1: 2015/06/11(木) 23:58:53.80 ID:Cqzdg0qM0
オーク「で、何が可笑しいの?」

女騎士「あのぅ……なりません?」

オーク「?」

女騎士「絶対笑っちゃいけないときほど笑いがこみ上げてきたり……」

オーク「あ、一応笑っちゃいけない場面ってのは理解してんのね?」

女騎士「あっはい」



2: 2015/06/12(金) 00:00:06.80 ID:Cqzdg0qM0
オーク「で、さ……俺たちこれからあんたを」

女騎士「…………ウッ」

オーク「何、どうした?体調悪いの?」

女騎士「うっぷ…………オブエッ!」ゲロロロロ

オーク「うわぁ!吐いたぁ!?」

3: 2015/06/12(金) 00:00:42.10 ID:Iq1hNqCr0
* * * * * *

女騎士「すいませんすいません。お宅汚しちゃって、お水まで頂いて」

オーク「そ、それは別にいいよ。てかもう吐かないよね?」

女騎士「あっ、それはちょっと分かんないです。私、緊張するとすぐ吐いちゃうんで」

オーク「そっかあ……」

女騎士「ごめんなさい」

4: 2015/06/12(金) 00:01:13.66 ID:Iq1hNqCr0
オーク「でさあ、あの……君の仲間の居場所とか教えて欲しいんだけど」

女騎士「あー、それはちょっと無理です。私騎士団クビになっちゃいます」

オーク「そっかあ」

女騎士「あの、ところで、腕の縄が固くて痛いんですけど」

オーク「そう?じゃあちょっと緩めるね」

女騎士「ありがとうございます」

5: 2015/06/12(金) 00:02:24.13 ID:Iq1hNqCr0
* * * * * *

オーク「で、さあ……今の状況、理解はしてるんだよね」

女騎士「えっ?ああ、はい」

オーク「俺たち一応、君らの敵でケダモノとされてるオークなわけよ」

女騎士「あい」

オーク「で、女騎士がオークにつかまったら……その、大抵は」

女騎士「えOちな事されて頭バカになっちゃって、仲間を売っちゃうんですよね?」

オーク「なんだ、わかってるんじゃない」

女騎士「そう言ったじゃないですか」

6: 2015/06/12(金) 00:02:53.59 ID:Iq1hNqCr0
オーク「だったら普通、えOちな事はやめて!とかいっそ頃して!とか言うんじゃないの?」

女騎士「あー、同僚はみんな言ってますねえ」

オーク「なんで君は言わないの?」

女騎士「…………!」

女騎士「くっ、ころ……ぶふぉっ!……くっ、くっくっく」

オーク「…………」

女騎士「いや、あの……なんかすんません……」

オーク「……ああ、うん」

7: 2015/06/12(金) 00:03:51.33 ID:Iq1hNqCr0
女騎士「あの、やり直した方が」

オーク「いいよいいよ。なんかもう雰囲気ぶち壊しだし」

女騎士「でも、吐いた始末してくれたりしたので……何かお礼を」

オーク「そうだなあ、だったら……えOちさせてもらえる?」

女騎士「ええー、それはちょっと……」

オーク「だよね……。俺たちみたいな豚人間、好き好んで抱かれたい訳ないよね……」

女騎士「いやいや、そういうことじゃないです」

オーク「?」

8: 2015/06/12(金) 00:04:46.95 ID:Iq1hNqCr0
女騎士「私、恋愛対象に顔はあんまり求めてないんで」

オーク「だったら何で?」

女騎士「いやいや、だって吐いた始末のお礼がとか、どこの乱交サークルのアフターですか。乱れ過ぎですよ」

オーク「そう言われてみれば……」

女騎士「うーん、仲間は売れないし、えOちも嫌だし……」

オーク「ままならないねえ……」

9: 2015/06/12(金) 00:07:11.60 ID:Iq1hNqCr0
女騎士「あ、そうだ。オークさん、今回は何で私を攫ったんですか?」

オーク「ん?えーと……言わなきゃ、駄目?」

女騎士「はい、できれば」

オーク「一目惚れしました」

女騎士「…………」

オーク「つい勢いで攫ってきちゃいましたけど、よろしければ俺と、お付き合いして頂けませんか……」

女騎士「すぐ吐く女でもいいんですか?」

オーク「えと……うん」

女騎士「……ふつつかものですが」

おわり

10: 2015/06/12(金) 00:08:29.95 ID:tcAcy3oOo

11: 2015/06/12(金) 00:17:01.88 ID:xeZxxQyYO
おう……

14: 2015/06/12(金) 08:13:55.93 ID:ziClu8a8o
たまにはこういうのもいい


引用元: 女騎士「くっ……くっくっく!」オーク「ハーハッハ!!!」