1: 2012/06/22(金) 22:04:40.61 ID:+QI0NeJS0
5: 2012/06/22(金) 22:08:55.21 ID:+QI0NeJS0
咲「……お姉ちゃん、私、あの……なんて言ったらいいのか……」
照「さ、咲……聞いてたの?」
咲「……うん」
照「ど、どこから?」
咲「あ、あの、お姉ちゃんが私の写真見ながらハイテンションになって」
咲「『咲ぃ愛してるぅ』って悶絶してるあたりから」
照「……oh」
ほい
9: 2012/06/22(金) 22:13:01.12 ID:+QI0NeJS0
咲「あの、お、お姉ちゃん?」
照「……う、う、うわあああ!」
咲「お、お姉ちゃん! しっかりして! わ、私何も見てないから!」
照「ああああ、あああ! いやああああ」
咲「お姉ちゃん!」
20: 2012/06/22(金) 22:29:39.44 ID:+QI0NeJS0
照「うううう……ああ……」
咲「お、お姉ちゃん……」
照「……もう、氏にたい」
咲「だ、大丈夫! 私、何も見てないよ! 本当に何も見てないから!」
照「で、でもさっき……」
咲「さ、さっきのはほら……夢。そう夢だよ! 今日そんな夢見ちゃっただけで」
照「ほ、本当?」パァァ
咲「う、うん。本当だよ。だから氏ぬなんて言わないで、お姉ちゃん」
照「さ、咲……」ポロ
咲「あ、お姉ちゃん何か落ちて……これ、私の、パンツ……」
照「……い、いや、これ、ちが」
はい
咲「お、お姉ちゃん……」
照「……もう、氏にたい」
咲「だ、大丈夫! 私、何も見てないよ! 本当に何も見てないから!」
照「で、でもさっき……」
咲「さ、さっきのはほら……夢。そう夢だよ! 今日そんな夢見ちゃっただけで」
照「ほ、本当?」パァァ
咲「う、うん。本当だよ。だから氏ぬなんて言わないで、お姉ちゃん」
照「さ、咲……」ポロ
咲「あ、お姉ちゃん何か落ちて……これ、私の、パンツ……」
照「……い、いや、これ、ちが」
はい
24: 2012/06/22(金) 22:36:49.96 ID:+QI0NeJS0
咲「……お、お姉ちゃん。これは、どういう……」
照「あ、あの、あの、えっと……き、昨日廊下に落ちてたから拾っておいた」
照「た、たぶん洗濯ものが途中で落ちたとかじゃ、ないでしょうか。はい」
咲「だ、だよね。そうだよね、私のパンツ拾っておいてくれただけだよね?」
咲「あ、あれ? でもこれ、私が昨日洗濯もの入れに入れておいたやつ……」
咲「今日まだ洗濯してない、よね……」
照「……」
照「あ、あの、あの、えっと……き、昨日廊下に落ちてたから拾っておいた」
照「た、たぶん洗濯ものが途中で落ちたとかじゃ、ないでしょうか。はい」
咲「だ、だよね。そうだよね、私のパンツ拾っておいてくれただけだよね?」
咲「あ、あれ? でもこれ、私が昨日洗濯もの入れに入れておいたやつ……」
咲「今日まだ洗濯してない、よね……」
照「……」
29: 2012/06/22(金) 22:42:24.66 ID:+QI0NeJS0
照「え、えっと……あの、その、うん。えっと……」
咲「き、きっと何か事情があるんだよね? 何かの事情で私のパンツがどうしても必要だっただけだよね?」
照「あ、ああそう! ちょっとした事情があって……あ、あはは」
咲「だ、だよね! ……わ、私のパンツが必要な事情って何、って聞いてもいい?」
照「そ、それは、えっと……」
咲「き、きっと何か事情があるんだよね? 何かの事情で私のパンツがどうしても必要だっただけだよね?」
