100: 2018/10/10(水) 21:39:22 ID:Ot0fvhgg

101: 2018/10/10(水) 21:43:43 ID:Ot0fvhgg
ちひろ「すみません! すみません!」

未央「だっ、大丈夫なの!? プロデューサー!」

卯月「『夜のスタミナドリンク』だなんて……!」

凛「どうしてそんなのがあるの!?」


武内P「いえ、それは後にしましょう」

武内P「皆さん、今すぐに逃げてください」


未央・卯月・凛・ちひろ「!?」

102: 2018/10/10(水) 21:47:39 ID:Ot0fvhgg
未央「もしかして、本当に効いてるの!?」


武内P「すみません……自分では、よく」

武内P「ですが、万が一という事もあります」


卯月「だっ、大丈夫ですか!?」


武内P「島ムラさん」

武内P「はい、今の所は……ですが」


凛「……待って。なんか、ちょっと変じゃない!?」

ちひろ「まさか、試しに作った一本が紛れ込んでたなんて……!」

103: 2018/10/10(水) 21:53:28 ID:Ot0fvhgg
未央「なんでそんなの作ったの!?」


武内P「待ってください」ジィッ

武内P「今は、この場を離れる方が先です」ジィィッ


卯月「な、なんか視線が……いつもより、下じゃないですか!?」


武内P「そう、でしょうか?」ジィッ

武内P「私は、皆さんの胸を見ているだけですが」ジィィッ


凛「見なくていいから! ねえ、効果凄すぎじゃない!?」

ちひろ「し、試作品だから……」


ちひろ「とりあえず凄く効果が出るように……って」


未央・卯月・凛「……!?」

104: 2018/10/10(水) 21:56:43 ID:Ot0fvhgg
未央「絶対ヤバいって! プロデュ――」


武内P「待ってください!」


未央「っ!?」

卯月「ぷっ、プロデューサーさん……!?」

凛「どうしたの!? ねえ!」


武内P「それ以上、私に近づいてはいけません!」

武内P「近寄られると……理性が……!」


未央・卯月・凛・ちひろ「……!」

105: 2018/10/10(水) 22:03:23 ID:Ot0fvhgg
武内P「……今は、理性で性欲を抑えています」

武内P「しかし、想像以上にドリンクの効果は高いようです」

武内P「なので……今のうちに、逃げてください」

武内P「私が性欲を抑えていられる間に……早く!」


未央・卯月・凛「っ……!」

ちひろ「……行きましょう、皆」

未央・卯月・凛「でもっ!?」


ちひろ「ここは、私が責任を持って守り抜きます」

ちひろ「それが――アシスタントの、務めですから」


未央・卯月・凛「えっ!?」


武内P「……」

武内P「えっ?」

106: 2018/10/10(水) 22:10:39 ID:Ot0fvhgg
武内P「千川さん……あの、何を……?」


ちひろ「……元々、私のせいですから」

ちひろ「だから、責任を取るのは……当たり前じゃないですか」


武内P「いえ、あの」

武内P「全員、外に出て頂けるだけで……」


ちひろ「……」

ちひろ「今日の下着、黒ですよ♪」


武内P「!? ぐうっ、おおおおっ!?」ムラムラムラムラッ!


未央・卯月・凛「……!?」

107: 2018/10/10(水) 22:17:18 ID:Ot0fvhgg
未央「ちひろさん!? 何言ってんの!?」

卯月「プロデューサーさん、苦しんでるじゃないですか!」

凛「ねえ! どうしてあんな事言ったわけ!?」


武内P「おおっ……あああっ……!」ムラムラムラムラッ!


ちひろ「だ……だって……」

ちひろ「いくら同僚とは言え、異性として全く意識されてなくて……」

ちひろ「偶然だけど、チャンスと思ったら……つい」


武内P「っぐ……ふうっ……! ふううっ……!」ムラムラ…ムラッ…


未央・卯月・凛「……」

108: 2018/10/10(水) 22:27:07 ID:Ot0fvhgg
ちひろ「でっ、でも! やっぱり駄目よね!」

ちひろ「その……ほら、ムードとかあるし」


武内P「お……お願いします……!」ムラムラッ…!

武内P「早く……早く、部屋の外へ……!」ムラムラッ…!


未央・卯月「タイム!」


武内P「!?」ムラッ!?


