1: 2009/10/12(月) 08:11:28.59 ID:8GjqO46v0
真紅「貴方の態度が目に余るわ」
翠星石「そうです。もっと翠星石を大事にしろですぅ」
雛苺「翠星石だけじゃないの! ヒナも! ヒナも!」
翠星石「ええい、チビ苺は黙ってろですぅ!」
真紅「可愛がれとまでは言わないわ。
もう少し、レディーは丁寧に扱いなさいと言っているの」
JUM「……後悔するなよ?」
翠星石「そうです。もっと翠星石を大事にしろですぅ」
雛苺「翠星石だけじゃないの! ヒナも! ヒナも!」
翠星石「ええい、チビ苺は黙ってろですぅ!」
真紅「可愛がれとまでは言わないわ。
もう少し、レディーは丁寧に扱いなさいと言っているの」
JUM「……後悔するなよ?」
2: 2009/10/12(月) 08:13:44.20 ID:8GjqO46v0
真紅「後悔? それはどういう意味かしら」
JUM「そのままの意味だよ」
JUM「――僕は」
JUM「――お前達を」
JUM「――本気で可愛がる」
JUM「……お前達に、そうされる覚悟があるのか?」
ドールズ「……」
JUM「そのままの意味だよ」
JUM「――僕は」
JUM「――お前達を」
JUM「――本気で可愛がる」
JUM「……お前達に、そうされる覚悟があるのか?」
ドールズ「……」
3: 2009/10/12(月) 08:16:30.12 ID:8GjqO46v0
真紅「貴方がどうするつもりかわからないけれど……」
翠星石「な、なんだかそこまで言われると……」
雛苺「は~い! ヒナ、ジュンに可愛がって欲しい~!」
翠星石「ちょっ、ちょっと待つですおチビ!」
JUM「雛苺……良いんだな?」
雛苺「うんっ!」
真紅「翠星石、ここは少し様子を見ましょう」
翠星石「……そうですね。全く、翠星石を差し置いて……!」
翠星石「な、なんだかそこまで言われると……」
雛苺「は~い! ヒナ、ジュンに可愛がって欲しい~!」
翠星石「ちょっ、ちょっと待つですおチビ!」
JUM「雛苺……良いんだな?」
雛苺「うんっ!」
真紅「翠星石、ここは少し様子を見ましょう」
翠星石「……そうですね。全く、翠星石を差し置いて……!」
5: 2009/10/12(月) 08:19:31.97 ID:8GjqO46v0
雛苺「それじゃあジュン、抱っこしてっ!」
JUM「嫌だね。どうして僕がそんな事しなきゃいけないんだ」
雛苺「えっ……?」
真紅「ジュン、話が違うわ」
翠星石「そうです。いくら本当は翠星石を……
こ、これ以上は言わせるなですぅ!」
JUM「なんてな」
ぎゅっ
JUM「嫌だね。どうして僕がそんな事しなきゃいけないんだ」
雛苺「えっ……?」
真紅「ジュン、話が違うわ」
翠星石「そうです。いくら本当は翠星石を……
こ、これ以上は言わせるなですぅ!」
JUM「なんてな」
ぎゅっ
6: 2009/10/12(月) 08:22:14.36 ID:8GjqO46v0
雛苺「じゅ、ジュン? 抱き方が違うのよ……?」
JUM「良いじゃないか、たまにはさ」
雛苺「で、でも……その……///」
JUM「嫌か?」
雛苺「うっ、ううん! あったかくて、ホワホワするの~」
JUM「雛苺」
雛苺「何……?」
JUM「可愛い」
雛苺「……うにゅ~///」
JUM「良いじゃないか、たまにはさ」
雛苺「で、でも……その……///」
JUM「嫌か?」
雛苺「うっ、ううん! あったかくて、ホワホワするの~」
JUM「雛苺」
雛苺「何……?」
JUM「可愛い」
雛苺「……うにゅ~///」
9: 2009/10/12(月) 08:25:37.94 ID:8GjqO46v0
翠星石「~~~なんですか!? なんなんですかアレは!?」
真紅「……恐らく、ジュンは雛苺を可愛がっているのよ」
翠星石「そんなの言われなくてもわかるです!」
翠星石「どうして、おチビは普段と、その……」
翠星石「ああもう! イライラするですムカムカするですモヤモヤするですぅーっ!」
真紅「雛苺も大人しくしているし……なんだか入り込めないわね」
