1: 2014/02/11(火) 16:00:25.53 ID:0IY4sqcH0
2: 2014/02/11(火) 16:10:57.98 ID:0IY4sqcH0
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
…
…
…
B↓ コマンドー
『 \デェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェン/ 』
筋肉戦士があらわれた!
魔王 「な、なんだてめーは!?」
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
B↓ コマンド?
…
…
…
B↓ コマンドー
『 \デェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェン/ 』
筋肉戦士があらわれた!
魔王 「な、なんだてめーは!?」
3: 2014/02/11(火) 16:13:19.26 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「…だれ?」
筋肉戦士「…ここはどこだ?」
女武闘家「魔王の城の最深部よ。」
筋肉戦士「そこに転がってるのは?」
女武闘家「勇者と仲間。氏んだの。」
魔王 「そうだ!そしてこのワシこそ――」
筋肉戦士「きみは?」
女武闘家「あたしは最後の一人。残りHP12 もう打つ手なし。今日は厄日だわ!」
魔王 「無視するなし!」
筋肉戦士「じゃ、あのうるさいチキンは?」
女武闘家「魔王よ。」
魔王 「はらわたまで食い尽くしてやろうぞ!」
筋肉戦士「あぁ?」
魔王 「怖いかクソッタレ!当然だぜ! 元・大魔王(降格)のオレに敵うもんか!」
筋肉戦士「試してみるか? オレだって元・勇者だ。」
4: 2014/02/11(火) 16:14:59.49 ID:0IY4sqcH0
魔王があらわれた!
コマンド?
魔王はメラゾーマのじゅもんをとなえた!
筋肉戦士に180のダメージ!
筋肉戦士はチカラコブった! とびちるあせ!! はじけるきんにく!!
筋肉戦士のこうげき!
魔王に1023のダメージ!
魔王をふんさいした!!
魔王をたおした!
5: 2014/02/11(火) 16:17:17.18 ID:0IY4sqcH0
魔王 「…ぐふっ」
女武闘家「Woww…!!(チートキターwwwwww)」
筋肉戦士「おい、"元"・大魔王とはどういうことだ? おい、吐け!この野郎! 聞いてるのか!」
女武闘家「……。どういうことか説明してちょうだい?」
魔王 「 」
へんじがない。ただのカカシのようだ。
筋肉戦士「…今はダメだ」
女武闘家「ダメ?」
6: 2014/02/11(火) 16:19:02.59 ID:0IY4sqcH0
(王城)
王様 「おお勇者よ、氏んでしまうとは情けない…え、魔王倒した?」
王様 「戦士よ、女武闘家よ、よくやった! めでたい! 宴じゃ、戦勝会の支度じゃ!」
・・・ゴゴゴゴゴゴ!!
衛兵1 「ぎゃああああ! ぐふっ」(氏亡)
衛兵2 「うぼぁーーー! ぐふっ」(氏亡)
衛兵3 「ア”――――っ ぐふっ」(志村)
どこからともなく ぶきみな こえが きこえる……。
7: 2014/02/11(火) 16:20:38.14 ID:0IY4sqcH0
?? 「わっはっはっ! わしは 闇の世界を支配する 大魔王 じゃ。」
?? 「このわしがいるかぎり やがて王を頃し この世の大統領に返り咲く」
?? 「さあ 苦しみ悩むがよい。 そなたらの苦しみはわしの喜びなのじゃ。」
?? 「わっはっはっ……………。」
8: 2014/02/11(火) 16:21:29.06 ID:0IY4sqcH0
王様 「おおお、なんということじゃ、魔王に代わり、大魔王が現れるとは…」
王様 「おまけに、わしを頃して大統領になるとか、わけがわからないよ。」
王様 「戦士よ、女武闘家よ、大魔王を倒すのじゃ! わしはもう疲れた…」
女武闘家「だめよ、七時半に空手の稽古があるの。つきあえないわ。」
筋肉戦士「今日は休め」
王様 「……。今度余計なことを言うと、口を縫いあわすぞ。」
9: 2014/02/11(火) 16:22:23.18 ID:0IY4sqcH0
(王城正門)
女武闘家「ちょっと、ちょっと待ってよ!」
筋肉戦士「あぁ?」
女武闘家「あんたいったい何なのよ?」
筋肉戦士「ただの木こりだ」
女武闘家「魔王を倒せって言われたから、イヤイヤ行ったら殺されかけたわ!」
女武闘家「そこにあんたが飛び出して来て! 魔王を殴り[ピーーー]わ、魔王の城はつぶして更地にするわ、お次は大魔王討伐と来たわ!」
筋肉戦士「きみを巻き込んですまないと思ってる」(棒)
女武闘家「訳があるなら聞かせてちょうだい。」
筋肉戦士「呼ばれたから来た。それだけだ。」
女武闘家「それだけ!?」
10: 2014/02/11(火) 16:23:14.21 ID:0IY4sqcH0
(酒場)
女主人 「いらっしゃい、今日はどんな御用かしら?」
女主人 「おや、あなた新顔だね。」
筋肉戦士「連れを起こさないでくれ、氏ぬほど疲れてる」
勇者 (氏亡)を酒場に預けた。
魔法使い(氏亡)を酒場に預けた。
女主人 「ビールでも飲んでリラックスしな。二人の面倒はあたいが見といてやるよ。」
11: 2014/02/11(火) 16:26:34.49 ID:0IY4sqcH0
(城下町)
老兵士 「おや、勇者さまはどちらに…? え?おっ氏(ち)んだ? 世も末じゃ。」
町人 「せっかく魔王が倒されたのに、今度は大魔王が現れたそうだ。もうだめぽ。」
旅人 「大地の大穴から闇の力と魔物の大群が。世界はもう終わりだっ」
商人 「大穴とは、大地に開いた深い深い底なしの穴です。大魔王はそこから現れたに違いない!」
男 「全員殺される…。一人残らず。殺されて臓器を売られちまうっ」
神官 「教会の神父さまなら昨日逮捕されたよ、王様の娘とヤっちまって! やるねぇ~wwwwww」
兵士 「いったい何がはじまるんです…?」
将軍 「大惨事大戦だ」
ゆとり 「寝言言ってんじゃねーよ、ぬへへwwwwww」
じじい 「若いの、氏ぬ前にわしとぱふぱふせんかの?」
女武闘家「クソして寝な」
じじい 「あどーも。最近のねーちゃん、キツいや…」
筋肉戦士「ぱるぱふ?なんだそれ?」
女武闘家「知らないほうがいいわ。」
12: 2014/02/11(火) 16:28:55.76 ID:0IY4sqcH0
(道具屋)
筋肉戦士「旅支度がいるな。」
女武闘家「薬草、毒消し、…『只』ってなにこれ?」
道具屋 「『只』は武器屋の発明品じゃありません。ウチのオリジナルです。」
道具屋 「しばし遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です。」
道具屋 「一回限りの消耗品。でも伝説の剣なんて見かけだけで、職業は限られるわ威力は低いわでろくなことはない。」
女武闘家「タダ(=0G)は好きよ」
道具屋 「『只』がお好き?結構、ますます好きになりますよ。どうぞ手にとってごらんください。」
道具屋 「いいでしょう? 余裕の値段だ、在庫量が違います。破壊力もたっぷりあります。どんな強敵でも大丈夫。」
女武闘家「一番気に入ったのは」
道具屋 「なんです?」
女武闘家「値段よ♪」ポチっ
道具屋 「ああ!待って!ここで使っちゃダメ! まて、止めろ!わああ!」
只 ちゅどどおおおおおおおおーーーーーん!!
