46: 2018/09/06(木) 23:06:34 ID:INgYF8.Y
47: 2018/09/06(木) 23:09:17 ID:INgYF8.Y
アーニャ「マラジェッツ! フミカ、アリス!」
アーニャ「ハラショー! 素晴らしい、歌声でしたね!」
文香「あ……ありがとう、ございます」
ありす「……あ、ありがとうございます」
アーニャ「マラジェッツ!」
文香・ありす「……」
アーニャ「ハラショー! 素晴らしい、歌声でしたね!」
文香「あ……ありがとう、ございます」
ありす「……あ、ありがとうございます」
アーニャ「マラジェッツ!」
文香・ありす「……」
48: 2018/09/06(木) 23:13:57 ID:INgYF8.Y
・ ・ ・
美波「――アーニャちゃんが、そう言ったの?」
文香「……はい」
ありす「私達がレッスンで歌ったのを聞いて……言ったんです」
文香「美波さん……あの、意味を……教えてもらえますか?」
ありす「褒めてくれてる、っていうのはわかったんですけど……」
美波「……なるほどね」
美波「アーニャちゃんがニコニコしてて、何となく聞き返せなかった?」
文香・ありす「……はい」
美波「――アーニャちゃんが、そう言ったの?」
文香「……はい」
ありす「私達がレッスンで歌ったのを聞いて……言ったんです」
文香「美波さん……あの、意味を……教えてもらえますか?」
ありす「褒めてくれてる、っていうのはわかったんですけど……」
美波「……なるほどね」
美波「アーニャちゃんがニコニコしてて、何となく聞き返せなかった?」
文香・ありす「……はい」
49: 2018/09/06(木) 23:17:46 ID:INgYF8.Y
美波「ふふっ! でも、その気持はちょっとわかるわ!」
文香「美波さんも、そういう時が……?」
美波「だって、アーニャちゃんの笑顔を見てたら、ね」
美波「言葉なんて通じて無くても、それでも良いかなって」
ありす「美波さんでも、わからない事があるんですね」
美波「勿論よ! でも、せっかくだったらきちんとわかってあげたいじゃない?」
美波「だから、今は色々と勉強中♪」
文香・ありす「美波さん……!」
文香「美波さんも、そういう時が……?」
美波「だって、アーニャちゃんの笑顔を見てたら、ね」
美波「言葉なんて通じて無くても、それでも良いかなって」
ありす「美波さんでも、わからない事があるんですね」
美波「勿論よ! でも、せっかくだったらきちんとわかってあげたいじゃない?」
美波「だから、今は色々と勉強中♪」
文香・ありす「美波さん……!」
50: 2018/09/06(木) 23:23:11 ID:INgYF8.Y
美波「それで、マラジェッツの意味なんだけど――」
ありす「あっ! すみません! 少しだけ待って貰えますか?」
文香「ありすちゃん……?」
美波「? どうかしたの?」
ありす「更衣室に、タブレットを忘れちゃってたみたいで……」
ありす「すぐ、取ってきます!」
タッタッタッタッ!
美波「あっ! 走ると危ないから、焦らなくて大丈夫よ!」
美波「……ふふっ、ああして見ると、ありすちゃんも小さな女の子ね♪」
文香「はい……とても、可愛らしいです」
ありす「あっ! すみません! 少しだけ待って貰えますか?」
文香「ありすちゃん……?」
美波「? どうかしたの?」
ありす「更衣室に、タブレットを忘れちゃってたみたいで……」
ありす「すぐ、取ってきます!」
タッタッタッタッ!
美波「あっ! 走ると危ないから、焦らなくて大丈夫よ!」
美波「……ふふっ、ああして見ると、ありすちゃんも小さな女の子ね♪」
文香「はい……とても、可愛らしいです」
51: 2018/09/06(木) 23:27:23 ID:INgYF8.Y
美波「う~ん、それじゃあ――」
美波「待ってる間に、文香さんにだけ教えちゃおうかしら」
文香「えっ?」
美波「それで、文香さんがありすちゃんに教えてあげて――」
美波「――ありすちゃんが、私に教える」
美波「どう? ちょっとした伝言ゲームみたいで、面白そうじゃない?」
文香「どう、なのでしょうか……よく、わかりません」
美波「文香さん、そんなに緊張しないで?」
美波「ちょっとした遊びだと思って気楽に……ね?」ニコッ!
文香「……わかりました」
美波「待ってる間に、文香さんにだけ教えちゃおうかしら」
文香「えっ?」
美波「それで、文香さんがありすちゃんに教えてあげて――」
美波「――ありすちゃんが、私に教える」
美波「どう? ちょっとした伝言ゲームみたいで、面白そうじゃない?」
文香「どう、なのでしょうか……よく、わかりません」
美波「文香さん、そんなに緊張しないで?」
美波「ちょっとした遊びだと思って気楽に……ね?」ニコッ!
