【あけおめ】


横山「あけおめーーー！！」

横山「ことよろーーー！！」

横山「奈緒ーーーー！」

横山「寒いよおおおおーーー！」

奈緒「あいつほんまうるさいねん……くそぉー……」

【年始なので】


エミリー「あれ？横山さんは？」

奈緒「あいつはうるさいし近所迷惑やからその辺の公園に行かせた」

エミリー（本当は素直になれないだけですよね……）

ひなた「可哀想だべ。あたし様子見てくるよ」

奈緒「ええねんそんなん行かんでも～」

【公園に1人きりが2人】


横山「……」

横山「……」

「……お兄ちゃん1人？」

横山「ああ？誰や糞ガキ。帰れや」

「そっか……僕も1人なんだ……」

横山（サッカーボール……このガキ、サッカーするんか）

【サッカー少年と横山】


横山（1人でドリブルし始めたけど、大したことないなぁ……）

横山（ていうかめっちゃ下手やな……）

横山「おい、少年。誰か練習相手おらんのかい」

少年「……お兄ちゃんが一緒にやってくれれば」

横山「いやそれはあかん。俺はサッカーボールを次に蹴ったら
　　　膝が爆発すんねん。それはできん」

少年「……どんな病気？」

【横山とサッカー少年】


横山「ちゃうねん、そう、そこで右足はポンやねん」

少年「ポン……？」

横山「まあやってみや」

少年「……ポン、あ」

横山「できるやんけ～」

少年「お兄ちゃん座って偉そうに言うだけなのに
　　　教えるの上手いね」

横山「シバくぞ糞ガキ」

【連れて帰ってください】


ひなた「何してんだべ？」

横山「どわぁ！見てたんかい！？」

ひなた「小さい男の子に怒鳴り散らしてる所だったから
　　　　ちょっと引いたわ」

奈緒「話は聞かせてもろたで！家に帰って説教や！このアホアニキ！」

横山「いやや！あんだけ入れてもらいたかった家に
　　　全然入りたくないー！」

横山「少年ーー！サッカーは嫌いになるなよーー！！」


少年「行っちゃった……」

【公園で出会った少年】


少年「……まあいいや。元々一人だったし……」

少年「あのお兄ちゃんともう1回サッカーやりたいなぁ……」

少年「……あれは一緒にやったって言うのかな……？まあ、いいか」

「……こんな所にいた。一人であんまり遠い所まで行かないで
　っていつも言ってるでしょ……はぁ……」

少年「あ、お姉ちゃん……ごめんなさい」

「さ、一緒に帰りましょ。お母さん待ってるから。ね？」



「りっくん」

【駅伝】


恵美「今走ってた人、琴葉のファンらしいよ」

琴葉「ええっ！？　ど、どうして……」

エレナ「ファンになってくれた人に疑問を抱くのネ」

恵美「琴葉への愛だったら何人も抜き去ることができるんだよ」

エレナ「これが琴葉走法……！！？」

【ヤンデレの芽】


環「たまき以外の人にサッカー教えたってほんとなの？」

横山「え？　ああ、まあな」

環「なんでそんなことしたの」

横山「え、別に理由なんかないけど」

環「たまきもまだ教えてもらってないけど？」

横山「なんやこの子！面倒やな！」

【だらだら正月】


瑞希「ついつい寝正月になりそうなのをなんとか頑張っているところです」

翼「へー、瑞希さんも寝正月になったりするんだ？」

瑞希「はい。ですから特に何もしなくても起きているようにしています」

瑞希「おかげで寝不足ですけど」

翼「……それは意味ないし結局寝正月と変わりないんじゃ」

【今年の目標はありますか？】


未来「２０１９年の目標は！」

未来「孕んで引退することです！！」

伊吹「波乱にも程がある」

伊吹「というかそんなこと堂々と言うな」

【ご褒美に冷たいもの】


二階堂「こう寒いとコタツで暖まりながら冷たいものを
　　　　　食べたくなるものだな」

朋花「液体窒素とかですか？」

二階堂「そのレベルの冷たいものを
　　　　　私に食べさせようとしなでくれるかな」

朋花「そういうプレイも好きなのかなって……」

二階堂「たとえ私が超が付くほどの
　　　　　ドMだとしてもそれは拷問だ」

【リハビリ】


可憐「あの、すみません。こんなことに付き合わせてしまって」

伊吹「……君がイケメンは怖いとか訳のわからないことを
　　　言い出し、俺が一緒に買い物に行くことになったわけだが……」

伊吹「なぜ数メートル後ろを歩く？　携帯で電話をしているのは
　　　もはや一緒に出掛けているとは言えないのでは」

可憐「無理です！私には現界です！」