女武闘家「……。道具屋が無くなっちゃったわ」
13: 2014/02/11(火) 16:30:21.10 ID:0IY4sqcH0
(王城前)
女武闘家「大魔王の城に行くの?」
筋肉戦士「いや、まだだ」
女武闘家「じゃあどこへ?」
筋肉戦士「買い物だ」
女武闘家「買い物?」
14: 2014/02/11(火) 16:31:58.33 ID:0IY4sqcH0
(王城武器庫)
女武闘家「ここ、武器庫よ?・・・ちょっ、まさか!?」
筋肉戦士「頼みがある。見張りどもを甘い言葉で誘って、ここまで連れて来てくれ。あとはオレがやる。」
女武闘家「イヤよ!」
筋肉戦士「キミだけが頼りなんだ」(棒)
女武闘家「…わかった。やってみる(言う事聞かないとブチキレそう、怖っ)」
15: 2014/02/11(火) 16:33:09.02 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「はぁ~い(はぁと)」
兵士1 「ん?」
女武闘家 しゅるっ
兵士2 「ヘイヘイ、女だ、悪かねぇぜww」
女武闘家 チラッ♪
兵士3 「ん? ナニする気だ?」
女武闘家 はらり…
兵士4 「俺たちに何か見せてぇんだろwwwwww」
兵士5 「ストOップかな?うへへwwwwwwwwww」
筋肉戦士「ふん!」バキッ! 「ほぁ!」グシャッ! 「へぁ!」ボキッ! 「ふお!」ゴスッ! 「はあ!」ブシャッ!
兵士's 「ぐふっ!」(悶絶)
筋肉戦士「よし、宝箱を調べるぞ。」
女武闘家「…あんたって、野蛮て言われた事ない?」
16: 2014/02/11(火) 16:34:33.13 ID:0IY4sqcH0
♪ BGM:買い物のテーマ ♪
筋肉戦士は宝箱をあけた! ショットガンをてにいれた!
筋肉戦士は宝箱をあけた! アサルトライフルをてにいれた!
筋肉戦士は宝箱をあけた! てなげだんをてにいれた!
筋肉戦士は宝箱をあけた! きかんじゅうをてにいれた!
筋肉戦士は宝箱をあけた! ころしのナイフをてにいれた!
筋肉戦士は宝箱をあけた! ガトリングガンをてにいれた!
筋肉戦士は宝箱をあけた! ばくだんいわをてにいれた!
筋肉戦士は宝箱をあけた! たからばこはミミック(バキッ! ry
筋肉戦士は宝箱をあけた! むてきのかいパンをてにいれた!
女武闘家(なにこれ!? 勇者とガサ入れした時はガラクタしか無かったのに!?)
女武闘家(お城にこんなもの収めた商人の話なんて聞いた事も無いわ)
女武闘家(もしかして武器なの?伝説の武器!? …にしてはちょっと……?)
女武闘家「……。これは何?」
筋肉戦士「ロケットランチャーだ」
17: 2014/02/11(火) 16:36:01.33 ID:0IY4sqcH0
騎士団 「動くな! 武器を静かに降ろせ!」
筋肉戦士「…!」
騎士団長「容疑は強盗だ、今のところはな。刑がどうなるかは、おまえさんの態度次第だ。」
騎士団長「吊るし首になりたくなければ、大人しく投降しろ、OK?」
女武闘家「OK!!」ズバーン!
女武闘家は、ロケットランチャーをつかった!
騎士団 「うわあああああ!!」
騎士団 「なんだお!?」
騎士団 「ぎゃひー!!」
騎士団 「おたすけー!」
騎士団をぶっとばした!