真紅「……恐らく、ジュンは雛苺を可愛がっているのよ」
翠星石「そんなの言われなくてもわかるです!」
翠星石「どうして、おチビは普段と、その……」
翠星石「ああもう! イライラするですムカムカするですモヤモヤするですぅーっ!」
真紅「雛苺も大人しくしているし……なんだか入り込めないわね」
12: 2009/10/12(月) 08:28:57.44 ID:8GjqO46v0
JUM「雛苺、何かしたい事はあるか?」
雛苺「えっ?」
JUM「今なら……『ジュンのぼり』だったか?」
JUM「アレをしても怒ったりしないぞ。
何でもするし、されてやる」
雛苺「えっとね、えっとね、それじゃあね……」
JUM「うん?」
雛苺「ギュッとしたまま……ナデナデして欲しいの……」
雛苺「えっ?」
JUM「今なら……『ジュンのぼり』だったか?」
JUM「アレをしても怒ったりしないぞ。
何でもするし、されてやる」
雛苺「えっとね、えっとね、それじゃあね……」
JUM「うん?」
雛苺「ギュッとしたまま……ナデナデして欲しいの……」
14: 2009/10/12(月) 08:32:41.44 ID:8GjqO46v0
翠星石「調子に乗りすぎです雛苺!」
真紅「けれど、それはジュンが許していることよ」
翠星石「翠星石は許した覚えはねーですよ!」
翠星石「い~っひっひっひ! 油断している今がチャンスですぅ!」
翠星石「行くですよ、スィドリ――」
真紅「待ちなさい翠星石。あれを見るのよ」
翠星石「……?」
真紅「けれど、それはジュンが許していることよ」
翠星石「翠星石は許した覚えはねーですよ!」
翠星石「い~っひっひっひ! 油断している今がチャンスですぅ!」
翠星石「行くですよ、スィドリ――」
真紅「待ちなさい翠星石。あれを見るのよ」
翠星石「……?」
15: 2009/10/12(月) 08:35:18.48 ID:8GjqO46v0
雛苺「ねえ、ジュン~」
JUM「なんだ、どうかしたのか?」
雛苺「なんだかね、眠くなってきちゃったの……」
JUM「それじゃあ、眠っても良いぞ」
雛苺「じゃあね、眠るまでギュッとしてナデナデしててくれる……?」
JUM「可愛い雛苺の頼みだ。嫌なんて言うもんか」
雛苺「……えへへ。ジュン、だ~いすき……」
JUM「なんだ、どうかしたのか?」
雛苺「なんだかね、眠くなってきちゃったの……」
JUM「それじゃあ、眠っても良いぞ」
雛苺「じゃあね、眠るまでギュッとしてナデナデしててくれる……?」
JUM「可愛い雛苺の頼みだ。嫌なんて言うもんか」
雛苺「……えへへ。ジュン、だ~いすき……」
16: 2009/10/12(月) 08:38:12.41 ID:8GjqO46v0
真紅「……」
翠星石「……本当に眠っちまったです」
真紅「起きてから間も無いのに……」
JUM「――雛苺をベッドに寝かせてきたぞ」
真紅・翠星石「!」
JUM「さあ――次に可愛がって欲しいのはどっちだ?」
翠星石「……本当に眠っちまったです」
真紅「起きてから間も無いのに……」
JUM「――雛苺をベッドに寝かせてきたぞ」
真紅・翠星石「!」
JUM「さあ――次に可愛がって欲しいのはどっちだ?」
18: 2009/10/12(月) 08:42:30.38 ID:8GjqO46v0
真紅「ジュン。貴方、雛苺に一体何をしたの」
JUM「見ていた通りの事しかしてないぞ」
JUM「さあ、どっちだ? 真紅か? 翠星石か?」
翠星石「――べっ、別に翠星石は可愛がってくれなくても良いです!」
翠星石「でも……ど、どうしても翠星石が良いって言うなら――」
蒼星石「こんにちは。皆お揃い……って、雛苺は寝てるのか」
翠星石「そっ、蒼星石!?」
JUM「見ていた通りの事しかしてないぞ」
JUM「さあ、どっちだ? 真紅か? 翠星石か?」
翠星石「――べっ、別に翠星石は可愛がってくれなくても良いです!」
翠星石「でも……ど、どうしても翠星石が良いって言うなら――」
蒼星石「こんにちは。皆お揃い……って、雛苺は寝てるのか」
