ダイルビ「「エリーチカ！！」

ルビィ「すごいよお姉ちゃん！　絵里ちゃんのサインだよ！」

ダイヤ「初SECがエリーチカ…！　こんなに嬉しいことはないですわ…！！」

ダイヤ「早速このカードでデッキを強化ですわ…！！」

～現在～

ダイヤ「どうして鞠莉さんと果南さんのHRが引けないんですの！？」

ダイヤ「……はぁ。一人回しでもしていましょう」

つバニラ(ﾍﾟﾗ)
つ無駄LIVE(ﾍﾟﾗ)
つバニラ(ﾍﾟﾗ)
…11ターン目
ライブ成功、9点達成

ダイヤ「……なんなんですの、このHR全沈みのデスカットは！？」

ダイヤ「ストラパ・スノハレから2弾スノハレとかどういうことですの…！」

ダイヤ「……もう一度。もう一度パックを買いに行きましょう」

……ﾍﾟﾘﾍﾟﾘ♪

ダイヤ「10パックでSRが一枚だけ…見事なまでのドブライブ……なんなんですのこれは！？　善子さんじゃあるまいし！」

ダイヤ「……はぁ…。貯めに貯めたお年玉もおこずかいも使い切ってしまいますわ」

ダイヤ「どうしてわたくしにはAAエリーチカと他学年SPしかいないんですの…？　挙句鞠莉さんと果南さんのHRも当たりませんし…」

ダイヤ「こうなったらお母さまに……いえ、それは黒澤家の長女として恥ずべき行為ですわ…」

～ルビィの部屋～

善子「千歌さんの5弾HRで上がりよ」

善子「へくちっ」

ルビィ「善子ちゃん風邪…？」

花丸「大丈夫ずら？」

善子「善子ゆーな。…ただの噂話でしょ。なんだかとても失礼なことを言われた気がするわ」

ルビィ「あっ、お姉ちゃん帰ってきたみたい」

善子「あの項垂れ方、ダイヤさん…あまりいい引きじゃなかったようね」

ルビィ「ぅゅ…お姉ちゃん…」

花丸「鞠莉さんは鞠莉さんと果南さんのSEC二枚ずつ引いたみたいずら」

善子「うげっ、あの人いったいどれだけ買ってるのよ…」

善子「さすが金持ちね…」

花丸「善子ちゃんは買わないずら？」

善子「買わないわ。だって、私が買うといつもRしか出てくれないんだもの」

花丸「たしかに、善子ちゃんのデッキはプロモが多いずら」

善子「ま、一人回ししたりずら丸たちとゆる～く遊ぶだけで楽しいしね」

花丸「それもそうずら」

ルビィ「…二人とも、お願いがあるの」

よしまる「？」

～ダイヤの部屋～

ｺﾝｺﾝｺﾝ

ダイヤ「はい。…入っても構いませんよ」

ルビィ「お姉ちゃん、久しぶりに一緒にスクコレしない？」

ダイヤ「……嫌ですわ。それ、見たくない」

ルビィ「ぅゅ…」

善子（これは重傷ね…）ﾋｿﾋｿ
花丸（荒れてるずら…）ﾋｿﾋｿ

～少し前～

ルビィ「…二人とも、お願いがあるの」

よしまる「？」

ルビィ「最近のお姉ちゃん、スクコレのこととなると辛そうで悲しそうなの」

ルビィ「それでね、二人にはお姉ちゃんがもう一度笑ってスクコレをできるように協力してほしいの！」

花丸「ルビィちゃんの頼みと」

善子「他ならぬダイヤさんのことなら」

よしまる「喜んで協力するわ(ずら)！」

～現在～

ルビィ「そんなこと言わないで一緒にやろう？　きっと楽しいよ！」

ダイヤ「嫌なものは嫌ですわ。わかったら部屋に戻りなさい」

花丸「ダイヤさん！　ルビィちゃんのお話しをちゃんと聞いてほしいずら！」

善子「そうよ！　そんなに邪険にすることないじゃない！」

ダイヤ「…っ。貴女方は関係ありませんわ！」

ルビィ「お姉ちゃん！　昔のお姉ちゃんはとっても楽しそうだった！　楽しくないの、スクコレ！？」

