1:◆sho/Nrx0p2 2013/02/09(土) 20:16:31.68 ID:9Rs3jOuDO

3: 2013/02/09(土) 20:25:23.83 ID:9Rs3jOuDO

佐天「……………あの」

浜面「…どうしてもお願いしたい」

佐天「…えーと、つまり…彼女がどんな事考えてるか知りたいと」

浜面「その通り、ホントに頼む!!」

佐天「………あんまり教えないでって言ってるのに」

上条「………ごめん佐天さん」フイッ

一方「悪ィな、相談された拍子につい言っちまったンだよ」

浜面「頼む!!このとーり!!」ペコリ

佐天「………はぁ、まあ良いですけど」

5: 2013/02/09(土) 20:38:49.68 ID:9Rs3jOuDO
佐天「で、その彼女さんは何処に居るんですか?」

浜面「この時間ならみんなとファミレスだろうな」

佐天「じゃあすぐ行きます?」

浜面「………」

佐天「……行かないんですか?」

浜面「…滝壺だけの時のが都合良いんだよな…」

上条「じゃあどうするんだよ浜面、佐天さんだってあんまり遅くまでは待ってられないだろ、なぁ?」

佐天「……」フイッ

上条「」グサッ

一方「オマエなんでシカトされてンだ?」

佐天「……一方通行さんから連絡来た時この人来るなんて言ってなかったじゃないですか」

上条「」

一方「言ってねェな、問題あンのかよ」

佐天「あたしの友達オカズにしてる人なんて近付きたくないですし」プイッ

浜面「えっ、上条お前…」

上条「」ウルウル

一方「……あー、まァ…そりゃァな」

佐天「気持ち悪いです」

上条「」

12: 2013/02/09(土) 21:00:00.46 ID:9Rs3jOuDO
佐天「…えーと、その彼女さん…滝壺さんでしたっけ? その人だけ呼び出せないんですか?」

浜面「無理、絶対奴らは付いてくる、特に絹旗辺りは間違いなく来る」

佐天「……じゃあ二人っきりになれる時間はいつですか」

浜面「た…多分深夜…かな…?」

佐天「………帰って良いですか?」ジト

浜面「待ってくれ!! 今なんとかする方法考えるから、なっ!?」

佐天「…えぇー…」

一方「…めンどくせェ、そのまま行くぞ」スタスタ

浜面「はぁ!? 俺に氏ねってーのかおい!?」

一方「その時は潔く氏ねよ、骨くれェなら拾ってやる」スタスタ

浜面「ちょ!?いやいやいやいや!?」ブンブンブンブン

佐天「あはは、大袈裟じゃないですか? ちょっと怒られるくらいですよきっと、じゃあ行きましょっか♪」スタスタ

浜面「」

上条「」ウジウジ

13: 2013/02/09(土) 21:12:40.63 ID:9Rs3jOuDO
…………

麦野「ん、今日は随分団体さんだな浜面」

絹旗「用事があるから今日は別行動って超言ってませんでしたっけ?」

浜面「いや…えーと」ダラダラ

滝壺「はまづら、凄い汗」

浜面「……いや、ち…ちょっとな…」ダラダラ

一方「……随分と大所帯だなおい」

麦野「あんたも居たの第一位? 暇なのね以外と」

一方「……まァな」

黒夜「……会いたくない奴ら大集合じゃン…だから来たくなかったンだクソ…」

上条「元気そうだな黒夜、どうだ仲良くやってんの?」

黒夜「うっせェ話し掛けんな!!!!」ウガー!!

フレメア「お姉ちゃん、大体すごい人数になったね」

フレンダ「うん」

14: 2013/02/09(土) 21:23:06.78 ID:9Rs3jOuDO
麦野「で?あんただけはじめましてだけど誰?」

佐天「あ、あたしは佐天っていいます」

麦野「ふーん? なんか普通の奴に見えるけどよくこんな連中と一緒に居るわね」

佐天「は、はぁ…」

絹旗「実は凄い能力者とかですかね、超気になります」

佐天「いえ、そこまで大したことは…はは、まだレベルも3だし」

フレンダ「ふーん? レベル3程度で第一位とかと仲良しなの? 結局どういう繋がりなのかぜんぜんわかんないって訳よ」

佐天「あはは…まぁ確かにそうかも」

一方「ンな事はどォでも良いだろ、浜面…さっさと用事済ませろオイ」

浜面「え、いや、まだ良いんじゃないかな?」ダラダラ

麦野「用事って?」

滝壺「わたしたちになにかあるの?」

15: 2013/02/09(土) 21:36:08.66 ID:9Rs3jOuDO
浜面「えー、あー、うん」ダラダラ

絹旗「………」

滝壺「………」

浜面「………………………………えへっ☆」テヘペロ

麦野「おい第一位、あんたが教えてくんない?この馬鹿が言うの待ってたらつい消し飛ばしちゃいそうだから」

一方「あン? 俺かよ」

麦野「そうよ、知ってんでしょ?」

一方「……あー、めんどくせェ、上条オマエが説明しろ」

上条「俺!? なんで!?」

一方「流石の俺もなンの恨みもねェ奴が氏ぬ事の引き金にはなりたくねェ、ムカつく野郎なら喜んで引いてやるンだがな」

浜面「え、俺氏ぬの確定?」

上条「俺もやだよ、今日の晩飯が不味くなる」

浜面「おいヒーロー憂いそれだけかよ?」

一方「……チッ…ならじゃんけン」

上条「俺負け確定じゃん…わかったよ言うよまったく…はぁ…」

浜面「…お前らきらい」

16: 2013/02/09(土) 21:44:43.53 ID:9Rs3jOuDO
-説明後-

麦野「キモッ」

絹旗「超キモい」

フレンダ「キモい」

黒夜「きしょい」

浜面「…………予想通り過ぎる反応が辛い」グスッ

フレメア「はまづらって大体変態なの?」

滝壺「うん」コクリ

浜面「」グサッ

滝壺「大丈夫はまづら、そんな気持ち悪いはまづらでもわたしはおうえんしてる」

浜面「」ウルウル

上条「…ドンマイ」ポンッ

浜面「うるせー!!お前らなんか友達じゃねー!!」ウルウル
一方「………」

佐天「えーと…まずどうすれば…」

17: 2013/02/09(土) 21:53:03.86 ID:9Rs3jOuDO
麦野「そうね…当たり前だけど浜面の見てみよっか、賛成の人ー、はーい」ノ
フレンダ「さんせー」ノ

絹旗「はーい」ノ

滝壺「さんせい」ノ

フレメア「にゃっ」ノ

黒夜「…じゃあアタシも」ノ

浜面「………ちくしょう」

上条「……」ノ

一方「……」ノ

浜面「……おい、そこ二人」

上条「……お前も恥じを掻くべきだ」

一方「てめェだけ無事で済むはずねェだろ」

浜面「こいつら…!!」ワナワナ

佐天「えーと、じゃあ…えいっ☆」ボンッ

18: 2013/02/09(土) 22:06:36.61 ID:9Rs3jOuDO
滝壺(妄想)「あ………だめ……っ…/////」

絹旗(妄想)「滝壺さんって超敏感ですね…ん…ふぁ…/////」

滝壺(妄想)「きぬはたも…すごいぬれてるよ? ほら…」

絹旗(妄想)「ゃ…っ…!? らめ…あ…あっ…/////」ピクン

滝壺(妄想)「かわいい……ふふ…っ…んー…////」チュッ

麦野(妄想)「あっちは盛り上がってるね、フレンダ?」




20: 2013/02/09(土) 22:14:15.13 ID:9Rs3jOuDO
麦野「………」

絹旗「………」

滝壺「………」

フレンダ「………」

フレメア(゚ー゚)

黒夜(゚ー゚)

佐天「…うわぁ」

浜面「………」コソコソ

一方「…おい逃げンなよ、まだこれからだろォが」ガシッ

浜面「ひぃ!?見逃してくれよ頼むから?!まだ氏にたくない!!」ジタバタ

一方「……頭ン中曝される辛さってェのは見た奴の感想を聞いてからが本番だぜ?親友よォ?」ニタリ

浜面「」ガタガタガタガタ

25: 2013/02/09(土) 22:25:44.75 ID:9Rs3jOuDO
浜面「」ガタガタブルブル

麦野「……予想より大したことないわね」

浜面「っ!?」ビクッ

絹旗「えっマジですか麦野?」

フレンダ「正直寒気しか立たなかったんだけど…」ジト

麦野「この工口猿の事だからさ、もっとエグいの想像してたけど行為自体は普通だし、同性だったけど」

佐天「」

浜面「マジかよ」

上条「いったいどんなもん予想してたんだ…」

浜面「………えーと」チラッ



滝壺「………」フイッ

浜面(´・ω・`)


フレメア「……へんたい…」ウルウル

浜面「」

黒夜(゚ー゚)

一方「いつまで固まってンのオマエ?」

26: 2013/02/09(土) 22:38:00.60 ID:9Rs3jOuDO
麦野「しかし、面白い能力ねこれ」

佐天「…あはは、よく言われます…」

麦野「………ふーん?」ニタリ
絹旗「……麦野?」

フレンダ「………ちょ…結局変な事考えてる笑い方って訳よ」

滝壺「………」

麦野「………佐天だっけ? 別に他の奴にも使って構わないわよね?」

佐天「ああやっぱりそうなるんだ…あーいいですよ別にもうやりたいだけやっていいです、もうしんないですホント」

麦野「ありがと♪ えーとじゃあ…」チラッ

絹旗「っ!!」ブンブンブンブン

フレンダ「っ!?」イヤイヤイヤイヤ

黒夜(゚ー゚)

麦野「じゃああの固まってる奴からお願い♪」ニヤニヤ

上条「鬼だ、鬼が居る」

一方「ドSってやつか」

佐天「…………えいっ☆」ボンッ

27: 2013/02/09(土) 22:46:07.00 ID:9Rs3jOuDO
黒夜(妄想)「くまさンくまさン♪」ギュッ

クマー

黒夜(妄想)「こっちはうさぎさン♪」ナデナデ

モキュー

黒夜(妄想)「あっちのお池はいるかさン♪」パシャパシャ

キュイ、キュイッ

黒夜(妄想)「みンなみンなかっわいィな♪」ニコニコ


黒夜(妄想)「どうぶつさンたっちかっわいィなァ♪だいすきかわいィおっともだち////」ギュッ


黒夜(妄想)「みンなっであっそぼ♪どォぶつさーnドロン

34: 2013/02/09(土) 22:54:49.42 ID:9Rs3jOuDO
黒夜「はっ!?」ビクッ

麦野「…………」

フレンダ「………」

上条「………」

一方「………」

黒夜「えっ、なンだ!?」キョロキョロ

滝壺「かわいいね」

フレメア「うん、大体かわいかった、にゃ」コクリ

黒夜「えっ、えっ?」オロオロ

一方「………打ち止めもこンなもンだと思ってたンだがなァ…」

浜面「………まぁ、まだ小さい子だもんな黒夜」

黒夜「あァ!?なに言ってンだよオマエら!!アタシになンかしたのかよ!!」ビクビク

36: 2013/02/09(土) 23:08:00.67 ID:9Rs3jOuDO
黒夜「おいっ!?なンだよ!?なンでそンな生ぬるそォな目でアタシ見てンだよ!!」

佐天「……えーと」

黒夜「っ!! オマエ、アタシに能力使ったのかよ!! なァ!!」ユサユサ

佐天「……えへっ☆」テヘペロ

黒夜「ててて…てめェ!? ブッコロス!!!!!」ワナワナ

絹旗「くーまさんくーまさん♪」クネクネ

麦野「くまー」

黒夜「っ!?」ビクッ

絹旗「こっちーはうさぎさーん♪」ナデナデ

フレンダ「もきゅー」ピョーンピョーン

黒夜「ふぁ!?」

絹旗「あっちーお池にはいーるかさん♪」

フレメア「きゅー♪」ペチペチ

黒夜「あ、な…?!」オロオロ

絹旗「みんなみんなかっわいいねー♪だっいすきなっかよしどーぶつさーん♪」クネクネ

黒夜「」

38: 2013/02/09(土) 23:14:28.42 ID:9Rs3jOuDO
黒夜「」

上条「……鬼だ、鬼がたくさん居る」

一方「…ひでェ」

浜面「…コイツら黒夜の事マジでオモチャにしてるからな、特に絹旗」

絹旗「ふぅ、超からかいがいのあるネタゲットですね」ニヤニヤ

麦野「少女趣味…いや幼児趣味ってか」ニヤニヤ

フレンダ「…ぷふっwwwwww」プスー

滝壺「女の子だもん、かわいいの好きなの当然だよ? ね?」

フレンダ「うん」コクリ


黒夜「」プルプル

39: 2013/02/09(土) 23:22:38.06 ID:9Rs3jOuDO
黒夜「」プルプル

佐天「あー…えっと」

黒夜「」プルプル

佐天「……うん、かわいいのが好きなのは別に変じゃないと思うよ?」ニコリ

黒夜「……ふぇ」ジワッ

絹旗「あ、泣いた」

黒夜「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁン!!!!!いーじゃンかべつにくまさンもうさぎさンもいるかさンもぞうさンもきりンさンもかわいいじゃンなンでそンなからかうンだよばかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!!!
うえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇン!!!!!」ポロポロ

