462: 2018/07/31(火) 17:05:37.50 ID:TYR5S/4+o

463: 2018/07/31(火) 17:08:18.71 ID:TYR5S/4+o
アーニャ「私は……ロシアのハーフ、ですね?」

武内P「ええ、そうですね」

アーニャ「プロデューサー、本当の事を言ってください」

武内P「……」


アーニャ「私のワキは、アー……くさい、ですか?」


武内P「……」

464: 2018/07/31(火) 17:10:01.09 ID:TYR5S/4+o
武内P「……すみません」

アーニャ「っ!?」ビクッ!

武内P「あっ、いえ! 誤解です!」

武内P「意識したことが無いので……」

武内P「わからないと、そう、言おうとしただけです」

アーニャ「……!」ホッ!

武内P「……」

465: 2018/07/31(火) 17:12:31.01 ID:TYR5S/4+o
アーニャ「……プロデューサー、お願いが、あります」

武内P「はい、何でしょうか」

アーニャ「他の誰にも……頼めない、です」

武内P「……」


アーニャ「私の……ワキのにおい、かいでみてください」


武内P「……」

武内P「……やはり、そうなりますか」

466: 2018/07/31(火) 17:14:52.55 ID:TYR5S/4+o
アーニャ「皆に聞いても、きっと、におわないと言ってくれます」

アーニャ「……でも」

武内P「それでは……信じられない、と?」

アーニャ「……ダー」

武内P「……」

アーニャ「皆、とっても優しい」


アーニャ「臭くても……臭いとは、言わないと思います」


武内P「……」

467: 2018/07/31(火) 17:20:15.76 ID:TYR5S/4+o
アーニャ「……プロデューサー」

アーニャ「パジャールスタ……どうか、お願いします」

アーニャ「アーニャのワキのにおい、かいでみてください」

アーニャ「……そして」


アーニャ「臭い時は! 臭いと、言ってください!」


武内P「……アナスタシアさん」

468: 2018/07/31(火) 17:23:22.93 ID:TYR5S/4+o
アーニャ「アーニャが、皆に、アー、迷惑をかけているかもしれない」

アーニャ「……そう考えると、とても、悲しい気持ちになります」

アーニャ「プラスチーチェ……ごめんなさい」

アーニャ「とても……ワガママを言っています」

アーニャ「でも……プロデューサーにしか、頼めない、です」

武内P「……」


武内P「……わかりました」

武内P「アナスタシアさんのワキのにおい……私が、確かめます」


アーニャ「……スパシーバ」

アーニャ「スパシーバ! プラヂューセル!」

469: 2018/07/31(火) 17:29:11.80 ID:TYR5S/4+o
  ・  ・  ・

ガチャッ

凛「失礼し――」


アーニャ「フフッ! 息が、くすぐったい、です!」

武内P「す、すみません」

アーニャ「……どう……ですか?」

武内P「……」クンクン

アーニャ「……///」

武内P「……そうですね」


武内P「なんの問題もないと、そう、思います」


凛「問題しか無いでしょ!? 何それ!?」


武内P・アーニャ「っ!?」

470: 2018/07/31(火) 17:34:40.12 ID:TYR5S/4+o
凛「ねえ!? なんでワキのにおいなんて嗅いでたの!?」


武内P「しっ、渋谷さん!? ご、誤解です!」

アーニャ「ダー! プロデューサーは、悪くない、です!」

アーニャ「私が、ワキのにおいをかいで欲しいと、お願いしました!」


凛「ねえ! その状況は何なの!?」


アーニャ「ワキのにおいが、気になるかと、思ったから、です!」


凛「はあっ!?」

凛「プロデューサー、アーニャのワキのにおいが気になったの!?」


武内P「もっと誤解です!」

471: 2018/07/31(火) 17:40:24.95 ID:TYR5S/4+o
アーニャ「リン! 落ち着いて、ください!」

凛「落ち着いてなんかられない!」

アーニャ「プロデューサー! 教えて、ください!」

アーニャ「アーニャのワキのにおいは、どうでしたか?」

アーニャ「良いにおい? それとも、悪いにおい?」


武内P「えっ!? ええ、と……ですね、はい」

武内P「……良い、匂いです」


アーニャ「……!」パアッ!

アーニャ「ハラショー! アーニャ、とっても、嬉しい!」ニコニコッ!


凛「納得出来ない! 何なの!?」

472: 2018/07/31(火) 17:46:59.73 ID:TYR5S/4+o
  ・  ・  ・

凛「……ふーん、そういう事だったんだ」

武内P「わかって、いただけましたか?」

アーニャ「アーニャのワキは、良い匂い、です♪」ニコニコッ!

凛「まあ、悩みが解決したみたいで良かったんじゃない?」

アーニャ「ダー♪」


アーニャ「プロデューサー、これからも……」


武内P「? はい?」


アーニャ「ワキのにおいの、バットヴィルジディエーニイ、アー……確認を」

アーニャ「……お願いしても、良いですか?」


武内P「えっ?」

凛「……」

474: 2018/07/31(火) 17:52:09.82 ID:TYR5S/4+o
アーニャ「今年の夏は、とても暑いですね?」

武内P「え、ええ、そうですね」

アーニャ「だから、プロデューサーに、確認して欲しいです」

武内P「いえ、ですが……しかし」

アーニャ「……ダメ、ですか?」オズオズ

武内P「……」


武内P「わかりました……タイミングが合えば」


アーニャ「! スパシーバ! ありがとう、ございます!」パアッ!