文香「……わかりました」
52: 2018/09/06(木) 23:35:23 ID:INgYF8.Y
美波「それじゃあ、文香さん……目を閉じて」
文香「えっ?」
美波「ん?」
文香「は……はい、わかりました」
美波「それじゃあ、想像して……」
美波「マラジェット――おちんOんジェットが」
美波「何本も、何本も……青空を飛んでる光景を」
文香「……」
文香「…………」
文香「出来ません……! すみません、出来ません……!」
文香「えっ?」
美波「ん?」
文香「は……はい、わかりました」
美波「それじゃあ、想像して……」
美波「マラジェット――おちんOんジェットが」
美波「何本も、何本も……青空を飛んでる光景を」
文香「……」
文香「…………」
文香「出来ません……! すみません、出来ません……!」
53: 2018/09/06(木) 23:40:11 ID:INgYF8.Y
美波「えっ!? ど、どうしたの文香さん!?」
文香「ファンタジーな世界すぎて、私には……!」
美波「そんな事ないわ、文香さん!」
美波「文香さんなら、きっと出来る! 自信を持って!」
文香「その一歩は、踏み出せそうに……ありません……!」
美波「……そうよね、ごめんなさい」
美波「まずは、一本から想像してみましょ♪」ニコッ!
文香「……い、いえ……あの……!」
文香「ほっ、ほ、本数の問題では、ありません……!」
文香「ファンタジーな世界すぎて、私には……!」
美波「そんな事ないわ、文香さん!」
美波「文香さんなら、きっと出来る! 自信を持って!」
文香「その一歩は、踏み出せそうに……ありません……!」
美波「……そうよね、ごめんなさい」
美波「まずは、一本から想像してみましょ♪」ニコッ!
文香「……い、いえ……あの……!」
文香「ほっ、ほ、本数の問題では、ありません……!」
54: 2018/09/06(木) 23:45:19 ID:INgYF8.Y
美波「本数の問題じゃない……?」
文香「そもそも……有り得ない、光景ですし……」
美波「……確かに、文香さんの言う通りだわ」
美波「――でもね、文香さん」
美波「そんな……有り得ない光景を実現させた……」
美波「努力に努力を重ねて……不可能を可能にした」
美波「そんな男の人達が居たら……どう思う?」
文香「……」
文香「……えっ?……えっ……!?」
文香「そもそも……有り得ない、光景ですし……」
美波「……確かに、文香さんの言う通りだわ」
美波「――でもね、文香さん」
美波「そんな……有り得ない光景を実現させた……」
美波「努力に努力を重ねて……不可能を可能にした」
美波「そんな男の人達が居たら……どう思う?」
文香「……」
文香「……えっ?……えっ……!?」
55: 2018/09/06(木) 23:49:57 ID:INgYF8.Y
美波「文香さん、思い出して」
文香「なっ、何を……でしょうか……!?」
美波「LIVEが終わった時の、ファンの人達の声援を」
文香「えっ!? い、今……このタイミングで……!?」
美波「……どう?」
文香「ん、んんん……んん……はい、とても……嬉しい気持ち、です」
美波「――ふふっ!」
美波「それよ、文香さん!」ニコッ!
文香「……」
文香「どっ……どれですか……?」
文香「なっ、何を……でしょうか……!?」
美波「LIVEが終わった時の、ファンの人達の声援を」
文香「えっ!? い、今……このタイミングで……!?」
美波「……どう?」
文香「ん、んんん……んん……はい、とても……嬉しい気持ち、です」
美波「――ふふっ!」
美波「それよ、文香さん!」ニコッ!
文香「……」
文香「どっ……どれですか……?」
56: 2018/09/06(木) 23:59:01 ID:INgYF8.Y
美波「それじゃあ、その気持ちを忘れずに……目を閉じて」
文香「えっ、は……はい……」
美波「後の事なんて考えず――おちんOんジェットを飛ばした」
美波「……プシュウウウッ! シュゴゴゴゴゴゴッ!」
文香「……ああ……何てことでしょう……」
美波「プシュウッ! プシュウッ! プッシュウウウッ!」
美波「シュゴッ! シュゴッ! シュゴゴゴゴッ!」
文香「何本も……何本も、空へ……飛び立って……!」
文香「えっ、は……はい……」
美波「後の事なんて考えず――おちんOんジェットを飛ばした」
美波「……プシュウウウッ! シュゴゴゴゴゴゴッ!」
文香「……ああ……何てことでしょう……」
美波「プシュウッ! プシュウッ! プッシュウウウッ!」
美波「シュゴッ! シュゴッ! シュゴゴゴゴッ!」
文香「何本も……何本も、空へ……飛び立って……!」
57: 2018/09/07(金) 00:04:31 ID:su9ZHV/o
美波「おちOちん……マラ……魔羅」
美波「煩悩と共に……飛んでいくジェット達」
文香「……」
美波「……さあ、文香さん……目を開けて」
文香「……はい」
美波「文香さんが、実際にその光景を目にしたら……何て言うかしら?」
文香「……マラジェッツ……です」
美波「……ふふっ!」
美波「文香さん、マラジェッツ!」ニコッ!
