1: 2014/12/04(木) 18:01:05.57 ID:OMZOoSnd.net
放課後
ことり「海未ちゃん、ずっと好きでした!」
ことり「ことりと、付き合ってください!」
海未「…」
海未「すみません、ことり。」
海未「…貴女とは、付き合う事が出来ません。」
ことり「え…」
海未「ことりの事が、嫌いな訳ではないんです。」
海未「ですが、付き合うとか、そう言った物は…」
ことり「…そっか、そうだよね…」
海未「すみません…」
海未「ですが出来るのなら、今まで通り仲良くして行きたいです…」
海未「これは、私のわがままですが…」
ことり「海未ちゃん、ずっと好きでした!」
ことり「ことりと、付き合ってください!」
海未「…」
海未「すみません、ことり。」
海未「…貴女とは、付き合う事が出来ません。」
ことり「え…」
海未「ことりの事が、嫌いな訳ではないんです。」
海未「ですが、付き合うとか、そう言った物は…」
ことり「…そっか、そうだよね…」
海未「すみません…」
海未「ですが出来るのなら、今まで通り仲良くして行きたいです…」
海未「これは、私のわがままですが…」
2: 2014/12/04(木) 18:01:41.23 ID:OMZOoSnd.net
ことり「ううん!」
ことり「ことりも、いきなり言ってごめんね?」
ことり「き、気にしてないから…」ポロッ
海未「ことり…」
ことり「これからも、ことりと仲良くしてくれる…?」
海未「ことりが、それで良いのでしたら…」
ことり「うん♪」
ことり「ことりは、それで満足です♪」
ことり「海未ちゃんには、もっといい人がいると思うし…」
海未「そう言った訳では…」
ことり「いいの!」
ことり「それじゃ、海未ちゃん。」
ことり「また明日ね♪」
海未「ことり…」
ことり「ことりも、いきなり言ってごめんね?」
ことり「き、気にしてないから…」ポロッ
海未「ことり…」
ことり「これからも、ことりと仲良くしてくれる…?」
海未「ことりが、それで良いのでしたら…」
ことり「うん♪」
ことり「ことりは、それで満足です♪」
ことり「海未ちゃんには、もっといい人がいると思うし…」
海未「そう言った訳では…」
ことり「いいの!」
ことり「それじゃ、海未ちゃん。」
ことり「また明日ね♪」
海未「ことり…」
3: 2014/12/04(木) 18:05:07.41 ID:OMZOoSnd.net
校舎の影
花陽(ことりちゃんがいたから声をかけようと思ったら…)
花陽(大変なとこを見ちゃいました…)
花陽(それにしてもことりちゃん…)
花陽(海未ちゃんの事が、好きだったんだね。)
花陽「…」
花陽「…よしっ。」
………………………
公園ベンチ
ことり「…」
花陽「ことりちゃんっ!」
ことり「花陽ちゃん…」
花陽「あの…」
ことり「…」
ことり「ことりね?海未ちゃんにふられちゃったの。」
花陽「…!」
ことり「ごめんね?隠してて…」
ことり「でも、もう終わった事なんだ…」
花陽(ことりちゃんがいたから声をかけようと思ったら…)
花陽(大変なとこを見ちゃいました…)
花陽(それにしてもことりちゃん…)
花陽(海未ちゃんの事が、好きだったんだね。)
花陽「…」
花陽「…よしっ。」
………………………
公園ベンチ
ことり「…」
花陽「ことりちゃんっ!」
ことり「花陽ちゃん…」
花陽「あの…」
ことり「…」
ことり「ことりね?海未ちゃんにふられちゃったの。」
花陽「…!」
ことり「ごめんね?隠してて…」
ことり「でも、もう終わった事なんだ…」
5: 2014/12/04(木) 18:08:12.81 ID:OMZOoSnd.net
花陽「ことりちゃんは…それでいいの?」
ことり「良いも何も…もう終わりだよ?」
ことり「海未ちゃんに、ことりの気持ちは届かなかった…」
花陽「ことりちゃん…」
ことり「ねえ、花陽ちゃん?」
ことり「慰めてくれないかな…」
ことり「なんてねっ♪もう…」
ギュッ
ことり「花陽ちゃん…?」
花陽「花陽は、ことりちゃんの事がずっと好きでした!!」
ことり「え…?」
花陽「花陽じゃ、海未ちゃんの代わりにはなれませんか!?」
ことり「良いも何も…もう終わりだよ?」
ことり「海未ちゃんに、ことりの気持ちは届かなかった…」
花陽「ことりちゃん…」
ことり「ねえ、花陽ちゃん?」
ことり「慰めてくれないかな…」
ことり「なんてねっ♪もう…」
ギュッ
ことり「花陽ちゃん…?」
花陽「花陽は、ことりちゃんの事がずっと好きでした!!」
ことり「え…?」
花陽「花陽じゃ、海未ちゃんの代わりにはなれませんか!?」
7: 2014/12/04(木) 18:10:00.03 ID:OMZOoSnd.net
ことり「花陽ちゃん…本気?」
ことり「ことりは、海未ちゃんが好きなんだよ?」
花陽「わ、分かってます!!」
花陽「でも、もうことりちゃんが辛そうなの見るのは嫌なんです!」
花陽「は、花陽で良かったら、いつでもそばにいますから!!」
ことり「…」
ことり(花陽ちゃんなら…少しでも紛れるかな…)
ことり(クスッ。花陽ちゃんが悪いんだよ?ことりをそうやって誘うんだもん…)
ことり「うん…花陽ちゃん。ありがとう。」
花陽「じゃ、じゃあ!」
ことり「うん。そばにいてもらっても…いいかな?」
