149: 2018/09/09(日) 20:43:50 ID:vTxlASQY
武内P「私はクワガタ派、ですね」
150: 2018/09/09(日) 20:47:40 ID:vTxlASQY
美嘉「……一応、確認しといて良かった」
武内P「えっ?」
美嘉「それ、莉嘉の前で絶対言っちゃ駄目だからね?」
武内P「あの……何故、でしょうか?」
ガチャッ!
莉嘉「オッハヨー☆ Pく――」
武内P「私が、クワガタ派だと……何か問題が?」
莉嘉「……」
莉嘉「……えっ?」
武内P「えっ?」
美嘉「それ、莉嘉の前で絶対言っちゃ駄目だからね?」
武内P「あの……何故、でしょうか?」
ガチャッ!
莉嘉「オッハヨー☆ Pく――」
武内P「私が、クワガタ派だと……何か問題が?」
莉嘉「……」
莉嘉「……えっ?」
151: 2018/09/09(日) 20:50:47 ID:vTxlASQY
莉嘉「……」
武内P「! おはようございます、城ヶ崎さん」
美嘉「りっ、莉嘉!? アンタ、まさか……」
莉嘉「Pくん……クワガタ派なの……?」
美嘉「今の、聞いてたの!?」
武内P「えっ、ええ……私はクワガタ派、ですね」
莉嘉「っ!?」
バタンッ!
美嘉「あっ、莉嘉!……バカっ! アンタ、何やってんの!?」
武内P「……」
武内P「えっ!?」
武内P「! おはようございます、城ヶ崎さん」
美嘉「りっ、莉嘉!? アンタ、まさか……」
莉嘉「Pくん……クワガタ派なの……?」
美嘉「今の、聞いてたの!?」
武内P「えっ、ええ……私はクワガタ派、ですね」
莉嘉「っ!?」
バタンッ!
美嘉「あっ、莉嘉!……バカっ! アンタ、何やってんの!?」
武内P「……」
武内P「えっ!?」
152: 2018/09/09(日) 20:55:50 ID:vTxlASQY
美嘉「アンタ、莉嘉のプロデューサーでしょ!?」
武内P「えっ、ええ……はい」
美嘉「だったら、何で!? どうしてあんな事言ったワケ!?」
武内P「おっ、落ち着いてください、城ヶ崎さん!」
美嘉「莉嘉が、断然カブトムシ派って知ってるんでしょ!?」
武内P「はい……それは、聞いていますが」
武内P「……」
武内P「待ってください! あのっ、まさかとは思いますが……!?」
美嘉「アンタがクワガタ派って聞いたら、ショック受けるに決まってんじゃん!」
武内P「……」
武内P「えっ!?」
武内P「えっ、ええ……はい」
美嘉「だったら、何で!? どうしてあんな事言ったワケ!?」
武内P「おっ、落ち着いてください、城ヶ崎さん!」
美嘉「莉嘉が、断然カブトムシ派って知ってるんでしょ!?」
武内P「はい……それは、聞いていますが」
武内P「……」
武内P「待ってください! あのっ、まさかとは思いますが……!?」
美嘉「アンタがクワガタ派って聞いたら、ショック受けるに決まってんじゃん!」
武内P「……」
武内P「えっ!?」
153: 2018/09/09(日) 20:59:53 ID:vTxlASQY
美嘉「ねえ、何ボサッとしてるの!?」
武内P「えっ、いえ、あの……城ヶ崎さん!? 城ヶ崎さん!?」
美嘉「早くっ! 早く、莉嘉を追いかけて!」
武内P「待ってください!」
美嘉「早くって言ってるでしょ!?」
武内P「あのっ! そんなにも、深刻な事態なのですか!?」
美嘉「ちゃんと見ててって……言ったじゃん……!」
武内P「……!」
武内P「すっ……すぐに! 今すぐ、追いかけます!」
武内P「えっ、いえ、あの……城ヶ崎さん!? 城ヶ崎さん!?」
美嘉「早くっ! 早く、莉嘉を追いかけて!」
武内P「待ってください!」
美嘉「早くって言ってるでしょ!?」
武内P「あのっ! そんなにも、深刻な事態なのですか!?」
美嘉「ちゃんと見ててって……言ったじゃん……!」
武内P「……!」
武内P「すっ……すぐに! 今すぐ、追いかけます!」
154: 2018/09/09(日) 21:03:02 ID:vTxlASQY
・ ・ ・
武内P「……はぁ……はぁ……!」
武内P「城ヶ崎さんは、一体どこへ……!?」
一同「……!」
ザワッ…!
