298: 2018/07/25(水) 21:54:21.46 ID:Ggs7H59Ho
299: 2018/07/25(水) 21:57:59.60 ID:Ggs7H59Ho
卯月「ちっ、違いますよ!? タイプ! タイプなだけです!」アセアセ!
未央「しっ、しまむー? ちょっ、ちょっと大胆すぎない?」
卯月「みっ、未央ちゃん! そう言うのじゃありませんって!」
凛「ふーん……卯月って、プロデューサーがタイプなんだ」
卯月「凛ちゃんまで!? えっ、えっと、だからですね!?」
卯月「背! 背が高くて、格好良いなぁって!」
武内P「……」
未央「しっ、しまむー? ちょっ、ちょっと大胆すぎない?」
卯月「みっ、未央ちゃん! そう言うのじゃありませんって!」
凛「ふーん……卯月って、プロデューサーがタイプなんだ」
卯月「凛ちゃんまで!? えっ、えっと、だからですね!?」
卯月「背! 背が高くて、格好良いなぁって!」
武内P「……」
300: 2018/07/25(水) 22:00:44.82 ID:Ggs7H59Ho
卯月「背が高い人って格好良いですよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……うん、そうだね」
卯月「凛ちゃんも、そう思いますよね!? ねっ、凛ちゃん!?」
凛「……まあ、悪くないかな」
卯月「身長差があって、頼りになる感じがして……」
卯月「だから! 背の高いプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……うん、そうだね」
卯月「凛ちゃんも、そう思いますよね!? ねっ、凛ちゃん!?」
凛「……まあ、悪くないかな」
卯月「身長差があって、頼りになる感じがして……」
卯月「だから! 背の高いプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
301: 2018/07/25(水) 22:04:38.32 ID:Ggs7H59Ho
未央「じゃあ、背の高い人は全員タイプって事?」
卯月「ふえっ!? ぜ、全員って訳じゃ、ないですけど……」
凛「プロデューサーって言う位だから、身長だけじゃないんでしょ?」
卯月「それは、えっとですね……身長以外だったら、ですね」
卯月「やっぱり……歳上って、良いなぁ、って」
卯月「歳上! 歳上の人って、大人だなぁって!」
武内P「……」
卯月「ふえっ!? ぜ、全員って訳じゃ、ないですけど……」
凛「プロデューサーって言う位だから、身長だけじゃないんでしょ?」
卯月「それは、えっとですね……身長以外だったら、ですね」
卯月「やっぱり……歳上って、良いなぁ、って」
卯月「歳上! 歳上の人って、大人だなぁって!」
武内P「……」
302: 2018/07/25(水) 22:08:04.28 ID:Ggs7H59Ho
卯月「歳上の人って、憧れちゃいますよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……私らからすれば、結構大人だもんね」
卯月「凛ちゃん! 凛ちゃんも、歳上の人って素敵だと思いません!?」
凛「……まあ、悪くないかな」
卯月「人生経験も豊富で、リードしてくれそうで……」
卯月「だから! 歳上のプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……私らからすれば、結構大人だもんね」
卯月「凛ちゃん! 凛ちゃんも、歳上の人って素敵だと思いません!?」
凛「……まあ、悪くないかな」
卯月「人生経験も豊富で、リードしてくれそうで……」
卯月「だから! 歳上のプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
303: 2018/07/25(水) 22:13:21.67 ID:Ggs7H59Ho
未央「でもさ? 私らより背が高くて歳上って、かなり当てはまるよ?」
卯月「へうっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「ねえ、卯月。他にも、理由があったりするんじゃないの?」
卯月「それは、えっとですね……他の理由は、ですね」
卯月「その……低い声って、安心するなぁ、って」
卯月「低い声! 低い声って、ホッとするなぁって!」
武内P「……」
卯月「へうっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「ねえ、卯月。他にも、理由があったりするんじゃないの?」
卯月「それは、えっとですね……他の理由は、ですね」
卯月「その……低い声って、安心するなぁ、って」
卯月「低い声! 低い声って、ホッとするなぁって!」
武内P「……」
304: 2018/07/25(水) 22:17:44.29 ID:Ggs7H59Ho
