1: 2012/12/06(木) 20:28:04.95 ID:vD4PRYqF0
一色「……なんて?」
勇太「だから、六花をいじめて泣かせたいって」
一色「聞き間違いじゃなかったか……え、何言ってんの?」
勇太「六花って涙目になったりしてるところが一番可愛いと思うんだよ。普段の中二病モードとのギャップっていうかさ。素
に戻って涙目でプルプルしてる姿とかマジ可愛い。マジ天使」
一色「……はあ」
勇太「つーわけで、これからちょっといじめてくるわ」
一色「……はあ?」
2: 2012/12/06(木) 20:29:28.52 ID:vD4PRYqF0
勇太「六花、ちょっといいか?」
六花「? なに?」
勇太「ちょっと耳貸してくれ」チョイチョイ
六花「! 一般人には聞かせられない話? そういうことならこの邪王しんgあぅっ!」ビチッ
勇太「……」
六花「ゆ、ゆうた? いきなりなにsあぅっ!」ビチッ
3: 2012/12/06(木) 20:30:31.44 ID:vD4PRYqF0
勇太「……」
六花「ど、どうしてデコピンするのぉ? わたし、なにもしてなあぅっ!」ビチッ!
勇太「……」
六花「ゆうた痛いぃ……」グス
勇太「……」ゾクゾクッ
六花「うう、おでこヒリヒリする………こ、この邪王真眼に攻撃を加えてただでsあぅっ!」ビチッ!
勇太「……」デコピンデコピンデコピン!
六花「あぅっ、あぅっ、あぅぅっ!」ビチッビチッビチッ!!
4: 2012/12/06(木) 20:31:43.00 ID:vD4PRYqF0
六花「痛い……グス なんでいじめるのぉ? やだぁ……」ウルウル
勇太「……」スー
六花「ビクッ! もうヤぁっ!」ダダダダッ!
一色「勇太、お前……」
勇太「……可愛い」ボソ
一色「え?」
勇太「見たか? 見てたよな!? 目に涙いっぱい溜めてさ、『ゆうた痛いぃ』だってよ!! 危ない危ない、危うく抱きしめちまうとこだったぜ……!」
一色「ま、まあ分かんないでもないけどさ、小鳥遊さん走って行っちゃったぞ? 追いかけて謝った方が」
勇太「はあ? 何言ってんだよ、まだ始まったばかりだろ?」
一色「へ?」
勇太「これからいぢめていぢめてもっと可愛い六花を堪能するんだ!! ああ、胸が躍るなあ!!」
一色「(うわあ)」
5: 2012/12/06(木) 20:32:51.52 ID:vD4PRYqF0
終わり
書き溜め無しなので思いついたら書いていきます
泣いてる六花ちゃんギューッってしたい
書き溜め無しなので思いついたら書いていきます
泣いてる六花ちゃんギューッってしたい
6: 2012/12/06(木) 20:36:18.45 ID:AIaL4zLvo
わかる
12: 2012/12/07(金) 01:07:28.16 ID:7Uh+TwCK0
極東魔術昼寝結社の夏部室
勇太「うーっす」ガラガラ
凸守「む、きたデスねダークフレイムマスター!」
勇太「なんだ凸守だけか」
凸守「マスターもいるデスよ? ほら」
六花「……」
勇太「(隅っこでちっちゃくなってる可愛い)」
13: 2012/12/07(金) 01:08:48.80 ID:7Uh+TwCK0
凸守「マスターは今周囲の魔素を取り込んで魔翌力を回復させているのデス! なんでも先ほど魔なるものの襲撃があったとか。ダークフレイムマスターも戦闘に備えておくのがよいのデス!」ヒュンヒュン!
勇太「ん~、そうだな………六花」
六花「……今、集中している。話しかけないで」プイ
勇太「(ほっぺ膨らませて怒ってる六花かわいい)」
勇太「そうか。じゃあ凸守、敵の襲撃に備えて組手でもするか」
六花「!?」ピクン!
凸守「おぉっ!? ついにヤル気になったデスね!! よいでしょう、邪王真眼と双璧を為すと言われるその力、見せてもらうデス!!」ヒュンヒュンヒュン!