筋肉戦士「どこで使い方を習った?」
女武闘家「攻略本を読んだのよ!」
18: 2014/02/11(火) 16:37:33.86 ID:0IY4sqcH0
(王の間)
王様 「おおお、今の爆音はなんじゃ!?城が揺れたぞ!?大魔王が攻めてきたのか!?」
衛兵4 「報告します!不審な強盗二名と騎士団が交戦中!」
衛兵5 「頭のイカれた武闘家がいます、騎士団では手に負えん!」
衛兵6 「容疑者は女性、155cm、髪はツインテ、ロケットバンバカ、マッチョな女傑です!」
王様 「…。もうこの世界はだめかもわからんね。好きなもの持たせて引き取ってもらえ。わしはもう疲れた…」
19: 2014/02/11(火) 16:39:25.17 ID:0IY4sqcH0
(勇者の家)
筋肉戦士「ひとまずこの民家に隠れよう。」
女武闘家「なんとか蹴散らして逃げてこられたけど、二人ともやりすぎたわ。」
勇者 「口だけは達者な騎士ばかりよく揃えたものですな。全くお笑いだ。魔王がいたら奴も笑うでしょう」
筋肉戦士「勇者!? 殺されたんじゃ!?」
勇者 「残念だったな、ザオリクだよ。」
勇者 「てめーにパーティから切り離されてから、ずっと棺桶でくすぶってた。やっと復活の時が来たぜ。」
女武闘家「復活ってどうやって…教会の神父は逮捕されてたはずよ? 王様の娘とヤっちまって!」
勇者 「取引だよ。大魔王とな!」
勇者 「てめーらから奴を守れるのは俺だけですっ、てな。」
女武闘家「裏切って大魔王についたって言うの!? 腐った資本主義者め!」
筋肉戦士「大魔王にいくら貰った?」
勇者 「10万ドル、ポンとくれたぜ!」
20: 2014/02/11(火) 16:40:59.62 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「…それ、どこの通貨?」
勇者 「なんだって?」
女武闘家「あたし、以前商人だったから分かるけど、為替交換でそんな銘柄扱ってるの見たこと無いわ。」
勇者 「為替…なんだそれ? ジンバなんとかって国の通貨だ。」
女武闘家「あんたバカじゃないの? そんな得体の知れない通貨、紙くずよ?」
勇者 「ぬおおおおおおおお!? 大魔王、だましたな! 勇者のこのオレをコケにしやがってえええ!!」
勇者 「野郎ぶっころしてやる!!」
女武闘家「…怒り狂って行っちゃったわ。」
筋肉戦士「面白い勇者だな、気に入った。[ピーーー]のは最後にしてやる。」
21: 2014/02/11(火) 16:43:49.66 ID:0IY4sqcH0
筋肉戦士「面白い勇者だな、気に入った。ころすのは最後にしてやる。」
22: 2014/02/11(火) 16:45:29.14 ID:0IY4sqcH0
(城下町)
筋肉戦士「大魔王の城とはどこだ?」
女武闘家「旅人の話しだと、大地の大穴を抜けた下の世界よ。大穴までは不氏鳥で飛んでいかないと。」
筋肉戦士「なんでそいつはそんなこと知ってるんだ?」
女武闘家「さあ?攻略本を読んだんじゃない?」
筋肉戦士「行こう。ここにはもう用はない。」
?? 「おーい、待ってくれ!」
筋肉戦士「魔法使い…!? このやろー、生きてやがったか」
魔法使い「よかった、行ったかと思った」
女武闘家「とんでもねえ、待ってたんだ…。」ギ口リ
魔法使い「……。(なぜ睨むんだ!?)」
魔法使い「せ、戦友ってのはいいもんだよな?」
筋肉戦士「もう一度パーティーを編成したい。キミが戻ってくれれば。」
魔法使い「ダタでも喜んで行くぜ!」
23: 2014/02/11(火) 16:47:18.96 ID:0IY4sqcH0
(フィールド)
女武闘家「…やだ、不氏鳥がいなくなっちゃったわ。」
筋肉戦士「勇者の仕業だな、あの野郎…。」
魔法使い「あ、あんなところに巨大な怪鳥のモンスターが!」
筋肉戦士「それだ!」ズバーン!
筋肉戦士は、ロケットランチャーをつかった!
巨大怪鳥「 アンギャー 」(墜落)
筋肉戦士「これでできた。」
女武闘家「氏んでんじゃない?」
筋肉戦士「生きてるよ」
魔法使い「おーイヤイヤイヤイヤふざけんな、こんなのアリかよ、マジでこんなのに乗って飛べるかよ!?」
女武闘家「こんなの乗り物じゃないわ、羽の生えた焼き鳥よ!」
筋肉戦士「だったら食えばいいだろ!! 動け!この焼き鳥が! 動けってんだよ!」 ボカッ!ゴスッ!
巨大怪鳥「ギャアアアアア――!?」
筋肉戦士「動いた。この手に限る!」
25: 2014/02/11(火) 16:49:49.61 ID:0IY4sqcH0
(大魔王伏魔殿)
勇者 「大魔王! ここに居たか! 何が10万ドルだ! てめえを頃してやるっ!」
大魔王 「勇者、キミは私を脅しているのか?」
勇者 「オレをペテンにかけたのは、おめーだ大魔王。取引所に行ったらGに換金できなかった!」
大魔王 「私が世界を闇に閉ざし、金融も含めた全てを支配するのだ、何も心配する事は無い。」
大魔王 「私が全世界を征服した暁には、いまのG通貨は全て廃止しドルが取って代わる。」
大魔王 「新しい世界を作ろう。毎日が楽しいぞwwwwww」
勇者 「もう一週間もロクなもん食ってねえ、やってられるか! 小銭だ、小銭をよこせ!」
大魔王 「食事ならどこも閉店している。ここはずっと夜の闇が支配する国だ。コンビニに行きたまえ」
勇者 ブチッ
勇者 「へへ…へへへ…! …コンビニ弁当にはもう用は無ぇ! …へへ…小銭も必要ねェや…!」
勇者 「野郎ぉ! ぶっ頃してやる!!」
27: 2014/02/11(火) 16:52:43.36 ID:0IY4sqcH0
勇者 「野郎ぉ! ぶっ頃してやる!!」
勇者はヤローオブクラッシャーをてにとった!
大魔王 「何をする!? 者共、であえであえ!」
カルロ 「大魔王陛下、何事で!?」
愛国者A「何奴!?」
大魔王 「勇者を語る不届き者じゃ、撃て、撃ち殺せぃ!」
勇者 「邪魔だトーシロども! まずはてめーからだ!」 グサッ!!
カルロ 「ぎあ"あ"あ"あ"あ"! ぐふっ」
勇者 「てめーも氏んどけ!」ブシィッ!!
愛国者A「うぎゃあああああ! ぐふっ」
大魔王はハジキをてにとった!
大魔王のこうげき!
ミス! 勇者はカルロをたてにした!
カルロ 「 」ブシッ ブシッ
勇者 「そんなチンケなハジキじゃ、俺さまには届かねえwwwwww」
大魔王 「氏体を盾に、だと!?」
勇者 「ボールふっとばしてやるぅぁぁぁぁ!!」 グシャ!!
