1: 2014/08/15(金) 00:23:05.87 ID:qJ7a65CB0
――部室
真姫「にこちゃんのスク水!」
真姫「練習とかいろいろ忙しくて、ぎりぎりになったけど」
真姫「ふふふ……見れば見るほどかわいい」
真姫「さすが私のアイドルにこちゃんだわ」
真姫「海未もそう思うでしょ?」
海未「」
真姫「にこちゃんのスク水!」
真姫「練習とかいろいろ忙しくて、ぎりぎりになったけど」
真姫「ふふふ……見れば見るほどかわいい」
真姫「さすが私のアイドルにこちゃんだわ」
真姫「海未もそう思うでしょ?」
海未「」
3: 2014/08/15(金) 00:25:32.69 ID:qJ7a65CB0
真姫「海未?」
海未「え、ええ。そうですね」
真姫「でもだめよ」
海未「何がですか?」
真姫「にこちゃんは私だけのアイドルなんだから」
海未(何を言ってるんでしょう……)
海未「え、ええ。そうですね」
真姫「でもだめよ」
海未「何がですか?」
真姫「にこちゃんは私だけのアイドルなんだから」
海未(何を言ってるんでしょう……)
4: 2014/08/15(金) 00:28:46.14 ID:qJ7a65CB0
真姫「え? にこちゃんのかわいさがわからない?」
海未「何も言ってませんが」
真姫「しょうがないわね、宇宙ナンバー1アイドルにこちゃんのかわいさを教えてあげるわ」
海未「さっきと矛盾してませんか?」
真姫「このスク水にこちゃんを例に見ていくわ」
海未(あぁ、私の意見など関係ないと)
海未「何も言ってませんが」
真姫「しょうがないわね、宇宙ナンバー1アイドルにこちゃんのかわいさを教えてあげるわ」
海未「さっきと矛盾してませんか?」
真姫「このスク水にこちゃんを例に見ていくわ」
海未(あぁ、私の意見など関係ないと)
6: 2014/08/15(金) 00:32:28.94 ID:qJ7a65CB0
真姫「まず目に付くのは何と言っても、この華奢な身体を包み込むスク水ね」
海未「はぁ」
真姫「名前が矢澤なのがちょっと残念だけど」
海未「関係あるんですか?」
真姫「あるわよ!」
海未「」ビクッ
真姫「漢字で『矢澤』ってのとひらがなで『にこ』では全く印象が違うでしょ!」
海未「はぁ」
真姫「名前が矢澤なのがちょっと残念だけど」
海未「関係あるんですか?」
真姫「あるわよ!」
海未「」ビクッ
真姫「漢字で『矢澤』ってのとひらがなで『にこ』では全く印象が違うでしょ!」
7: 2014/08/15(金) 00:37:46.16 ID:qJ7a65CB0
真姫「もう一つ注目すべきはウエストからお尻にかけてのラインよ」
海未「これがなにか……」
真姫「よく見て。これを実際に着てると想像すると、かなりお尻が見えてるはずよ」
海未「確かにそう見えなくもないですけど、これはポーズの関係もあるのでは?」
真姫「そうなると、かなりの割合で食い込んでいるとも考えられる」
海未(やっぱり無視された)
海未「これがなにか……」
真姫「よく見て。これを実際に着てると想像すると、かなりお尻が見えてるはずよ」
海未「確かにそう見えなくもないですけど、これはポーズの関係もあるのでは?」
真姫「そうなると、かなりの割合で食い込んでいるとも考えられる」
海未(やっぱり無視された)
8: 2014/08/15(金) 00:40:27.45 ID:qJ7a65CB0
真姫「当然、にこちゃんの魅力はスク水だけじゃないわ」
海未「まぁ、そうなのでしょうね」
真姫「ちゃんと聞きなさいよ!」