花陽「はいっ!!花陽に出来る事なら、何でもします!」
ことり「…ありがとう。」
ことり「…それじゃ、今日ことりのお家に泊まらない?」
花陽「きょ、今日ですか!?」
ことり「寂しくて…」
ことり「だめ…かな?」
花陽「わ、わかりました…///」
ことり「ことりは、海未ちゃんが好きなんだよ?」
花陽「わ、分かってます!!」
花陽「でも、もうことりちゃんが辛そうなの見るのは嫌なんです!」
花陽「は、花陽で良かったら、いつでもそばにいますから!!」
ことり「…」
ことり(花陽ちゃんなら…少しでも紛れるかな…)
ことり(クスッ。花陽ちゃんが悪いんだよ?ことりをそうやって誘うんだもん…)
ことり「うん…花陽ちゃん。ありがとう。」
花陽「じゃ、じゃあ!」
ことり「うん。そばにいてもらっても…いいかな?」
花陽「はいっ!!花陽に出来る事なら、何でもします!」
ことり「…ありがとう。」
ことり「…それじゃ、今日ことりのお家に泊まらない?」
花陽「きょ、今日ですか!?」
ことり「寂しくて…」
ことり「だめ…かな?」
花陽「わ、わかりました…///」
8: 2014/12/04(木) 18:10:44.54 ID:OMZOoSnd.net
ことり家
ことり「ごちそう様でした♪」
花陽「お、お粗末様です。」
花陽「お口にあったかな…?」
ことり「うん、すっごく美味しかった!」
ことり「花陽ちゃん、ありがとう。」
花陽「花陽は…小鳥ちゃんの喜ぶ顔が見れたら、満足です…///」
ことり「うん♪」
ことり「花陽ちゃんのおかげで、だいぶ元気になれたよ!」
花陽「ホントですか…?」
ことり「うん!」
花陽「良かったです…///」
花陽「これからも、がんばります!」
ことり(…)
ことり「ごちそう様でした♪」
花陽「お、お粗末様です。」
花陽「お口にあったかな…?」
ことり「うん、すっごく美味しかった!」
ことり「花陽ちゃん、ありがとう。」
花陽「花陽は…小鳥ちゃんの喜ぶ顔が見れたら、満足です…///」
ことり「うん♪」
ことり「花陽ちゃんのおかげで、だいぶ元気になれたよ!」
花陽「ホントですか…?」
ことり「うん!」
花陽「良かったです…///」
花陽「これからも、がんばります!」
ことり(…)
10: 2014/12/04(木) 18:12:49.06 ID:OMZOoSnd.net
ベッド
花陽「今日は、ありがとう…」
ことり「ことりじゃなくて?」
花陽「あの…花陽の気持ち、受け取ってくれて…」
花陽「あと、泊まらせてくれたことも…」
ことり「…ことりこそ、ありがとう。」
ことり「ごめんね?ことりが一番ふらふらしてるのに…」
花陽「い、いいんですっ!」
花陽「それでも、ことりちゃんといたいので…」
ことり「…」
花陽「ことりちゃん?」
ギュッ
花陽「えっ。」
ことり「花陽ちゃん、ありがとう…」
花陽「…はい!」
花陽「今日は、ありがとう…」
ことり「ことりじゃなくて?」
花陽「あの…花陽の気持ち、受け取ってくれて…」
花陽「あと、泊まらせてくれたことも…」
ことり「…ことりこそ、ありがとう。」
ことり「ごめんね?ことりが一番ふらふらしてるのに…」
花陽「い、いいんですっ!」
花陽「それでも、ことりちゃんといたいので…」
ことり「…」
花陽「ことりちゃん?」
ギュッ
花陽「えっ。」
ことり「花陽ちゃん、ありがとう…」
花陽「…はい!」
11: 2014/12/04(木) 18:13:17.78 ID:OMZOoSnd.net
ギュッ
花陽「こ、ことりちゃん。顔がちかいです…」
ことり「花陽ちゃん、ドキドキしてる…」
花陽「だって、目の前にことりちゃんが…」
ちゅっ
花陽「こ、ことりちゃん!?」
ことり「ことりのファーストキス、あげちゃいました♪」
ことり「嫌だった…?」
花陽「い、いきなりすぎて、何も…うう…///」
ことり「ふふっ。花陽ちゃんかわいい♪」
花陽「あ、あの…ことりちゃん?」
花陽「こ、ことりちゃん。顔がちかいです…」
ことり「花陽ちゃん、ドキドキしてる…」
花陽「だって、目の前にことりちゃんが…」
ちゅっ
花陽「こ、ことりちゃん!?」
ことり「ことりのファーストキス、あげちゃいました♪」
ことり「嫌だった…?」
花陽「い、いきなりすぎて、何も…うう…///」
ことり「ふふっ。花陽ちゃんかわいい♪」
花陽「あ、あの…ことりちゃん?」
12: 2014/12/04(木) 18:16:16.66 ID:OMZOoSnd.net
ことり「花陽ちゃん、いいにおいがする。」
花陽「は、恥ずかしいよう…」
ことり「クスッ。かわいい♡」ペロッ
花陽「ことりちゃん!?」
ことり「花陽ちゃん…」
花陽「あ、その…」
ことり「…」ちゅっ
花陽「…」
ことり「…だめかな?」
花陽「あの…優しく…///」
ことり「もちろん♪」サワッ
花陽「あっ…」
ことり(何でもするって言った、花陽ちゃんが悪いんだから♪)
花陽「は、恥ずかしいよう…」
ことり「クスッ。かわいい♡」ペロッ
花陽「ことりちゃん!?」
ことり「花陽ちゃん…」
花陽「あ、その…」
ことり「…」ちゅっ
花陽「…」
ことり「…だめかな?」
花陽「あの…優しく…///」
ことり「もちろん♪」サワッ
花陽「あっ…」
ことり(何でもするって言った、花陽ちゃんが悪いんだから♪)
