1:◆KY3gML3ZAKhi 2013/06/16(日) 20:44:19.69 ID:FW71wGEV0
シンジ「えっ…?」シャカシャカ

シンジ「」ピッ……

シンジ「ゴメン、アスカ」スポッ

シンジ「よく聞こえなかったんだけど……。今、何て言ったの?」

アスカ「だからエスエムよ、エスエム。エスエムをしよっかって言ったのよ」

シン・エヴァンゲリオン劇場版


3: 2013/06/16(日) 20:56:45.81 ID:FW71wGEV0
シンジ「えっ!」

シンジ「いや、その…///」

シンジ「その………何で、急に?」

アスカ「別にたいして理由なんかないわよ」

アスカ「ほら、今日はミサトも仕事で帰ってこないって言ってたし、TVもつまらないし、やる事もなくて退屈だから、暇潰しにエスエムでもしようかって言ってるのよ」

シンジ「暇潰しにやるような事じゃないと思うけど……」

アスカ「アンタ、バカァ? ドイツじゃエスエムなんて日常茶飯事よ。暇潰しにやる事に決まってるじゃない」

4: 2013/06/16(日) 21:05:56.56 ID:FW71wGEV0
シンジ「いや、でも…///」

シンジ「その…///」

アスカ「なに、嫌なの? それとも、お母さんの命日に女の子とエスエムするのがそんなに怖いの?」

アスカ「天国のお母さんが見てるかもしれないーってwwww バッカじゃない?」

シンジ「」カチン

シンジ「べ、別に怖くなんかないよ! エスエムぐらい!」

アスカ「…あっ、そう。じゃ、始めましょうか」

シンジ「……いいよ」スクッ

7: 2013/06/16(日) 21:20:32.44 ID:FW71wGEV0
アスカ「それじゃあ先に聞くけどさ、シンジ。アンタ、SかMかどっち?」

シンジ「えっ…?」

アスカ「アンタ、バカァ? エスエムをやるんだからどっちがSでどっちがMか決めないといけないでしょうが」

アスカ「で、どっちなのよ? S? M?」

シンジ「えと………」

シンジ「…どっちだろ………?」

アスカ「」ハァ…

アスカ「アンタってホントにバカね。自分でそんなのもわからないの?」

シンジ「えっ…。だ、だけど……」

アスカ「だから、私をいじめたいか、私にいじめられたいか、どっちよ? さっさっと決めなさいよ」

8: 2013/06/16(日) 21:38:50.48 ID:FW71wGEV0
シンジ「その………」

シンジ「アスカをいじめたいって僕は思わないし……」

アスカ「じゃあ、あんたがMでいいわね?」

シンジ「あっ、でも……」

アスカ「でも、何よ?」

シンジ「その……アスカにいじめられたいとも僕は思ってないから……」

シンジ「だから………」チラッ……

アスカ「」イライラ

アスカ「あー、もういいわ。それなら私が勝手に決めるから。何か文句ある?」ギロッ

シンジ「あ、ううん。別に………」オドオド

9: 2013/06/16(日) 21:49:41.24 ID:FW71wGEV0
アスカ「それじゃあ、どうしようかな……」

アスカ「普段は私Sだから、そのままじゃ面白くないし……」

アスカ「って事で、今日はアンタがS役に決めたわ。いいわね?」

シンジ「えっ……」


シンジ「…………」

アスカ「…………」



シンジ「えと………アスカ」

アスカ「何よ?」

シンジ「それって、僕がアスカをいじめる役になるって事だよね……?」


アスカ「は?」

シンジ「え、だから、その……」

シンジ「一応、確認っていうか……」

アスカ「」ハァ…

アスカ「アンタってホントにバカなの? それ以外どんなとらえ方があるっていうのよ?」

シンジ「いや、僕もそう思ったんだけど……。でも、なんかその………」

シンジ「…すごい意外だったから……いいのかなって………」チラッ…

アスカ「私がいいって言ってるんだから、いいに決まってるでしょう。そんな下らない事言ってないで、わかったらさっさと準備をしなさいよね。こちとら暇をもて余してるんだからさ」

