すみれ「探偵事務所にかわいさはいらないったらいらないのよ！ここはクールでギャラクシーな平安名探偵事務所に改名するべきじゃないかしら？」

可可「なぁ～！探偵事務所というのは、所長の苗字を名前にするのが鉄則なのデス！毛○探偵事務所しかり、○神探偵事務所しかり！」

？？？「あの～すみませ～ん...」

可可「すみれはいつからそんなに偉くなったんデスかね～！」

すみれ「なんですって～！？」

可可「すみれはずっと可可の助手でいればいいのデス！」

すみれ「この、言わせておけば！」

？？？「あの！！！」

可可・すみれ「！？」

？？？「やっと気付いてもらえました...」

可可「い、いつの間に！お客様デスね！？失礼しまシタ！ささ、こちらにおかけ下サイ！すみれ！お客様にお茶をお出しして下サイ！」

すみれ「わかってるったらわかってるわよ！どうぞ！」

？？？「あ、いえ...どうぞお構いなく...」

恋「ご挨拶が遅れました。私、葉月恋と申します」

可可「コレはどうもご丁寧に！私は唐可可と申しマス！そしてこっちは助手のグ...平安名すみれデス」

恋「具・平安名すみれさんですか？お二人とも中国の方なんですね！」

すみれ「違うったら違うわよ！？私の名前は平安名すみれよ！」

恋「あっ、そうなんですね。すみません」

すみれ「あんたねぇ...」ｷｯ

可可「失礼、噛みまシタ」

すみれ「違う、わざとったらわざとよ！」

可可・すみれ「ｷﾞｬｰｷﾞｬｰｷﾞｬﾗｸｼｰ」

恋「お二人は仲がよろしいのですね」ﾆｺﾆｺ

可可・すみれ「「仲良くない！(デス！)」」

可可「お見苦しい所をお見セしまシタ...。それで、本日はどういったご用件でいらしたのデスか？」

恋「はい...実は、行方不明になったペットの捜索をお願い致したく参りました」

すみれ「ペットの捜索？まぁ、よくある依頼よね」

可可「分かりまシタ！たった一つの真実見抜く、見た目は美少女頭脳は大人！迷宮ナシの名探偵！このタァ～ンククに任せるデス！」

恋「本当ですか！？ありがとうございます！よろしくお願いしますね！唐探偵！」

可可「ではまず、その子について詳しくお聞かせくだサイ」

恋「はい...えーっと、いなくなったのはチビという名前の犬です」　

すみれ「名前から察するに、生まれて間もない子犬とかかしら？心配ね...」

恋「いえ、チビは大型犬です。立ち上がったらちょっとした女子高校生くらいのサイズです」

すみれ「ギャラクシー！」ｽﾞｺｰ

可可「大型犬なのに名前がチビ...？妙デスね...」

恋「昔は小さかったんです！そこは引っかからなくていいですから」

可可「あ、そうデスか」

可可「では次に、そのチビがいなくなったことに気づいたのはいつ頃デスか？」

恋「>>13」

今朝

恋「今朝です！」

すみれ「今朝ぁ！？」

可可「今朝デスか...」

恋「はい...今朝起きて朝食をとっていたところ、サヤさん...あっ、家の人にこう言われまして...」

サヤ『すみません恋様、最近なんかチビを見かけない気がするのですが...』

恋『えぇっ！？』

恋「どうやら、いつのまにか家からいなくなっていたようなのです...」

可可「エエ...？では、最後にチビを見かけた場所はどこデスか？」

恋「えっと...>>17だったかと」

キッチン

恋「自宅のキッチンだった気がしますね...いつ頃か詳しくは覚えておりませんが、つい最近だと思います」

すみれ「なるほど...となると、まだ家から脱走したとは決めつけられないわね。葉月さんのご自宅はどのくらいの大きさなの？」

恋「公民館くらいですかね」

可可「謎は全て解けまシタ！チビはご自宅で迷子になっていマス！

恋「な、なんですってー！？」

可可「では、葉月さんのお家捜索を始めマス！」

恋「はい！」

すみれ「じゃあまずは、最後にチビが目撃されたキッチンを見てみましょう。なにか痕跡があるかもしれないわ」

可可「そうデスね...むっこれはまさか！？」

可可が見つけたもの　>>24

イチゴ

可可「これは...苺デスね...」

恋「あ、それは私が今朝食べた残りです」

すみれ「どうしてそれに目をつけたのよ...」

可可「いえ、何か違和感が...ハッ！見てくだサイこの苺！白い毛がくっ付いていマス！葉月さん、チビの毛は確か白色でシタね？」

恋「はい、その通りです！」

すみれ「なるほどね...つまり、依頼者がここに苺を置いた後、チビがここにきたってことになるわね」

可可「見えマス、見えマスよ～！痕跡の跡が！可可についてくるデス！」

可可の向かった先>>27

ベッドルーム

可可「チビはここにいるはずデス！」

恋「ここは...私の部屋ではありませんか」

すみれ「痕跡はここで止まっていマス、間違いありまセン！」

恋「チビ～いるのですか～？チビ」

ベッド 「ﾓｿﾞﾓｿﾞ」

恋「ベッドが揺れています！まさか...」

チビ「わふ」

恋「チビ！こんなところにいたのですね！」

すみれ「ええ～？ベッドの下にいたってわけ？」

可可「恐らく広いお屋敷で迷子になりながらも、葉月さんの匂いが強く残ったここに辿り着いたのでショウ...」

恋「チビが無事でよかったです...2人とも、ありがとうございました！

可可「これにて一件落着デス！」

おしまい

平和に終わったな…
クゥすみちんぽ手紙の人？