1: ◆aHZi9fzbc. 2013/09/27(金) 17:52:16.68 ID:3g4qXoTDO
P「なんだいまの」
さくら「効果音でぇす!」
P「効果音か」
さくら「はぁい!」
P「さくらは元気だなぁ」
さくら「えっへへー!」
P「まあ今日は事務所でお留守番なんだけどね」
さくら「しょーん……」
P「なんだいまの」
さくら「効果音でぇす…」
P(しょ?)
村松さくら(15)
2: 2013/09/27(金) 17:55:06.33 ID:oRn0rQ6xo
P「ちゃんと留守番できるか?」
さくら「で、できますよぉ?わたしだって、おるすばんくらいしたことありますぅ」
P「ほお」
P「いいか。事務所を守るんだぞ」
さくら「はぇ?」
P「そこに留まり番をする。事務所はうちとは違う。いつどんな難事に襲われるか分からない」
さくら「はわわ」
P「さくらはそんな場所を、一人で、本当に守れるのか?」
さくら「無理でぇす!」ウワーン
泉「こらP、さくらをいじめないの」ガツン
P「そのPCの使い方はおかしいよ」イタイ
亜子「あ、ほらいずみ。PもPCも壊したらただじゃ済まんのやから、丁寧に扱わないかんよ」
P「あれ?亜子のなかでは俺とPCが同じ扱いなの?」
さくら「で、できますよぉ?わたしだって、おるすばんくらいしたことありますぅ」
P「ほお」
P「いいか。事務所を守るんだぞ」
さくら「はぇ?」
P「そこに留まり番をする。事務所はうちとは違う。いつどんな難事に襲われるか分からない」
さくら「はわわ」
P「さくらはそんな場所を、一人で、本当に守れるのか?」
さくら「無理でぇす!」ウワーン
泉「こらP、さくらをいじめないの」ガツン
P「そのPCの使い方はおかしいよ」イタイ
亜子「あ、ほらいずみ。PもPCも壊したらただじゃ済まんのやから、丁寧に扱わないかんよ」
P「あれ?亜子のなかでは俺とPCが同じ扱いなの?」
3: 2013/09/27(金) 17:58:06.55 ID:3g4qXoTDO
さくら「イズミーン。プロデューサーさんがいじめるんだぁ」
泉「よしよし」
泉「お留守番って言っても、そもそもPは一緒なんだから。なにも不安なことなんて…」チラ
P「?」
泉「Pがいること以外には、ないはず」
P「矛盾してるぞ。おい」
泉「論理的な整合性が取れないところにこそ、大事なことがあることもあるよね。最近学んだ」フフ
P「あっそ」
さくら「ふわあー…イズミンいい匂いですぅ……」
泉「ち、ちょっと」
P「おいこら変態。二人が仕事に行くのを邪魔しちゃだめだろ」グイ
さくら「うきゅ」
亜子「じゃまたーさくら、Pちゃん。アタシがいない間に無駄遣いしたらあかんよー?」
泉「またあとでね」
P「おう」
さくら「早く帰って来てねぇー…」パタパタ
パタン
4: 2013/09/27(金) 18:00:33.98 ID:oRn0rQ6xo
ポスン
さくら「はぷ…」
さくら「……」パタパタ
P(さて。昼飯は…もう一仕事してからでいいかな。……)チラ
さくら「……」コロコロ
P「…」
P「なあ」キュ
さくら「ふにっ…、あ、あんですかぁ?」
P「なんでちょっと言葉遣いが荒くなってんの?」
さくら「ぷ、ぷろでゅーさーさんが、はにゃをつまんでるからでぇす!」
P「ほう。俺のせいにするのか」プニプニ
さくら「ふぇーん」
さくら「はぷ…」
さくら「……」パタパタ
P(さて。昼飯は…もう一仕事してからでいいかな。……)チラ
さくら「……」コロコロ
P「…」
P「なあ」キュ
さくら「ふにっ…、あ、あんですかぁ?」
P「なんでちょっと言葉遣いが荒くなってんの?」
さくら「ぷ、ぷろでゅーさーさんが、はにゃをつまんでるからでぇす!」
P「ほう。俺のせいにするのか」プニプニ
さくら「ふぇーん」
5: 2013/09/27(金) 18:02:33.38 ID:3g4qXoTDO
パッ
さくら「はふん…」スリスリ
P「レッスンはべつに入れてないが、なにかすることはあるだろ?まあ…休養にするのも使い方だが、せっかく事務所に出て来たんだし――」
プイ
さくら「……」コロコロ
P「…。」
P「まあ、いいけど」
さくら「……」コロコロ
さくら「…あの、プロデューサーさん」
P「なんだ?」
さくら「今日はどうして、イズミンとアコちゃんの、二人でお仕事なんですか?」
P「……どうしてって」
さくら「むすー」
P「効果音?」
さくら「すねてるんでぇす!」
P(自分で言うのか)
さくら「はふん…」スリスリ
P「レッスンはべつに入れてないが、なにかすることはあるだろ?まあ…休養にするのも使い方だが、せっかく事務所に出て来たんだし――」
プイ
さくら「……」コロコロ
P「…。」
P「まあ、いいけど」
さくら「……」コロコロ
さくら「…あの、プロデューサーさん」