13: 2014/12/04(木) 18:19:06.97 ID:OMZOoSnd.net
…………………………
それから、花陽ちゃんとの関係は続きました。
何を頼んでも、花陽ちゃんは応えてくれます♪
ことりはそれが気持ちよくて…
そして、今日も。
…………………………
2年教室
ガラッ
花陽「こ、ことりちゃんいますか…?」
ことり「あ、花陽ちゃん♪」
花陽「ことりちゃん!」パアァ
花陽「一緒に、お昼食べましょう!」
ことり「うん、今行くね♪」
穂乃果「最近、ことりちゃんと花陽ちゃん、仲いいね!」
海未「ええ、そうですね。」
海未(…)
それから、花陽ちゃんとの関係は続きました。
何を頼んでも、花陽ちゃんは応えてくれます♪
ことりはそれが気持ちよくて…
そして、今日も。
…………………………
2年教室
ガラッ
花陽「こ、ことりちゃんいますか…?」
ことり「あ、花陽ちゃん♪」
花陽「ことりちゃん!」パアァ
花陽「一緒に、お昼食べましょう!」
ことり「うん、今行くね♪」
穂乃果「最近、ことりちゃんと花陽ちゃん、仲いいね!」
海未「ええ、そうですね。」
海未(…)
14: 2014/12/04(木) 18:21:33.94 ID:OMZOoSnd.net
屋上
花陽「ごちそうさまでした!」
ことり「…いつも、お弁当ありがとう♪」
花陽「花陽が、したくてしてる事なので…///」
ことり「花陽ちゃん、だいすきっ♡」ギュッ
花陽「こ、ことりちゃん…」
ことり「…」チュッ
花陽「…///」
花陽「花陽は、もう行きますね!」
花陽「また、練習のときに。」
ことり「うん、またね♪」
花陽「はいっ。」タッタッ
ことり「…」
海未「…ことり。」
ことり「海未ちゃん…」
花陽「ごちそうさまでした!」
ことり「…いつも、お弁当ありがとう♪」
花陽「花陽が、したくてしてる事なので…///」
ことり「花陽ちゃん、だいすきっ♡」ギュッ
花陽「こ、ことりちゃん…」
ことり「…」チュッ
花陽「…///」
花陽「花陽は、もう行きますね!」
花陽「また、練習のときに。」
ことり「うん、またね♪」
花陽「はいっ。」タッタッ
ことり「…」
海未「…ことり。」
ことり「海未ちゃん…」
15: 2014/12/04(木) 18:23:51.23 ID:OMZOoSnd.net
海未「見てしまって、申し訳ありません。」
海未「ですが、どういう事ですか?」
ことり「どうもこうも、そのままだよ♪」
ことり「花陽ちゃんと付き合ってるの。」
海未「…貴女は、本当に花陽が好きなのですか?」
ことり「…」
海未「あれでは、花陽を傷つけるだけでは無いのですか!?」
ことり「…なら、海未ちゃんが付き合ってよ。」
海未「…は?」
ことり「海未ちゃんがことりといてくれないから、花陽ちゃんで我慢してるんだよ?」
ことり「花陽ちゃんなら、なんでも叶えてくれるから。」
海未「…本気で言っているのですか?」
ことり「うん♪」
パシィィン!!
ことり「…」
海未「…貴女は、最低です。」
海未「…失礼します。」
海未「ですが、どういう事ですか?」
ことり「どうもこうも、そのままだよ♪」
ことり「花陽ちゃんと付き合ってるの。」
海未「…貴女は、本当に花陽が好きなのですか?」
ことり「…」
海未「あれでは、花陽を傷つけるだけでは無いのですか!?」
ことり「…なら、海未ちゃんが付き合ってよ。」
海未「…は?」
ことり「海未ちゃんがことりといてくれないから、花陽ちゃんで我慢してるんだよ?」
ことり「花陽ちゃんなら、なんでも叶えてくれるから。」
海未「…本気で言っているのですか?」
ことり「うん♪」
パシィィン!!
ことり「…」
海未「…貴女は、最低です。」
海未「…失礼します。」
18: 2014/12/04(木) 18:26:16.74 ID:OMZOoSnd.net
ことり「…海未ちゃんに、嫌われちゃったなあ。」
ことり「あんなに、好きだったのに。」
ことり「最低なのは分かってるよ、海未ちゃん。」
ことり「…でも。」
…………………………
練習後
花陽「ことりちゃん、どうしたの?」
ことり「ううん?何でもないよ?」
花陽「何かあったら、言ってくださいね…?」
花陽「花陽、なんでもしますから…」
ことり「…」
ことり「うん。」
ことり「ごめんね、花陽ちゃん。」
ことり「今日は帰るね。」
花陽「ことりちゃん…」
ことり「あんなに、好きだったのに。」
ことり「最低なのは分かってるよ、海未ちゃん。」
ことり「…でも。」
…………………………
練習後
花陽「ことりちゃん、どうしたの?」
ことり「ううん?何でもないよ?」
花陽「何かあったら、言ってくださいね…?」
花陽「花陽、なんでもしますから…」
ことり「…」
ことり「うん。」
ことり「ごめんね、花陽ちゃん。」
ことり「今日は帰るね。」
花陽「ことりちゃん…」
19: 2014/12/04(木) 18:26:59.08 ID:OMZOoSnd.net
ことり家
ことり(ことり…何してたんだろう。)
ことり(海未ちゃんに嫌われて、花陽ちゃん傷つけて…)
ことり「でも、ことりはもう…」
pipipipipi
ことり「…メール。」
ことり「花陽ちゃん…」
=============
ことりちゃん、大丈夫?