美波「煩悩と共に……飛んでいくジェット達」
文香「……」
美波「……さあ、文香さん……目を開けて」
文香「……はい」
美波「文香さんが、実際にその光景を目にしたら……何て言うかしら?」
文香「……マラジェッツ……です」
美波「……ふふっ!」
美波「文香さん、マラジェッツ!」ニコッ!
58: 2018/09/07(金) 00:15:58 ID:su9ZHV/o
文香「とても……不思議な感覚なのですが……」
美波「ええ……聞かせて、文香さん」
文香「もしも、その光景を目にした時……」
文香「マラジェッツ以外の言葉を紡ぐのは……無粋に思えました」
美波「凄いわ、文香さん!」
文香「おちんちんジェット達が、空へ飛んでいく……」
文香「……どこか切なく、物悲しい光景」
文香「しかし、それは未来へと羽ばたくための……努力の結晶」
文香「そんな物語を紡ぎ出した事を褒め称える言葉――」
文香「――マラジェッツ」
美波「その通りよ、文香さん!」
美波「簡単に言えば、頑張ったね、って言う意味ね♪」
美波「ええ……聞かせて、文香さん」
文香「もしも、その光景を目にした時……」
文香「マラジェッツ以外の言葉を紡ぐのは……無粋に思えました」
美波「凄いわ、文香さん!」
文香「おちんちんジェット達が、空へ飛んでいく……」
文香「……どこか切なく、物悲しい光景」
文香「しかし、それは未来へと羽ばたくための……努力の結晶」
文香「そんな物語を紡ぎ出した事を褒め称える言葉――」
文香「――マラジェッツ」
美波「その通りよ、文香さん!」
美波「簡単に言えば、頑張ったね、って言う意味ね♪」
59: 2018/09/07(金) 00:22:58 ID:su9ZHV/o
文香「簡単に言ってしまえば……そう、なのでしょうね」
文香「けれど、マラジェッツという言葉に込められた……想い」
文香「私は、それはとても重要なものだと……教えていただきました」
美波「ふっ、文香さん?」
文香「ありがとうございます……美波さん」
文香「書の世界に籠もっていては、得られない知識……見られない光景」
文香「それを……美波さんは、私に見せてくれます」
美波「……もうっ、そんなの気にしなくていいのよ!」
美波「ふふっ! だって、私達――お友達、でしょう?」ニコッ!
文香「美波さん……」
文香「……はいっ」ニコッ!
文香「けれど、マラジェッツという言葉に込められた……想い」
文香「私は、それはとても重要なものだと……教えていただきました」
美波「ふっ、文香さん?」
文香「ありがとうございます……美波さん」
文香「書の世界に籠もっていては、得られない知識……見られない光景」
文香「それを……美波さんは、私に見せてくれます」
美波「……もうっ、そんなの気にしなくていいのよ!」
美波「ふふっ! だって、私達――お友達、でしょう?」ニコッ!
文香「美波さん……」
文香「……はいっ」ニコッ!
60: 2018/09/07(金) 00:31:12 ID:su9ZHV/o
美波「あっ! でも気をつけて、文香さん」
文香「……はい?」
美波「マラジェッツっていうのは、目上の人に使ったらいけないの」
文香「失礼に……当たるのでしょうか?」
美波「ええ、そうなの」
美波「でも、もしもロシアでLIVEをした時、飛んでくる言葉は――」
美波「マラジェッツ!」
美波「……に、なるのよ♪」
美波「よくやった、頑張ったね、ジャンボジェットだね、ってね♪」
文香「成る程……とても、勉強になります」
文香「……はい?」
美波「マラジェッツっていうのは、目上の人に使ったらいけないの」
文香「失礼に……当たるのでしょうか?」
美波「ええ、そうなの」
美波「でも、もしもロシアでLIVEをした時、飛んでくる言葉は――」
美波「マラジェッツ!」
美波「……に、なるのよ♪」
美波「よくやった、頑張ったね、ジャンボジェットだね、ってね♪」
文香「成る程……とても、勉強になります」
61: 2018/09/07(金) 00:41:14 ID:su9ZHV/o
美波「……あっ、いけない!」
文香「美波さん?」
美波「ごめんなさい、文香さん……私、そろそろレッスンの時間なの」
文香「そう、なのですか」
美波「だから、ありすちゃんに教えるのは……」
文香「……はい、任せてください」
文香「ちょっとした遊び……ですよね?」ニコッ!
文香「美波さん?」
美波「ごめんなさい、文香さん……私、そろそろレッスンの時間なの」
文香「そう、なのですか」
美波「だから、ありすちゃんに教えるのは……」
文香「……はい、任せてください」
文香「ちょっとした遊び……ですよね?」ニコッ!
62: 2018/09/07(金) 00:52:17 ID:su9ZHV/o
・ ・ ・
アーニャ「マラジェッツ! フミカ、アリス!」
アーニャ「ハラショー! 素晴らしい、ダンスでしたね!」
文香「ありがとうございます……ですが、まだ本数が足りません」
アーニャ「本数?」
ありす「そ、それに……まだまだ、ジェットじゃないです……///」
アーニャ「ジェット?」
アーニャ「……シトー? 何を言っているのですか?」
アーニャ「マラジェッツ! フミカ、アリス!」
アーニャ「ハラショー! 素晴らしい、ダンスでしたね!」
文香「ありがとうございます……ですが、まだ本数が足りません」
アーニャ「本数?」
ありす「そ、それに……まだまだ、ジェットじゃないです……///」
アーニャ「ジェット?」
アーニャ「……シトー? 何を言っているのですか?」
63: 2018/09/07(金) 01:03:58 ID:su9ZHV/o
文香「マラジェッツと言う言葉を頂くには……足りない、と」
アーニャ「フミカ」
ありす「ぜ、全然……飛距離も出てないと思います……///」
アーニャ「アリス」
アーニャ「……ニェート! ニェニェニェニェート!」
アーニャ「フミカも、アリスも、とっても努力しています!」
文香「な……何本でしょうか……?」
アーニャ「ンー? アー、百万本、です! そのくらい、です!」
文香「そっ……そんなに……!?」
ありす「えっ……じゃ、じゃあ……飛距離は?」
アーニャ「ンー? アー、星! 星まで、届きます!」
文香・ありす「ま……マラロケッツ……!?」
アーニャ「フミカ」
ありす「ぜ、全然……飛距離も出てないと思います……///」
アーニャ「アリス」
アーニャ「……ニェート! ニェニェニェニェート!」
アーニャ「フミカも、アリスも、とっても努力しています!」
文香「な……何本でしょうか……?」
アーニャ「ンー? アー、百万本、です! そのくらい、です!」
文香「そっ……そんなに……!?」
ありす「えっ……じゃ、じゃあ……飛距離は?」
アーニャ「ンー? アー、星! 星まで、届きます!」
文香・ありす「ま……マラロケッツ……!?」
64: 2018/09/07(金) 01:16:22 ID:su9ZHV/o
アーニャ「……イズヴィニーチェ、すみません」
アーニャ「大声を……出してしまいました」
文香「いえ……謝るのは、こちらの方です……」
ありす「すみませんでした……もっと、自信を持ちます……!」
アーニャ「ダー! ダーダーダー! その通り、です!」
アーニャ「だから、私は何度でも言います!」
アーニャ「マラジェッツ!」ニコッ!
文香「……ああ……百万本の、おちんちんジェット……いえ――」
ありす「――ロケットが……星に向かって飛んでいきます……!」
アーニャ「……」
アーニャ「…………シトー?」
おわり
アーニャ「大声を……出してしまいました」
文香「いえ……謝るのは、こちらの方です……」
ありす「すみませんでした……もっと、自信を持ちます……!」
アーニャ「ダー! ダーダーダー! その通り、です!」
アーニャ「だから、私は何度でも言います!」
アーニャ「マラジェッツ!」ニコッ!
文香「……ああ……百万本の、おちんちんジェット……いえ――」
ありす「――ロケットが……星に向かって飛んでいきます……!」
アーニャ「……」
アーニャ「…………シトー?」
おわり
65: 2018/09/07(金) 07:09:48 ID:PPXIfJlk
乙、板が変わっても美波の頭がおかしいのはそのままだった
66: 2018/09/07(金) 10:55:05 ID:W6wf6u9k
タイトルで考えた下ネタがそのまんまssされた感
引用元: 武内P「担当Pの浮気に困っている?」