784: 2018/08/10(金) 21:29:25.68 ID:V89wSbn6o

785: 2018/08/10(金) 21:32:06.19 ID:V89wSbn6o
未央「ふえっ!? なっ、何々!?」

藍子「起きたら、おっOいが! おっOいが!」

茜「う~ん……もう、着いたんですか?」

藍子「えっ!? なんで!? えっ!? えっ!?」

武内P「いえ……まだ、車内です」


藍子「おっOいが! 大きくなってる! なってるー!」


未央・茜「……」

武内P「……寝言の……ようです」

786: 2018/08/10(金) 21:35:59.49 ID:V89wSbn6o
藍子「えっ!? なんで!? どうして!?」

未央「えっ、と……今、まだ高速だよ、ね?」

藍子「大きい……大きい、おっきい! おっOい大きい!」

武内P「……はい、まだ渋滞を抜けていません」

藍子「うわ……うわうわうわうわうわ~!」

茜「凄く……嬉しそうですね」


藍子「夢じゃないよね!? やった……やったぁ!」


未央・茜「……」

武内P「……寝ていたと思ったら、突然……はい」

787: 2018/08/10(金) 21:40:55.85 ID:V89wSbn6o
藍子「凄い……凄い! えっ、でも何で!?」

未央「……私、何も聞かなかったことにするね」

藍子「えっ!? アナタは……ええっ!? アイドルの神様!?」

茜「……私も、何も聞きませんでしたよ! ボンバー」ボソボソ!

藍子「頑張る私に……プレゼント!? えっ、ええ~っ!?」

武内P「お二人とも……良い、判断です」


藍子「高森藍子の、愛が詰まった――Iカップ!?」


未央・茜「でかい!」

武内P「つ、ツッコミは! ツッコミは、どうか!」ヒソヒソ!

788: 2018/08/10(金) 21:47:02.20 ID:V89wSbn6o
藍子「でも、Iカップなんて……そんな……」

未央「……ご、ごめん、つい」ヒソヒソ

藍子「こんなに大きいと、足元が見えませんよ~!」ニヤニヤ

茜「……す、すみません! 私も言葉のタックルを!」ヒソヒソ!

藍子「これじゃあ、転んだ時に怪我をしちゃいそうです」

武内P「……いえ……今後、気をつけましょう」ヒソヒソ


藍子「おっOいがクッションになるから全然平気?」

藍子「知りませんでした! 大きいおっOいって、凄いんですね!」ニコッ


未央・茜「誤解!」

武内P「確かに! 確かにそういった部分もなきにしもあらずですから!」ヒソヒソ!

789: 2018/08/10(金) 21:52:54.57 ID:V89wSbn6o
藍子「でも、ありがとうございます! 神様!」ニコニコ

未央「……すっごい笑ってる」ヒソヒソ

藍子「これで、水着でも撮影も憂鬱にならずに済みます!」ニコニコ

茜「……藍子ちゃん……夢でも、良かったですね!」ヒソヒソ!

藍子「未央ちゃん、茜ちゃんと、もっともっと成長していきます!」ニコニコ

武内P「……良い、笑顔です」ヒソヒソ


藍子「えっ!? おっOいが一番大きい私が目立っちゃう!?」ニコニコ!

藍子「ふふっ! そんな事ありま……ふふっ! うふふふっ!」ニコニコ!


未央「なんか……胸が苦しくなってきた」ヒソヒソ

茜「奇遇ですね……実は、私もです!」ヒソヒソ!

武内P「……」

790: 2018/08/10(金) 22:00:28.10 ID:V89wSbn6o
藍子「こんな事が、実際に起こるだなんて! ふふっ!」ニコニコ!

未央「……起こってないよ、あーちゃん」ヒソヒソ

藍子「あぁ、アイドルをやってて良かった! うふふっ!」ニコニコ!

茜「……夢を追うのは大切ですよね! ダーッシュ!」ヒソヒソ!


藍子「未央ちゃん! 茜ちゃん! これからもよろしくね!」ニコニコ!


未央「……へへっ、私達も一緒にいい夢見ようか」ヒソヒソ

茜「そうですね! 皆で、ボンバーになりましょう!」ヒソヒソ!