体調悪かったの?
お見舞い行こうか?
花陽は、元気なことりちゃん
が好きです。
原因は分からないけど…
早く、元気になってください
花陽より
=============
ことり「花陽ちゃん…」グスッ
ことり(ことり…何してたんだろう。)
ことり(海未ちゃんに嫌われて、花陽ちゃん傷つけて…)
ことり「でも、ことりはもう…」
pipipipipi
ことり「…メール。」
ことり「花陽ちゃん…」
=============
ことりちゃん、大丈夫?
体調悪かったの?
お見舞い行こうか?
花陽は、元気なことりちゃん
が好きです。
原因は分からないけど…
早く、元気になってください
花陽より
=============
ことり「花陽ちゃん…」グスッ
21: 2014/12/04(木) 18:31:29.12 ID:OMZOoSnd.net
数日後
部室
ことり「みんな、おつかれさま♪」
ことり「マドレーヌ焼いてきたの。良かったら食べて?」
凛「やったー!!」
穂乃果「ことりちゃん、ありがとう!」
花陽「ことりちゃん、もう大丈夫なの?」
ことり「うん♪心配かけてごめんね?」
絵里「…体調、戻ったみたいね。」
海未「ええ…そうですね。」
ことり「花陽ちゃん、後で…」
花陽「えっ?」
凛「あ!ことりちゃんとかよちん、デートの約束してるにゃ!!」
花陽「り、凛ちゃん…///」
にこ「え、まさか本当に…?」
ことり「…内緒ですっ♪」
部室
ことり「みんな、おつかれさま♪」
ことり「マドレーヌ焼いてきたの。良かったら食べて?」
凛「やったー!!」
穂乃果「ことりちゃん、ありがとう!」
花陽「ことりちゃん、もう大丈夫なの?」
ことり「うん♪心配かけてごめんね?」
絵里「…体調、戻ったみたいね。」
海未「ええ…そうですね。」
ことり「花陽ちゃん、後で…」
花陽「えっ?」
凛「あ!ことりちゃんとかよちん、デートの約束してるにゃ!!」
花陽「り、凛ちゃん…///」
にこ「え、まさか本当に…?」
ことり「…内緒ですっ♪」
22: 2014/12/04(木) 18:32:01.30 ID:OMZOoSnd.net
屋上
花陽「あの…ことりちゃん?」
ことり「…」
ことり「花陽ちゃん…ことりの事、好き?」
花陽「だ、大好きです…」
ことり「ことりが、どんな性格でも?」
花陽「…?」
ことり「ことりね、花陽ちゃんの事騙してたの。」
花陽「え…」
ことり「花陽ちゃんの事、好きじゃなかったの。」
ことり「ことりはまだ、海未ちゃんが忘れられなくて…」
花陽「…」
ことり「花陽ちゃんが、ことりのこと好きって知って。」
ことり「気が紛れれば…そう思って付き合ったの。」
ことり「最低だよね。」
ことり「花陽ちゃんのこと、利用してたんだよ?」クスッ
花陽「あの…ことりちゃん?」
ことり「…」
ことり「花陽ちゃん…ことりの事、好き?」
花陽「だ、大好きです…」
ことり「ことりが、どんな性格でも?」
花陽「…?」
ことり「ことりね、花陽ちゃんの事騙してたの。」
花陽「え…」
ことり「花陽ちゃんの事、好きじゃなかったの。」
ことり「ことりはまだ、海未ちゃんが忘れられなくて…」
花陽「…」
ことり「花陽ちゃんが、ことりのこと好きって知って。」
ことり「気が紛れれば…そう思って付き合ったの。」
ことり「最低だよね。」
ことり「花陽ちゃんのこと、利用してたんだよ?」クスッ
23: 2014/12/04(木) 18:35:44.89 ID:OMZOoSnd.net
花陽「…」
ことり「嫌われても仕方ない事、したと思う…」
ことり「ごめんなさい!!」ペコッ
花陽「…」
ことり「…もう、話したくもないよね。」
ことり「ごめんね、花陽ちゃん。」
花陽「…知ってました。」
ことり「…え?」
花陽「海未ちゃんから、教えてもらいました。」
花陽「ことりちゃんは、花陽を利用してるだけだって。」
ことり「…じゃあ、なんでことりといたの?」
ことり「どうして、ことりの言う事聞いてくれたの?」
ことり「こんなに、ひどい事してるのに!!」
花陽「…それでもことりちゃんが好きだから…じゃ、駄目ですか?」
ことり「嫌われても仕方ない事、したと思う…」
ことり「ごめんなさい!!」ペコッ
花陽「…」
ことり「…もう、話したくもないよね。」
ことり「ごめんね、花陽ちゃん。」
花陽「…知ってました。」
ことり「…え?」
花陽「海未ちゃんから、教えてもらいました。」
花陽「ことりちゃんは、花陽を利用してるだけだって。」
ことり「…じゃあ、なんでことりといたの?」
ことり「どうして、ことりの言う事聞いてくれたの?」
ことり「こんなに、ひどい事してるのに!!」
花陽「…それでもことりちゃんが好きだから…じゃ、駄目ですか?」
24: 2014/12/04(木) 18:39:08.68 ID:OMZOoSnd.net
ことり「…花陽ちゃん。」
花陽「正直、最初から感じてました。」
花陽「ことりちゃんにとって、花陽は海未ちゃんの代理でしかないんだって。」
花陽「でも、それでもいいと思っちゃいました。」