凛「待って」


武内P「? 渋谷さん……?」

477: 2018/07/31(火) 17:57:53.70 ID:TYR5S/4+o
凛「一回チェックしたなら、もう平気じゃない?」

アーニャ「ニェート。油断は、アー、禁物ですね?」

凛「……ねえ、プロデューサー」

武内P「は、はい」

凛「本当は、ワキのにおいなんて嗅ぎたくないでしょ?」

武内P「そ……それは……」

アーニャ「……」

武内P「……」


武内P「……いえ、そんな事はありません」

武内P「皆さんの、笑顔のためならば」

武内P「……私は、ワキのにおいを嗅ごうと、そう、思います」


アーニャ「プロデューサー……!」

凛「……ふーん」

478: 2018/07/31(火) 18:03:53.58 ID:TYR5S/4+o
アーニャ「フフッ! もう一回、確認してください♪」

武内P「えっ?」

アーニャ「アーニャのワキは、どうですか?」

武内P「あっ、はい……その……」クンクン

アーニャ「アー……///」

武内P「……良い、匂いです」

アーニャ「ンー、フー……フフッ!/// スパシーバ!///」テレテレ


凛「じゃあ、次は私も確認してよ」


武内P「……」

武内P「えっ?」

479: 2018/07/31(火) 18:10:51.73 ID:TYR5S/4+o
武内P「し、渋谷さん……?」

凛「笑顔のためなら、ワキのにおいだって嗅ぐんでしょ?」

武内P「いえ、その、ですが」

凛「何? まさか、出来ないって言うの?」

武内P「……それは」

凛「……」

武内P「……」


武内P「……わかり、ました」


凛「……ふーん」

凛「……!」グッ!

480: 2018/07/31(火) 18:16:32.09 ID:TYR5S/4+o
  ・  ・  ・

武内P「……それでは、失礼します」

凛「ちょっと……あんまりジロジロ見ないで」

武内P「す、すみません」

凛「は、早くして!……これ、結構恥ずかしいから……!///」

武内P「……」クンクン

凛「ど……どう……?///」

武内P「……そうですね」


武内P「なんの問題もないと、そう、思います」


凛「ふ……ふーん?///」


アーニャ「……」

481: 2018/07/31(火) 18:20:34.00 ID:TYR5S/4+o
凛「ほ、本当に……そう思ったの?///」

武内P「はい」

凛「えっ、と……その……///」

武内P「? どうか、されましたか?」

凛「……いっ、良い匂い……?」オズオズ


武内P「そう……ですね、はい」

武内P「……良い、匂いです」


凛「……!」パアッ!

凛「ふーん! ふぅ~ん? ふーん! 良い匂いなんだ!」ニコニコッ!


アーニャ「……」

482: 2018/07/31(火) 18:24:53.15 ID:TYR5S/4+o
凛「まあ、悪くないかな♪」ニコニコッ!

武内P「……」


アーニャ「プロデューサー……プロデューサー」

くいくいっ

武内P「? アナスタシアさん?」

アーニャ「アーニャのワキは?」

武内P「えっ?」

アーニャ「ダヴァイ、ダヴァイ」

武内P「……」クンクン

アーニャ「……」

武内P「……良い、匂いです」

アーニャ「フフッ♪ とても、嬉しい♪」ニコニコッ!


凛「……」

483: 2018/07/31(火) 18:29:06.47 ID:TYR5S/4+o
  ・  ・  ・

ガチャッ

ちひろ「おはようござ――」


凛「プロデューサー! 私のワキの方が、良い匂いでしょ!?」

アーニャ「ニェート! アーニャの方が、良い匂い、です!」

武内P「どちらも! どちらも良い匂いですから!」

凛「そんないい加減な答えが聞きたいんじゃない!」

アーニャ「プロデューサー! もっと、かいでください!」

武内P「ワキを押し付けないでください! お二人とも、お願いします!」


凛・アーニャ「プロデューサー!」


ちひろ「……」

484: 2018/07/31(火) 18:39:37.93 ID:TYR5S/4+o
凛「ねえ! どっちが良いか、選べないの!?」

アーニャ「プロデューサーは、アーニャのワキの方が、好きです!」

凛「そんな筈ない! 大体、本当は臭いんじゃないの!?」

アーニャ「ニェート! 臭いのは、リン、です!」

凛「臭くないってば! 良い匂い! 良い匂いだから!」

アーニャ「ニェート、シブヤリン! ダー、アポクリン!」

武内P「お、お二人とも! お二人とも、良い匂いですから!」

凛・アーニャ「……!」


凛・アーニャ「じゃあ、味は!?」


武内P「えっ!?」


ちひろ「においを嗅ぐのでもギリギリですし」

ちひろ「さすがにそれは、不味いと思いますよ」


武内P・凛・アーニャ「っ!?」

485: 2018/07/31(火) 18:45:56.70 ID:TYR5S/4+o
  ・  ・  ・

武内P「すみません……おかげで、助かりました」

ちひろ「本当、気をつけてください」

武内P「……面目ありません」

ちひろ「今度から、ハッキリ断ってくださいね?」

武内P「……頑張ります」

ちひろ「断ってくださいね?」

武内P「っ! はい、わかりした……!」

ちひろ「……全く」


ちひろ「脇が甘すぎます」



おわり

486: 2018/07/31(火) 19:48:30.79 ID:ViSUtwJwo
アポクリン草生える

487: 2018/07/31(火) 20:35:06.78 ID:0xSABMQs0
ちっひはセクハラとかされた事ないのかな?

武内pはセクハラとか絶対しなさそうだからなー
誘い受けするちひろさんください!

489: 2018/07/31(火) 21:32:13.67 ID:aagQ5OCw0
からかい上手の千川さん見たい
形成逆転して狼狽えるちひろさんもっと見たい

引用元: 武内P「『次はお前だ』」