海未「す、すみません」
真姫「次はこの表情。海未の目にはどう映る?」
海未「どうと言われましても……泳いだ後で一息ついているのではないですか?」
海未「まぁ、そうなのでしょうね」
真姫「ちゃんと聞きなさいよ!」
海未「す、すみません」
真姫「次はこの表情。海未の目にはどう映る?」
海未「どうと言われましても……泳いだ後で一息ついているのではないですか?」
10: 2014/08/15(金) 00:43:54.29 ID:qJ7a65CB0
真姫「当たらずとも遠からず、ね。さすが海未よ」
海未「はぁ……」
真姫「ここにはちょっとしたギャップがあるのよ」
海未「と言いますと」
真姫「普段は笑顔を絶やすことのないにこちゃん」
真姫「でも、ちょっとした1シーンにうかがえるこんな表情がまたぐっとくるのよ」
海未「なるほど」
にこ「」
海未「はぁ……」
真姫「ここにはちょっとしたギャップがあるのよ」
海未「と言いますと」
真姫「普段は笑顔を絶やすことのないにこちゃん」
真姫「でも、ちょっとした1シーンにうかがえるこんな表情がまたぐっとくるのよ」
海未「なるほど」
にこ「」
12: 2014/08/15(金) 00:49:21.48 ID:qJ7a65CB0
にこ(なんか真姫ちゃんのテンション高い声がすると思ったら)
にこ(なんで部室であんな話してんのよ!)
真姫「そのうえ頬を伝う水が輝いて、よりにこちゃんの魅力を引き立てているのよ」
海未「よく見てますね、全然気づきませんでした」
にこ(海未もそこは止めなさいよ!)
真姫「この赤いシュシュも似合ってるでしょ?」
海未「いつものリボンとは違って、これはこれでいいですね」
にこ(なんで部室であんな話してんのよ!)
真姫「そのうえ頬を伝う水が輝いて、よりにこちゃんの魅力を引き立てているのよ」
海未「よく見てますね、全然気づきませんでした」
にこ(海未もそこは止めなさいよ!)
真姫「この赤いシュシュも似合ってるでしょ?」
海未「いつものリボンとは違って、これはこれでいいですね」
14: 2014/08/15(金) 00:52:29.58 ID:qJ7a65CB0
真姫「海未もわかってきたじゃない」
海未「まぁ、なんだかんだ言ってにこはかわいいですからね」
にこ「」
にこ(あれ、海未もそっちに行っちゃうの?)
真姫「ここで私が思うこのスク水写真の最大のポイントを教えるわ」
海未「まだあるというのですか?」
にこ(まだあるの……)
海未「まぁ、なんだかんだ言ってにこはかわいいですからね」
にこ「」
にこ(あれ、海未もそっちに行っちゃうの?)
真姫「ここで私が思うこのスク水写真の最大のポイントを教えるわ」
海未「まだあるというのですか?」
にこ(まだあるの……)
15: 2014/08/15(金) 00:55:35.06 ID:qJ7a65CB0
真姫「それは、見せてしかるべきところを見せていないのよ!」
海未「どういう……ことですか?」
にこ(どういうことよ)
真姫「スク水と言えば、その形状から他人に見られる部分が多くなるわ」
海未「ええ、普段見えないところまで見られ……はっ」
真姫「ふふ……気付いたみたいね」
にこ(え、なに、なんなの?)
海未「どういう……ことですか?」
にこ(どういうことよ)
真姫「スク水と言えば、その形状から他人に見られる部分が多くなるわ」
海未「ええ、普段見えないところまで見られ……はっ」
真姫「ふふ……気付いたみたいね」
にこ(え、なに、なんなの?)