花陽「だって、ことりちゃんが花陽を見てくれたから。」
花陽「ごはんの時も、お出かけも、え、えOちな事も…」
花陽「ことりちゃんは、確かに海未ちゃんの事が好きなのかもしれません。」
花陽「でも、一緒にいるときは、ちゃんと花陽を見てくれました。」
花陽「じ、自意識過剰なのかもしれないけど…」
花陽「でも、花陽はそう感じました。」
花陽「だから、嫌じゃなかったです…」
花陽「たとえ、ことりちゃんが花陽の事を好きじゃなくても。」
ことり「そんなの、分からないよ…」
花陽「正直、最初から感じてました。」
花陽「ことりちゃんにとって、花陽は海未ちゃんの代理でしかないんだって。」
花陽「でも、それでもいいと思っちゃいました。」
花陽「だって、ことりちゃんが花陽を見てくれたから。」
花陽「ごはんの時も、お出かけも、え、えOちな事も…」
花陽「ことりちゃんは、確かに海未ちゃんの事が好きなのかもしれません。」
花陽「でも、一緒にいるときは、ちゃんと花陽を見てくれました。」
花陽「じ、自意識過剰なのかもしれないけど…」
花陽「でも、花陽はそう感じました。」
花陽「だから、嫌じゃなかったです…」
花陽「たとえ、ことりちゃんが花陽の事を好きじゃなくても。」
ことり「そんなの、分からないよ…」
25: 2014/12/04(木) 18:40:22.94 ID:OMZOoSnd.net
花陽「は、花陽にとって大事なのは。」
花陽「ことりちゃんが笑顔でいてくれることなんです!」
花陽「そのためなら花陽は、何だって頑張ります!」
ことり「…もしことりが、そんな花陽ちゃんを嫌いになったら…?」
花陽「それは、すこし感じてました。」
花陽「…でも、そうなるまでは頑張ろうって。」
ことり「…」
花陽「今は、まだ好きになってもらえないかもしれないけど。」
花陽「いつか、好きになってもらえるように。」
花陽「花陽は、頑張りたいんです。」
ことり「ことりに、利用されることになっても?」
花陽「…はい!!」
ことり「…」
花陽「ことりちゃんが笑顔でいてくれることなんです!」
花陽「そのためなら花陽は、何だって頑張ります!」
ことり「…もしことりが、そんな花陽ちゃんを嫌いになったら…?」
花陽「それは、すこし感じてました。」
花陽「…でも、そうなるまでは頑張ろうって。」
ことり「…」
花陽「今は、まだ好きになってもらえないかもしれないけど。」
花陽「いつか、好きになってもらえるように。」
花陽「花陽は、頑張りたいんです。」
ことり「ことりに、利用されることになっても?」
花陽「…はい!!」
ことり「…」
26: 2014/12/04(木) 18:43:41.08 ID:OMZOoSnd.net
ことり「…でも、だめだよ。」
ことり「今更遅いけど…これ以上、花陽ちゃんが傷つく必要はないの。」
ことり「もう、おわりにしよう?」
花陽「…!」
ことり「今日は、それを伝えたかったの。」
ことり「…ごめんなさい。」
ことり「許してもらえなくて、当たり前だと思ってる…」
ことり「でも、ごめんなさい。」
ことり「…ばいばい、花陽ちゃん。」ダッ
ガシッ
ことり「…花陽ちゃん?」
ことり「離して…欲しいな。」グスッ
花陽「…もう、離しません。」
ことり「今更遅いけど…これ以上、花陽ちゃんが傷つく必要はないの。」
ことり「もう、おわりにしよう?」
花陽「…!」
ことり「今日は、それを伝えたかったの。」
ことり「…ごめんなさい。」
ことり「許してもらえなくて、当たり前だと思ってる…」
ことり「でも、ごめんなさい。」
ことり「…ばいばい、花陽ちゃん。」ダッ
ガシッ
ことり「…花陽ちゃん?」
ことり「離して…欲しいな。」グスッ
花陽「…もう、離しません。」
29: 2014/12/04(木) 18:46:18.54 ID:OMZOoSnd.net
ことり「…こんなに、傷つけたんだよ?」
花陽「関係ないよ。」
ことり「花陽ちゃんを、利用してたのに…?」
花陽「花陽はそれでも、幸せを感じてました。」
ことり「こんな…こんなに…」
花陽「ことりちゃん。」
花陽「花陽、頑張るから。」
花陽「ことりちゃんに、本当に好きになってもらえるように頑張る。」
花陽「誰かのために、こんなに頑張りたいと思ったのは初めてなんです。」
花陽「ことりちゃんのためだったら、花陽、本当になんだって出来ます。」
花陽「その勇気をくれたのが、ことりちゃんなんです!」
ことり「でも…ことりは…」
ちゅっ
花陽「関係ないよ。」
ことり「花陽ちゃんを、利用してたのに…?」
花陽「花陽はそれでも、幸せを感じてました。」
ことり「こんな…こんなに…」
花陽「ことりちゃん。」
花陽「花陽、頑張るから。」
花陽「ことりちゃんに、本当に好きになってもらえるように頑張る。」
花陽「誰かのために、こんなに頑張りたいと思ったのは初めてなんです。」
花陽「ことりちゃんのためだったら、花陽、本当になんだって出来ます。」
花陽「その勇気をくれたのが、ことりちゃんなんです!」
ことり「でも…ことりは…」
ちゅっ
