1:◆Vysj.4B9aySt 23/03/26(日) 10:51:31 ID:G2aP
「masher」というゲームに出てきたキャラを流用した、セミオリジナルキャラが出てきます。ご注意ください

仁奈の話はまた別のところで
アイドルマスター\THE IDOLM@STER シンデレラガールズ Go Just Go! BIGアクリルフィギュア [大槻唯]
2: 23/03/26(日) 11:03:45 ID:G2aP
千枝「唯と」

唯「千枝の」

千枝・唯『ぽてとまっしゃー料理帖!』

千枝「今日は、千枝達の知り合いさんな女の子の誕生日なので」

唯「ハンバーグを作りにきました!」



ゆい「わー、はんばーぐ!」

千枝「じゃあ、唯ちゃん。自己紹介をお願いできるかな?」

ゆい「はーい!たかさかゆい、よんさいです!」

唯「わー、よく言えました」パチパチパチ

ゆい「えへへー」





藍子「……」●[REC.]

3: 23/03/26(日) 11:05:54 ID:G2aP
藍子(どうも皆さん。高森藍子です)

(今日はゆいちゃんの誕生日の付き添いで来てます)

(……なんでハンバーグを作る話になったのですかって?)

(それは先日、女子寮に仁奈ちゃんが泊まりに来た夜のことでした……)

4: 23/03/26(日) 11:13:35 ID:G2aP
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ホワンホワン

――数日前

――女子寮

響子「それじゃあ、明日がライブの人達の為に、腕を振るっちゃいますますね」

みんな『わー』

みく「手伝うにゃ!」

智絵里「お皿とか並べればいいんですね」

響子「お願いしますね」

悠貴「あ、あ、なにとぞ、野菜は控えめに……」アワアワ

周子「悠貴ちゃんに生野菜大サービスで!」

志希「ほいきた!」ドサササーッ

悠貴「あわわわわわ……」



雪美「響子のハンバーグ……おいしいから……」

仁奈「そんなにうめーですか?!仁奈、楽しみでやがりますよ!」

5: 23/03/26(日) 11:20:08 ID:G2aP
響子「それじゃあ、手を合わせて」



みんな『いただきまーす』

パクッ

みく「うん、いつもながらおいしいにゃ!」

李衣菜「なるほど、粗挽きがこれぐらいの割合なんだ」モグモグ

真奈美「混ぜすぎるとミートローフみたいになるからな」

心「をいをい、あんまり深刻になって食べるもんじゃないからな☆」

智絵里「はい……パクッ……おいしい……」

乃々「一口噛んだ時、舌につく粗挽きの肉の固めの外側に対するふんわりとした内側の感触。さらにアツアツの肉汁とそれに対応するように作られたこのソース。ドミグラスソースというには濃くなく、ケチャップとウスター……」

響子「乃々ちゃん……」コンワク

6: 23/03/26(日) 11:40:15 ID:G2aP
みりあ「おいしいおいしい♪」

美嘉「ほらほら、お口の周りにソースが付いちゃってるから」フキフキ

みりあ「ありがとー!」



仁奈「……」ガツガツ

美優「仁奈ちゃん、そんなに慌てなくても」



仁奈「うめーですよ!」

7: 23/03/26(日) 11:42:23 ID:G2aP




仁奈「ママがいつも用意してくれる、チンするハンバーグよりうめーですよ!」

8: 23/03/26(日) 11:56:43 ID:G2aP
――その一言はその場にいた全員の心に響いた

――ある者は

りあむ「仁奈ちゃんのママはそんなことはしないよ!」

――ある者は

志希「子供の味覚は鋭いからね。レトルトの味が変わったのかもね」

――また

杏「仁奈はまだ小さいから、レンジの使い方が間違っているとか」

響子「もしくは……」

美優「作り方を間違えているか……ですね」



――翌日のライブ後、早急に皆は動いた

9: 23/03/26(日) 12:33:08 ID:G2aP
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ホワンホワン

藍子(というわけで、子供用のハンバーグはどんなのがいいのか……)

(という理由で今日、ハンバーグを作ることになりました)



ゆい「ぺたぺたー♪」

唯「うん、しっかりと空気を抜いてね」

千枝「そうしたら形を整えて」

10: 23/03/26(日) 15:36:16 ID:G2aP
千枝(本当は、手の温度でせっかく桃華ちゃんにお裾分けしてもらった高級牛肉から採れた牛脂が溶けちゃってるので)

唯(冷やして固めておきたいんだけど……)



