1: 2017/03/22(水) 00:29:13.574 ID:SVhamQKr0.net
俺「デートだけでもいい!頼む…」土下座

ヴィーネ「ちょ、ちょっと!やめてください土下座なんて!」

俺「俺にはこれくらいしか出来ないんだ…っ!」

ヴィーネ「起きてください!わ、分かりましたから!」

俺「ほ、本当か!?」

ヴィーネ「……デートだけですよ」

俺「ヴィーネちゃんとデート出来るなんてもう氏んでもいい…」

ヴィーネ「大げさですよ…」

俺「じゃあ、楽しみにしてるよ」
ガヴリールドロップアウト(13) (電撃コミックスNEXT)
7: 2017/03/22(水) 00:31:36.155 ID:SVhamQKr0.net
ヴィーネ「ごめん!今日は用事があるんだ!」

ガヴリール「えっ、マジかよ。誰と?」

ヴィーネ「ひ、秘密!」

ガヴリール「ふーん」

ヴィーネ「じゃあ急いでるから!またねガヴ!」

ガヴリール「…」


ヴィーネ「うーん。こっちの服の方が良いかしら」

ヴィーネ「あっ、もうすぐ約束の時間じゃない!急がなくちゃ!」

9: 2017/03/22(水) 00:34:55.344 ID:SVhamQKr0.net
ヴィーネ「遅れてすみません。待ちました?」

俺「今来たところさ」

ヴィーネ「そうですか。良かったです」

俺「それじゃあ、行こうか」

ヴィーネ「は、はい…」

ガヴリール(うっわ…マジでデートじゃん。ヴィーネってああいう男が好きなのか…ダメ男好きって感じするもんなあ…)

13: 2017/03/22(水) 00:38:24.932 ID:SVhamQKr0.net
ヴィーネ「今日は楽しかったです!ありがとうございました!」

男「それは良かった。俺も楽しかったよ」

ヴィーネ「それじゃあ、また!」

俺「……待ってくれ」

ヴィーネ「えっ…?」

俺「もう一つ…行きたい店があるんだ…」

ヴィーネ「えっ、で、でも、もう遅い時間ですし…」

俺「…」

ヴィーネ「は、離してください!」

俺「……俺とは嫌か?」

ヴィーネ「嫌…というか、その…そういう関係ではないですし…」

俺「頼む!一生のお願いだ!」土下座

ヴィーネ「ええ…」

14: 2017/03/22(水) 00:42:07.681 ID:SVhamQKr0.net
ヴィーネ「や、やめてください!こんな人前で!」

俺「やめない!これが俺の気持ちだっ!」

ヴィーネ「うっ…わ、私は何もしませんからね…」

俺「ああ、一緒に過ごすだけでいい…」

ヴィーネ「それなら…まあ…」

俺「ありがとうヴィーネちゃん。行こうか」

ヴィーネ「はい…」

ガヴリール(ヴィーネは土下座したら何でもしてくれるからなあ…マジ天使だわ。さて、助けに行きますか)

18: 2017/03/22(水) 00:46:10.426 ID:SVhamQKr0.net
ヴィーネ「へえ、こうなってるんですね…」

俺「初めてかい?」ヌギヌギ

ヴィーネ「はい。本当に何も経験なくて…」

俺「そうか。じゃあ俺が教えてあげるよ」

ヴィーネ「えっ、ちょ、な、何脱いでるんですかっ!?」

俺「俺が一人でするのを見ててほしいんだ…」

ヴィーネ「ええっ?」

俺「ヴィーネちゃんには何もしないし、ただ見てるだけでいい」

ヴィーネ「ええ…見てなくちゃダメなんですか…?」

俺「ああ。すごく興奮するんだ」

ヴィーネ「そうなんですか…うーん…そらなら…」

俺「そうか!」ボロンッ

ヴィーネ「きゃっ!!」

19: 2017/03/22(水) 00:51:24.365 ID:SVhamQKr0.net
ヴィーネ「ちょ、そ、それ早くしまってください!」

俺「そんなこと言いながら、見ているじゃないか」

ヴィーネ「う、うう…それは…」

俺「大丈夫。何もしないよ。見ててくれればいいんだ」

ヴィーネ「……ちょっと可愛いかもか

俺「行くよ…!見ててくれ!俺の白鳥の舞を!!」

ヴィーネ「うう///」

20: 2017/03/22(水) 00:54:17.260 ID:c79vzlIS0.net
!?!???!

23: 2017/03/22(水) 00:56:19.060 ID:SVhamQKr0.net
ガヴリール「そこまでだ!ヴィーネに手出しは…!」

ヴィーネ「ううっ…!うう…!」ウルッ

男「はぁはぁ…」

ガヴリール「ヴィーネ!どうした!大丈夫か!?」

ヴィーネ「すごい感動しちゃって…」

ガヴリール「は?」

俺「おや、君はヴィーネちゃんの友達の…」

ガヴリール「ガヴリールだ。それより何だその格好。変態か?」

俺「な、何を失礼な…俺は白鳥の舞の天界チャンピオンだぞ!?」

ガヴリール「天界…?お、お前天使なのかよ!?」

24: 2017/03/22(水) 00:58:47.622 ID:hchqs1Lkr.net
天使かよワロタ

27: 2017/03/22(水) 01:01:56.903 ID:SVhamQKr0.net
ガヴリール「いやー、私てっきりヴィーネが襲われてるかと…」

ヴィーネ「私がそんな尻の軽い女に見えるー?」

ガヴリール「だって頼まれなら断れねえじゃんか…」

ヴィーネ「うっ…それはまあ、確かに…」

ガヴリール「まあよかった。見た目は完全に変態だけど天使なら悪い奴じゃないだろ」

俺「ありがとうガヴリールちゃん」

ガヴリール「あの白鳥の舞を見せられたら何も言えねえよ…!」

俺「それではもう一度…!」

ヴィーネ「よっ!」

ガヴリール「待ってました!」

俺「白鳥の顔なびかせ…皆に祝福を…!」

28: 2017/03/22(水) 01:10:53.625 ID:SVhamQKr0.net
数日後

ガヴリール「おっ、俺じゃん。何か用?」

俺「実はラフィエルちゃんにも俺の白鳥の舞を見せたくてね…」

ガヴリール「おー、そりゃいいな。きっと感動して泣くぜアイツ」

俺「新作を用意したんだけど、ガヴリールちゃんに感想を聞きたくてね」

ガヴリール「そっか。楽しみだな。まあ、立ち話もなんだし上がって」

俺「お邪魔しま…うっ!うあああ!!!」

ガヴリール「は、白鳥が挟まって!?」

俺「た、たす、助け…て…!」

ガヴリール「今すぐ抜いてやるからな!」

ガヴリール「デカすぎなんだよ…!」

ガヴリール「うわ、なんか出てきた…」

ガヴリール「んーーーっ!!」

29: 2017/03/22(水) 01:15:16.188 ID:SVhamQKr0.net
ガヴリール「ふぅ…」

俺「ありがとうガヴリールちゃん…助かったよ…」

ガヴリール「そんなモンぶら下げてるからだ」

俺「すまない…ついうっかり」

ガヴリール「ったく気をつけろよな。で、新作ってのは?」

俺「実は…新作さ少し過激だね」

ガヴリール「過激…?」

俺「見てもらうのも申し訳ない位なんだ…」

ガヴリール「えっ?なんだよそれ、じゃあ嫌だよ」

俺「…どうしてもダメか…?」

ガヴリール「私はヴィーネと違って押しに弱くないからな」

俺「……これでもかい?」

ガヴリール「ゆ、諭吉…!?」

32: 2017/03/22(水) 01:23:01.403 ID:SVhamQKr0.net
ガヴリール「しょ、しょうがないな…」

ガヴリール「少しだけだからな」

ガヴリール「私がやめろって言ったらやめろよな」

俺「ああ、分かった」

ガヴリール「見るだけだからなマジで」

俺「…」

ガヴリール(す、すごいオーラだ…!)

俺「私たち(変態!)好きなことだけして(最低!)生きてくときめたの(絶許!)あなたも 白鳥 レッツトライ ドロップアウト」

33: 2017/03/22(水) 01:28:16.068 ID:SVhamQKr0.net
俺「はい全力で白鳥ぶってます!かしこ! かしこ!」

ガヴリール「す、すげえ良かった…!」

俺「はあはぁ…そうか、良かった…」

ガヴリール「これならラフィもきっと喜ぶぜ」

俺「そうか…それは良かっ…た…」

ガヴリール「お、おい!しっかりしろ!おーい!」

俺「キスをしてくれれば…治るかもしれん…天使の…キス…を…」

ガヴリール「き、キス…わ、分かった!やってみる!」チュッ

俺「はぁーーーん!!」

35: 2017/03/22(水) 01:37:02.504 ID:SVhamQKr0.net
サターニャ「ちょっとメロンパン返しなさい!」

犬「ワオーン!」

サターニャ「ひひ…追い詰めたわよ…!」

俺「白鳥の顔なびかぜ…皆に祝福を…!」

サターニャ「なーっはっはっは!」

サターニャ「って何よアンタ変態!?」

俺「失礼な。だがもう安心だ。その犬からメロンパンを取り返したいんだろう」

サターニャ「え、ええ…そうよ」

俺「任せたまえ。白鳥の舞を踊れば後は0.3秒あれば十分だ」

サターニャ「白鳥の舞…?れ、0.3秒ですって…!?」

俺「フン…」

俺「白鳥の顔なびかぜ…」

サターニャ「そこからやるのね…」

犬(今のうちに逃げるワン)

俺「だって天使です、もの…」

犬「ワオオオオォォ!!」

俺「フン…」

俺「どうぞ、お嬢さん」

サターニャ「す、凄い…本当に…!」

俺「もうメロンパンを犬に横取りされたりするなよ」

サターニャ「ま、待ちなさい!」

俺「うん…?」

サターニャ「わ、私にも教えて…!白鳥の舞を…!」

俺「厳しい特訓が必要だぞ」

サターニャ「お願いします…師匠!」

36: 2017/03/22(水) 01:43:01.643 ID:SVhamQKr0.net
サターニャ「こ、こうかしら…?」

俺「もっと胸を突き出して!股を広げる!」

サターニャ「ほ、本当にこれで合ってるの…?」

俺「この白鳥の舞入門編にもきちんと書いてある!ほら!な!」

サターニャ「ほ、本当だわ!よーし!」

俺「もっと谷間を強調して!セクシーに!」

サターニャ「ええ…こ、こう…? 師匠…??」

俺「ふむ。なかなか様になってきたな」

サターニャ「ほ、本当…!?」パアァ

俺「俺の白鳥もビンビンになっている」

サターニャ「白鳥がビンビンになると合ってるってことなのよね!」

俺「ああ、そうだ」

サターニャ「もしかして私って天才なのかしら…?」

俺「さて、次の特訓は目隠しして体を固定し、さらに…」

37: 2017/03/22(水) 01:47:35.385 ID:SVhamQKr0.net
ラフィエル「で、私に見て欲しいと…?」

サターニャ「そうよ!特訓の成果見せてやるんだから!」

俺「行くぞ、サー」

サターニャ「ええ、師匠!」

ラフィエル(サーってサターニャさんのことでしょうか…)



サターニャ「うぇーい!うぇーい!」

俺「だって天使です、もの…」


ラフィエル「わあ…」

サターニャ「どうかしら?私たちの舞は!!」

ラフィエル「すみません。よく分かりませんでした」


おわり

38: 2017/03/22(水) 01:49:14.057 ID:76NxJUZ50.net
おしり

39: 2017/03/22(水) 01:53:43.346 ID:ln8j4fU30.net
ガヴが一番ちょろいという風潮
ある

引用元: 俺「頼む!一生のお願いだ!」ヴィーネ「ええ…」