上条「あーあーかわいそうに、そんないじめるなよ…」

一方「女って怖ェな…」

48: 2013/02/10(日) 18:41:59.28 ID:FnhatEaDO
黒夜「ひっぐ…うぇぇぇ…」ポロポロ

滝壺「だいじょうぶ?」ナデナデ

黒夜「だいじょばねェよちっくしょォ!!!!アタシにばっかりいじわるしやがってお前らも見せろ!!見せろよちくしょォ!!」ポロポロ

フレンダ「嫌に決まってるでしょ? ぷふっwwww」ケラケラ

麦野「んじゃ次ぃー、そこのまだ笑ってるバカにお願い♪」

フレンダ「ぶっ!? むむむ麦野?!」

麦野「誰も終わりなんて言ってねーぞ、ねぇ?」ニコリ

フレンダ「ちょ!?」

佐天「……じゃあ、えいっ☆」ボンッ

50: 2013/02/10(日) 18:55:51.61 ID:FnhatEaDO
フレンダ(妄想)「ふっふーん♪」フンゾリッ

麦野絹旗滝壺浜面「「「「へへぇー」」」」orz

フレンダ(妄想)「アイテムでぇ、結局一番偉いのはだーれ?」

絹旗(妄想)「超フレンダ様ですっ!!」ペコペコ

フレンダ(妄想)「アイテムでー、結局いっちばん美しーのは誰って訳よ?」ニヤニヤ

滝壺(妄想)「ふれんださまです」ペコリ

フレンダ(妄想)「ふっふーん♪ じゃあ、アイテムで、一番私がいぢめたいのはー?」

麦野(妄想)「…わ、私ですぅフレンダさま…」モジモシ

フレンダ(妄想)「ぶぶー、結局ぜんぜん違うって訳よ、ねー浜面?」グリグリ

浜面(妄想)「あふんっ////もっひょおねがいひまひゅ////」ビクンビクン

麦野(妄想)「……うぅ…」グスン

フレンダ(妄想)「麦野はそこでお預けねー? ほら犬面、踏んで欲しければキレイに舐めrドロン

53: 2013/02/10(日) 19:04:58.38 ID:FnhatEaDO
フレンダ「脱出!!!!」シュタッ

麦野「浜面」

浜面「……おう」ガシッ

フレンダ「ひっ!?放せ変態触んないで!!!!」ジタバタ

浜面「…いや変態はお前だろなんださっきの」

フレンダ「」ビクッ

滝壺「わたしたち、ふれんだの下僕?」キョトン

絹旗「黒夜の次にいらない子のクセに、これは超お仕置きが必要ですね」

フレメア「お姉ちゃん、変」

麦野「……フレンダ、覚悟は良い?」ニタリ

フレンダ「」アウー

54: 2013/02/10(日) 19:15:24.47 ID:FnhatEaDO

-20分後-

麦野「ただいま」ズルズル

フレンダ「」グッタリ

一方「……長かったな、トイレで何してたンだよ」

麦野「悪い子のお仕置きって言ったらお尻叩きだろ、あんたはしないの?」

一方「……した事ねェよ、俺がしたら問題だろォが」

麦野「気にしてる時点でヤバいわよ?」

一方「えっ」

上条「打ち止めはそんなに悪さするような子じゃないからだろ、違うのか?」
一方「…………あァ、そォだよ」

フレンダ「……おしりいたい…」ポロポロ

絹旗「小学生じゃないんですからお尻叩きの刑とか超受けるような事しちゃダメですよフレンダ」

フレメア「お姉ちゃん大体かっこわるい…」ジト

フレンダ「…ふぇぇ」ウルウル

56: 2013/02/10(日) 19:26:07.36 ID:FnhatEaDO
麦野「えーと次は…」チラッ

絹旗「…私ですか麦野?」

麦野「嫌?」

絹旗「いえ、そこまで嫌じゃありませんよ?」

上条「えっマジ?」

浜面「自分の妄想さらけ出すのに躊躇しないって…お前、まさかマz…絹旗「ふんっ!!」ドゴォ!!





浜面「ぐふっ」パタリ

上条「は、浜面!?おい?!」

絹旗「超勘違いするな馬鹿面、私は他の奴と違って見せて恥ずかしい妄想なんて超してないだけです」ゲシッ

浜面「はぐっ!?す、すんません…」ビクビク

絹旗「まったく…どうせ麦野は全員の見ないと超気がすまないんでしょうしさっさとやって下さい、ほら」クイクイッ

佐天「あ、は…はい…えいっ☆」ボンッ

58: 2013/02/10(日) 19:41:44.34 ID:FnhatEaDO

テーーーーッッン!!!!

ナレーション(妄想)

はまづライダー、浜面仕上は悪の秘密組織に改造された改造人間である!!
(テケテケテーテケテケテーテケテケテーテケテケテケテケテッ!!)

行け!!はまづライダー!!

戦え!!!!はまづライダー!!!!

(デンッ~デデンッッ♪)

※歌(妄想)

迫るーむぎのーん♪(テーン!!)

地獄のおーんーなぁー♪(テッテーテケテケテッテー!!)

我らをねらーう黒い影ー♪
世界の平和を守るっ為ー♪


ゴォー!!ゴォー!!レッツゴー!!(デテンッ)

輝くマーシーン~♪(デテーッッデテーッッ)

はまづらー♪「チョップ!!!!」(テーデッ♪)

はまづらー♪「キック!!!!」(テーデン♪)


はまーづライダー♪はまーづライダァー♪

ライダ~ぁ~ライdドロン

61: 2013/02/10(日) 19:47:20.67 ID:FnhatEaDO
浜面「」

麦野「」

フレンダ「」

黒夜「」

上条「」

一方「」

絹旗「……どうですか、この超微妙なC級感が堪らなく面白そうでしょう?」ドヤッ

フレメア「…カッコいい!!」

滝壺「ちょっと見たいかな」

絹旗「ふふふ、そうでしょうそうでしょう、私が超練りに練り上げてる妄想ですからね!!」ニヤッ

佐天「……映画かなんかなのかな…?」

65: 2013/02/10(日) 19:57:47.74 ID:FnhatEaDO
麦野「おいコラ」グイッ

絹旗「なんです麦野? 私の胸ぐら超掴んで」

麦野「なにさっきの?」

絹旗「はまづライダーです」

麦野「…いや、それはわかったよ…で、何あの歌?」

絹旗「はまづライダーのテーマですよ、三番まで妄想してたのに途中で消えて超残念です」

麦野「………ああそう…」パッ

絹旗「…麦野?」キョトン

麦野「……馬鹿馬鹿し過ぎて怒る気にもならないわ…浜面パス」

浜面「ああ、俺は一応言いたい事言わして貰うからな?」

麦野「…どーぞ」

絹旗「えー…気にいらないんですかみんな?」ジト

フレンダ「……ごく一部にしか需要ないから、ホント」

66: 2013/02/10(日) 20:10:40.15 ID:FnhatEaDO
絹旗「なんですか浜面、せっかく主役に抜擢したのに超不満とかあり得ませんよ?」

浜面「頼んでねぇよ!?恥ずかしいだけだろあれ!!」

絹旗「映画は恥なんて感じてたら演技出来ませんよ浜面!!こんなの超基本です!!」

浜面「映画じゃなくてお前の妄想だろ!? しかも激寒の痛妄想じゃねーか!!」

絹旗「失礼な!!あの超微妙っぷり魅力なのに!!」

浜面「微妙もくそも駄作確定だろが!!しかもパクりじゃんファンに謝れ!!」

絹旗「ぶっちーん!!パクりですって!?超パロディと言い直せ浜面!!」

浜面「うっせー!!パクり!!駄作!!赤字どころか公開拒否のゴミ!!」

67: 2013/02/10(日) 20:19:42.92 ID:FnhatEaDO
絹旗「……う…ぐぎぎ…!!」プルプル

浜面「監督失格!! 自費公開の末の借金生活後にフリーター!!」

絹旗「……う…ぅ…」ジワッ
浜面「ん?」

絹旗「………馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」クワッ

ドゴォ!!!!


浜面「へぶびっ?!!?」ドンガラガッシャーン

絹旗「ひっぐ…そんなに言わなくても超良いじゃないですか浜面の馬鹿!!」ポロポロ

浜面「」グッタリ

上条「浜面!?おい浜面!!」ユサユサ

一方「気絶しやがったな」

滝壺「さっきのははまづらが悪いよ、言い過ぎ」

フレメア「カッコいいのに、にゃあ」

68: 2013/02/10(日) 20:28:30.85 ID:FnhatEaDO
浜面「」

麦野「ま、浜面が気絶したのはほっといてと、次はどうする?」

フレンダ「フレメアは?」
フレメア「にゃ?」

麦野「……パス、小さい子の頭ん中覗く程落ちぶれたくないし」

上条「………」チラッ

佐天「………」チラッ

一方「………」フイッ

滝壺「じゃあどうするのむぎの?」

麦野「…んー」チラッ

浜面「」

黒夜「コイツなら暫く起きねェと思うけど、キレイに決まったから」

麦野「……私もやんないとダメよねぇ、やりたくはないけどさ」

絹旗「…麦野だけ除外っていうのは超納得出来ませんね、当然です」

麦野「おっけー、なら今の内にさっさとやって、ほら」クイクイッ

佐天「…え、わかりました、えいっ☆」ボンッ

70: 2013/02/10(日) 20:36:45.31 ID:FnhatEaDO
浜面(妄想)「…………」


絹旗「あ、浜面だ」

フレンダ「…あーやっぱり?」

フレメア「でも、大体ちょっとキレイだよ?」

黒夜「……背景にバラが咲きそうな面だなおい」

滝壺「………」


浜面(妄想)「………」ヌギヌギ

上条「えっ何故脱ぐ」

一方「……見たくねェな」
佐天「……うわぁ」

浜面(妄想)「イッツshow time!!」クネクネ

麦野「………」

浜面「」グッタリ

74: 2013/02/10(日) 20:45:49.66 ID:FnhatEaDO
一同「「」」アゼン

滝壺「………」

浜面(妄想)「HEY!!YEA!!」ぐるんぐるん

麦野「………」

浜面(妄想)「……foo…」ぴたっ



浜面(妄想)「おひねりはこの中に!!」グイッ

麦野「…ん」つ一万円

浜面(妄想)「センキュドロン

一同「」

滝壺「………」

77: 2013/02/10(日) 20:53:45.50 ID:FnhatEaDO
麦野「………なに?」ジロッ

絹旗「え、いや、その」

フレンダ「む、麦野?」

麦野「文句あんの?」

黒夜「……」ブンブンブンブン
フレメア(゚ー゚)

麦野「……良いじゃん、妄想だもん」ジワッ

滝壺「むぎの…」

麦野「……何、人の彼氏勝手にストOップさせんなって言いたいの?」


滝壺「………違うよ」フルフル

麦野「じゃあ何?慰めようとでもしてんの?」

滝壺「ううん、わたしの見ればわかるよ」

麦野「あんたのを?」

滝壺「うん、おねがい」

佐天「えっえと、えいっ☆」ボンッ

80: 2013/02/10(日) 21:02:38.04 ID:FnhatEaDO
一同(゚ー゚)

麦野「……え?」

浜面(妄想)「ヤッハ!!」ぶるんぶるん

滝壺「……////」ポッ

浜面(妄想)「……ィェァ…」ぴたっ




浜面(妄想)「おひねりはキミからのI love You please to me…ィェァ…」

滝壺「うん、好きだよはまづら」ニコリ

浜面(妄想)「センキュドロン


一同「」

麦野「……」

浜面「」グッタリ

83: 2013/02/10(日) 21:09:54.35 ID:FnhatEaDO
浜面「」グッタリ

麦野「………」

滝壺「………むぎの」

麦野「………うん」

滝壺「………」ニコリ

麦野「………」ニコッ


ギュッ


滝壺「はまづらに黒いブリーフ買いたいから買ってこよ、むぎの?」

麦野「うん、赤も買って良い?」

滝壺「いいよ、どっちも履いてもらおうね麦野」

麦野「うん、楽しみだね」

滝壺「じゃあはまづらが起きる前に準備だね」スタスタ

麦野「急がなきゃね、じゃあ駅前のモール行こっか滝壺」スタスタ

滝壺「うん」スタスタ


…………

一同(゚ー゚)

87: 2013/02/10(日) 21:20:37.57 ID:FnhatEaDO
…………

浜面「………ん、んー…」ムクリ

上条「ああ、起きたか浜面」

浜面「…いつつ…ちくしょう絹旗の奴…ってあいつらは?」キョロキョロ

一方「帰った、残ってンのは俺らだけだ」

浜面「帰った!? まだ肝心の滝壺のやつ見てないぞ俺!?」

上条「……ああ、そうだな」

浜面「佐天ちゃんも帰っちまったのか…あーくそ、何しに来たんだよ俺は」ガシガシ

一方「………」

上条「………」

浜面「……お前ら、滝壺の見た?」

上条一方「「見てない」」

浜面「…そっか、見てたらどんなのか聞きたかったんだがな…やらないで帰ったのか」

上条「………お前って幸せ者だな」

一方「色々と偶然に助けられる運命にあるンだろォな」

浜面「ん?なんで?」キョトン

上条「……その内わかるよ」

一方「………がンばれよ」

浜面「……?」

88: 2013/02/10(日) 21:25:12.31 ID:FnhatEaDO
浜面編おわり

安価>>95

1、佐天さんイギリスへ誘拐される

2、佐天さん暗部の暗部を垣間見る

3、日常で出会う運命の人々

95: 2013/02/10(日) 21:35:44.70 ID:UxRbMDyDO

97: 2013/02/10(日) 21:40:18.54 ID:FnhatEaDO
>>95把握

ラインナップ

青ピ
姫神
吹寄
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婚后
固法
番外個体
インデックス

もしかしたら他

じゃあまた後で、今日は寝る

106: 2013/02/11(月) 21:33:02.29 ID:PaWC/SEDO
…数週間後


初春「…しかし、佐天さんの能力レベルの向上率は尋常じゃないですね…昨日のテスト、判定はレベル4でしたっけ?」

佐天「あはは…まあね」

初春「凄いですね…この成長率って多分前代未聞ですよ…」

佐天「毎日何十何百回って使ってるからかな…はは」ゲンナリ

初春「…そんなに? まだ御坂さんや白井さんに拝み倒されてるんですか?」

佐天「んー…御坂さんはそんなに…白井さんはあんまり懲りてないみたいだけどね」

初春「はぁ、じゃあ誰が?」

佐天「………たくさん?」
初春「へ?」

佐天「学校の友達とか最近知り合った人とか」

初春「……ず、ずいぶん知れ渡ってるんですね、佐天さんの能力…」

佐天「………口コミって怖いよね」

108: 2013/02/11(月) 21:40:35.99 ID:PaWC/SEDO
初春「そんなに困ってるなら断っても良いと思いますけど」

佐天「そうもいかない場合ってけっこうあるんだよね、一回使うとリピーター率9割だし、しかもみんな目が据わってるし」

初春「……まぁ、わからなくは無い、かなぁ?」

佐天「下手に拒絶するといらない怪我しそうでね…一方通行さんとか御坂さんが一緒だと安心なんだけど」

初春「あ、一応守ってくれる人は居るんですね」

佐天「…………」

初春「…佐天さん?」

佐天「…ボディーガードにも対価は必要なんだよ初春」

初春「……………なるほど」

110: 2013/02/11(月) 21:53:57.28 ID:PaWC/SEDO
初春「それで、今日はどうするんですか?」

佐天「えーと、今日は一方通行さんに保護して貰おっかな」

初春「ボディーガード料を要求されるんじゃ…」

佐天「その料金が一番安いのが一方通行さんなんだよ初春…御坂さん辺りに頼むと最低30回は要求されるし、今の能力持続時間10分だから5時間はあの妄想いちゃらぶを見てなきゃなんないし」