武内P「カフェに、人だかりが……?」
武内P「……あの、何かあったのでしょうか?」
一同「……」
…シーン
武内P「……」
武内P「えっ?」
武内P「……はぁ……はぁ……!」
武内P「城ヶ崎さんは、一体どこへ……!?」
一同「……!」
ザワッ…!
武内P「カフェに、人だかりが……?」
武内P「……あの、何かあったのでしょうか?」
一同「……」
…シーン
武内P「……」
武内P「えっ?」
155: 2018/09/09(日) 21:08:07 ID:vTxlASQY
武内P「あの……皆さん……?」
早苗「――そこで止まりなさい!」
一同「……!」
武内P「えっ?」
早苗「ねえ……キミ、莉嘉ちゃんに何か言った?」
一同「……」
武内P「っ!? 何故、それを……?」
早苗「はぁ……何かの間違いかと思ったけど――ギルティ!」
早苗「ここから先へは、行かせないわ!」
一同「……!」
武内P「……」
武内P「えっ!?」
早苗「――そこで止まりなさい!」
一同「……!」
武内P「えっ?」
早苗「ねえ……キミ、莉嘉ちゃんに何か言った?」
一同「……」
武内P「っ!? 何故、それを……?」
早苗「はぁ……何かの間違いかと思ったけど――ギルティ!」
早苗「ここから先へは、行かせないわ!」
一同「……!」
武内P「……」
武内P「えっ!?」
156: 2018/09/09(日) 21:13:03 ID:vTxlASQY
武内P「待ってください!」
武内P「あの……カフェの中に、城ヶ崎さんがいらっしゃるのですか!?」
早苗「ええ、そうよ」
早苗「……キミの顔は、しばらく見たくないって言ってるわ」
一同「……!」コクリ
武内P「っ!?」
武内P「お願いします! 城ヶ崎さんと、話をさせてください!」
早苗「駄目よ! ここから先は、通行止め!」
早苗「罪状は……担当アイドルを悲しませた罪」
一同「……!」
武内P「っ……!」
武内P「あの……カフェの中に、城ヶ崎さんがいらっしゃるのですか!?」
早苗「ええ、そうよ」
早苗「……キミの顔は、しばらく見たくないって言ってるわ」
一同「……!」コクリ
武内P「っ!?」
武内P「お願いします! 城ヶ崎さんと、話をさせてください!」
早苗「駄目よ! ここから先は、通行止め!」
早苗「罪状は……担当アイドルを悲しませた罪」
一同「……!」
武内P「っ……!」
157: 2018/09/09(日) 21:17:41 ID:vTxlASQY
武内P「どうしても……通しては、頂けませんか?」
早苗「何度も言わせないでちょうだい」
一同「……!」
武内P「……わかりました」
早苗「……わかったら、大人しく帰りなさい!」
一同「……」
武内P「……――笑顔です」
早苗「?……何を……?」
一同「……?」
武内P「城ヶ崎さんの、笑顔のため――」
武内P「――少々強引にでも、そこを通して頂きます」
一同「っ……!?」
早苗「何度も言わせないでちょうだい」
一同「……!」
武内P「……わかりました」
早苗「……わかったら、大人しく帰りなさい!」
一同「……」
武内P「……――笑顔です」
早苗「?……何を……?」
一同「……?」
武内P「城ヶ崎さんの、笑顔のため――」
武内P「――少々強引にでも、そこを通して頂きます」
一同「っ……!?」
158: 2018/09/09(日) 21:22:48 ID:vTxlASQY
早苗「キミ……本気で言ってるの……?」
一同「……」
武内P「はい。私は、本気です」
武内P「セルフ・プロデュゥゥゥ――スッ!!」
…キュッ!
早苗「っ!? ネクタイを締め直した!?」
早苗「身だしなみに気をつけてるわ! 皆、注意して!」
一同「えっ、あ、はい」
武内P「……」
早苗「……来るわ」
一同「……!」
一同「……」
武内P「はい。私は、本気です」
武内P「セルフ・プロデュゥゥゥ――スッ!!」
…キュッ!
早苗「っ!? ネクタイを締め直した!?」
早苗「身だしなみに気をつけてるわ! 皆、注意して!」
一同「えっ、あ、はい」
武内P「……」
早苗「……来るわ」
一同「……!」
160: 2018/09/09(日) 21:31:00 ID:vTxlASQY
武内P「……」
早苗「止まりなさい! これ以上近づいたら、あたしが相手をするわ!」
武内P「……それは、困りましたね」
早苗「ふふん! あたしをなめないでよね!」
早苗「キミの体格がいくら良くたって、無駄なんだから!」
武内P「いえ……そもそも、力で対抗しようなどとは考えていません」
武内P「片桐さんの様な……か弱い女性に対して」
早苗「……」
早苗「くっ! やられたわ……!」
ガクッ!
一同「……」
一同「えっ!? なんで!?」
早苗「止まりなさい! これ以上近づいたら、あたしが相手をするわ!」
武内P「……それは、困りましたね」
早苗「ふふん! あたしをなめないでよね!」
早苗「キミの体格がいくら良くたって、無駄なんだから!」
武内P「いえ……そもそも、力で対抗しようなどとは考えていません」
武内P「片桐さんの様な……か弱い女性に対して」
早苗「……」
早苗「くっ! やられたわ……!」
ガクッ!
一同「……」
一同「えっ!? なんで!?」
162: 2018/09/09(日) 21:43:50 ID:vTxlASQY
早苗「いやほら! だ~って、ねぇ!」ルンルン!
早苗「か弱いなんて言われちゃったら、ほら!」ルンルン!
早苗「あー、ダメダメ! か弱いから、もうムリムリー!」ルンルン!
一同「……!?」
武内P「通して、頂けますか?」
有香「――まだです! 早苗さんに代わって、あたしが!」
武内P「中野有香さん……ですか」
有香「早苗さんを手も触れずに倒した腕前、見事でした!」
有香「実力不足かも知れませんが……全力でぶつかっていきます!」
有香「――押忍!」
早苗「か弱いあたしに代わって、後は頼んだわ……んっふふ!」ルンルン!
一同「……」
早苗「か弱いなんて言われちゃったら、ほら!」ルンルン!
早苗「あー、ダメダメ! か弱いから、もうムリムリー!」ルンルン!
一同「……!?」
武内P「通して、頂けますか?」
有香「――まだです! 早苗さんに代わって、あたしが!」
武内P「中野有香さん……ですか」
有香「早苗さんを手も触れずに倒した腕前、見事でした!」
有香「実力不足かも知れませんが……全力でぶつかっていきます!」
有香「――押忍!」
早苗「か弱いあたしに代わって、後は頼んだわ……んっふふ!」ルンルン!
一同「……」
163: 2018/09/09(日) 22:12:20 ID:vTxlASQY
武内P「……」
有香「……!」
有香(対峙してみてわかる……この、大きさ……!)
有香(身体的なものだけじゃなく、漲る気迫が体を大きく見せている……!)
有香(……あと――顔が、物凄く怖い……!)
早苗「有香ちゃん、まともに相手をしようと思っちゃ駄目!」
早苗「――弱点を狙いなさい!」
早苗「弱点に、一発キツイのをお見舞いしてやるのよ!」
有香「弱点!? それは、何処ですか!?」
早苗「股間よ!」
有香「押忍!」
有香「……」
有香「でっでで、出来ません!/// 無理です!/// 押忍!///」
有香「……!」
有香(対峙してみてわかる……この、大きさ……!)
有香(身体的なものだけじゃなく、漲る気迫が体を大きく見せている……!)
有香(……あと――顔が、物凄く怖い……!)
早苗「有香ちゃん、まともに相手をしようと思っちゃ駄目!」
早苗「――弱点を狙いなさい!」
早苗「弱点に、一発キツイのをお見舞いしてやるのよ!」
有香「弱点!? それは、何処ですか!?」
早苗「股間よ!」
有香「押忍!」
有香「……」
有香「でっでで、出来ません!/// 無理です!/// 押忍!///」
164: 2018/09/09(日) 22:17:03 ID:vTxlASQY
武内P「……」
早苗「それしか方法が無いわ!」
一同「……!?」
ザワッ…!
有香「皆さん!? あのっ、やりませんよ!?」
有香「えっ、マジでやるの?――って顔で見ないでください!」
武内P「……」
有香「うぅっ……く……!?」
有香「まっ……参りました!」
ガクッ!