翠星石「そっ、蒼星石!?」
22: 2009/10/12(月) 08:46:17.85 ID:8GjqO46v0
蒼星石「? どうしたのさ翠星石。そんなに驚いて」
翠星石「今は危ないんですよ!」
蒼星石「危ない? どういう事だい?」
真紅「ジュンに可愛がられた雛苺が……眠ってしまったのよ」
JUM「別にそれは危なくないだろ」
蒼星石「うん、僕にも危ないようには思えないな」
翠星石「とにかく! 危ないものは危ないんです!」
翠星石「今は危ないんですよ!」
蒼星石「危ない? どういう事だい?」
真紅「ジュンに可愛がられた雛苺が……眠ってしまったのよ」
JUM「別にそれは危なくないだろ」
蒼星石「うん、僕にも危ないようには思えないな」
翠星石「とにかく! 危ないものは危ないんです!」
23: 2009/10/12(月) 08:49:25.00 ID:8GjqO46v0
蒼星石「だってさ、マスターに可愛がって貰うのは良いことじゃないか」
翠星石「でも……アレはなんだか違ったんですよ!」
蒼星石「へえ?……ねえ、ジュンくん」
JUM「どうした?」
蒼星石「可愛がるっていうのは、僕もして貰えるのかな?」
真紅・翠星石「!?」
翠星石「でも……アレはなんだか違ったんですよ!」
蒼星石「へえ?……ねえ、ジュンくん」
JUM「どうした?」
蒼星石「可愛がるっていうのは、僕もして貰えるのかな?」
真紅・翠星石「!?」
25: 2009/10/12(月) 08:53:25.23 ID:8GjqO46v0
JUM「当たり前だろ」
翠星石「何を言ってるですか蒼星石!?」
蒼星石「何がどう危ないのか、ちょっと興味が沸いてね」
真紅「蒼星石、貴方……自分が何を言っているのかわかってないのよ」
蒼星石「それ位わかるさ」
JUM「蒼星石」
蒼星石「? 何だい?」
JUM「大好きだ」
蒼星石「……えっ?……ええっ!?」
翠星石「何を言ってるですか蒼星石!?」
蒼星石「何がどう危ないのか、ちょっと興味が沸いてね」
真紅「蒼星石、貴方……自分が何を言っているのかわかってないのよ」
蒼星石「それ位わかるさ」
JUM「蒼星石」
蒼星石「? 何だい?」
JUM「大好きだ」
蒼星石「……えっ?……ええっ!?」
29: 2009/10/12(月) 08:56:45.44 ID:8GjqO46v0
蒼星石「だっ、大す……いっ、いきなりどうしたんだい……?」
JUM「お前は可愛い」
JUM「気配りも出来るし、本当に優しい奴だ」
JUM「それに、凄く女の子らしいしな」
蒼星石「じゅ、ジュンくん……?」
JUM「スカート、似合ってたぞ」
蒼星石「……///」
JUM「お前は可愛い」
JUM「気配りも出来るし、本当に優しい奴だ」
JUM「それに、凄く女の子らしいしな」
蒼星石「じゅ、ジュンくん……?」
JUM「スカート、似合ってたぞ」
蒼星石「……///」
34: 2009/10/12(月) 08:59:52.95 ID:8GjqO46v0
真紅「……始まったわね」
翠星石「……」
真紅「? どうしたの翠星石」
翠星石「翠星石だって、可愛いし優しいし女の子らしいですぅ……!」
翠星石「それに、こ~んなに綺麗なスカートもはいてるのに……!」
真紅「……けれど、今の貴方の表情は見られたものではないわ」
翠星石「うるせーですぅ――ッ!」
翠星石「……」
真紅「? どうしたの翠星石」
翠星石「翠星石だって、可愛いし優しいし女の子らしいですぅ……!」
翠星石「それに、こ~んなに綺麗なスカートもはいてるのに……!」
真紅「……けれど、今の貴方の表情は見られたものではないわ」
翠星石「うるせーですぅ――ッ!」
36: 2009/10/12(月) 09:03:03.62 ID:8GjqO46v0
蒼星石「……お世辞だってわかってても、
やっぱり褒められると嬉しいね」
JUM「僕はお世辞が苦手なんだ」
蒼星石「それじゃあ、今のは本心から……?」
JUM「じゃなかったら引きこもってなんかないさ」
蒼星石「! ジュンくんには、良いところが沢山あるよ!」