照「あ、ああそう! ちょっとした事情があって……あ、あはは」
咲「だ、だよね! ……わ、私のパンツが必要な事情って何、って聞いてもいい?」
照「そ、それは、えっと……」
31: 2012/06/22(金) 22:46:02.61 ID:+QI0NeJS0
照「そ、その……ひ」
咲「ひ?」
照「……秘密」
咲「……」
照「……」
咲「そ、そうなんだ。そうだよね、姉妹の仲でも秘密の一つや二つあるよね」
咲「あ、ああそっか。で、でももう私のパンツは必要ないよね?」
咲「じゃ、じゃあ私はこれ洗濯してくるね。それじゃ」
照「待って!」
咲「……え?」
照「……い、いや。その、まだそのパンツ、必要だから。その」
照「そのまま置いていってほしい」
咲「……」
咲「ひ?」
照「……秘密」
咲「……」
照「……」
咲「そ、そうなんだ。そうだよね、姉妹の仲でも秘密の一つや二つあるよね」
咲「あ、ああそっか。で、でももう私のパンツは必要ないよね?」
咲「じゃ、じゃあ私はこれ洗濯してくるね。それじゃ」
照「待って!」
咲「……え?」
照「……い、いや。その、まだそのパンツ、必要だから。その」
照「そのまま置いていってほしい」
咲「……」
34: 2012/06/22(金) 22:49:24.22 ID:+QI0NeJS0
咲「い、いやでも……これ私のパンツだし……」
照「お、おいていってほしい!」ドゲザ
咲「あ、お姉ちゃんそんなことしないで……」
照「お願いします。今日一日でいいから貸してください」
咲「……で、でも」
照「私を……信じて」キリッ
咲「い、いや、そんなに顔を近づけられても……」
照「お、おいていってほしい!」ドゲザ
咲「あ、お姉ちゃんそんなことしないで……」
照「お願いします。今日一日でいいから貸してください」
咲「……で、でも」
照「私を……信じて」キリッ
咲「い、いや、そんなに顔を近づけられても……」
35: 2012/06/22(金) 22:53:05.64 ID:+QI0NeJS0
照「大丈夫。絶対に口に入れたりしない」
咲「ぱ、パンツって口に入れる場合があるの……?」
照「え? 入れないの?」
咲「……え?」
照「ま、まぁそこら辺はいい。とにかく今日一日でいいから、貸して」
咲「ううっ……わ、分かったよ……」
咲「きっとお姉ちゃんにも深い事情があるんだよね……?」
咲「お姉ちゃんがそこまで言うなら、私も少しは協力するよ……はい」
照「ありがとう」
咲「じゃ、じゃあ私は行くね。明日になったら、そのパンツ返してね」
照「大丈夫、約束は守る」
咲「……じゃ、じゃあ、私は一階で洗濯してるから」バタン
照「……」
咲「ぱ、パンツって口に入れる場合があるの……?」
照「え? 入れないの?」
咲「……え?」
照「ま、まぁそこら辺はいい。とにかく今日一日でいいから、貸して」
咲「ううっ……わ、分かったよ……」
咲「きっとお姉ちゃんにも深い事情があるんだよね……?」
咲「お姉ちゃんがそこまで言うなら、私も少しは協力するよ……はい」
照「ありがとう」
咲「じゃ、じゃあ私は行くね。明日になったら、そのパンツ返してね」
照「大丈夫、約束は守る」
咲「……じゃ、じゃあ、私は一階で洗濯してるから」バタン
照「……」
37: 2012/06/22(金) 22:55:54.10 ID:+QI0NeJS0
照「……はむっ」モグモグ
照「……咲の味……おいしい……」ハァハァ
咲「そうだお姉ちゃん。ついでにお姉ちゃんのも一緒に洗濯を……」