早苗「有香ちゃん、どうしたの!?」
一同「……」
早苗「それしか方法が無いわ!」
一同「……!?」
ザワッ…!
有香「皆さん!? あのっ、やりませんよ!?」
有香「えっ、マジでやるの?――って顔で見ないでください!」
武内P「……」
有香「うぅっ……く……!?」
有香「まっ……参りました!」
ガクッ!
早苗「有香ちゃん、どうしたの!?」
一同「……」
165: 2018/09/09(日) 22:25:04 ID:vTxlASQY
有香「うぅ、すみません……修行し直してきます……!」
早苗「良いのよ! 負けても、また立ち上がれば良いの!」
一同「……」
武内P「通して、頂けますか?」
友紀「……ふっふっふ! ここは、抑えの出番だね!」
武内P「姫川さん……ですか」
友紀「狙うは――ど真ん中ストライク!」
友紀「あ、いや、ボール?」
友紀「んー、えー、あー……とにかく、全力ストレート!」
一同「……」
一同「えっ、マジでやるの!?」
早苗「良いのよ! 負けても、また立ち上がれば良いの!」
一同「……」
武内P「通して、頂けますか?」
友紀「……ふっふっふ! ここは、抑えの出番だね!」
武内P「姫川さん……ですか」
友紀「狙うは――ど真ん中ストライク!」
友紀「あ、いや、ボール?」
友紀「んー、えー、あー……とにかく、全力ストレート!」
一同「……」
一同「えっ、マジでやるの!?」
166: 2018/09/09(日) 22:30:31 ID:vTxlASQY
武内P「……」
友紀「ピッチャー姫川! 第一球っ!」
一同「……!?……!?」ワタワタワタワタ!
友紀「振りかぶってぇ……」
武内P「……」
早苗「皆! 見ちゃ駄目っ!」
一同「はいっ!」ギュッ!
友紀「――投げましたッ!!」
一同「っ……!」
――キィンッ!!
友紀「ピッチャー姫川! 第一球っ!」
一同「……!?……!?」ワタワタワタワタ!
友紀「振りかぶってぇ……」
武内P「……」
早苗「皆! 見ちゃ駄目っ!」
一同「はいっ!」ギュッ!
友紀「――投げましたッ!!」
一同「っ……!」
――キィンッ!!
167: 2018/09/09(日) 22:35:25 ID:vTxlASQY
一同「っ……!」
友紀「オーライオーライ!」
一同「……?」
友紀「ほいっ、と!」
パシッ!
友紀「オッケー! 打ち取ったよ!」ペカー!
一同「何で打ったの!?」
武内P「……」
友紀「あれ……? なんか、皆テンション低くなーい?」
友紀「……ああ、なるほど!」
友紀「ワンダンワンダン! 締まっていこー!」キリッ!
一同「そうじゃなくて!」
友紀「オーライオーライ!」
一同「……?」
友紀「ほいっ、と!」
パシッ!
友紀「オッケー! 打ち取ったよ!」ペカー!
一同「何で打ったの!?」
武内P「……」
友紀「あれ……? なんか、皆テンション低くなーい?」
友紀「……ああ、なるほど!」
友紀「ワンダンワンダン! 締まっていこー!」キリッ!
一同「そうじゃなくて!」
168: 2018/09/09(日) 22:43:00 ID:vTxlASQY
武内P「……皆さん、お願いします」
武内P「私に、城ヶ崎さんと話をさせてください」
一同「……」
武内P「通して、頂けますか?」
楓「――そのお話、お受け出来ません」
武内P「高垣さん……ですか」
楓「おはようございます」ペコリ
武内P「おはよう、ございます」ペコリ
早苗「後は頼んだわよ……楓ちゃん……!」
一同「……!」
武内P「私に、城ヶ崎さんと話をさせてください」
一同「……」
武内P「通して、頂けますか?」
楓「――そのお話、お受け出来ません」
武内P「高垣さん……ですか」
楓「おはようございます」ペコリ
武内P「おはよう、ございます」ペコリ
早苗「後は頼んだわよ……楓ちゃん……!」
一同「……!」
169: 2018/09/09(日) 22:51:26 ID:vTxlASQY
楓「少し、時間をあけた方が良いと思います」
武内P「時間を……?」
楓「ええ、お互い落ち着いてからの方が……上手くいくと思いませんか?」
武内P「……」
楓「ふふっ! ホットコーヒーで、ホッと一息ついて……ねっ?」
武内P「いえ……暑い時期に、熱くなっているので――」
武内P「アイス――れいせい――が良い、と」
武内P「……そう、思います」
楓「……」
楓「……どうぞ、通ってください」…ムスッ!
一同「……」
一同「えっ!?」
武内P「時間を……?」
楓「ええ、お互い落ち着いてからの方が……上手くいくと思いませんか?」
武内P「……」
楓「ふふっ! ホットコーヒーで、ホッと一息ついて……ねっ?」
武内P「いえ……暑い時期に、熱くなっているので――」
武内P「アイス――れいせい――が良い、と」
武内P「……そう、思います」
楓「……」
楓「……どうぞ、通ってください」…ムスッ!
一同「……」
一同「えっ!?」
170: 2018/09/09(日) 23:00:57 ID:vTxlASQY
・ ・ ・
武内P「……城ヶ崎さん」
莉嘉「……」
武内P「話を……聞いて、頂けますか?」
莉嘉「……」…コクリ
武内P「城ヶ崎さん、私は――確かに、クワガタ派です」
武内P「主人公ではない、ライバルポジション感」
武内P「そこが――たまらなく格好良い、と」
武内P「……そう、思います」
莉嘉「……」
武内P「――ですが」
莉嘉「……?」
武内P「……城ヶ崎さん」
莉嘉「……」
武内P「話を……聞いて、頂けますか?」
莉嘉「……」…コクリ
武内P「城ヶ崎さん、私は――確かに、クワガタ派です」
武内P「主人公ではない、ライバルポジション感」
武内P「そこが――たまらなく格好良い、と」
武内P「……そう、思います」
莉嘉「……」
武内P「――ですが」
莉嘉「……?」
171: 2018/09/09(日) 23:07:37 ID:vTxlASQY
武内P「カブトムシと、クワガタ」
武内P「……それらがユニットを組んだ時」
武内P「放たれる光は、より大きくなる、と」
武内P「……そう、考えています」
莉嘉「……イミわかんない」
武内P「はい、私もわかりません」
武内P「……率直に、お聞きします」
武内P「どうすれば……許して、頂けますか?」
莉嘉「……カブトムシ取り」
武内P「えっ?」
莉嘉「一緒に……カブトムシ取り行ってくれたら、許してあげる」
武内P「……」
武内P「……それらがユニットを組んだ時」
武内P「放たれる光は、より大きくなる、と」
武内P「……そう、考えています」
莉嘉「……イミわかんない」
武内P「はい、私もわかりません」
武内P「……率直に、お聞きします」
武内P「どうすれば……許して、頂けますか?」
莉嘉「……カブトムシ取り」
武内P「えっ?」
莉嘉「一緒に……カブトムシ取り行ってくれたら、許してあげる」
武内P「……」
172: 2018/09/09(日) 23:17:22 ID:vTxlASQY
莉嘉「……」
武内P「城ヶ崎さん」
武内P「一つ、お願いをしても良いでしょうか?」
莉嘉「……うん」
武内P「クワガタが取れたら、私が頂いても?」
莉嘉「……うんっ! 期待しててね、Pくん!」
莉嘉「アタシ、カブトムシも――」
莉嘉「――クワガタも! 取るのチョー得意なんだからっ☆」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「はい、とても楽しみにしています」
武内P「虫のいい話だとは思いますが」
おわり
武内P「城ヶ崎さん」
武内P「一つ、お願いをしても良いでしょうか?」
莉嘉「……うん」
武内P「クワガタが取れたら、私が頂いても?」
莉嘉「……うんっ! 期待しててね、Pくん!」
莉嘉「アタシ、カブトムシも――」
莉嘉「――クワガタも! 取るのチョー得意なんだからっ☆」ニコッ!
武内P「……良い、笑顔です」
武内P「はい、とても楽しみにしています」
武内P「虫のいい話だとは思いますが」
おわり
173: 2018/09/10(月) 00:31:52 ID:fSIQBxSU
誰が上手いこと言えと乙
174: 2018/09/10(月) 03:39:35 ID:YU9EdGII
乙。もうちょい莉嘉との会話にボリュームが欲しかった感じ