大魔王 「 くぁwせdrftgyふじこlp 」 チーン
28: 2014/02/11(火) 16:54:20.55 ID:0IY4sqcH0
勇者 「ただのカカシですな。」
大魔王 「勇者よ、よくぞ私を倒した…。だが、光あるかぎり闇も…」
勇者 「台本はしまっとけ。」
大魔王 「ぐふっ」
勇者 「その口も閉じてろ。」
大魔王 「 」
29: 2014/02/11(火) 16:56:18.37 ID:0IY4sqcH0
(大地の大穴)
筋肉戦士「さあここが、大地の穴だ。」
魔法使い「こんな深い穴はさすがのオレも始めてだ…。こんな穴、どうやって降りるってんだよ…」
筋肉戦士「おい魔法使い、ちょっと来い」
魔法使い「何の用だ?」
筋肉戦士「…フン!」
魔法使い「なな、何するんだっ、やめてくれー!?」
筋肉戦士「俺が手を離せば、お前は大穴の底までまっさかさま。」
魔法使い「た、た、助けてっ」
筋肉戦士「さて、氏んでたお前がどうやって生き返ったか、話してもらおうか。」
筋肉戦士「おまえを支えてるのは左手だ、利き腕じゃないんだぜ!?」
魔法使い「だ、だれがしゃべるかよ、くたばれっ」
筋肉戦士「大魔王とカネで取引したそうだな!」
魔法使い「どこでそれを…!?」
筋肉戦士「やはりそうか。」
筋肉戦士「…おまえを一緒に連れて行くと言ったな?」
魔法使い「そ、そうだ筋肉、助けてっっ」
筋肉戦士「 あ れ は 嘘 だ 」
魔法使い「うわあああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁ――――っっっ」 (落下)
筋肉戦士「……。」
30: 2014/02/11(火) 16:57:19.95 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「魔法使いは?」
筋肉戦士「放してやった。」
女武闘家「ロープで降りる?」
筋肉戦士「底までだいぶある。ロープじゃ届かない。何か方法を探そう。」
31: 2014/02/11(火) 16:59:02.50 ID:0IY4sqcH0
(魔王城跡地(更地))
女武闘家「これ…ほこらよね? 魔王の城にこんなのあったかしら?」
筋肉戦士「なんだあれは?」
女武闘家「女神像?」
筋肉戦士「最新式のコーヒー湯沸かし器か?」
女武闘家「触るとなんか出てくるの?」
筋肉戦士「やってみるか。」
32: 2014/02/11(火) 17:00:50.45 ID:0IY4sqcH0
どこからともなくこえがきこえる…。
?? 「勇者よ…待っていました。」
筋肉戦士「…。おまえは?」
?? 「ルームサービス(はぁと)」
筋肉戦士「オレはあいにく勇者じゃない。今はただの木こりだ」
ルームサービス「あなたは、Bボタンに導かれし勇者です。」
筋肉戦士「……。ヤクでもやってんだろこのヴァカ女」
ルームサービス「コホン。えー… 導かれし勇者よ、古の伝説に――」
筋肉戦士「うるさい!だまれ! 台本どおりにべらべらしゃべりやがって!」 ワッシ, ガタガタ!
ルームサービス「あっ、あっ、ああっ! お客さん、そんな、そんなに揺すられたら、あぁん!」
女武闘家「…。頭がイカレてるわ。」
33: 2014/02/11(火) 17:02:09.68 ID:0IY4sqcH0
ルームサービス「ああああーーーっっ ピ―――! 」カチッ
女武闘家「やば……っ!」
ルームサービス ちゅどおおおおぉぉぉぉぉぉ―――ん!!
女武闘家「きゃー!?」(落下)
筋肉戦士「うおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!?」(落下)
34: 2014/02/11(火) 17:03:08.51 ID:0IY4sqcH0
(地の底)
女武闘家「・・・・・・。」
筋肉戦士「気がついたか?」
女武闘家「ここは?」
筋肉戦士「分からない。洞窟の中らしい。さっきの爆発で落盤が起きて、かなり落ちたようだ。」
女武闘家「やだ…何であたし、服着てないの?」
筋肉戦士「濡れたんだ。」
女武闘家「…こんなのロープレじゃないわ! 草の生えた工口小説よ!」
筋肉戦士「だったらヤればいいだろ!!」
35: 2014/02/11(火) 17:03:56.07 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「信じられない! いつから工口ゲーに!?」
筋肉戦士「地底湖に落ちた!その時からだ!」
女武闘家「……。あたしを助けてくれたの?」
筋肉戦士「きみに氏なれちゃ困る。話し相手がいないと、ドンパチしかすることがなくなる。」
女武闘家「フラグ立てるの、今は止めておくわ。」
36: 2014/02/11(火) 17:04:59.87 ID:0IY4sqcH0
いずみから、めがみがあらわれた!
?? 「勇者よ…じゃない、木こりよ。」
筋肉戦士「今度は何だ?」
?? 「わたしは、伝説の泉のルームサービス(はぁと)」
女武闘家「またぁ…!?」
泉の女神「あなたが落としたのは、この金のサリーですか?」
筋肉戦士「なんだそいつは?」
泉の女神「では、あなたが落としたのは、この銀のサリーですか?」
筋肉戦士「知らん! 引き取ってくれ! オレが落としたのは、魔法使いだけだ!」
泉の女神「あなたは大変正直な木こりですね。」
泉の女神「よろしい。ではご褒美に、キレイなサリーを差し上げましょう。」
女武闘家「捨てといてちょうだい!」
泉の女神「……ゴミの不法投棄は、条令で禁止されております。」
37: 2014/02/11(火) 17:06:56.74 ID:0IY4sqcH0
(地下工事現場)
鉱夫1 「ぐっ… くそ…! ツルハシが欠けちまった…」
鉱夫2 「この岩盤の向こうに…自由がある…なのに…」
鉱夫長 「みんな、諦めるな!こんな岩盤一枚で…こんな…くそ…」
鉱夫3 「発破も尽きた。ツルハシも歯が立たない。仲間もずいぶん氏んだ。もうだめぽ」
鉱夫4 「俺たちの努力は…ちくしょう!」
38: 2014/02/11(火) 17:08:14.58 ID:0IY4sqcH0
(地の底)
泉の女神「わたくしの心を込めての贈り物を拒否されるというのですか…」
女武闘家(イヤな予感しかしないわ。)
泉の女神「そうですか、あなたはこのわたくしを要らないと…捨てるというのですか…」
女武闘家 orz...只...只
泉の女神「そんな事言うあなたは認めない。要らないもの。ゴミだもの。そう、ゴミよゴミ。ゴミゴミゴミ…」
39: 2014/02/11(火) 17:09:05.21 ID:0IY4sqcH0
泉の女神は、きんのおのをてにとった!
泉の女神は、ぎんのおのをてにとった!
泉の女神「ゴミは[ピーーー]えええええええええ!!」ブン!! ブン!!
筋肉戦士「うおおお!? なんだこいつは!?」ゲシッ!
女武闘家「金の斧と銀の斧の二刀流とか、あいつ絶対おかしいわ!」
金のサリー 「ビールでも飲んで」キラーン!
銀のサリー 「リラックスしな!」ギラーン!