卯月「男の人の低い声って、なんかホッとしますよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……高い声よりは、安心するよね」
卯月「頑張ってください、って低い声で言われると、頑張るぞーってなるよね!?」
凛「……まあ、そうだね」
卯月「聞いてて落ち着く、ホッとする低い声……」
卯月「だから! 声が低いプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……高い声よりは、安心するよね」
卯月「頑張ってください、って低い声で言われると、頑張るぞーってなるよね!?」
凛「……まあ、そうだね」
卯月「聞いてて落ち着く、ホッとする低い声……」
卯月「だから! 声が低いプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
305: 2018/07/25(水) 22:23:28.96 ID:Ggs7H59Ho
未央「でもさ? 低い声の人って言うのも、結構居るよ?」
卯月「へあっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「卯月? 本当は、まだ理由があったりするんでしょ?」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……話し方が丁寧なのって、良いなぁ、って」
卯月「話し方! 話し方が丁寧って、誠実そうだなぁって!」
武内P「……」
卯月「へあっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「卯月? 本当は、まだ理由があったりするんでしょ?」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……話し方が丁寧なのって、良いなぁ、って」
卯月「話し方! 話し方が丁寧って、誠実そうだなぁって!」
武内P「……」
306: 2018/07/25(水) 22:27:24.77 ID:Ggs7H59Ho
卯月「私達の方が年下なのに、丁寧な話し方されますよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……誠実さが、伝わってくるよね」
卯月「凛ちゃん! その口調が、ふとした瞬間砕けた口調になったら!?」
凛「……何それ? 凄く良いよ、それ」
卯月「誰に対しても、丁寧な口調で接する……」
卯月「だから! 丁寧な口調のプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……誠実さが、伝わってくるよね」
卯月「凛ちゃん! その口調が、ふとした瞬間砕けた口調になったら!?」
凛「……何それ? 凄く良いよ、それ」
卯月「誰に対しても、丁寧な口調で接する……」
卯月「だから! 丁寧な口調のプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
307: 2018/07/25(水) 22:32:40.31 ID:Ggs7H59Ho
未央「でもさ? 丁寧な口調なのって、仕事だからじゃん?」
卯月「ふぐっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「なんだか、まだまだ他にも理由がありそう。卯月、聞かせてよ」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……ちょっと不器用なのも、良いなぁ、って」
卯月「不器用! 少し不器用なのって、可愛いなぁって!」
武内P「……」
卯月「ふぐっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「なんだか、まだまだ他にも理由がありそう。卯月、聞かせてよ」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……ちょっと不器用なのも、良いなぁ、って」
卯月「不器用! 少し不器用なのって、可愛いなぁって!」
武内P「……」
308: 2018/07/25(水) 22:38:31.03 ID:Ggs7H59Ho
卯月「完璧すぎるより、そういう欠点がある方が良いですよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……とっつきにくさは、なくなるよね」
卯月「そういう欠点を私が補ってあげられたらって、思っちゃいますよね!?」
凛「……卯月は凄いね、今、そう思うようになったもん」
卯月「完璧じゃなく、ちょっと不器用……」
卯月「だから! ちょっと不器用なプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……とっつきにくさは、なくなるよね」