照「!?」モグモグ
咲「……お、おねえ、ちゃん?」
照「」モグモグ
照「……咲の味……おいしい……」ハァハァ
咲「そうだお姉ちゃん。ついでにお姉ちゃんのも一緒に洗濯を……」
照「!?」モグモグ
咲「……お、おねえ、ちゃん?」
照「」モグモグ
42: 2012/06/22(金) 22:59:09.05 ID:+QI0NeJS0
咲「な、何やってるの、お姉ちゃん……」
照「……は、歯を鍛えてる」モグモグ
咲「そ、そうなんだ……で、でもそれ私のパンツ、だよ?」
照「……な、何!? き、気がつかなかったー!」モグモグ
咲「あ、そうなんだ……でももう気がついたなら、口から出しても」
照「」モグモグ
咲「お、お姉ちゃん。もうやめ」
照「それは……できない」モグモグ
咲「なんで!?」
照「……は、歯を鍛えてる」モグモグ
咲「そ、そうなんだ……で、でもそれ私のパンツ、だよ?」
照「……な、何!? き、気がつかなかったー!」モグモグ
咲「あ、そうなんだ……でももう気がついたなら、口から出しても」
照「」モグモグ
咲「お、お姉ちゃん。もうやめ」
照「それは……できない」モグモグ
咲「なんで!?」
44: 2012/06/22(金) 23:06:04.68 ID:+QI0NeJS0
照「私は今、地球侵略を目論む悪の集団に決闘を申し込まれている」モグモグ
咲「け、決闘……?」
照「そしてその決闘方法は、パンツ食い競争」モグモグ
咲「ぱ、ぱん食い競争じゃなくて?」
照「違う、パンツ食い競争」モグモグ
照「パンツを口の中に入れて、どちらが先にパンツをより凄惨な状況にできるかを競う競争」モグモグ
咲「な、何その嫌な競争!?」
照「私は地球侵略を阻むため、これの練習をしている……だから咲にも協力してほしい」モグモグ
咲「へ、へぇ……お姉ちゃんも大変なんだね……」
照「そう、全く大変……」モグモグ
咲「……嘘だよね」
照「……うん」モグモグ
咲「け、決闘……?」
照「そしてその決闘方法は、パンツ食い競争」モグモグ
咲「ぱ、ぱん食い競争じゃなくて?」
照「違う、パンツ食い競争」モグモグ
照「パンツを口の中に入れて、どちらが先にパンツをより凄惨な状況にできるかを競う競争」モグモグ
咲「な、何その嫌な競争!?」
照「私は地球侵略を阻むため、これの練習をしている……だから咲にも協力してほしい」モグモグ
咲「へ、へぇ……お姉ちゃんも大変なんだね……」
照「そう、全く大変……」モグモグ
咲「……嘘だよね」
照「……うん」モグモグ
48: 2012/06/22(金) 23:09:11.81 ID:+QI0NeJS0
咲「じゃあ、返してもらうね」
照「あ……」
咲「……確かに凄惨な状況なってるよ、お姉ちゃん」
照「……えへへ」
咲「褒めてないからね」
照「……ごめんなさい」
咲「じゃあ、私は洗濯もの行ってくるね」
照「わ、私も」
咲「いい、お姉ちゃんはここに座ってて」
照「……はい」
照「あ……」
咲「……確かに凄惨な状況なってるよ、お姉ちゃん」
照「……えへへ」
咲「褒めてないからね」
照「……ごめんなさい」
咲「じゃあ、私は洗濯もの行ってくるね」
照「わ、私も」
咲「いい、お姉ちゃんはここに座ってて」
照「……はい」
51: 2012/06/22(金) 23:12:24.28 ID:+QI0NeJS0
咲「……お姉ちゃん、なんでこんなことするんだろう」
咲「パンツ、お姉ちゃんの唾液でぐちょぐちょでボロボロ……」
咲「仕方ない。まだ穿けるか分からないけど、一応洗ってみよう。これお気に入りだし……」