キレイなサリー「いい夢見させてやんよ」ピカピカーン!
女武闘家「おかしいのがさらに増えたわ!」
筋肉戦士「いいかげんにしろっ!」 ドゴオォン! ドゴオォン!
金のサリー キン!
銀のサリー ギン!
筋肉戦士「ショットガンが効かない!?」
泉の女神「ゴミゴミゴミゴミごみィィィィィィィ!!」 ブン!ブン!
筋肉戦士「ぬぉおおっっ」ザシュザシュ!!
40: 2014/02/11(火) 17:11:26.61 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「これでも食らうといいわ!」カチッ
只 只 只 ちゅどオオオォォォォォォォォォォォォォ―――ン!!!
泉の女神は、ばくさんした!
金のサリーは、ばくさんした!
銀のサリーは、ばくさんした!
キレイなサリーは、ばくさんした!
41: 2014/02/11(火) 17:12:07.60 ID:0IY4sqcH0
パラパラ…
女武闘家「やった」
筋肉戦士「どこにそんなもの隠し持ってた?」
女武闘家「あんたのケツの穴」
42: 2014/02/11(火) 17:12:46.51 ID:0IY4sqcH0
泉の女神はたからばこをもっていた!
女武闘家はたからばこをあけた!
あぶないみずぎをてにいれた!
43: 2014/02/11(火) 17:13:51.28 ID:0IY4sqcH0
(地下工事現場)
ドゴオオオオオオォォォォン!!!
鉱夫長 「なんだ!?」
鉱夫1 「なんだお!?」
鉱夫2 「岩盤が…! 崩れるぞ! にげろー!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!! ドオオオオオオン…!
44: 2014/02/11(火) 17:15:10.58 ID:0IY4sqcH0
(地下工事現場)
鉱夫3 「あんなに頑強だった岩盤が… 崩れちまった…!」
鉱夫4 「いったい何が起こった…!?」
鉱夫長 「爆煙の向こうから誰かくる……」
筋肉戦士「おっと、邪魔するよ。」
女武闘家「やだ、工事現場じゃない。」
鉱夫長 「なな、なんだねキミたちは… いったいどうやって…!?」
鉱夫1 「女だ・・・水着の女だ・・・」
鉱夫2 「敵来襲、大型、11時の方向、ひゅーデケぇwwwwww」
鉱夫3 「おれの見立てじゃ、ありゃ本物だなwwwwww」
鉱夫4 「あんなのに顔埋めてみてぇwwwwww」
女武闘家(水着のパワーでおっOいモリモリマッチョなのはナイショ♪)
鉱夫1 「もしやあんた、伝説の泉の女神さまでねぇか!?」
鉱夫2鉱夫3鉱夫4「それだ!!」
女武闘家「……。頭のイカれたルームサービスと一緒にしないでくれる?」
45: 2014/02/11(火) 17:16:35.08 ID:0IY4sqcH0
筋肉戦士「ここはいったいどこだ?」
鉱夫長 「大魔王の伏魔殿の地下のハズレさ。俺たちは自由を求めて逃げ出してきた。」
筋肉戦士「ちょうどいい。ちょっと行って頃してくる。」
鉱夫1 「もしやあんた、泉の女神に導かれた勇者だろ?」
鉱夫2鉱夫3鉱夫4「それだ!!」
筋肉戦士「ただの木こりだ。」
鉱夫1 「ただのカカシより遥かにいいwwwwww」
46: 2014/02/11(火) 17:17:20.16 ID:0IY4sqcH0
鉱夫2 「木こりでもカカシでも構わねぇ、お願いだ、奴を、大魔王を始末してくれよ。」
鉱夫3 「もう一週間もペパロニのピッツァを食ってねえ、やってられっか!」
鉱夫4 「子牛の煮込みを氏ぬほど食いてぇ…」
鉱夫長 「この国は闇に閉ざされちまっててな、街へ行っても、コンビニしか開いてないのさ。」
鉱夫1 「あと、ぱふぱふなwwwwww それ以外は軒並みシャッター街さ。」
筋肉戦士「ぱふぱふって何だ?」
鉱夫2 「売人、ポン引き、淫売どもの巣窟だ。」
鉱夫3 「輝く太陽の下、白い砂浜で、水着の賢者ちゃんのケツを眺めてぇ…」
鉱夫4 「ぷるーんぷるんっwwwwww 何もかもが懐かしい…」
女武闘家「あたしを眺めながら、遠い目をするのやめてくれる?」
筋肉戦士「行こう。一人、道案内を頼めるか?」
47: 2014/02/11(火) 17:18:52.46 ID:0IY4sqcH0
(大魔王伏魔殿・玉座の間)
愛国者A「大魔王陛下…って、うおっ!?」
愛国者B「大魔王陛下が、陛下が氏んでる!!」
愛国者C「お前の仕業か!?、勇者っっ 」
勇者 「氏体を片付けておけ。」
愛国者D「裏切者め! やっちまえ!」
48: 2014/02/11(火) 17:19:50.64 ID:0IY4sqcH0
勇者は PON☆ のじゅもんをとなえた!
愛国者A「あべしっ!」 ポンッ
愛国者B「ぐぶっっ!」 ポンッ
愛国者C「ぎゃぶっ!」 ポンッ
愛国者D「かるろっ!」 ポンッ
49: 2014/02/11(火) 17:20:56.29 ID:0IY4sqcH0
愛国者E「ひっ、ひいいっっ!」
勇者 「おまえらごとき、瞬きする間に皆頃しにできる。忘れないことだ。」
勇者 (魔王に殺されたあの日、何かが起こった。そして、この俺の中に長くくすぶっていた"何か"が目覚めた。)
勇者 (大魔王は体裁ばかりの、金で手下を操るつまらん小者だった。こんなカカシが大魔王?まったくお笑いだ)
勇者 (目覚めたこの俺こそ、世界を牛耳る新しい魔王に相応しいだろ?)
勇者 (そうだ、全世界を闇に閉ざす大魔王とは、この俺さまだったのだ! へへ…へへへへへ…!!)
