梓「でもそれって本当ですか？」

さわ子「ええ。さっきお偉いさんと話してきたのよ。まだ企画の段階だけどね」
　　　　
　　　　「はいこれ。次の番組改編期での一つの案よ」

唯「見せて見せて～」


　　　番組改編案(仮)

(略)
16：53～19：00　Nスタ
19：00～20：00　けいおん！！！
20：00～21：00　水戸黄門
22：00～23：00　リンカーン
(略)

さわ「結構社運かけてるみたいよ～」

梓「これでですか！？」

律「っていうか水戸黄門もゴールデンかよ！？」

澪「だよな！やっぱりそこが気になるよな！」

唯「すごーい！一時間だよ！」

さわ「この時間帯で放送すれば、新しい視聴層を取り込めるかもしれないんだってさ」

律「ふーん」

ムギ「DVDやCDの売上アップはもちろん、タイアップもやりやすくなるでしょうね」

律「やっぱりそこかぁ」

唯「まあお金にならなきゃこんな無茶しないよね」

梓「でも何やるんですか？」

律「もう私達卒業しちゃったしなぁ」

さわ「ああ、焼き直しだって」

澪「え？」

さわ「一期二期をもう一度やり直すんだって。やり残した他のエピソードもやるみたいね」

唯「新劇場版エヴァみたいだね」

さわ「正にそんな感じね。作画も気合入れて描き直すみたいよ」

律「何クールやるの？」

さわ「とりあえず一年やって様子見て、上手くいったらサザエさん時空にしちゃうみたい」

ムギ「正直そんなにやることないと思うんだけど……」

澪「そうそう。映画ですらちょっと心配なのに……」

唯「でもこれはチャンスだよ！ビジネスチャンス！」

澪「私達には一銭も入ってこないけどな」

律「まあでも面白そうだよな～」

ムギ「私もやってみたいで～す♪」

梓「ちょっと待って下さい。成功したらいいですけど、ゴールデンで失敗したら目もあてられませんよ」

さわ「そうね。今までいくつもの番組がゴールデンに昇格していったけど、成功した番組は極稀よ」

梓「あるものはすぐ打ち切られ、あるものは深夜特有のお色気や毒気を抜かれ……またあるものはその趣旨を大きく変え……」

澪「くりぃむナントカ……」

唯「Qさま……」

律「ヘキサゴン……」

ムギ「トリビア……」

律「しかも、なんだかんだいってもけいおんはアニメ番組だからな」

梓「ちょっとでも規制に引っ掛かるようなことしたら即アウトですねきっと」

唯「まだアニメ＝オタクの印象も根強いしねぇ」

さわ「そうね。その点においてはお偉いさん方も慎重になってるらしいわ」

ムギ「少なくとも今までよりはやりにくくなるでしょうね」

梓「抱きつきなんかの描写も控えめになるかもしれないですね」

唯「ええ！？それはやだよぉ！」

さわ「ま、あなた達が決めることじゃないけどね」

律「ですよね～」

さわ「でももしけいおんがゴールデンで放送されたらどうなるか、っていう案を預かってるわ」

唯「なにそれ？」

さわ「さっき言ったみたいに、深夜からゴールデンになると色々制約がつきものなのよ」

梓「多少の設定の変更はやむなしってわけですね」

律「へぇ……ところで、さっきから気になってるんだけどこの手紙の沢山詰まった箱達はなんなの」

さわ「これは今まで番組に送られてきた手紙よ」

唯「こんなにあるんだ！すごいねぇ！」

梓「この色には何か意味があるんですか？」

さわ「ええ。この青いダンボールには、まあどちらかというとポジティブな意見が入ってるわ」

澪「へぇ」

律「なになに……『けいおん大好き！感動をありがとう！』」

澪「『終わってしまって寂しいですが、映画を楽しみにして命を繋ぎます』なんか重い……」

唯「こっちは『軽音楽部だった昔を思い出して懐かしくなりました！』だって！」

梓「『あずにゃんぺろぺろ！』……あはは」

ムギ「『この調子でらき☆すた二期もお願いします！』……これはちょっと違うんじゃないかしら」

唯「みんなに喜んでもらえてよかったねぇ！」