卯月「そういう欠点を私が補ってあげられたらって、思っちゃいますよね!?」
凛「……卯月は凄いね、今、そう思うようになったもん」
卯月「完璧じゃなく、ちょっと不器用……」
卯月「だから! ちょっと不器用なプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
309: 2018/07/25(水) 22:43:27.43 ID:Ggs7H59Ho
未央「でもさ? 誰にだって、欠点っていうのはあるものだよ?」
卯月「ひうっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「良い所ばかりじゃなく、悪い所にも目を向けるのは大切だよ、未央」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……見慣れたら顔も、凛々しいなぁ、って」
卯月「顔! 怖いんじゃなく、凛々しいなぁって!」
武内P「……」
卯月「ひうっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「良い所ばかりじゃなく、悪い所にも目を向けるのは大切だよ、未央」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……見慣れたら顔も、凛々しいなぁ、って」
卯月「顔! 怖いんじゃなく、凛々しいなぁって!」
武内P「……」
310: 2018/07/25(水) 22:49:39.58 ID:Ggs7H59Ho
卯月「凛々しいだけじゃなく、その、愛嬌もありますよね!? ねっ!?」
未央「あっ、わかる」
卯月「皆が怖いって言ってる時、わかってないなぁ~って、思っちゃいません!?」
凛「それは思わないかな。だって、相手が増えたら困るし」
卯月「怖くなんかない、凛々しくて、可愛い顔……」
卯月「だから! そんな顔をしたプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
未央「あっ、わかる」
卯月「皆が怖いって言ってる時、わかってないなぁ~って、思っちゃいません!?」
凛「それは思わないかな。だって、相手が増えたら困るし」
卯月「怖くなんかない、凛々しくて、可愛い顔……」
卯月「だから! そんな顔をしたプロデューサーさんも、タイプなんです!」
武内P「……」
311: 2018/07/25(水) 22:59:21.67 ID:Ggs7H59Ho
未央「でもさ? 見慣れたら、誰の顔だって良い所が見えてくるよ?」
卯月「はわっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「確かに、それはそうだね。それを言い出したら、まだまだありそう」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……性格が、好きだなぁ、って」
卯月「性格! 誠実で、不器用で、それで……とっても優しい性格が好きだなぁって!」
武内P「……」
卯月「はわっ!? そ、それは、そうなんですけど……」
凛「確かに、それはそうだね。それを言い出したら、まだまだありそう」
卯月「それは、えっとですね……まだ、あるんです、けど」
卯月「その……性格が、好きだなぁ、って」
卯月「性格! 誠実で、不器用で、それで……とっても優しい性格が好きだなぁって!」
武内P「……」
313: 2018/07/25(水) 23:07:21.47 ID:Ggs7H59Ho
卯月「やっぱり、性格って大事ですよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……って言うか、好きって言っちゃってるけど!?」
卯月「好きなタイプ! タイプ的に好きな性格な私のタイプな頑張ります!」
凛「卯月!? ねえ……私達、友達だよね?」
卯月「あわっ、わ、とにかく性格! 中身です! 頑張ります!」
卯月「だから! 頑張ります! 島村卯月、頑張ります!」
武内P「……」
未央「ま、まぁ……って言うか、好きって言っちゃってるけど!?」
卯月「好きなタイプ! タイプ的に好きな性格な私のタイプな頑張ります!」
凛「卯月!? ねえ……私達、友達だよね?」
卯月「あわっ、わ、とにかく性格! 中身です! 頑張ります!」
卯月「だから! 頑張ります! 島村卯月、頑張ります!」
武内P「……」
315: 2018/07/25(水) 23:14:05.96 ID:Ggs7H59Ho
卯月「もっ、もう良いですよね!? ねっ、ねっ!?」
未央「そっ、そうだね! もうやめようか、この話!」
凛「ちょっと待って、ハッキリさせておきたんだけど」
未央「でもさ!? 曖昧なままの方が良い事ってあるよ!?」