50: 2014/02/11(火) 17:21:44.51 ID:0IY4sqcH0
勇者 「…今日からこの城の主は、この俺だ。」ニタァ
愛国者E「ひいぃ畏まりましたっっ、お助けを…!」
勇者 「フン、よいわ。大魔王に何の用だ?なにか報告をしに来たのだろう? 新たな勇者でも来たか?」
愛国者E「ほ…報告いたします…! 城の地下から穴掘って逃げ出した囚人どもがおりまして…」
勇者 「穴? バカめ、ここは孤島だ。掘ったところで簡単には逃げられないぞ…。」
51: 2014/02/11(火) 17:22:41.62 ID:0IY4sqcH0
(大魔王伏魔殿)
勇者 「起きろ。この大魔王はまだ、お前が永遠の眠りにつく事を許した覚えは無いぞ…。」
?? 「-・・・アアアア”~~っ」
勇者 「地下に穴掘ってるバカがいる。見て来いカルロ。」
カルロゾンビ「-・・・アアアア”~~っ!」
勇者 「……。へへ、勇者なんぞするよりこっちのほうがよっぽど楽しいわ、気分いいぜ!」
52: 2014/02/11(火) 17:24:21.97 ID:0IY4sqcH0
(大魔王伏魔殿・大回廊)
筋肉戦士 ドゴオォォン!! ドゴオォォン!! ドゴオォォン!! (ショットガン乱射)
女武闘家「やだ、モンスターが片っ端から粉々だわ。しばらく肉食べたくない…」
筋肉戦士 ドパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ・・・・!!! (機関銃掃射)
鉱夫長 「気持ちいいくらい一方的に皆頃しだ。」
女武闘家「ちょっと…、ボストロールの肉片がこっちまて飛んできたわっ」
鉱夫長 「こんなひでぇ殲滅戦はさすがの俺もはじめてだ…」
筋肉戦士「よし、この階も制圧した。このまま一気に大魔王の玉座まで攻め込もう」
鉱夫長 「囮の役はまかせてくれ」
53: 2014/02/11(火) 17:25:47.46 ID:0IY4sqcH0
(大魔王伏魔殿・中ボスの間)
鉱夫長 (…やけに静かだ…。)
鉱夫長 (……!! 目だけが光ってる…)
鉱夫長 「いたぞ! いたぞおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!」スタコラサッサ
筋肉戦士「中ボスのお出ましだな。」
女武闘家「目にものみせてやるわ!」
54: 2014/02/11(火) 17:33:44.39 ID:0IY4sqcH0
キングヒドラがあらわれた!
裏魔王があらわれた!
魔王ゾンビがあらわれた!
裏魔王 「人間ども、モツ鍋にしてくれるわ! 大爆裂呪――」
女武闘家「ぶっ飛べ!」
女武闘家のロケットランチャーがひをふいた!
裏魔王 「ちょっ、おまっ…うぎゃあああーーっっ!」ジタバタ
キングヒドラ「ギャ~~~ス!! グエエエエエエエ!!」ジタバタ
魔王ゾンビ「…。」 ズチャッ, ズチャッ
筋肉戦士のガトリングガンがひをふいた!
筋肉戦士「くたばりやがれ。」ブーン…ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーー!!!
キングヒドラ「ピギャーーーーーーーーッ! ぐふッ」(ミンチ)
裏魔王 「大魔王陛下に栄光あべしっ! ぐふっ」(ミンチ)
魔王ゾンビ「マミった」 ズチャッ, ズチャッ
筋肉戦士「ゾンビか! しぶとい野郎だっ」
55: 2014/02/11(火) 17:35:14.28 ID:0IY4sqcH0
魔王ゾンビ「グルルルルル…キシャアアアア!!」ザシュッ!ザシュッ!
女武闘家「きゃあーっ!」ドコッ!!
鉱夫長 「ぐはっ!」ゴスッ!!
魔王ゾンビ「アンギャアアアアアアーーー!!」ザシュッ!ザシュッ!
筋肉戦士「いてえ!やりやがったな!」ビシバシ
筋肉戦士「このゾンビ野郎! 調子に乗りやがって!!」
筋肉戦士はチカラコブった! とびちるあせ!! はじけるきんにく!!
筋肉戦士のこぶしがひをふいた!!
筋肉戦士「うおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
ボコオオオッッ―――!!
魔王ゾンビをふんさいした!
56: 2014/02/11(火) 17:37:46.78 ID:0IY4sqcH0
(大魔王伏魔殿・中ボスの間)
筋肉戦士「大丈夫か?」
女武闘家「氏んでんじゃない?」
筋肉戦士「生きてるよ」
鉱夫長 「…腕の骨が折れたっ すまねえ、ここまでのようだ…」
筋肉戦士「ありがとう。ここまでで十分だ。」
女武闘家「薬草が残り少ないわ」
筋肉戦士「女武闘家は鉱夫長を仲間の所に連れてやってくれ。大魔王はオレが[ピーーー]。」
女武闘家「一人で行くの? わたしも後から行くわ。少しは役に立つでしょ?」
筋肉戦士「ロケットはもう弾切れだろ。無理はするな。」
女武闘家「薬草、あたしの全部持って行って?」
筋肉戦士「いらん。ただのかすり傷だ。すぐに治る。」
鉱夫長 「あんた、恐ろしくタフだな。成功を祈るぜ。」
女武闘家「気をつけてね筋肉戦士。幸運を。」
筋肉戦士「 I'll be back. 」
58: 2014/02/11(火) 17:41:08.98 ID:0IY4sqcH0
(大魔王伏魔殿・玉座の間)
筋肉戦士 ズダダダダダダダダダダダダダダダダダ・・・!! (自動小銃掃射)
愛国者E「ぎゃああああ! ぐふっ」(氏亡)
愛国者F「うぼぁーーー! ぐふっ」(氏亡)
愛国者G「ア”――――っ ぐふっ」(志村)
59: 2014/02/11(火) 17:42:56.91 ID:0IY4sqcH0
筋肉戦士(玉座の前に切り刻まれた氏体?)
大魔王 「 」
へんじがない。ただのカカシのようだ。
筋肉戦士(これが大魔王か? どうみてもカカシだ)
筋肉戦士(大魔王、どこへ行った?)
60: 2014/02/11(火) 17:44:10.66 ID:0IY4sqcH0
(大魔王伏魔殿・地下)
女武闘家(約束通り、無事に鉱夫長を避難させたから、あとはあたしの勝手よね!)
女武闘家(大魔王がどんな奴か知らないけど、一発ぶん殴ってやるわ!)
女武闘家(あたしの殴る分、残ってるかしら?)
カルロゾンビ「-・・・アアアア”~~っ」
女武闘家「またゾンビ!? もう嫌だ、夢なら覚めて!」
61: 2014/02/11(火) 17:47:25.29 ID:0IY4sqcH0
カルロゾンビがあらわれた!