シンジ「あ、うん、ごめん……」


シンジ「…………」



シンジ「……準備?」

10: 2013/06/16(日) 22:12:30.27 ID:FW71wGEV0
シンジ「あの……アスカ。……準備って何…?」

アスカ「アンタ、バカァ? エスエムをするんだから、道具を使うに決まってるじゃない。まずはそれを用意してきなさいよ」

シンジ「用意って……」

シンジ「その……何を持ってくればいいの?」

アスカ「……アンタ、まさかエスエムを一回もした事ないとか言うんじゃないでしょうね」

シンジ「あ、その……」

アスカ「……やっぱりね。これだから日本人は。内向的と言うか、消極的と言うか、その年になるまでエスエムを一回もした事ないとか、信じられないわね」

シンジ「し、仕方ないじゃないか! ここは日本なんだから…!」

アスカ「……まあ、いいわ。それじゃあ、特別にこのアスカ様が教えてあげるから、今から私の言う物を持ってきて」

シンジ「わ、わかったよ……」

19: 2013/06/18(火) 22:23:55.39 ID:Ml6lVChp0
ー 5分後 ー

シンジ「アスカー、持ってきたけど…」

アスカ「遅いわよ、シンジ。いつまで私を待たせる気よ」

シンジ「ご、ごめん……。ちょっとわかりにくいところに置いてあったから」

アスカ「まあ、いいわ。それじゃ、はい」クルッ

シンジ「?」

シンジ「急に後ろを向いてどうしたの、アスカ?」

アスカ「アンタが持ってきたタオルを使って、私の手を後ろで縛るのよ。ほら、手を後ろ向きにしてるから、早くしなさいよね」

シンジ「あっ、うん……」スッ…

グルグル、キュッ

シンジ「これでいい?」

アスカ「んー……。もう少し強めにかな。これだと緩すぎて、力を入れたらすぐにとれちゃいそうだから」

シンジ「そう? ……じゃあ、これぐらい?」ギュッ!!

アスカ「イタタタタ!! バカ! 強すぎよ!! 女の子なんだから、もっと優しく扱いなさいよ!!」

シンジ「ご、ごめん! ちょっとだけ緩めるから」

シンジ「」クイッ、ギュッ……

シンジ「これで大丈夫?」

アスカ「ん……。まあ、こんなものね。それじゃ、次はアイマスクを私につけて」

シンジ「うん……」ヒョイッ、スチャッ…

シンジ「これでいい?」

アスカ「うん、見えない。OKね」

アスカ「それじゃ、シンジ。早速、始めていいわよ」

20: 2013/06/18(火) 22:42:23.86 ID:Ml6lVChp0
シンジ「あの……。アスカ。始めるって……何を?」

アスカ「最初に言った通り、エスエムよ。アンタがS役なんだから、アンタが始めなきゃいつまで経っても始まらないでしょうが」

シンジ「あの……でも、僕……。エスエムをした事ないから、何をしていいかわからないんだけど……」

アスカ「別に、深く考えずにアンタがしたいと思う事をすればいいのよ」

シンジ「したいと思う事って……」

シンジ「えと……そんな事、急に言われても、すぐには思いつかないし…」

アスカ「アンタ、バカァ? アンタだって一応、年頃の男なんでしょ? 目の前には縛られて目隠しされてるアスカ様がいるのよ。それを見て、何かしたいとか思わないわけ?」

シンジ「いや、その……///」

シンジ「そういう訳じゃないけど、でも……///」

シンジ「何かしたら、その……。アスカに蹴られそうだし……」

アスカ「」イラッ

アスカ「大丈夫よ。よっぽどの事をされない限りは蹴らないから。それよりも、さっさとしない方がイライラするから早く始めて」

シンジ「えっと、じゃあ……」

シンジ「その……キス、してもいい?///」

アスカ「///」

アスカ「……き、聞かなくていいから、早くしなさいよ…//」ボソッ

シンジ「う、うん……///」スッ…

アスカ「///」ドキドキ


チュッ…


アスカ「…ん///」

シンジ「…///」

21: 2013/06/18(火) 23:05:13.98 ID:Ml6lVChp0
シンジ「///」

アスカ「///」


シンジ「……その、やっぱり少し恥ずかしいね。こういうのって」

アスカ「そんな事、わざわざ言わなくていいから//」

シンジ「あ、ごめん…」

アスカ「別にいいわよ// 謝らなくても……///」

シンジ「そう…? それなら良かったけど…//」

アスカ「うん……//」コクッ…


シンジ「…………」

アスカ「…………」


シンジ「…………」

アスカ「…………」


アスカ「……シンジ、その………//」

シンジ「何?」

アスカ「……続き、は…?//」ボソッ…

シンジ「?」


シンジ「…続き?」


アスカ「え?」

シンジ「え?」

22: 2013/06/18(火) 23:23:58.70 ID:Ml6lVChp0
アスカ「シンジ。アンタ、バカじゃなくてガキなの? キスして終わりってどういう事よ!」

シンジ「え……」

シンジ「その……他にもしていいの?」

アスカ「いいから私は今こんな状態になってるんでしょうが。バカなのもいい加減にしなさいよ!」

シンジ「あ、ごめーー」

アスカ「謝らなくていいから! さっさとしなさいよ、もう!」

シンジ「えと……じゃあ………」

シンジ「」スッ


チュッ…

アスカ「ん……//」

アスカ(あ……シンジの舌が…………///)