P「なんだ?」
さくら「今日はどうして、イズミンとアコちゃんの、二人でお仕事なんですか?」
P「……どうしてって」
さくら「むすー」
P「効果音?」
さくら「すねてるんでぇす!」
P(自分で言うのか)
6: 2013/09/27(金) 18:05:12.86 ID:oRn0rQ6xo
P「……」ハア
P「ちょっと早いけど、一緒に昼飯でも食いに行くか」
さくら「お弁当があるのでけっこーでぇす」
P「…あ、そ」
P「…留守番はできるんだっけ?」
さくら「で、できますってばぁ!」
P「そっか。がんばれ。じゃあな」パタン
さくら「…………」コロコロコロ…
ガチャ
P「勝手に事務所の物をピンク色にしたりするなよ」
さくら「そ、そんなことしませんよぉ!もぉお!!」
P「それはよかった」パタン
さくら「……もぉー」
さくら「……」コロコロ
P「ちょっと早いけど、一緒に昼飯でも食いに行くか」
さくら「お弁当があるのでけっこーでぇす」
P「…あ、そ」
P「…留守番はできるんだっけ?」
さくら「で、できますってばぁ!」
P「そっか。がんばれ。じゃあな」パタン
さくら「…………」コロコロコロ…
ガチャ
P「勝手に事務所の物をピンク色にしたりするなよ」
さくら「そ、そんなことしませんよぉ!もぉお!!」
P「それはよかった」パタン
さくら「……もぉー」
さくら「……」コロコロ
7: 2013/09/27(金) 18:07:30.30 ID:3g4qXoTDO
・・・・・
P「…牛丼でも食おうかな。いや、そういえば近くに新しい定食屋が……」ウーム
P「……」
P「…コンビニでいいか」
P「……さくらのやつ、桃が好きなんだっけ……ピンクならなんでもいいのか?」
P「…牛丼でも食おうかな。いや、そういえば近くに新しい定食屋が……」ウーム
P「……」
P「…コンビニでいいか」
P「……さくらのやつ、桃が好きなんだっけ……ピンクならなんでもいいのか?」
9: 2013/09/27(金) 18:11:21.19 ID:3g4qXoTDO
P「やっぱりさくらに留守番は無理だったか」クス
さくら「?プロデューサーさん、いまなんて…」
P「ほら」ポイ
さくら「ひん」ゴン
P「あ、悪い」
さくら「……いえ。わたしの、運動神経がにぶいのが悪いですから…」サスサス
P「さいですか」
さくら「なんですかぁ?…桃のぜりー?」
P「やるよ。昼飯のデザートにでも食べろ」
さくら「……えへへ。ありがとうございまぁす!」
P「どういたしまして」
さくら「?プロデューサーさん、いまなんて…」
P「ほら」ポイ
さくら「ひん」ゴン
P「あ、悪い」
さくら「……いえ。わたしの、運動神経がにぶいのが悪いですから…」サスサス
P「さいですか」
さくら「なんですかぁ?…桃のぜりー?」
P「やるよ。昼飯のデザートにでも食べろ」
さくら「……えへへ。ありがとうございまぁす!」
P「どういたしまして」
11: 2013/09/27(金) 18:16:47.09 ID:3g4qXoTDO
P「じゃあ一緒に食べるか」
さくら「…………」
さくら「…むすぅ。はぁい」
P「おう」
さくら「…………」
さくら「…むすぅ。はぁい」
P「おう」
12: 2013/09/27(金) 18:18:16.42 ID:oRn0rQ6xo
パカ
さくら「いただきます」
P「どうぞ」
さくら「……作ったのはわたしですぅ。プロデューサーさんじゃないでぇす」
P「へえ。自分で作ったのか。すごいな」
さくら「えへへ。わたしすごいですかぁ!」
P「からあげ美味そう」ヒョイ
さくら「ああっ!と、取らないでくださぁい!」モー
P「美味い」モグモグ
さくら「……あっ…」
さくら「そ、ですかぁ……えへ、へ…もー……」
さくら「いただきます」
P「どうぞ」
さくら「……作ったのはわたしですぅ。プロデューサーさんじゃないでぇす」
P「へえ。自分で作ったのか。すごいな」
さくら「えへへ。わたしすごいですかぁ!」
P「からあげ美味そう」ヒョイ
さくら「ああっ!と、取らないでくださぁい!」モー
P「美味い」モグモグ
さくら「……あっ…」
さくら「そ、ですかぁ……えへ、へ…もー……」
13: 2013/09/27(金) 18:20:08.90 ID:3g4qXoTDO
P「ご飯ってさ」
さくら「?はい」
P「一人で食べると寂しいだろ」
さくら「……そうですね」
P「うん。でも俺はさくらがいるからな。寂しくない」
P「ほら。さくらはいる子だろ?」
さくら「……むぅ」
さくら「そういうことじゃないでぇす…」
P「そういうことだよ。大体、さくらがいらない子なら、二人と一緒に仕事に行っていない俺までいらない子になっちまう」
さくら「えぇっ。そ、そんなことはないでぇす!」
