1: 2011/05/17(火) 22:16:57.64 ID:DV9GXSig0
昼食後 食堂
ルッキーニ「ねーねー!何でジャムって甘いのに赤いんだろ!」ペロペロ
ゲルト (…………?)ズズッ
シャーリー「ジャムの赤はトマトじゃなくてイチゴなんだよ」ズズッ
ルッキーニ「あー、そっちかー!騙されたぁ!」キャッキャッ
ゲルト(……なるほど、わからん)
エイラ「ロシアンティーはジャム混ぜないんだゾ、ツンツン眼鏡」ニヤニヤ
ペリーヌ「もう、わかってますわ!」
ミーナ「そうだわ、明日の訓練なんだけど」カチャ
ミーナ「皆さん、二人組を作ってもらえるかしら」
ペリーヌ「え」
ルッキーニ「ねーねー!何でジャムって甘いのに赤いんだろ!」ペロペロ
ゲルト (…………?)ズズッ
シャーリー「ジャムの赤はトマトじゃなくてイチゴなんだよ」ズズッ
ルッキーニ「あー、そっちかー!騙されたぁ!」キャッキャッ
ゲルト(……なるほど、わからん)
エイラ「ロシアンティーはジャム混ぜないんだゾ、ツンツン眼鏡」ニヤニヤ
ペリーヌ「もう、わかってますわ!」
ミーナ「そうだわ、明日の訓練なんだけど」カチャ
ミーナ「皆さん、二人組を作ってもらえるかしら」
ペリーヌ「え」
2: 2011/05/17(火) 22:22:51.74 ID:DV9GXSig0
エイラ「ハイハイハイ!サーニャは私と、私とだかんナ!」ガタッ
サーニャ「んぅ……ねむ……」ムニャムニャ
ルッキーニ「ぱふぱふシャーリー!」
シャーリー「しましまルッキーニ!」
ペリーヌ「あ、あ……」
エーリカ「ねぇ、明日は私が長機でいい?」
ゲルト「おまえについていけるのは私くらいだからな」
ペリーヌ「えっと……リーネさん?」キョロキョロ
リーネ「がんばろうね!芳佳ちゃん!」ギュッ
宮藤「うん!」ギュッ
サーニャ「んぅ……ねむ……」ムニャムニャ
ルッキーニ「ぱふぱふシャーリー!」
シャーリー「しましまルッキーニ!」
ペリーヌ「あ、あ……」
エーリカ「ねぇ、明日は私が長機でいい?」
ゲルト「おまえについていけるのは私くらいだからな」
ペリーヌ「えっと……リーネさん?」キョロキョロ
リーネ「がんばろうね!芳佳ちゃん!」ギュッ
宮藤「うん!」ギュッ
4: 2011/05/17(火) 22:27:19.31 ID:DV9GXSig0
ペリーヌ「宮藤さんと……」シュン
もっさん「んー?ペリーヌはまた余ったのか」
もっさん「よし、私と組むか!」
ペリーヌ「あ……よろしくお願い致しますわ……」
ミーナ「あ、そうじゃないわ」
ペリーヌ「?」
ミーナ「今回はいつもと違うペアを組んでほしいの」
もっさん「んー?ペリーヌはまた余ったのか」
もっさん「よし、私と組むか!」
ペリーヌ「あ……よろしくお願い致しますわ……」
ミーナ「あ、そうじゃないわ」
ペリーヌ「?」
ミーナ「今回はいつもと違うペアを組んでほしいの」
9: 2011/05/17(火) 22:32:50.18 ID:DV9GXSig0
ゲルト「いつもと違う……?」
もっさん「それはどういうことだ?」
ミーナ「ウィッチーズが二人一組のロッテ戦術を基本としているのは知っているわね」
ミーナ「訓練によっていつものペアの連携を高めるのも重要だけど」
ミーナ「今回は違うペアを組むことで、戦略性の幅を広げたいの」
ルッキーニ「えと、それって……?」
シャーリー「つまり新しいペアを試してみようってことさ」ナデナデ
もっさん「それはどういうことだ?」
ミーナ「ウィッチーズが二人一組のロッテ戦術を基本としているのは知っているわね」
ミーナ「訓練によっていつものペアの連携を高めるのも重要だけど」
ミーナ「今回は違うペアを組むことで、戦略性の幅を広げたいの」
ルッキーニ「えと、それって……?」
シャーリー「つまり新しいペアを試してみようってことさ」ナデナデ
12: 2011/05/17(火) 22:41:28.23 ID:DV9GXSig0
ゲルト「なるほど!新しい可能性だな!」ピョコン
ゲルト「それでは宮藤!私との新しい可能性を」キョロキョロ
宮藤「サーニャちゃん!いっしょにやろっか!」
サーニャ「んぅ……なにを……?」ゴシゴシ
エイラ「ダメダメダメー!」
エイラ「サーニャは私の!私のものだかんナ!」ガバッ
シャーリー「ひゅー」ニヤニヤ
エーリカ「大胆だね、エイラ」ニヤニヤ
ゲルト「それでは宮藤!私との新しい可能性を」キョロキョロ
宮藤「サーニャちゃん!いっしょにやろっか!」
サーニャ「んぅ……なにを……?」ゴシゴシ
エイラ「ダメダメダメー!」
エイラ「サーニャは私の!私のものだかんナ!」ガバッ
シャーリー「ひゅー」ニヤニヤ
エーリカ「大胆だね、エイラ」ニヤニヤ
14: 2011/05/17(火) 22:47:28.87 ID:DV9GXSig0
エイラ「エ?いや、今のはそういう意味じゃなくて」アタフタ
サーニャ「……それじゃ、どういう意味なの?」
エイラ「ウワ!起きてたのか!?」アワワ
ミーナ「駄目よ、エイラさん」
ミーナ「具体的には同じ部屋以外の人とペアを組んでほしいの」
エイラ「うぐぅ……それでもミヤフジだけはダメだ!」
宮藤「えー、なんでですかぁ?」
エイラ「ダメなもんはダメなんだ!」ベー
サーニャ「……それじゃ、どういう意味なの?」
エイラ「ウワ!起きてたのか!?」アワワ
ミーナ「駄目よ、エイラさん」
ミーナ「具体的には同じ部屋以外の人とペアを組んでほしいの」
エイラ「うぐぅ……それでもミヤフジだけはダメだ!」
宮藤「えー、なんでですかぁ?」
エイラ「ダメなもんはダメなんだ!」ベー
17: 2011/05/17(火) 22:55:16.03 ID:DV9GXSig0
宮藤「私のこと、そんなに嫌いなんですかぁ」ウルウル
エイラ「!」
ルッキーニ「ああー!芳佳を泣かせたー!」
ルッキーニ「謝りなよ、エイラ!」メッ
エイラ「エー、だってさー」
サーニャ「……エイラ」ジトーッ
エイラ「ウッ、わかったヨ……」
エイラ「ゴメンな、ミヤフジ」
ルッキーニ「エイラも謝ってるし、許してあげて」
宮藤「あ、私はそんな怒って」
ルッキーニ「ペアならあたしがなってあげるから、ね?」ナデナデ
宮藤「……ありがと、ルッキーニちゃん!」
エイラ「!」
ルッキーニ「ああー!芳佳を泣かせたー!」
ルッキーニ「謝りなよ、エイラ!」メッ
エイラ「エー、だってさー」
サーニャ「……エイラ」ジトーッ
エイラ「ウッ、わかったヨ……」
エイラ「ゴメンな、ミヤフジ」
ルッキーニ「エイラも謝ってるし、許してあげて」
宮藤「あ、私はそんな怒って」
ルッキーニ「ペアならあたしがなってあげるから、ね?」ナデナデ
宮藤「……ありがと、ルッキーニちゃん!」
19: 2011/05/17(火) 23:02:35.64 ID:DV9GXSig0
サーニャ「……エイラは何で芳佳ちゃんが嫌いなの?」ジトーッ
エイラ「イヤ、嫌いじゃないんだけどサ」
エイラ「その、サーニャとペアを組ませたくないと言うか」モジモジ
エイラ「もちろん、私以外は誰でもいやなんだけど」モジモジ
エイラ「特にミヤフジだけはダメって言うか」モジモジ
エーリカ「サーニャんは誰か決まったー?」
サーニャ「いえ、まだ……」
エーリカ「じゃ、私と組もっか!」ニシシ
サーニャ「はい」ニコッ
エイラ「ダカラ、できれば私と組んで欲しいナーって」モジモジ
エイラ「……アレ?」
エイラ「イヤ、嫌いじゃないんだけどサ」
エイラ「その、サーニャとペアを組ませたくないと言うか」モジモジ
エイラ「もちろん、私以外は誰でもいやなんだけど」モジモジ
エイラ「特にミヤフジだけはダメって言うか」モジモジ
エーリカ「サーニャんは誰か決まったー?」
サーニャ「いえ、まだ……」
エーリカ「じゃ、私と組もっか!」ニシシ
サーニャ「はい」ニコッ
エイラ「ダカラ、できれば私と組んで欲しいナーって」モジモジ
エイラ「……アレ?」
24: 2011/05/17(火) 23:11:08.97 ID:DV9GXSig0
ゲルト「あ……宮藤……」
ルッキーニ「でねー!あたしがバババーッ!って銃を撃ったらー」
宮藤「うんうん!」
ゲルト「……」
シャーリー「宮藤に告白する前にふられちゃったなぁ」ポン
ゲルト「んなっ!告白だなんて、たかが任務だ!」カァァ
ゲルト「それと馴れ馴れしく肩を掴むな」フンッ
シャーリー「まぁまぁ、落ち着きなって」ニヤニヤ
シャーリー「ペアならあたしがなってやるからさ」