アスカ(ん…//// ……気持ちいい…………///)


シンジ「」スッ……

アスカ「あ…………」


シンジ「…あ、あの………アスカ…////」

アスカ「……な、なによ…?////」


シンジ「……その……大人のキスって……こんな感じで良かった…かな……?///」

アスカ「ん……まあ、そんなものね…/// 初めてにしては……まあまあよ…///」

シンジ「良かった…少し心配だったんだ……」ホッ…

アスカ「…バカ……///」


シンジ「…………」

アスカ「…………」


シンジ「…………」

アスカ「…………」



アスカ「シーンジー…!!」

シンジ「…えっ?」キョトン

23: 2013/06/18(火) 23:38:52.37 ID:Ml6lVChp0
アスカ「アンタ、何でそこで終わりにするのよ! これじゃあ、私、ずっとおあずーー」

アスカ「/////」

シンジ「アスカ? どうしたの?」

アスカ「な、何でもないわよ!! それより、シンジ!! これじゃあちっともエスエムになってないでしょうが!! アンタ、私にしたい事ってキス以外にないの!?」

シンジ「あ、えと……//」

シンジ「その……//」

シンジ「あるにはあるんだけど……//」

アスカ「だったら、それをすればいいじゃないの! 何でしないのよ!」

シンジ「えと……////」

シンジ「あの……////」モゴモゴ

アスカ「あー、もう、じれったいわねー! その優柔不断な性格、いい加減に直しなさいよね!」

シンジ「ご、ごめーー」

アスカ「そうやってすぐに謝る!」

シンジ「あ、えと、でも……アスカ怒ってるし………」

アスカ「怒ってないわよ! だから謝らないでよ!」

シンジ「う、うん……」

アスカ「」イライラ

27: 2013/06/19(水) 19:29:33.21 ID:fJOr7xYY0
アスカ「で、シンジ。アンタがしたい事って何よ。何でそれをしないのよ」

シンジ「その…………。あの……///」

シンジ「……へ、変な事するとさ……///」

シンジ「アスカに蹴られそうだし……」チラッ

アスカ「はあ?」

シンジ「あっ、でも、変な事って言っても、顔に落書きしたりとか、鼻をつまんでみたりとか、そういう事じゃないんだ。もっと、なんて言うか、その……」

シンジ「…大人が夜にやるような事とか……///」ボソッ

アスカ「/////」カアッ

28: 2013/06/19(水) 19:46:26.91 ID:fJOr7xYY0
アスカ「バカ……改めて言われると、私まで恥ずかしくなるじゃない//」

アスカ「と、とにかく、アンタがしたいと思ってる事を私に好きにすればいいのよ///」

アスカ「私は抵抗しないし、したくてもどうせ出来ないんだから///」



アスカ「だから、その……///」モジモジ…

アスカ「……私は今…アンタのオモチャになってるんだから、私で好きに遊びなさいよね/////」ゴニョゴニョ

シンジ「/////」カアッ


シンジ「あ、あのアスカ// オモチャって……///」

アスカ「う、うるさい!/// エスエムなんてそういうもんなのよ!/// 二回も言わないでよ、バカ!!///」

シンジ「ご、ごめん……」

アスカ「謝るなって言ってるでしょうが! アンタ、S役なんだから、なに言われても謝らなくていいのよ! いいわね!」

シンジ「うん……その…………わかった」

アスカ「じゃあ、ほら……。続き、しなさいよ//」

シンジ「えっと…………しても、怒らない?」

アスカ「怒らないから」

シンジ「……蹴らない?」

アスカ「蹴らないから」イライラ

シンジ「だけど、アスカ。そう言ってたのに、前に僕を蹴ってきた事あるし……」

アスカ「あー、もう!わかったわよ!」

アスカ「シンジ、もう一回お風呂場に行って、タオルをもう一枚持ってきて! それで私の足を縛りなさいよ! そうすれば絶対に蹴れないから、アンタも安心して出来るでしょう!」

