6: 2014/05/25(日) 00:08:07.92 ID:1NLOdF4x0.net
リト「なんだ……それ?」

ララ「う~ん、実はよくわからないんだよね~ 失敗作のガラクタを組み合わせたら偶然できちゃった!」

リト「そ、そうか……(なんにせよララの発明品で問題が起きなかったことはない……ここは慎重に……)」

ナナ「おーい!リト!」ガチャリ

リト「うわぁ!」



ポチ

8: 2014/05/25(日) 00:11:15.11 ID:1NLOdF4x0.net
ナナ「ん……?何ドアの前でころんでるんだ?」

リト「お前がいきなり扉をあけるからだろ! ……それより」ごくり

シーン

リト「な、なにも起きないみたいだな……」

ララ「う~ん、やっぱり失敗作だったのかな~ ちょっと残念……」

リト「おい!」


そのころ米花町では

コナン「おい!公園でサッカーしようぜ!」

元太「おう!」

光彦「いいですね!」

9: 2014/05/25(日) 00:15:37.88 ID:1NLOdF4x0.net
光彦「歩美ちゃん!そこでシュートです!」

歩美「うんっ!  えい!」

ぱすっ

光彦「ナイッシューです!歩美ちゃん!」

歩美「は、はいった~!やったよ!えへへ」


コナン「くそ……光彦のやつ……いちゃつきやがって…… 元太、手筈どおりに頼むぞ」コソコソ

元太「おう」コソコソ

光彦「じゃあ次はコナンくんからですね!」

コナン「おう……くくく」

10: 2014/05/25(日) 00:19:35.04 ID:1NLOdF4x0.net
コナン「フッ……!フッ……!」シュパッシュパッ

歩美「わぁ!抜かれちゃったぁ!」

灰原「やるわね」

光彦「まかせてください!コナンくんはボクがとめます!」


コナン「ククク……来ると思ってたぜ……お前ならな……」

コナン「だが、それがお前の最初で最後の過ちだ!」

キック力増強シューズ!!!!!!!!!

ドッカーーーーーーーーーーーン

光彦「うっわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!」

14: 2014/05/25(日) 00:25:38.26 ID:1NLOdF4x0.net
光彦「ああああああああああああああああああ!!!!!!」

元太「やばいぞ!光彦が地球から遠ざかっていく!」

灰原「早急に手を打たないと手遅れになるわ!」

歩美「どうしよう……!」

コナン「お前ら……冷静になれよ!」

元太「!」

灰原「!」

歩美「!」

コナン「俺たちがあいつを信じてやれないで……誰が信じるっていうんだ?!」

15: 2014/05/25(日) 00:28:49.60 ID:1NLOdF4x0.net
元太「光彦を……」

灰原「仲間を……」

歩美「信じる……!」

光彦「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

コナン「そうだ……あいつはまだ、諦めたわけじゃない!」

光彦「ああああああああああああああああああああおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

光彦「とまれええええええええええええええええええええええええええええ!!」

現在光彦4万フィート

16: 2014/05/25(日) 00:35:56.21 ID:1NLOdF4x0.net
光彦「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

光彦「(息が……息ができません……!」


光彦はとどまることなく地球から遠ざかっていく。光彦が高さを認識できたのは4万フィートが限界だった。そこからはどれだけ上ったかわからなくなった。
気づいたら、光彦は宇宙にきていた。もう光彦はいうまでもなく、コナンや元太ですら生還は絶望的……そう考えていた

だが、その次の瞬間、巨大なロボットが現れたのだ

コナン「……!?なんだ……あれは!」


~ナナ「おーい!リト!」ガチャリ~

~リト「うわぁ!」~


ポ チ ッ !!!!!!!!!

17: 2014/05/25(日) 00:48:15.21 ID:1NLOdF4x0.net
次の瞬間、光彦が不思議な光に包まれて大気圏に突入する!!!!!!

光彦「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」ボオオオオオオオオ

コナン「おい!光彦が燃えてるぞ!」

元太「くそ!どうにかなんねーのか!」

光彦「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」ボオオオオ

灰原「円谷くんが……大気圏に突入した……!」

20: 2014/05/25(日) 00:56:09.88 ID:1NLOdF4x0.net
ボオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!

光彦「ハァッ……ヒュー……コヒュー」ボオオオオオオオオオオ

光彦「…………コニュー」ボオオオオオオオオ

光彦「…………シュー」ボオオオオオオオオオ

光彦「……」ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ



コナン「みつ……ひこ……」

元太「くそ……ッ!こんなのって……ありかよ……!!」

歩美「光彦くぅん……!」

灰原「円谷くん……」ホロリ

21: 2014/05/25(日) 01:00:30.09 ID:1NLOdF4x0.net
光彦の葬儀はその後しめやかに執り行われた。

氏体は地表に落ちるまでに燃え尽きてしまったため、棺おけにはあいつが大事にしていたグローブとサッカーボール、

そして、小さなロボットの人形がいれられた。

俺たちはいつまでも忘れない。宇宙という広い空を目指して飛んだ友のことを。
あいつがあの瞬間、紛れも無くこの世界で一番自由な男だったことを。

FIN

22: 2014/05/25(日) 01:03:36.69 ID:mb+LT7R30.net
おつ

23: 2014/05/25(日) 01:05:40.03 ID:ux+zfgdb0.net
トラブルである必要性

おつ

24: 2014/05/25(日) 01:07:57.69 ID:+Cbs/t6R0.net
ToLoveるスレかと思ったらこれだよ

26: 2014/05/25(日) 01:14:17.67 ID:1NLOdF4x0.net
よく考えたら、地球にいる光彦が大気圏に突入するには一度宇宙にいかなければなりませんでした。

単純に宇宙にいってデビルーク星で戦いを繰り広げるストーリーで書いていたため、大幅な修正を迫られましたが、皆さんの支援のおかげでなんとか完結までいけたと思っています。

ありがとうございました!

引用元: ララ「出来たよリト!光彦くんが大気圏に突入するスイッチ!」