藍子「も~っ! 私がIカップになったからって、かしこまらないで?」

藍子「大丈夫! 未央ちゃんも茜ちゃんも、まだ希望はあるから!」


未央・茜「……」

武内P「早く……早く、渋滞の解消を……!」ボソボソ!

791: 2018/08/10(金) 22:07:04.16 ID:V89wSbn6o
藍子「そんなっ!? 二人共、私と一緒じゃやっていけないって!?」

未央「……」

藍子「どうして!? えっ!? 私が、セクシーすぎるから!?」

茜「……」

藍子「待って! 待って、二人共! セクシーすぎてごめんね!」

武内P「……!」タスケテクダサイ!


藍子「こんな事になるなら! おっOいなんて……おっOいなんて!」


未央「頑張ってあーちゃん! 負けないで!」ヒソヒソ!

茜「藍子ちゃん、ファイトです! フレー! フレー!」ヒソヒソ!


藍子「えっ!? 私をセクシーギルティに!?」


未央「なんでやねん!」ヒソッ!

茜「スカウトされてますよ!?」ヒソッ!

武内P「……!」ダレカタスケテクダサイ!

792: 2018/08/10(金) 22:17:52.03 ID:V89wSbn6o
藍子「私に罪を……ギルティを背負って生きろと!?」

未央「あーちゃん! 誘惑に負けないで!」ヒソヒソ!

藍子「背負った分、前におっOいがあるからバランスが良い!?」

茜「ユニットの人数が、バランス悪くなりますよ!」ヒソヒソ!


藍子「ユッコちゃんと戦って、勝った方がセクシーギルティ!?」

藍子「えっ? 負けると、おっOいが小さくなる?」

藍子「そんな勝負! 出来るわけありません! ユッコちゃんはどうな――」


未央・茜「!」


藍子「――隙あり!」

藍子「ゆるふわ・おいろけビ――ムッ!」


未央・茜「卑怯!」

武内P「……もう……! もう、許してあげてください……!」ヒソヒソ!

793: 2018/08/10(金) 22:25:30.02 ID:V89wSbn6o
藍子「ごめんね、ユッコちゃん」

未央「……」

藍子「今度、一緒にカフェに行こうね」

茜「……」

藍子「勿論! うん……うん、セクシーすぎてごめんね」

武内P「……」


藍子「えっ!? 反則負け!? えっ!? えっ!?」

藍子「おっOい没収!? えっ!?」

藍子「そんなっ!? お願いします! お願いします!」


未央「……まあ、そうだよね?」ヒソヒソ

茜「ノーサイドには、ならなかったみたいですね!」ヒソヒソ!

武内P「……」

794: 2018/08/10(金) 22:31:16.99 ID:V89wSbn6o
藍子「待ってください! まっ、ま……あああ~っ!?」

未央「……すんごい絶望の表情してる」ヒソヒソ

藍子「おっOいが! おっOいが、しぼんで!」

茜「……こんな悲しそうな顔、初めて見ました!」ヒソヒソ!

藍子「こっそり練習してたのに! 悩殺スペシャルテク! 練習してたのに!」

武内P「……もう……不憫で、不憫で……!」ボソボソ!


藍子「待って、私のおっOい! 大きなおっOい! Iカップ!」

藍子「行かないで! あっ、あっ!」


藍子「おっぱ――いっ!」

ガバッ!

藍子「……」


未央・茜「……」

武内P「……」

795: 2018/08/10(金) 22:36:49.30 ID:V89wSbn6o
藍子「……っ! おっOい!」

ペタペタペタペタ!