女武闘家は只をつかった!
カルロゾンビは、ばくさんした!
女武闘家「!? なにこのゾンビ臭」
女武闘家「や、やけつくっっ うぐ…! か…は…!」
女武闘家はまひした!
勇者 「残念だったな、トラップだよ。」ニタニタ
62: 2014/02/11(火) 17:48:42.87 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「勇者!? ど、どうして… 」ピクピク
勇者 「俺はもはや勇者などではない。俺の中の封印が解き放たれたのだ。この世の全てを葬り去る、闇の力がな…!」
女武闘家「あんた中二って言われた事ない?」
勇者 「やっぱりやって来たか、さすがだ筋肉戦士、…だがオレには切り札がある。てめえだ。」
女武闘家「あんたなんか、あの筋肉にひねり潰されるんだから!」
勇者 「でかい口叩けるのも今のうちだ。奴を頃した後、たっぷり可愛がってやるぜ!wwwwww」
女武闘家「水着を引っ張らないでよこの変態!」
勇者 「へへへ! 一発で、アソコをブチ抜いてやる! 古い付き合いだ、痛がらせたかぁねえwwwwww」
女武闘家「期待した紳士諸君、悪いけどこの話に濡れ場ないから!」
勇者 「口が減らないのは昔から変わらないな。さあ、来い!」
女武闘家「あんたってサイテーだわ!」
63: 2014/02/11(火) 17:50:24.71 ID:0IY4sqcH0
(大魔王伏魔殿・地下)
筋肉戦士「出てこい大魔王! こそこそ隠れやがって!」
筋肉戦士「出てこないなら、重機で城ごと更地にして、生コン流し込んでやるぞ!」
勇者 「そうあせるな、筋肉。俺が大魔王だ。」
筋肉戦士「勇者!?」
勇者 「この俺こそ、世界を闇に閉ざし絶望に突き落とす、真の大魔王だ…!wwwwww」
筋肉戦士「玉座の間に転がってた氏体、あれを殺ったのはおまえか?」
勇者 「あんなのはただの中継ぎ役に過ぎん。身の程知らずめが。」
勇者 「 "定め"だ…。最初から、俺が大魔王となることが定められていたのだよ。へへへ…」
筋肉戦士「じゃその"定め"とやらに従って、おまえさんをとっ捕まえて、首をへし折るってのはどうだ?」
勇者 「へへへ…どうやって? こちらには切り札がある。人質という切り札がな!」パチン!
女武闘家「……。」
筋肉戦士「……女武闘家!?」
女武闘家「毎日が厄日だわ。」
64: 2014/02/11(火) 17:52:17.40 ID:0IY4sqcH0
勇者 「拘束され吊るされた娘…どうだ、いい切り札だろう?」
筋肉戦士「その娘は関係ない、放してやれっ」
勇者 「ふへへへへwwwwwwwwww」ドヤッ!
筋肉戦士「こいよ勇者! 人質なんか捨てて、かかって来い!!」
勇者 「………。」
勇者 「その挑発には、乗るわけにいかんなぁ筋肉。いま、多くの読者がこの俺に期待している。」
筋肉戦士「なに?」
勇者 「捕らわれの女武闘家と魔王…」
勇者 「このまま工口シーンのひとつも無しじゃ、魔王の面目が立たないってもんだろ?wwwwwwwwwwww」
女武闘家「い、いや… いやあっっ! やめて、やめてよ! おねがいっ、ゆるしてぇっっ!!」
65: 2014/02/11(火) 18:05:06.05 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「…って、あたしそういうキャラじゃないから!」
筋肉戦士「…だそうだが?」
勇者 「………。ど、どこまで強がっていられるかな? 身体は嘘はつけないぜ…へへへ」
女武闘家「そのテンプレ、イケてないわ。」
筋肉戦士「小者臭がひどい。」
勇者 「て、てめえ!! …フフ、フヘヘ… この野太い鉄パイプを見て、まだ減らず口叩けるかな?」
勇者 「こいつを下の口にねじ込んでやる。気分いいぜえwwwwww」
66: 2014/02/11(火) 18:12:58.57 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「確かに太くて立派ね。アンタのしょぼいブツより魅力的!」
勇者 「畜生!ざっけんじゃねー!! このアマぁ! こいつで今すぐ殴り頃してやる!!」
筋肉戦士「させるかこのゲス野郎ぉ!」ボコッ!!
勇者 「ぬぅっ」ドンガラガッシャーン
筋肉戦士「こいよ、勇者。…怖いのか?」
勇者 「てめえなんか、てめえなんか怖かねえっっ!」
67: 2014/02/11(火) 18:14:08.46 ID:0IY4sqcH0
勇者はヤローオブクラッシャーをてにとった!
勇者 「野郎おぉ!ぶっコロ(殺)してやるっっ!!」(顔芸)
勇者 「ぬぅ!」 スカッ
筋肉戦士 バキ!
筋肉戦士 ボコッ!
筋肉戦士 ボキキッ! ゴキュ
勇者 「あばばばばばばばばばばばば!! ぐふっ」ドサッ
68: 2014/02/11(火) 18:15:25.97 ID:0IY4sqcH0
勇者 「・・・へへ・・・へへへへへへ・・・・ まだだ、大佐」 ユラーリ…
筋肉戦士「!?」
勇者 「俺の中に渦巻く暗黒のパワーが、俺に無限の肉体を与えてくれるのだ!」
勇者 「てめえがどれだけ強かろうが、この俺は倒れねぇ。最後に笑うのは、この俺だ!」
69: 2014/02/11(火) 18:16:17.42 ID:0IY4sqcH0
勇者のからだがへんかをはじめた。
勇者は、『あんこくのかおげいにんベネット』にしんかした!
70: 2014/02/11(火) 18:18:20.17 ID:0IY4sqcH0
ベネット「あちこちで顔芸とネタにされ、ずーっと復活を思い続けてきた…」
ベネット「ようやくこの日がやってきた。」
女武闘家「なにそれこわい」
ベネット「どうした、来いよ大佐。…びびって動けないのか?」
筋肉戦士「そりゃこっちのセリフだ!」ボクッ!
ベネット「へへへへ、効かんなあ~~!wwwwww」
筋肉戦士「!?」
女武闘家(…! 縄抜け成功…)
ベネット「ぬうりゃ!」 ゲシッ!