照「」チラッ
咲「……」
咲「パンツ、お姉ちゃんの唾液でぐちょぐちょでボロボロ……」
咲「仕方ない。まだ穿けるか分からないけど、一応洗ってみよう。これお気に入りだし……」
照「」チラッ
咲「……」
54: 2012/06/22(金) 23:14:46.37 ID:+QI0NeJS0
咲「……洗剤を入れて」ウィーン
照「」チラッ
咲「……」
照「」チラッチラッ
咲「……何? お姉ちゃん」
照「……怒ってる?」チラリ
咲「もちろんだよ」
照「……」ショボーン
照「」チラッ
咲「……」
照「」チラッチラッ
咲「……何? お姉ちゃん」
照「……怒ってる?」チラリ
咲「もちろんだよ」
照「……」ショボーン
57: 2012/06/22(金) 23:18:29.67 ID:+QI0NeJS0
照「」チラ
咲「もう、お姉ちゃんがいたらなんだか落ち着かないから向こう行ってて」
照「……分かった」
咲「……全くもう」
照「……三途の川の向こう側に行ってくる」
咲「お、お姉ちゃん!?」
咲「もう、お姉ちゃんがいたらなんだか落ち着かないから向こう行ってて」
照「……分かった」
咲「……全くもう」
照「……三途の川の向こう側に行ってくる」
咲「お、お姉ちゃん!?」
63: 2012/06/22(金) 23:23:37.05 ID:+QI0NeJS0
照「咲に怒られた……咲に嫌われた……氏ぬしかない……」
咲「お、お姉ちゃん待って!」
照「そうだ、確か咲のパンツがまだあったはず……あれをのどに詰まらせて氏のう」
咲「お姉ちゃん、色々な意味で待って!」
咲「お、お姉ちゃん待って!」
照「そうだ、確か咲のパンツがまだあったはず……あれをのどに詰まらせて氏のう」
咲「お姉ちゃん、色々な意味で待って!」
70: 2012/06/22(金) 23:27:38.35 ID:+QI0NeJS0
照「あ、咲……何?」
咲「あ、あのさ、お姉ちゃん。私もう怒ってないから」
照「……え? 本当?」
咲「う、うん。だから、氏ぬなんて言わないで」
照「……分かった。氏なない」
咲「うん。それと私のパンツ返」
照「それはだめ」
咲「して……」
照「……だめ、絶対」
咲「……」
咲「あ、あのさ、お姉ちゃん。私もう怒ってないから」
照「……え? 本当?」
咲「う、うん。だから、氏ぬなんて言わないで」
照「……分かった。氏なない」
咲「うん。それと私のパンツ返」
照「それはだめ」
咲「して……」
照「……だめ、絶対」
咲「……」
72: 2012/06/22(金) 23:29:04.65 ID:+QI0NeJS0
ごめん、俺明日早くから用事あるんで
中途半端だけどここら辺でやめてもいいだろうか
中途半端だけどここら辺でやめてもいいだろうか
79: 2012/06/22(金) 23:34:39.43 ID:+QI0NeJS0
分かった全力で終わらせて寝る
咲「で、でもさ、おねえ」
照「」ダッ!
咲「お姉ちゃん! なんで無言で逃げるの!?」
咲「ま、待ってお姉ちゃん! あっ」ビターン
咲「痛い……あ、膝の皮が剥けて」
照「はい」サッ
咲「あ、救急箱。ありがとうお姉ちゃん……それでね私のぱ」
照「」ダッ!
咲「お姉ちゃん!」
咲「で、でもさ、おねえ」
照「」ダッ!
咲「お姉ちゃん! なんで無言で逃げるの!?」
咲「ま、待ってお姉ちゃん! あっ」ビターン
咲「痛い……あ、膝の皮が剥けて」
照「はい」サッ
咲「あ、救急箱。ありがとうお姉ちゃん……それでね私のぱ」
照「」ダッ!