シンジ「……いいの、アスカ?」

アスカ「いいわよ! だから早くしてよ!」

シンジ「うん、わかった。じゃあ、ちょっとだけ待っててね」テクテク



アスカ「もう!/// バカ!///」

29: 2013/06/19(水) 20:00:55.10 ID:fJOr7xYY0
ー 2分後 ー

シンジ「じゃあ、アスカ。足を縛るからそっちのソファーに座ってもらえる」

アスカ「シンジ。私、目隠しされてるんだから、そっちとか言われたってわかんないわよ。誘導ぐらいしなさいよね」

シンジ「ああ、うん、ごめん。えっと……じゃあ背中押すから…………背中触っても大丈夫?」

アスカ「いいわよ、別に」

シンジ「あ、うん。じゃあ、ゆっくり押してくから、転ばないよう気をつけてね」スッ……

アスカ「わかってるわよ」

シンジ「こっち、アスカ」クッ……

アスカ「うん……」ヒョコ……ヒョコ……


シンジ「そこで止まって」

アスカ「うん……」ピタッ


シンジ「で、後ろを向いて」

アスカ「ん……これでいい?」クルッ


シンジ「うん。大丈夫。で、そのまま座って」

アスカ「……座るの?」

シンジ「?」


シンジ「うん……そうだけど」



アスカ「……シンジ。一応聞くけど、ホントにこの後ろソファーでしょうね? 何もないとか、そういう事はないわよね?」

シンジ「アスカ、ひどいよ。今まで僕がアスカに嘘をついた事なんてあった?」

アスカ「……ミサトならともかく、アンタが言うと妙な説得力があるわね」

アスカ「わかったわよ……座るから」ソッ……

モフッ…


シンジ「ほら。ソファーだったでしょ?」

アスカ「はいはい。疑って悪かったわよ。見えなくて不安なんだから、確かめたくなるのはしょうがないでしょうが。男のくせに、いちいちしつこいのよ、アンタは」

シンジ「あっ、ごめん……つい……」

アスカ「シンジ。謝らなくてもいいってさっきから何回も言ってるでしょう。それより、足を縛るんだったらさっさとしなさいよ」

シンジ「うん……わかった」スッ……

30: 2013/06/19(水) 20:18:13.19 ID:fJOr7xYY0
グルグル、ギュッ

シンジ「……アスカ。足、縛り終わったけど、今度はきつくない?」

アスカ「……うん、まあ、大丈夫よ」


アスカ「それじゃ……続き、しなさいよね//」

シンジ「うん…///」コク…


シンジ「えっと……//」

シンジ「耳……なめるからね、アスカ//」スッ……

アスカ「だから、いちいち言わなーーんっ///」ビクッ


ペロッ……


アスカ「やだ…/// やめてよ、シンジ/// 」

シンジ「え! ご、ごめん!」ピタッ


アスカ「え…………」

シンジ「…?」



アスカ「アンタ、バカァ!!」

シンジ「な、何でだよ! 怒らないってさっき言ったばかりじゃないか! アスカの嘘つき!」

31: 2013/06/19(水) 20:30:25.05 ID:fJOr7xYY0
アスカ「や、やめてって言ったのは演技よ! 演技! 本当にやめるバカがどこにいるのよ!!」