伊吹「……そうか」


早く帰りたいと思う伊吹であった。

【恋する乙女恋したい乙女】


百合子「あれ？伊吹さん、こんな所でどうしたんですか？」

伊吹「七尾……」

百合子「うぅ……たまたま会っただけでそんな嫌な顔しなくても」

伊吹「いやこっちもたまたまタイミングが悪くて……」

百合子「なんかさっきから視線が……ハッ！？」

可憐「……」

百合子（なに！？可憐さん！？すごい顔で見てくる……え！？）

【ヒットマン】


百合子（可憐さん、なんであんな遠くから……？）

百合子（まさか伊吹さんのストーカー！？）

百合子（いやいや同じ事務所内だよ……）

百合子（それとも伊吹さん可憐さんに何か狙われることしたのかな……？）

百合子「あの……言い難いんですけど、
　　　伊吹さん最近誰かに命狙われてます？」

伊吹「何言い出すんだ君は！？俺は誰かから狙われてるのか！？」

【この手をとって走りだして】


百合子「行きましょう！伊吹さん、走りますよ！」ﾀﾞｯ

伊吹「は！？お、おい！」

百合子（ああっ！私、今勢いで手繋いで街を走り抜けてる！）

百合子（恋愛映画のワンシーンみたい……！）

可憐「……」ﾀﾞｯ

百合子（すごい着いてくるじゃん！）

【こっち側も大騒ぎ】


可憐（え！？あれは百合子ちゃん……？）

可憐（どうして急に現れたの……？）

可憐（偶然……？それともストーカー……！？どうしよう）

可憐（ストーカーなら助けなくちゃ……）

可憐（あ、でも私伊吹さんは顔が良すぎて近寄れない……！）

可憐（性格は全然タイプじゃないけど……整いすぎィ！）

【恋する乙女はいつだって超特急なの】


可憐（あ！走り出した！？待って！）

可憐（私のイケメン恐怖症を治すにはその人の力が必要なの）

可憐（いや、むしろ……顔さえあればいいの！）

可憐（そうだ、電話しよう……！）

百合子『も、もしもし！？』

可憐（あれ！？百合子ちゃんが出た！？スマホ奪って出たんだ……！
　　　でも要件伝えないと……）

可憐「首、置いてって貰ってもいいですか？」

百合子『良くないですよ！！？なにいってんですか！？』

【体力作りはしっかりやりましょう】


伊吹「ハァ、ハァ……今の電話誰からだ！？なんて言ってた？」

百合子「ハア、首を置いてけって……！やっぱり伊吹さん狙われてるんです！ハァハァ……」

伊吹「な、なに……？それなら篠宮の奴の所に先に行こう」

百合子「いやだめですよ！ハァ、このまま逃げますよ！？ハァハァ」

伊吹「逃げるったって……」

百合子「なんですか！？」

伊吹「……さっきからバテバテじゃねーか。50メートルも走ってねーぞ」

【決着をつけろ】


可憐（くぅ……怖いけど行くしかない……！）

百合子「ああ、追いつかれた……」

可憐（ちゃんと言わなきゃ……ストーカーは良くないって）

可憐「だめだよ……こういうことは」

百合子「くぅ、生命だけはご勘弁を！どうか殺さないで」

可憐「殺さないよ！？何言ってるの！？そこまでしないよ」

【種明かししましょうね】


百合子「え、伊吹さん可憐さんと出掛けてたんですか？」

伊吹「あの距離で歩いてたらそうは思わないよな」

百合子「え、可憐さんは伊吹さんを殺そうとしてたんじゃ」

伊吹「そうなのか？」

可憐「しないです！イケメンに慣れるために顔だけでもあれば
　　　それで良かったんで、ああいったんです」

伊吹「……いや十分こえーよ」

【再確認：七尾百合子はMFOAの名付け親である】


百合子「それならいい方法がありますよ！」

可憐「なんですか？」

伊吹「なんだ？」

百合子「伊吹さんが女装すればすっごく可愛くなるって翼が言ってたの！」

百合子「だから女装した伊吹さんから始めればいいんですよ！」

可憐「なるほど！その手が！」

伊吹「おい待て！！何を言い出すんだ本当に！」

【後日……一連の流れのオチは彼に】


横山「ちわーっす。なんや今日は偉い人が事務所で倒れとるな……」

横山「玄関ではピヨ助が鼻血流しながら氏んでたし」

横山「奈緒もさっき偉い興奮してどっか行きよったし」

横山「うお、サンバガールもこんな所で倒れとるやんけ。げっ、山賊もかいな」

横山「なんやねん今日は……Ｔウイルス蔓延でもしたんか？」

「……」

横山「あれ？君、えらい可愛ええ子やなぁー！？こんな子うちにおったっけ？」

横山「え？きみ今日からの新人アイドル？それとも俺のファンかな？」