咲「お姉ちゃん!」
81: 2012/06/22(金) 23:37:09.99 ID:+QI0NeJS0
咲「ま、待ってお姉ちゃん……」
照「何?」
咲「あ、お姉ちゃん……私のパンツ返して?」
照「パンツ? ナンノコトダカサッパリダナー」
咲「お姉ちゃん……嘘ついてるのがばればれだよ……」
照「嘘なんかついてない」
咲「で、でもさっき……」
照「そこまで言うなら、私の部屋を調べてみればいい」
咲「……分かった。調べさせて」
照「何?」
咲「あ、お姉ちゃん……私のパンツ返して?」
照「パンツ? ナンノコトダカサッパリダナー」
咲「お姉ちゃん……嘘ついてるのがばればれだよ……」
照「嘘なんかついてない」
咲「で、でもさっき……」
照「そこまで言うなら、私の部屋を調べてみればいい」
咲「……分かった。調べさせて」
84: 2012/06/22(金) 23:39:12.74 ID:+QI0NeJS0
照「さぁ、どうぞ」
咲「お邪魔します……えっと、まずはベッドのあたりから」
咲「……うーん、ここにはない。……ここにもないか。うんベッドにはとりあえずないみたいだね」
照「……咲」
咲「何? お姉ちゃん」
照「……何でもない」
咲「?」
照(一瞬押し倒したいという願望に駆られた……)
咲「???」
咲「お邪魔します……えっと、まずはベッドのあたりから」
咲「……うーん、ここにはない。……ここにもないか。うんベッドにはとりあえずないみたいだね」
照「……咲」
咲「何? お姉ちゃん」
照「……何でもない」
咲「?」
照(一瞬押し倒したいという願望に駆られた……)
咲「???」
86: 2012/06/22(金) 23:42:19.43 ID:+QI0NeJS0
咲「じゃあ次は机のあたりを……」
照「どうしたの?」
咲「あ、あのこれ……」
照「ああ、咲のアルバム。……姉として妹の成長を見守るのは義務」
咲「そ、そっかー……こ、これもアルバム?」
照「そう、アルバム」
咲「こ、これも?」
照「アルバム」
咲「これは?」
照「それは写真集」
咲(それらはどこがどう違うのか本格的に問いただしたいけど、ちょっと怖い気もする)
照「あんまりいじらないでね」
咲「うん……分かったよ」
照「どうしたの?」
咲「あ、あのこれ……」
照「ああ、咲のアルバム。……姉として妹の成長を見守るのは義務」
咲「そ、そっかー……こ、これもアルバム?」
照「そう、アルバム」
咲「こ、これも?」
照「アルバム」
咲「これは?」
照「それは写真集」
咲(それらはどこがどう違うのか本格的に問いただしたいけど、ちょっと怖い気もする)
照「あんまりいじらないでね」
咲「うん……分かったよ」
88: 2012/06/22(金) 23:43:55.84 ID:+QI0NeJS0
咲「ふ、ふぅ……とりあえず机にも私のパンツはなかったね」
咲(教科書を置くはずの本棚は私のアルバムばかりだったけど……)
照「じゃあ、もういい?」
咲「まだ。えっと、次は……そこのクローゼット、いいかな?」
照「いいよ」
咲(教科書を置くはずの本棚は私のアルバムばかりだったけど……)
照「じゃあ、もういい?」
咲「まだ。えっと、次は……そこのクローゼット、いいかな?」
照「いいよ」
90: 2012/06/22(金) 23:46:46.31 ID:+QI0NeJS0
咲「わぁ、これ懐かしい。小さいころ私が着てた服だ……」
照「懐かしいよね。なんだか捨てられなくって」
咲「そっか、お姉ちゃん取っておいてくれたんだ……あ、これも」
照「それは咲が五歳の時のやつ」
咲「うわぁ、まだ小さい。これは?」
照「咲が五歳と三カ月の時に買ったやつ」
咲「そ、そうなんだ。詳しく覚えているんだね」
照「姉の務め」
咲「こ、これは?」
照「五歳と十一カ月の時買ったやつ」
咲「そ、そうなんだ……お姉ちゃんのはないの?」
照「そこのは咲のだけ、私のは他にある」
咲「そ、そうなんだ……」
咲(早くここから出たくなってきたよ……)
照「懐かしいよね。なんだか捨てられなくって」
咲「そっか、お姉ちゃん取っておいてくれたんだ……あ、これも」
照「それは咲が五歳の時のやつ」
咲「うわぁ、まだ小さい。これは?」
照「咲が五歳と三カ月の時に買ったやつ」