アスカ「私はM役なんだから、嫌がるフリをするのは当たり前でしょうが!! エスエムってえのは、そういうものなのよ! バカシンジ!!」

シンジ「だ、だったら、最初からそう言ってくれなきゃダメじゃないか! 僕はエスエムなんてした事ないんだから、そんなのわかる訳ないよ!」

アスカ「う、うるさいわね! アンタ、初めてエヴァに乗った時もいきなりシンクロしたから、わかると思ったのよ!」

シンジ「エヴァとエスエムじゃまるで違うよ! 最初に説明してもらわなきゃ、わからないよ!」

アスカ「男だったら、つべこべ言うんじゃないわよ! とにかく、早く続き! ほら!」クイッ……

シンジ「わ、わかったよ、もう…!」スッ……

アスカ「何でアンタが逆ギレしてーーんっ!」



ピーッ、ピーッ、ピーッ

シンジ「あっ、洗濯物が終わった。取り込まないと」スッ……テクテク……

アスカ「…………」



アスカ「ちょっと、シンジ!! 待ちなさいよ、このバカァ!!!」

32: 2013/06/19(水) 20:44:43.97 ID:fJOr7xYY0
シンジ「な、なに、アスカ? 急に大きな声出して…」

アスカ「なに、じゃないわよ! 洗濯物なんか、今は放っておけばいいでしょうが!! なんで毎回途中でやめちゃうのよ!!」

シンジ「え、だ、だけど……洗濯物って、洗い終わったらすぐに洗濯機から出さないと、しわくちゃになるし、臭いもついちゃうし……」

アスカ「そんなのどうでもいいわよ! 今は私の相手をしなさいよね!」

シンジ「よくないよ! また僕が洗い直さないといけないんだよ! それに、放ったままにしておいたら、気になってアスカだけに集中出来ないよ!」

アスカ「私だけ?//」ドキッ


アスカ「んー……。むう……」プクー

シンジ「ね、お願いだよ、アスカ。出来るだけ早く洗濯物を片付けるからさ。だから待っててよ」

アスカ「…………わかったわよ。でも、本当にすぐに片付けるのよ。いい?」

シンジ「うん。ちょっと待っててね」ニコッ

シンジ「」テクテク……



アスカ「……ねえ、シンジ。目隠しされてて見えないから気のせいかもしれないけど、アンタ、もしかして普通に歩いてない? 本当に急いでる?」

シンジ「そんな事ないよ。走ってるよ。本当に急いで終わらせるから、もう少しだけ待っててね、アスカ」テクテク

アスカ「……そうなの…? まあ、わかったけど……」

35: 2013/06/19(水) 21:28:38.79 ID:yWFdG1jXo
シンちゃんがシンちゃん過ぎるwwww

36: 2013/06/19(水) 22:31:18.64 ID:s9nsNlfAO
いきなり放置プレイとは

38: 2013/06/24(月) 22:31:01.84 ID:SqOAg0Pq0
ー 10分後 ー

アスカ「むー……」

シンジ「♪」

アスカ「シンジ、まだー」

シンジ「もうちょっとだから、あと少しだけ待ってて」テクテク

シンジ「よいしょっと」ポイッ、ポイッ

アスカ「……?」

シンジ「これで良し」バタン、カチッ

ウィーン……

ゴウンゴウン……
ゴウンゴウン……

アスカ「…………」

アスカ「……あのさ、シンジ」

シンジ「何?」

アスカ「……アンタ、ひょっとして洗濯物を乾燥機の中に入れたりとかしてないでしょうね?」

シンジ「えっ? そうだけど……それがどうかしたの?」

アスカ「アンタ、バカァ!? そんなのしたら、また15分後ぐらいに乾燥機が終わったとか言って、途中でやめにするんじゃないの?!」

シンジ「あっ……」

アスカ「あっ、じゃないわよ! どんだけバカなのよ、アンタは!!」

シンジ「…………そういえば、そうだよね。ゴメン、アスカ。気がつかなかったんだよ」

アスカ「だったら、今すぐ止めなさいよ! 乾燥機を!!」

シンジ「でも……」


シンジ「……やっぱり、洗濯物を濡れたままにはしておけないしさ。お願いだから、アスカ。もう少しだけ待っててくれないかな?」

アスカ「ぜーったい、嫌! もう充分待ったもん、私!」

シンジ「えと…………困ったなあ……どうしよう……」

39: 2013/06/24(月) 22:47:00.05 ID:SqOAg0Pq0
シンジ「そうだ、アスカ。こうしようよ。乾燥機が終わるまでの間、僕がアスカの言う事を何でもきくから」

アスカ「」ピクッ

シンジ「だから、もう少しだけ待っててくれないかな? お願いだよ、アスカ」

アスカ「……」

アスカ「……それ、何でもって言ったら、本当に何でもでしょうね?」

シンジ「あ……えっと…………」

シンジ「その……僕に出来る事だったら何でも…かな?」

シンジ「あと、乾燥機が終わるまでの15分か20分ぐらいの間だけだけど……」

アスカ「むー…………」

シンジ「それじゃ、ダメかな……?」

アスカ「んー…………」

アスカ「…………わかったわよ、しょうがないわねえ。それで我慢してあげるわよ」

シンジ「良かった…」ホッ

40: 2013/06/24(月) 23:08:02.97 ID:SqOAg0Pq0
アスカ「じゃあ、シンジ。とりあえず、この目隠しとか外してよ。それからしたい事、考えるから」