16: 2014/08/15(金) 01:00:56.37 ID:qJ7a65CB0
真姫「そう、このにこちゃんは、腋、お尻、さらには一番大事なところを完全に見せていないのよ!」
にこ(な、なんだってー)
海未「なるほど……たしかに、脚もカメラアングルのせいで左の太ももが大きく見えるだけで……」
真姫「右の太ももはたいして映ってない」
海未「左腋はしめているせいで見えなくて」
真姫「右腋はタオルがうまく隠してくれている」
にこ(……帰っていいかしら)
にこ(な、なんだってー)
海未「なるほど……たしかに、脚もカメラアングルのせいで左の太ももが大きく見えるだけで……」
真姫「右の太ももはたいして映ってない」
海未「左腋はしめているせいで見えなくて」
真姫「右腋はタオルがうまく隠してくれている」
にこ(……帰っていいかしら)
17: 2014/08/15(金) 01:05:52.34 ID:qJ7a65CB0
真姫「一番は局部を水着の一片も見せていないことよ」
海未「……その心は?」
真姫「妄想が捗る」
海未「それはちょっとわからないですね」
真姫「はぁ? 意味わかんない」
海未「ですよね、にこ?」
にこ「」ビクッ
海未「……その心は?」
真姫「妄想が捗る」
海未「それはちょっとわからないですね」
真姫「はぁ? 意味わかんない」
海未「ですよね、にこ?」
にこ「」ビクッ
18: 2014/08/15(金) 01:10:19.51 ID:qJ7a65CB0
真姫「に、ににににこちゃん? いつ、いつからそこに……?」
海未「ギャップがどうこうのあたりからいましたよね」
にこ「え、ええ。っていうか、気付いてたんなら真姫ちゃんのこと止めなさいよ」
海未「すみません、真姫の勢いに押されてしまって……」
真姫「にこちゃんに嫌われた……絶対嫌われた……」
海未「……さっきまでの威勢はどこに」
にこ「……ほんとよね」
海未「ギャップがどうこうのあたりからいましたよね」
にこ「え、ええ。っていうか、気付いてたんなら真姫ちゃんのこと止めなさいよ」
海未「すみません、真姫の勢いに押されてしまって……」
真姫「にこちゃんに嫌われた……絶対嫌われた……」
海未「……さっきまでの威勢はどこに」
にこ「……ほんとよね」
19: 2014/08/15(金) 01:15:40.26 ID:qJ7a65CB0
にこ「はぁ、真姫ちゃん。にこは別に怒ってないわ」
真姫「ほ、ほんと?」グスッ
海未(涙目になるほどならやめておけばいいのに……)
にこ「ええ、にこのかわいさを広めてくれたんでしょ? それなら許してあげる」
真姫「ありがと……にこちゃん」
にこ「でも……にこがいないとこだとちょっと恥ずかしいから、ほどほどに、ね?」
真姫「うん……わかった」
真姫「ほ、ほんと?」グスッ
海未(涙目になるほどならやめておけばいいのに……)
にこ「ええ、にこのかわいさを広めてくれたんでしょ? それなら許してあげる」
真姫「ありがと……にこちゃん」
にこ「でも……にこがいないとこだとちょっと恥ずかしいから、ほどほどに、ね?」
真姫「うん……わかった」
21: 2014/08/15(金) 01:19:27.37 ID:qJ7a65CB0
真姫「じゃあ、にこちゃんと一緒ならいいわけね」
にこ「あれ? にこの言い方が悪かったかな?」
真姫「そういうことなら、海未! 今日の練習は休むわ、にこちゃんも!」
海未「え? どういう……」
真姫「にこちゃんのかわいさを広めまくるわよ! さぁ、にこちゃんも早く!」
にこ「え、なんで? あ、ちょっと、引っ張んないでって……いやぁぁああぁぁぁああ!」
海未「……さて、練習の準備でも始めますかね」
――終わり
にこ「あれ? にこの言い方が悪かったかな?」
真姫「そういうことなら、海未! 今日の練習は休むわ、にこちゃんも!」
海未「え? どういう……」
真姫「にこちゃんのかわいさを広めまくるわよ! さぁ、にこちゃんも早く!」
にこ「え、なんで? あ、ちょっと、引っ張んないでって……いやぁぁああぁぁぁああ!」
海未「……さて、練習の準備でも始めますかね」
――終わり
23: 2014/08/15(金) 01:33:32.03 ID:Edy+Um/+o
乙
引用元: 真姫「とうとう手に入れたわ」
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