P「うん。だからまあ、俺もさくらも同じことで、いらない子じゃない」
さくら「…………」
さくら「うー……」
さくら「……ふふ」
さくら「?はい」
P「一人で食べると寂しいだろ」
さくら「……そうですね」
P「うん。でも俺はさくらがいるからな。寂しくない」
P「ほら。さくらはいる子だろ?」
さくら「……むぅ」
さくら「そういうことじゃないでぇす…」
P「そういうことだよ。大体、さくらがいらない子なら、二人と一緒に仕事に行っていない俺までいらない子になっちまう」
さくら「えぇっ。そ、そんなことはないでぇす!」
P「うん。だからまあ、俺もさくらも同じことで、いらない子じゃない」
さくら「…………」
さくら「うー……」
さくら「……ふふ」
14: 2013/09/27(金) 18:21:48.58 ID:oRn0rQ6xo
さくら「ふふ、ふふふっ」
P「なんだよ」
さくら「…いえ、なんでも……えへ、えへへ」
さくら「プロデューサーさん、言ってること、むちゃくちゃです。イズミンやアコちゃんとお話するときは、もっと……??あれ…でも、そのときも、私には難しいから、めちゃくちゃな話だなぁ……?」
さくら「……」プシュゥ
P(煙が)
さくら「と、とにかく、今日のプロデューサーさんは、変でぇす」
P「そうか?」
さくら「はい」コクン
P「そっか」
さくら「はぁい!」
P「まあ、いいだろ。ときには変になることも必要だ。泉もそんなようなことを言ってたし」
さくら「そうですねぇ!」
P「さくらはいつも変だけどな」
さくら「はぁい!?」
P「なんだよ」
さくら「…いえ、なんでも……えへ、えへへ」
さくら「プロデューサーさん、言ってること、むちゃくちゃです。イズミンやアコちゃんとお話するときは、もっと……??あれ…でも、そのときも、私には難しいから、めちゃくちゃな話だなぁ……?」
さくら「……」プシュゥ
P(煙が)
さくら「と、とにかく、今日のプロデューサーさんは、変でぇす」
P「そうか?」
さくら「はい」コクン
P「そっか」
さくら「はぁい!」
P「まあ、いいだろ。ときには変になることも必要だ。泉もそんなようなことを言ってたし」
さくら「そうですねぇ!」
P「さくらはいつも変だけどな」
さくら「はぁい!?」
15: 2013/09/27(金) 18:23:33.32 ID:3g4qXoTDO
さくら「き、急にひどいでぇす」
P「いいんだよ。ニューウェーブは三人だろ?お前一人が変でも、三人なら、たまに変だな、くらいにバランスが取れる」
さくら「??…あぇー…?そうなりますぅ?」
P「そうなります」
さくら「そうですかぁ!なら、よかったでぇす!」
P「うん」
P「いいんだよ。ニューウェーブは三人だろ?お前一人が変でも、三人なら、たまに変だな、くらいにバランスが取れる」
さくら「??…あぇー…?そうなりますぅ?」
P「そうなります」
さくら「そうですかぁ!なら、よかったでぇす!」
P「うん」
16: 2013/09/27(金) 18:26:32.54 ID:oRn0rQ6xo
P「話が逸れた気がするが」
さくら「あ、いえ……もぉ大丈夫でぇす。…えっへへっ」
P「そうか。ならよかった」
さくら「はぁい」ニコニコ
P「それなら早く、ご飯を食べる作業に戻らないとな。おかずなくなっちまうぞ」パクパク
さくら「ふあぁあ!?ぷ、プロデューサーさんが取るのをやめてくれたらいいと思いまぁす!」
さくら「あ、いえ……もぉ大丈夫でぇす。…えっへへっ」
P「そうか。ならよかった」
さくら「はぁい」ニコニコ
P「それなら早く、ご飯を食べる作業に戻らないとな。おかずなくなっちまうぞ」パクパク
さくら「ふあぁあ!?ぷ、プロデューサーさんが取るのをやめてくれたらいいと思いまぁす!」
18: 2013/09/27(金) 18:29:15.67 ID:3g4qXoTDO
……・・
P「お」
P「足音がするな。二人とも戻って来たかな」
さくら「!ほんとですかぁ。えへへー」
P「うん」
さくら「よぉーし。プロデューサーさん、いろいろありがとうございましたぁ。いる子なさくらはこれからもがんばりまぁす!」
P「おう。がんばれ。今日はもう帰るだけだけど」
さくら「行きますよぉ!にゅーうぇーぶ!ざっぱぁん!」
P「全部一人で言うのかよ」
さくら「えっへへ♪」
19: 2013/09/27(金) 18:30:39.85 ID:3g4qXoTDO
終わりです。短い。さくらが可愛くて生きるのがつらくないでぇす
お付き合い感謝でしたー
お付き合い感謝でしたー
20: 2013/09/27(金) 18:34:25.80 ID:tq2Q5dUy0
乙
さくらの口調好き
さくらの口調好き
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