30: 2014/12/04(木) 18:48:03.11 ID:OMZOoSnd.net
ことり「…」
花陽「花陽も、あれがファーストキスなんだよ?」
花陽「ことりちゃんと、一つになれて。本当に、嬉しかった。」
花陽「だから、今度は花陽の番なんです!」
花陽「ことりちゃんには、いっぱい幸せをもらいました!」
ことり「でも…」
花陽「たしかに、本当の気持ちじゃなかったかもしれません!」
花陽「でも…それでも、花陽は幸せだったんです。」
花陽「もし、ことりちゃんのした事が許せないなら…」
花陽「これからも、花陽のそばにいてください!!」
花陽「振り向いてもらえるまで、頑張るから!!」
ことり「そんなの、花陽ちゃんに悪いよ…」
ペシッ
ことり「いたっ!?」
花陽「もう、暗いのは無しですっ。」
花陽「花陽も、あれがファーストキスなんだよ?」
花陽「ことりちゃんと、一つになれて。本当に、嬉しかった。」
花陽「だから、今度は花陽の番なんです!」
花陽「ことりちゃんには、いっぱい幸せをもらいました!」
ことり「でも…」
花陽「たしかに、本当の気持ちじゃなかったかもしれません!」
花陽「でも…それでも、花陽は幸せだったんです。」
花陽「もし、ことりちゃんのした事が許せないなら…」
花陽「これからも、花陽のそばにいてください!!」
花陽「振り向いてもらえるまで、頑張るから!!」
ことり「そんなの、花陽ちゃんに悪いよ…」
ペシッ
ことり「いたっ!?」
花陽「もう、暗いのは無しですっ。」
32: 2014/12/04(木) 18:51:28.86 ID:OMZOoSnd.net
花陽「花陽はどんな事があっても、ことりちゃんといる事が幸せなんです!」
花陽「それだけは、本当なんですっ!」
ことり「…」
花陽「…もう、お互い辛いのは嫌だよ。」ウルッ
花陽「花陽も、ことりちゃんも。」
花陽「二人で、幸せになろう…?」
ことり「花陽ちゃん…」
ことり「ほんとうに、ことりでいいの…?」
花陽「ことりちゃん『が』いいんですっ!」
花陽「これだけは、凛ちゃんにも譲れません。」
ことり「ことりは…」
花陽「今は、海未ちゃんの事が好きでもいいです。」
花陽「もともと、叶うはずの無い恋でしたから。」
花陽「でも、今は違います。」
花陽「叶えられる、恋になったんです…」
花陽「それだけは、本当なんですっ!」
ことり「…」
花陽「…もう、お互い辛いのは嫌だよ。」ウルッ
花陽「花陽も、ことりちゃんも。」
花陽「二人で、幸せになろう…?」
ことり「花陽ちゃん…」
ことり「ほんとうに、ことりでいいの…?」
花陽「ことりちゃん『が』いいんですっ!」
花陽「これだけは、凛ちゃんにも譲れません。」
ことり「ことりは…」
花陽「今は、海未ちゃんの事が好きでもいいです。」
花陽「もともと、叶うはずの無い恋でしたから。」
花陽「でも、今は違います。」
花陽「叶えられる、恋になったんです…」
33: 2014/12/04(木) 18:54:45.93 ID:OMZOoSnd.net
花陽「ことりちゃんは、初めて自分の気持ちを言ってくれました。」
花陽「だからこそ、叶えて行けると思うんです。」
花陽「…もう、隠し事は無しですよ?」
ことり「花陽ちゃん…」
花陽「絶対、好きになってもらえるまで諦めません。」
ことり「本当に…いいの?」
ことり「ことり…花陽ちゃんの事…」
花陽「はい、もちろん♪」
花陽「これから、いくらでも時間はありますから。」
ことり「花陽ちゃん…」グスッ
花陽「ことりちゃんの事…大好きです。」
花陽「だからこそ、叶えて行けると思うんです。」
花陽「…もう、隠し事は無しですよ?」
ことり「花陽ちゃん…」
花陽「絶対、好きになってもらえるまで諦めません。」
ことり「本当に…いいの?」
ことり「ことり…花陽ちゃんの事…」
花陽「はい、もちろん♪」
花陽「これから、いくらでも時間はありますから。」
ことり「花陽ちゃん…」グスッ
花陽「ことりちゃんの事…大好きです。」
34: 2014/12/04(木) 19:00:14.73 ID:OMZOoSnd.net
正門前
ことり「…海未ちゃん。」
海未「花陽。私は貴女に、伝えましたよね?」
海未「…それが、貴女の選んだ道なのですね?」
花陽「…うん。」
ことり「海未ちゃん、あのね!!」
花陽「花陽はそれでも、ことりちゃんの事が好きなんです!」
海未「…分かりました。」
海未「では、私も応援します。」
ことり「…え?」
海未「私がことりに怒ったのは、ことりが騙していたからです。」
海未「ですが、花陽がそれを知っても尚、ことりの事が好きなのでしたら。」
海未「私は、それを否定する事は出来ません。」
花陽「海未ちゃん…」
ことり「…海未ちゃん。」
海未「花陽。私は貴女に、伝えましたよね?」
海未「…それが、貴女の選んだ道なのですね?」
花陽「…うん。」
ことり「海未ちゃん、あのね!!」
花陽「花陽はそれでも、ことりちゃんの事が好きなんです!」
海未「…分かりました。」
海未「では、私も応援します。」