ルッキーニ「でねー!あたしがバババーッ!って銃を撃ったらー」
宮藤「うんうん!」
ゲルト「……」
シャーリー「宮藤に告白する前にふられちゃったなぁ」ポン
ゲルト「んなっ!告白だなんて、たかが任務だ!」カァァ
ゲルト「それと馴れ馴れしく肩を掴むな」フンッ
シャーリー「まぁまぁ、落ち着きなって」ニヤニヤ
シャーリー「ペアならあたしがなってやるからさ」
29: 2011/05/17(火) 23:17:50.39 ID:DV9GXSig0
ゲルト「リベリアンが私の動きについてこれるとでも?」フフン
シャーリー「おまえこそあたしのスピードに遅れるなよ」フフン
ペリーヌ(……何だかんだペアを組むつもりなんですのね)
リーネ「……」
ペリーヌ「……」
ペリーヌ「……あの、リーネさん」
リーネ「……そうですね」ハァ
ペリーヌ「ちょっ!それは何の溜息ですの!」キーッ
ミーナ「あら、聞いてなかったの?」
ミーナ「同室の隊員以外って言ったでしょう?」
シャーリー「おまえこそあたしのスピードに遅れるなよ」フフン
ペリーヌ(……何だかんだペアを組むつもりなんですのね)
リーネ「……」
ペリーヌ「……」
ペリーヌ「……あの、リーネさん」
リーネ「……そうですね」ハァ
ペリーヌ「ちょっ!それは何の溜息ですの!」キーッ
ミーナ「あら、聞いてなかったの?」
ミーナ「同室の隊員以外って言ったでしょう?」
32: 2011/05/17(火) 23:25:21.46 ID:DV9GXSig0
ペリーヌ「つまり、わたくしとリーネさんは……」
リーネ「そういうことになりますね」
ミーナ「ちなみに私は美緒と組むわ」ニコニコ
もっさん「お、ミーナも訓練に参加するのか?」
ミーナ「ええ、久しぶりに頑張ろうかしら」
もっさん「うむ!久しぶりだからと言って手は抜かないからな!」
もっさん「しっかりしごいてやろう」アッハッハ
ミーナ「やだ、美緒ったら!みんなの前で」カァァ
リーネ「そういうことになりますね」
ミーナ「ちなみに私は美緒と組むわ」ニコニコ
もっさん「お、ミーナも訓練に参加するのか?」
ミーナ「ええ、久しぶりに頑張ろうかしら」
もっさん「うむ!久しぶりだからと言って手は抜かないからな!」
もっさん「しっかりしごいてやろう」アッハッハ
ミーナ「やだ、美緒ったら!みんなの前で」カァァ
36: 2011/05/17(火) 23:32:08.71 ID:DV9GXSig0
ペリーヌ(……あら、これって……)キョロキョロ
リーネ「……!」
ルッキーニ「そしたらマーマがバケツを持ってきてさ!」キャッキャッ
宮藤「えー、ウソでしょー!」キャッキャッ
シャーリー「やっぱりスピードが全てだろ」
ゲルト「いーや、圧倒的な火力と物量こそチカラだ」
エーリカ「サーニャん、寝癖ついてるよ」サッサッ
サーニャ「あ、気持ち良いです……」
ペリーヌ(残っているのは……)
エイラ「サーニャぁ、私も寝癖に気づいてたヨー」ウワァァァン
リーネ「……!」
ルッキーニ「そしたらマーマがバケツを持ってきてさ!」キャッキャッ
宮藤「えー、ウソでしょー!」キャッキャッ
シャーリー「やっぱりスピードが全てだろ」
ゲルト「いーや、圧倒的な火力と物量こそチカラだ」
エーリカ「サーニャん、寝癖ついてるよ」サッサッ
サーニャ「あ、気持ち良いです……」
ペリーヌ(残っているのは……)
エイラ「サーニャぁ、私も寝癖に気づいてたヨー」ウワァァァン
40: 2011/05/17(火) 23:38:32.61 ID:DV9GXSig0
リーネ「エイラさん、明日は頑張りましょうね」ニコニコ
エイラ「ナンダ……?」グスグス
ペリーヌ「ちょっ!ズルいですわよ、リーネさん!」
ペリーヌ「エイラさん!わたくしと組みましょう!」
エイラ「アー……ペアの話かぁ……」グスグス
リーネ「ええ、私とペアを組む話です」ニコニコ
ペリーヌ「いいえ!わたくしとですわ!」
エイラ「……んじゃ、ツンツン眼鏡」グスン
エイラ「ナンダ……?」グスグス
ペリーヌ「ちょっ!ズルいですわよ、リーネさん!」
ペリーヌ「エイラさん!わたくしと組みましょう!」
エイラ「アー……ペアの話かぁ……」グスグス
リーネ「ええ、私とペアを組む話です」ニコニコ
ペリーヌ「いいえ!わたくしとですわ!」
エイラ「……んじゃ、ツンツン眼鏡」グスン
47: 2011/05/17(火) 23:43:44.84 ID:DV9GXSig0
リーネ「!」
ペリーヌ「!」
ペリーヌ「わ、わたくしとですの!?」アタフタ
エイラ「ナンダヨー、イヤなのかー?」ゴシゴシ
ペリーヌ「いえ!こういう場合、余るのはいつもわたくしだったので」
ペリーヌ「少し、びっくりしただけで……」ウルウル
リーネ「……」
エイラ「ウワ!なに泣いてんだヨー」ニヤニヤ
ペリーヌ「もう!泣いてなんかいませんわ!」キーッ
ペリーヌ「!」
ペリーヌ「わ、わたくしとですの!?」アタフタ
エイラ「ナンダヨー、イヤなのかー?」ゴシゴシ
ペリーヌ「いえ!こういう場合、余るのはいつもわたくしだったので」
ペリーヌ「少し、びっくりしただけで……」ウルウル
リーネ「……」
エイラ「ウワ!なに泣いてんだヨー」ニヤニヤ
ペリーヌ「もう!泣いてなんかいませんわ!」キーッ
54: 2011/05/17(火) 23:50:48.06 ID:DV9GXSig0
エイラ「エェー?ホントかー?」ウリウリ
ペリーヌ「ちょっと!髪が乱れてしまいます!」ボサボサ
リーネ「……チッ」
ミーナ「あら、リーネさんは余ってしまったの?」
ミーナ「いつもは余らないのに、何でかしら?」
リーネ「……痴呆が始まったんじゃないですか」ボソッ
もっさん「では、リーネはミーナのポジションだな!」
シャーリー「つまり指揮官ってことか?」
ゲルト「それはさすがに……」
もっさん「なに、ネウロイの予測周期も二週間後だ」
もっさん「ミーナにも息抜きは必要だろう」
ペリーヌ「ちょっと!髪が乱れてしまいます!」ボサボサ
リーネ「……チッ」
ミーナ「あら、リーネさんは余ってしまったの?」
ミーナ「いつもは余らないのに、何でかしら?」
リーネ「……痴呆が始まったんじゃないですか」ボソッ
もっさん「では、リーネはミーナのポジションだな!」
シャーリー「つまり指揮官ってことか?」
ゲルト「それはさすがに……」
もっさん「なに、ネウロイの予測周期も二週間後だ」
もっさん「ミーナにも息抜きは必要だろう」
62: 2011/05/17(火) 23:57:24.96 ID:DV9GXSig0
ミーナ「……そうね、訓練は今日と明日の二日間の予定だし」
ミーナ「重要な仕事だけ私がやることにすれば構わないわ」
ミーナ「それに、リーネさんには指揮官の素質を期待しているの」ゴニョゴニョ
リーネ「……顔が近いです」ボソッ
宮藤「うわぁ!指揮官なんて凄いよ、リーネちゃん!」
リーネ「うん、頑張るね!芳佳ちゃん!」ニコニコ
もっさん「うむ!それでは決まりだな!」
ミーナ「重要な仕事だけ私がやることにすれば構わないわ」
ミーナ「それに、リーネさんには指揮官の素質を期待しているの」ゴニョゴニョ
リーネ「……顔が近いです」ボソッ
宮藤「うわぁ!指揮官なんて凄いよ、リーネちゃん!」
リーネ「うん、頑張るね!芳佳ちゃん!」ニコニコ
もっさん「うむ!それでは決まりだな!」
65: 2011/05/18(水) 00:03:02.58 ID:/YRJv4+K0
ミーナ「ええ、訓練は二日間」
ミーナ「もうお昼過ぎだから、今日は新しいペアとの交流を深めること」
ミーナ「明朝から、そのペアで演習を行うわ」
ミーナ「では、解散……」
リーネ「エヘン」
リーネ「そういうことですから、解散してください」ニコニコ
宮藤「はぁーい!」
ルッキーニ「行こっ、芳佳!」タタタッ
宮藤「あ!待ってよ、ルッキーニちゃん!」タタタッ
ミーナ「もうお昼過ぎだから、今日は新しいペアとの交流を深めること」
ミーナ「明朝から、そのペアで演習を行うわ」
ミーナ「では、解散……」
リーネ「エヘン」
リーネ「そういうことですから、解散してください」ニコニコ
宮藤「はぁーい!」
ルッキーニ「行こっ、芳佳!」タタタッ
宮藤「あ!待ってよ、ルッキーニちゃん!」タタタッ
71: 2011/05/18(水) 00:12:41.25 ID:/YRJv4+K0
エイラーニャ 私室
エイラ「サーニャ……」ゴロゴロ
エイラ「サァァァニャァァ……」ゴロゴロ