律「なんか嬉しいよな！」

ムギ「心があったかくなるわね」

澪「少し恥ずかしいけどな」

梓「それはお互い様です」

唯「それじゃあこっちの赤い箱は？」

さわ「それは心ない誹謗中傷よ」

律「どれどれ……」



20歳　トラック運転手　男性
トラックに撥ねられろ

18歳　主婦　女性
猩々は山に帰れ

12歳　大阪在住　男性
キムチ臭くなるのであずにゃんに近づかないでください

34歳　無職　男性
あずにゃんﾍﾟﾛﾍﾟﾛﾍﾟﾛﾍﾟﾛﾍﾟﾛﾍﾟﾛﾍﾟﾛﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

21歳　コピペブログ管理人　男性
ムギちゃんのｗｗｗｗｗお茶はｗｗｗｗｗおｗｗｗいｗｗｗしｗいｗｗｗしｗｗｗｗ

澪「これはひどい」

唯「いけぬまって何……？」

律「一部除いて年齢層が低めだな」

梓「あ、これ中傷じゃない！でも嬉しくない！不思議！」

ムギ「(これ、馬鹿にされてるのかしら……？)」

さわ「まあこんなのはいいのよ」

律「いいわけあるかい！凹むわ！」

さわ「こういう人達もいるってことよ。軽く流せば問題ないわ」

唯「さわちゃんなんだか大人だね」

さわ「それほどでも……それよりも問題はこっちのほうよ」

澪「この黄色い箱のですか？」

梓「これにはどんな意見が入ってるんですか？」

さわ「いわゆるクレームなんだけど……見たい？」

ムギ「そんな風に聞かれたら」

律「見たいと言わざるを得ない」

さわ「じゃあ少しだけね。例えばこんな投書」



29歳　主婦　女性

先日の深夜、うちの8歳になる息子が台所で包丁を持ち出し、危うく怪我をするところだった。
事情を聞くと「テレビで憂おねえちゃんが料理をしていたので自分もしたくなった」とのことだった。
もしこれでうちの子が大怪我でもしたら、TBSは責任をとってくれるのか。
テレビ局はもっと視聴者の事を考えて番組作りをするべきである。



澪「これは……」

ムギ「……予想以上にアレね」

梓「斜め上でしたね」

律「けいおんやるまで子供を起こしておくなっつーの！」

さわ「あとこんなのもよくあるわ」


38歳　アニメーター志望　男性

初めてけいおんを見た時、私は驚きました。
けいおんは、私が小さい頃から考えていたストーリーと全く一緒だったからです。
始めは偶然かと思いましたが、仲野梓が登場して私は確信をいだきました。
京都アニメーション様、あなた達は私の作品をパクりましたね。
これは私の名誉を酷く傷つける行為であります。
使用料を払って下さらない場合には、警察に訴えるつもりです。
世間は、私の方が正しいことをすぐ理解してくれるでしょう。
いい返事を待っています。


梓「『仲野』って誰ですか」

唯「しかもこの様子だと多分原作の事を知らないね」

ムギ「氏ぬまで知らないでいて欲しいわね」

さわ「まだまだ行くわよ」

46歳　中学校教師　女性
　
私は公立中学校で教師を勤めているが、教え子たちが「けいおんの二期が今日から始まる」
と言っているのを聞き、今の若者がどのようなアニメを見ているのか興味をもった。
しかし、実際に見てみると、これは現代の若者たちの心の闇を描いた歪な作品であることがわかった。
まず、主人公の通っている高校の名前は「桜が丘高校」という名前である。
皆さんもご存じの通り桜とは、戦時中に特攻で命を散らして逝った若い兵士たちのことである。
そこに嬉しそうに登校する彼女たちは、急激に右翼化する今の日本の若者の暗示なのだろう。
また主人公達は、琴吹紬なる人物の持ってきたケーキによってお茶会を開いている。
この紬という女は金髪で青眼であり、財閥のお嬢様のようである。
もちろん、これは現在日本がアメリカによって飼いならされていることの暗示に他ならない。
彼女たちは軽音部であり演奏をするのだが、ロックは不良の文化であるからやはり現代の抱えている暗部を鮮明に描いている。


