1: 2021/03/21(日) 13:54:01.809 ID:Qi8YYJD/a.net
シンジ「……」モグモグ

レイ「……」パクパク

アスカ「(バカシンジのヤツ、料理の腕だけは褒めてあげてもいいわね)」クッチャクチャ

アスカ「(あっ、ご飯食べてたらオナラしたくなっちゃった)」ブボッ

シンジ「!? くっさぁ!」ビクゥッ

3: 2021/03/21(日) 13:55:41.816 ID:Qi8YYJD/a.net
シンジ「おぇぇ、アスカ今オナラしただろ!くさいよ!!」

アスカ「なによ、生理現象なんだから仕方ないでしょ。それくらい我慢しなさいよ」

シンジ「我慢できる限度超えてるよ!何食ったらこんなくさいオナラできるんだよ!?おえぇ!」

アスカ「アンタと同じものしか食べてないわよ!まったく、バカシンジは大袈裟すぎるのよね」

シンジ「そんなことないよ!綾波の方見ろよ!」

レイ「」

シンジ「無表情で分かりにくいけど気絶してるからねこれ!?」

シンジ「気絶!してる!からね!?これ!!!」バンッ

アスカ「な、なによ…バカシンジのくせに、そこまで言うなんて…」

アスカ「(ちょっと興奮してきちゃうじゃない…♡)」ゾクゾクゥ

7: 2021/03/21(日) 13:57:16.088 ID:Qi8YYJD/a.net
シンジ「アスカも女の子なんだからもうちょっとお淑やかさというものをね!」ガミガミ

アスカ「(バカシンジのヤツいつになく怒ってるわね。ここでもう一発こいたらどんな反応するのかしら…)」

シンジ「聞いてるアスカ!?」

アスカ「……」ブボッ

シンジ「がっ…!ごほっ…!?げほげほ!おええええっ!!!」

ビチャビチャァ

アスカ「え…バカシンジ、吐いてる…?」

シンジ「がっ…臭っ、おぇぇ!はぁはぁ…ぐっ…うぉぉ…なんて、臭い、なんだ…」ゼェゼェ

アスカ「(バカシンジが私のオナラで苦しみ悶えてる…私のオナラってそこまで臭いんだ…!)」ハァハァ

アスカ「(すかしっぺして直に嗅がせたらどこまで苦しんでくれるんだろ…♡)」

シンジ「おぇぇ!」

12: 2021/03/21(日) 14:03:02.718 ID:Qi8YYJD/a.net
シンジ「はぁはぁ…も、もういいよ。屁をこくななんて言わない、ただせめてこく前には僕に教えて…すぐ避難するから…」ヒュ-ヒュ-