エイラ「サーニャン!」ゴロゴロ
ペリーヌ「いつまで、そうしているつもりですの!」
エイラ「あ、サーニャの枕」ピタッ
エイラ「サーニャの匂い、サーニャの温もり」クンクン
エイラ「こ、これとキスしたら……!」プルプル
ペリーヌ「ちょっ!何を!」アワワ
ペリーヌ「わかりました、サーニャさんの様子を見に行きましょう!」
エイラ「サーニャ……」ゴロゴロ
エイラ「サァァァニャァァ……」ゴロゴロ
エイラ「サーニャン!」ゴロゴロ
ペリーヌ「いつまで、そうしているつもりですの!」
エイラ「あ、サーニャの枕」ピタッ
エイラ「サーニャの匂い、サーニャの温もり」クンクン
エイラ「こ、これとキスしたら……!」プルプル
ペリーヌ「ちょっ!何を!」アワワ
ペリーヌ「わかりました、サーニャさんの様子を見に行きましょう!」
74: 2011/05/18(水) 00:16:59.81 ID:/YRJv4+K0
エイラ「!」ガバッ
エイラ「ソウダ!良い事言ったぞ、ツンツン眼鏡!」ワシャワシャ
ペリーヌ「だから髪を!」
エイラ「タラタラすんな、行くゾ」タタタッ
ペリーヌ「もう、待ってくださいまし!」
ガチャ
バタン
エイラ「ソウダ!良い事言ったぞ、ツンツン眼鏡!」ワシャワシャ
ペリーヌ「だから髪を!」
エイラ「タラタラすんな、行くゾ」タタタッ
ペリーヌ「もう、待ってくださいまし!」
ガチャ
バタン
79: 2011/05/18(水) 00:24:36.53 ID:/YRJv4+K0
エーゲル 私室
「サーニャァァ!サーニャァァァ!」
「もう少し静かにしなさい!」
ガチャ!
エイラ「サーニャ!寂しくないか!」バン
ペリーヌ「まったく貴女って人ははしたない」ブツブツ
サーニャ「くぅ……すぅ……」Zzz
エーリカ「ふひゅ……んあ……」Zzz
ペリーヌ「あら、こんな昼間から」
エイラ「ナ、ナ……!」
エイラ「ナンデ、同じベッドで寝てるんダヨ!」クワッ
「サーニャァァ!サーニャァァァ!」
「もう少し静かにしなさい!」
ガチャ!
エイラ「サーニャ!寂しくないか!」バン
ペリーヌ「まったく貴女って人ははしたない」ブツブツ
サーニャ「くぅ……すぅ……」Zzz
エーリカ「ふひゅ……んあ……」Zzz
ペリーヌ「あら、こんな昼間から」
エイラ「ナ、ナ……!」
エイラ「ナンデ、同じベッドで寝てるんダヨ!」クワッ
81: 2011/05/18(水) 00:29:24.88 ID:/YRJv4+K0
エイラ「おい、起きろ!中尉!」ユサユサ
ペリーヌ「ちょっと貴女はなにを!」
エーリカ「くぁ……あと二時間……」ムニャムニャ
エイラ「オイ!サーニャに何をしたんだヨォ!」ガクガク
ペリーヌ「何かするのは貴女だけですわ!」
エーリカ「んみぃ……何だよ……」ゴシゴシ
サーニャ「うるさい……エイラ……?」ゴシゴシ
ペリーヌ「ちょっと貴女はなにを!」
エーリカ「くぁ……あと二時間……」ムニャムニャ
エイラ「オイ!サーニャに何をしたんだヨォ!」ガクガク
ペリーヌ「何かするのは貴女だけですわ!」
エーリカ「んみぃ……何だよ……」ゴシゴシ
サーニャ「うるさい……エイラ……?」ゴシゴシ
82: 2011/05/18(水) 00:34:21.95 ID:/YRJv4+K0
ーーーーー
ーーー
ー
エーリカ「だからぁ、私は自分のベッドで寝てたんだけど」
エーリカ「起きたらサーニャんのいるベッドで寝てたんだよー」
エイラ「ホントか!?」
エイラ「変なことされてないか、サーニャ?」ペタペタ
ペリーヌ「貴女こそ何処を触ってますの!」
サーニャ「ちょっと、くすぐったい」モジモジ
ーーー
ー
エーリカ「だからぁ、私は自分のベッドで寝てたんだけど」
エーリカ「起きたらサーニャんのいるベッドで寝てたんだよー」
エイラ「ホントか!?」
エイラ「変なことされてないか、サーニャ?」ペタペタ
ペリーヌ「貴女こそ何処を触ってますの!」
サーニャ「ちょっと、くすぐったい」モジモジ
84: 2011/05/18(水) 00:41:34.61 ID:/YRJv4+K0
エイラ「とにかく!私はサーニャの側を離れないからナ!」
エイラ「文句があるならツンツン眼鏡が出ていけよ!」イー
ペリーヌ「文句も何も、訓練ですからわたくしもここにいます!」
エーリカ「サーニャん、水飲む?」
サーニャ「ありがとう……」コクコク
エイラ「中尉!間接キスとかズルいぞ!」キーッ
ペリーヌ「まだ話は終わってませんわ!」キーッ
サーニャ「……楽しい」クスッ
エーリカ「そだね」ニヒヒ
エイラ「文句があるならツンツン眼鏡が出ていけよ!」イー
ペリーヌ「文句も何も、訓練ですからわたくしもここにいます!」
エーリカ「サーニャん、水飲む?」
サーニャ「ありがとう……」コクコク
エイラ「中尉!間接キスとかズルいぞ!」キーッ
ペリーヌ「まだ話は終わってませんわ!」キーッ
サーニャ「……楽しい」クスッ
エーリカ「そだね」ニヒヒ
85: 2011/05/18(水) 00:47:57.37 ID:/YRJv4+K0
シャッキーニ 私室
ゲルト「何とも油臭い部屋だな」ポスッ
シャーリー「バイクとか置いてるからなぁ」ボフッ
シャーリー「あ、ミーナには秘密だからな」パタパタ
ゲルト「おい、足が当たってる」ペシッ
シャーリー「仕方ないだろー」
シャーリー「ルッキーニもいっしょに寝るから、ベッドはひとつしかないんだ」
シャーリー「まぁ、そのルッキーニもあまり部屋にいないんだけど」
ゲルト「何とも油臭い部屋だな」ポスッ
シャーリー「バイクとか置いてるからなぁ」ボフッ
シャーリー「あ、ミーナには秘密だからな」パタパタ
ゲルト「おい、足が当たってる」ペシッ
シャーリー「仕方ないだろー」
シャーリー「ルッキーニもいっしょに寝るから、ベッドはひとつしかないんだ」
シャーリー「まぁ、そのルッキーニもあまり部屋にいないんだけど」
87: 2011/05/18(水) 00:54:37.45 ID:/YRJv4+K0
ゲルト「ということは、今晩は……」
シャーリー「え!?」カァァ
シャーリー「そりゃ、ベッドがひとつってことはそうなるけど」モジモジ
シャーリー「あ、でもあたしはおまえと違ってパジャマを着て寝るし」モジモジ
シャーリー「だから狭いとは言っても、肌はくっつかないから安心して」モジモジ
シャーリー「別におまえとくっつくのがイヤとか、そうじゃなくてさ!」アワワ
ゲルト「?」
ゲルト「いや、家主はおまえだから私が床で寝ようかと」
ゲルト「それに今日は私だって裸で寝たりしないぞ」
シャーリー「え!?」カァァ
シャーリー「そりゃ、ベッドがひとつってことはそうなるけど」モジモジ
シャーリー「あ、でもあたしはおまえと違ってパジャマを着て寝るし」モジモジ
シャーリー「だから狭いとは言っても、肌はくっつかないから安心して」モジモジ
シャーリー「別におまえとくっつくのがイヤとか、そうじゃなくてさ!」アワワ
ゲルト「?」
ゲルト「いや、家主はおまえだから私が床で寝ようかと」
ゲルト「それに今日は私だって裸で寝たりしないぞ」
91: 2011/05/18(水) 01:06:25.66 ID:/YRJv4+K0
シャーリー「……ハルトマンは良くて、あたしが同室だとダメなのか」ブツブツ
ゲルト「はぁ?変なやつだ」
シャーリー「いや、上官様がベッドで寝てくれよ」
シャーリー「堅物軍人にはあたしの柔らかいベッドは合わないかもな」フフン
ゲルト「……おまえはいつもそうだな」ムッ
シャーリー「え」
ゲルト「私が嫌いなのかは知らないが、すぐそういう態度をとる」
シャーリー「あ、いやそれは」アタフタ
ゲルト「はぁ?変なやつだ」
シャーリー「いや、上官様がベッドで寝てくれよ」
シャーリー「堅物軍人にはあたしの柔らかいベッドは合わないかもな」フフン
ゲルト「……おまえはいつもそうだな」ムッ
シャーリー「え」
ゲルト「私が嫌いなのかは知らないが、すぐそういう態度をとる」
シャーリー「あ、いやそれは」アタフタ
94: 2011/05/18(水) 01:16:48.46 ID:/YRJv4+K0
ゲルト「いい機会だ、正直な気持ちを言ってみろ」
ゲルト「批判も甘んじて受け入れよう」
シャーリー「正直な気持ちって……」モジモジ
シャーリー(私だってわからないのに……)
シャーリー(嫌い?……じゃないのはわかる)
シャーリー(説教を喰らうのも口喧嘩になるのも、あまり嫌いじゃない)
シャーリー(何でだろう?)