ことり「…え?」
海未「私がことりに怒ったのは、ことりが騙していたからです。」
海未「ですが、花陽がそれを知っても尚、ことりの事が好きなのでしたら。」
海未「私は、それを否定する事は出来ません。」
花陽「海未ちゃん…」
36: 2014/12/04(木) 19:03:19.04 ID:OMZOoSnd.net
海未「ことりの気持ちに応えてあげられなかったのは申し訳ないですが。」
海未「それでも、ことりを選んだ花陽の気持ちを、分かってあげてください。」
海未「二人が、本当に幸せになれるのなら。」
海未「私は、それが一番だと思っています。」
海未「もう誰も、傷つく事が無いように…」
ことり「…うん。」
ことり「海未ちゃん、ありがとう。」
ことり「ことりは、海未ちゃんの事がずっとずっと好きでした!!」
ことり「でも、こんなに思ってくれる花陽ちゃんのこと、信じてみたいの。」
ことり「今はまだ、自分の気持ちにけじめがつかないけど…」
ことり「それでも、花陽ちゃんとなら…」
海未「ええ。期待してますよ、花陽。」
海未「ことりを、心から幸せにしてあげてください。」
花陽「…はいっ!!」
海未「…では、私はこれで。」
海未「それでも、ことりを選んだ花陽の気持ちを、分かってあげてください。」
海未「二人が、本当に幸せになれるのなら。」
海未「私は、それが一番だと思っています。」
海未「もう誰も、傷つく事が無いように…」
ことり「…うん。」
ことり「海未ちゃん、ありがとう。」
ことり「ことりは、海未ちゃんの事がずっとずっと好きでした!!」
ことり「でも、こんなに思ってくれる花陽ちゃんのこと、信じてみたいの。」
ことり「今はまだ、自分の気持ちにけじめがつかないけど…」
ことり「それでも、花陽ちゃんとなら…」
海未「ええ。期待してますよ、花陽。」
海未「ことりを、心から幸せにしてあげてください。」
花陽「…はいっ!!」
海未「…では、私はこれで。」
37: 2014/12/04(木) 19:07:25.19 ID:OMZOoSnd.net
並木道
ことり「花陽ちゃん、あのね…?」
花陽「どうしたの、ことりちゃん?」
ことり「さっきも言ったけど、まだ気持ちに整理つかないんだ…」
花陽「…ゆっくりで、いいんだよ?」
花陽「いつでも、そばにいるから。」
ことり「うん…」
花陽「花陽が、きっと幸せにしてみせますから♪」
ことり「…花陽ちゃん、変わったね。」クスッ
花陽「変わったのなら、きっとことりちゃんのおかげだよ?」
ことり「ことりも、変わっていけるかな…?」
花陽「花陽が、きっと変えてみせます。」
花陽「花陽のこと、好きになってもらいます!」
ことり「…うん。」
ことり「よろしくね、花陽ちゃん♪」
花陽「…はいっ♪」
おわり。
ことり「花陽ちゃん、あのね…?」
花陽「どうしたの、ことりちゃん?」
ことり「さっきも言ったけど、まだ気持ちに整理つかないんだ…」
花陽「…ゆっくりで、いいんだよ?」
花陽「いつでも、そばにいるから。」
ことり「うん…」
花陽「花陽が、きっと幸せにしてみせますから♪」
ことり「…花陽ちゃん、変わったね。」クスッ
花陽「変わったのなら、きっとことりちゃんのおかげだよ?」
ことり「ことりも、変わっていけるかな…?」
花陽「花陽が、きっと変えてみせます。」
花陽「花陽のこと、好きになってもらいます!」
ことり「…うん。」
ことり「よろしくね、花陽ちゃん♪」
花陽「…はいっ♪」
おわり。
38: 2014/12/04(木) 19:08:19.01 ID:OMZOoSnd.net
見てくれてありがとう
エピローグで完結させようと思ってるから、待っててくれ
10分くらいで戻ってくる
エピローグで完結させようと思ってるから、待っててくれ
10分くらいで戻ってくる
41: 2014/12/04(木) 19:21:26.32 ID:OMZOoSnd.net
Epilogue
あの日、花陽ちゃんと話してから。
ことりの景色は、変わりました。
今までは、花陽ちゃんといるときは笑顔の仮面をかぶってました。
自分の本音を出さないように。
でも、今は違います。
少しずつだけど、花陽ちゃんの気持ちに応えられるようになってきました。
…仮面をかぶっていたときの方が、関係は楽でした。
端から見ても、仲のいいカップルみたいだったから。
でも、ことりは。
今の、泣いて笑って、喧嘩もするような。
二人の関係の方が好きですっ♪
不思議な事に。
花陽ちゃんは、ことりの心にすっと入ってきました。
いつのまにか、花陽ちゃんの事を目で追うようになってました。
これが…好きって気持ちなのかな。
海未ちゃんへの気持ちとは、何かが違うんです。
心が…あったかくなるような。
そんな気持ちを、花陽ちゃんはくれました。
そして、今日も…
あの日、花陽ちゃんと話してから。
ことりの景色は、変わりました。
今までは、花陽ちゃんといるときは笑顔の仮面をかぶってました。
自分の本音を出さないように。
でも、今は違います。