シンジ「?」



アスカ「シンジ?」



シンジ「えと……外さなきゃダメなの?」

アスカ「なに、あんた、もしかして外さない気だったの?」

シンジ「だ、だって、外したら……その……」

シンジ「ひょっとしたらアスカの気が変わって、もう二度とこんな事してくれなくなるかもしれないし……」

アスカ「…………」

アスカ「へー……そうなんだ。つまり、シンジは私とこの続きをしたいと思ってるのね?」

シンジ「そりゃ……その……//」

シンジ「そうだよ///」


シンジ「だってしょうがないじゃないか//」ボソボソ

シンジ「僕だって……その…………男だし……//」ボソボソ

シンジ「それに、アスカ、こんなに可愛いから//」ボソボソ

アスカ「///」ドキッ

アスカ「ふ、ふーん……。まあ、私が可愛いのは当然として…//」

アスカ「それにしちゃあ、さっきから、ずいぶんと私をほったらかしにしてるんだけど、これはどういう事なの?」

シンジ「あ……だって……その……//」

アスカ「…だって、何よ? 男だったらはっきり言いなさいよ」

シンジ「その……僕はアスカと違って、色々と初めてだから……その…//」ボソボソ

シンジ「焦ったりとかして……アスカの前で恥とかかきたくなかったし…//」ボソボソ

アスカ「…………」キョトン

アスカ「……」クスッ

アスカ「アンタって本当にバカねえ。そんな事心配してたの?」

シンジ「し、仕方ないじゃないか! 初めてなんだから! そうじゃないアスカに僕の気持ちなんかわかんないよ!」

アスカ「べっつにー。そんな事ないわよ。だって、私も初めーー」

アスカ「///」ゲフッ、ゴフンッ

シンジ「?」

41: 2013/06/24(月) 23:17:48.47 ID:SqOAg0Pq0
アスカ「と、とにかく!//」

アスカ「アンタはそんな心配なんかしなくてもいいのよ。アンタがどんな失敗したって、私は絶対に笑わないし、バカにしたりとかしないから」

アスカ「だから、その……アンタの好きなようにしなさいよ//// 私だって……シンジに好きなようにされたいんだから/////」

シンジ「/////」カアッ


シンジ「えと……アスカ……///」

アスカ「あー、もう!/// アンタの言いたい事はわかってるから黙っててよ!/// 女の子にこんなセリフを言わせないでよ、バカ!!/////」

シンジ「…う、うん……///」

42: 2013/06/24(月) 23:36:21.88 ID:SqOAg0Pq0
シンジ「えと……その……アスカ……//」

アスカ「な、何よ?//」

シンジ「乾燥機が終わった後でさ……その……//」

シンジ「……アスカを……僕の…したいようにするからさ……//」ボソボソ

シンジ「あ、でも、出来るだけ、アスカを大事にはするよ//」

アスカ「/////」カアッ……

シンジ「その……だから……//」

シンジ「今は……アスカがしたい事を言ってくれれば……//」

アスカ「う、うん……///」コクッ…



アスカ「じゃあ……その……シンジ//」モジモジ…

シンジ「何?」

アスカ「……もう、このままでいいからさ…//」

アスカ「……私を…ギュッってしてよ…///」

シンジ「……?」キョトン


シンジ「首を?」


アスカ「ち、違うわよ! バカァ!///」

アスカ「私を抱きしめなさいって言ってるのよ!///」

シンジ「あ…///」


シンジ「うん……わかった///」コクッ…

シンジ「」ソッ……

アスカ「///」ドキドキ、ドキドキ…


ギュッ……


アスカ「ん…///」ピクッ…

シンジ「……アスカの体……柔らかいね//」

アスカ「…それ…本当…?///」ドキドキ

シンジ「うん…// こうしてると…守ってあげなきゃいけない女の子なんだなって思う//」

アスカ「////」


アスカ「あ、ありがと…/////」モジモジ…

47: 2013/06/29(土) 18:08:17.67 ID:G4FYW9AJ0
アスカ(……シンジの腕の中……気持ちいい……//)

アスカ(…このまま…キスして欲しいけど……///)

アスカ(……でも、それされたら……//)モジモジ……

アスカ(…私……きっと、またさっきみたいに続きをしてって言っちゃうだろうし…/////)カアッ…

アスカ(うぅ…////)モジモジ……

アスカ(シンジのバカァ……)

アスカ(私がどれだけの覚悟で、エスエムしよっかなんて言ったと思ってるのよ……!//)

アスカ(私からじゃ、恥ずかしくて色々出来ないから、アンタにS役を譲ったのに……!//)

アスカ(途中で終わるってわかってて、今、キスしてとか言える訳ないじゃない……!//)

アスカ(うぅ……////)モジモジ……

49: 2013/06/29(土) 18:46:46.99 ID:G4FYW9AJ0
シンジ「……ねえ、アスカ…///」

アスカ「な、何よ……///」

シンジ「……次、僕はどうすればいい?//」

アスカ「…………じゃあ……その……//」モジモジ……

アスカ「……キ」

アスカ「うー……///」

シンジ「?」

シンジ「…どうしたの、アスカ?」

アスカ「何でもないわよ!//」

シンジ「……?」

アスカ「じゃあ……その……」

アスカ「…………耳かき……してよ……//」ブスッ……

シンジ「耳かき?」

アスカ「今日しようと思って忘れてたの!// だけど、今、手足が縛られてるから出来ないでしょ! だから、アンタが私の代わりにするのよ!//」

シンジ「あ、うん……」

シンジ「じゃあ、耳かき持ってくるからちょっと待っててね」スッ……

アスカ「あ…………」

シンジ「何? アスカ?」

アスカ(もうちょっとだけ……ギュッって……)

アスカ「」ブンブン ← 首ふり

アスカ「何でもない!// 早く持ってきて!!//」

シンジ「う、うん……」

50: 2013/06/29(土) 19:12:22.46 ID:G4FYW9AJ0
シンジ「アスカ、持ってきたから……えっと……」

アスカ「それじゃ、シンジ、私の隣に座って」

シンジ「あ、うん……」ストッ……

アスカ「えっと……アンタはここか」ペタペタ

シンジ「あっ、ちょっとアスカ// 顔、触ってる///」

アスカ「しょうがないでしょ、見えないんだもん。……シンジ、ちょっとそのままじっとしててね」

シンジ「う、うん……//」

アスカ「よいしょっと……」ゴロ……

アスカ「うん……// いいわよ、耳かきしても//」

シンジ「あ、あの……アスカ……// これって膝枕って言うんじゃ……//」

アスカ「じゃあ、アンタ、それ以外にこの状況で耳かきする方法があるって言うの?//」

シンジ「いや、ないと思うけど……//」

アスカ「だったら、いいじゃない// 耳かき……してよ///」

シンジ「う、うん……」ソッ……

シンジ「アスカ、耳触るからね……」

アスカ「触る以上の事を散々しといて、今更何で断りいれるのよ……バカ//」

シンジ「あ…///」

シンジ「うん……//」


シンジ「」カキ……カキ……


シンジ「……アスカ、痛かったら痛いって言ってね」

アスカ「うん、大丈夫……//」


シンジ「」カキ……カキ……


アスカ「あんたの足……意外と筋肉質なのね……。想像してたより、ちょっと固い……」

シンジ「……寝心地、悪かった?」

アスカ「悪い訳じゃないけど……。アンタもやっぱ男なんだなって、それだけよ」

シンジ「よくわからないけど……。誉めてもらったって事でいいの?」

アスカ「鈍感// それぐらい自分で判断しなさいよね」

アスカ「…………」

アスカ「わかってると思うけど……けなした訳じゃないから…//」

シンジ「うん、わかってるよ。ありがとう、アスカ」ニコッ

アスカ「別に……大した事言ってないわよ……//」

51: 2013/06/29(土) 19:23:54.06 ID:G4FYW9AJ0
シンジ「アスカ、片方終わったから、次、反対側ね」

アスカ「あ、うん……逆向きに寝っ転がればいい?」

シンジ「……それだと僕がちょっと困るかな……。僕が反対側に移るから、一度起こすよ」

アスカ「うん……」コクッ……

シンジ「よいしょっと……」←抱きかかえ

アスカ「あ……//」

シンジ「で、僕が移動して……」スクッ、スタスタ……ストッ

シンジ「いいよ、アスカ」

アスカ「えっと……ここ?」ペタペタ

シンジ「あ、うん……//」

アスカ「……じゃ、寝るから……」ゴロン……


シンジ「」カキ……カキ……


シンジ「」カキ……カキ……


アスカ「ねぇ…シンジ……」

シンジ「何?」

アスカ「私の髪ってさ……」

アスカ「その……シンジから見て、綺麗だったりする?//」

シンジ「……綺麗だよ」ニコッ

アスカ「だったら……その……」

アスカ「髪……触ってみる?//」

シンジ「……いいの?」

アスカ「///」コクッ……

シンジ「」ソッ……

シンジ「……アスカの髪……サラサラだね」ニコリ

アスカ「…ありがと///」コクッ……


サラッ……サラッ……


アスカ「シンジ…//」

シンジ「何?」

アスカ「……頭を撫でたりとかも一緒に…///」

シンジ「…………うん//」


ナデナデ……


アスカ「♪///」

52: 2013/06/29(土) 20:19:01.62 ID:xOwj/kVf0
アスカ「ねぇ……シンジ……///」

シンジ「どうしたの、アスカ?」

アスカ「私の事……///」ゴニョゴニョ……

アスカ「好き…?/////」ゴニョゴニョ……

シンジ「………………」


シンジ「」チラッ…… ←時計を見る

シンジ(あと1分ぐらいか……)

シンジ(それなら、話を引き延ばして……)


シンジ「…………アスカ」

アスカ「な、何…?///」ドキドキ、ドキドキ

シンジ「その…………」

アスカ「うん…///」ドキドキ、ドキドキ

シンジ「アスカの声が小さくてさ……。さっき、よく聞こえなかったんだけど……」

シンジ「……何て言ったの?」

アスカ「だからその……////」ゴニョゴニョ……

アスカ「私の事……好ーー」


ピーッ、ピーッ、ピーッ


シンジ「あっ、乾燥機が終わった。ごめんね、アスカ。一旦、どかすよ」ヒョイ

シンジ「すぐ片付けてくるから、待っててね」ニコリ

シンジ「♪」スタスタ……


アスカ「」プルプル……



55: 2013/06/29(土) 21:09:40.11 ID:TVA+fjkyo
このシンジは出来る子

56: 2013/07/02(火) 18:54:18.43 ID:0MeWOAyR0
アスカ「シンジー!」ジタバタ!

シンジ「ん?」キョトン

シンジ「どうしたの、アスカ?」

アスカ「どうしたのじゃなくて! 何で話を最後まで聞いてくれないのよ!」ジタバタ!!

