内P「……!……!」
笑美「これは、ファン役のウチに歌えOちゅうことやな!」
笑美「LIVEのこういうの、盛り上がるからなー!」
笑美「よっしゃ! いっちょ、ウチもアイドルらしく歌を披露しよか!」
笑美「夢はy」
武内P「ありがとー!」
笑美「せめてワンフレーズ位歌わせんかい!」
笑美「せっかくウチがやる気出したのに、無駄になったやんか!」
武内P「プロデューサー……LIVE、どうでしたか?」
笑美「……ん、これは……ウチがプロデューサー役になっとるな」
笑美「何や、結局、アイドルとプロデューサーのネタやないか」
笑美「……ゴホン! 良い、」
武内P「良い、笑顔でした」
笑美「プロデューサーもお前がやるんかーい!」
笑美「もうええわ!」
武内P・笑美「――ありがとうございました」
一同「……!……!」
笑美「これは、ファン役のウチに歌えOちゅうことやな!」
笑美「LIVEのこういうの、盛り上がるからなー!」
笑美「よっしゃ! いっちょ、ウチもアイドルらしく歌を披露しよか!」
笑美「夢はy」
武内P「ありがとー!」
笑美「せめてワンフレーズ位歌わせんかい!」
笑美「せっかくウチがやる気出したのに、無駄になったやんか!」
武内P「プロデューサー……LIVE、どうでしたか?」
笑美「……ん、これは……ウチがプロデューサー役になっとるな」
笑美「何や、結局、アイドルとプロデューサーのネタやないか」
笑美「……ゴホン! 良い、」
武内P「良い、笑顔でした」
笑美「プロデューサーもお前がやるんかーい!」
笑美「もうええわ!」
武内P・笑美「――ありがとうございました」
一同「……!……!」
304: 2018/06/28(木) 22:46:00.34 ID:mT/8gpugo
笑美「――さあ、どうや! 中々のもんやろ!?」
武内P「すみません……自分では、よく」
笑美「自信持ってええで! ホレ、見てみぃ!」
一同「……!……!」ピクピクッ!
笑美「皆、必氏に笑うのを我慢してる!」
笑美「っちゅうかな、笑っちゃアカンのに、さっき普通に笑ってたで!」
武内P「当然の結果です」
笑美「急に自信満々になったなぁ!?」
一同「あははははっ!」
笑美「……笑ったなぁ?」
一同「!?」
武内P「すみません……自分では、よく」
笑美「自信持ってええで! ホレ、見てみぃ!」
一同「……!……!」ピクピクッ!
笑美「皆、必氏に笑うのを我慢してる!」
笑美「っちゅうかな、笑っちゃアカンのに、さっき普通に笑ってたで!」
武内P「当然の結果です」
笑美「急に自信満々になったなぁ!?」
一同「あははははっ!」
笑美「……笑ったなぁ?」
一同「!?」
305: 2018/06/28(木) 22:54:38.40 ID:mT/8gpugo
笑美「これで、文句は言えんようになったなぁ!」
一同「くっ……!」
笑美「さあ、プーはん!」
笑美「ウチと一緒に、お笑い界の頂点を目指そうやないか!」
武内P「いえ……現状では、難しいと思います」
笑美「何でや!? まさか、断るんか!?」
武内P「確かに、彼女たちの笑いは取れたかも知れません」
武内P「しかし、ネタの作りが、身内向けすぎるかと」
武内P「……これでは……必ず限界を迎えます」
笑美「あ、はい」
一同「くっ……!」
笑美「さあ、プーはん!」
笑美「ウチと一緒に、お笑い界の頂点を目指そうやないか!」
武内P「いえ……現状では、難しいと思います」
笑美「何でや!? まさか、断るんか!?」
武内P「確かに、彼女たちの笑いは取れたかも知れません」
武内P「しかし、ネタの作りが、身内向けすぎるかと」
武内P「……これでは……必ず限界を迎えます」
笑美「あ、はい」
306: 2018/06/28(木) 23:03:59.33 ID:mT/8gpugo
武内P「トップを目指すならば、幅広い層に通じるネタを」
武内P「……難波さん」
笑美「はっ、はい!」
武内P「貴女は、まだ17歳と若く……焦る必要はありません」
笑美「……」
武内P「そして、アイドルとしての資質も、十分にあります」
笑美「……プロデューサーはん」
武内P「お笑いは……見ている方を笑わせるのは、とても大切な事です」
武内P「しかし、アイドルとしての貴女も、ファンの方を笑顔に出来ます」
笑美「!」
武内P「私は、貴女のアイドルとしての笑顔も見たいと……そう、思います」
笑美「――はいっ!」
武内P「……難波さん」
笑美「はっ、はい!」
武内P「貴女は、まだ17歳と若く……焦る必要はありません」
笑美「……」
武内P「そして、アイドルとしての資質も、十分にあります」
笑美「……プロデューサーはん」
武内P「お笑いは……見ている方を笑わせるのは、とても大切な事です」
武内P「しかし、アイドルとしての貴女も、ファンの方を笑顔に出来ます」
笑美「!」
武内P「私は、貴女のアイドルとしての笑顔も見たいと……そう、思います」
笑美「――はいっ!」
307: 2018/06/28(木) 23:08:04.55 ID:mT/8gpugo
・ ・ ・
ちひろ「……――今回は、かなり危なかったですね」
武内P「ええ、そうですね」
ちひろ「プロデューサーさんが、芸人になっちゃうかと思いました」
武内P「……」
ちひろ「あと、気になったんですけど……そのノート、何ですか?」
武内P「ネタ帳です」
ちひろ「ネタ帳?」
武内P「……難波さんに、ネタのチェックをして欲しいと、頼まれまして」
ちひろ「まあ!」
ちひろ「……ふふっ! 頑張ってくださいね♪」
武内P「……笑い事では、ありませんよ」
おわり
ちひろ「……――今回は、かなり危なかったですね」
武内P「ええ、そうですね」
ちひろ「プロデューサーさんが、芸人になっちゃうかと思いました」
武内P「……」
ちひろ「あと、気になったんですけど……そのノート、何ですか?」
武内P「ネタ帳です」
ちひろ「ネタ帳?」
武内P「……難波さんに、ネタのチェックをして欲しいと、頼まれまして」
ちひろ「まあ!」
ちひろ「……ふふっ! 頑張ってくださいね♪」
武内P「……笑い事では、ありませんよ」
おわり
308: 2018/06/28(木) 23:09:55.27 ID:9/n85I4/o
ふと無毛のゼロ(コーネリア)とか思いだした 乙
怪盗アマリリスというかF・Dナナも直撃世代だったのかしら
怪盗アマリリスというかF・Dナナも直撃世代だったのかしら
309: 2018/06/28(木) 23:55:25.87 ID:mT/8gpugo
最初に憧れたのが仮面ライダーBLACK
狂ったきっかけはナディアとかいう世代です
狂ったきっかけはナディアとかいう世代です
310: 2018/06/29(金) 00:05:38.17 ID:Uy85NMQ8o
乙
>笑美「あ、はい」
武内P本気すぎて思わず素に戻ってるの笑う
>笑美「あ、はい」
武内P本気すぎて思わず素に戻ってるの笑う
引用元: 武内P「今日はぁ、ハピハピするにぃ☆」
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