ゲルト「……まぁ、上官に言いにくいのはわかる」
ゲルト「なので私から言おう」
ゲルト「批判も甘んじて受け入れよう」
シャーリー「正直な気持ちって……」モジモジ
シャーリー(私だってわからないのに……)
シャーリー(嫌い?……じゃないのはわかる)
シャーリー(説教を喰らうのも口喧嘩になるのも、あまり嫌いじゃない)
シャーリー(何でだろう?)
ゲルト「……まぁ、上官に言いにくいのはわかる」
ゲルト「なので私から言おう」
98: 2011/05/18(水) 01:24:58.34 ID:/YRJv4+K0
シャーリー「んなっ!?」
ゲルト「おまえの言うとおり、私は堅物軍人なんでな」
ゲルト「おまえやハルトマンのようなズボラな軍人は」
ゲルト「正直、嫌いだ」
シャーリー「!」
シャーリー「そうか……」ジワッ
シャーリー(うわ、やばい)ゴシゴシ
ゲルト「おまえの言うとおり、私は堅物軍人なんでな」
ゲルト「おまえやハルトマンのようなズボラな軍人は」
ゲルト「正直、嫌いだ」
シャーリー「!」
シャーリー「そうか……」ジワッ
シャーリー(うわ、やばい)ゴシゴシ
108: 2011/05/18(水) 01:36:04.57 ID:/YRJv4+K0
ゲルト「だが、実力があるのは認めている」
ゲルト「今回のペアも連携さえ上手くいけば、少佐やハルトマンのペアにも勝てると思っている」
ゲルト「だから、からかうのを少しだけ控えてほしいんだ」
ゲルト「そうすればもっと連携が取れると言うか」
シャーリー「……それって」グスッ
ゲルト「お!何だ何だ?」ズイッ
シャーリー「それって、あたしが素直になったら」
シャーリー「もっと仲良くしてくれるってこと?」
ゲルト「今回のペアも連携さえ上手くいけば、少佐やハルトマンのペアにも勝てると思っている」
ゲルト「だから、からかうのを少しだけ控えてほしいんだ」
ゲルト「そうすればもっと連携が取れると言うか」
シャーリー「……それって」グスッ
ゲルト「お!何だ何だ?」ズイッ
シャーリー「それって、あたしが素直になったら」
シャーリー「もっと仲良くしてくれるってこと?」
117: 2011/05/18(水) 01:40:49.24 ID:/YRJv4+K0
ゲルト「仲良く?」
ゲルト「まぁ、そういうことになるか……」
シャーリー「じゃあ、もうイジワルしないから!」
シャーリー「だからあたしと仲良くしてくれ!」カァァ
ゲルト「どうした、急に」
ゲルト「……だが、おまえがそう言うのなら」カァァ
シャーリー「ホントに?」
ゲルト「そうだな、私より大きな妹というのもアリかも知れん」モジモジ
シャーリー「……え?」
ゲルト「まぁ、そういうことになるか……」
シャーリー「じゃあ、もうイジワルしないから!」
シャーリー「だからあたしと仲良くしてくれ!」カァァ
ゲルト「どうした、急に」
ゲルト「……だが、おまえがそう言うのなら」カァァ
シャーリー「ホントに?」
ゲルト「そうだな、私より大きな妹というのもアリかも知れん」モジモジ
シャーリー「……え?」
135: 2011/05/18(水) 01:46:55.02 ID:/YRJv4+K0
ゲルト「たしかに、妹は小さいものという考えが堅物だったかもな」モジモジ
ゲルト「姉より発育した身体を恥ずかしがる妹……うん、アリだ」モジモジ
シャーリー「え?え?」
ゲルト「あー、そう考えると憎まれ口も悪くないな」モジモジ
ゲルト「むしろイイものに思えてくる、不思議だ」モジモジ
シャーリー「……おまえの中では」プルプル
ゲルト「んー?どうしたの、シャーリー」ヨシヨシ
シャーリー「仲良くなるってことは姉妹になるってことかよ!」クワッ
ゲルト「姉より発育した身体を恥ずかしがる妹……うん、アリだ」モジモジ
シャーリー「え?え?」
ゲルト「あー、そう考えると憎まれ口も悪くないな」モジモジ
ゲルト「むしろイイものに思えてくる、不思議だ」モジモジ
シャーリー「……おまえの中では」プルプル
ゲルト「んー?どうしたの、シャーリー」ヨシヨシ
シャーリー「仲良くなるってことは姉妹になるってことかよ!」クワッ
141: 2011/05/18(水) 01:52:53.63 ID:/YRJv4+K0
ゲルト「……?」キョトン
シャーリー「何だよ、その顔は!おかしいだろ!」ピョコン
ゲルト「まぁまぁ、落ち着け」
シャーリー「あたしか!?あたしのほうがおかしいのか?」ピョコピョコ
ゲルト「うさ耳カワイイなぁ、シャーリー」モフモフ
シャーリー「妹になった途端それかよ!騙されないからな!」カァァ
シャーリー「で、でも」カァァ
シャーリー「もうちょっと撫でて欲しいと言うか、しっぽも触って……」
ゲルト「!」ピョコン
シャーリー(あ、犬耳かわいい)
ゲルト「この足音は……!」ガバッ
シャーリー「何だよ、その顔は!おかしいだろ!」ピョコン
ゲルト「まぁまぁ、落ち着け」
シャーリー「あたしか!?あたしのほうがおかしいのか?」ピョコピョコ
ゲルト「うさ耳カワイイなぁ、シャーリー」モフモフ
シャーリー「妹になった途端それかよ!騙されないからな!」カァァ
シャーリー「で、でも」カァァ
シャーリー「もうちょっと撫でて欲しいと言うか、しっぽも触って……」
ゲルト「!」ピョコン
シャーリー(あ、犬耳かわいい)
ゲルト「この足音は……!」ガバッ
145: 2011/05/18(水) 01:56:18.23 ID:/YRJv4+K0
シャッキーニ 私室前廊下
バタン!
シャーリー「ちょっ、何だよ!急に」
ゲルト「シッ」ガバッ
シャーリー「んー!?」モゴモゴ
シャーリー(近い!顔が近い!)カァァ
ゲルト「……」
ゲルト「やはりこの足音は!」ピョコ
シャーリー(……足音?)ピョコピョコ
バタン!