勇太「ふっ、偶には魔翌力を行使しないと鈍ってしまうからな。怪我をするなよ?」
凸守「それはこちらのセリフデェス!」
六花「え、あの……」オロオロ
勇太「ん? どうした六花」
六花「だ、ダークフレイムマスターの力は強大。凸守では力不足の心配がある。だから、この邪王真眼と……」
勇太「魔翌力回復中なんだろ? 無理するな、それに手加減するさ」
凸守「手加減など不要デェス! マスター、ここはサーヴァントにお任せください、デス!!」ヒュンヒュン!
六花「えぅ!? で、でも……」オロオロ
DFM「いくぞ凸守、いやミョルニルハンマー!!」バッ!
凸守「望むところデス!! 爆ぜろリアル!!!」
DFM「弾けろシナプス!!!」
凸D「「バニッシュメント・ディス・ワールド!!!!」」
14: 2012/12/07(金) 01:10:28.89 ID:7Uh+TwCK0
――
―――
――――
凸守「くっ! なんという障壁……!! ミョルニルトルネードでも破れないなんて……!」
DFM「フン、その程度か。ならばこちらから行くぞ!! 爆流火炎陣!!!」ドドドド!!
凸守「っ!! エターナルサラマンダーフィールド!!」パキィン!!
DFM「なかなかやるな……だが我の力はこの程度ではないぞ!! ハァァアアア!!」
凸守「くぅっ、ミョルニル耐えるデス……!!」
六花「(わたしだって、まだゆうたと戦ったことないのに……)」
DFM「なん……だと……! まだ速度が上がるというのか!?」
凸守「隙ありっデェス! ルナティックミョルニルクラッシャー!!」ブン!
六花「(わたしはゆうたの契約者なのに……ずるい……)」グス
DFM「!!」
六花「ゆ、ゆうた。やっぱりわたしも」
DFM「下がっていろ、氏にたいのか!!」
六花「あぅ……」シュン
DFM「(シュンてしてる六花かわえええええ!!)氏黒炎熱斬!!!」ズバッ!
凸守「サウザンドスタンピードォォォッ!!!」ドドドドド!
15: 2012/12/07(金) 01:11:42.01 ID:7Uh+TwCK0
―――――
――――
―――
凸守「はあっ、はあっ、はあっ」ヨロッ
DFM「このダークフレイムマスターに手傷を負わせるとは……どうやら貴様を見くびっていたようだな、ミョルニルハンマー」
凸守「と、当然デェス……でも」
DFM「ああ、まだ我が力には及ばん。また研鑽を積み挑んでくるが良い」
凸守「悔しいデスが、そうするしか無いようデスね……その時は今日のようにはいかないデスよ」
DFM「ああ、楽しみにしている」スッ
凸守「すぐに追いついてやるデェス」ガシ
六花「……」ウズウズウズウズ
――――
―――
凸守「はあっ、はあっ、はあっ」ヨロッ
DFM「このダークフレイムマスターに手傷を負わせるとは……どうやら貴様を見くびっていたようだな、ミョルニルハンマー」
凸守「と、当然デェス……でも」
DFM「ああ、まだ我が力には及ばん。また研鑽を積み挑んでくるが良い」
凸守「悔しいデスが、そうするしか無いようデスね……その時は今日のようにはいかないデスよ」
DFM「ああ、楽しみにしている」スッ
凸守「すぐに追いついてやるデェス」ガシ
六花「……」ウズウズウズウズ
16: 2012/12/07(金) 01:12:29.81 ID:7Uh+TwCK0
勇太「さて、どうせだからここで宿題でもしていくか」
六花「ゆ、ゆうた!」
勇太「ん~?」カバンゴソゴソ
六花「次は、わたしと戦って!」
勇太「だってお前、魔翌力回復中なんだろ? よしておけって」
六花「今の戦闘中に完了した。だから、次はこの邪王真眼と……!」ワクワク
勇太「さっきので疲れた。凸守とやってればいいだろ」ノートパラパラ
凸守「マスター、凸守ならいつでも準備OKデ「やだ!ゆうたとがいい!」……」
勇太「ダメ。今日はもうやらん」プイ
六花「あぅ…………く、ククク、臆したかダークフレイムマスター。余程邪王真眼の力が恐ろしいと見える」
勇太「え~と、確か英語の和訳が……」パラパラ
六花「……ゆうたぁ」クイクイ
勇太「……」カリカリ
六花「ねぇ、ゆうたってばぁ」クイクイ
勇太「……」カリカリ
六花「ゆ~~~た~~~」グイグイ
勇太「うるさい!」
六花「っ……!?」ビクッ!