藍子「そ、そんな……無くなって――」


武内P・未央・茜「……」


藍子「――あっ、ふ!?」

藍子「ふおっ、ほ、ほあっ!? ほあっ!?」


未央・茜「……」

未央「――う~ん……むにゃむにゃ」

茜「――夕日に向かって……すぅ……すぅ」


藍子「……」


武内P「……!?」

796: 2018/08/10(金) 22:42:46.62 ID:V89wSbn6o
藍子「あの」

武内P「……は、はい」

藍子「一つ、お聞きしたいんですけど」

武内P「っ!? な、何でしょうか……?」


藍子「富士山って、ここから遠いですか?」


武内P「……えっ?」

武内P「あっ、いえ、その……それ程遠くは無い、ですが」

武内P「あの……それが、何か?」


藍子「森ガールみたいって、言われますから♪」


武内P「待ってください!」

武内P「生きることを諦めないでください!」

797: 2018/08/10(金) 22:49:27.60 ID:V89wSbn6o
藍子「大丈夫です♪」

武内P「ほ、本当……ですか?」

藍子「はい! 今にも、口からふわっとしそうですけど♪」

武内P「そ、その……先程の件に関しましては、ですね」

武内P「絶対に、誰にも言わないと約束s」


藍子「」

…ふわっ


武内P「高森さ――んっ!?」


…ひゅぽんっ!

藍子「――あっ、すみません。うふふ、ごめんなさい♪」


武内P「……!?」

798: 2018/08/10(金) 22:56:28.55 ID:V89wSbn6o
藍子「あの」

武内P「……は、はい」

藍子「二人は、起きてました?」

武内P「そ、それは……」


未央「――はねてない! 髪が、外にはねてない!」


茜「結婚生活に、トラ――イッ!」


武内P「っ!?」

藍子「未央ちゃん……茜ちゃん……?」

799: 2018/08/10(金) 23:01:40.09 ID:V89wSbn6o
未央「……いやまあ、寝言じゃないんだけどさ」

茜「これから、一緒に頑張っていきましょう!」

藍子「……」

未央「あーちゃんが悩んでる、ってわかって良かったよ!」

茜「一緒だったら、どんな困難も乗り越えていけます!」

藍子「二人共……! ありg」


茜「子供ですか!? そうですね、1チーム作れる15人は欲しいです!」


未央・藍子「……」

未央・藍子「おや?」


茜「監督とコーチは、私とアナタです! ボンバー!」


武内P「寝たふりをしていたら、本当に寝てしまって……!?」

800: 2018/08/10(金) 23:11:56.24 ID:V89wSbn6o
  ・  ・  ・

茜「夜のスクラム、いきましょう!!」

茜「クラウチ! バインド!……セット!!」

茜「レディ……レディ……レディ……」


茜「ゴオオオォォォ――ッ!!」

ガバッ!

茜「……」


未央・藍子「……」

武内P「……」

801: 2018/08/10(金) 23:18:01.20 ID:V89wSbn6o
茜「……」

茜「っ!?」バッ!

未央・藍子「……///」フイッ!

茜「っ!!?」バッ!

武内P「……!」

茜「……」


茜「今のは違います! 違いますよ!?」

茜「ドゥイットじゃありません! ありません!!」


未央「う……うん、そだね///」

藍子「茜ちゃん……は、はげし///」

武内P「やめてあげてください! やめてあげてください!」

802: 2018/08/10(金) 23:27:26.70 ID:V89wSbn6o
未央「ふ、フルバックって……ねえ?///」

茜「ラグビーのポジション名の一つです!!」

藍子「だ、だ……ダイレクトタッチって///」

茜「それも、ラグビーの用語です!!」

未央・藍子「……そ、そっかぁ///」

茜「そうですよ!! そうですよね!?」

武内P「す、すみません……ラグビーは、よく……」


茜「……」


未央・藍子「……///」

武内P「……」

803: 2018/08/10(金) 23:34:12.26 ID:V89wSbn6o
  ・  ・  ・

藍子・茜「……」ジイイッ!

未央「あーちゃん、茜ちん! 無理だって!」

藍子・茜「……」ジイイッ!

未央「こんなに見られてたら、眠れないって!」

藍子・茜「……」ジイイッ!

未央「それに、もうすぐ着くよ!? ねっ!?」

藍子「まだ時間はありますし、ドライブはどうですか?♪」

茜「良いですね! 私達で、ドライビングモールを形成しましょう!!」


武内P「……わかりました」


未央「ちょっ!? プロデューサー!?」


武内P「本田さん……頑張ってください」


武内P「夢を見るためには、時には回り道も必要ですから」



おわり

804: 2018/08/11(土) 00:15:20.39 ID:re9yz3Lb0

ちゃんみお不憫・・・

806: 2018/08/11(土) 02:12:39.73 ID:gLmtGU0SO
そりゃ思春期やしな

引用元: 武内P「『次はお前だ』」