咲「そ、そうなんだ。詳しく覚えているんだね」
照「姉の務め」
咲「こ、これは?」
照「五歳と十一カ月の時買ったやつ」
咲「そ、そうなんだ……お姉ちゃんのはないの?」
照「そこのは咲のだけ、私のは他にある」
咲「そ、そうなんだ……」
咲(早くここから出たくなってきたよ……)
95: 2012/06/22(金) 23:48:34.12 ID:+QI0NeJS0
咲(で、でも私のパンツを見つけるまでは出れない……)
咲「じゃ、じゃあ次は……そこの棚には何が入ってるの?」
照「ああ、これは音楽プレイヤーとか、DVDとかの棚」
咲「へぇ……少し見てみるね」
照「あんまりいじって壊さないでね?」
咲「そんなことしないよ」
咲「じゃ、じゃあ次は……そこの棚には何が入ってるの?」
照「ああ、これは音楽プレイヤーとか、DVDとかの棚」
咲「へぇ……少し見てみるね」
照「あんまりいじって壊さないでね?」
咲「そんなことしないよ」
97: 2012/06/22(金) 23:53:36.15 ID:+QI0NeJS0
咲「えっと……普通のCDばかりだね」
照「それは、まぁ普通のばかり」
咲「でも以外、お姉ちゃんが音楽聴くなんて」
照「私だって音楽くらい聞く……まぁ音楽ばかりでもないけど」
咲「え? 音楽以外にどんなものがあるの?」
照「……え、えっと、あの、海の波の音とかでリラックス効果があるやつ」
咲「ああ、脳波がどうとかっていうやつ?」
照「そ、そう」
咲「そっかー。私もちょっと聞いてみたいなぁ」
照「そう、じゃ、少し聞いてみる?」
咲「いいの? ありがとう。じゃあ、音楽プレイヤー借りるね」
照「それは、まぁ普通のばかり」
咲「でも以外、お姉ちゃんが音楽聴くなんて」
照「私だって音楽くらい聞く……まぁ音楽ばかりでもないけど」
咲「え? 音楽以外にどんなものがあるの?」
照「……え、えっと、あの、海の波の音とかでリラックス効果があるやつ」
咲「ああ、脳波がどうとかっていうやつ?」
照「そ、そう」
咲「そっかー。私もちょっと聞いてみたいなぁ」
照「そう、じゃ、少し聞いてみる?」
咲「いいの? ありがとう。じゃあ、音楽プレイヤー借りるね」
101: 2012/06/22(金) 23:57:20.04 ID:+QI0NeJS0
咲「えっと……じゃあこれにしよう」ピッ
『ざざーん。ざざーん……』
咲「あ、本当だ……癒されるかも」
『ざざーん。ざざーん「……ちゃーん」ざざーん』
咲「? 何かノイズみたいなのが……」
『ざざーん「……えちゃーん」ざざーん「おねえちゃーん」ざざーん』
咲「……」
『ざざーん「待ってーおねえちゃーん」ざざーん「おねえちゃーん」ざざーん』
咲「…………」
『「おねえちゃん、大好き」ざざーん「ね、ねえ、ちゅう、しよ?」ざざーん』
咲「」ブチッ!
咲「」バンッ!
照「な、何するの咲!?」
『ざざーん。ざざーん……』
咲「あ、本当だ……癒されるかも」
『ざざーん。ざざーん「……ちゃーん」ざざーん』
咲「? 何かノイズみたいなのが……」
『ざざーん「……えちゃーん」ざざーん「おねえちゃーん」ざざーん』
咲「……」
『ざざーん「待ってーおねえちゃーん」ざざーん「おねえちゃーん」ざざーん』
咲「…………」
『「おねえちゃん、大好き」ざざーん「ね、ねえ、ちゅう、しよ?」ざざーん』
咲「」ブチッ!
咲「」バンッ!
照「な、何するの咲!?」
106: 2012/06/23(土) 00:00:20.06 ID:GNrgOKju0
咲「はぁ……はぁ……ご、ごめんね。ちょっと気分悪くなっちゃって……」
咲「わ、私にはそれ、合わなかったみたい……」
照「……そう、それは残念」
照「でも、叩きつけたりしないで? これには大事なものも入っているから」
咲「そ、そう……分かったよ。ごめんねお姉ちゃん」
照「うん、分かってくれたらいいんだよ」
咲(あれ絶対私の声の合成だったよ……)
照(……壊れてないかな?)
咲「わ、私にはそれ、合わなかったみたい……」
照「……そう、それは残念」
照「でも、叩きつけたりしないで? これには大事なものも入っているから」
咲「そ、そう……分かったよ。ごめんねお姉ちゃん」
照「うん、分かってくれたらいいんだよ」
咲(あれ絶対私の声の合成だったよ……)
照(……壊れてないかな?)