勇太「宿題してるんだから邪魔するな」カリカリ
六花「…………ごめんなさぃ」グス
勇太「(うっひょぉぉぉおおお!!)」
17: 2012/12/07(金) 01:13:05.07 ID:7Uh+TwCK0
くみん「おっはよ~」ガラガラ
勇太「あ、先輩。お疲れ様です」
くみん「うん~あれ、もりさまちゃん来てないんだぁ。せっかくもりさまちゃんに似合いそうな枕もってきたのに」
勇太「似合う枕ってなんなんですか……」
くみん「ちっちっち、枕を甘く見たらいけないよぉ? お洋服みたいに似合う、似合わないあるんだから」エッヘン
勇太「はあ、そんなもんですか」
くみん「富樫くんに似合いそうなのもあるよ。どう、今日こそお昼寝してみない?」
勇太「えぇ?」
六花「く、くみん。ゆうたは今宿題してるから……」アセアセ
勇太「!」キラン
勇太「あ~、そうですね。じゃあたまには」
六花「!?」
くみん「おお!? ついに富樫くんもお昼寝の良さに気付いたんだね! 待ってて、枕出してくるから」テテテ
18: 2012/12/07(金) 01:13:31.56 ID:7Uh+TwCK0
六花「ゆうた、どうして……?」
勇太「どうして、って……何がだよ」
六花「さっきは、宿題するからって言ったのに」
勇太「まあ一段落ついたしな」
六花「それなら、わたしと」
勇太「イヤだ」
六花「えぅ……」シュン
くみん「はいっ富樫くん! だーくふれいむ枕だよ~」
勇太「黒いだけじゃないですか……というか、ついに先輩まで……」
六花「……」グスン
19: 2012/12/07(金) 01:13:59.50 ID:7Uh+TwCK0
森夏「あーもうムカつく!!」ガラガラガラ!
凸守「出たなニセサマー! 覚悟するデぇっ!?」ベチンッ!
森夏「うっさい! ったく、なんなのよもう!!」ドカドカ!
勇太「ん……なんだよ丹生谷、荒れてるなぁ」フワァ
森夏「どうしたもこうしたも……なんで体育会系ってのは1年や2年早く生まれたってだけであんなエラそうなのよ! あんまりくだらないことでピーピー怒るから、お腹痛いって帰ってやったわ。もう辞めちゃおうかしら」
勇太「そ、そうか……大変だな」
森夏「まったく……あら富樫くんも昼寝? 珍しいわね」
勇太「ああ、たまにはな」
森夏「ふぅん……あれ?」
六花「……」イジイジ
森夏「どうしたの、アレ。なんか暗いオーラ出してるけど」コソコソ
勇太「あ、あぁ、なんだろなー」タラー
森夏「………?」
20: 2012/12/07(金) 01:14:30.08 ID:7Uh+TwCK0
森夏「しっかしホントに辞めちゃおうかなぁ、チア部」
勇太「本気か? リア充の擬態に調度いいんじゃなかったっけ」
森夏「擬態言うな! ……な~んかさ、私の居場所とは違う気がするのよね。人間関係もドロドロしてるし、くみん先輩じゃないけど自分が無理してるんじゃないかって」
凸守「当然デェス! こんな凶暴な女、一般人では御しきれないに決まってるデス! 凸守くらいの力が無くてはお前の相手は務まらないデス!」ヒュンヒュン!
森夏「やかましい! ……それに富樫くんだって、私がチア部辞めてここに毎日来る方がいいでしょ?」
六花「」ピク
勇太「え、なんで?」
森夏「私みたいな中二病とかけ離れたような女の子がいれば、富樫くんの過去だってバレにくくなるんじゃない、ってこと!」
勇太「(余計悪化しそうな気が……いや)」
勇太「そうだなー丹生谷がいれば、この同好会の中二病濃度も薄まるしなぁ」
六花「」ピク
勇太「それに同じ学級委員だし、何か頼まれたときに便利かもな。勉強で分からないところ教えて貰えるし」
六花「わ、わたしだってできるもん!」
勇太「お前は、自分の数学を気にしろよ」
森夏「でしょでしょ? じゃあ、本気で退部の方向で進めてみようかな」
六花「……」グスン
21: 2012/12/07(金) 01:15:04.50 ID:7Uh+TwCK0
勇太部屋
勇太「はあ………今日の六花、可愛かったなぁ」ウットリ
勇太「後半は拗ねちゃって端っこ行っちゃったけど、ああいう六花も可愛いよなあ」
勇太「明日はどうやっていじめようかなぁ。ちょっとやり過ぎたかもしれないけど、帰りは凸守と普通に話してたし、まだ大丈夫だよな、うん」
勇太「そうと決まったら寝るか。明日に備えるか」カチッ
01:50
ガラッ ギシッ
勇太「(……ん? なんか気配が)」ウトウト
六花「………ゆうた」
勇太「うわっ!? 六花!?」ガバッ!