さわ「以下電波が強くなるので省略」

律「……頭痛くなってきた」

澪「逆に面白いなコレ」

唯「？難しくてよくわかんないや」

ムギ「そのほうが幸せよ、唯ちゃん……」

15歳　学生　男性
動画サイトで見たが、一話の始業式で君が代が流れないことに深い絶望と哀しみを味わった。
ニコニコで言っていた通り、T豚Sはチョンのすくつになっているのだろう。
京アニの皆様はT豚Sの圧力に屈することなくけいおん内で君が代を流してほしい。


唯「これは何か……心の奥が痛いよりっちゃん……」

律「ノーコメントで」

28歳　KKK所属　男性
私は、13話の「残暑見舞い！」を放送したTBSに心からの賛辞を贈りたい。
この回では中野梓は日に焼けていて黒人のように真っ黒である。
そして夢と現がごっちゃになっている構成だったが
これは間違いなく『O人はいつも●●●をやっているので常にラリっている』
『O人ような●●●●はすぐに●●するべきだ』という意味であろう。
力強いメッセージを受け取り、我々の活動にも一層力が入りとても嬉しかった。


ムギ「……このKKKっていうのは？」

さわ「あら、KKKってけいおんをこよなく愛する会の略よ」

律「ああそうなんだ。KKKってけいおんをこよなく愛する会の略のことなんだ」

さわ「ええそうよ。KKKはけいおんをこよなく愛する会の略のことよ」

梓「けいおんをこよなく愛する会の略なら大丈夫ですね」

唯「会員は白い頭巾を被ってたりしてね！」

律「ははははは、まっさか～」

さわ「他にも草加市在住の学芸員の人から

『けいおん部のメンバーのイメージカラーに赤青黄の三色が含まれているが何か関係あるのか』

等の楽しい投書も来てたりするわ」

澪「本当にクレイジーだな」

律「世の中いろんな人がいるんだなぁ」

梓「この番組に寄せられた意見っ大体どれぐらいあるんですか？」

さわ「そうねぇ、一期二期合わせて一万通くらいかしら。ゴールデンに進出すると多分この十倍は来るはずよ」

唯「さわちゃんちょっと盛ってない？」

律「もし本当だったら頭がどうにかなりそうだな」

さわ「とにかく、さっきみたいなキチOイクレームはしょうがないけど、出来るだけ隙のない番組作りをしなくちゃいけないのよ」

唯「なるほどね！」

梓「社運がかかってるんですもんねぇ」

律「まあ、今までさんざん社運をかけたけど失敗して潰れた局なんてないけどなー」

ムギ「まぁまぁ」

梓「そういえば、変更される所って具体的になんなんですか？」

さわ「それが結構注文が多いのよ。あの時間帯はPTAやらBPOやらOPECやらASEANの顔色を伺わなくちゃいけないから」

律「なんで東南アジア諸国連合の動向を気にしなくちゃいかんのだ」

さわ「冗談よ。それじゃあ『ゴールデンに移行するにあたっての設定変更』について話すわね」

唯「はーい」

さわ「まずは家庭環境から」

唯「え？そこからやるの？」

さわ「一期の頃から『両親は何やってんだ』って言う意見が意外と来てるみたいなのよ」

ムギ「気になる人は気になるんでしょうねぇ」

さわ「ということで家にいるお父さんとのふれあいシーンが追加されることになりました」

梓「お父さん？お母さんじゃあなくて？」

さわ「ええ。稼いでいるのはどの家庭も母親っていう設定よ。主婦が出てると『女性蔑視だ！』って抗議される恐れがあるらしいわ」

律「主夫でも抗議する団体はいるんじゃないの？」

さわ「そういうのは少ないみたいね。なぜか」

さわ「各家庭はペットを飼えっていうのもあるわ」

唯「なんで？」

さわ「『動物は数字を撮れるから』ですって」

律「でも私達アニメじゃん……・」

さわ「そうは言われても、書いてあるんだもの」
　　　
　　　「数字を取ろうと必氏なのよ」

澪「その数字が私達頼みになるってのもなんだかなぁ」