凛「えっ、ちょっと待って!? えっ、何!?」


未央「これから、第一回ニュージェネ会議を始めます!」

卯月「はいっ! 島村卯月、頑張ります♪」

凛「何なの!? ねえ、ちょっと二人とも!?」

109: 2018/10/10(水) 22:33:36 ID:Ot0fvhgg
未央「私、ちひろさんの言うことも一理あると思うんだよね」

凛「待って! ねえ、どういう事!? ちゃんと説明して!」


未央「――しぶりん、例えばだよ?」


凛「な、何」


未央「しぶりんのスカートが風でめくれてさ」

未央「それをプロデューサーに見られてて、ね?」

未央「全然、何とも思ってなかったとしたら……」

未央「……どう思う?」


凛「……それは……何か、イラッとするかも」


未央「でしょ!?」


武内P「あの……! 外で……!」ムラムラッ…!

武内P「会議は、外でお願いします……!」ムラムラッ…!

110: 2018/10/10(水) 22:39:07 ID:Ot0fvhgg
卯月「……私、パジャマ姿を見られた事もあるんです」

凛「……うん、聞いた事ある」


卯月「――無反応、だったんです」


凛「……」


卯月「パジャマだとか、髪ボサボサだ……とか」

卯月「……恥ずかしいと思ってたのって、私だけで」

卯月「全然、プロデューサーさんは普通にしてて」

卯月「……どう思います?」


凛「……それは……うん、ムカッとするかも」


卯月「ですよね!?」


武内P「すみません……! 申し訳、ありませんでした……!」ムラムラッ…!

武内P「ですから……お願いですから、外へ……!」ムラムラッ…!

111: 2018/10/10(水) 22:50:36 ID:Ot0fvhgg
未央「ちひろさん! さっき、どう思った!?」

ちひろ「さっきって……その……ムラムラっとされて?」

卯月「はい! 正直な感想を聞かせてください!」

ちひろ「……そうね、いざと言う時のために試作したドリンクだったけど……」

凛「……まあ、今のは聞かなかった事にしておくから」


ちひろ「……凄く」

ちひろ「凄く、気分が良かったわ」

ちひろ「……うまく、表現出来ないんだけど」

ちひろ「こう……本当に、気分が良かったわ」


未央・卯月・凛「……そんなに?」


武内P「……っく、おおっ……!」ムラムラムラッ…!

武内P「あの、早く……! 早く、外へ……!」ムラムラムラッ…!

112: 2018/10/10(水) 22:56:56 ID:Ot0fvhgg
ちひろ「――プロデューサーさん♪」ウフーン♪


武内P「っ!? ああっ、お、おおっ……!」ムラムラムラムラッ!


ちひろ「……!」ゾクゾクッ!

未央「っ! ぷっ、プロデューサー! ほ~ら♪」アハーン♪


武内P「ふぐっ、うううっ……! くうううっ……!」ムラムラムラムラッ!


未央「……!」ゾクゾクッ!

未央「これヤバイ! やばいって!」ゾクゾクッ!

卯月「っ! ぷっ、ぷぷっ、プロデューサーさんっ!///」オホーン♪


武内P「うううっ……ぐうっううっ、おおおああっ……!」ムラムラシマムラッ!


卯月「……!///」ゾクゾクッ!

卯月「りっ、凛ちゃ――んっ!/// これ……凛ちゃ――んっ!///」


凛「……!」

113: 2018/10/10(水) 23:03:39 ID:Ot0fvhgg
凛「まっ、待って!/// ちょっとだけ、心の準備させて!///」


武内P「……!……!」ムラムラムラムラムラムラッ!!


凛「すーっ……はーっ……」


武内P「!」ボンッ!!!


凛「!」

凛「こっ……こんな、感じ……とか……?///」イヤーン♪


武内P「……」


凛「……!///……!///」イヤ~ン♪


未央・卯月・ちひろ「……?」

114: 2018/10/10(水) 23:15:27 ID:Ot0fvhgg
未央「あの……ぷ、プロデューサー?」


武内P「――はい」キラキラッ!


未央「っ!? えっ、何!? 何々!?」

卯月「な、なんか……急に、爽やかに!」

ちひろ「せっ、性欲は……どこへ……!?」


武内P「――はい」キラキラッ!

武内P「大爆発して――跡形もなく、消し飛びました」キラキラッ!


未央・卯月・ちひろ「っ!?」


凛「……?///……?///」イヤァ~ン♪

115: 2018/10/10(水) 23:27:47 ID:Ot0fvhgg
未央「嘘でしょ!? えっ、そういうものなの!?」

武内P「いえ、恐らくですが……」キラキラッ!

卯月「なっ、何か理由があるんですか!?」

武内P「はい。それは――皆さんです」キラキラッ!