六花「……」
勇太「ど、どうしたんだよこんな夜中に!」
六花「……」
勇太「明日も学校だろ、帰って寝ろよ」
六花「………さぃ」
六花「ごめ……なさ……い」グスグス
勇太「!? り、六花!?(かわえええええええええぇぇぇ!!!)」
22: 2012/12/07(金) 01:15:36.44 ID:7Uh+TwCK0
勇太「じゃない! ど、どうしたんだよ急に」
六花「わた、し、ずっと、か、考えた、けど………」グスグス
勇太「?」
六花「ゆうたが、どう、して怒ってるか、わか、わかんなくって……」ヒックヒック
六花「でも、このまま、じゃ、ヤダから、謝るだけでも、って……」グスグス
勇太「(やり過ぎたマズイ)」
23: 2012/12/07(金) 01:16:07.58 ID:7Uh+TwCK0
勇太「べ、別に怒ってなんかないって」アセアセ
六花「うそ」ヒック
勇太「嘘じゃないよ」
六花「だって、いきなり、デコピン グス してきたし……み、みんなと、ばっかり遊んで ヒック わたし、の相手、ぜんぜんして、くれなかった」ヒックヒック
勇太「あ~、それは……」
六花「わたしが拗ねて、そっぽ向いた、から? グス あやまる、からぁ……」フーッフーッ
勇太「え~っと……(ヤバい可愛いは可愛いけど罪悪感がパない)」
六花「ゆう、たぁ」ウルウル
勇太「あ、あのな六花! 実は……」
六花「きらいに、ならない、でぇ?」グスン
勇太「」ズキューン
24: 2012/12/07(金) 01:16:38.19 ID:7Uh+TwCK0
勇太「六花っ!!」ガバッ!
六花「ふぇっ?」
勇太「ごめん、ごめんな、意地悪して」ギュー
六花「? いじわ、る?」キョトン
勇太「いじめた時の六花の反応があんまり可愛いから、ついそれがもっと見たくなって……」ギュウ
六花「………かわいい?」
勇太「ああ、超可愛い(超天使)」
六花「………ヒック」グスグス
勇太「え?」
六花「うああぁぁああああああん!」ギュー!
勇太「え、え、なんで!?」アタフタ
六花「き、きらわれたと、思ったっ! もう、いっしょに、いてくれないと、思ったっ!」ボロボロ
勇太「(天使や大天使がここにおる)」
25: 2012/12/07(金) 01:17:10.06 ID:7Uh+TwCK0
教室
一色「勇太、オレ昨日一晩考えたんだ」
勇太「ん、何を?」
一色「お前が昨日言ったことだよ。小鳥遊さんは泣きそうになった顔が一番可愛い、だろ?」
勇太「」ピク
一色「昨日は否定的だったけどさ、オレも小鳥遊さんのあの顔が忘れられなくてさ……勇太に協力させてもらって、オレもお零れに預かろうと」
勇太「バッカ野郎ォ!!!」バキィッ!!
一色「ぶへぁっ!?」
勇太「いじめダメ、絶対!!」
終われ
27: 2012/12/07(金) 01:19:59.39 ID:7Uh+TwCK0
アカン、オレにはいぢめができなかったよ……
六花ちゃんをいじめるなんてできん! イジメだめ、絶対
六花ちゃんをいじめるなんてできん! イジメだめ、絶対
32: 2012/12/07(金) 02:31:36.96 ID:7Uh+TwCK0
すまんが、もう書けんのや……
依頼出しときます
またスレ建てたときはよろしくおねがいします
依頼出しときます
またスレ建てたときはよろしくおねがいします
34: 2012/12/07(金) 13:26:54.46 ID:cokAnILAo
うん
良かった。
良かった。
37: 2012/12/08(土) 04:17:04.32 ID:p9vB3KAY0
続きはよ
引用元: 勇太「六花をいじめて泣かせたい」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります