1: 2014/12/23(火) 18:50:50.47 ID:mo6XjiNX0
2: 2014/12/23(火) 18:52:43.19 ID:mo6XjiNX0
ドン!
ドン!
ドドドドドドドド!
茜「はいどうも~!」
麗花「はいどうも♪」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチ
茜「ぷっぷかにゃんにゃんのプリティーな方、茜ちゃんだよ!」
麗花「ぷっぷかちゃんちゃんのプリティーな方、茜ちゃんだよ!」
茜「麗花ちん!?」
麗花「うん?」
茜「『うん?』じゃないよ 芸名違うし名前も違うよ」
麗花「そうなの?」
茜「そうだよ」
麗花「まあそんなことは気にせずにいきましょう♪」
茜「顔だけでも覚えて帰ってね~」
3: 2014/12/23(火) 18:54:48.62 ID:mo6XjiNX0
麗花「そういえば茜ちゃん」
茜「はいはい」
麗花「最近は怖~いニュースをいっぱい聞くわね」
茜「そんなに聞く?」
麗花「すっごく聞くわよ~」
茜「例えばどんな怖いの?」
麗花「朝起きて、ご飯を食べると!」
茜「ほうほう!」
麗花「仕事に行くでしょ?」
茜「それで?」
麗花「仕事に行って、帰る!」
茜「あ、帰るの……それで?」
麗花「おやすみ♪」
茜「寝ないで!」
麗花「まだよ!」
茜「まだなの!?」
麗花「まだよ」
4: 2014/12/23(火) 18:56:04.15 ID:mo6XjiNX0
茜「寝るところからでいいじゃん!」
麗花「でも、それだと働いてないって思われちゃう…」
茜「怖い話で職業なんて気にしないからね?」
麗花「でも働いてなかったら怖くない?」
茜「それは怖いけど…」
麗花「あっ、そういえば私、夢があるんです」
茜「また唐突に…どんな夢なの?」
麗花「世界中の山に登って…」
麗花「登って…?」
麗花「おやすみ!」
麗花「なんでやねーん!」
茜「コラァー! 勝手に話を進めない!」
麗花「進んでた?」
茜「進んでるよ! ボケとツッコミを一人でやってたよ」
麗花「じゃあ二人でやる?」
茜「元からそうでしょ!」
麗花「ごめんなさいね」
5: 2014/12/23(火) 18:57:04.01 ID:mo6XjiNX0
茜「それで、山に登って?」
麗花「おいしい窒素と酸素と二酸化炭素を吸い込むの」
茜「その表現やめよ?」
麗花「もしかして、酸素嫌いなの?」
茜「そんなわけないでしょ!」
茜「酸素が無かったら氏んじゃうじゃん!」
麗花「そうなの?」
茜「そうだよ」
麗花「空気を目一杯吸い込んだら……やっほー!って」
茜「山の定番だね」
麗花「あ、これは違うの」
茜「違うの!?」
麗花「叫ぶ前の一言みたいな?」
茜「叫んでんじゃん!」
麗花「人工呼吸でも意気込むでしょ?」
茜「あれは空気を入れなきゃいけないでしょ」
麗花「窒素を?」
茜「言い方違う」
6: 2014/12/23(火) 18:59:06.72 ID:mo6XjiNX0
麗花「ちょっと人命救助の練習しない?」
茜「強引だね」
麗花「もしもを考えると、不安になっちゃって」
茜「じゃあ、まずは茜ちゃんがお手本やるから、麗花ちんは倒れてる人をやって」
麗花「うん、分かった」
スタスタ
茜「………………」
麗花「うっ…く、苦しい…」
茜「大丈夫ですか!?」
麗花「だ、大丈夫です…」
茜「大丈夫じゃないでしょ!」
麗花「のど飴が…のどに…」
茜「吐き出せー!」
茜「ほらトントン」
麗花「ゲホッゴホッ…あ、出てきた♪」
茜「嬉しそうに言わない」
麗花「食べる?」
茜「食べないよ!」
麗花「お持ち帰りですか?」
茜「いらない!」
麗花「じゃあ捨てちゃえ」ポイ
茜「捨てたらダメでしょ!」
麗花「じゃあ拾って?」
ヒョイ
茜「ゴミ箱に捨てます」
麗花「お箸は?」
茜「付けないよ!コンビニ弁当じゃないんだから」
8: 2014/12/23(火) 19:34:38.65 ID:mo6XjiNX0
茜「人命救助の話でしょ!」
麗花「そうだった!」
茜「じゃあ今度は茜ちゃんが倒れるから、救助してみて」
麗花「分かった」
スタスタ
麗花「………………」
茜「う…頭が…ドサ…」
麗花「あ、変な人! ばいばい!」
茜「助けろー!」
麗花「写メ撮ろ」
茜「撮らんでいい!」
ピロリン
茜「ピロリンじゃないよ!」
麗花「でも『頭が…』なんて言って倒れないでしょ?」
茜「言わないけ・ど、駆け寄って助ける!いい?」
麗花「はい」
9: 2014/12/23(火) 19:35:33.91 ID:mo6XjiNX0
スタスタ
麗花「………………」
茜「苦しい…バタ」
麗花「大丈夫!?」
茜「う……」
麗花「大変…! 息してない!」
麗花「心臓も止まってる…瞳孔も…!」
麗花「私は医者だ」スッ
麗花「お医者様!」
麗花「脳氏です」
チーン
茜「頃すなー!」
麗花「ダメだった?」
茜「氏んだら助けられないでしょ!」
麗花「ギリギリがいいの?」
茜「そうそう」
麗花「ギリギリで♪いつーも生きていたいから~♪」
「「Ah~↑」」
茜「言わせないで!」バシ
麗花「ノリノリじゃない♪」
スタスタ
麗花「………………」
10: 2014/12/23(火) 19:36:20.78 ID:mo6XjiNX0
茜「苦しい…バタ」
麗花「大丈夫ですか!もしもし!?」
茜「……」
麗花「大変…息してない!」
麗花「人工呼吸しないと!」
茜「ちょいちょい、その前に救急車呼ばないと」
麗花「しゃべった!」
茜「違うよ! 続けて」
麗花「救急車は…110」
茜「警察だよ!」
麗花「119…もしもし大変です」
麗花「息をしてない女の子が…はい…わかりました!」
麗花「もうすぐ来るからね…」
茜「そうそう、次は人工呼吸」
麗花「気道を確保、手を胸において息を吸う」
茜「そしてそれを…」
麗花「やっほー!」
茜「叫ぶな!」
11: 2014/12/23(火) 19:37:57.43 ID:mo6XjiNX0
麗花「フー!フー!」
茜「そうそういい感じだよ、いい感じ」
麗花「フー!フー!」
茜「苦しくなってきたよ、苦しく」
麗花「フゥゥゥゥゥゥウ!」
茜「吹きすぎ!」
麗花「そう?」
茜「ずっと吹いたら吸えないでしょ!」
麗花「それもそうね」
茜「酸素と二酸化炭素のバランス!」
12: 2014/12/23(火) 19:39:36.58 ID:mo6XjiNX0
麗花「それじゃあいくよ~」
麗花「ひっひっ、ふぅー!」
麗花「ひっひっ、ふぅー!」
茜「バランスはいいけど出産じゃない!」
麗花「産まれないの?」
茜「う、産まれる…!」
麗花「産まれるの!?」
茜「そっちが振ったんでしょうが!」
ポコン!
麗花「産まれた!」
茜「産まれた!?」
麗花「お箸は?」
茜「弁当じゃないからいらない!」
茜「赤ん坊にお箸つける店無いでしょ!」
麗花「じゃあかんぴょう付けとくわね」
茜「それヘソの緒!」
麗花「レバー味♪」
茜「血・の・あ・じ!」
麗花「あってるじゃない」
茜「あってたね」
13: 2014/12/23(火) 19:40:37.21 ID:mo6XjiNX0
麗花「ねぇ~そろそろ人工呼吸のやり方教えて♪」
茜「麗花ちんが逸らしまくってるんでしょうが!」
麗花「一発でやるから、お願い」
茜「本当に?」
麗花「本当に」
スタスタ
茜「苦しいっ…バタ」
麗花「大丈夫!?…息してない、119!」
茜「いい感じだよ…」
麗花「人工呼吸ね…フゥー…スゥー…」
茜「バランスナイス!イケイケゴーゴー!」
ピーポー
麗花「来た!こっちですよーやっほー!」
茜「ヤッホーいらないよ、でも良いよ!ラスト決めよう!」
麗花「ああ!駄目だ!」
茜「どうして!?」
麗花「温めてない!」
茜「コンビニ弁当か!」
茜「いい加減にしろ」
「「どうも、ありがとうございました」」
完
14: 2014/12/23(火) 19:43:37.59 ID:mo6XjiNX0
終わりだよー(o・∇・o)
好みが分かれる(予防線)ものです
↓書いたもの
P「あんぱん」
百合子「765事務所探偵倶楽部第一話!」美奈子「もっと食べたい」
好みが分かれる(予防線)ものです
↓書いたもの
P「あんぱん」
百合子「765事務所探偵倶楽部第一話!」美奈子「もっと食べたい」
18: 2014/12/23(火) 22:28:54.67 ID:7TG12OPWo
乙っした
引用元: 【ミリマス】ぷっぷかにゃんにゃん
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