卯月「はいっ! そ、そうです、その通りです!」
凛「ねえ、今のを聞いて、どう思ったの?」
武内P「……」
未央・卯月・凛「……」
未央「そっ、そうだね! もうやめようか、この話!」
凛「ちょっと待って、ハッキリさせておきたんだけど」
未央「でもさ!? 曖昧なままの方が良い事ってあるよ!?」
卯月「はいっ! そ、そうです、その通りです!」
凛「ねえ、今のを聞いて、どう思ったの?」
武内P「……」
未央・卯月・凛「……」
316: 2018/07/25(水) 23:22:39.09 ID:Ggs7H59Ho
武内P「今の島村さんの話を聞いて……ですか」
凛「うん、そう」
卯月「りっ、凛ちゃん!?」
未央「しぶりん!?」
武内P「そう……ですね」
武内P「私は不器用ではないので、タイプとは少し違いますね」
未央・卯月・凛「えっ?」
武内P「えっ?」
凛「うん、そう」
卯月「りっ、凛ちゃん!?」
未央「しぶりん!?」
武内P「そう……ですね」
武内P「私は不器用ではないので、タイプとは少し違いますね」
未央・卯月・凛「えっ?」
武内P「えっ?」
318: 2018/07/25(水) 23:29:54.68 ID:Ggs7H59Ho
卯月「ぷっ、プロデューサーさんは……自分が、器用だと思ってるんですか?」
武内P「は、はい……自分では、そう、思っているのですが」
未央「思い違いも甚だしいよ!? そう思ってるのプロデューサーだけだよ!?」
武内P「えっ!? 待ってください! 皆さん、私が不器用だと!?」
凛「思ってるに決まってるでしょ!? ふざけないでよ!」
武内P「……!?」
未央・卯月・凛「……!」
武内P「……検討します」
未央・卯月・凛「はいっ!?」
武内P「は、はい……自分では、そう、思っているのですが」
未央「思い違いも甚だしいよ!? そう思ってるのプロデューサーだけだよ!?」
武内P「えっ!? 待ってください! 皆さん、私が不器用だと!?」
凛「思ってるに決まってるでしょ!? ふざけないでよ!」
武内P「……!?」
未央・卯月・凛「……!」
武内P「……検討します」
未央・卯月・凛「はいっ!?」
319: 2018/07/25(水) 23:37:55.63 ID:Ggs7H59Ho
未央「いやいや、待って!? 何をどう検討するの!?」
武内P「まずは、皆さんが私を不器用と思っているか、調査をしようと考えています」
卯月「その発想が既に不器用ですよ、プロデューサーさん!」
武内P「えっ? あの……そう、でしょうか?」
凛「ねえ! 調査って、聞き込みでもするつもり!?」
武内P「っ!? それは、誤解です!」
武内P「きちん……器用に、アンケート用紙を作成します!」
未央「そういう器用じゃないって!」
卯月「……でも、ちょっと必氏なプロデューサーさんって可愛いですよね?」
凛「うん、わかる」
武内P「まずは、皆さんが私を不器用と思っているか、調査をしようと考えています」
卯月「その発想が既に不器用ですよ、プロデューサーさん!」
武内P「えっ? あの……そう、でしょうか?」
凛「ねえ! 調査って、聞き込みでもするつもり!?」
武内P「っ!? それは、誤解です!」
武内P「きちん……器用に、アンケート用紙を作成します!」
未央「そういう器用じゃないって!」
卯月「……でも、ちょっと必氏なプロデューサーさんって可愛いですよね?」
凛「うん、わかる」
320: 2018/07/25(水) 23:52:03.40 ID:Ggs7H59Ho
卯月「たまに、こうやって可愛い一面を見せるのも良いですよね!? ねっ!?」
未央「ま、まぁ……微笑ましくは、あるよね」
卯月「普段しっかりしてる人の、こういう所を見ると……キュンキュンしますよね!?」
凛「うん、する……と言うか、してる」
武内P「確かに、私は島村さんの言うタイプに近いようです」
武内P「ですが……不器用だとは、思いません」
卯月「その……頑固な所も、魅力だなぁ、って」
未央「普通だったら、欠点に見えるのにね」
凛「……まあ、悪くないかな」
武内P「私は、器用なタイプです」
おわり
未央「ま、まぁ……微笑ましくは、あるよね」
卯月「普段しっかりしてる人の、こういう所を見ると……キュンキュンしますよね!?」
凛「うん、する……と言うか、してる」
武内P「確かに、私は島村さんの言うタイプに近いようです」
武内P「ですが……不器用だとは、思いません」
卯月「その……頑固な所も、魅力だなぁ、って」
未央「普通だったら、欠点に見えるのにね」
凛「……まあ、悪くないかな」
武内P「私は、器用なタイプです」
おわり
321: 2018/07/26(木) 00:28:41.28 ID:2vnvQ4Blo
お互い顔を真っ赤にしてるなこれは
引用元: 武内P「『次はお前だ』」
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