横山「あかんでー事務所勝手に入ったら～」



伊吹「……頃すぞ」

横山「ぎゃあああああああああああぁぁぁ！！」

【新たな貼り紙】


恵美「ん？琴葉、何書いてるの？」

琴葉「貼り紙」

恵美「……“女装禁止”……なるほど」

ぎゃおおおおおおん

【仕事始めで泣いてしまう】


海美「うぅ……！！うわああああん！」

琴葉「なになに！？どうしたの！？」

海美「今日から仕事だってお姉ちゃんが……！！
　　　さみしいよ！！遊べないなんて……！」

琴葉「……事務所で会うじゃない」

【クルーズ楽しそう】


恵美「私たちがクルーズやるとしたら何やる？！」

エレナ「そりゃあもちろん、不可能なミッションに挑戦したり」

恵美「脱出ゲームとか！？いいねー！」

通りすがりの瑞希（違います、所さん。そこはトム・クルーズかよとツッコむところです）

【エミリーの誕生日】


横山「じゃーん！エミ公に誕生日プレゼントや！」

エミリー「……まず、外装が良くないので減点です」

横山「アカン、減点方式や！まあ、中身見たら加点もされるわ！」

エミリー「その根拠の無い自信……減点です」

横山「俺のサイン入りサッカーボールや～～～」

エミリー「結果零点です」

横山「……そんな馬鹿なッ！！」

奈緒「……あんたそうなるて分かってて渡したやろ」

【こけしは何より尊い】


横山「でも去年のこけしよりええやろ？」

エミリー「どっちも微妙です」

横山「なんでや！」

奈緒「こけしはまだええやろ！」

横山「せやな」

奈緒「ほんまやで」

エミリー「……この兄妹ほんと……」

【迎春】


未来「春を迎えると書いてゲイ春」

百合子「……ふーん」

未来「好きなくせに～」

百合子「私そういうのは1人でこっそり楽しむものだと思う」

未来「とこいぶ」

百合子「ダメ、ダメよ百合子……！」

【コンタクト怖い】


P「恵美今日はカラコンなんだな」

恵美「んー？なんで？」

P「いや、赤いカラコン付けてるから……俺の事赤く見えてるのかなって」

恵美「にゃははは！カラコン付けてもその色に見えるわけじゃないよー？」

P「そうなのか……！？いや、うそだ！絶対その色に見える！」

【プレゼント企画】


奈緒「アニキもなんかプレゼント企画やれや」

横山「嫌やアホちゃう？何あげんねん」

奈緒「過去の遺産の車あげたれや」

横山「アホちゃう？」

【企画みたいなことしたかった】


ところさん@恵美が世界で一番可愛い
@tokoro_p
この垢フォローしてツイートをRTした人全員に
所恵美の撮り下ろし秘蔵写真を送ります。

ファン1号@fan1
はよ寄越せ！！

ファン2号@death_megumibro
やるやんけクソ兄貴
はよ！！

ところさん@恵美が世界で一番可愛い
@tokoro_p
などと言うと思ったのか？愚かな……


ファン1号@fan1
頃す！！！！次こそ頃す！！！！

ファン2号@death_megumibro
やってはいけないことをしたな。これは氏刑待ったナシ。ぶちころがすからな。

ファン3@kill_megubro
まだ生きてやがったのか。次の定例ライブで息の根を止めるからな。

【恵美ちゃん～！君の兄貴が意地悪するよ～】


恵美「兄貴何したの？アタシのツイッターのリプ欄に
　　　ファンが泣きついて来てるんだけど」

P「さあ？俺は知らないなぁ……」

恵美「そっかー」

琴葉「思うんだけど、恵美も大概プロデューサーに甘いよね？」

恵美「そうかなぁ？」

琴葉「絶対そう」

【楽しそうに話す姿が】


高坂「……」

二階堂「ふむ、それは一理あるな。だが……」

高坂「……」

二階堂「ふっ、馬鹿な。それでは……」




可憐「二階堂さん高坂さんの話してることが読唇術で本当に分かるんだ……」

朋花「……」

可憐（今、二階堂さんに向けて口パクで馬鹿って言った……）

【嫉妬の炎】


朋花「ずいぶん、楽しそうに話をしていたんですね」

二階堂「……？　どうした。なにか機嫌が悪そうだな」

朋花「べつに。全然機嫌なんて悪くないです。
　　　そんな憶測でものを言うなんて馬鹿なんですか」

二階堂「今日はやけにトゲがあるな。どうした？」

朋花「別に」

二階堂「篠宮くん。これはいったいどうしたというのだ」

可憐「すみません、分かりません」

朋花様は渋メンがお好きなのか

朋花さんそんな変態のどこに惹かれたんだい？