ベネット「ふんぬ!」 ドゴッ!
ベネット「そいや!」 グシッ!
筋肉戦士「ぬおおおおお……」ハナヂポタポタ
ベネット「へへへ! 気分いいぜえ!! 昔を思い出さぁ!」 ガスッ!
ベネット「これから氏ぬ気分はどうだ大佐!てめーはもう終わりだ!」 ゴキッ!
筋肉戦士「 ふ ざ け や がっ て え え っっっ!! 」
71: 2014/02/11(火) 18:19:20.76 ID:0IY4sqcH0
筋肉戦士はチカラコブった! とびちるあせ!! はじけるきんにく!!
筋肉戦士のこぶしがひをふいた!!
筋肉戦士「フンッ!」 ドバキッ!!
筋肉戦士「ホアッ!」 ボコオッ!!
筋肉戦士「ヘアッ!」 グシャッ!!
筋肉戦士「ヌォッ!」 ゲスッッ!!
筋肉戦士「ムンッ!」 ボキコキッ!!
ベネット「ぐえええええええええええぇぇ・・・! ぐふっ」ビクビク
72: 2014/02/11(火) 18:21:28.72 ID:0IY4sqcH0
ベネットのからだがへんかをはじめた。
ベネットは、『ふめつのかおげいにんベネットゾンビ』にしんかした!
73: 2014/02/11(火) 18:22:35.64 ID:0IY4sqcH0
ベネットゾンビ「ちくしょう…眉間なんかつぶしてやるもんか! ボールフッ飛ばしてやるぁぁぁ!」
女武闘家「 筋肉戦士! 使って! 」
女武闘家はてつのパイプをわたした。
筋肉戦士はてつのパイプをてにとった!
筋肉戦士「 地 獄 に 落 ち ろ っっ 勇 者 !!!!! 」ジャキン!
ボコオオオオオン!!!
筋肉戦士はてつのパイプをなげつけた!
つうこんのいちげき!
ベネットゾンビをくしざしにした!!
74: 2014/02/11(火) 18:25:43.72 ID:0IY4sqcH0
ベネットゾンビ「あ"ぐああああああああああああああでじゃヴ・・・!!!」 シュボ――――………
筋肉勇者「これで腐ったガスも抜けるだろ」
勇者 「俺さまの…暗黒のパワーが…抜けて……い…く… 」
女武闘家「…勇者、言い残すことは? 聞いてあげるわ」
女武闘家「魔王は捨て台詞を残して滅びるものよ」
勇者 「…まったくお笑いだ…… ぐふっ」
75: 2014/02/11(火) 18:27:01.66 ID:0IY4sqcH0
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
筋肉戦士「伏魔殿が崩壊をはじめたぞ。」
女武闘家「全部、終わったのね。」
筋肉戦士「行こう。」
78: 2014/02/11(火) 18:35:00.36 ID:0IY4sqcH0
あたたかいひかりが、きんにくをつつむ。あさひがのぼり、あおぞらがひろがった。
79: 2014/02/11(火) 18:36:50.35 ID:0IY4sqcH0
(青空の下で)
筋肉戦士「オレたちの旅も終わりだ。」
女武闘家「これで世界も平和になるわ。シャッター街も活気を取り戻すし、おいしい食事の店も再開するわね。」
女武闘家「もう、どこに行くにも安全だし、どこに住むのもきっと楽しいわ♪」
筋肉戦士「そうだな。」
女武闘家「ねえ、その…さ、…よかったら私と――」
筋肉戦士「時間だ。」
女武闘家「え?」
80: 2014/02/11(火) 18:39:13.17 ID:0IY4sqcH0
筋肉戦士「戻らなければならない。オレの居るべき処へ。」
女武闘家「あんた、どこの国の人なの?」
筋肉戦士「この世界の住人じゃない。オレは、呼ばれてこの世界に来た。」
女武闘家「呼ばれたって…誰に?」
筋肉戦士「さあな。だが、任務を終えたら帰還せねばならない。」
女武闘家「ま、待ってよ、あなたは大魔王を倒した英雄なのよ?」
女武闘家「平和になった世界を凱旋して、少しくらいくつろいで行ってもバチは当たらないんじゃない?」
筋肉戦士「英雄か…。その役はきみに任せるよ。木こりより、かわいい女の子のほうが似合ってる。」
81: 2014/02/11(火) 18:41:02.08 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「…! かわいいだなんて…あ、あんたにジョークが言えるとは思わなかったわっww」かあぁ
筋肉戦士「娘にもよくそう言われる。」
女武闘家「娘がいたんだ…そうよね…」
筋肉戦士「娘はオレのすべてだ。」
女武闘家「そう…」
筋肉戦士「なんだ?」
女武闘家「ううん、なんでもないわ! 短い間だったけど、いろいろ楽しかった!」ニコッ
女武闘家「…また会おう?筋肉戦士。」
筋肉戦士「もう会うことは無いだろう。」
82: 2014/02/11(火) 18:47:52.27 ID:0IY4sqcH0
♪ 撤収のテーマ ♪
かくして『ドン☆パチ』の称号を受けた筋肉戦士は伝説の英雄となる!
だがこの後、筋肉戦士の姿を見た者は誰もいない
彼が残していった武器防具は何も無く
と び ち る 汗!
は じ け る 筋 肉!
無 敵 の 鉄 拳!!!
闇を打ち砕く最強の力として、後の世に語り伝えられたという。
そして伝説はここに終わる
83: 2014/02/11(火) 18:57:09.04 ID:0IY4sqcH0
女武闘家「そう…。さよなら…」
女武闘家「ぐすっ… えっ、えぐ…、ぐしゅ…」 ポタ…
女武闘家「 ~~~っ! 」 ポタポタポタ…
筋肉戦士「……。」
筋肉戦士「もう会うことは無いだろう、が…」
女武闘家「……!」
筋肉戦士「再びオレの助けが必要になったら呼ぶといい。コールサインは――」ニッ!
―――― 『 コマンドー 』 ――――
fin
89: 2014/02/11(火) 20:24:48.58 ID:f2fxqE8Ko
プレデター混じったぞ
90: 2014/02/11(火) 21:47:07.60 ID:oPdaIJP90
ターミネーターも混じってたな
コメント
コメント一覧 (1)
魔法使いサリー「これってダジャレで配役決まったわよね?そうよね?……パパ笑わないでよ!」
esusokuhou
がしました
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります