339: 2018/09/15(土) 19:57:48 ID:SzkhpInY
340: 2018/09/15(土) 20:00:34 ID:SzkhpInY
まゆP「おいおい、なんだお前! えっ、知らなかったの!?」
武内P「初耳、ですね」
まゆP「っかー! 何やってんだよ! ええ、やる気あんの!?」
まゆP「アイドルなんかマスターしてる場合じゃないよ!」
まゆP「マスターするなら、やっぱりキャーバークーラー!」
まゆP「ねっ、部長!」
部長「――今日は、私も久々に本気を出そうじゃないか」
まゆP「いよっ! さっすが部長、キャバクラマスター!」
武内P「……」
武内P「初耳、ですね」
まゆP「っかー! 何やってんだよ! ええ、やる気あんの!?」
まゆP「アイドルなんかマスターしてる場合じゃないよ!」
まゆP「マスターするなら、やっぱりキャーバークーラー!」
まゆP「ねっ、部長!」
部長「――今日は、私も久々に本気を出そうじゃないか」
まゆP「いよっ! さっすが部長、キャバクラマスター!」
武内P「……」
369: 2018/09/15(土) 23:27:02 ID:Vl2S0W4c
結局誰がリークしたんですかねぇ…
341: 2018/09/15(土) 20:05:44 ID:SzkhpInY
武内P「……しかし、ですね」
まゆP「おら、行くぞ! 良い店知ってんだ、なっ!」
武内P「そういう問題では……!」
部長「……キャバ嬢は、接客の――笑顔で接客をするプロだ」
部長「ネオン輝く夜の街を飛ぶ、美しい蝶達」
部長「君は……そんな彼女達から、何も学ぶものが無い、と」
部長「……そう、思うのかい?」
武内P「……!」
まゆP「おら、行くぞ! 良い店知ってんだ、なっ!」
武内P「そういう問題では……!」
部長「……キャバ嬢は、接客の――笑顔で接客をするプロだ」
部長「ネオン輝く夜の街を飛ぶ、美しい蝶達」
部長「君は……そんな彼女達から、何も学ぶものが無い、と」
部長「……そう、思うのかい?」
武内P「……!」
342: 2018/09/15(土) 20:11:04 ID:SzkhpInY
武内P「し……しかし」
まゆP「かっ、勘違いしないでよね!」
まゆP「お前がキャバに行った時、どんな感じなのかなーとか」
まゆP「ぜーんぜん! これっぽっちも気にしてないからね!」
まゆP「面白そうだって盛り上がったりなんかしてないんだから!」
部長「結果的に、アイドル達のためになる、と」
部長「……そう、思ったんだがねぇ」
部長「君が、個人的な感情を優先するとしたら、それもやむなし、だ」
部長「うん、それもまた、プロデュースだ」
武内P「……!」
まゆP「かっ、勘違いしないでよね!」
まゆP「お前がキャバに行った時、どんな感じなのかなーとか」
まゆP「ぜーんぜん! これっぽっちも気にしてないからね!」
まゆP「面白そうだって盛り上がったりなんかしてないんだから!」
部長「結果的に、アイドル達のためになる、と」
部長「……そう、思ったんだがねぇ」
部長「君が、個人的な感情を優先するとしたら、それもやむなし、だ」
部長「うん、それもまた、プロデュースだ」
武内P「……!」
343: 2018/09/15(土) 20:18:26 ID:SzkhpInY
武内P「……お話は、わかりました」
まゆP・部長「……それで?」
武内P「キャバクラへ、私もお供させてください」
部長「……はっはっは! そうかそうか! 行くか!」
まゆP「そうだよ、それで良いんだよ! 笑顔のためだもんな!」
まゆP「予定の店、結構ゆったりしてて良いぞ! GIGAっつーんだけどよ!」
部長「せっかくだ! 君も大いに楽しみなさい!」
部長「……いよぉし! 今日は、私の奢りだ!」
まゆP「うおおおっ、マジすか! さすが部長! いや、社長!」
部長・まゆP「はっはっはっはっは!」
武内P「……」
まゆP・部長「……それで?」
武内P「キャバクラへ、私もお供させてください」
部長「……はっはっは! そうかそうか! 行くか!」
まゆP「そうだよ、それで良いんだよ! 笑顔のためだもんな!」
まゆP「予定の店、結構ゆったりしてて良いぞ! GIGAっつーんだけどよ!」
部長「せっかくだ! 君も大いに楽しみなさい!」
部長「……いよぉし! 今日は、私の奢りだ!」
まゆP「うおおおっ、マジすか! さすが部長! いや、社長!」
部長・まゆP「はっはっはっはっは!」
武内P「……」
344: 2018/09/15(土) 20:21:52 ID:SzkhpInY
・ ・ ・
武内P「……昨日は……少し、飲みすぎたか」
ガチャッ
ちひろ「――おはようございます♪」ニコニコ!
武内P「千川さん」
武内P「おはよう、ございます」
ちひろ「――今日は、一名様ですか?」ニコニコ!
武内P「……」
武内P「えっ?」
武内P「……昨日は……少し、飲みすぎたか」
ガチャッ
ちひろ「――おはようございます♪」ニコニコ!
武内P「千川さん」
武内P「おはよう、ございます」
ちひろ「――今日は、一名様ですか?」ニコニコ!
武内P「……」
武内P「えっ?」
345: 2018/09/15(土) 20:26:05 ID:SzkhpInY
武内P「あ、あの……千川さん?」
ちひろ「――お連れの方はいらっしゃいますか?」ニコニコ!
武内P「い、いえ……一人、ですが」
武内P「千川さん? あの、様子が……」
ちひろ「――このプロジェクトルームは、初めてでしょうか?」ニコニコ!
武内P「ま、待ってください! 千川さん!?」
武内P「あの……何を仰っているのですか!?」
ちひろ「――さあ、何でしょうね?」ニコニコ!
武内P「……!?」
ちひろ「――お連れの方はいらっしゃいますか?」ニコニコ!
武内P「い、いえ……一人、ですが」
武内P「千川さん? あの、様子が……」
ちひろ「――このプロジェクトルームは、初めてでしょうか?」ニコニコ!
武内P「ま、待ってください! 千川さん!?」
武内P「あの……何を仰っているのですか!?」
ちひろ「――さあ、何でしょうね?」ニコニコ!
武内P「……!?」
346: 2018/09/15(土) 20:30:07 ID:SzkhpInY
ちひろ「――当プロジェクトルームの、料金について」ニコニコ!
ちひろ「説明は……ふふっ、いりませんよね♪」ニコニコ!
武内P「え、ええ……はい」
ちひろ「――それでは、お席の方にご案内します」ニコニコ!
ちひろ「……」…スッ
ちひろ「――あそこです、座ってください」
武内P「それは、わかっていますが……千川さん!?」
ちひろ「――あそこです、座ってください」
武内P「……!?」
ちひろ「説明は……ふふっ、いりませんよね♪」ニコニコ!
武内P「え、ええ……はい」
ちひろ「――それでは、お席の方にご案内します」ニコニコ!
ちひろ「……」…スッ
ちひろ「――あそこです、座ってください」
武内P「それは、わかっていますが……千川さん!?」
ちひろ「――あそこです、座ってください」
武内P「……!?」
347: 2018/09/15(土) 20:35:19 ID:SzkhpInY
武内P「……!?……!?」
ちひろ「――はい、スタミナドリンクです♪」ニコニコ!
武内P「あ……ありがとう、ございます」
ちひろ「良いんですよ、プロデューサーさん」ニコニコ!
ちひろ「このスタドリは、料金に含まれてますから♪」ニコニコ!
武内P「えっ?」
ちひろ「――昨日のお店も、そうでしたよね?」ニコッ!
武内P「……」
武内P「……!?」
ちひろ「――はい、スタミナドリンクです♪」ニコニコ!
武内P「あ……ありがとう、ございます」
ちひろ「良いんですよ、プロデューサーさん」ニコニコ!
ちひろ「このスタドリは、料金に含まれてますから♪」ニコニコ!
武内P「えっ?」
ちひろ「――昨日のお店も、そうでしたよね?」ニコッ!
武内P「……」
武内P「……!?」
348: 2018/09/15(土) 20:41:41 ID:SzkhpInY
武内P「待ってください! 千川さん、待ってください!」
武内P「あの……何故、それを!?」
ちひろ「プロデューサーさんの、好みのタイプの子は居ますか?」ニコニコ!
ちひろ「キュート? クール? それともパッションですか?」ニコニコ!
武内P「お願いします、千川さん!」
武内P「話を……話を聞いてください!」
ちひろ「それじゃあ、各タイプから一人ずつにしますね♪」
ちひろ「そのまま、少しの間待っててください♪」ニコニコ!
武内P「いえっ、あの――」
ちひろ「失礼します」
ガチャッ…バタンッ!!!
武内P「……!?」
武内P「あの……何故、それを!?」
ちひろ「プロデューサーさんの、好みのタイプの子は居ますか?」ニコニコ!
ちひろ「キュート? クール? それともパッションですか?」ニコニコ!
武内P「お願いします、千川さん!」
武内P「話を……話を聞いてください!」
ちひろ「それじゃあ、各タイプから一人ずつにしますね♪」
ちひろ「そのまま、少しの間待っててください♪」ニコニコ!
武内P「いえっ、あの――」
ちひろ「失礼します」
ガチャッ…バタンッ!!!
武内P「……!?」
349: 2018/09/15(土) 20:46:12 ID:SzkhpInY
武内P「……さ、昨夜の事が知られている……!?」
武内P「何故……どうして……!?」
武内P「っ! 二人に、連絡を――」
ガチャッ!
武内P「っ!?」
まゆ「――うふ、失礼しますね」ニコッ!
美嘉「――ヤッホー★」ニコッ!
凛「…………」
武内P「……!」
武内P「何故……どうして……!?」
武内P「っ! 二人に、連絡を――」
ガチャッ!
武内P「っ!?」
まゆ「――うふ、失礼しますね」ニコッ!
美嘉「――ヤッホー★」ニコッ!
凛「…………」
武内P「……!」
350: 2018/09/15(土) 20:55:07 ID:SzkhpInY
武内P「お……おはよう、ございます」
まゆ「佐久間まゆ、16歳です。元読モの、アイドルです」ニコッ!
美嘉「アタシは、カリスマJKアイドル、城ヶ崎美嘉★ ヨロシクね★」ニコッ!
凛「…………」
武内P「い、いえ……それは、知っていますが……」
武内P「皆さん、どうして此処へ……?」
凛「……は? どうして? ねえ、今、そう言った?」
凛「ふーん、本当にわからないの? ねえ、どうなの?」
凛「……」
凛「――そんな事もわからないの!? ちょっと、ねえ!」
武内P「しっ、渋谷さん……!?」
まゆ「佐久間まゆ、16歳です。元読モの、アイドルです」ニコッ!
美嘉「アタシは、カリスマJKアイドル、城ヶ崎美嘉★ ヨロシクね★」ニコッ!
凛「…………」
武内P「い、いえ……それは、知っていますが……」
武内P「皆さん、どうして此処へ……?」
凛「……は? どうして? ねえ、今、そう言った?」
凛「ふーん、本当にわからないの? ねえ、どうなの?」
凛「……」
凛「――そんな事もわからないの!? ちょっと、ねえ!」
武内P「しっ、渋谷さん……!?」
351: 2018/09/15(土) 21:02:28 ID:SzkhpInY
まゆ「今日は、よろしくお願いしますねぇ」ニコッ!
美嘉「スタドリ飲み終わったら、何にする?」ニコッ!
武内P「い、いえ……あの……!?」
凛「何なの!? ふざけないでよ! ふざけないでよ!!」
凛「ねえ……ねえ! ねえねえねえ! ねえ! ねえ!!」
凛「私に、それを言わせる気!? 言わせる気なの!!?」
凛「言われなきゃわからないの!? ねえってば!!」
まゆ「うふ、最近は涼しい日が増えましたね」ニコッ!
美嘉「うんうん! だけどアタシ、ヘソ出しはやめられないなー★」ニコッ!
武内P「……!?」
美嘉「スタドリ飲み終わったら、何にする?」ニコッ!
武内P「い、いえ……あの……!?」
凛「何なの!? ふざけないでよ! ふざけないでよ!!」
凛「ねえ……ねえ! ねえねえねえ! ねえ! ねえ!!」
凛「私に、それを言わせる気!? 言わせる気なの!!?」
凛「言われなきゃわからないの!? ねえってば!!」
まゆ「うふ、最近は涼しい日が増えましたね」ニコッ!
美嘉「うんうん! だけどアタシ、ヘソ出しはやめられないなー★」ニコッ!
武内P「……!?」
352: 2018/09/15(土) 21:06:54 ID:SzkhpInY
まゆ「――綺麗な大人のお姉ちゃんに囲まれて、幸せ」
まゆ「――涼しいと人肌恋しくなっちゃう」
まゆ「……うふ、うふふっ」
まゆ「――そういう事を言ったって、本当ですか?」ニコッ!
武内P「……」
武内P「…………」
武内P「はい、言っていました」
まゆ「――涼しいと人肌恋しくなっちゃう」
まゆ「……うふ、うふふっ」
まゆ「――そういう事を言ったって、本当ですか?」ニコッ!
武内P「……」
武内P「…………」
武内P「はい、言っていました」
353: 2018/09/15(土) 21:14:24 ID:SzkhpInY
まゆ「――あっ、すみません」
まゆ「ちょっと……呼ばれちゃいました」
武内P「い、いえ……どうぞ!」
武内P「私に構わず、行ってきてください!」
まゆ「……うふふっ、また――」
まゆ「――何かあったら」
まゆ「お話、聞かせてくださいねぇ」
まゆ「……失礼します」
ガチャッ…バタンッ
武内P「……」
まゆ「ちょっと……呼ばれちゃいました」
武内P「い、いえ……どうぞ!」
武内P「私に構わず、行ってきてください!」
まゆ「……うふふっ、また――」
まゆ「――何かあったら」
まゆ「お話、聞かせてくださいねぇ」
まゆ「……失礼します」
ガチャッ…バタンッ
武内P「……」
355: 2018/09/15(土) 21:18:53 ID:SzkhpInY
武内P「……もう、ご存知なのですね」
美嘉「えー? 何の話か、わかんないなー★」
凛「良かったね! 昨日は、楽し――」
美嘉「凛」
凛「っ! でも!」
美嘉「凛、自己紹介、忘れてるよ」
凛「……」
凛「……渋谷凛、15歳」
武内P「……」
美嘉「えー? 何の話か、わかんないなー★」
凛「良かったね! 昨日は、楽し――」
美嘉「凛」
凛「っ! でも!」
美嘉「凛、自己紹介、忘れてるよ」
凛「……」
凛「……渋谷凛、15歳」
武内P「……」
356: 2018/09/15(土) 21:25:33 ID:SzkhpInY
武内P「あの……も、申し訳ありませんでした」
美嘉「ヤダもー、何ー? 謝るとか、イミわかんないしー★」ニコニコ!
凛「っ……! 謝るくらいなら――」
美嘉「……凛」
美嘉「これ以上は、アタシも怒るよ」
美嘉「言ってるイミがわかんないなら、出ていきな」
凛「……ごめん」
美嘉「うん、オッケ! ホラホラ、笑顔笑顔★」
凛「それは……ちょっと、難しいかな」
武内P「……!」
美嘉「ヤダもー、何ー? 謝るとか、イミわかんないしー★」ニコニコ!
凛「っ……! 謝るくらいなら――」
美嘉「……凛」
美嘉「これ以上は、アタシも怒るよ」
美嘉「言ってるイミがわかんないなら、出ていきな」
凛「……ごめん」
美嘉「うん、オッケ! ホラホラ、笑顔笑顔★」
凛「それは……ちょっと、難しいかな」
武内P「……!」
357: 2018/09/15(土) 21:33:39 ID:SzkhpInY
美嘉「お待たせー★ ゴメンね、待たせちゃって★」ニコニコ!
武内P「い……いえ」
美嘉「あっ、そうだ! アタシ達も何か飲んで良い?」ニコニコ!
武内P「ど……どうぞ、ご自由に」
美嘉「アリガトーっ★ ご自由になんて、チョー気前良いジャン★」ニコニコ!
美嘉「――お仕事とか、何してるの?」
武内P「……げ、芸能プロダクションで……プロデューサーを……!」
美嘉「えー、マジ!? 凄いじゃん!」ニコッ!
美嘉「――昨日の夜は、葬儀屋だったのに」
武内P「……もう……!」
武内P「もう、勘弁してください……!」
武内P「い……いえ」
美嘉「あっ、そうだ! アタシ達も何か飲んで良い?」ニコニコ!
武内P「ど……どうぞ、ご自由に」
美嘉「アリガトーっ★ ご自由になんて、チョー気前良いジャン★」ニコニコ!
美嘉「――お仕事とか、何してるの?」
武内P「……げ、芸能プロダクションで……プロデューサーを……!」
美嘉「えー、マジ!? 凄いじゃん!」ニコッ!
美嘉「――昨日の夜は、葬儀屋だったのに」
武内P「……もう……!」
武内P「もう、勘弁してください……!」
358: 2018/09/15(土) 21:44:26 ID:SzkhpInY
美嘉「葬儀屋の、トップ営業マンじゃなかったんだー!★」ニコニコ!
美嘉「上司と同僚も一目置いてる、って話だったよね!」ニコニコ!
美嘉「……アハッ★ チョーウケるんですケドー!」ニコニコ!
武内P「待ってください!」
武内P「何故、そこまで詳細にご存知なのですか!?」
美嘉「えー? それよりさ、もっと違う話しよっ★」ニコニコ!
凛「……そうだね」
凛「――仕事で、困った、時の、話とか、どう?」ニコッ!
凛「……」
凛「――部下に、怒られて、怖かった、とか、さ」ギロッ!
武内P「……」
武内P「土下座で、宜しいでしょうか?」
美嘉「上司と同僚も一目置いてる、って話だったよね!」ニコニコ!
美嘉「……アハッ★ チョーウケるんですケドー!」ニコニコ!
武内P「待ってください!」
武内P「何故、そこまで詳細にご存知なのですか!?」
美嘉「えー? それよりさ、もっと違う話しよっ★」ニコニコ!
凛「……そうだね」
凛「――仕事で、困った、時の、話とか、どう?」ニコッ!
凛「……」
凛「――部下に、怒られて、怖かった、とか、さ」ギロッ!
武内P「……」
武内P「土下座で、宜しいでしょうか?」
359: 2018/09/15(土) 21:56:37 ID:SzkhpInY
美嘉「ウソッ、マジ!? ‘お兄さん’、その見た目でー!?」ニコニコ!
美嘉「ヤダー! チョーギャップー★ カワイイじゃーん★」ニコニコ!
美嘉「カワイイっ★ カーワーイーイー★」ニコニコ!
武内P「……」
凛「ふっ、ふーん、今日、はっ……照れない、んだっ?」
凛「きっ、ききっ、昨日っ、は!……昨日は!」
凛「貴女の笑顔の方が可愛らしいですって!」
凛「そんな事言ってたのに! ふざけないでよ!」
武内P「……」
美嘉「ヤダー! チョーギャップー★ カワイイじゃーん★」ニコニコ!
美嘉「カワイイっ★ カーワーイーイー★」ニコニコ!
武内P「……」
凛「ふっ、ふーん、今日、はっ……照れない、んだっ?」
凛「きっ、ききっ、昨日っ、は!……昨日は!」
凛「貴女の笑顔の方が可愛らしいですって!」
凛「そんな事言ってたのに! ふざけないでよ!」
武内P「……」
361: 2018/09/15(土) 22:04:24 ID:SzkhpInY
・ ・ ・
美嘉「――良い? アタシ達の言いたいコト、わかった?」
凛「――次に、キャバクラなんて行ったら、承知しないから」
ガチャッ…バタンッ!!!
武内P「……」
武内P「……何故」
武内P「どうして、こんな目に……!」
ガチャッ!
「「「――失礼します」」」
武内P「……」
武内P「えっ!?」
美嘉「――良い? アタシ達の言いたいコト、わかった?」
凛「――次に、キャバクラなんて行ったら、承知しないから」
ガチャッ…バタンッ!!!
武内P「……」
武内P「……何故」
武内P「どうして、こんな目に……!」
ガチャッ!
「「「――失礼します」」」
武内P「……」
武内P「えっ!?」
363: 2018/09/15(土) 22:09:18 ID:SzkhpInY
武内P「あの……まさかとは、思いますが」
武内P「城ヶ崎さんと、渋谷さんが退室されたのは……」
武内P「ローテーション、ですか?」
三人「はい」ニコッ!
武内P「……そう、ですか」
武内P「あと、何人の方が……控えているのでしょうか?」
三人「……」スッ
武内P「あと、三人……ですか」
三人「あと、三セットです」ニコッ!
武内P「……」
武内P「はい」
武内P「城ヶ崎さんと、渋谷さんが退室されたのは……」
武内P「ローテーション、ですか?」
三人「はい」ニコッ!
武内P「……そう、ですか」
武内P「あと、何人の方が……控えているのでしょうか?」
三人「……」スッ
武内P「あと、三人……ですか」
三人「あと、三セットです」ニコッ!
武内P「……」
武内P「はい」
364: 2018/09/15(土) 22:15:11 ID:SzkhpInY
・ ・ ・
まゆP「――ふっざけんじゃねえぞ! クソッタレ!」
まゆP「キャバクラくらい自由に行かせろってんだ! なあ!?」
武内P「いえ、ですが……彼女達の言い分にも、一理あります」
まゆP「あぁん!? なんでえなんでえ、マジで言ってんのか!?」
まゆP「キャバクラで綺麗なお姉ちゃんに囲まれる自由くらいあるだろ!」
武内P「しかし、アイドルの方が嫌がられるのであれば……!」
まゆP「部長! この石頭に、何か言ってやってくださいよ!」
部長「……そうだねぇ」
部長「――ガールズバーは……セーフじゃないかな?」
まゆP「! ガールズ……」
武内P「……バー……!?」
まゆP「――ふっざけんじゃねえぞ! クソッタレ!」
まゆP「キャバクラくらい自由に行かせろってんだ! なあ!?」
武内P「いえ、ですが……彼女達の言い分にも、一理あります」
まゆP「あぁん!? なんでえなんでえ、マジで言ってんのか!?」
まゆP「キャバクラで綺麗なお姉ちゃんに囲まれる自由くらいあるだろ!」
武内P「しかし、アイドルの方が嫌がられるのであれば……!」
まゆP「部長! この石頭に、何か言ってやってくださいよ!」
部長「……そうだねぇ」
部長「――ガールズバーは……セーフじゃないかな?」
まゆP「! ガールズ……」
武内P「……バー……!?」
365: 2018/09/15(土) 22:23:14 ID:SzkhpInY
まゆP「待ってくださいよ部長! あんなの、半分素人みたいなもんです!」
まゆP「当然、こっちも相応のトーク力が必要になります!」
まゆP「そんなガールズバーに、コイツを連れてこうってんですか!?」
武内P「えっ!?」
部長「いいや、キャバクラでの彼の立ち回りを見て、確信したよ」
部長「無口な車輪と思いきや、それで女の子達は逆に大盛り上がりだ」
部長「ああ……良い、夜遊びだった」
部長「――違うかね?」
武内P「いえ、あのっ!?」
まゆP「当然、こっちも相応のトーク力が必要になります!」
まゆP「そんなガールズバーに、コイツを連れてこうってんですか!?」
武内P「えっ!?」
部長「いいや、キャバクラでの彼の立ち回りを見て、確信したよ」
部長「無口な車輪と思いきや、それで女の子達は逆に大盛り上がりだ」
部長「ああ……良い、夜遊びだった」
部長「――違うかね?」
武内P「いえ、あのっ!?」
366: 2018/09/15(土) 22:30:27 ID:SzkhpInY
まゆP「……部長ォォォォォ!」
がしっ!
部長「はっは! やはり、君もそう思ったか!」
武内P「ガールズバーでも、怒られるのでは!?」
まゆP「怒られないかも知れねえだろうが! 多分!」
部長「……君のその慎重さは、臆病からくるものだね」
部長「確かに、危険を冒さないのは、大いに結構だ」
部長「……だが――」
部長「――怖気づいた者に」
部長「彼女達の――アイドルの手を引く資格があるのかね?」
武内P「っ!?」
がしっ!
部長「はっは! やはり、君もそう思ったか!」
武内P「ガールズバーでも、怒られるのでは!?」
まゆP「怒られないかも知れねえだろうが! 多分!」
部長「……君のその慎重さは、臆病からくるものだね」
部長「確かに、危険を冒さないのは、大いに結構だ」
部長「……だが――」
部長「――怖気づいた者に」
部長「彼女達の――アイドルの手を引く資格があるのかね?」
武内P「っ!?」
367: 2018/09/15(土) 22:38:16 ID:SzkhpInY
部長「そう思うのなら、ガールズバーへは私と彼だけで行こう」
武内P「……」
まゆP「……」
ぽんっ!
武内P「!」
まゆP「……!」コクリ!
武内P「……」
武内P「――笑顔です」
武内P「彼女達の――アイドルの、皆さんのために……」
武内P「ガールズバーへ、私もお供させてください」ニコッ
部長・まゆP「……良い、笑顔だ」
おわり
武内P「……」
まゆP「……」
ぽんっ!
武内P「!」
まゆP「……!」コクリ!
武内P「……」
武内P「――笑顔です」
武内P「彼女達の――アイドルの、皆さんのために……」
武内P「ガールズバーへ、私もお供させてください」ニコッ
部長・まゆP「……良い、笑顔だ」
おわり
371: 2018/09/15(土) 23:50:40 ID:l5ZYMjOs
やっぱりドリームクラブ連想するよね