ちひろ「……私達?」


武内P「皆さんが、あまりにも魅力的すぎたからです」キラキラッ!


未央・卯月・ちひろ「っ……!?///」

未央・卯月・ちひろ「は……はい……///」


凛「……?」イヤァァ~ン♪

凛「……」

凛「待って」

116: 2018/10/10(水) 23:38:24 ID:Ot0fvhgg
凛「ねえ……ちょっと」

武内P「? 渋谷さん?」キラキラッ!


凛「ふざけないでよ!……ふざけないでよ!」

凛「爽やかとか良いから! ねえ、何なの!?」


武内P「っ!?」ビクッ!

武内P「し、渋谷さん……!?」


凛「未央も、卯月も、ちひろさんも!」

凛「三人は、エOチな目で見たでしょ!?」


未央・卯月・ちひろ「い、言い方……///」

117: 2018/10/10(水) 23:47:03 ID:Ot0fvhgg
凛「ねえ、未央! どうだった!?」

未央「ふえっ!? え、ええっと……いやぁ~、それはちょっと///」

凛「卯月! ねえ、卯月! 卯月はどうだったの!?」

卯月「はいっ!? そ、それは、その……えうぅ……///」

凛「ちひろさん!……ちひろさんっ!」

ちひろ「ご、ごめんね……ふふっ!……うふふっ///」

凛「……」


凛「――ねえ」


武内P「っ!?」ビクッ!

118: 2018/10/10(水) 23:56:21 ID:Ot0fvhgg
凛「……」

ツカツカツカツカ!

武内P「……!?」

凛「ねえ」

グイッ!

武内P「っ!? し、渋谷さん!? ネクタイを離し――」


凛「性欲、早く」ギロッ!

グイィッ!


武内P「……そっ、そう言われましても!」

武内P「くっ、苦し……待ってください!」

119: 2018/10/11(木) 00:08:58 ID:1iYtDAts
凛「何? 私のことは、エOチな目で見られないの?」

武内P「……す、すみません、今は……!」

凛「今は? じゃあ、いつ? いつ、性欲?」

武内P「……た」


武内P「助けてください! 皆さん、助けてください!」


シーン……


武内P「……!?」


凛「馬鹿にしないで!」

凛「皆の助けがないと、私をエOチな目で見られないの!?」


武内P「!? あっ、いえ、その……」

武内P「……う……んんん……!」

120: 2018/10/11(木) 00:20:15 ID:1iYtDAts
武内P「で、では……お願いがあります」

凛「何」

武内P「目を……閉じていただけますか?」

凛「は?」

武内P「……」

凛「なんで?」


武内P「……必要な事です」


凛「……」

凛「っ!?///」

凛「ふっ……ふーん!?///」

121: 2018/10/11(木) 00:25:51 ID:1iYtDAts
凛「意味がわからないけど!///」

凛「わからないけど、目を閉じれば良いんだよね!///」

凛「――はい、閉じた!///」

凛「閉じたから!/// 閉じたから――っ!///」


武内P「……」


凛「……!///」ドキドキ!


武内P「……」


凛「……!///」ドキドキ!

122: 2018/10/11(木) 00:34:35 ID:1iYtDAts
凛「……!///」ドキドキ!

武内P「……目を開けてください」

凛「……ん?」

武内P「どう、でしたか?」

凛「……どう?」


武内P「私なりに……ですが」

武内P「頑張りました」


凛「……」

凛「何が?」

123: 2018/10/11(木) 00:42:37 ID:1iYtDAts
武内P「!? 待ってください! 何も、感じませんでしたか!?」

凛「えっ? だ……だから、何を?」

武内P「っ……!?」ガーン!

凛「ねえ、もしかして……エOチな目で見てるつもりだったの?」

武内P「……すみません、今は……すみません」ションボリ

凛「え、えっと……調子が悪かっただけだって! ねっ?」

武内P「……」ションボリ


凛「また、今度! 今度で良いから!」

凛「そんなに気にしないで! 大丈夫だから!」ニコッ!


武内P「……良い、笑顔です」

124: 2018/10/11(木) 01:09:29 ID:1iYtDAts
  ・  ・  ・

ちひろ「……だからあの後、凛ちゃんは優しかったんですね」

武内P「……」

ちひろ「ふふっ! でも、上手く躱されましたね♪」

武内P「……千川さん」

ちひろ「はい?」

武内P「今回の件に関してですが――」



武内P「溜め込むのは良くない、と」

武内P「……そう、考えています」




おわり

引用元: 武内P「渋谷さんのお尻にマイクが!?」