アスカ「ねぇバカシンジ、そんかに私のオナラってくさいの」

シンジ「……」コクコクコクコクコク

アスカ「じゃあすかしっぺなんてしたらバカシンジどうなっちゃうんだろうね?」ブッ

スッ

シンジ「うわぁ!来るな来るな来るな来るな!」

アスカ「女の子にそんな態度取るなんて失礼なんじゃないの?」

シンジ「都合のいい時だけ女ぶるんじゃないよ!!!アスカはもはやおっさんだよ!おっさん!」

アスカ「バカシンジのくせに生意気よ!」ガシッ

シンジ「や、やめろよアスカ!離せっ、離せよ!」グイッグイッ

アスカ「そんな力じゃ振り解けないわよ?ほら、このままじゃ手のひらが顔面に…」

シンジ「うわあああああああああッ!!!!!!!」

ムワッ

シンジ「」ブクブクブク

カクンッ…

アスカ「っはぁぁぁう///!♡」ゾクゾクゾクゥッ

16: 2021/03/21(日) 14:10:02.071 ID:Qi8YYJD/a.net
シンジ「……ハッ、ぼくは一体何を…」

アスカ「やっと起きたのねバカシンジ、食事中に寝ちゃうなんてマナーがなってないわよ」

シンジ「え、そうだっけ?まったく記憶にないや…疲れてるのかな…」

レイ「私も今朝の記憶が抜け落ちてる…」

アスカ「2人ともなってないわね、そんなんでエヴァに乗れんの?」

シンジ「ご、ごめんアスカ…これからは気をつけるよ」

アスカ「ふん、もういいわよ。それよりさっさと晩御飯作りなさいよね」

シンジ「わ、もうこんな時間か。すぐに用意するよ!」

アスカ「(私のオナラって記憶が飛ぶほど臭いのね。さすがにこれからは自重しなきゃ…)」

シンジ「できたよ!今夜は豆のシチューにさつまいものバター添え、デザートにりんごやバナナのはちみつがけだ!」

アスカ「(見事にオナラの出そうな食べ物ばっかね。誘ってんのかしらコイツ…)」

18: 2021/03/21(日) 14:17:45.793 ID:Qi8YYJD/a.net
パクパクパク

レイ「碇くんの作ったご飯、おいしい…」モグモグ

シンジ「ホント?喜んでもらえて嬉しいよ」

アスカ「本当に料理の腕だけはすごいのよねぇ。おかげで食べすぎちゃう」クチャクチャ…ゴクンッ

アスカ「(ヤバ…案の定またオナラしたくなってきた…)」ギュルルッ

アスカ「(か、軽く…ちょっとずつすかしていけば気づかれないわよね…)」プッ

シンジ「……!?なんだこの異臭は!まさか、ガス漏れ!?」

レイ「でも、ガスの元栓はしまってる…」

シンジ「え、じゃあどこから…ミサトさん呼んで調べてもらった方がいいかな」

アスカ「(ただのオナラで騒ぎすぎよ…あっ、ヤバ…また出る)」ブビュ

レイ「っ…!?」パクパクパク

ガクンッ

シンジ「あ、綾波ィ!!」

20: 2021/03/21(日) 14:37:46.328 ID:Qi8YYJD/a.net
シンジ「綾波が倒れるなんて、まさかこれ毒ガスなんじゃ!?」

シンジ「うぅ、何だよちくしょう…何なんだよこれ!?頭まで痛く…アスカは平気なの!?」

アスカ「(ふふ、たかがオナラで右往左往しちゃって。やっぱいつ見てもバカシンジが私のオナラで苦しんでる姿はいいわね…///)」ウットリ

シンジ「うっ…アスカ、どうしてそんな表情して…あっ、うわああああああ!!!!」ガクガク

アスカ「あ、マズっ、記憶が戻りかけてる…止めなきゃ…でもどうすれば…」

アスカ「とりあえずまたにぎりっぺかまして記憶飛ばしましょ!」ガシッ

シンジ「むぐっ…!?急に何すんだよアス…」

モワァァ…

シンジ「ぐおっ!?ヒュッ、あ、おえぇぇぇえ!」ビチャビチャァ

アスカ「飛べ!飛べ!」ギュウウッ

シンジ「カハァ!おぅ…フォォ!」ヒュ-ヒュ-

アスカ「今朝はこのくらいで気絶してたのに!まさか、何度も嗅がせたせいでバカシンジに抗体ができてる!?」

シンジ「思い…出した!そういえば今朝もこうやって気絶させられて…この臭いもガスなんかじゃなくてアスカのオナラだったんだね!」

アスカ「(マズイマズイマズイ!こんなこと皆に知られたら赤っ恥もいいとこよ!何とかしてバカシンジを気絶させなきゃ!でもこれ以上の臭いなんて…)」

アスカ「……バカシンジ、少しの間だけ目を瞑ってなさい」

シンジ「な、何だよ。言っておくけどもうオナラなんかで気絶したりは…」

レロッ

シンジ「……!?鼻舐められ…うわぁ!アスカの唾液くさっ!」ビクゥッ

ドサッ…