JUM「はは、ありがとうな。可愛い子にそういわれると嬉しいぞ」
蒼星石「も、もうっ! あんまり可愛いって言わないでよ……///」
やっぱり褒められると嬉しいね」
JUM「僕はお世辞が苦手なんだ」
蒼星石「それじゃあ、今のは本心から……?」
JUM「じゃなかったら引きこもってなんかないさ」
蒼星石「! ジュンくんには、良いところが沢山あるよ!」
JUM「はは、ありがとうな。可愛い子にそういわれると嬉しいぞ」
蒼星石「も、もうっ! あんまり可愛いって言わないでよ……///」
39: 2009/10/12(月) 09:06:50.58 ID:8GjqO46v0
真紅「完全にあの二人の世界ね」
翠星石「全く! 見てられないですぅ!」
翠星石「そもそも、チビ人間は翠星石と……」
真紅「契約をしているのに、という事?」
翠星石「そうです。なのに、あんなにイチャイチャ……」
翠星石「――って、何を言わせるですか!」
翠星石「全く! 見てられないですぅ!」
翠星石「そもそも、チビ人間は翠星石と……」
真紅「契約をしているのに、という事?」
翠星石「そうです。なのに、あんなにイチャイチャ……」
翠星石「――って、何を言わせるですか!」
42: 2009/10/12(月) 09:09:39.34 ID:8GjqO46v0
JUM「そうだな……感謝の気持ちを表すか」
蒼星石「? どうしたんだい、急にしゃがみこんで」
JUM「蒼星石」
蒼星石「な、何? ジュンくん、顔が近――」
JUM「可愛い」
ちゅっ
蒼星石「~~~っ!?///」
…パタリッ
蒼星石「? どうしたんだい、急にしゃがみこんで」
JUM「蒼星石」
蒼星石「な、何? ジュンくん、顔が近――」
JUM「可愛い」
ちゅっ
蒼星石「~~~っ!?///」
…パタリッ
46: 2009/10/12(月) 09:13:11.19 ID:8GjqO46v0
翠星石「ちゅっ、チューしたですよ!? チュー!?」
真紅「せめて口付けと言いなさい」
真紅「……それに、倒れた蒼星石の心配はどうしたの」
翠星石「! そっ、そうでした!」
JUM「――大丈夫だ。床に倒れる前に抱きかかえたからな」
蒼星石「……ちゅ……ちゅ~っ……」
JUM「雛苺と一緒にベッドに寝かせてくる」
真紅・翠星石「……」
真紅「せめて口付けと言いなさい」
真紅「……それに、倒れた蒼星石の心配はどうしたの」
翠星石「! そっ、そうでした!」
JUM「――大丈夫だ。床に倒れる前に抱きかかえたからな」
蒼星石「……ちゅ……ちゅ~っ……」
JUM「雛苺と一緒にベッドに寝かせてくる」
真紅・翠星石「……」
54: 2009/10/12(月) 09:17:48.59 ID:8GjqO46v0
JUM「――悪い、待たせたな」
真紅「いいえ……別に待ってはいないわ」
翠星石「お姫様だっこ、ですか……」
JUM「さあ、次はどっちだ?」
真紅・翠星石「……」
水銀燈「――あらあらぁ~、こぉんな時間なのにまだ寝てる子が居るのねぇ」
真紅「水銀燈っ!?」
真紅「いいえ……別に待ってはいないわ」
翠星石「お姫様だっこ、ですか……」
JUM「さあ、次はどっちだ?」
真紅・翠星石「……」
水銀燈「――あらあらぁ~、こぉんな時間なのにまだ寝てる子が居るのねぇ」
真紅「水銀燈っ!?」
59: 2009/10/12(月) 09:22:14.13 ID:8GjqO46v0
水銀燈「ローゼンメイデンの名前が泣くわよぉ?」
真紅「……何をしに来たの」
水銀燈「お茶でもしに来たように見える?」
水銀燈「……――決まってるじゃなぁい」
水銀燈「――アリスゲームをしに来たのよ!」
JUM「待ってくれ、水銀燈」
水銀燈「?」
JUM「今、雛苺と蒼星石は眠ってるんだ。起こさないでやって欲しい」
真紅「……何をしに来たの」
水銀燈「お茶でもしに来たように見える?」
水銀燈「……――決まってるじゃなぁい」
水銀燈「――アリスゲームをしに来たのよ!」
JUM「待ってくれ、水銀燈」
水銀燈「?」