107: 2012/06/23(土) 00:04:05.81 ID:GNrgOKju0
咲「え、えっと……やっぱりここには私のパンツなかったみたいだね」
咲「私は自分の部屋に戻るよ。ご、ごめんね、疑ったりして」
照「いや、いい」
咲「あ、ありがとうお姉ちゃん。じゃあ、私はこれで」
照「うん」
咲「……あ、あのお姉ちゃん。一ついい?」
照「何?」
咲「……今お姉ちゃんが動いたから気がついたけど」
咲「お姉ちゃんが立っていた後ろに、もうひとつクローゼットがあるね」
咲「最後にそこ、調べてもいい?」
照「」
咲「私は自分の部屋に戻るよ。ご、ごめんね、疑ったりして」
照「いや、いい」
咲「あ、ありがとうお姉ちゃん。じゃあ、私はこれで」
照「うん」
咲「……あ、あのお姉ちゃん。一ついい?」
照「何?」
咲「……今お姉ちゃんが動いたから気がついたけど」
咲「お姉ちゃんが立っていた後ろに、もうひとつクローゼットがあるね」
咲「最後にそこ、調べてもいい?」
照「」
113: 2012/06/23(土) 00:08:58.73 ID:GNrgOKju0
咲「お姉ちゃん、そこ」
照「だめどす」
咲「な、なんで京都弁……」
照「とにかくだめ」
咲「……分かった。諦めるね、それじゃ」
照「うん、それじゃ」
咲「隙あり! ごめんお姉ちゃん!」
照「あ」
咲「」ガチャ!
咲「」ドドドドッ←大量の咲パンツがあふれ出てきた音
咲「……」
照「……そ、その、これは」
照「だめどす」
咲「な、なんで京都弁……」
照「とにかくだめ」
咲「……分かった。諦めるね、それじゃ」
照「うん、それじゃ」
咲「隙あり! ごめんお姉ちゃん!」
照「あ」
咲「」ガチャ!
咲「」ドドドドッ←大量の咲パンツがあふれ出てきた音
咲「……」
照「……そ、その、これは」
114: 2012/06/23(土) 00:09:35.06 ID:GNrgOKju0
咲「ねえ、お姉ちゃん」
照「は、はい」
咲「……これからは私の部屋にも洗濯機にも一切近づかないでね?」
照「え、でもそれは」
咲「ね?」
照「……はい」
照「は、はい」
咲「……これからは私の部屋にも洗濯機にも一切近づかないでね?」
照「え、でもそれは」
咲「ね?」
照「……はい」
117: 2012/06/23(土) 00:11:33.91 ID:GNrgOKju0
咲「あ、これ一年くらい前になくしたと思ってたやつだ……」
咲「これは一か月前の……」
咲「全くもう……お姉ちゃんったら全くもう……」
同時刻 照の部屋
照「ううっ……咲に怒られた。もう氏にたい……」
照「……ううっ」
照「……咲のパンツ抱いて寝よう」
照「……ううっ」モグモグ
終わり
咲「これは一か月前の……」
咲「全くもう……お姉ちゃんったら全くもう……」
同時刻 照の部屋
照「ううっ……咲に怒られた。もう氏にたい……」
照「……ううっ」
照「……咲のパンツ抱いて寝よう」
照「……ううっ」モグモグ
終わり
118: 2012/06/23(土) 00:11:56.93 ID:GPmjVLwk0
咲は一体何着のパンツを買ってたんだ
119: 2012/06/23(土) 00:12:55.85 ID:TBvK8Hcp0
まだ持ってたwwww
乙どす
乙どす
123: 2012/06/23(土) 00:14:43.00 ID:GNrgOKju0
菫淡の照どすも今度書くつもりだけど
もしかしたら、この咲と照が同じ家にいる場合もまた書くかもしれん。
そのときはまた呼んでくれると嬉しいどす。
最後までお付き合いくださりありがとうございました
おやすみなさい
もしかしたら、この咲と照が同じ家にいる場合もまた書くかもしれん。
そのときはまた呼んでくれると嬉しいどす。
最後までお付き合いくださりありがとうございました
おやすみなさい
引用元: 照「私には妹なんていません」
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