アスカ「はぁはぁ…咄嗟の思いつきにしては上手くいったわね。いくらバカシンジの反応がいいからってこれ以上はもうやめなきゃ…」

シンジ「」ブクブクブク

アスカ「そう、これ以上は…やめ…」

アスカ「……」ムラムラァ

23: 2021/03/21(日) 14:56:03.821 ID:Qi8YYJD/a.net
シンジ「……っあぁ!」

シンジ「はぁはぁ…僕は一体何を…」

アスカ「起きたのねバカシンジ、今回は今朝ほど寝込んでない。やっぱり臭いに抗体がついてるのかしら」

シンジ「アスカ…そうだ、僕はアスカに鼻を舐められて…うわっ、唾液が乾いて余計臭いがっ…ゔぉえ!くっさ!くさすぎるよこれッ!」

アスカ「アンタが悪いのよ…バカシンジがそんないい反応して私を誘うから…」クチュクチュ

シンジ「な、何だよ!何してるんだよアスカ!?股に手なんて入れて…まさか!」

アスカ「はぁはぁ…女の子の大事な部分の臭いよ。ありがたく嗅げバカシンジ!」トロ-ッ

シンジ「嫌だ!オナラや唾液でここまでなのに…そんなの嗅いだら今度こそ氏んじゃうよ!!」

アスカ「だったらそこに転がってるえこひいきに嗅がせるわよ!」スッ

レイ「」

レイ「ァ…ゴホッ、ゲホッゲホォ!」ビクンビクンッ

シンジ「や、やめろ!綾波痙攣してるよ!それ以上その指を鼻に近づけちゃだめだ!!」

アスカ「ならアンタが嗅ぎなさい!私の大事な部分の臭いを!その鼻でしっかり感じ取りなさいよバカシンジ!!」

シンジ「っ…うああ…ああ!」

24: 2021/03/21(日) 15:05:36.449 ID:Qi8YYJD/a.net
ツカ…

シンジ「ううっ!(一歩進んだだけで異臭がこんなにっ…)」ツ-ン

シンジ「けど、僕が逃げたら綾波が氏ぬ。逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ…」

ツカツカ…

シンジ「ぐっ…うぉぉぉ…」

アスカ「ほら!さっさと嗅げ!」

クンクン

シンジ「お゛っ!」ビクゥンッ

シンジ「かはッ!フ-ッフ-ッ…んぉぉぉぉっ!?」

アスカ「か、感想は…?」ハァハァ

シンジ「く…腐らせたチーズを何千倍も濃くしたような刺激臭が…鼻を刺してくふっ、これもう臭いというより痛い!臭いが痛いよ!」

アスカ「っ~~~~~♡」

30: 2021/03/21(日) 15:31:56.213 ID:Qi8YYJD/a.net
アスカ「はぁはぁ…オナラも出そっ」ブッ

アスカ「唾液も…上から垂らしてあげる!」タラ-ッ

アスカ「ほら!臭いのフルコースよ!?どうなの?感想を聞かせなさいよっ!」


シンジ「(息止めても目瞑っても、針で刺すような刺激が入り込んでくる…も、もうダメだ…これっ、し、氏…)」




「あ゛綾゛ア゛☆ア゛@愛゛亞゛ア゛!!安゛★唖゛ぁ゛ア゛ア゛!!!!!!」

その日、シンジは五感のほとんどを失った

31: 2021/03/21(日) 15:39:15.150 ID:Qi8YYJD/a.net
シンジ「ァ…綾波…アスカ…みんな、どこ…?暗いよ…怖いよ…」フルフル

レイ「碇くん…私はここよ。ここにいるわ」ギュッ

シンジ「何も聞こえない…何も感じないんだ…もう嫌だ…!誰か、助けて!僕をこの暗闇から助けてよっ…」

アスカ「バカシンジ…これなら誰か分かるでしょ?」ブッ

モワァ…

シンジ「……ぁっ、この臭い…アスカ、アスカなんだね!?アスカはそこにいるんだ!」ウルウル

アスカ「そうよ!私はここにいる。アンタの横に立ってるのよ!」

シンジ「よかった…もう僕にはアスカしかいない。アスカだけが僕の全てなんだ!」

シンジ「だから…もうどこにも行かないで…ずっと僕の側にいてその臭いを嗅がせてよ…お願いだ…」ポロポロ

アスカ「当たり前よ!ずっと…これからはずっと一緒だから…」

シンジ「アスカ…」

アスカ「バカシンジ…」

…………チュッ

シンジ「……ゔぉえ、くっさ…♡」

レイ「」ブクブクブク


終劇

33: 2021/03/21(日) 15:41:57.831 ID:YNAlF/7oa.net
なんでこんなもんを書き切った

34: 2021/03/21(日) 15:44:53.280 ID:cO+UT6780.net

35: 2021/03/21(日) 16:12:31.200 ID:F7XCrwvra.net
臭劇

引用元: アスカ「(あっ…オナラ出そう)」ブッ シンジ「くっさ!」