ゆい「ねーねー。はんばーぐ、やかないのー?」キラキラ



千枝(うん。無理です)

唯(この笑顔で言われたら、ゆいも何も言えないよ)

千枝「じゃあ、焼きますね」

ゆい「わーい」ウキウキ

唯「油が跳ねるから少し離れてね」

ゆい「うんっ」ニッコリ

11: 23/03/26(日) 15:45:00 ID:G2aP
ジュージュー

ゆい「わくわくっ」

千枝「あ、ダメだよ、あまり近づいたら火傷しちゃいます」

唯「焼くのは千枝ちゃんに任せて、サラダとか用意しようか」

ゆい「はーい」



千枝「あとは蒸し焼きにして……と」

藍子「今日のはデミグラスソースとかじゃないんですね」●[REC.]

千枝「あ……はい。ゆいちゃんぐらいだったら、ウスターソースやケチャップの方がいいかな……って」

藍子「それはわかります。昔、私もケチャップつけただけのハンバーグが好きでしたからね」

千枝「なので、この肉汁が出た油はソースとケチャップ。あとオイスターソースを少し混ぜて簡単に作りますね」

藍子「そういえば、にんじんとか付け合わせの温野菜は無いんですね」

千枝「はい。……ゆいちゃん、まだにんじんは苦手みたいで」

藍子「あ──ふふっ、誕生日ですから今日ぐらいは……ね」

12: 23/03/27(月) 08:24:52 ID:K62S
ジュウジュウキカンジュウ

千枝「焼けましたー!」

ゆい「わー!」

唯「じゃあ、お皿に並べて」

「あ、何つけて食べるかな?」

ゆい「ゆい、ケチャップがいい!」

唯「はーい」チュルチュル

ゆい「わーい!はーとまーくだぁ!」





千枝「やっぱり、ケチャップとかでしたか……」シュン

藍子(千枝ちゃんも娘さんがいるからわかるのかなぁ)

「じゃあ、そのケチャップソースは私がいただきますね」

千枝「本当ですか!?」パァァァ

藍子「はい。ですから、まずはゆいちゃんのお誕生会をしませんと…ねっ」

千枝「はいっ!」

13: 23/03/27(月) 08:29:13 ID:K62S
唯「それじゃあ、ケーキにろうそくを立てて」

千枝「今日はシュークリームも食べていいですよ」

ゆい「わぁぁぁぁぁ!」

唯「じゃあ、火をつけたゆ」

千枝「電気消します!」

ゆい「わくわく」

藍子「じゃあ、歌いましょうね」●[REC.]



♪Happy birthday to you~

♪Happy birthday to you~

♪Happy birthday dear yui~

♪Happy birthday to you~

ゆい「ふーっ!」

フッ

みんな『おめでとー!』

ゆい「うんっ!ありがとー!」

14: 23/03/27(月) 08:33:25 ID:K62S
――数刻後

ゆい「すぅすぅ……」

唯「寝ちゃったね……」

千枝「可愛いですねぇ」

藍子「それじゃあ、そろそろ……」

唯「うん……じゃあ、また来るからね」

千枝「来年は幼稚園卒園したぐらいになりますね」

藍子「そんなになるんだ……」





千枝「千枝は小学生のままですけど」ハイライトオフ

唯「ゆいは、何回期末テストをすればいいんだれ……」ハイライトオフ

藍子「そういえばモバマスも終わりますね……」ハイライトオフ

15: 23/03/27(月) 08:39:55 ID:K62S
――後日

美優「ええと、仁奈ちゃんのハンバーグの件ですが」

「レンジから取り出す際にお皿が熱くて落としたことがあるので、規定より少な目に温めていたのと」

「あと、仁奈ちゃんがアツアツのままを食べられなくて、少ししてから食べているのが原因みたいです」

りあむ「よかった……ぼく、すっごい心配したんだからね!」

「あと、ゆいちゃんの誕生日のアレみたいに、仁奈ちゃんも一緒になってハンバーグ作りをやったりできないかな?」

響子「賛成です!もちろん、親御さんと一緒にというのが一番かもしれませんが……」

りあむ「ぼくたちだけでも寂しくないようにしないとね!」





あかり「りあむさんが良いことをこと話してます……」

あきら「#明日 大雨?」

りあむ「やむ!」

16: 23/03/27(月) 08:41:06 ID:K62S
――そんなこんなで、女子寮や事務所でたまーに調理のイベントが行われるようになりましたとさ



おしまい

引用元: 【モバマス】唯「ゆいちゃんの誕生日に」千枝「ハンバーグを作ります!」