初春「……御坂さん反省したって言ってませんでしたっけ?」

佐天「前は10時間だったから半分になっただけマシかなぁ」

初春「それ反省してるって言いませんよ?」ジト

佐天「それだけ魅力的なんだと思うよ? だって自分の妄想だもん」

初春「はあ…いわゆる中毒ですか」

佐天「あたしも自分の妄想を具現化出来るならぶっ続けで能力使うと思うもん、そこは否定出来ないよね」

初春「……苦労してますね、佐天さん」

佐天「うん、もう慣れたかな…はは」

111: 2013/02/11(月) 22:01:25.78 ID:PaWC/SEDO
初春「それで、その一方通行さんとは何処で?」

佐天「そろそろ来ると思うよ? 事前に頼んでおくと指定した時間きっかりにあたしが何処に居ても必ず来てくれるの」

初春「へぇ、こういったらあれですけど、便利ですね」

佐天「うん、しかも料金激安、一方通行さん本人じゃなくて打ち止めちゃんのをちょこっとだけで済む!!」

初春「良心的ですね」

佐天「うん、妄想の中身も可愛いもんだし、他の人に比べたらね」

112: 2013/02/11(月) 22:13:11.20 ID:PaWC/SEDO
一方「…よォ」ツカツカ

佐天「あ、噂をすれば」

初春「こ、こんにちは!!」ペコリ

一方「……取り巻きは花畑だけか?」

佐天「はい、初春しか居ないですよ?」

一方「……チッ、オリジナルが居た方が都合良かったンだがな」

佐天「へ? なんでですか?」

一方「急用だ、俺は今日面倒見れねェ」

佐天「えっ!?そんな!?」

一方「すまねェ」

佐天「えぇぇぇ…御坂さんかぁ……はぁ」

一方「……嫌なら上条か浜面引っ張ってくンぞ?」

佐天「もっとやです」プイッ

一方「……悪い奴らじゃねェンだがな」

佐天「だって気持ち悪いんですもん、この前こっそり上条さんに能力使ったらあたしと御坂さん絡めてたし!!」ムカムカ

初春「…えっ、なんですかそれ」

113: 2013/02/11(月) 22:20:03.21 ID:PaWC/SEDO
一方「……あの野郎ォも大概だなおィ…」

佐天「御坂さんがあの人好きな理由が理解出来ないです」

一方「………」

初春「ばらしちゃえば良くないですかそれ?」

佐天「どう転ぶかわかんないしむやみに言えないよ…」

初春「ややこしいですね…」

佐天「ホントにね、めんどくさいよあの人たち」

114: 2013/02/11(月) 22:32:59.03 ID:PaWC/SEDO
一方「……仕方ねェ」ポチポチ

佐天「他にあてあるんですか?」

一方「………頼りになるかはわかンねェがな」

初春「誰なんですか?」

一方「番外個体」

佐天「ああ、でっかい御坂さんですか」

初春「でっかい?」キョトン

一方「アイツは能力使うの嫌がってたからな、一応その辺りだけは適任だろォよ」

佐天「はぁ…確かに一回もしてないですけど」

一方「……メールで頼んでおいた、今から俺の住んでるマンションまで行け」
佐天「あれ?オーケーもらったんですか?」

一方「脅しときゃそれなりに言う事聞く、心配ねェよ」

初春「脅すって…」

115: 2013/02/11(月) 22:42:26.07 ID:PaWC/SEDO
一方「…俺に出来ンのはここまでだ、後はアレに頼れ」

佐天「あ、はい…すいませんわざわざ」

一方「気にすンな、打ち止め構って貰ってる礼だ」

初春「えと、じゃあ私も支部に行かなきゃいけないんで」

佐天「うん、頑張ってね初春」

初春「はい、佐天さんまた明日!!一方通行さんも機会があればゆっくりお話させて下さいね!!」

一方「おォ」

佐天「じゃーね初春~」ノシ

一方「…オマエも早く行け」

佐天「え、あ…はい!! じゃあありがとうございます一方通行さん!!」タタタッ

一方「あァ」

116: 2013/02/11(月) 22:54:51.09 ID:PaWC/SEDO
一方「………行ったか」


一方「………チッ…」ポチポチ

prrr


一方「……土御門、準備は出来てンのか」


一方「…あァ? 何も用意は要らねェ? なンでだよ」

一方「……あァあるンだな? 財布だけありゃ良いって事か」


一方「………うるせェ!! 行った事ねェからわかンねェンだよクソが!!」

一方「マラカスもタンバリンもカスタネットも店で貸し出ししてンだな!? 間違いだったらただじゃおかねェぞ土御門…!!」

一方「……オーケェ了解だ、ンじゃご指導の程お願いしますってなァ…!!」

一方「上条とカラオケに行く三日後までに必ずモノにしてやる…そォだ、初めて行くンだ、予習は必要だろォが」

一方「………うるせェあっくン言うな」

129: 2013/02/12(火) 18:47:11.40 ID:bPO6dDcDO
………

佐天「えーと、こんにちはー」ペコリ

番外個体「ん、なんだホントに来たよめんどくさいな」

佐天「あはは…すいません」

番外個体「まぁ良いけどさ、どうせ暇だし」

佐天「…あれ? 一人なんですか?」キョロキョロ

番外個体「他の住人はみんなどっか行ってるよ、ミサカは珍しく言い付け守ってお留守番中」

佐天「確かに珍しいですね…いつもは番外個体さん一人だけ居ないとかなのに」

番外個体「たまにはね、こうやってだらだらするのも悪くないかもね~」パタパタ

130: 2013/02/12(火) 18:59:10.82 ID:bPO6dDcDO
番外個体「しかしアレだね、最近良く来るねアナタ」ゴロゴロ

佐天「あー…確かに、いっつも来てるかも…」

番外個体「通い妻ってやつ?」ニヤッ

佐天「なっ!? ちち違いますよ!!」

番外個体「だって、あの人がミサカ達以外の女の子と仲良くしてるの初めて見たよ?」

佐天「違います!! だいたい一方通行さんは打ち止めちゃんとか番外個体さんの方が仲良しじゃないですか!!」

番外個体「上位個体は子供だし? ミサカはあの人とそういうのは無いもん」

佐天「えー?」ジト

番外個体「……何その目、ミサカウソついてないけど?」

131: 2013/02/12(火) 19:06:44.13 ID:bPO6dDcDO
佐天「一方通行さんは端から見てるとまんざらでもなさそうですけど」

番外個体「そういうのやめてくんない? ミサカとあの人が良い仲になるとか笑えない」

佐天「……そっちが先に言い出したのに」

番外個体「ミサカは良いの、ミサカって基本いじめっこだから♪」

佐天「むっ、はぐらかしてるようにしか見えないです」

番外個体「そんなんじゃないってば、ミサカは愛とか恋とかピンと来ないだけだよホント、他の妹達とは違うからね」

佐天「……むぅ…」

132: 2013/02/12(火) 19:16:24.29 ID:bPO6dDcDO

佐天「じゃあ番外個体さんはどんな妄想してるんですか? 正直恋愛柄み以外の事ってあんまり無いから違うなら見てみたいです」

番外個体「妄想とかミサカしないし」

佐天「えぇー…ウソだぁ~」

番外個体「妄想って言うかミサカの頭ん中はぐっちゃぐちゃの怨念とか憎悪とかそんなんしかないよ、頭ん中がお花畑の連中と違ってね」

佐天「お花畑?」

番外個体「ミサカ以外みんなの事」

佐天「……」

番外個体「ま、あの人でさえそうなんだから仕方ないかもしれないけどさ」

133: 2013/02/12(火) 19:22:28.53 ID:bPO6dDcDO
番外個体「なんなら見てみる? 頭ん中覗かれるのは気分悪いけど今は他に誰も居ないし」

佐天「良いんですか? いつも頑なに拒むのに」

番外個体「あの人に覗かれるのだけは氏んでもイヤなだけだよ、居ないなら構わないよ」

佐天「はぁ、でもホラーチックなのが出てくるんですよね?」

番外個体「うん、ホラーで済めば良いけど♪」ニヤッ

佐天「………よし、怖い物見たさで…えいっ☆」ボンッ

134: 2013/02/12(火) 19:32:51.25 ID:bPO6dDcDO
番外個体(妄想)「やぁーーん/////」ロリロリ

一方「ワーストォーー/////」ダキッ

番外個体(妄想)「やん/////ミサカがいきなりちっちゃくなったからってえOちなことしないでへ・ン・タ・イ////」クネクネ

一方「ワーストォ~////」スリスリ

番外個体(妄想)「あーん////そんなとこ頬擦りしちゃダメ////」

一方(妄想)「ワーストの口リちっぱいぺろぺろしたい////」

番外個体(妄想)「やん////やっぱり幼くてちっちゃいのが好きなのねアナタ///」

一方(妄想)「ワーストの太ももにおにンにンはさみたいよォ/////」

番外個体(妄想)「いや~nドロン

137: 2013/02/12(火) 19:36:32.27 ID:bPO6dDcDO
番外個体「」

佐天「………打ち止めちゃん?」

番外個体「」

佐天「…いや、妄想の一方通行さんワーストォ~って言ってたし違うか」チラッ

番外個体「」

佐天「………えと」ノシ

番外個体「」

佐天「固まってる、きっと予想外だったんだ」

138: 2013/02/12(火) 19:48:46.36 ID:bPO6dDcDO
番外個体「」

佐天「えと、番外個体さん?」

番外個体「………」

佐天「………大丈夫ですよ、あたし誰にも言いませんから」


番外個体「…………………………………」

佐天「…えと」

番外個体「……ミサカの頭ん中はぐっちゃぐちゃの怨念とか憎悪とかそんなんしかないよ、他の妹達とは違うからね」

佐天「……え?」

番外個体「ミサカはね、妹達の悪意を引き付ける体質だから、頭ん中がお花畑の連中とは違うの」

佐天「あ、無かった事にしようとしてる」

番外個体「そこらのホラー映画なんか目じゃないよ、みひゅっ…ミサカの頭ん中なんて覗いたらトラウマになるからやめた方が良いよ♪」

佐天(あ、噛んだ)

番外個体「だからさ、みしゃかには能力なんて使わない方が良いよ♪」ウルウル

佐天(泣いた!!後顔真っ赤だ!!恥ずかしいんだきっと!!)

141: 2013/02/12(火) 19:53:46.05 ID:bPO6dDcDO
番外個体「…………」プルプル

佐天「………えーと」

番外個体「…………誰にも言わないでね」

佐天「…ああ、はい」

番外個体「…………」ウルウル
佐天(………御坂さんに初めて能力使った時と同じで予想外だったんだな…無意識に妄想してたって事か)

142: 2013/02/12(火) 20:00:44.24 ID:bPO6dDcDO
………

佐天「……なんかいたたまれなくて帰って来ちゃったよ…」テクテク


佐天「……初春まだ支部に居るかな?」


佐天「白井さんは……まぁ居ても大丈夫かな、暴走したらグーで殴れば大人しくなるし」スタスタ

佐天「よしっ、初春が上がるまでは支部に居よっと♪」タタタッ

150: 2013/02/12(火) 20:55:05.87 ID:bPO6dDcDO
…………

佐天「おじゃましまーす♪」ガチャ

固法「あら、佐天さんじゃない」

佐天「遊びに来たんですけど……あれ、初春居ないんですか?」

固法「ええ、今は白井さんと一緒に警羅中、あの子言わないといつまでもここに缶詰めだからたまにはね」

佐天「……はぁ、そうなんですか…じゃ、あたしはこれで…」ソソクサ

固法「待って佐天さん」ガシッ

佐天「あぅ…」

固法「…佐天さんと二人になれるの中々無いからね…お願い♪」ニコリ

佐天「……ふへぇ」

固法「一回だけで良いから、ね? 一回だけで良いから」ユサユサ

佐天(………この人の事完全に失念してた、二人っきりだと必ず頼んでくるんだよね……はぁ)

固法「佐天さんはやく!!みんなが帰って来ない内に!!」ユサユサ

佐天「……………はい…えいっ☆」ボンッ

152: 2013/02/12(火) 21:09:35.62 ID:bPO6dDcDO
黒妻(妄想)「美偉…」

固法「………////」ポッ

黒妻(妄想)「………踏んでくれ、力強く」スッ

固法「…はい///」グリグリ

黒妻(妄想)「ふっ…く……ぬっ…は」ビクンビクン

固法「ふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ//////」ニタリ

黒妻(妄想)「ん…ぁ…ん゙ーーーーっ!!!!」ビックン」

固法「こうですか?こうですか先輩?ねぇ先輩?後輩に踏まれて仰け反ってる気分はどうですか?先輩教えて下さい」グリグリグリグリ

黒妻(妄想)「アッードロン


佐天(これはホント慣れないなぁ…気持ち悪い)

153: 2013/02/12(火) 21:16:48.03 ID:bPO6dDcDO
………

固法「…ふぅ////」ウットリ

佐天「…………」

固法「ありがとう佐天さん♪ 良い気分転換になったわ」ツヤツヤ

佐天「ああはい良かったですね」

固法「ええ、また私頑張っていられるわ、じゃあこれ♪」つ一万円

佐天「いらないですってば…何回も言ってるじゃないですか」

固法「…えー、だって…ただなんてやっぱり後ろめたくて…」

佐天「……気にしないで下さいってば、はぁ」

162: 2013/02/13(水) 18:23:05.28 ID:+KtpJo8DO

ガチャ

初春「あれ、佐天さん?」

佐天「あ、初春お帰り」

初春「来てたんですか、それなら言ってくれれば良いのに…」

佐天「…あーごめん、事前に連絡しとけば良かったね」

固法「まあまあ、佐天さんならいつでも遊びに来ても構わないから良いんじゃない?」

佐天「…………」

初春「……佐天さん」

佐天「うん、ちょっと頼まれちゃって…」

初春「………佐天さんはみんなに甘過ぎですよ」

佐天「………うん」

固法「あ…ごめんね佐天さん…その、能力使うの嫌がってるの知っていたのに…」シュン

佐天「…いえ、気持ちはなんとなく分かるし良いんですよ」

163: 2013/02/13(水) 18:30:33.79 ID:+KtpJo8DO
佐天「そういえば白井さんは? 一緒だったんでしょ?」

初春「白井さんならすぐに来ますよ、ちょっと人に会うから先に行っててって言われたので私だけ先に戻ったんです」

佐天「ふーん? 誰に会ってるんだろ?」

初春「そこまでは…知り合いなのは間違いないみたいですけど」

固法「風紀委員の活動中に私的な事で抜けるなんて…まったくもう」

佐天「…………」ジー

初春「…………」ジト

固法「……ごめん、私に言う資格無かった」

164: 2013/02/13(水) 18:37:42.20 ID:+KtpJo8DO
佐天「…コホン…えと、とりあえずなんか気になるねそれ」

初春「まぁ確かに、白井さんは一部を除けば真面目で勤勉な人ですし」

佐天「探して見よっか?」

初春「…佐天さんもそういう野次馬根性治りませんねホントに…」

固法「んー…私としても白井さんを探して欲しいかな、やって欲しい仕事も結構溜まってるし」

佐天「よし、じゃあ探そっか!! 一応口実も出来たし♪」

初春「まったくもう…ちょっと待って下さいね?」カタカタカタカタ

165: 2013/02/13(水) 18:46:17.05 ID:+KtpJo8DO
………

初春「見つけましたよ佐天さん、ここから歩いて3分位の所にあるお店の中です」

佐天「はやっ!? まだ探し始めて1~2分なのに!!」

初春「白井さんの鞄にGPS埋め込んでありますからね」カタカタカタカタ

佐天「えっ、なんで?」

初春「白井さんが佐天さんに迷惑かけないように見張ろうと思って、あの人だけはホントに見境無いですから」

佐天「…………確かに」

固法(……私も付けられてたりする?)キィィィン


固法(………………あった、鞄に縫い付けてある)ガーン

166: 2013/02/13(水) 18:55:10.79 ID:+KtpJo8DO
…………


佐天「えーと、ここかな?」

固法「そうね、GPSの発信元はこのお店の中みたい」

佐天「……えーと、初春?」

初春『はい?』

佐天「いきなり入って大丈夫? 白井さんに見つかったりしないかな?」

初春『入り口付近までなら大丈夫ですよ、今そのお店の防犯カメラを見て確認しましたから』

固法「誰と一緒に居るのかまではわからない?」

初春『………ダメですね、カメラだと白井さんの後頭部しか確認出来ないです』

佐天「んじゃ入って確認しよっか、突入~」ガチャ

初春『ちゃんと誰なのか教えて下さいねー?』

168: 2013/02/13(水) 19:02:30.62 ID:+KtpJo8DO

黒子「とにかくお願い致しますの!!」

佐天「……いた、白井さんだ」コソコソ

固法「向かい側に座ってる人が居るわね」コソコソ

佐天「……えーと」ソー…





黒子「わたくしだって貴方に頭を下げるなどしたくはありません!!でもどうしようもないんですの!!」

上条「………んな事言われてもなぁ」



佐天「げっ、上条さんだ」

固法「知ってるの?」

初春『上条さんって……ああ御坂さんの…』

170: 2013/02/13(水) 19:13:39.91 ID:+KtpJo8DO
上条「白井……お前の気持ちは分からんでもないがな、ちょっとなぁ?」

黒子「そんな事言わずにお願い致します…どうか!! 何とぞ!!」ウルウル

上条「……つーか、俺だって嫌われてんだせ? そこわかってる?」

黒子「えっ、そうなんですの?」

上条「………お前とは別の理由でちょっとな、不幸だ…」

黒子「な…ならどうすれば…」

上条「……何回も言うけど自重しろよ、お前だって嫌われたままなのは気分よくないだろ?」

黒子「……………」


佐天「……なんの話かな」

固法「……さあ?」


上条「あんまり佐天さんに能力使うの強要すんのやめろって、前にも言っただろ?」


佐天「えっ?」


黒子「……一度知ってしまうと簡単にはやめられませんの…分かっていても我慢出来ません…」ウルウル

上条「……はぁ」

172: 2013/02/13(水) 19:22:35.41 ID:+KtpJo8DO
上条「………自分の思い描いた理想そのものが実際に目の前に出現させられるんだし、よーく分かる、ホントに分かる」

黒子「…でしたら」

上条「…でもよ、だからといって友達を自分の欲望の為の道具にして良いのか?」

黒子「…うぐ…」

上条「…ダメって分かってるなら諦めろ白井、友達は道具なんかじゃないだから」

黒子「うぅ…」


固法「………けっこうまっとうな意見ね、耳が痛いわね私も」

佐天「……………えいっ☆」ボンッ

174: 2013/02/13(水) 19:35:09.15 ID:+KtpJo8DO
黒子(妄想)「ゃ…っ…お姉様…はぅ…!?」ピクン

美琴(妄想)「何よ黒子…あんたが誘ってきたクセに……」

黒子(妄想)「あ…っ!? で…でも……ぁ…ひ…?!」ゾクゾク

美琴(妄想)「まともに会話も出来ないくらい感じてんのあんた? さっきから悶えてるだけじゃないの」クチュクチュ

黒子(妄想)「あっあっあっあっ!?やっ!?お姉様…あっドロン


上条「」

黒子「」


固法「えっ?」

佐天「…………」

175: 2013/02/13(水) 19:43:14.89 ID:+KtpJo8DO
佐天「…………懲りないですね?」

上条「っ!?」ビクッ

黒子「さ、佐天さんどうして!?」

固法「………えーと」

佐天「………」ジト

上条「こ、これはそのあの!?」オロオロ

黒子「さ、佐天さん能力使うのは宜しいですが出来れば誰も居ない所でお願いしますの!!」オロオロ

上条「白井ちちち違うんだ!!これはちょっとした出来心というかなんと言うか!?」

黒子「わたくしのそれは殿方にお見せして良いものじゃないんですから!! わたくしの妄想とはいえお姉様の裸体を衆目に晒すなど!?」オロオロ


佐天「………ああそっか、なるほど」

固法「…あれ?どっちの妄想?」

178: 2013/02/13(水) 19:52:35.64 ID:+KtpJo8DO
佐天「……まあいいか、上条さんと白井さん、何話してたんです?」

黒子「う、え、あぅ…」

上条「……」コソコソ

佐天「逃げないで説明してくれません?」ニコリ

上条「ぐっ!?」ビクッ


黒子「……うぅ…」ウルウル

佐天「はやく」

上条「白井が佐天さんに能力使って欲しいから俺に説得してくれって」

黒子「ちょっ!?なに白状してんですの?!」

上条「いやだって……」

黒子「きぃぃぃぃぃぃ!!!!この口軽尻軽男があぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」

佐天「白井さんちょっと黙ってて」

黒子「はいですの」

上条「……」ダラダラ

187: 2013/02/13(水) 22:04:26.54 ID:+KtpJo8DO
佐天「白井さんに説教しながら白井で妄想ですか、とんでもないですね上条さん」

上条「」グサッ

黒子「え、わたくしを妄想?」

佐天「良い事言ってたつもりなんでしょうけど気持ち悪いです、正直白井よりよっぽどたちわるい」

上条「」ドスッ

黒子「え?え?」

佐天「今までいろんな人の妄想見て来ましたけど、ダントツで上条さんが一番キモいです、いい人っぽい事言ってるのが裏ではこんな事考えてるんだなぁって感じで生理的に嫌悪感しかないです」

上条「」グフッ

黒子「ん?ほぇ?」

佐天「同じ妄想でも白井さんは一途ですし、上条さん毎回相手変わってるのもマイナスですよね」

上条「」ビクンビクン

黒子「……ああ成る程…」ポンッ

佐天「あ、でも毎回責めは御坂さんか…わかってないなぁ、御坂さん間違いなく受けなのに、かわいそう」

上条「それは関係ないだろ!?」

黒子「毎回お姉様で妄想ですと!? こんの類人猿があぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!! 身の程をわきまえろですの!!!!」

佐天「白井さん黙って」

黒子「あい」

190: 2013/02/13(水) 22:14:12.59 ID:+KtpJo8DO
佐天「とにかく、あたしの友達に近付くのやめて下さい、変態が感染したら最悪です」

上条「」ブチッ

固法「さ、佐天さんあんまり言い過ぎないほうが…」

佐天「いいんですよこんな人、気持ち悪いから気持ち悪いって言ってるだけなんだし」プイッ

上条「うるせぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!!!!黙って聞いてりゃ言いたい放題言いやがってちっくしょぉっ!!!!勝手に頭ん中覗いたのそっちじゃねぇかくそぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

黒子「ふぁ!?」ビクッ

固法「きゃっ!?」ビクッ

佐天「あ、逆ギレですか?反論出来ないから逆ギレですか?かっこわるー」

上条「んがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!!!!」

193: 2013/02/13(水) 22:25:01.24 ID:+KtpJo8DO
佐天「なんですか、キレたって上条さんが一番キモいのは変わりませんよ」

上条「キモいって言うなちくしょう!! 異議あり!!異議あり!!」バンッ

佐天「でも上条さんよりキモい人見たことないもん」

上条「浜面は!?」

佐天「浜面さんは一応妄想は彼女の事でしたし、ちなみに上条さんは恋人でもなんでもない中学生を絡ませて喜んでる人ですよ?」

上条「……おーけぇ了解だ…そこまで俺をNo.1にしたいなら…その幻想を粉々にぶち壊してやるよ…!!」ギリッ

佐天「あ、もしかして暴力?うわぁサイテー」

上条「んな事するかぁ!!!!上条さんは紳士だってば!!」

黒子「………へー」

194: 2013/02/13(水) 22:35:54.67 ID:+KtpJo8DO
…………

上条「…と言う訳で幻想頃し代打の青髪ピアス君に来て貰いました」

青ピ「いきなりやね、どないしたんカミやん」

上条「お前なら幻想をぶち壊してくれる、だから呼んだ」

青ピ「んー…なんや意味分からんけど」チラッ

佐天「……どうも」ペコリ

青ピ「……めっちゃかわいい子やね、殴っていいカミやん?」グイッ

上条「待て、意味が分からんがそんな事でお前を呼んだ訳じゃない」

青ピ「…てっきりカミやんのハーレムの新人を自慢されるかと思たんやけど違うん?」

上条「なんだそれ…違うに決まってんだろ」

佐天「この人が上条さんの上を行くと?」

上条「ああ」

黒子「………あー、以前に確か妙な事言っておられた方ですわね確か」

固法「ふーん?」

佐天「良いでしょう、ならその勝負買います!!えいっ☆」ボンッ

199: 2013/02/13(水) 22:44:31.68 ID:+KtpJo8DO

佐天(妄想)「あたしはずっと一緒に居たいよ?当たり前でしょ?だって、初めて本当に好きなんだなって思える人に逢えたんだもん
ホントだよ? こんなことウソで言えないよ」

佐天(妄想)「初めて会って、ゆっくりだけど…どんどん好きになって、だから言えるの」

佐天(妄想)「“好きだよ”って」

206: 2013/02/13(水) 22:52:28.29 ID:+KtpJo8DO
佐天(妄想)「何度だって言えるよ? 好き、好き…大好き」

佐天(妄想)「言葉だけじゃ足りないくらいに気持ちが溢れて、凄く切なくて、でも、ドキドキって幸せな気持ち」

佐天(妄想)「言葉だけじゃ足りないけど、でも、足りないから何度でも言いたいんだ」

佐天(妄想)「“好き”って」

207: 2013/02/13(水) 23:00:17.87 ID:+KtpJo8DO
佐天(妄想)「あたしからの“好き”は伝わったかな? 好きって何度も言えばそれだけ、想いが届くのかな? そうだと嬉しいな」

佐天(妄想)「あたしから伝えたい事、たくさんあるけど、それはまだ」

佐天(妄想)「あなたは、あたしに“好き”をくれる? 何度も、あたしに負けないくらいに“好き”って」

佐天(妄想)「くれるなら、あたしはそれだけで幸せになれるから」

210: 2013/02/13(水) 23:07:52.82 ID:+KtpJo8DO
上条「」

固法「」

黒子「」


佐天(゚ー゚)


青ピ「え? なんやさっきの?」

佐天(゚ー゚)

青ピ「……………えーと」ソワソワ

佐天(゚ー゚)

青ピ「…なんや分からんけど、その…僕も好きやで?」モジモジ

佐天「いやあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!?!?! 来ないで!! やだ!? へんたい!!」

黒子「佐天さん!?落ち着いて下さいまし!!上条さんその方どっかやって下さいまし佐天さんが怯えて ますの!!」

上条「あ、す…すれほどとは俺も思わなくて!!」

佐天「いやあぁぁぁぁ!!アンチスキルさん助けて!!」ジタバタ

青ピ「えぇ…? 一体なんやねんな…」

235: 2013/02/27(水) 16:22:17.38 ID:pSUYZbmDO
上条「とにかく青ピ、もう帰れマジで帰れ!!」

青ピ「ちょ…いきなり呼び出しといてそら酷いと思うんやけど!?」

上条「…仕方ないだろ…お前が居たら佐天さんが怯えっぱなしになるんだから!!」

青ピ「………カミやんが女の子紹介してくれるてちょっと期待しとったのにあんまりや…」

上条「お前に紹介出来る程恵まれてねぇよ、良いから帰れ」シッシッ

青ピ「…酷い…」ショボン

佐天「……うぅ…」ガタガタ
黒子「佐天さん大丈夫ですの、危険人物は今帰りますから…」

固法「酷い扱いね、まぁ仕方ないと思うけど…」

青ピ「………はぁ…」トボトボ

236: 2013/02/27(水) 16:30:11.55 ID:pSUYZbmDO
………

上条「……佐天さん大丈夫か?」

佐天「………」フイッ

黒子「類は友を呼ぶとは良く言いますのね」

上条「……お前に言われたくない」

固法「まあまあ、とにかく一度支部に戻りましょ?まだ活動が終わった訳じゃないんだから」

黒子「あー…そういえばそうでしたわね…」

固法「佐天さんも来るでしょ?」

佐天「…はい」

上条「…俺は帰るか」

佐天「………」チラッ

上条「…ん?」

佐天「………上条さんが一番じゃないのは分かりましたけど気持ち悪いのには変わりませんから!!」フイッ

上条「」グサッ

237: 2013/02/27(水) 16:39:11.49 ID:pSUYZbmDO
……

上条「……じゃ、俺こっちだから…」トボトボ

黒子「ああはい、わざわざ来てもらってお礼を言いますの」

上条「…うん、お前もほどほどにな…」トボトボ

黒子「………」

佐天「………」

固法「…佐天さん、ちょっと可哀想よ彼…泣きそうになってたわよ?」

佐天「……だって、御坂さんも一方通行さんもみんなあの人慕ってるのに、当の本人は頭の中ピンク色なんですよ?幻滅ですよ」

固法「……えーと…」

黒子「……正直わたくし達に何か言える権利はございませんわね…」

佐天「………なんであんな人みんな好きなんだろ、ぜんぜんわかんない」

238: 2013/02/27(水) 16:48:22.75 ID:pSUYZbmDO

土御門「にゃー、そりゃ男だからにゃー、工口い事くらい考えるぜよ」

佐天「っ!?」ビクッ

黒子「ふぇ?」

固法「え、だれ?」

土御門「あーすまないにゃー…丁度カミやんの話しをしてたみたいだから割って入っちまったぜよ」

佐天「…えーと…上条さんのお知り合いですか?」

土御門「そうだにゃー、ついでに言えば後ろの二人とカラオケ帰りだぜい?」

一方「……余計な事言ってんじゃねェぞ土御門」ギロッ
結標「良いじゃないカラオケに行ったって事くらい言ったって、そのくらい普通よ?」

佐天「一方通行さん?」

黒子「と…結標淡希!?」

239: 2013/02/27(水) 16:58:38.27 ID:pSUYZbmDO
固法「知り合い?」

黒子「ええまあ…」

結標「土御門から無理矢理カラオケに付き合わされた帰りに貴女に会うとか奇遇ね?」

黒子「…そうですわね」

一方「今更だがなンでコイツまで呼びやがったンだオマエ」

土御門「直ぐに用意出来る奴がコレだけだったんだ、不満だろうが野郎二人でカラオケ行くのよりは多少マシだろう?」

一方「てめェの妹で良いだろォが」

土御門「駄目だな、的確なダメ出しを連発してくるから間違い無くお前の心が折れる」

一方「…結標も相当だったろォが」

土御門「ふん、下手くそに下手くそと言われても心にダメージなど無いだろう?」

一方「……まァ、確かになァ」

結標「…聞こえてるわよ」ギロッ

240: 2013/02/27(水) 17:06:09.10 ID:pSUYZbmDO
結標「私が下手くそですって?聞き捨てならないわね」

土御門「事実下手くそだろう、テンポ遅れ、音程外し、どれを取ってもお世辞にも上手いとは言えん」
結標「……なんですって?」ビキッ

一方「騒音レベルだったじゃねェか」

結標「なっ!?一方通行アンタに言われたくないわよ!!アンタなんて俯いてゴニョゴニョ低音で呟いてただけじゃないの!!」

一方「うるせェ!!初めてなンだから仕方なねェだろォが!!」

241: 2013/02/27(水) 17:14:42.34 ID:pSUYZbmDO
佐天「カラオケかぁ…あたしも行きたかったな」

一方「……つゥかオマエ、番外個体と居るはずじゃなかったか?」

佐天「あはは…ちょっと…」

一方「…まァ良い、どォせあのバカがすっぽかしたンだろォからな」

佐天「いやいやいやいや、ちゃんと途中までは一緒に居ましたよ?あたしが帰って来ちゃっただけで!!」アタフタ

一方「あン?なンでだ?」
佐天「…えーと、ナイショです…」

242: 2013/02/27(水) 17:22:02.95 ID:pSUYZbmDO
結標「…一方通行が普通に話をする子が居るなんて以外ね」

土御門「あれぜよ、例の能力の子だにゃー」

結標「ああ、あっくんの?」

一方「………」ピクッ

土御門「そうぜよ、あっくんって呼び名のきっかけになった子だにゃー」

一方「…オーケェテメェら喧嘩売ったンだな?良い度胸じゃねェか…!!」ビキビキ

黒子「あっくん?」

固法「小学生みたいな呼び方だけど誰の事?」

佐天「い、一方通行さんちょっと待って!!一応風紀委員の人の前だから暴力沙汰は不味いですよ!?」オロオロ

245: 2013/02/27(水) 17:30:16.61 ID:pSUYZbmDO
結標「そうよあっくん、公の場で能力使ったら後悔するんじゃない?」ニヤッ

一方「…クソが…!!」ビキビキ

結標「ほらあっくん怒ったらダメよ? 補導されてしまうから我慢よあっくん?」ナデナデ

一方「」ブッチン







一方「……おい」

佐天「へ、あ、はい?」

一方「この糞女に能力使ってくれ、俺が物理的にぶち殺せねェならオマエが社会的に殺せ」

佐天「え…あの…」

一方「………頼む」

佐天「…っ!! わ、わかりました!!えいっ☆」ボンッ

結標「えっ?」

250: 2013/02/27(水) 17:38:41.63 ID:pSUYZbmDO
ショタ一方(妄想)「……ひっく…えぐ…」グシグシ


黒子「…小さな男の子?」

固法「泣いてるわね」

佐天「…これ、一方通行さんだよね?」

一方「…………………あァ!?」

結標「っ!?」


ショタ一方(妄想)「……ふぇ……う…うェ…」ポロポロ

結標「…あっくん!!私の理想のあっくんが目の前に!!」ギュッ

ショタ一方(妄想)「あゥ…」

一方「……あ?」

佐天「え」

253: 2013/02/27(水) 17:46:24.20 ID:pSUYZbmDO
結標「あっくん、どうしたの?なんで泣いているの?」ヨシヨシ

ショタ一方(妄想)「…みンながバカにするの…オマエお歌へたくそだってバカにするの…」グシグシ

結標「あっくんはお歌下手なんかじゃないわよ?みんなよりちょっと恥ずかしやがりさんなだけでしょ?」ナデナデ


ショタ一方(妄想)「……だってェ…じょうずに歌えるかわかンないから怖いンだもン…」ポロポロ

結標「大丈夫よ心配しないで?あっくんのお歌の練習なら私がいくらでも一緒にしてあげるから、頑張って歌えるようになろうね?ね?」ギュッ

ショタ一方(妄想)「…うン、ありがとあわきおねェちゃドロン

254: 2013/02/27(水) 17:57:09.39 ID:pSUYZbmDO
結標「あっくん!?あっくんどこ!?」オロオロ

黒子「………うわぁ」

固法「危ない人ねぇ…」

佐天「……」

結標「私のあっくんはどこ!?まだお歌の練習してないのに!!」

一方「…おい」

結標「アンタなんて呼んでないわよ引っ込んでなさいよ一方通行!!私が用あるのはあっくんなんだから引っ込んでなさいよ!!」

一方「………」カチリ

結標「…そうか能力!!ちょっと貴女早くあっくん出しなさいよ早くぺっ!?」ビタン

一方「うぜェ、寝てろ」

佐天「……」

一方「おい風紀委員さンよォ、この危険人物補導しとけ」

黒子「あ、はいですの」

固法「…気絶してるし支部で寝かせておきましょ」

255: 2013/02/27(水) 18:02:41.02 ID:pSUYZbmDO
佐天「ん、あれ?」キョロキョロ

一方「どォした?」

佐天「もう一人の男の人は…」

一方「土御門か、あの野郎ならさっさと逃げやがったぞ」

佐天「え、いつの間に…」

一方「あの野郎が頭ン中を見られるのをそのまま受け入れる訳ねェからな、危ないと思ったから速攻でトンズラしたんだろォよ」

256: 2013/02/27(水) 18:12:32.12 ID:pSUYZbmDO

……翌日

佐天「…はぁ、昨日は疲れたな…」

初春「大変でしたねぇ」

佐天「まあね、能力の使用回数自体は少なかっんだけどさ…」

初春「今日は放課後どうするんです?」

佐天「うーん…どうしよっかな…あんまり一方通行さんの所ばっかりってのも気が引けるし」

美琴「なら私の所に行こっか佐天さん」ニコリ

佐天「っ!?」ビクッ

初春「御坂さんいつの間に!?」

美琴「学校終わってから能力駆使してダッシュで来たの、最近佐天さん私のとこ来ないし」ガシッ

佐天「あぅ」

美琴「じゃ、私の部屋いこ?ね?ね?」タタタッ

佐天「あああああ…」ズルズル

初春「ああ…佐天さんが御坂さんに拉致された…」オロオロ

258: 2013/02/27(水) 18:19:46.45 ID:pSUYZbmDO

………

上条(妄想)「俺は美琴を抱き締める為だけに今、ここにいるんだ」

美琴「うん///」ギュッ

上条(妄想)「お前の、この温もりが無ければ俺は生きていけなドロン

美琴「あ…」

佐天「………」


美琴「…」ウルッ

佐天「はいはいわかってますから泣かないで下さいよ…えいっ☆」ドロン


上条(妄想)「…生きていけない、愛してる、美琴」ギュッ

美琴「…えへへ/////」ギュッ

佐天(相変わらずだなぁ御坂さん)

259: 2013/02/27(水) 18:27:38.49 ID:pSUYZbmDO
上条(妄想)「美琴♪」イッチャイッチャ

美琴「当麻♪////」イッチャイッチャ

佐天「………白井さーん、なんか漫画かゲーム新しいの無いんですか?」

黒子「……しらないですの」ウジウジ

佐天「…白井さんも見たくないなら他の所に居れば良いのに」

黒子「……もう門限過ぎていますし」ウジウジ

佐天「………一緒にゲームしましょうよ、ね?」

黒子「……ぷよぷよがいいですの」ウジウジ

上条(妄想)「お前の髪…サラサラで甘くてとろけそうな香りがする…」

美琴「や…////へんたい///」

260: 2013/02/27(水) 18:36:57.44 ID:pSUYZbmDO

ゲコゲコゲコ

佐天「ん?」

黒子「…お姉様の携帯の着信音ですわね」

ゲコゲコゲコ

美琴「私も大好き/////」イッチャイッチャ

上条(妄想)「馬鹿だな、美琴が俺を好きなのより俺が美琴を好きな気持ちの方が強いに決まってるだろ?」イッチャイッチャ

ゲコゲコゲコ

佐天「御坂さん御坂さん、携帯鳴ってますよ?」

美琴「と・う・ま//////」イッチャイッチャ

上条(妄想)「み・こ・と♪」イッチャイッチャ

黒子「…………はぁ」

佐天「能力切れたら言いますか」カチャカチャ

黒子「……そうですわね…あ、岩ぷよが…」

佐天「あたしの勝ちー」

261: 2013/02/27(水) 18:44:29.05 ID:pSUYZbmDO
………

美琴「ああゴメン全然わかんなかった、あはは」

黒子「急用の場合だってあるのですからのめり込み過ぎは戴けませんわよお姉様」ジト

美琴「いや、久しぶりだったからつい…はは」

佐天「で、携帯見なくて良いんですか?」

美琴「ああうん、いま確認するわ…えーと……あ!?」

黒子「お姉様?」

佐天「どうかしました?」

美琴「……やば、そういや今日婚后さんと約束あったんだった…すっかり忘れてた…」

黒子「着信は婚后光子からですの?」

美琴「うん…あー…どうしよ、悪い事しちゃった…」

262: 2013/02/27(水) 18:55:10.98 ID:pSUYZbmDO
佐天「どんな約束してたんです?」

美琴「買い物かな、色々見て回ろうって話ししてたんだけど」

黒子「相手が婚后光子とはいえそれはあんまりですわよお姉様…」

美琴「……うー…わかってるわよ…」

佐天「…買い物は後日に回すとして今からでも婚后さん呼んでみんなで遊んだらどうです?」

黒子「…佐天さん?しかし…」

佐天「………」チラッ

黒子「…なるほど、わたくしも賛成しますわ」コクリ

美琴「え、でももう門限過ぎてるのに」

佐天「ちょっとくらいなら平気ですって、そんなに夜遅くまでいる訳じゃないですし、白井さんの能力なら行きも帰りも数分だし」

黒子「そうですの、それに佐天さんが居る時点で門限や規律なんて今更ですの」

美琴「…うーん…わかった言ってみる」

263: 2013/02/27(水) 19:06:06.75 ID:pSUYZbmDO
……

婚后「お、お邪魔致しますわ」ドキドキ

美琴「うんいらっしゃい、ゴメンね婚后さん、今日約束してたのに」

婚后「い、いえ…構いませんわよ、御坂さんにも事情があったのでしょうから!!」

佐天「………」チラッ

黒子「………」チラッ

美琴「…えーあーうん…そうね」フイッ

婚后「レベル5にもなると緊急の事案など日常茶飯事、わたくしとの約束なんて気にしなくてもそのくらいはわかっておりますの!!ですからそんなに申し訳なさそうなお顔をしないでくださいな」ニコッ

美琴「」グサッ

婚后「御坂さん?どうか致しまして?」キョトン

美琴「なんでもない…」ズキズキ

佐天(約束すっぽかして妄想上条さんといちゃこらしてたんだもんね、そりゃ申し訳ないよね)

黒子(お姉様がこれで自重して下さればよろしいのですけれど…)

264: 2013/02/27(水) 19:17:00.33 ID:pSUYZbmDO
婚后「そ、それにしましてもわたくし門限を破ってまで遊びに赴くなんて初めてですの、あ、あれでしょうか?不良の行いというやつでしょうか?」ソワソワ

美琴「このくらいなら不良になんかならないわよ、私はけっこうやっちゃうし」

婚后「そ、そうなのですか?」ソワソワ

黒子「あー…だから先程から妙に落ち着きが無いんですの貴女?」

婚后「むぐ…だって…こういう事わたくし今までしたことなんてありませんし」

佐天「みんなでお泊まり会とかしませんでした?小学生の時とか」

婚后「……いえ、したことないですの」ショボン

美琴「常磐台の寮じゃ無理だからお泊まりまでは出来ないか、ちょっと残念かな?」

婚后「…そ、そうですわね!?」コクコク

美琴「その内許可取ってみんなでお泊まり会しよっか、初春さんとかも誘って」

婚后「はい是非ともしてみたいですわ!!」コクコク

266: 2013/02/27(水) 19:24:56.22 ID:pSUYZbmDO
婚后「ところで佐天さん、貴女能力に目覚めたと聞きましたわ、どんな能力ですの?」

佐天「え、知ってるんですか?」

美琴「……」フイッ

黒子「……すみません」フイッ

佐天「……………はぁ、まあ詳細までは言ってないみたいだけど」

婚后「…?」キョトン

佐天「…えーと、知りたいですか?」

婚后「もちろんですわ」

佐天「………こっちの二人に掛けたら婚后さんショック受けそうだしなぁ……婚后さん、あたしの能力は他人に掛けるタイプなんですけど対象にしても良いですか?とりあえず怪我の心配とかはないんで」

婚后「…? ええ危害が伴うようなものでなければ構いませんけれど」

佐天「……ある意味危害加えるようなもんかなぁ、どうしよ」

267: 2013/02/27(水) 19:34:18.51 ID:pSUYZbmDO
婚后「む、そういう言い方されると余計に気になります!!構いませんやって下さいまし!!」

佐天「………まあそういうなら、えいっ☆」ボンッ





婚后(妄想)「………////」ドキドキ

※枕(妄想)×4


婚后「…はい?」キョトン

美琴「パジャマ姿の婚后さん?」

黒子「あと枕ですの」


婚后(妄想)「………いきますわよ!!えいっ!!」ブンッ!!

黒子「ぶふっ!!」ボフッ

婚后(妄想)「えいっ!!」ブンッ

美琴「うぷっ!?」ボフッ


佐天「…ああなるほど、枕投げか」ポンッ

婚后(妄想)「えいっ!!」ブンッ

佐天「えぷっ!?」ボフッ


婚后(゚-゚)

270: 2013/02/27(水) 19:42:29.66 ID:pSUYZbmDO

…数分後

婚后(妄想)「やりましたわね!?お返しですのドロン

黒子「消えましたわね…ふぅ…」

美琴「まさかいきなり枕投げをする事になるとはねぇ」


佐天「けっこう面白かったから良いじゃないですか」

美琴「まあね、たまには良いわねこういうのも」






婚后「………」ウジウジ


美琴「…あれ?婚后さんどうしたの?」


婚后「……わたくしも枕投げしたかったですの…」ウジウジ

黒子「え?」

佐天「あ…そっか、さっきまで枕投げしてたのは妄想が具現化した婚后さんだから…」


婚后「…もう一人のわたくしが突然出てきたと思ったらわたくしそっちのけで皆さん夢中で遊んでいるんですもの…」ウジウジ

美琴「ご、ゴメン婚后さん本当にゴメン!?」オロオロ

272: 2013/02/27(水) 19:56:13.31 ID:pSUYZbmDO
婚后「………」ショボン

美琴「……あー、うー…えーと…」オロオロ

婚后「………」グスン

黒子「………」スタスタ

佐天「白井さんはい」つ枕

黒子「どうもですの……………っせいゃ!!!!」ブンッ!!

婚后「はぷっ!?」ボフッ


美琴「…黒子!!」

黒子「………へーいかもんですの」チョイチョイ

婚后「………っ」

佐天「婚后さんはい♪」つ枕

婚后「……ぅ…」ウルウル


美琴「…よーし第二ラウンド開始ね!!」

婚后「っ!!わかりました!!いきますわよ!!」パァァ

バンッ!!

寮監「何を騒いでいる貴様ら!!」

黒子「」ビクッ
美琴「」ビクッ

佐天「あ」ビクッ

婚后「えっ…」

寮監「………訪問許可が降りる時間はとっくに過ぎて居るはずだが?」ギロッ

婚后(´・ω・`)

284: 2013/02/28(木) 21:06:15.35 ID:8nurS/eDO
…翌日

佐天「…と、いう訳で昨日は早めに帰ってこれたんだよね」

初春「婚后さんはちょっと可哀想ですねそれ…」

佐天「うん、でもその内みんなでお泊まりしよって話は続いてるからその時ね」

初春「なるほど」

佐天「しかしあれだよね、初春といい婚后さんと良いピンク色じゃない妄想は癒されるよホント、えいっ☆」ボンッ

初春「ちょっ!?」

286: 2013/02/28(木) 21:15:12.96 ID:8nurS/eDO

※最新式デスクトップPC&その他周辺機器

初春「あ、昨日販売開始したばっかりの最新モデル!?ああカッコいい…!!」

佐天「…あんまり色気無さすぎるのも問題じゃないかな?」

初春「ちょっと触って良いですか佐天さん!?」カタカタ

佐天「うん既に触ってるよね初春」

初春「…………………………………………………」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッッ

佐天「ネットも繋げないパソコンいじっても楽しくないと思うけどなぁ」

初春「おお…流石に早いですね…容量も大きいしますます欲しいですこれ…!!」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッッ

佐天「そりゃ初春の理想のパソコンだもん初春が望む性能に決まってんじゃん、多分実物より性能良いと思うよ?」

初春「……………」カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタッッ

佐天「…聞いてないか」

290: 2013/02/28(木) 21:24:12.83 ID:8nurS/eDO
ドロン

初春「っ!!ああ…消えちゃった…」ショボン

佐天「買えば良いじゃん、もう出てるんでしょ?」

初春「最新式ですから値段がちょっと……はぁ」


佐天「ああそっか、確かに出たばっかりのやつじゃ高いよね、忘れてた」

初春「…そりゃ佐天さんならレベルも上がってるからパソコンくらいなら余裕で買えるでしょうけど…」

佐天「うん、最近金銭感覚がおかしい自信があるよ、私服とか無駄にブランド物ばっかり買ってたりするし」

初春「自分で言いますか…」

佐天「…散財くらいしないとストレス溜まるんだよね…ふぅ」


初春「大変ですねぇ…」

291: 2013/02/28(木) 21:33:21.26 ID:8nurS/eDO
初春「しかしブランド品ですか…いくらくらいするんです?」

佐天「んー、ピンキリだけど最近買った一番高いやつは20万くらい」

初春「ぶふっ!?」

佐天「あはは、完全に中学生の買い物じゃないよね」

初春「私ならもったいなくて着れないです…」

佐天「一方通行さんがブランド詳しいから色々教えてもらってるんだよね、ほら、これとかブランド品の割にはリーズナブルで良いって言われたんだ、じゃーん!!」

初春「はあ…えーと」

佐天「む、微妙な反応…けっこうカッコいいじゃんシンプルで!!」

初春(変な模様のTシャツ…え、ブランド?)

292: 2013/02/28(木) 21:37:59.22 ID:8nurS/eDO
佐天「一方通行さんがこのブランド好きなんだってさ、だからあたしもちょっと興味わいて買っちゃった♪」

初春「はぁ、確かにあの人がよく着てる服とデザイン似ていますけど…佐天さんこれ着るんですか?」

佐天「まだ着てないよ?今度の日曜日に初めて着よっかなって思ってる」

初春(………似合う…かなぁ…?)

294: 2013/02/28(木) 21:44:09.00 ID:8nurS/eDO
一方「………よォ」スタスタ

初春「あ、噂をすればですね」

佐天「っ!!」ババッ

一方「あン?」

初春(急いで隠した…?)

一方「どォした?」

佐天「なんでもないないです!!あはは!!」イソイソ

初春「…………ふむふむなるほど…佐天さんそうなんですか」

佐天「初春、妙な勘繰りしないよーに!!違うから!!」
一方「………なンの話だ?」

295: 2013/02/28(木) 21:49:04.23 ID:8nurS/eDO
初春「いえいえ別に隠さなくても良いですよ佐天さん!! ですよね、聞いた話だと男の人で唯一考えがピンク色じゃなかった人ですもんね!!」

佐天「それは関係ないってば!!」

初春「……今度じっくり聞かせて下さいね?」ニコッ

佐天「………ぅ…////」カァァァ

一方「だから、なンの話だってェの」

296: 2013/02/28(木) 22:00:01.43 ID:8nurS/eDO

一方「…まァ良い、さっさと行くぞ」スタスタ

佐天「あ、はい!!」タタタッ

初春「佐天さん頑張って下さいねー!!」ノシ

佐天「なにを!?だから違うってば初春!!」ブンブン

初春「ふふっ…じゃあまた明日!!」スタスタ

佐天「……まったくもう…!!」

一方「……顔真っ赤だぞオマエ」

佐天「っ!?いや別になんでもないですから!!」ブンブン

一方「そォかよ」スタスタ

佐天「あ…」

一方「………」スタスタ

佐天「………」スタスタ

一方「……チッ…ちょっと顔貸せ」カチリ

佐天「へっ!?え、どうしてです!?」

一方「体調悪ィ奴をクソガキの近くに寄らせたくねェンだよ、理由はそれで良いだろォが」スッ

佐天「う…////」カァァァ

297: 2013/02/28(木) 22:11:49.85 ID:8nurS/eDO
一方「触るぞ、悪ィが我慢しろ」ピタッ

佐天「ひぅっ!?」ビクッ

一方「首筋触れたくれェで大袈裟過ぎンだろ…集中するから黙ってろ」

佐天「//////」ドキドキ

一方「………異常に脈拍が多いな、体温も上昇中…やっぱりオマエ風邪かなンかだな?」

佐天「いや…その…////」

一方「…チッ…仕方ねェ、今日は着いたら寝てろ」

佐天「え、打ち止めちゃんに近付けたくないってさっき…」

一方「………はン、そンなゴミみてェな情報覚えてねェな」スタスタ

佐天(…てっきり帰れって言われるかと思ったのに)

佐天「やっぱり、実は優しい…」ボソッ

一方「あン?」

佐天「…いえ、なんでもないです」

298: 2013/02/28(木) 22:19:32.93 ID:8nurS/eDO
……

ガチャ

一方「………」スタスタ

佐天「お、お邪魔しまーす…」

芳川「あらお帰りなさい一方通行、今日も彼女連れ?」

佐天「かか彼女!?」

芳川「違うの?まあちょっと年齢的にまずい気がしないでもないけれどね」

一方「…勝手に言ってろ…」スタスタ

佐天(否定しないの!?)

芳川「連れないわね…ちょっとくらい冗談に付き合ってくれても良いと思うのに」

一方「………はン、くっだらねェ…」

佐天(な、なんだ冗談だってわかってたからか…)ドキドキ

299: 2013/02/28(木) 22:29:17.83 ID:8nurS/eDO
芳川「しかし貴女も随分と人付き合いが出来るようになったものね一方通行、以前では考えられない事だわ」

一方「そォかよ」

佐天「………」

芳川「…お友達が増えて良かったわねあっくん?」ニコリ

一方「………」カチリ

芳川「…冗談はまだ通じない見たいね?」

一方「わかってンなら舐めた口聞いてンじゃねェぞニート」

芳川「失礼ね、就職活動中と言い直して欲しいわ」

一方「同じだろォが」

芳川「違うわよ、私は一応働く気があるもの」

一方「だったらさっさと再就職しやがれ」

芳川「…そうね…貴方が18歳になったら永久就職させて貰えないかしら?」

佐天「っ!?」ギョ

一方「10年遅ェよ行き遅れ」

芳川「失礼ね!!私はまだ20代よ!?」バンッ

300: 2013/02/28(木) 22:38:52.39 ID:8nurS/eDO
一方「だったら急いで嫁ぎゃァ良いだろ、俺以外の所なら喜ンで就職祝いだしてやるよ」

芳川「………相手が居ないのよ、無理」チラッ

一方「出会い系でも漁ってろ、こっち見ンな」

佐天「えーと…どういう人がタイプなんですか?」

芳川「そうね…経済力がある人かしら?」

佐天「………」

一方「………」

芳川「何?お金は大事よ、大人になれば尚更ね」

一方「……おい、こいつに能力使ってみろ、どんだけ汚ェか興味ある」

佐天「そうですね、もしかしたら好みわかるかもしれないし、そうなら知り合いの人紹介出来るかもしれないし、えいっ☆」ボンッ

301: 2013/02/28(木) 22:46:40.76 ID:8nurS/eDO

ヒラッ

佐天「ん?」

一方「なンだこの紙切れ」

芳川「どれどれ?えーと……」


※宝くじ×3

佐天「……宝くじ?」

一方「………」

芳川「……間違いないわね、昨日当選番号が発表されていた宝くじの一等の当り券よこれ、前後賞合わせて3億よ凄いわ引き換えに行かなくちゃ」スタスタ

佐天「…………」

一方「…………」

芳川「やったわ、これで誰にも文句言われる事なく日々を満喫出来るわ、今日は愛穂にお赤飯作って貰わなくちゃ」スタスタ…ガチャ、バタン

佐天「………」

一方「働く気ねェじゃねェか」

302: 2013/02/28(木) 22:58:36.29 ID:8nurS/eDO
ガチャ

黄泉川「…ただいまじゃんよ、なんか桔梗が妙に落ち着きなくどっか行ったけどどうかしたじゃんよ?」

一方「気にすンな、数分したらしょぼくれた面で帰ってくるからよォ」

佐天「能力で出た物なのに舞い上がってましたねぇ…」

黄泉川「…うーん?まあいいが…」

一方「……黄泉川は何考えてンだろォな…」

佐天「…あー、先生の考えてる事って確かに興味あるかも」

黄泉川「私の考え?そんなの生徒達の事に決まってるじゃんよ」

一方「……」チラッ

佐天「はーい、えいっ☆」ボンッ

304: 2013/02/28(木) 23:07:29.08 ID:8nurS/eDO

※酒(妄想)

佐天「………お酒だ」

一方「………生徒、ねェ?」チラッ

黄泉川「……こ、これは幻の大吟醸“天草切示旦”!!!!今じゃ造られてない超レア物な一品じゃんよ!?」ガーン

カチ、prrrr

黄泉川「…月詠先生!!今すぐ私のとこ来るじゃんよ!!……そうじゃん例の幻のブツがあるじゃんよ!!早くするじゃん!!」


佐天「………」

一方「…つくづく色気のねェ女共だ」

307: 2013/02/28(木) 23:16:28.26 ID:8nurS/eDO
………

小萌「黄泉川先生ー!!電話の話ホントなんですか!?」バタバタ

黄泉川(´・ω・`)ショボーン

芳川(´・ω・`)ショボーン

一方「………」

佐天「二人共落ち込んじゃいましたねぇ…」

小萌「………黄泉川先生?お酒は?」

黄泉川「………さっき煙のように消え失せたじゃんよ…」グスッ

芳川「酷いわ…私の心を弄ぶような行いなんてして…」グスッ

小萌「…え、無いんですか?」

佐天「あたしが能力で出したものですからね、10分で消えちゃいました」


小萌(´・ω・`)ショボーン
黄泉川(´・ω・`)ショボーン

芳川(´・ω・`)ショボーン

一方「……うぜェ」

309: 2013/02/28(木) 23:25:04.24 ID:8nurS/eDO
小萌「……能力で出した、ですか…」チラッ

黄泉川「…面白い能力じゃんよ」チラッ

芳川「……銀行の出前で使えば…もしかしたら…」チラッ

佐天「………えぇ~…」

一方「…良い大人が子供にタカるよォな真似すンなクソが」

黄泉川「…ぐ…わ、わかってるじゃんよ…」

小萌「先生としては珍しい能力はちょっと見ておきたいのですが…」ソワソワ

芳川「なら銀行の前へ行きましょう、大丈夫よ換金してしまえばこちらのものよ」

一方「オマエは黙ってろ」

佐天「えーと、まあいいか、えいっ☆」

310: 2013/02/28(木) 23:37:32.09 ID:8nurS/eDO

1ねーん〇くみぃー!!

小萌せんせー!!!!


小萌(妄想)「あなたたちは腐ったミカンじゃあありませんっ!!!!」

青ピ(妄想)「小萌せんせー!!!!」

小萌(妄想)「みんなわたしのかわいい教え子なんです!!!!」

土御門(妄想)「小萌せんせー!!!!」

小萌(妄想)「わたしは生徒を見捨てるような真似なんて!!できませぇん!!!!」ファサァ

上条(妄想)「小萌せんせー!!!!」


小萌(妄想)「このおバカさんもとい、バカちんがぁ!!!!」ブワッ

姫神(妄想)「小萌せんせー!!!!」
吹寄(妄想)「小萌せんせー!!!!」

小萌(妄想)「さあ皆さん頑張って青春してくださドロン

311: 2013/02/28(木) 23:42:37.63 ID:8nurS/eDO
小萌「うわあああああああああああああああああああああああああああ?!?!なんですさっきの!?!?」

芳川「ドラマの観すぎね」

小萌「っ!!//////」カァァァ

黄泉川(´・ω・`)

一方「…どォした?」

黄泉川「……自分が恥ずかしいだけじゃんよ…」

佐天「良い先生ですねーホント…」

小萌「やめて下さい!!恥ずかしいんですから!?」オロオロ

326: 2013/03/01(金) 18:39:49.78 ID:+tikmK9DO
…日曜日

佐天「………」ソワソワ

佐天(……一方通行さんをダメ元で誘ってみて、まさか二つ返事でOK貰えるなんて思わなかったな…)ドキドキ

佐天「……これ、似合ってるかな?」クイッ

佐天「………」ソワソワ

佐天「……一方通行さんが行き先は決まってるって言ってたけど、何処に行くんだろ?」

佐天「………」


佐天「まだかな?ちょっと早く来すぎちゃったもんね、あはは」

佐天「………」ソワソワ

327: 2013/03/01(金) 18:50:29.99 ID:+tikmK9DO
佐天「……っ!!」

一方「………」スタスタ

佐天「一方通行さーん!!こっちこっち!!」ノシ

一方「よォ、早いなオマエ」

佐天「一方通行さんも約束した時間より早いじゃないですか、あはは」

一方「……あァ」


佐天「…も、もしかして、楽しみだったとか!! えへっ///」

一方「……そォだな、楽しみにしてた」フイッ

佐天「ふへっ!?」

一方「…チッ…恥ずかしい事聞くンじゃねェよチクショウ」

佐天「…す、すいません…////」カァァァ

一方「………やりづれェ」ガシガシ

328: 2013/03/01(金) 18:57:43.48 ID:+tikmK9DO
佐天「えと、その…あはは」ソワソワ

一方「どォした?」

佐天「えと!!き、今日は何処に行くんですか!?」

一方「あン?話してなかったか、今日はカラオケに行く」

佐天「カラオケ、ですか?」

一方「あァ」

佐天(…………密室に二人きり…/////)カァァァ

一方「…顔赤ェぞオマエ」

佐天「い、いや大丈夫風邪とかじゃないですから!!えと、じゃあ早速行きましょうか!!」

一方「あン?」

佐天「ふぇ?」キョトン

一方「行くっつっても面子が揃ってねェよ、少し待ってろ」

佐天「え?」キョトン

329: 2013/03/01(金) 19:13:16.94 ID:+tikmK9DO
…30分後

佐天「……」ムスッ

一方「遅せェ、舐めてンのかてめェら」

上条「すまんすまん、ちょっとごたついてて…」

禁書「とうまとうま、みんなで何処に行くのかな?」

上条「今日は一方通行の驕りでカラオケしほうだいですよインデックス、ちゃんとお礼言えよ、うん」

禁書「からおけ?」キョトン

浜面「歌歌う所だよ、みんなで騒げるから楽しいぜ?」

姫神「………」ジー

吹寄「上条に誘われたから来てみたけど、妙な組み合わせね」

姫神「みんな。個性的…」
上条「確かに癖がある面子だけどな、浜面とかなんだそのカッコ……なぜ無駄にはだけてんだよ」

浜面「…何も聞くな」フイッ

吹寄「ライブ衣装のアイドルグループ並みに派手な格好ね」

姫神「もしくは。某ダンスユニットのステージ衣装」
佐天「……はぁ」

330: 2013/03/01(金) 19:27:16.44 ID:+tikmK9DO
佐天(……デートのつもりで誘ったのに…あんまりだよ…)シュン

上条「そういえば佐天さんも居るとは思わなかったな、誘ったのか?」

一方「どっか行きてェって言われたからよ、都合良いから連れてきた」

佐天「………」

浜面「……一方通行…お前それ…」

一方「あン?人数多い方が良いって聞いたぞ」

姫神「…………」

吹寄「…………」

浜面「……俺達も居るって、佐天ちゃんに言ってたか?」

一方「言ってねェよ、当日になりゃわかンだろそんなもン」

姫神「最低」

吹寄「上条並みの不誠実さね、酷い」

一方「…あァ?どォいう事だ?」

上条「女の子の気持ちくらいちゃんと考えてやれよバカ」

禁書「とうまは人の事言えないくせに」ジト

331: 2013/03/01(金) 19:41:03.61 ID:+tikmK9DO
佐天「……いえ、良いですよホント、なんとなくわかってましたから、あはは…」

一方「………」

浜面「………」ジロッ

上条「………」ジロッ

姫神「………」ジト

吹寄「………」ジロッ

禁書「………」ジィ

一方「…………チッ…なンなンだってェンだクソが…」ガシガシ



一方「……オマエ、俺と二人だけでどっか行きたかったのかよ?」

佐天「っ…え、あの…その…うぅ…////」カァァァ

一方「…物好きな女だなオマエ…まァ良い、行きてェなら付き合ってやる、ただし下らねェ所に行くのはゴメンだからな」

佐天「っ!!良いんですか!?」

一方「…………好きなよォに解釈しろ」ガシガシ

佐天「……/////」

浜面「チッ」

上条「チッ」

禁書「…二人は舌打ちする資格なんてないんだよ」ジト

333: 2013/03/01(金) 19:51:13.85 ID:+tikmK9DO
姫神「…ラブコメ禁止」

上条「そーだそーだ」ブーブー

浜面「ろーりーこんっ!!ろーりーこんっ!!」ブーブー

一方「………」カチリ

浜面「いえなんでもないです」orz

吹寄「淀み無いスムーズな動作で土下座したわね、慣れているのかしら?」

上条「こいつは基本の謝罪姿勢が土下座だからなぁ」

姫神「惨め」

浜面「…うるせぇ、命がかかってるなら土下座くらいどうって事ねぇんだよ!!」

一方「どンだけ卑屈な生活送ってンだよオマエ」

浜面「………うるせぇ…お前らに俺の苦労なんてわかんねぇよ!!」ウルウル

334: 2013/03/01(金) 20:02:41.83 ID:+tikmK9DO
佐天「え、でもフレンダさんが言ってたよ?麦野さんと滝壺さんが浜面さんにだけ強要するの悪いから浜面さんの要望もある程度叶えてあげてるみたいって」

浜面「」ギクッ

姫神「要望?」

佐天「はい、浜面さんのこの恥ずかしい格好は二人の趣味らしいです、夜になると浜面さんがこの格好で歌って踊ってウインクしてるから凄い気持ち悪いって」

浜面「」

上条「……やっぱりやらされてんのか」

一方「…大変だなオマエ」

禁書「似合わないかも…」

浜面「」

佐天「そしてその後麦野さんと滝壺さんの変な声が聞こえてくるって言ってた」

上条「なにぃ!?浜面てめぇそれホントかよ!!」

浜面「………えへっ☆」テヘペロ

上条「ちくしょぉなんて羨ましい…!!!!」ワナワナ

姫神「………上条君…」

吹寄「ゲスね、ゲスが居るわ」

335: 2013/03/01(金) 20:09:11.48 ID:+tikmK9DO
姫神「どうしてそんな事に?」

上条「……あー、それは…」

佐天「………別に言っても良いですよ、今さらですし」

吹寄「どういう事?」

佐天「……あたしの能力でですね、お互いの妄想を知っちゃったからですかね?」

姫神「…妄想?」

佐天「はい、他人の妄想を具現化する能力ですから」

吹寄「へぇ…なんか凄そうね」

336: 2013/03/01(金) 20:19:33.67 ID:+tikmK9DO
姫神「面白いそう。是非試してみたい」

上条「…やめといた方が良いと思うけどな」

一方「…違いねェな」

浜面「…掻かなくて良い恥をかくだけだぞ」

吹寄「……ちなみに男共はどんな妄想だったのよ?」

佐天「えーと…」

上条←百合、キモい

浜面←百合、変態

一方←あっくん

佐天「簡単に説明するとこんな感じですかね?」

吹寄「………」ジト

上条「……」フイッ
浜面「……」フイッ

禁書「ゆり?お花の事かな?」キョトン

一方「知らなくて良いンだよ、考えてンじゃねェ」

姫神「………大丈夫。どんなものが出ても後悔しない」

佐天「…そこまで言うなら…えいっ☆」ボンッ

337: 2013/03/01(金) 20:35:51.96 ID:+tikmK9DO
女臣ネ申(妄想)「えっ?」リュイリュイリュイッ!!

一同「「「っ!?」」」びくっ


女臣ネ申(妄想)「いきなり。大きくなった」┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”

上条「ひ、姫神…?」オロオロ

佐天「…わぁ、新しい出方来た」

一方「…本人に作用するタイプもあンのか」


女臣ネ申(妄想)「存在感抜群。すごい」┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”


吹寄「…大きいわね、5mくらいかしら、全長は…」
浜面(………白か)ジー

上条(白だな)ジー

禁書「…あいさ、ぱんつみえちゃうからかくした方が良いよ」ジロッ

女臣ネ申(妄想)「え?」┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”

338: 2013/03/01(金) 20:44:55.53 ID:+tikmK9DO
女臣ネ申(妄想)「覗いちゃダメ」だんっ!!!!

浜面「ひぃ!?」ズサササッ

吹寄「…ちょ…踏みつけた所が抉れたわよ…」

一方「特撮映画の怪獣だなまるで」

女臣ネ申(妄想)「いい気分。これなら個性が無いなんて言われない」┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”┣”
上条「………」ツン、バキン

姫神「あ…」ドロン

吹寄「ナイスよ上条、よくやったわ」

上条「……流石に可哀想だからな…」

姫神「…可哀想?」キョトン

339: 2013/03/01(金) 20:55:08.48 ID:+tikmK9DO
姫神「せっかくいい気分だったのに。酷い…」

上条「…姫神…」

吹寄「秋沙…貴女が個性云々で真剣に悩んでたのは知ってるわ、でもね?あれで良いの貴女?」

姫神「え。だめ?」キョトン

禁書「かいじゅうは個性とは違うかも…」

姫神「…でも」

上条「姫神、確かに個性って変に探そうとすると見つけるの大変だと思うよ、でもあれはねーよ」

姫神「………」

浜面「……悩み過ぎて変な方向に行っちゃったんだな…可哀想に…」

一方「…哀れだな」

姫神(´・ω・`)…ナンデ?

354: 2013/03/02(土) 21:37:10.00 ID:eo+JMkVDO

姫神(´・ω・`)

上条「…そんなに考えこまなくても良いと思うぞ?なあ?」

吹寄「まったくよ、秋沙はだいぶ思い詰め過ぎ、見ていて痛々しいもの」

姫神「…………それは。個性がある人の言い分」

上条「…俺ってそこまで個性的なつもりねーけど」

吹寄「上条はともかく私は至って普通よ?」

姫神「………………………胸。大きいのは個性」

吹寄「………秋沙にそう言われるのは予想外だわ」

上条「………確かに」

浜面「ああ、そうだな」

禁書「………」

一方「個性ねェ…」

佐天「気にし過ぎだと思うなあたしも」

355: 2013/03/02(土) 21:46:10.21 ID:eo+JMkVDO
姫神「なら。制理はどんな事考えてるの?」

吹寄「へっ? いや、そんなの普通の事よ」

姫神「普通って。何?」

吹寄「ええっと…ごく一般的な事よ、うん」

姫神「答えになってない。普通の一般的な事を個性的な人は考えてるの?」

吹寄「えぇ…?そんな事聞かれても…」

姫神「見せて」

吹寄「う゛…いやそれは」
姫神「普通なんでしょ?」
吹寄「そうだけどっ!!すごい普通だけど!?」

姫神「…わかった。見せてもらって参考にする」チラッ

佐天「えーと、じゃあ…えいっ☆」ボンッ

吹寄「ちょ!?」

356: 2013/03/02(土) 22:03:23.56 ID:eo+JMkVDO
吹寄(妄想)「…また仕事辞めたの?いい加減にしなさいよまったく!!」

上条(妄想)「すまん…でもやっぱり向いてなかったと思うからさぁ…はは」

吹寄(妄想)「…そのセリフ、二週間前にも聞いたけど?というか通算ならもう二桁よそれ聞いたの!!」

上条(妄想)「…ごめん」ショボン

吹寄(妄想)「いい加減にしてよ…こんな事じゃいつまでも変わらないでしょ? 仕事辞めるたんびに私にお金借りるしそのお金でギャンブルするし面倒見きれないわよ!!」

上条(妄想)「………ご、ごめん…」

吹寄(妄想)「……はぁ、もうやだ、顔も見たくない」フイッ

上条(妄想)「…え…いや、ちょっと待って…謝るから!!そんな事言わないでくれよ!?」オロオロ

吹寄(妄想)「……………反省、してるの?」ジト

上条(妄想)「してるしてる、だから頼むよ…」ウルウル

吹寄(妄想)「…まったく………で、幾らくらい足りないのよ?」

上条(妄想)「えと…2ま…いや3万くらい…」

吹寄(妄想)「………はぁ、これで最後だからね?」ゴソゴソ

上条(妄想)「すまん!!ほんっとにありがたい!!」

吹寄(妄想)「まったくもう…私が面倒みないとホントダメなんだかrドロン

359: 2013/03/02(土) 22:13:02.05 ID:eo+JMkVDO
吹寄「」

佐天「うわぁ、なんか妙にあり得そうな未来予想図」
浜面(……こうはならないようにしねーとな…)

姫神「……普通?」

吹寄「」

上条「おいちょっと待て吹寄」

吹寄「うぐっ!?」ビクッ

禁書「………」

上条「……お前…俺がそこまで情けない奴だと思ってたのか…?」

吹寄「え、いやその…はい?」

上条「確かに上条さんは不幸ですよええ…でも友達から金とか借りたりするほど落ちぶれるつもりねーぞ!?」

吹寄「……………」

浜面「上条…お前なぁ」

一方「あらゆる意味でダメンズじゃねェか」

禁書「とうまはいっつもそうなんだよ」

360: 2013/03/02(土) 22:23:58.08 ID:eo+JMkVDO
吹寄「………なんなのこの妙な肩透かし感は」

姫神「制理。あれって普通なの?」

佐天「わりと普通だと思いますよ、他の人に比べたら」

姫神「……なら。どうして私は個性無いんだろう」

吹寄「……どういう意味?」

姫神「…たまに。私も同じような事考えたりしてる」

吹寄「………そうなの?」

姫神「うん。間違いなく甲斐性無しだと思うから」チラッ

吹寄「そうね、今でさえダメダメだものね」チラッ

上条「なぜ俺を見る…」

361: 2013/03/02(土) 22:33:53.18 ID:eo+JMkVDO
上条「………何故上条さんが責められなくちゃならないんだ…」

禁書「とうまは普段がだらしないからかも」

上条「なんだとコラ!?お前が散らかした部屋とか片付けたり飯作ったり色々してんの誰だと思ってんだインデックス!!」

吹寄「それ甲斐性とは言わないわよ馬鹿」

姫神「どちらかと言うと。器量良し」

上条「え、言わないの?」

禁書「とうまは良いおよめさんになると思うんだよ」

上条「褒めてんのかそれ」

一方「野郎を嫁にしよォなンて変人居ンのかよ」

浜面「さあ…?」

佐天(御坂さんならやりかねないかなぁ…)

363: 2013/03/02(土) 22:47:57.04 ID:eo+JMkVDO
…数時間後

上条「なんだかんだで楽しく盛り上がったな」

浜面「だな、たまにはカラオケも良いもんだ」

禁書「またきたいかもとうま!!」

上条「ん、近い内にまた来るか」

姫神「………カラオケですら空気。どういうことなの」

吹寄「秋沙…気にしちゃダメよ、気のせいよ気のせい」

一方「…………はン」

佐天「…楽しかったですか?」

一方「…あァ、それなりにな」

佐天「そっか…良かったですね?」

一方「そォだな…」

364: 2013/03/02(土) 23:03:06.68 ID:eo+JMkVDO
吹寄「じゃあ、お開きって事で良いのよね?私と秋沙はこっちだからここで解散するわ」

姫神「また誘って」コクリ

上条「ああ、じゃあな二人とも」

………

上条「…さて、俺達も帰るかインデックス」

禁書「え、あ…うん」チラッ

佐天「…ん?」

上条「…どうかしたか?」
禁書「…ううんなんでもないかも」フルフル

一方「………上条、もうちょい付き合え」

上条「ん?なんだよまだなんかやるのか?」

浜面「お、二次会か?なら酒買おーぜ酒」

一方「テメェは帰ってストリップしてろ」

浜面(´・ω・`)

禁書「あくせられーた?」

佐天「えーと?」

一方「……オマエはこの白いチビと一緒に黄泉川のマンションで待ってろ、すぐに戻るからよォ」

佐天「え、ああはい…良いですけど」

上条「なんだよ俺らだけでどこ行くんだよ?」

一方「良いから来い」スタスタ
禁書「…………」

365: 2013/03/02(土) 23:12:02.44 ID:eo+JMkVDO
………

佐天「おじゃましまーす、って…ホントに誰も居ないや、打ち止めちゃんも遊び行ってるって言ってたしな」

禁書「………」

佐天「…えーと、何処行ったのかな、一方通行さん達」

禁書「わからないかも…たぶんすぐに戻ってくると思うけれど」

佐天「…そっか」

禁書「………」

佐天「………」

禁書「………」

佐天「………」


禁書「…………ねぇ、ちょっと良いかな?」

佐天「はいはいなんでしょう?」

禁書「…あの、わたしも能力…あの考えている事が出てくるやつやって欲しいんだよ」

佐天「……あー、やっぱり興味あるんだ…」

禁書「…うん」

佐天(……シスターさんてもそういうの興味あるんだ、はぁ)

367: 2013/03/02(土) 23:18:04.61 ID:eo+JMkVDO
佐天「良いよ、最近はもう隠してるとかそんなのないし」

禁書「…ありがとう」

佐天(……また上条あたりが美化されて出てくるのかな、見飽きたんだよね正直)

禁書「……いいよ、お願い」スッ

佐天(……膝まづいて手で十字切ってる、へぇ…生では初めて見た)

禁書「…………」

佐天「…なんか物々しいけど……えいっ☆」ボンッ

369: 2013/03/02(土) 23:21:32.22 ID:eo+JMkVDO

上条(妄想)「……………」

佐天「…あ、やっぱり上条さんかぁ」

禁書「………とうま」








上条(妄想)「…インデックス」

禁書「…………」







上条(妄想)「お前のせいだ」


佐天「……え?」

372: 2013/03/02(土) 23:37:26.82 ID:eo+JMkVDO

俺が記憶を無くしたのはお前のせいだ


お前と関わってしまったから、俺は思い出を無くしたんだ

楽しかった思い出も辛かった思い出も何もかも全て無くしたんだ、お前のせいで

俺が何をした?

俺がお前にした事はなんだよ?

お前を救ったんだろ?

なら、なんで俺だけこんな目に合わなくちゃならない?

もう以前の上条当麻は居ない

お前が頃したから

自分だけ救われて、自分だけ幸せを与えられてのうのうと過ごしてるお前に

上条当麻は殺されたんだよ

俺を頃した事に気付かないで過ごした日々は幸せだったか?笑顔の絶えない満ち溢れた日々だったか?

そうだろうよ、じゃなかったら…上条当麻が犠牲になった意味がないからな

知らなかったから罪にならないか?

解らなかったから咎は受けないのか?

違うだろ?


お前の罪は知らぬ存ぜぬで水に流せてしまう程軽くなんて、決してないんだから

381: 2013/03/02(土) 23:50:21.89 ID:eo+JMkVDO
ドロン

佐天「…え」


禁書「………ぅ…」ポロポロ

佐天「なに、さっきの?」

禁書「…と…ま…ひっぐ…ぅ…っ…」ポロポロ

佐天「なんで…妄想って楽しい事とか考えるでしょ?なんで…」

禁書「………妄想って、言うとそうのかもしれないけどね、きっと少し違うんだよ」ゴシゴシ

佐天「………どういう事?」

禁書「あいさのを見た時と前にとうまから聞いたあくせられーたのを鑑みるに、あなたの能力はたぶん、人の願いを叶えるものなんだよ」

佐天「願い?」

禁書「そう、こうありたい自分の姿、愛しい人からの愛の言葉…己の罪を断罪してくれる裁き、それら全て、人が心から願う想いなんだから」

佐天「…………」

386: 2013/03/03(日) 00:03:09.07 ID:I3NQy6dDO
佐天「………それで、あなたは満足したの?ホントにこんな事で…ただ責められるだけが願い事なの?」

禁書「………満足…はしていないよ、これは、さっきのとうまはわたしの考えたとうまだから、決して本当のとうまではないもん」

佐天「……じゃあ、こんな事意味無いじゃん!!辛いだけだもん…!!」

禁書「……そうだね、貴女の力を利用した…ただの甘えだよ、わかってる」

佐天「………」

禁書「でもね、少しだけ…本当に少しで良いから、とうまの言葉で、わたしの罪を断罪して欲しかったの」

佐天「…上条さんは…」

禁書「絶対に言ってくれないよ、逆に隠していた事を後ろめたいって思っているようだし」

佐天「………」

389: 2013/03/03(日) 00:12:33.38 ID:I3NQy6dDO
ガチャ

上条「…まったく、何するかと思ったらコンビニで立ち読みかよなんなんだお前は…」

一方「うるせェよ」

禁書「あ、お帰りなさい」

上条「ん、待ったか?」

禁書「ううん、大丈夫」

上条「やれやれ、インデックス、佐天さんに迷惑かけてなかっただろうな?お前は人とのコミュニケーションというものを蔑ろにしがちな感じだからな」ジト

禁書「むっ、大丈夫だもん!!」

佐天「……」ムカッ

一方「………あン?」

佐天「…インデックスちゃん、さっきのだけどね、気にする事ないと思うよ?」

禁書「ふぇ?」キョトン

上条「ん?」

佐天「だってねぇ?えいっ☆」ボンッ

391: 2013/03/03(日) 00:13:31.24 ID:I3NQy6dDO
さん付け忘れだよ見逃してくれ

395: 2013/03/03(日) 00:21:44.73 ID:I3NQy6dDO
禁書(妄想)「や…だめ…あん…っ…」

佐天(妄想)「良いじゃん別に…上条さん帰ってくるまでは誰も見てないし…ふふっ…」

禁書(妄想)「でも……ふぁ…!?/////」ビクン

佐天(妄想)「かわいい♪もっといぢめたくなっちゃう…♪」


上条「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ?!?!?!?!?」

バキンバキンッッ!!


佐天「…この通り本人まったく気にせずえOちい事ばっかり考えてて怒ってたり咎めてたりなんかしてないし…てかまたあたし使ってるし…キモい…」

禁書(゚-゚)

405: 2013/03/03(日) 00:35:28.10 ID:I3NQy6dDO

一方「…………」

上条「いきなりなんなの!?上条さんがなんかしたのかよ!?酷ぇよ!!」ウルウル

佐天「だって、インデックスちゃんがこんなに健気なのにとうの上条さんはこんなんだから」プイッ

上条「……………インデックスが?え、なにどうかしたの?」チラッ

禁書「……しらないっ」プイッ

上条「」グサッ

佐天「ちょっとは反省したらどうですか?さすがに懲りたでしょ?」

一方「…………」

上条「…………」ワナワナ



上条「んだよもおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!良いだろ別に妄想くらい普段必氏で我慢してんだからよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」ゴロンゴロングネングネン

佐天「あ、ボロ泣きしながら駄々こねだした」

415: 2013/03/03(日) 00:48:03.62 ID:I3NQy6dDO
一方「……止めてやれ、あンま追い詰めンな」

上条「うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ポロポロ

佐天「…だって」

禁書「……とうまの願いはだいぶ問題あるけれど…あんまりいじめないでほしいかも」

上条「ふぇえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」グニングニン

佐天「……むぅ」

一方「…オマエの能力は劇薬なンだよ、悪ィが場合によりゃぁ人間をとことン追い詰める武器になるからなァ」

佐天「……みんな、一方通行さんみたいなかわいい感じの妄想なら良いのに…」

一方「………」

佐天「………どうしてみんな気持ち悪い事ばっかり……」

一方「……そンなに嫌か?」

417: 2013/03/03(日) 00:52:36.05 ID:I3NQy6dDO

佐天「当たり前じゃないですか…」

一方「……そォか」


佐天「…………一方通行さん?」

一方「………俺に能力使ってみろ」

佐天「え?」

一方「………早くしろ」


佐天「…え、じゃあ、えいっ☆」ボンッ

420: 2013/03/03(日) 00:58:53.58 ID:I3NQy6dDO

打ち止め(妄想)「やん////くすぐったいってミサカはミサカは///」

番外個体(妄想)「ひゃん///えOち////変なとこ触んないで////」


佐天(妄想)「ここかーここがええのんかー」ワキャワキャ

打ち止め(妄想)「やーん/////」

番外個体(妄想)「あーん////」


佐天(妄想)「ゆりゆりしちゃうぞーあはははードロン

425: 2013/03/03(日) 01:07:14.56 ID:I3NQy6dDO

佐天(゚-゚)

禁書「」

一方「………」


上条「………一方通行……」


一方「……上条、俺ら…キモいらしィ」

佐天(゚-゚)

禁書「………」

上条「……お前も、良さがわかったのか」

一方「………上条が…良いって言うからよ…最近少しな…」フイッ

上条「…そうか」ニコリ

一方「…おォ」ニカッ

上条「ウェルカム、ブラザーのあっくん」ガシッ

一方「……あァ、マイフレンドカミやン…!!」ガシッ

佐天(゚-゚)

禁書「……えー…」

428: 2013/03/03(日) 01:22:05.51 ID:I3NQy6dDO
佐天「………なにこれ?」

一方「……悪ィな、これが俺だ」

佐天「…違うもん」ウルッ

一方「違わねェ、オマエが俺に持っていたイメージと違うなら、そっちが別物ってだけだ」

佐天「………そ…んな…」ポロポロ

一方「………」

佐天「……ッッ…」キッ


上条「ん?」

佐天「…返して!!カッコ良くて優しくてちょっとだけかわいかった一方通行さん返してよ!!上条さんのせいで変になっちゃったじゃん返してよ!!」ウルウル

上条「いや、んなこと言われても…なぁ?」

一方「俺戻る気ねェし」

佐天「……ふぇぇ」ポロポロ

上条「あー泣かれも困るぞ…正直どうしよもないし」

一方「頑張って訓練したのになンで戻る必要があンだよ」

佐天「……………………バカ!!もうしらない!!」タタタッ

一方「……なンだ一体」

上条「ずいぶん怒ってたな…そんなに嫌なのかな、百合…」

禁書「ふつうは嫌がるんだよ…」

430: 2013/03/03(日) 01:29:16.38 ID:I3NQy6dDO
数ヶ月後

佐天「………頑張ってレベル5になった」


佐天「能力継続時間10時間28分6秒、かなり長時間出来るようになったね…あはは」

佐天「でも、一番の改善部分はそこじゃないんだよね」

佐天「もっとも大きく進歩した所は自分の妄想も具現化出来るようになった所」


佐天「………えへへ…えいっ☆」ボンッ

432: 2013/03/03(日) 01:36:00.35 ID:I3NQy6dDO

一方(妄想)「……よォ」スタスタ

一方(妄想)「…はン、別に大して面倒でもねェ、心配すンな」


一方(妄想)「あン?なンだよ……あァ?」


一方(妄想)「…チッ…つまンねェ事言ってねェでいくぞ馬鹿」

一方(妄想)「…………」


一方(妄想)「……俺も…好きだっつゥの…」ボソッ

一方(妄想)「…ッッ!! なンでもねェ!!いちいち聞こうとすンなクソが!!」


一方(妄想)「…チッ…!!」

435: 2013/03/03(日) 01:44:37.07 ID:I3NQy6dDO
ドロン

佐天「…あぁ…カッコいいなぁ一方通行さん…」ウットリ

佐天「現実とは大違いで理想的な存在だしね…えへへ////えいっ☆」ボンッ

一方(妄想)「傍に居たいなら好きにしてろ…別に迷惑だなンて思わねェよ」

佐天「はーい♪////えへへ////」スリスリ


一方(妄想)「……仕方ねェヤツだな…」ナデナデ

佐天「やっぱり妄想はいいなぁ、あはは」ゴロゴロ


佐天「だって現実と違って裏切らないもんね♪もう最高♪」


佐天「ずっとずっと一緒に居よ?ね、あっくん♪」


一方(妄想)「…あっくんって言うなって言ってンだろ…チッ…」ナデナデ

佐天「/////////」


おわり

438: 2013/03/03(日) 01:47:35.98 ID:I3NQy6dDO
上条さん色に染められたあっくん



ちなみに元ネタはfateの某願望の実現器、ギガロなんちゃらってのは俺知らない

じゃーな

439: 2013/03/03(日) 01:49:33.05 ID:I3NQy6dDO
>>437
終了でございます


俺はVIPに帰る

450: 2013/03/03(日) 08:18:36.31 ID:mZc9T/lho

引用元: 佐天「他人の妄想を具現化する能力…まだやるの?」