シンジ「あ、ゴメン……。じゃあ今聞くね」ニッコリ

シンジ「何、アスカ?」

アスカ「な、何って、その……//」

アスカ「うー…!////」

アスカ「今、こんな雰囲気で言える訳ないじゃない! バカァ! もういいわよ!!」←半泣き

シンジ「…………」

シンジ「……変なアスカ」クスッ

アスカ「もぉー!!」ジタバタ!!

シンジ「……それじゃ、アスカ。僕、洗濯物出して、たたんじゃうからちょっと待っててね」

アスカ「うー!!」ジタバタ!!

アスカ「うがぁー!!」カジカジ ←クッションに噛みついて八つ当たり

57: 2013/07/02(火) 19:02:28.08 ID:0MeWOAyR0
シンジ「♪♪」←洗濯物たたみ中

アスカ「」ガジガジ ←クッション噛み中


シンジ「…………」チラッ…

シンジ「……アスカ、いつまでそうしてるの?」

アスカ「」プイッ

アスカ「」カジカジ、カジカジ

シンジ「…………」


シンジ「あの……ゴメンね。アスカ」

アスカ「…………」


アスカ「」カジカジ……

シンジ「アスカがさ……。何で怒ってるのか僕にはわからないけど……でも、僕のせいなんだよね?」

アスカ「」カジカジ……

シンジ「その……この洗濯物たたむのが終わったらさ。本当にもう、やらなきゃいけない事は何もないから……」

アスカ「……」カミカミ……

シンジ「ずっとアスカだけ…見てるようにするから……//」

アスカ「///」カミカミ……

シンジ「女の子として……// 僕はアスカの事が一番大事だからさ……///」

アスカ「/////」カミカミ、カミカミ ←クイックモーション

シンジ「その……///」

シンジ「……後で、僕の部屋のベッドにアスカを連れてってもいいかな?////」

アスカ「////////」ボンッ!!


アスカ「///////」コクコク……

シンジ「良かった///」

シンジ「じゃあ、もう少しでたたみ終わるから、あとちょっとだけ大人しく待っててね、アスカ//」ニコリ

アスカ「/////」コクン……

58: 2013/07/02(火) 19:08:22.74 ID:0MeWOAyR0
ー 5分後 ー

シンジ「それじゃ、アスカ…//」

アスカ「/////」ドキドキ

シンジ「僕の部屋のベッドまで運ぶから、大人しくしててね///」

アスカ「うん…/////」コクン…

シンジ「」ソッ…… ←手をアスカの背中と足に

アスカ「//」ビクッ

シンジ「アスカ、動かないで…」

アスカ「……ゴメン、つい…////」モジモジ……

シンジ「いいよ、そんな謝らなくても」ニッコリ

アスカ「///」


シンジ「それじゃ持ち上げるね、アスカ……」←お姫様抱っこ初挑戦

アスカ「あ…///」ヒョイ……

シンジ「……」

アスカ「♪…////」←憧れのお姫様抱っこにご満悦

シンジ(…………アスカ、意外と重い……!)←こっちは結構、いっぱいいっぱい


シンジ「」トコ……トコ……

シンジ「」フラ……フラ…… ←余裕を見せたいので、無言

アスカ「////」キュンキュン♪ ←とっても満足


何だかんだでシンジの部屋まで

59: 2013/07/02(火) 19:13:06.47 ID:0MeWOAyR0
ー シンジの部屋 ー

シンジ「アスカ、ベッドに下ろすね」

アスカ「///」コク…

シンジ「」ソッ……

アスカ「///」ポフッ……

シンジ「アスカ……もう少し奥に行って」

アスカ「うん…///」コロン……

シンジ「後ろで縛られてる手……痛くない?」

アスカ「大丈夫……// ベッド、柔らかいし…//」

シンジ「うん……。でも、痛くなったらすぐに言ってね……」

アスカ「うん……///」コクン……


63: 2013/07/02(火) 19:33:32.42 ID:0MeWOAyR0

Prrrrrr、Prrrrrr、Prrrrrr


シンジ「あっ、電話だ。誰からだろ?」サッ、トコトコ……

アスカ「」



アスカ「もうやだ! こんなのぉ!!!」ジタバタ

おわり

25: 2013/06/18(火) 23:42:18.07 ID:H65YETlTo


これは童Oを装ったシンジの巧みなる攻めだわ。

26: 2013/06/19(水) 00:01:50.15 ID:Xp3uod+fo
この焦らしプレイはなにか違う

37: 2013/06/19(水) 22:34:41.01 ID:fAVP90GUo
これアスカいいように弄ばれてるな

46: 2013/06/25(火) 00:07:06.19 ID:dtYkwKZK0
天然の焦らし。アリだな

引用元: アスカ「ねえ、シンジ…。しよっか…」