女の子「怖いんです。変な人に付きまとわれたり、部屋が荒らされたり」男「そっかー」 : SSまにあっくす！

この人変なんです！

わかりみ

女の子「誰かが見張ってるの！話した内容とか誰かが囁くの！本当に！」

男「でも、証拠とかあるの？」

女の子「ほら！この写真！私を執拗に付け回した車！」

男「確かにこの写真には車が写ってる。でも君を付け回した証拠にはならない」

女の子「なんで？！なんで信じてくれないの！！」

男「とりあえず今日はゆっくり休もう」

女の子「まってよ！まだ話は終わってない！もうあなただけが頼りなの！」

男「………わかった。でも僕も今日は疲れたよ。明日聞くから…ね？」

女の子「っ……うん」

帰宅後

女の子「こわい…こわい…こわい…私の部屋なのに」

？？？「クスクスクス」

女の子「……？」

？？？「アハハッ！統合失調症だって！きっもーい！」

女の子「ひいっ！！誰？！」

………シーン

女の子「……」ガクブルガクブル

そこで俺の登場ってわけだ

俺もいるぞ

翌日

女の子「夜中、変声機で変えた男の声が聞こえたの……」

男「…」

女の子「私を統合失調症だって嘲笑ってた」

男「そんなことないよ」

女の子「昨日私のこと統合失調症だって言ったでしょ……私達の会話も盗聴されてる」

男「……今日部屋行こうか？」

女の子「いい…散らかってるし…仕掛けられてる盗聴器とかスピーカーとか探さなきゃ」

男「そっか……じゃあ今日は車で送るよ」

女の子「でも」

男「いいんだよ、俺もそっちだから」

女の子「うんわかったお願い……こわいし……送って」

男「お安い御用だよ」

男「スポーツドリンク、少し飲んじゃったけど、いる？」

女の子「ふふ……間接キッスじゃん……」

男「憔悴してたのに」

女の子「冗談くらい言える……し、飲むね」ゴク…ゴク…

男「………」

女の子「はぁ……なんか……少し楽になった気がする……なんでだろ」

男「どう？」

女の子「たらのすぽーつどりんくらよ……あれわたし……」

男「……」

女の子「？？……なんか男くんとはなしてたらよくなったわ……あれ……？」

男「さあついたよ」

女の子「話聞いてくれてありがとう男くん☆楽になったよ☆」

男「ぼくはなにもやってないんだけど……」

女の子「ふふ……そんなことないよ！」

男「なんか感情のアップダウン激しくない？」

女の子「それは俺くんが好きだからー☆」

男「ええ……大丈夫か？まあいいわ、俺は帰るよ」

男「さて……俺も帰るか」

男「ていっても最近の住処は女の子の隣の部屋なんだけどね」

男「気分が沈んだら今度は必氏になって盗聴器とかスピーカーさがすのかなあ？」

男「はぁ～それにしても女の子はかわいいなあ」

男「本当に壊れていく女の子はかわいいなあ」

おわり