JUM「今、雛苺と蒼星石は眠ってるんだ。起こさないでやって欲しい」
61: 2009/10/12(月) 09:25:41.35 ID:8GjqO46v0
翠星石「何を言ってるですか! そんな場合じゃねーです!」
真紅「そうよ、ジュン。こうなっては――」
JUM「静かに」
真紅・翠星石「っ……!」
水銀燈「媒介の言いなりなんて、呆れたものねぇ」
JUM「……水銀燈、僕とゲームをしよう」
水銀燈「何ですって?」
真紅「そうよ、ジュン。こうなっては――」
JUM「静かに」
真紅・翠星石「っ……!」
水銀燈「媒介の言いなりなんて、呆れたものねぇ」
JUM「……水銀燈、僕とゲームをしよう」
水銀燈「何ですって?」
63: 2009/10/12(月) 09:28:33.43 ID:8GjqO46v0
JUM「僕がお前の羽を掻い潜って、お前に触れたら僕の勝ち」
JUM「途中で倒れたら、お前の勝ちだ」
水銀燈「そんなのに付き合うメリットが無いわ、お馬鹿さぁん」
JUM「真紅と翠星石には手出しをさせない」
真紅「えっ――!?」
翠星石「なっ――!?」
JUM「静かに」
水銀燈「へぇ……面白そうじゃなぁい」
JUM「途中で倒れたら、お前の勝ちだ」
水銀燈「そんなのに付き合うメリットが無いわ、お馬鹿さぁん」
JUM「真紅と翠星石には手出しをさせない」
真紅「えっ――!?」
翠星石「なっ――!?」
JUM「静かに」
水銀燈「へぇ……面白そうじゃなぁい」
66: 2009/10/12(月) 09:32:46.82 ID:8GjqO46v0
水銀燈「上手く行けば、真紅と翠星石のマスターを始末出来る……」
JUM「その通り」
水銀燈「――良いわ。付き合ってあげる」
真紅「やめなさい、ジュン!」
翠星石「そうです! いくら水銀燈の羽が当たりにくいからって……!」
水銀燈「っ! 言ってくれるじゃなぁい!」
ポンッ
水銀燈「――えっ?」
JUM「はい、触った。僕の勝ちだな」
JUM「その通り」
水銀燈「――良いわ。付き合ってあげる」
真紅「やめなさい、ジュン!」
翠星石「そうです! いくら水銀燈の羽が当たりにくいからって……!」
水銀燈「っ! 言ってくれるじゃなぁい!」
ポンッ
水銀燈「――えっ?」
JUM「はい、触った。僕の勝ちだな」
68: 2009/10/12(月) 09:38:11.14 ID:8GjqO46v0
水銀燈「触ったって……汚いわよ!?」
JUM「確かに、服に埃がついたりしてるし綻びもあるな」
水銀燈「――貴方、私を侮辱する気?」
JUM「ちょっと待っててくれ。針と糸を持ってくる」
水銀燈「待ちなさい。私はそんな事頼んで無いわ」
JUM「僕がしたいからするだけだ。勘違いするなよな」
水銀燈「……ふん」
JUM「確かに、服に埃がついたりしてるし綻びもあるな」
水銀燈「――貴方、私を侮辱する気?」
JUM「ちょっと待っててくれ。針と糸を持ってくる」
水銀燈「待ちなさい。私はそんな事頼んで無いわ」
JUM「僕がしたいからするだけだ。勘違いするなよな」
水銀燈「……ふん」
70: 2009/10/12(月) 09:41:21.67 ID:8GjqO46v0
真紅「……どうやら、大事にはならずに済みそうね」
翠星石「今の、ちょっと卑怯じゃねーですか?」
真紅「けれど、そのおかげでジュンは無事だったのよ」
翠星石「……まあ、それはそうですけど」
真紅「……それよりも、私を方って水銀燈に構うのが納得いかないのだわ」
翠星石「し、真紅……? なんだか顔が怖いですよ……!?」
翠星石「今の、ちょっと卑怯じゃねーですか?」
真紅「けれど、そのおかげでジュンは無事だったのよ」
翠星石「……まあ、それはそうですけど」
真紅「……それよりも、私を方って水銀燈に構うのが納得いかないのだわ」
翠星石「し、真紅……? なんだか顔が怖いですよ……!?」
72: 2009/10/12(月) 09:44:25.12 ID:8GjqO46v0
JUM「服は着たままで良いぞ」
水銀燈「当たり前でしょう」
JUM「……」
水銀燈「……」
JUM「……」
水銀燈「……何か言いなさいよ」
JUM「……」
水銀燈「……ふん、話しかけたのも気付かない程集中してるのね」
水銀燈「当たり前でしょう」
JUM「……」
水銀燈「……」
JUM「……」
水銀燈「……何か言いなさいよ」
JUM「……」
水銀燈「……ふん、話しかけたのも気付かない程集中してるのね」
75: 2009/10/12(月) 09:47:37.69 ID:8GjqO46v0
翠星石「……やけに真剣ですね」
真紅「ジュンは水銀燈の服がほつれているのが許せないだけよ」
翠星石「? どういう意味ですか?」
真紅「水銀燈の事はなんとも思っていないのだわ」
翠星石「そういうものですかね……」
真紅「そうよ。そうに決まっているわ」
真紅「ジュンは水銀燈の服がほつれているのが許せないだけよ」
翠星石「? どういう意味ですか?」
真紅「水銀燈の事はなんとも思っていないのだわ」
翠星石「そういうものですかね……」
真紅「そうよ。そうに決まっているわ」
77: 2009/10/12(月) 09:51:19.48 ID:8GjqO46v0
JUM「――よし、これで終わったぞ」
水銀燈「……おかしな人間ねぇ」
JUM「それじゃあ、ちょっと後ろを向いてくれ」
水銀燈「?」
JUM「出来れば、窓枠でも良いから腰掛けてくれないか?」
水銀燈「何をするつもり?」
JUM「その方が、髪に櫛を通しやすいからな」
水銀燈「……おかしな人間ねぇ」
JUM「それじゃあ、ちょっと後ろを向いてくれ」
水銀燈「?」
JUM「出来れば、窓枠でも良いから腰掛けてくれないか?」
水銀燈「何をするつもり?」
JUM「その方が、髪に櫛を通しやすいからな」
81: 2009/10/12(月) 09:55:31.83 ID:8GjqO46v0
翠星石「髪にくs」
真紅「髪に櫛を通すですって!?」
真紅「ああ……なんてことなの……」
真紅「いくら貴方が優しいと言っても、そこまでする必要は無いのよ……!」
真紅「それに……そういう事は私にするべきよ……!」
翠星石「し、真紅……!?」
真紅「髪に櫛を通すですって!?」
真紅「ああ……なんてことなの……」
真紅「いくら貴方が優しいと言っても、そこまでする必要は無いのよ……!」
真紅「それに……そういう事は私にするべきよ……!」
翠星石「し、真紅……!?」
83: 2009/10/12(月) 09:59:24.43 ID:8GjqO46v0
水銀燈「私はそこまでしろなんて――」
JUM「可愛いお前には、ちゃんとしてて欲しいんだよ」
水銀燈「か、可愛っ……!?」
JUM「ただ、それだけだ」
水銀燈「……ふん、せめて美しいと言いなさい」
JUM「美しいけど……やっぱり可愛いぞ」
水銀燈「……馬鹿じゃなぁい」
JUM「可愛いお前には、ちゃんとしてて欲しいんだよ」
水銀燈「か、可愛っ……!?」
JUM「ただ、それだけだ」
水銀燈「……ふん、せめて美しいと言いなさい」
JUM「美しいけど……やっぱり可愛いぞ」
水銀燈「……馬鹿じゃなぁい」
85: 2009/10/12(月) 10:03:22.08 ID:8GjqO46v0
真紅「――さあ、アリスゲームを始めましょうか」
翠星石「ま、待つです真紅っ!」
真紅「止めないで頂戴」
翠星石「今の真紅は、チビ人間ごと水銀燈に攻撃しそうですぅ!」
真紅「あら……問題があるの?」
翠星石「大有りですぅ――ッ!」
翠星石「ま、待つです真紅っ!」
真紅「止めないで頂戴」
翠星石「今の真紅は、チビ人間ごと水銀燈に攻撃しそうですぅ!」
真紅「あら……問題があるの?」
翠星石「大有りですぅ――ッ!」
86: 2009/10/12(月) 10:06:13.81 ID:8GjqO46v0
JUM「……綺麗な髪だな」
水銀燈「当然よ。私は誇り高きローゼンメイデンの第一ドール」
JUM「なあ」
水銀燈「……何」
JUM「気が向いたら、また来いよ」
水銀燈「ふぁ……考えて……おくわぁ……」
水銀燈「……スゥ……スゥ……」
水銀燈「当然よ。私は誇り高きローゼンメイデンの第一ドール」
JUM「なあ」
水銀燈「……何」
JUM「気が向いたら、また来いよ」
水銀燈「ふぁ……考えて……おくわぁ……」
水銀燈「……スゥ……スゥ……」
90: 2009/10/12(月) 10:09:25.16 ID:8GjqO46v0
翠星石「お、落ち着いたですか真紅……?」
真紅「……」
JUM「――やれやれ、まさか僕のベッドに三人寝る事になるとは」
真紅「ジュン」
JUM「? 何だ?」
真紅「私を差し置いて、一体どういうつもり」
JUM「意味がわからない」
真紅「……」
JUM「――やれやれ、まさか僕のベッドに三人寝る事になるとは」
真紅「ジュン」
JUM「? 何だ?」
真紅「私を差し置いて、一体どういうつもり」
JUM「意味がわからない」
92: 2009/10/12(月) 10:13:41.28 ID:8GjqO46v0
真紅「貴方と契約しているのは私よ」
翠星石「それに、翠星石もです」
真紅「なのに、他の子達を先に可愛がるなんて……」
翠星石「……し、しかもあ~んな事まで……!」
JUM「だって、お前達が可愛がってくれって言わないからだろ」
真紅・翠星石「……」
翠星石「それに、翠星石もです」
真紅「なのに、他の子達を先に可愛がるなんて……」
翠星石「……し、しかもあ~んな事まで……!」
JUM「だって、お前達が可愛がってくれって言わないからだろ」
真紅・翠星石「……」
93: 2009/10/12(月) 10:16:30.90 ID:8GjqO46v0
JUM「僕だって、嫌がるお前達を可愛がろうとはしないさ」
JUM「……そうだろ?」
翠星石「すっ、翠星石は別に嫌がってませんよ!」
真紅「わ……私もよ」
JUM「なんだ、そうだったのか。それじゃあ――」
真紅・翠星石「……」
JUM「可愛がりパワーは残り一人分しかないから、どっちか片方だな」
真紅・翠星石「……えっ?」
JUM「……そうだろ?」
翠星石「すっ、翠星石は別に嫌がってませんよ!」
真紅「わ……私もよ」
JUM「なんだ、そうだったのか。それじゃあ――」
真紅・翠星石「……」
JUM「可愛がりパワーは残り一人分しかないから、どっちか片方だな」
真紅・翠星石「……えっ?」
98: 2009/10/12(月) 10:20:35.18 ID:8GjqO46v0
翠星石「ど、どっちか片方!?」
JUM「ああ。それ以上は無理だ」
翠星石「そ、それじゃあ~……」
真紅「……仕方ないわね」
真紅・翠星石「ここは――」
金糸雀「お~っほっほっほ! 皆お揃いみたいね!」
真紅・翠星石「!?」
JUM「ああ。それ以上は無理だ」
翠星石「そ、それじゃあ~……」
真紅「……仕方ないわね」
真紅・翠星石「ここは――」
金糸雀「お~っほっほっほ! 皆お揃いみたいね!」
真紅・翠星石「!?」
105: 2009/10/12(月) 10:23:45.42 ID:8GjqO46v0
真紅「……誰!?」
金糸雀「か、カナの事を忘れたのかしら!?」
金糸雀「ローゼンメイデン一の策士、第二ドールの金糸雀かしら~!」
翠星石「ええい、帰れです引っ込めですお呼びじゃねーですぅ――ッ!」
金糸雀「なっ、何なのかしらこの扱いは……!?」
金糸雀「――って、どうして水銀燈がベッドで寝てるのかしら!?」
金糸雀「か、カナの事を忘れたのかしら!?」
金糸雀「ローゼンメイデン一の策士、第二ドールの金糸雀かしら~!」
翠星石「ええい、帰れです引っ込めですお呼びじゃねーですぅ――ッ!」
金糸雀「なっ、何なのかしらこの扱いは……!?」
金糸雀「――って、どうして水銀燈がベッドで寝てるのかしら!?」
109: 2009/10/12(月) 10:27:43.50 ID:8GjqO46v0
翠星石「チビ人間に可愛がられるのは翠星石です!」
真紅「待ちなさい。先にジュンと契約をしたのは私よ」
金糸雀「可愛がるのと眠るのと、どういう関係が……」
翠星石「デコっぱちは要らないって事です! それ位わかれです!」
真紅「何をしに来たの? 迷惑なのだわ」
金糸雀「それは、みっちゃんが真紅達に会いたいって言うから――」
金糸雀「――あれ? みっちゃん……?」
真紅「? ジュン、どこに――」
翠星石「――ま、まさか――!?」
真紅「待ちなさい。先にジュンと契約をしたのは私よ」
金糸雀「可愛がるのと眠るのと、どういう関係が……」
翠星石「デコっぱちは要らないって事です! それ位わかれです!」
真紅「何をしに来たの? 迷惑なのだわ」
金糸雀「それは、みっちゃんが真紅達に会いたいって言うから――」
金糸雀「――あれ? みっちゃん……?」
真紅「? ジュン、どこに――」
翠星石「――ま、まさか――!?」
116: 2009/10/12(月) 10:31:25.79 ID:8GjqO46v0
みつ「じゅ、ジュンジュン……?」
JUM「みっちゃんさん……いいや……みつ」
みつ「ど、どうしたの……?」
JUM「可愛い」
みつ「ええっ!?……そ、そうよね! 真紅ちゃん達はかわい――」
JUM「違う。僕は、貴方が可愛いって言ったんだ」
みつ「お、大人をからかっちゃ駄目だってば……」
JUM「みっちゃんさん……いいや……みつ」
みつ「ど、どうしたの……?」
JUM「可愛い」
みつ「ええっ!?……そ、そうよね! 真紅ちゃん達はかわい――」
JUM「違う。僕は、貴方が可愛いって言ったんだ」
みつ「お、大人をからかっちゃ駄目だってば……」
121: 2009/10/12(月) 10:34:59.50 ID:8GjqO46v0
翠星石「~~~お前のせいですぅ――ッ!」
ギリギリギリッ!
金糸雀「がじら゙ぁ~~~っ!?」
真紅「……これで、ジュンの可愛がる力は最後なのね」
翠星石「……らしいですね」
金糸雀「手を離じで欲じい゙がじら゙ぁ~~~っ!?」
ギリギリギリッ!
金糸雀「がじら゙ぁ~~~っ!?」
真紅「……これで、ジュンの可愛がる力は最後なのね」
翠星石「……らしいですね」
金糸雀「手を離じで欲じい゙がじら゙ぁ~~~っ!?」
125: 2009/10/12(月) 10:39:28.51 ID:8GjqO46v0
JUM「可愛い」
みつ「あ、眼鏡を取っちゃ……」
JUM「可愛いよ、みつ」
みつ「ジュンジュン……」
JUM「大好……――あっ」
みつ「わ、私も……って、どうしたの……?」
JUM「すみません、みっちゃんさん」
JUM「可愛がりパワーが切れたので今のことは忘れてください」
おわり
みつ「あ、眼鏡を取っちゃ……」
JUM「可愛いよ、みつ」
みつ「ジュンジュン……」
JUM「大好……――あっ」
みつ「わ、私も……って、どうしたの……?」
JUM「すみません、みっちゃんさん」
JUM「可愛がりパワーが切れたので今のことは忘れてください」
おわり
126: 2009/10/12(月) 10:40:15.90 ID:8GjqO46v0
こんなくだらないもん最後まで読んでくれてありがとう
おやすみ
おやすみ
128: 2009/10/12(月) 10:40:39.58 ID:RgSwsWS/0
>>1乙おやすみ
173: 2009/10/12(月) 18:38:46.04 ID:8GjqO46v0
沖田
>>172
俺書かないからお好きに
>>172
俺書かないからお好きに
185: 2009/10/12(月) 19:28:46.78 ID:8GjqO46v0
乗っ取る→×
再利用→○
>>180
代理でスレ立てる?
再利用→○
>>180
代理でスレ立てる?
189: 2009/10/12(月) 19:33:54.08 ID:8GjqO46v0
>>188
おkいてくる
おkいてくる
190: 2009/10/12(月) 19:36:15.03 ID:8GjqO46v0
195: 2009/10/12(月) 19:42:45.83 ID:8GjqO46v0
さあ、とっととこんなスレ落とせ
引用元: JUM「可愛がっても良いんだな?」
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