シャーリー「ちょっ、何だよ!急に」
ゲルト「シッ」ガバッ
シャーリー「んー!?」モゴモゴ
シャーリー(近い!顔が近い!)カァァ
ゲルト「……」
ゲルト「やはりこの足音は!」ピョコ
シャーリー(……足音?)ピョコピョコ
150: 2011/05/18(水) 02:01:08.43 ID:/YRJv4+K0
ダダダッ
「こちら宮藤!指示をお願いしまぁす!」
「こちらルッキーニ!そのまま全速前進だー!」ウジュジュ
シャーリー「この声は……宮藤とルッキーニ?」ピョコピョコ
ゲルト「うむ、やはり妹たちの足音だったか」
宮藤「あ!前方に敵影発見!」ダダダッ
ルッキーニ「よーし!そのまま激突だぁー!」ダダダッ
シャーリー「……おい、こっちに来るぞ」
「こちら宮藤!指示をお願いしまぁす!」
「こちらルッキーニ!そのまま全速前進だー!」ウジュジュ
シャーリー「この声は……宮藤とルッキーニ?」ピョコピョコ
ゲルト「うむ、やはり妹たちの足音だったか」
宮藤「あ!前方に敵影発見!」ダダダッ
ルッキーニ「よーし!そのまま激突だぁー!」ダダダッ
シャーリー「……おい、こっちに来るぞ」
156: 2011/05/18(水) 02:07:06.02 ID:/YRJv4+K0
ポイン
シャーリー「おおっと」ボイン
宮藤「敵機接触ぅ」ムニュムニュ
ルッキーニ「うひゃ、撃墜だー」モミモミ
シャーリー「おいおい、二人がかりは重いぞ」グリグリ
ゲルト「なっ!おまえたち何を!」
ルッキーニ「やっぱり一日一回はぱふぱふしないとぉ」パフパフ
宮藤「私は何回でもやりたいなぁ」パフパフ
ゲルト「なぁ宮藤、こっちに来てもいいんだぞ」
シャーリー「おおっと」ボイン
宮藤「敵機接触ぅ」ムニュムニュ
ルッキーニ「うひゃ、撃墜だー」モミモミ
シャーリー「おいおい、二人がかりは重いぞ」グリグリ
ゲルト「なっ!おまえたち何を!」
ルッキーニ「やっぱり一日一回はぱふぱふしないとぉ」パフパフ
宮藤「私は何回でもやりたいなぁ」パフパフ
ゲルト「なぁ宮藤、こっちに来てもいいんだぞ」
160: 2011/05/18(水) 02:16:19.91 ID:/YRJv4+K0
宮藤「でもシャーリーさんのおっぱ……温かさには敵いませんよぉ」ギュッ
シャーリー「ちょっ、強い」モジモジ
ルッキーニ「えー、芳佳知らないのぉ?」グニグニ
ルッキーニ「バルクホルン大尉のもすっごいんだから!」クニュクニュ
シャーリー「ルッキーニ、少しやめて」カァァ
ゲルト「はっ!?」
ゲルト「これも妹たちが戯れていると考えれば……」
シャーリー「なぁバルクホルン、やめさせて」モジモジ
ゲルト「よし、もっとやれ」ツー
シャーリー「くっ、バルクホルンはもうダメだ」
シャーリー「ちょっ、強い」モジモジ
ルッキーニ「えー、芳佳知らないのぉ?」グニグニ
ルッキーニ「バルクホルン大尉のもすっごいんだから!」クニュクニュ
シャーリー「ルッキーニ、少しやめて」カァァ
ゲルト「はっ!?」
ゲルト「これも妹たちが戯れていると考えれば……」
シャーリー「なぁバルクホルン、やめさせて」モジモジ
ゲルト「よし、もっとやれ」ツー
シャーリー「くっ、バルクホルンはもうダメだ」
163: 2011/05/18(水) 02:24:00.41 ID:/YRJv4+K0
宮藤「えー、ホントにー?」
ルッキーニ「あたしはウソつかないよぉ」
ゲルト「まぁまぁ、そう言うなら確かめてみればいいじゃないか」ダラダラ
シャーリー「確かめる前に鼻血を止めないか」
ゲルト「ここじゃ人目につく」ダラダラ
ゲルト「シャーリーの部屋に入ろうか」ダラダラ
シャーリー「人目を気にする時点でアウトだぞ」
ガチャ
宮藤「うわー!シャーリーさんの部屋って初めてです!」
ルッキーニ「あー、またバイク増えてるー!」
ゲルト「適当にくつろいでくれ」
バタン
シャーリー「……あたしも確認する!」ガチャ
ルッキーニ「あたしはウソつかないよぉ」
ゲルト「まぁまぁ、そう言うなら確かめてみればいいじゃないか」ダラダラ
シャーリー「確かめる前に鼻血を止めないか」
ゲルト「ここじゃ人目につく」ダラダラ
ゲルト「シャーリーの部屋に入ろうか」ダラダラ
シャーリー「人目を気にする時点でアウトだぞ」
ガチャ
宮藤「うわー!シャーリーさんの部屋って初めてです!」
ルッキーニ「あー、またバイク増えてるー!」
ゲルト「適当にくつろいでくれ」
バタン
シャーリー「……あたしも確認する!」ガチャ
167: 2011/05/18(水) 02:31:26.26 ID:/YRJv4+K0
滑走路
ミーナ「ちょっと待って……ゲホッ」ハァハァ
もっさん「何だ、まだ三時間しかたってないぞ」
ミーナ「ヒュー……ゴホッ、三時間はオーバーワークよ」ゼェゼェ
もっさん「やはり身体がなまってるんじゃないのか?」ジーッ
ミーナ「やだ……ケホッ……そんな目で見ないで」カァァ
もっさん「赤くなったり青くなったり忙しい奴だ」
ミーナ「はぁ……ふぅ……」
ミーナ「明日は朝から演習でしょ?」
ミーナ「そろそろ切り上げない、美緒?」
ミーナ「ちょっと待って……ゲホッ」ハァハァ
もっさん「何だ、まだ三時間しかたってないぞ」
ミーナ「ヒュー……ゴホッ、三時間はオーバーワークよ」ゼェゼェ
もっさん「やはり身体がなまってるんじゃないのか?」ジーッ
ミーナ「やだ……ケホッ……そんな目で見ないで」カァァ
もっさん「赤くなったり青くなったり忙しい奴だ」
ミーナ「はぁ……ふぅ……」
ミーナ「明日は朝から演習でしょ?」
ミーナ「そろそろ切り上げない、美緒?」
168: 2011/05/18(水) 02:36:19.84 ID:/YRJv4+K0
もっさん「ん、もう夕方だったとは」
もっさん「そうだな、夕食のまえに風呂に入っておくか」
もっさん「なぁ、ミーナもいっしょ」
ミーナ「もちろん!もちろん、ご一緒するわ!」ムフーッ
もっさん「何だ、そんなに風呂が好きか!」アッハッハ
ミーナ「ええ、……大好きよ」カァァ
もっさん「そうだな、夕食のまえに風呂に入っておくか」
もっさん「なぁ、ミーナもいっしょ」
ミーナ「もちろん!もちろん、ご一緒するわ!」ムフーッ
もっさん「何だ、そんなに風呂が好きか!」アッハッハ
ミーナ「ええ、……大好きよ」カァァ
172: 2011/05/18(水) 02:42:59.72 ID:/YRJv4+K0
サウナ室
ペリーヌ「……」
エイラ「……」
ペリーヌ「……もう限界ですわ!」ガバッ
エイラ「まだ五分もたってないゾー」ガシッ
ペリーヌ「暑いですわ!限界ですわ!」
エイラ「キンキンうるさいナァ」
ペリーヌ「元はと言えば!」
ペリーヌ「貴女がサウナを大好きだと聞いたから、こうやって一緒に」
ピトッ
ペリーヌ「キャアァァッ!」ギュゥッ
エイラ「ウェ、重いって」ギュゥッ
ペリーヌ「……」
エイラ「……」
ペリーヌ「……もう限界ですわ!」ガバッ
エイラ「まだ五分もたってないゾー」ガシッ
ペリーヌ「暑いですわ!限界ですわ!」
エイラ「キンキンうるさいナァ」
ペリーヌ「元はと言えば!」
ペリーヌ「貴女がサウナを大好きだと聞いたから、こうやって一緒に」
ピトッ
ペリーヌ「キャアァァッ!」ギュゥッ
エイラ「ウェ、重いって」ギュゥッ
175: 2011/05/18(水) 02:49:03.65 ID:/YRJv4+K0
ペリーヌ「今!何か!私の!」ギュゥッ
エイラ「暑苦しい……」ギュゥッ
ペリーヌ「エイラさん!私の肩に!」ユサユサ
エイラ「アー、そりゃトントじゃないか?」
エイラ「あいつはイタズラ好きだからナァ」
ペリーヌ「トント……?」
ペリーヌ「ああ、前に話していたサウナ妖精でしたっけ」
エイラ「ウン」
エイラ「きっとツンツン眼鏡にウルサイって言いにきたんだ」ニヤニヤ
エイラ「暑苦しい……」ギュゥッ
ペリーヌ「エイラさん!私の肩に!」ユサユサ
エイラ「アー、そりゃトントじゃないか?」
エイラ「あいつはイタズラ好きだからナァ」
ペリーヌ「トント……?」
ペリーヌ「ああ、前に話していたサウナ妖精でしたっけ」
エイラ「ウン」
エイラ「きっとツンツン眼鏡にウルサイって言いにきたんだ」ニヤニヤ
176: 2011/05/18(水) 02:54:56.12 ID:/YRJv4+K0
ペリーヌ「そんな、ふざけてないで」
エイラ「ムッ、ふざけてるって何だよ」
エイラ「トントはちゃんと私が連れてきたんだからナ!」
エイラ「サーニャも見たって言ってたし」フフン
ペリーヌ「……貴女って不思議ちゃんでしたのね」
エイラ「?」
ペリーヌ「いえ、前からわかっていたのですが」
ペリーヌ「今日いっしょにいて、改めて思いましたわ」ニヤニヤ
エイラ「ムッ、ふざけてるって何だよ」
エイラ「トントはちゃんと私が連れてきたんだからナ!」
エイラ「サーニャも見たって言ってたし」フフン
ペリーヌ「……貴女って不思議ちゃんでしたのね」
エイラ「?」
ペリーヌ「いえ、前からわかっていたのですが」
ペリーヌ「今日いっしょにいて、改めて思いましたわ」ニヤニヤ
177: 2011/05/18(水) 03:00:15.61 ID:/YRJv4+K0
エイラ「!」カァァ
エイラ「ペリーヌのくせにバカにスンナ!」ワシャワシャ
ペリーヌ「ちょっと、それどういう意味ですの!」グニグニ
ガチャ
ミーナ「あら、すっかり仲良くなったのね」フフッ
エイラ「ア、ふぉうふぁ」グニグニ
ペリーヌ「この声はミーナ中佐と……」
ペリーヌ「そちらの方は……?」ジーッ
もっさん「ん?私の顔に何かついてるのか?」
エイラ「ペリーヌのくせにバカにスンナ!」ワシャワシャ
ペリーヌ「ちょっと、それどういう意味ですの!」グニグニ
ガチャ
ミーナ「あら、すっかり仲良くなったのね」フフッ
エイラ「ア、ふぉうふぁ」グニグニ
ペリーヌ「この声はミーナ中佐と……」
ペリーヌ「そちらの方は……?」ジーッ
もっさん「ん?私の顔に何かついてるのか?」
179: 2011/05/18(水) 03:09:39.64 ID:/YRJv4+K0
ペリーヌ「しししし少佐!?」カァァ
もっさん「ほう、眼鏡なしもなかなかいいじゃないか」グイッ
ペリーヌ(少佐のお顔が目の前に!でも見えない!)
ペリーヌ(少佐に顎を持ち上げられて、これってキ、キッス)
ペリーヌ「あわわわ」プシュー
もっさん「おい、ペリーヌ?」
エイラ「ウワ!これはダメだ!」
「ペリーヌ!」
「ペリーヌさん!」
ペリーヌ(あら、ぼやけて……エイラさんの頭の上に小人が……?)
ーーーーー
ーーー
ー
もっさん「ほう、眼鏡なしもなかなかいいじゃないか」グイッ
ペリーヌ(少佐のお顔が目の前に!でも見えない!)
ペリーヌ(少佐に顎を持ち上げられて、これってキ、キッス)
ペリーヌ「あわわわ」プシュー
もっさん「おい、ペリーヌ?」
エイラ「ウワ!これはダメだ!」
「ペリーヌ!」
「ペリーヌさん!」
ペリーヌ(あら、ぼやけて……エイラさんの頭の上に小人が……?)
ーーーーー
ーーー
ー
180: 2011/05/18(水) 03:15:32.20 ID:/YRJv4+K0
ーーーーー
ーーー
ー
ペリーヌ「少佐ぁ!」ガバッ
エイラ「ナンダ、ナンダ!?」ガバッ
ペリーヌ「少佐とキキキッスを……」
ペリーヌ「ってあら?」
エイラ「ファァ……私も寝ちゃったのか」
ペリーヌ「そうだ、わたくしったらサウナで」
エイラ「ホント、いい迷惑だよ」ウーン
ペリーヌ「あ……エイラさん、看病してくださったの?」
ーーー
ー
ペリーヌ「少佐ぁ!」ガバッ
エイラ「ナンダ、ナンダ!?」ガバッ
ペリーヌ「少佐とキキキッスを……」
ペリーヌ「ってあら?」
エイラ「ファァ……私も寝ちゃったのか」
ペリーヌ「そうだ、わたくしったらサウナで」
エイラ「ホント、いい迷惑だよ」ウーン
ペリーヌ「あ……エイラさん、看病してくださったの?」
181: 2011/05/18(水) 03:22:38.50 ID:/YRJv4+K0
エイラ「そりゃ、ペアなんだし」
ペリーヌ「……ありがとう、エイラさん」
エイラ「べ、別に!ツンツン眼鏡の心配なんてしてたワケじゃ!」フンッ
ペリーヌ「フフッ、意外とわかりやすい方でしたのね」クスクス
エイラ「なんだよ、もう!」カァァ
エイラ「ホラ、朝ごはん食べに行くぞ!」
ペリーヌ「そうしましょうか」
ペリーヌ「……ありがとう、エイラさん」
エイラ「べ、別に!ツンツン眼鏡の心配なんてしてたワケじゃ!」フンッ
ペリーヌ「フフッ、意外とわかりやすい方でしたのね」クスクス
エイラ「なんだよ、もう!」カァァ
エイラ「ホラ、朝ごはん食べに行くぞ!」
ペリーヌ「そうしましょうか」
182: 2011/05/18(水) 03:29:30.35 ID:/YRJv4+K0
食堂
シャーリー「その、今朝のは事故だからさ……」カァァ
ゲルト「ああ、わかってる」カァァ
宮藤「背中痛い……」スリスリ
ルッキーニ「えー?あの枝はあたしのお気に入りなのに」
エーリカ「夜のサーニャんは格好良いんだねー」
サーニャ「そんなことないですよ……」モジモジ
エイラ「夜の!夜のサーニャってなんだよ、中尉!」ユサユサ
エーリカ「なにって、夜間哨戒しかないだろぉ」グワングワン
ペリーヌ「エイラさんの頭の中が心配ですわ……」
シャーリー「その、今朝のは事故だからさ……」カァァ
ゲルト「ああ、わかってる」カァァ
宮藤「背中痛い……」スリスリ
ルッキーニ「えー?あの枝はあたしのお気に入りなのに」
エーリカ「夜のサーニャんは格好良いんだねー」
サーニャ「そんなことないですよ……」モジモジ
エイラ「夜の!夜のサーニャってなんだよ、中尉!」ユサユサ
エーリカ「なにって、夜間哨戒しかないだろぉ」グワングワン
ペリーヌ「エイラさんの頭の中が心配ですわ……」
184: 2011/05/18(水) 03:35:49.03 ID:/YRJv4+K0
リーネ「……」ブツブツ
宮藤「リーネちゃん、目の下に隈ができてる!」
宮藤「寝てないの?何かあったの?」
リーネ「ううん、何もないよ」ニコニコ
もっさん「何だ、ミーナ?腰を押さえて……」
もっさん「筋肉痛か?少したるんでるな!」
ミーナ「もう、美緒が昨晩あんなに……!」カァァ
もっさん「ん?昨晩はワインを呑んでからは覚えてなくてな」アッハッハ
リーネ「……どいつもこいつも盛りやがって」ブツブツ
宮藤「リーネちゃん、目の下に隈ができてる!」
宮藤「寝てないの?何かあったの?」
リーネ「ううん、何もないよ」ニコニコ
もっさん「何だ、ミーナ?腰を押さえて……」
もっさん「筋肉痛か?少したるんでるな!」
ミーナ「もう、美緒が昨晩あんなに……!」カァァ
もっさん「ん?昨晩はワインを呑んでからは覚えてなくてな」アッハッハ
リーネ「……どいつもこいつも盛りやがって」ブツブツ
187: 2011/05/18(水) 03:44:39.26 ID:/YRJv4+K0
ルッキーニ「どしたの?リーネ?」
リーネ「ううん、気にしないで」
リーネ「エヘン」
リーネ「それでは昨日言った通り、午前中は演習を行います!」
宮藤「うわぁ!指揮官っぽいよ、リーネちゃん!」パァァ
ゲルト「その、頑張ろうな……シャーリー」カァァ
シャーリー「うん……トゥルーデ」カァァ
リーネ「イチャイチャしたら罰則を与えようかな」ボソボソ
エーリカ「サーニャんは眠くない?私は眠いよぉ」ファァ
サーニャ「眠いけど、がんばりましょ」ファァ
エイラ「何ダヨ、いっしょに欠伸って!見せつけてんノカ!」ドン
ペリーヌ「今朝の言葉は取り消しですわ」
リーネ「ううん、気にしないで」
リーネ「エヘン」
リーネ「それでは昨日言った通り、午前中は演習を行います!」
宮藤「うわぁ!指揮官っぽいよ、リーネちゃん!」パァァ
ゲルト「その、頑張ろうな……シャーリー」カァァ
シャーリー「うん……トゥルーデ」カァァ
リーネ「イチャイチャしたら罰則を与えようかな」ボソボソ
エーリカ「サーニャんは眠くない?私は眠いよぉ」ファァ
サーニャ「眠いけど、がんばりましょ」ファァ
エイラ「何ダヨ、いっしょに欠伸って!見せつけてんノカ!」ドン
ペリーヌ「今朝の言葉は取り消しですわ」
189: 2011/05/18(水) 03:54:33.60 ID:/YRJv4+K0
ーーーーー
ーーー
ー
ロマーニャ基地 上空
もっさん「うーむ、バルクホルン組が全戦全勝か」
ミーナ「腰が痛くて」
エーリカ「まだ眠いよぉ」
サーニャ「ふにゅ……くぁ……」Zzz
エイラ「サーニャぁ、眠りながら飛ぶのはダメだってば!」アワワ
ゲルト「まぁ、連携さえとれればと思っていたからな!」フンス
シャーリー「あたしたち、息ピッタリだもんな!」フンス
ゲルト「シャーリーのスピードあってこそだ」ギュッ
シャーリー「ううん、トゥルーデの判断力のおかげだよ」ギュッ
ペリーヌ「恋人繋ぎって……甘すぎますわ……!」
リーネ「狙撃手こそ最強です、ヘッドショットしますよ」
ーーー
ー
ロマーニャ基地 上空
もっさん「うーむ、バルクホルン組が全戦全勝か」
ミーナ「腰が痛くて」
エーリカ「まだ眠いよぉ」
サーニャ「ふにゅ……くぁ……」Zzz
エイラ「サーニャぁ、眠りながら飛ぶのはダメだってば!」アワワ
ゲルト「まぁ、連携さえとれればと思っていたからな!」フンス
シャーリー「あたしたち、息ピッタリだもんな!」フンス
ゲルト「シャーリーのスピードあってこそだ」ギュッ
シャーリー「ううん、トゥルーデの判断力のおかげだよ」ギュッ
ペリーヌ「恋人繋ぎって……甘すぎますわ……!」
リーネ「狙撃手こそ最強です、ヘッドショットしますよ」
192: 2011/05/18(水) 04:03:13.08 ID:/YRJv4+K0
ミーナ「あら、これはロッテを考え直す必要があるかしら」
もっさん「しかし、残ったほうがなぁ」
ルッキーニ「あそこは左にグイッとやってからズバッてやるべきだったよ!」
宮藤「うーん、右からグルッとするほうがよくないかなぁ?」
エーリカ「サーニャん、どうやって眠りながら飛ぶの?」
サーニャ「目を閉じて、頭だけ休憩させる感じで……」
エイラ「ダカラ、それはダメー!」
リーネ「……とにかく!」
リーネ「これで午前中の訓練、及び新ペアの開拓訓練は……」
『ウゥゥーー』
もっさん「このサイレンは……!」
ミーナ「ネウロイ!?」
もっさん「しかし、残ったほうがなぁ」
ルッキーニ「あそこは左にグイッとやってからズバッてやるべきだったよ!」
宮藤「うーん、右からグルッとするほうがよくないかなぁ?」
エーリカ「サーニャん、どうやって眠りながら飛ぶの?」
サーニャ「目を閉じて、頭だけ休憩させる感じで……」
エイラ「ダカラ、それはダメー!」
リーネ「……とにかく!」
リーネ「これで午前中の訓練、及び新ペアの開拓訓練は……」
『ウゥゥーー』
もっさん「このサイレンは……!」
ミーナ「ネウロイ!?」
194: 2011/05/18(水) 04:10:29.51 ID:/YRJv4+K0
ミーナ「そんな!予測では二週間後って!」
ゲルト「落ち着け、ミーナ!」
もっさん「……敵影を確認した!」キィィィ
サーニャ「こっちも捉えました」ピョコン
サーニャ「十時の方向、小型ネウロイが一機、接触まであと七分」
シャーリー「どうする、あたしたちは模擬弾しか装備してないぞ」
ミーナ「……そうね、まずは一度基地に帰還して」
もっさん「待て、ミーナ」
ゲルト「落ち着け、ミーナ!」
もっさん「……敵影を確認した!」キィィィ
サーニャ「こっちも捉えました」ピョコン
サーニャ「十時の方向、小型ネウロイが一機、接触まであと七分」
シャーリー「どうする、あたしたちは模擬弾しか装備してないぞ」
ミーナ「……そうね、まずは一度基地に帰還して」
もっさん「待て、ミーナ」
195: 2011/05/18(水) 04:15:45.42 ID:/YRJv4+K0
ミーナ「!」
もっさん「リーネを見てみろ」
リーネ「基地まで二分……往復で四分……」ブツブツ
ミーナ「リーネさんって……美緒、あなたまさか!」
もっさん「今の指揮官はリーネだろう?」
もっさん「敵は小型だし、私は烈風丸も装備している」チャキ
もっさん「……少しだけやらせてみてはどうだ?」
もっさん「リーネを見てみろ」
リーネ「基地まで二分……往復で四分……」ブツブツ
ミーナ「リーネさんって……美緒、あなたまさか!」
もっさん「今の指揮官はリーネだろう?」
もっさん「敵は小型だし、私は烈風丸も装備している」チャキ
もっさん「……少しだけやらせてみてはどうだ?」
196: 2011/05/18(水) 04:20:33.98 ID:/YRJv4+K0
ミーナ「そんな、無茶よ!」
サーニャ「接触まで六分」
もっさん「……私はリーネに懸けてみたい」
リーネ「……」ブツブツ
ミーナ「……いいわ」
もっさん「!」
ミーナ「リーネさん、指示を!」
リーネ「そ、そんな!私は……」
もっさん「私が責任をとる!やってみろ、リーネ」
リーネ「……はい!」
サーニャ「接触まで六分」
もっさん「……私はリーネに懸けてみたい」
リーネ「……」ブツブツ
ミーナ「……いいわ」
もっさん「!」
ミーナ「リーネさん、指示を!」
リーネ「そ、そんな!私は……」
もっさん「私が責任をとる!やってみろ、リーネ」
リーネ「……はい!」
201: 2011/05/18(水) 04:28:42.75 ID:/YRJv4+K0
リーネ「では、指示を出します!」
リーネ「バルクホルン!シャーリー!」
リーネ「エイラ!ペリーヌ!」
リーネ「両ロッテはネウロイと接触、撹乱を行ってください!」
ペリーヌ「え」
リーネ「その他は即座に基地に帰還して、装備を換装!」
リーネ「換装完了後は各自撃破に向かってください!」
「「了解!」」
ペリーヌ「え?え?」
リーネ「バルクホルン!シャーリー!」
リーネ「エイラ!ペリーヌ!」
リーネ「両ロッテはネウロイと接触、撹乱を行ってください!」
ペリーヌ「え」
リーネ「その他は即座に基地に帰還して、装備を換装!」
リーネ「換装完了後は各自撃破に向かってください!」
「「了解!」」
ペリーヌ「え?え?」
202: 2011/05/18(水) 04:38:50.61 ID:/YRJv4+K0
ゲルト「シャーリー!おまえのスピードを見せてやれ!」
シャーリー「しっかりついてきてくれよ、トゥルーデ!」
ゲルト「ああ、何処までもついていくさ!」
ブィィィーーン
エイラ「おい、バカップルに先を越されたゾ!」
ペリーヌ「え?行きますの?模擬弾だけで向かいますの?」
エイラ「だって命令だろ?」
ペリーヌ「いや、この作戦は明らかに私怨ですわ!中佐に抗議を……」
エイラ「大丈夫だ、心配スンナ!」
エイラ「私の尻尾が掴める位置に着いてくれば」
エイラ「ペリーヌには一発もかすらせないさ」ニッ
ペリーヌ「なっ!」ドキ
ペリーヌ「……もう!その言葉、サーニャさんの前でも言ってごらんなさい!」
エイラ「ヴェ!?サーニャは関係ないダロー!」
ブィィィーーン
シャーリー「しっかりついてきてくれよ、トゥルーデ!」
ゲルト「ああ、何処までもついていくさ!」
ブィィィーーン
エイラ「おい、バカップルに先を越されたゾ!」
ペリーヌ「え?行きますの?模擬弾だけで向かいますの?」
エイラ「だって命令だろ?」
ペリーヌ「いや、この作戦は明らかに私怨ですわ!中佐に抗議を……」
エイラ「大丈夫だ、心配スンナ!」
エイラ「私の尻尾が掴める位置に着いてくれば」
エイラ「ペリーヌには一発もかすらせないさ」ニッ
ペリーヌ「なっ!」ドキ
ペリーヌ「……もう!その言葉、サーニャさんの前でも言ってごらんなさい!」
エイラ「ヴェ!?サーニャは関係ないダロー!」
ブィィィーーン
203: 2011/05/18(水) 04:45:50.54 ID:/YRJv4+K0
ロマーニャ基地 ハンガー
ミーナ「ちょっと、美緒!」
もっさん「何だ、こんな時に!」ガチャン
「サーニャん、行こ!」ガチャ
「うん!」ガコン
ブィィィーーン
ミーナ「リーネさんの命令はあれでいいの!?」
ミーナ「リーネさん、暗い目をして命令してたわよ!」
リーネ「……」ジーッ
もっさん「とにかく出るぞ!」
もっさん「話は上空で聞こう!」
ミーナ「ちょっと、待って!」
ブィィィーーン
ミーナ「ちょっと、美緒!」
もっさん「何だ、こんな時に!」ガチャン
「サーニャん、行こ!」ガチャ
「うん!」ガコン
ブィィィーーン
ミーナ「リーネさんの命令はあれでいいの!?」
ミーナ「リーネさん、暗い目をして命令してたわよ!」
リーネ「……」ジーッ
もっさん「とにかく出るぞ!」
もっさん「話は上空で聞こう!」
ミーナ「ちょっと、待って!」
ブィィィーーン
205: 2011/05/18(水) 04:52:51.32 ID:/YRJv4+K0
ブィィィーーン
もっさん「まず、撹乱役にエイラを選ぶのは順当だ」
ミーナ「未来予知ね……」
ミーナ「じゃあ、トゥルーデは」
もっさん「シャーリーのスピード、バルクホルンの判断力も撹乱役には申し分ない」
もっさん「なにより、今日のあの二人は異常な強さだ」
もっさん「急造ペアだからこそ、調子のいい二人を前線に出したんだろう」
ミーナ「……急造ペアにこだわる必要はなかったんじゃ」
もっさん「……リーネも緊張していたのかな」
もっさん「まず、撹乱役にエイラを選ぶのは順当だ」
ミーナ「未来予知ね……」
ミーナ「じゃあ、トゥルーデは」
もっさん「シャーリーのスピード、バルクホルンの判断力も撹乱役には申し分ない」
もっさん「なにより、今日のあの二人は異常な強さだ」
もっさん「急造ペアだからこそ、調子のいい二人を前線に出したんだろう」
ミーナ「……急造ペアにこだわる必要はなかったんじゃ」
もっさん「……リーネも緊張していたのかな」
208: 2011/05/18(水) 04:59:18.90 ID:/YRJv4+K0
もっさん「む!見えた、が……」キィィィ
ミーナ「どうしたの?」
もっさん「予測より早く来たからか」
もっさん「サイズも小さく、攻撃頻度もかなり低い」
ミーナ「……不幸中の幸いかしら」
ミーナ「どうしたの?」
もっさん「予測より早く来たからか」
もっさん「サイズも小さく、攻撃頻度もかなり低い」
ミーナ「……不幸中の幸いかしら」
210: 2011/05/18(水) 05:09:59.62 ID:/YRJv4+K0
シャーリー「遅い、遅い!」ビュィィーン
ゲルト「!」
ゲルト「シャーリー!こっちだ!」グイッ
シャーリー「わっ」ギュッ
びゅん!
シャーリー「ありがと」カァァ
ゲルト「まったく、私がいないとダメなのか?」
シャーリー「……うん」カァァ
ゲルト「そうか……私もだ」カァァ
エイラ「ヴェェェ、甘過ぎて氏にそうダ」ピュンピュン
ペリーヌ「凄い、これが未来予知……」
ペリーヌ「ビームの隙間を縫うように……!」ピュンピュン
ゲルト「!」
ゲルト「シャーリー!こっちだ!」グイッ
シャーリー「わっ」ギュッ
びゅん!
シャーリー「ありがと」カァァ
ゲルト「まったく、私がいないとダメなのか?」
シャーリー「……うん」カァァ
ゲルト「そうか……私もだ」カァァ
エイラ「ヴェェェ、甘過ぎて氏にそうダ」ピュンピュン
ペリーヌ「凄い、これが未来予知……」
ペリーヌ「ビームの隙間を縫うように……!」ピュンピュン
212: 2011/05/18(水) 05:17:06.33 ID:/YRJv4+K0
エーリカ「おっまたせー!」ダダダダ
サーニャ「意外とちっちゃい……」ズドン ズドン
宮藤「いくよ!ルッキーニちゃん!」
ルッキーニ「うじゅじゅ!芳佳!」
宮藤、ルッキーニ「「多重シールドアターック!!」」
ズドン!
もっさん「うむ!良いネーミングだ!」
ミーナ「美緒のほうがかっこいいわ」カァァ
もっさん「むっ、コアが出てきたぞ!」
サーニャ「意外とちっちゃい……」ズドン ズドン
宮藤「いくよ!ルッキーニちゃん!」
ルッキーニ「うじゅじゅ!芳佳!」
宮藤、ルッキーニ「「多重シールドアターック!!」」
ズドン!
もっさん「うむ!良いネーミングだ!」
ミーナ「美緒のほうがかっこいいわ」カァァ
もっさん「むっ、コアが出てきたぞ!」
214: 2011/05/18(水) 05:23:48.77 ID:/YRJv4+K0
ペリーヌ「エイラさん、コアが!」
エイラ「!」ピクッ
エイラ「ペリーヌ、くっつきすぎだ!」
ペリーヌ「え?」ガシャ
エイラ「ウワ!」グラッ
ペリーヌ(わたくしがエイラさんに近付きすぎて!)
エイラ「バランスがっ」ヒュー
ペリーヌ(エイラさんがネウロイに激突する!)
エイラ「!」ピクッ
エイラ「ペリーヌ、くっつきすぎだ!」
ペリーヌ「え?」ガシャ
エイラ「ウワ!」グラッ
ペリーヌ(わたくしがエイラさんに近付きすぎて!)
エイラ「バランスがっ」ヒュー
ペリーヌ(エイラさんがネウロイに激突する!)
216: 2011/05/18(水) 05:29:12.46 ID:/YRJv4+K0
ペリーヌ「くっ!間に合えーーーーーっ!!」
ズドン!
ネウロイ「キュオォォオ」パリィン
エイラ「うわ!衝突寸前で助かった」フゥ
ペリーヌ「エイラさん!」ギュゥッ
エイラ「チョ、苦しいっテ」ギュゥ
リーネ「……」シュゥゥゥ
リーネ「……ネウロイ、撃破完了です!」
ズドン!
ネウロイ「キュオォォオ」パリィン
エイラ「うわ!衝突寸前で助かった」フゥ
ペリーヌ「エイラさん!」ギュゥッ
エイラ「チョ、苦しいっテ」ギュゥ
リーネ「……」シュゥゥゥ
リーネ「……ネウロイ、撃破完了です!」
219: 2011/05/18(水) 05:42:15.63 ID:/YRJv4+K0
ーーーーー
ーーー
ー
この後、特別訓練は無事終了
新ペアの案は、バルクホルン大尉とシャーリー大尉のペアが異常なほどの強さを見せたのですが、他のペアがほとんど機能しなくなったため廃案になりました
それでも時々、お互いの部屋を行き来していらっしゃるようです
あの日なにがあったのかしら
エイラさんはわたくしのミスであわや大惨事という所でしたが、「ナントモナイッテ」と言って許してくれました
ただ、あの日からツンツン眼鏡ではなく、ペリーヌと呼ぶようになり、少しだけ距離が縮まった気がします
わたくしも何だかエイラさんのことを、
トントン
ペリーヌ「!」パタン
エイラ「ナー、ペリーヌ聞いてくれよぉ」ガチャ
ペリーヌ「あら、またサーニャさんに怒られた話かしら」ニヤニヤ
ペリーヌ(……この先はまだ書き記せそうにありませんわ)
おわり
ーーー
ー
この後、特別訓練は無事終了
新ペアの案は、バルクホルン大尉とシャーリー大尉のペアが異常なほどの強さを見せたのですが、他のペアがほとんど機能しなくなったため廃案になりました
それでも時々、お互いの部屋を行き来していらっしゃるようです
あの日なにがあったのかしら
エイラさんはわたくしのミスであわや大惨事という所でしたが、「ナントモナイッテ」と言って許してくれました
ただ、あの日からツンツン眼鏡ではなく、ペリーヌと呼ぶようになり、少しだけ距離が縮まった気がします
わたくしも何だかエイラさんのことを、
トントン
ペリーヌ「!」パタン
エイラ「ナー、ペリーヌ聞いてくれよぉ」ガチャ
ペリーヌ「あら、またサーニャさんに怒られた話かしら」ニヤニヤ
ペリーヌ(……この先はまだ書き記せそうにありませんわ)
おわり
220: 2011/05/18(水) 05:43:53.65 ID:Xz0rx65NP
乙
223: 2011/05/18(水) 05:49:22.65 ID:rOTToidI0
ペリ犬にも友達ができたね乙!
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