少しずつだけど、花陽ちゃんの気持ちに応えられるようになってきました。
…仮面をかぶっていたときの方が、関係は楽でした。
端から見ても、仲のいいカップルみたいだったから。
でも、ことりは。
今の、泣いて笑って、喧嘩もするような。
二人の関係の方が好きですっ♪
不思議な事に。
花陽ちゃんは、ことりの心にすっと入ってきました。
いつのまにか、花陽ちゃんの事を目で追うようになってました。
これが…好きって気持ちなのかな。
海未ちゃんへの気持ちとは、何かが違うんです。
心が…あったかくなるような。
そんな気持ちを、花陽ちゃんはくれました。
そして、今日も…
42: 2014/12/04(木) 19:24:39.28 ID:OMZOoSnd.net
ことり「花陽ちゃん、おまたせ♪」
花陽「ことりちゃん!」
ことり「それじゃ、いこっか♪」
花陽「はいっ!」
花陽「…今日は、良いお米が手に入ったんです!」
ことり「ホント?たのしみだなあ~。」
花陽「きっと、気にいってもらえるはずです!」
ことり「クスッ…」
こうして、週末に二人で公園でピクニックをするのが習慣になりました。
花陽ちゃんとご飯をたべて、お話しして。
そんな単純なことですら、幸せを感じていることりがいます。
だから…
花陽「ことりちゃん!」
ことり「それじゃ、いこっか♪」
花陽「はいっ!」
花陽「…今日は、良いお米が手に入ったんです!」
ことり「ホント?たのしみだなあ~。」
花陽「きっと、気にいってもらえるはずです!」
ことり「クスッ…」
こうして、週末に二人で公園でピクニックをするのが習慣になりました。
花陽ちゃんとご飯をたべて、お話しして。
そんな単純なことですら、幸せを感じていることりがいます。
だから…
43: 2014/12/04(木) 19:27:27.47 ID:OMZOoSnd.net
ことり「…ねえ、花陽ちゃん。」
花陽「なあに?ことりちゃん。」
ことり「花陽ちゃんは、たのしい?」
花陽「…はい!ことりちゃんとこうしてると、身体がぽかぽかしてきて…」
花陽「まるで、日だまりの中にいるみたいなんです!」
ことり「…ことりも、同じ気持ちだよ?」
ことり「なんだか、胸の奥があったかくなるの…」
花陽「ことりちゃん…」
ことり「花陽ちゃん…好きだよ。」
花陽「え?いま…」
ことり「いつまでも、花陽ちゃんに甘えてちゃ駄目だから。」
ことり「ことりは、花陽ちゃんがダイスキですっ♪」
花陽「ことりちゃん…」ウルッ
花陽「あの日から…初めて、言ってもらえました…」
ことり「…これは、ことりのホントの気持ちです♪」
花陽「花陽も!」
花陽「花陽も、ことりちゃんが大好きですっ!!」
おわり。
花陽「なあに?ことりちゃん。」
ことり「花陽ちゃんは、たのしい?」
花陽「…はい!ことりちゃんとこうしてると、身体がぽかぽかしてきて…」
花陽「まるで、日だまりの中にいるみたいなんです!」
ことり「…ことりも、同じ気持ちだよ?」
ことり「なんだか、胸の奥があったかくなるの…」
花陽「ことりちゃん…」
ことり「花陽ちゃん…好きだよ。」
花陽「え?いま…」
ことり「いつまでも、花陽ちゃんに甘えてちゃ駄目だから。」
ことり「ことりは、花陽ちゃんがダイスキですっ♪」
花陽「ことりちゃん…」ウルッ
花陽「あの日から…初めて、言ってもらえました…」
ことり「…これは、ことりのホントの気持ちです♪」
花陽「花陽も!」
花陽「花陽も、ことりちゃんが大好きですっ!!」
おわり。
45: 2014/12/04(木) 19:30:58.95 ID:OMZOoSnd.net
お付き合いありがとうございました!
ことぱなのダークなのが書きたかったのに
書いてるうちに純愛の方に走ってしまいました…
後悔はしていませんが。
今日はこれで終わりです。
次のカプを探して、また書いてみます
リクエストあったら考えてみようかな?
できれば、またお付き合いください!
ことぱなのダークなのが書きたかったのに
書いてるうちに純愛の方に走ってしまいました…
後悔はしていませんが。
今日はこれで終わりです。
次のカプを探して、また書いてみます
リクエストあったら考えてみようかな?
できれば、またお付き合いください!
46: 2014/12/04(木) 19:32:32.97 ID:B4yX7YCb.net
おつ
64: 2014/12/04(木) 20:51:11.26 ID:OMZOoSnd.net
一作目から並んでます
真姫「にこちゃんと付き合いたい。」
絵里「希と付き合いたい」
ことり「絵里ちゃん、付き合ってほしいの!」
花陽「凛ちゃんには言えないよ。」
希「凛ちゃんの様子がおかしい。」
真姫「素直になりたいの!」
希「なんや…まだ朝の5時やん…」
花陽「お鍋の美味しい季節になりました。」
にこ「トラブル・トラベル」
穂乃果「お菓子な関係?」
雪穂「spiritual chance」
引用元: 花陽「代理恋愛」
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