善子「そうよ！　私に先攻渡したうえで勝って、ドヤってきたダイヤさんはどこに行ったのよ！？」

花丸「スクコレのコツを笑顔で教えてくれたダイヤさんはもういないずら！？」

ダイヤ「！！」

………

ダイヤ「やりましたわ！　Aqoursの皆さんの中で一番初めに平均9ターン代のデッキが作れましたわ！」

ダイヤ「早速善子さんに自慢に行きましょう！」

ダイヤ「善子さん善子さん！安定9ターンのデッキが完成しましたわよ！対戦しましょ、対戦！」

善子「わかったから離れなさいよ～！」

ダイヤ「いえいえ、うんと言うまで離れませんわ！」

善子「仕方ないわね～！　この堕天使ヨハネの本気を見せてあげる！　ふふっ、堕天流暗黒輝右手に見惚れるといいわ！」

…
善子「あ～、どうしても1ターン足りないわ」

ダイヤ「わたくしのデッキの方が一枚上手のようですわね！」(ﾄﾞﾔｯ)

………

花丸「ダイヤさん、この状況どうしたらいいですか？　どうしてもターンがかかっちゃうずら」

ダイヤ「この場合でもデッキトップからの登場がおすすめですわ」

ダイヤ「手札のLIVEカードを使ってまで焦って楽曲をクリアする必要はありませんが、デッキトップからLIVEカードが現れても…こっちのRushとSPを使えばHtHのライブ成功できますでしょう」

ダイヤ「SPは重い楽曲と相性が良いように思われ温存されますが、一概にそうではないのです。次はそこを意識してみてください。もちろん3弾花陽ちゃん等入っていれば手出しLIVEでSP使用も正解ですよ」

花丸「ありがとうございます！　やってみるずら！」

ダイヤ「その意気ですわ」

花丸「やったぁ！10ターン切れたずら！」

ダイヤ「偉いですわ！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

花丸「えへへ」

～～～

ダイヤ「……わたくしは大切なことを忘れていたようです」

ルビィ「お姉ちゃん…」

ダイヤ「そうです。最初は対戦をするだけで楽しかった。パック開封するだけで心躍りましたわ」

善子「ダイヤさん…」

ダイヤ「それなのに、いつの間にかターン数やレアリティばかりに固執するようになっていました」

花丸「ダイヤさん…」

ダイヤ「パックからは狙ったカードが引けず、何度やっても平均ターンは縮まず、イライラして貴女方に当たってしまうなんて…わたくしはなんて愚かなんでしょう」

ルビィ「そんなこと気にしてないよ！」

善子「ええ！生徒会長が強情なのはいつものことだしね！」

花丸「マルたち、ダイヤさんとスクコレしたいずら！」

ダイヤ「ルビィ、善子さん、花丸さん…」

よしまるびぃ「「「一緒にスクコレやろう！」」」

ダイヤ「はい…！わたくしと一緒にスクコレをいたしましょう…！」

～～～

ダイヤ「……次デッキトップがRushか5弾果南さんなら！」

つダイヤクールLIVE(ﾍﾟﾗ)

善子「あちゃ～惜しかった～！」

花丸「でもダイヤさん、これでも9ターンずら！」

ルビィ「すごいよお姉ちゃん！　もうすぐ平均8ターン台にできるよ！」

ダイヤ「ふふ。よーし、もう一回ですわ！」

ルビィ「お姉ちゃん、がんばルビィ！」

ダイヤ「スクコレ楽しいですわ♪」

おわりですわ♪

パックの引きが悪い、ターンが縮まない、対戦相手がいない、晒されてる等々
ここ最近のスクコレプレイヤーのモチベーション低下を憂いて
新弾前に初心を思い出してもらおうと書いたものです

今月には6弾
6月にはμ'sの新弾が出るのです

みんなで良いスクコレライフを送りましょう！

乙乙