さわ「それとメンバーにも色々設定変更があります」

唯「例えば？」

さわ「まず梓ちゃん」

梓「私ですか？」

さわ「ゴールデンタイムではあなたは三年生、つまり唯ちゃん達と同じ学年になります」

澪「ええ！？」

律「なんで！？」

さわ「『上級生が卒業した後一人残されるのは可哀想』という意見が寄せられたみたい」

律「趣旨変わってきてないか……？」

さわ「あと『嫌がっているのに抱きつかれ、猫耳をつけられている様はいじめを連想させる』らしいわ」

梓「本当に嫌がってるわけないじゃないですか！」

唯「あずにゃんそれどういう意味？」

梓「え？……・あ」

唯「あずにゃんも本当はうれしいんだぁ」ﾆｺﾆｺ

梓「い、嫌です！あ、いや嫌だけどそういう意味の嫌じゃないっていうか……」ｱﾀﾌﾔ

ムギ「あらあら♪」

律「でもなんでわざわざ三年生にする必要があるんだよ？」

ムギ「そうよね」

さわ「よくわかんないけど、『これはいじめではなく同級生同士の触れ合いです！』って言うつもりなんじゃない？」

澪「なんか根本の解決になってないような」

唯「単純にそういう描写をいれなきゃいいんじゃないかなぁ」

律「設定に重大な破綻をきたしそうだしな……」

梓「まあTBSだからしょうがないです」

唯「そうなると、新しい後輩は憂になるのかなぁ……」

ムギ「純ちゃんかもね♪」

さわ「他にも、キャラクターの身長、体重、プロポーションは非公開ということになります」

澪「なんでまた」

さわ「具体的な数値が出ると『胸や身長の小さい女性を馬鹿にしている！』って意見が来ることを想定してるらしいわね」

唯「こないよそんな意見は！」

さわ「でもありえないとは言い切れないでしょ？ってことみたい」

唯「むぅ……」

澪「……ということは？」

ムギ「もしゴールデンに進出したら、ダイエットしなくて済むのね！」

澪「ムギ！」ｶﾞｯｼ

ムギ「澪ちゃん！」ﾋｯｼ

律「楽しそうだなオイ」

さわ「その流れで水着も着用禁止になるわ。ボディラインが見える服装も同様にアウトになるみたい」

唯「じゃあ合宿は……」

律「普通に練習するだけってこと！？」

梓「(それはいいかもなぁ)」

さわ「それどころか、夏のシーンも丸々カットかもしれないってさ」

律「なんで？」

さわ「『キャラクターの薄着は青少年の健全な育成を阻害する恐れがあり』『未成年が性的暴行を受ける』かもしれない。だそうです。」

唯「……ちょっと、アニメの信用なさすぎじゃあない？」

さわ「更に唯ちゃんは最初からギターが弾けて、家にあったレスポールを使って演奏するっていう設定に変更されるわ」

唯「私はいいけど……でもなんで？」

さわ「『学生が値切ったりバイトをする描写が教育上良くない』という判断ですって」

律「なんかどんどん本来の話から変わっていくな」

ムギ「あ……出番が……減った！？」

さわ「他にも。りっちゃんはシャツをちゃんと中に入れること」

律「ああ。理由は大体わかるよ」

さわ「ムギちゃんは髪を黒か茶にすること」

ムギ「ええ！？で、でも先生？それはアニメ的表現と言うかぁ……」

さわ『女子高生なのに髪の色が派手すぎる』という意見が」

ムギ「……」

さわ「あ、あと一番大事なの忘れてた」

梓「……今度は何ですか？」

さわ「『お茶会は週2回まで。お茶会に持ってくるお菓子は500円以下』という設定変更が……」

唯「ええっ！？」

律「遠足かよっ！？」

さわ「『高級なお菓子を食べる行為を子供が真似しだしてお財布に優しくない』と言う意見が来ると想定してるみたいけど」

澪「そこを律するのが親の役目だろうに……」

ムギ「私の出番とアイデンティティが……どんどん減って行く……」

唯「ムギちゃんしっかり！笑って！ほら笑って！」

さわ「かくいう私も『無理やり生徒に衣装を着させるのがよくない』って言われたわ」

律「あっそれは私もそう思う」

だから『澪ちゃんは自主的に着替えるほどコスプレ好き』だという風に設定変更されるみたいだわ」

澪「はぁ！？」

さわ「一応サービスシーンも少しは入れなくちゃいけないみたいで……」

澪「絶対嫌ぁ！」

ムギ「へへっ……澪さんはまだいいっすよ……出番が減るわけじゃあないんスから……」ｲｼﾞｲｼﾞ

唯「ムギちゃん帰ってきて！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

さわ「対クレーマー用の設定変更は以上ね」

梓「まだあるんですか？」

唯「もういいよお……」

さわ「ええ。今度は新しい視聴層を取り込むための設定変更よ」

澪「もうどうにでもして」

さわ「まず一つ目。新キャラとしてHTTのライバル的存在の男子高校生達のバンドユニットが出ます」
　　　
　　　「いわゆる腐女子層の取り込みを計るみたいよ」

梓「マジですか！？」

唯「流石にそれはまずいと思うよ！？」

さわ「私もそれだけはやめたほうがいいって言ったんだけどねぇ」

　　　「『既存のキャラクターと恋愛関係に発展させるつもりはない』ってつっぱねられちゃって……」

律「そういう問題じゃあないんだよなぁ……」

唯「新しくけいおんの男版を作ったらいいのに……」

澪「もし本当にそうなったら血の雨が降るな」

ムギ「私の……百合王国……が……」ｶｸｯ

唯「ああっ！ムギちゃんが息してない！」

さわ「他にも毎週豪華な芸能人ゲストがカメオ出演するわ」

　　　「第一回がオードリー　第二回が戦場カメラマン　みたいな風にね」

澪「私のライフはもうゼロだ……」

律「もうけいおん部関係なくなってるのな」

梓「ひどいですね……」

さわ「更に、クラスのモブを演じる声優さんは総とっかえになります」

梓「え？」

澪「ま、まさか……」ｶﾞｸｶﾞｸ

律「それって……」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

さわ「ええ。代わりにAKB48が演じるわ」

律「案の定だよっ！」

澪「どこまで貪欲なんだTBS！」

さわ「あと少女時代も」

梓「ぬわあぁー！」

律「美脚が自慢なのに声の出演ってどういうことだよっ！」

澪「姫子ォーーーー！！！！！」

さわ「その際には、クラスのメンバー＋αでHTT48を結成して総選挙を行う案もあるわよ」

唯「今までのファンからも搾り取る気なんだぁ……」ｱﾊﾊ

梓「ちょっと調子乗ってますね……」

さわ「タイアップも色々あるみたい」

律「もういいよ……」

梓「散々今までしてきましたしね」

さわ「とりあえずCRけいおんの企画は着々と進行してるわ」

澪「なんだろう。一番ありえそうで怖い」

さわ「……というわけで『けいおん三期でもしゴールデンに進出した際の設定変更』を挙げてみたんだけどどうかしら」

唯澪律梓「「「「深夜でゆるくやらせて下さい」」」」

さわ「あら、さっきはそこそこ乗り気だったのに？いいの？」

律「そんな意地悪く聞かないでよ……」

唯「私達は私達だからいいんだよ」

梓「無理にゴールデンに出てもいいことないですからね」

澪「悪いんですけど、この案はなかったことに出来ないですか？」

さわ「……わかったわ。ま、あなたたちならそういうと思ってたわ。上には話つけてみるね」

唯「よろしくねさわちゃ～ん」

梓「まぁ、本当にあるかどうかも分からないですけどね」

律「それもそうだな……さーて、じゃあ我々は映画に向けてゆるく練習でもしますか」

澪「ああ……でも……」

梓「何か忘れてるような……」



ムギ「」



お　わ　り

おわり
三期はないと思うけど映画は楽しみ

一応乙と言っておく
なんというか七時代のテレビなんて観るもんじゃないな

一乙

乙
悪夢のような設定の羅列だったぜ…